SSブログ

自動車(一般)(その1)(EV大手テスラ、ささやかれる「拙速な製造」のツケ、ダイムラー筆頭株主に躍り出た中国吉利の「秘密工作」) [産業動向]

今日は、自動車(一般)(その1)(EV大手テスラ、ささやかれる「拙速な製造」のツケ、ダイムラー筆頭株主に躍り出た中国吉利の「秘密工作」)を取上げよう。

先ずは、Alexandria Sage氏が昨年12月6日付けロイターに掲載した「焦点:EV大手テスラ、ささやかれる「拙速な製造」のツケ」を紹介しよう。
・米電気自動車(EV)大手テスラの新型セダン「モデルS」やスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」は、カリフォルニア州フレモント工場の組立ラインを離れた後、もう1度足止めを食らうのが当たり前だという。  製造における欠陥を修正するためだ。 このような欠陥修正を抜きにしては高級車種が出荷できない状況が常態化していることが、同社の現旧従業員9人に対するロイターの取材によって明らかになった。
・同社の内部追跡システムによる10月最新データなどによると、組立後の品質検査で「モデルS」と「モデルX」の9割以上に欠陥が見つかることが当たり前となっているという。取材した現旧従業員の一部は、2012年には、すでにこの問題に気が付いていたと語る。 テスラ側は、同社の品質管理プロセスが異例なほど厳格であり、ほんのわずかな欠陥でも発見し、修正することを意図したものだと説明している。組み立て後の欠陥率についてはコメントしなかった。
・トヨタ自動車など、世界でも高い効率性で知られる自動車メーカーにおいては、組み立て完了後に欠陥修正が必要となる比率は、製造車両の1割以下にとどまっている、と業界の専門家は語る。修正によって時間と費用の両方が無駄になることから、組立段階において適切な品質を確保することが非常に重要だ、と彼らは口を揃える。
・「(テスラでは)組立完了後のやり直しが非常に多く、そこで多大なコストが生じている」と、かつてテスラのスーパーバイザーを務めたことのある人物は語った。 シリコンバレー生まれの自動車メーカーであるテスラは、組立完了後で発見される欠陥の大部分は些細なものであり、ほんの数分で解消できていると話す。
・テスラが製造する車は高額ではあるものの、瀟洒(しょうしゃ)なデザインと環境を意識したクリーンテクノロジー、そして画期的な加速性能で消費者を魅了してきた。コンシューマー・リポート誌の調査では、テスラのオーナーの91%が「また買いたい」と答えている。 とはいえ、同誌と市場調査会社JDパワーは、ドアハンドルの欠陥やボディパネルの段差などを理由に、テスラ製自動車の品質について批判を繰り広げてきた。
・バーンスタインでアナリストを務めるトニ・サッコナギ氏は今月、テスラの新型セダン「モデル3」の試乗を行い、その適合性や仕上がりについて「比較的悪い」と評価。  テスラ車のオーナーたちも、ウェブ上のフォーラムで、不快な異音やバグの多いソフトウェア、密閉性が低いために内装やトランクに雨水が染みこむといった問題点について、不満を漏らしている。
・最低3万5000ドル(約395万円)からの価格帯にある同社初の大衆車「モデル3」製造にあたり、高品質な車を大量生産する能力を有するかどうかが、テスラの今後を左右すると専門家は指摘する。 テスラはこれまで通年で黒字化したことがなく、四半期で10億ドルの損失を計上している。新たな投資を獲得するか、欠陥に対して厳しい反応が予想される主力市場において販売台数を大幅に拡大しない限り、存続が難しい状況だ。
・「最上級の仕様を備えた、胸躍る製品を生み出すという点で、テスラの能力を疑ったことはない。しかし、新しい何かを生み出すことと、それを実際に完璧に大量製造することは別問題だ。後者について、テスラは、まだその実現に至っていない」モーニングスターのアナリスト、デビッド・ウィストン氏はそう記している。
・テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、高度に自動化された新組立ラインを導入し、「モデル3」においてよりシンプルな設計を採用することで、同社が「地上で最も優れた製造企業」になると胸を張る。だが、製造上の問題により、大きな期待を集めている新型セダンの提供は予定よりも遅れている。
・新車発売に予想外のトラブルはつきものだ。とはいえ、既存車種の「モデルS」や「モデルX」につきまとう欠陥は、テスラがいまだ基本的な製造技術の獲得に苦労していることを示している、と現旧従業員は話す。   同社内では「キックバック」と呼ばれているが、こうした欠陥車両は、へこみや傷といった些細な不具合や、シートの機能不全などの複雑なトラブルを抱えていたりする場合がある。簡単なものであれば工場内ですぐに解決してしまうという。
・面倒なトラブルの場合、テスラの屋外駐車場に運ばれ、修理を待つことになる。こうした「中庭」と呼ばれる駐車場の1つでは、修理待ち車両が2000台を超えることもあるという。テスラはロイターに対し、こうした「修理待ちスペース」の存在を否定している。
・ロイターが取材した現旧従業員9人には「モデルS」「モデルX」の組立てや品質管理、修理の経験を持つ元シニアマネジャーも含まれる。会社側から秘密保持契約書への署名を求められているため、全員が匿名で語った。 このうち4人は解雇されており、そのうち2人は、先月テスラが「勤務成績の不振」を理由に解雇した数百人に含まれる。ロイターの取材に応じた解雇従業員は、自らの業績が劣っていたことを否定する。
・明かされたテスラ社内の品質データについて、ロイターは独自の裏付けを得ていない。 欠陥の内容について、「ドアの閉まりの悪さ、バリ残り、部品欠落など、何でもありだ。ぐらついていたり、水漏れしたり、何もかもだ」と語るのは、また別の元スーパーバイザーだ。「『モデルS』は2012年から作っている。それなのに、なぜまだ水漏れが起きるのか」
・テスラは、同社が欠陥のない自動車生産に苦労しているという現旧従業員の指摘に異議を唱えている。同社広報担当者は、全車両が500以上の検査や試験をパスしなければならない同社の厳格なプロセスを説明した上で、組立後に製品の手直しをすることがあるとしても、それは品質重視の姿勢を反映したものだ、と語る。
・「私たちの目標は、顧客1人ひとりに完璧な車を製造することだ」とテスラは声明で主張する。「したがって、ほんのわずかでも改善の余地がないか、すべての車両をチェックしている。大半の顧客は、製造後に行われた作業に気付くことすらないだろうが、私たちは、車体に数分の1ミリのズレや、塗装のわずかなムラであっても気にかけている。完璧を期すため、こうした改善点を製造現場にフィードバックしている」
・「モデルS」や「モデルX」に関わっていた従業員によれば、たとえ問題が生じた場合も、組立ラインを止めるなとの圧力が存在したという。あるときはフロントガラス、あるときはバンパーといった具合に、在庫がないという理由で、部品が欠けたままの車が一斉に流れてくることもあった、と彼らの一部は語る。そのような欠陥は後で修正されるという理解だったという。
・車が組立ラインを離れた時点で、内部追跡システムで報告された以上の欠陥を、品質検査員が発見することもあった。「問題を2つ見つけたなら、これはかなり良い方だ。しかしもっと突っ込んで調べると、15も20も見つかることがあった」と彼らの1人は語った。 たえず面倒を引き起こしていたのが「アライメント」の部分だという。シニアマネジャーの言葉を借りれば、車体部品をかなりの勢いで「むりやり押し込まなければ」ならなかった。従業員らによれば、すべてのチームが同じ手順書に従っているわけではなかったため、サイズの違いが生じていたのである。
・テスラは、同社の品質管理に一貫性が欠けていることを否定する。エラーを発見・修正する「徹底的な」プロセスが「大きな成功」を収めていると述べている。 こうした問題の一端は、同社のマスクCEOが、設計プロセスの短縮や一部の製造前試験の省略、現場レベルでの改善といった手法によって、業界標準よりも迅速に新車種を発売する方針を決定したことにある、と一部の従業員は考えている。こうした場当たり的なやり方が、修正発生率の高さにつながっている、と言うのだ。
・JDパワーは「熱狂の裏側」と題する3月のレポートで、新型の「モデルS」と「モデルX」について、異音や擦り傷、ドアのアライメント不整といった問題を取り上げ、テスラの製造経験の浅さが原因であると指摘した。このレポートの結論として、テスラ車の全般的な品質は高級車セグメントにおいて「競争力に欠け」、「精度と細部に対する注意」が不足していると述べている。
・JDパワーでグローバル自動車コンサルタント部門のディレクターを務めるキャスリーン・リツク氏は、こうしたお粗末さは、メルセデスベンツ(DAIGn.DE)やBMW(BMWG.DE)といった高級車ブランドではめったに見られないものだ、と語る。  「こうした企業は、はるか以前から製造業に携わっている」と彼女は言う。「彼らは即座に対処する術を心得ている」  テスラは顧客満足度の高さが、「今日入手可能な、最も安全で性能の優れた車」を作っていることを証明していると述べている。 (翻訳:エァクレーレン)
https://jp.reuters.com/article/tesla-quality-idJPKBN1E006N

次に、3月10日付けロイター「焦点:ダイムラー筆頭株主に躍り出た中国吉利の「秘密工作」」を紹介しよう(▽は小見出し)。
・独自動車大手ダイムラーは2月23日、中国の自動車メーカー浙江吉利控股集団が、同社の株式約10%を取得したことを発表し、金融市場とドイツ監督当局を仰天させた。 突然の動きに見えたが、吉利集団の董事長(会長)を務める李書福氏は、数カ月かけて、これだけの株式を取得するための下準備をひそかに整えていたことが、ロイターが取材・検証した複数の情報提供者・資料から明らかとなった。
・吉利社内の情報提供者2人、また同社に近い人物1人によれば、吉利幹部の李軼梵氏が、1年以上前から、ダイムラー株取得を任務とする少人数のチームを率いていたという。 香港の複数のペーパーカンパニー、デリバティブ、銀行融資、慎重に構築された株式オプションを駆使することにより、李書福氏はその計画の秘密を守り続け、突如として、ダイムラーの筆頭株主に踊り出ることが可能になったのである。
・結果として投資額は90億ドル(約9500億円)に達したが、ある企業における議決権付き株式の比率が3%・5%を超過した場合にドイツ当局に通知することを投資家に義務付ける情報開示ルールは回避された。上述のような方法で保有株式を積み上げたため、吉利がそうしたルールに違反した兆候はまったく見当たらない。 ダイムラーの上級幹部の1人は「李氏が投資すること自体は意外ではなかった。だが、そのやり方には本当に驚いた」と話した。
▽数合わせのゲーム
・株式を集めるために用いられたペーパーカンパニー「Tenaciou3 Prospect Investment」は、昨年10月27日に香港で設立された。香港の会社登記所に提出された書類によれば、同社の発行済み株式は1香港ドル(約14円)の普通株1株である。取締役は李軼梵氏1人だけだ。  ロイターが11月に報じた通り、ダイムラーは株式取得あるいは技術提携の締結に向けた吉利からの提案を拒否していた。その翌月、Tenaciou3はモルガン・スタンレーおよびバンクオブアメリカ・メリルリンチとの間で、間接的な方法によるダイムラー株取得に向けて支援を得る旨の契約を結び、香港会社登記所への登記書類を提出していた。
・ダイムラーは先週、法令に基づく届け出の中で、李書福氏が保有する9.69%の株式を管理する実体としてTenaciou3の名を挙げた。 事情に詳しい人物によれば、今回の投資構造を案出して李氏が流通市場においてダイムラー株を集積することを支援したのはモルガン・スタンレーであり、さらに資金も融資していたという。
・また事情に詳しい複数の情報提供者によれば、吉利は元モルガン・スタンレーの幹部、ドイツのダーク・ノテイス氏と中国のバオ・イー氏の2人と契約し、ドイツにおける情報開示義務がすぐに生じないようにする戦術をモルガン・スタンレー、バンクオブアメリカ・メリルリンチ両行が案出するのを支援したという。
・Tenaciou3は独自に若干のダイムラー株を購入したが、情報開示は義務付けられない水準だった。 情報提供者2人によれば、両行はその後、別に2つのルートで株式を買い増したが、吉利には所有権が生じる形ではなく、したがって情報開示の義務は発生しなかったという。
・一部の株式は直接購入されたが、投資を損失から保護する「エクイティ・カラー」構造によってリスクは相殺されていた。これは、その時価以上の価格で当該の株式を購入するオプションを売る一方で、時価以下の価格で株式を売却する権利を得るオプションを買う仕組みである。
・情報提供者によれば、両行はさらに、デリバティブを購入することで若干の株式を購入する権利を取得した。 これらの株式がTenaciou3に売却された場合に、初めて情報開示の必要が生じることになる。 ドイツのメルケル首相は27日、今回の株式取得に関して明らかな法令違反は見られないと述べたが、同国で金融市場の規制を担当するドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)は、情報開示ルール違反があったかどうか調査している。
・ロイターが閲覧したドイツ連邦議会への報告書の中で、同国経済省は、中国企業によるダイムラー株取得という観点から、情報開示規制の強化を検討するとしている。
▽何重にも入り組んだペーパーカンパニー
・今回の株取得においては、取引の構造が非常に複雑であるために、舞台裏で誰が資金を供給したかが判断しにくくなっている。  書類上、Tenaciou3は別の香港企業「Fujikiro Ltd」に所有されており、Fujikiroでは第3の企業である「Miroku Ltd」を取締役として登録している。公的な記録によれば、この両社の他の取締役はすべて国際的な法律事務所である金杜法律事務所のシニアパートナーである。
・ロイターが閲覧した書類のいずれにも、李書福氏の名前は見当たらないが、彼はTenaciou3が保有するダイムラー株の所有者は自分であると公言している。 ペーパーカンパニーを投資ビークルとして用い、富裕な投資家の代わりに弁護士が取締役を務める手法はかなり一般化している。
・金杜法律事務所はコメントを拒否している。 今回の株取引に詳しい吉利関係者によれば、ペーパーカンパニーが設立された理由の1つは「オフショア買収」取引のためであり、資金が中国本土から外国に移転するような取引に関して最近厳しさを増している中央政府の監視を免れるためだという。  吉利は、今回の株取引のための資金はすべて中国国外で調達されたものだと話しているが、業界コンサルタントらは、香港企業を使っているせいで、資金の調達先を検証することは困難になっているという。
・吉利が直接傘下に置いている別のペーパーカンパニー「Tenaciou3 Investment Holdings Ltd」は、香港当局に提出された12月5日付の契約によれば、中国の興業銀行(601166.SS)香港支店から16億7000万ユーロ(約2200億円)の融資を受けている。
・ダイムラーの提出書類によれば、Tenaciou3 Prospectをコントロールしているのは、李軼梵氏を取締役とするTenaciou3 Investment Holdingsであるとされている。 Tenaciou3 Investment Holdingsは、保有するTenaciou3 Prospect Investmentの株式を上記融資の抵当としている。  興業銀行との融資契約では、融資された資金の使途は明らかにされていない。 中国南東部の福州市に本社を置く興業銀行にコメントを求めたが、回答は直ちに得られなかった。
・欧州外交評議会(ECFR)でアジア担当上級政策研究員を務めるアンゲラ・スタンツェル氏は、ドイツでもっぱら懸念されているのは、透明性の欠如だという。 スタンツェル氏はロイターの取材に対し、「問題は、どこから資金が出て、今回の株式取得が実際にどのように行われたのか、という点だ」と語った。 (翻訳:エァクレーレン)
https://jp.reuters.com/article/daimler-geely-shell-idJPKCN1GL18C

第一の記事で、 『組立後の品質検査で「モデルS」と「モデルX」の9割以上に欠陥が見つかることが当たり前となっているという・・・トヨタ自動車など、世界でも高い効率性で知られる自動車メーカーにおいては、組み立て完了後に欠陥修正が必要となる比率は、製造車両の1割以下にとどまっている』、というのは、確かに異常な事態だ。テスラの生産トラブルについては、電気自動車(EV)(その4)で3月1日にも取上げた。 『コンシューマー・リポート誌の調査では、テスラのオーナーの91%が「また買いたい」と答えている・・・テスラ車のオーナーたちも、ウェブ上のフォーラムで、不快な異音やバグの多いソフトウェア、密閉性が低いために内装やトランクに雨水が染みこむといった問題点について、不満を漏らしている』、というのは、多少の不満はあっても、クルまの魅力から「また買いたい」ということなのだろうか。 『こうした問題の一端は、同社のマスクCEOが、設計プロセスの短縮や一部の製造前試験の省略、現場レベルでの改善といった手法によって、業界標準よりも迅速に新車種を発売する方針を決定したことにある、と一部の従業員は考えている』、マスク流のやり方が大量生産で通用するのかが問われているようだ。
第二の記事で、 中国の自動車メーカー吉利集団が独自動車大手ダイムラーの株式約10%を取得したことを突然発表し、『金融市場とドイツ監督当局を仰天させた』、 『香港の複数のペーパーカンパニー、デリバティブ、銀行融資、慎重に構築された株式オプションを駆使することにより・・・その計画の秘密を守り続け、突如として、ダイムラーの筆頭株主に踊り出ることが可能になった』、こうした抜け道を指導したモルガン・スタンレー、バンクオブアメリカ・メリルリンチといった米国系投資銀行の手口は鮮やかではある。しかし、これは法規制の精神をないがしろにするもので、ドイツ当局などがどのように手綱をさばくか、注目したい。
タグ:自動車(一般) (その1)(EV大手テスラ、ささやかれる「拙速な製造」のツケ、ダイムラー筆頭株主に躍り出た中国吉利の「秘密工作」) ロイター 「焦点:EV大手テスラ、ささやかれる「拙速な製造」のツケ」 テスラ モデルS モデルX 組立後の品質検査で「モデルS」と「モデルX」の9割以上に欠陥が見つかることが当たり前となっているという 組立完了後のやり直しが非常に多く、そこで多大なコストが生じている テスラのオーナーの91%が「また買いたい」と答えている テスラ車のオーナーたちも、ウェブ上のフォーラムで、不快な異音やバグの多いソフトウェア、密閉性が低いために内装やトランクに雨水が染みこむといった問題点について、不満を漏らしている 既存車種の「モデルS」や「モデルX」につきまとう欠陥は、テスラがいまだ基本的な製造技術の獲得に苦労していることを示している JDパワーは「熱狂の裏側」と題する3月のレポートで、新型の「モデルS」と「モデルX」について、異音や擦り傷、ドアのアライメント不整といった問題を取り上げ、テスラの製造経験の浅さが原因であると指摘した。このレポートの結論として、テスラ車の全般的な品質は高級車セグメントにおいて「競争力に欠け」、「精度と細部に対する注意」が不足していると述べている 「焦点:ダイムラー筆頭株主に躍り出た中国吉利の「秘密工作」」 ダイムラーは2月23日、中国の自動車メーカー浙江吉利控股集団が、同社の株式約10%を取得したことを発表し、金融市場とドイツ監督当局を仰天させた 香港の複数のペーパーカンパニー、デリバティブ、銀行融資、慎重に構築された株式オプションを駆使することにより、李書福氏はその計画の秘密を守り続け、突如として、ダイムラーの筆頭株主に踊り出ることが可能になったのである 投資額は90億ドル(約9500億円) モルガン・スタンレーおよびバンクオブアメリカ・メリルリンチ
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。