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医療問題(その18)(末期胃がんを乗り越えた「医師」が「大学学長」になって考えた人生、医療記事は鵜呑みにしてはいけない 第36回 医療における正しさとは何か、複数医師が「絶対に受けない」と明かした検診は一体何か?) [社会]

医療問題については、10月27日に取上げた。今日は、(その18)(末期胃がんを乗り越えた「医師」が「大学学長」になって考えた人生、医療記事は鵜呑みにしてはいけない 第36回 医療における正しさとは何か、複数医師が「絶対に受けない」と明かした検診は一体何か?)である。

先ずは、近畿大学名誉学長の塩崎 均氏が10月29日付けダイヤモンド・オンラインに寄稿した「末期胃がんを乗り越えた「医師」が「大学学長」になって考えた人生」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/183551
・『近畿大学名誉学長、塩崎均氏はもともと食道がんの専門医だ。患者の声帯にダメージを与えない新しい手術方法を開発し、世界的な評価も受けている。2005年、そんながんの専門医に深刻な腫瘍が見つかった。ステージ4の胃がんだ。医師としてこの現実とどう向き合い、その後の人生を歩んできたのか』、興味深そうだ。
・(生い立ちの部分は省略)『ステージ4の胃がんから奇跡の復帰 死ぬ覚悟はしても、絶対諦めてはダメ  ──附属病院の院長を務められていた2005年に、ステージ4の胃がんが見つかって手術をされています。この経験は大きかったですか? 塩崎 医師はだいたい、自分が専門としているがんで死ぬといわれています。ちょうどPET(検査薬を使ってがん細胞を見つけるための検査機器)を導入したばかりのころで、自分がその第1号の被験者になろうと思って試したら、がん細胞が見つかりました。病院長室にあるコンピュータでその画像を見たときは「きたな」と思いました。一応、後輩の専門医にも同じ映像を見せたんです。私の映像であることは伏せて。すると、「この患者さんは手遅れですね」と言う。リンパ節が腫れていましたから、転移もしている。ようするに末期がんです。正確な治療方針を立てるのに必要な検査の結果が出そろうまで、2週間はかかります。その間、いろいろと考えました。あるときは「外科医としてがんに打ち勝つ努力をするべきだ」と思ったり、また別の日には「いやいや、このまま何も治療しないで家族とのんびり過ごそう」と思ったり。人間って、不思議なものですね。それまで、何か問題があればすぐに決断をするよう訓練されてきましたが、このとき初めて、本当に大切なことを決断するためにはそれ相応の時間も必要だということを感じました。じつは私と同じようなケースの患者を、それまで何十人と手術していました。でも、1人も助からなかった。だから、これはもうダメだと思いました。ただ、途中で考えが変わった。どうせ限られた人生ならば、自分を実験台にして誰もやってない治療法を試してみよう。チャレンジしようという意欲が湧いてきたのです。自覚症状はまったくありませんでしたから、頑張れば1年間はなんとかなるだろうと思いました。事務長を呼んで、とにかく一年間は病院長として一生懸命やるから、と話したのを覚えています。あと1年だから、やりたいことは全部やらせてくれ、と。 ──やりたいことというのは? 塩崎 思うような治療法を試させてくれ、ということです。欧米の食道がんに関する論文では、手術前に放射線と抗がん剤を併用する治療法が紹介されており、良く効くというデータがありました。ただし、胃がんに対しては使われたことがなかった。食道がんのほとんどは扁平上皮がんで、胃がんは腺がんですから、胃がん専門医の間では「がんの質が違うから効かない」といわれていたし、放射線医も尻込みしました。調べると、欧米では食道がんの半数以上を腺がんのようなものが占めていた。これまでと同じ治療法を試しても死を待つばかりならば、自分の体で新しい治療法を試す方がいい。そうすれば医師として社会の役に立てるし、何か残せるはずだと思いました。病院長の仕事を続けながら約2ヵ月間治療をし、リンパ節の腫れがひいたところで、胃がんの摘出手術を受けました。術後は水分も受け付けないほど苦しい時期もありましたが、家族の支えもあり、乗り越えることができました。末期がんの患者さんとお話しする機会があるときにはいつも、死ぬ覚悟はしてくださいね、と言うんです。ただし、絶対に諦めたらダメですよ、と。明日、もっといい薬が出るかもしれん。新しい機械が開発されて、治療法が変わるかもしれん。だから諦めたらダメです、と。ただし、覚悟はしなさいと。覚悟をすればチャレンジできます。幸いにして再発することもなく、2008年に医学部長、12年に学長に就任することもできました。今になって思うと、私を学長にすることを決断した弘昭さん(当時の近畿大学理事長、世耕弘昭氏)はえらかった。もしも私が理事長だったら、私を学長にはしません。再発のリスクはだいぶ下がっていたとはいえ、いつどうなるかわからんやつに大学を任せられんと思うのが普通ですよ』、新しい治療法を試せたのは、大物医者の特権だったこともあるだろう。世耕経産相が当時、理事長で病み上がりの塩崎氏を学長にしたとは、意外に見る目があったようだ。
・『「大学を1つにしたい」 “オール近大”で学部間の連携を強化  ──胃がんを乗り越えて学長になられたとき、何か目標は立てたのですか。 塩崎 とにかく大学を1つにしたい、ということです。第1回でも紹介した、10学部2研究所から78人の教員が参加し、現在も活動が続いている東日本大震災で被災した福島県川俣町への支援は、まさしく「オール近大」を掲げて取り組んだ最初の事例です・・・──学部間の連携だけでなく、民間からの受託研究実施件数が全国トップと、産学連携にも力を入れているのは第2回で伺った通りですが、実際にどのような成功事例がありますか。 塩崎 じつは私が非常に興味を持っているのは、まだ成功していない方の事例です。放射性物質が付着した落ち葉をバイオコークスにする技術。これをなんとか実用化できないかなと考えていますが、なかなか難しい。落ち葉に熱をかけて圧縮すると、放射性物質は漏れずに容量は100分の1になる。中間貯蔵庫まで運んでいくのに、トラック100台いるのが1台で済むじゃないか、と。バイオコークスはいわば人造の石炭です。製造時に廃棄物を出さない「ゼロエミッション燃料」なんです。放射性物質を含む場合でも、埋めて半減期が過ぎたら掘り起こして燃料にできます。単価の問題で実用化には至りませんでしたが、実証実験は成功しました。 ──現場の声を受けながら、さらに研究を深めて実用的なものにしていく、という。 塩崎 そうですね。今はタイとマレーシアでパームヤシを搾った後のカスをバイオコークスにする研究をしています。廃棄物を燃やすにもお金がかかりますから、それが燃料になってある程度のお金が入るのであれば、現地にとってもいい。ただし、廃棄物もタダではありません。輸送するにもお金がかかります。技術的にはできているのですが、コストの面でもう一歩というところ。CO2の排出量も抑えられますし、実用化できたらこんなにありがたいことはないと思います。 ──大学に関しては近年、世界トップクラスの大学と互角の教育水準、教育環境を提供してグローバル人材を育てていく「G型」か、地域社会に貢献する「L型」か、という議論があります。近大が目指している実学は、そのどちらでもないような気がしますが。 塩崎 ちょうど中間くらいですね。ドイツ的な職業訓練も取り入れつつ、グローバルで活躍できる土台も作っていくようなイメージです。実際には学生一人ひとりの個性と能力には違いがありますから。1つの大学の中でも個々人の考えによって自然と分かれていきますよね。ただ、これからの近畿大学の学生にはどちらか一方というよりは、ローカルもグローバルも両方理解できる人材になってほしいと思っています』、近畿大学はマグロなどの養殖で有名だが、その他にも新しいことに色々挑戦していることに驚かされた。今後の研究の発展を期待したい。

次に、外科医の中山 祐次郎氏が10月25日付け日経ビジネスオンラインに寄稿した「医療記事は鵜呑みにしてはいけない 第36回 医療における正しさとは何か」を紹介しよう。
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/011000038/102400047/?P=1
・『こんにちは、総合南東北病院外科の中山祐次郎です。現在京都大学大学院で勉強中です・・・さて本題に入ります。今回は、医療における「正しさ」とは何か、について考えてみたいと思います。これは医療記事を読むために必要な医学リテラシーになります。そして専門家も、単なる科学的意味にとどまらない解釈が必要です。専門的な話も含まれますが、噛み砕いて説明いたします』、なるほど。
・『論文を理解するのは医者でも簡単ではない  新聞やニュースを見ていると、よく「○○大学のチームが、XXX病の新しい治療法を開発」というような記事があります。おお、これはすごい、いよいよXXX病は新しい治療法が見つかっていくのか……などと思うのですが、残念ながら多くの場合、こういった報道は鵜呑みにしてはいけません。その理由は3つあります。 1つめは、研究の解釈が困難である点です。 記事にはだいたい研究の概要が書いてありますが、その解釈は非常に難しく、残念ながら記事を書いた記者さんも理解できていないことが多いと思います。この難易度は非常に高く、例えば医者であればみな分かる、というものでもありません。 私がいま通っている京都大学大学院では、「報道された記事で誤っているものを見つけて発表する」という課題や、「実際の報道記事を読み、誤りを指摘する」という試験があるほどです。社会医学の専門的な勉強をした人にしか、その研究内容の正確な解釈は難しいでしょう』、大学院の課題や試験にそのようなものまである、つまりかなり高度な訓練を受けていることを知って、一安心した。
・『恥ずかしながら私も京都大学大学院で勉強して、初めて知ったということが多々ありました。何かの研究結果(科学雑誌に載る論文という形で発表されます)をいかに批判的に吟味するか、その知識と技術はそれほど単純ではありません。そして論文や、その論文をまとめた医師などが読むガイドラインにも大きな問題を含んでいるものが少なからずあるという現実を知りました。 さらには、捏造や不正があるかどうかを見極めるのは、同じ専門家にとってもかなり困難です。小保方晴子さんのSTAP細胞のときは、最先端の研究者がもろ手を挙げて「バンザイ、素晴らしい結果!」と言っていましたが、最終的には不正とされていますよね』、論文の捏造や不正の見極めはやはりかなり困難なようだ。
・『文脈まで分かるのは専門家1人につき1~2領域  2つめは、文脈が分からないとその研究の重要性が理解できないという点です。 1点目の研究内容が分かったとしても、それがこのXXX病の世界でどんな意義を持ち、その病気の治療にどんな影響があるのかは、XXX病の専門家にしか分かりません。これがどのくらいのスケールの専門家かというと、基本的には、広くても1専門家について1~2領域くらいでしょう。 例えば私で言えば、外科・大腸がん・感染症などの専門家ですので、同じ「消化器」という領域の癌についての文脈はある程度分かります。すなわち胃がんや肝臓がん、膵臓がんなどはその治療の歴史的変遷を知っており、新しい研究結果がどのような意味を持ち、今後の治療現場がどのように変わるか(あるいは変わらないか)が分かります』、専門化が進むと、カバーできるのは「専門家1人につき1~2領域」となるのもやむを得ない話だ。
・『専門領域ならこぼれ話まで聞こえてくる  これが大腸がんについてとなると、さらに「ああ、あそこの大学の先生、この研究をずっとやってるとは知っていたが、ついに結果が出たか。これで大腸がんの患者さんの5%くらいはまあまあな恩恵を受けられるかもしれないな。ま、それでもあんまり政治力はないし、マーケット的にも製薬会社が薬の開発にいくかどうかは怪しいなあ」なんてレベルで解釈ができるわけですね。ついでに「あれ、ホントはもっと早く結果が出るはずだったらしいけど教授のストップで今になったらしいよ」などという研究こぼれ話まで聞こえてくることもあります。 しかし、先日行ったESMOという学会でもそうでしたが、乳がんや肺がんの最新の研究結果を文脈から解釈するのは正直あまりできません。そしてこれががんではなく、例えば関節リウマチや統合失調症などという別分野になれば文脈は全く分からない、ということになります。 その意味では、医学の専門家よりは記者さんの方が文脈を幅広く把握していると思います。関係者のことも取材というかたちで知っていますから、情報は入りやすいでしょう』、なるほど。
・『社会に与えるインパクトを予測するのは困難  3点目は、研究結果が社会に与えるインパクトが不明であるという点です。 先日、本邦の本庶氏がノーベル賞を受賞したというニュースがありました。私はとっても驚いたのですが、それで小野薬品工業の株価が一時的に跳ね上がったそうです。小野薬品工業は本庶先生が発見したPD-1抗体に関連するオプジーボという薬を作った製薬会社です。本庶氏がノーベル賞を受賞したことが、小野薬品工業の企業価値を高め株価が上がるという判断だったのでしょう。が、オプジーボはいま日本でどんどん薬価が下げられていることや、オプジーボ以外の免疫チェックポイント阻害薬がすごい勢いで世に出て来ていることを考えると、申し訳ありませんが私なら到底、その判断にはなりません。ま、その後すぐに株価は落ち着いたそうですが。 これがいい例かどうかは分かりませんが、少なくとも研究結果が社会に与えるインパクトを正確に測定するという行為は多くの人にとって難しいと思います。これは医学の専門家にとってもやはり困難で、おそらく測定できる人はほとんどいないでしょう。 社会に与える影響は、なにもプラスのものばかりではなく、負の影響が起きることもあります。例えば生殖技術が進んだ結果、技術的には「産み分け」のようなことは可能になってきましたが、倫理的議論が置き去りになっています。これが進んで優生思想にならないかと私は懸念しています。 この3点目については、私のような専門家もまた研究結果を十分に吟味せねばなりません。自然科学的重要さからただ単に「新しい技術」に飛びつくことなく、ある時は批判的に見つめなければならないと感じています。 このような理由で、新しい研究結果は本当に解釈が難しいのです。しかも新しい発見から実際に病院で使える薬や技術になるまでにはいくつものハードルがあり、形になるものは一部なのです。我々専門家としても、安易な万歳は避けて批判的な視点が必要であると思っています。 それではまた次回、お会いしましょう』、「社会に与えるインパクトを予測」というのは確かに誰にとっても難しそうだ。「批判的な視点が必要」というのは、医学のみならず、広く通用する考え方だろう。

第三に、10月31日付けNEWSポストセブン「複数医師が「絶対に受けない」と明かした検診は一体何か?」を紹介しよう。
https://www.news-postseven.com/archives/20181031_790699.html?PAGE=1#container
・『人間ドックの予約サイトを覗いてみると、約30種類もの検診・検査が…。それをすべて受けたなら、数万円はくだらない。さらに、検診にもリスクが伴うという。では、「受けざるべきではない検診」はなにか? プロに聞いてみた。 プロが敬遠する検診について、複数の医師が「絶対に受けない」と明かしたのが腫瘍マーカー検査だった。 内科医の松本賛良先生はこう語る。「腫瘍マーカー検査は、すでに診断されたがんに対し、手術がうまくいったか、抗がん剤が効いているか、など治療の経過を把握するために開発されたもの。今のところこの検査だけで、早期がんが確実に見つかる、あるいはがんではないという診断がつくものではありません。もし腫瘍マーカー検査を行うのであれば、関連する画像診断も一緒に受けた方がよいでしょう」 産婦人科医の高橋怜奈先生も同意見だ。「私も腫瘍マーカー検査は受けません。体調や生理などで数値が上がったりするし、マイナスの値でもがんのこともある。これで安心してしまったら困るし、値段も高いからまともな医師ならやらないと思います」』、私も毎年の人間ドックで腫瘍マーカー検査を3種類受けているが、次回からは考え直すべきなのかも知れないようだ。
・『意味がないわけではないが、デメリットの大きさから避けたいという意見が上がったのがCTスキャンだ。 「胸部CTスキャン検査はやりません。X線写真1枚で異常がないなら、やる必要を感じない。なぜかといえば、CTの放射線被ばく量はレントゲン150枚分にもなる。少なくとも、定期的にやる必要はないと思います」(形成外科医・齋藤真理子先生)』、胸部CTスキャン検査の「放射線被ばく量はレントゲン150枚分」とは驚いた。私はレントゲンだけなので、従来通りでいいようだ。
・『やはり、医師の知恵は即戦力を発揮する。簡単なのに、意外と実践されていない賢い受け方を提案する声もあった。乳腺外科医の矢加部文先生が言う。「乳がん検診・婦人科検診・胃カメラなどそれぞれのかかりつけ医を決め、検診はすべてそこで受けることです。長い期間カルテの蓄積があり、体の状態を把握してくれている医師は、自分以上に体の状態を理解してくれる存在。小さな異変にも気づいてもらいやすい。長くつきあえて、信頼に値するかかりつけ医をつくり、そこにお任せしましょう」 また、「検診で何より大事なのは結果を受け取った後」と話すのは、渋谷セントラルクリニック院長の河村優子先生だ。「生活習慣病はもとより、がんや認知症を含めた多くの病気の原因は食事や運動、喫煙、アルコールといったライフスタイルです。検診の結果が陰性であったとしても、それが今後も続くかどうかは別問題。また、ここ最近では目に見える大きさのがんになる前から早期発見・未然に防止するためのがんの遺伝子検査もできるようになってきました。検診は、受けっぱなしでは意味がないのです。だから、必ず検査結果をもとに、ライフスタイルについてアドバイスをもらえる医師の検診をおすすめします」 結果に一喜一憂するより、今後の健康維持が大切なのは間違いないだろう。医療の専門家であり、女性である彼女たちの貴重な意見を胸に刻みたい』、「検査結果をもとに、ライフスタイルについてアドバイスをもらえる医師の検診をおすすめします」、というのは、私も郵送されてくる検査結果だけでなく、わざわざ医師のアドバイスをもらうようにしており、満足感は高い。今後も続けよう。
タグ:医療問題 (その18)(末期胃がんを乗り越えた「医師」が「大学学長」になって考えた人生、医療記事は鵜呑みにしてはいけない 第36回 医療における正しさとは何か、複数医師が「絶対に受けない」と明かした検診は一体何か?) 塩崎 均 ステージ4の胃がんから奇跡の復帰 食道がんの専門医だ。患者の声帯にダメージを与えない新しい手術方法を開発し、世界的な評価 「末期胃がんを乗り越えた「医師」が「大学学長」になって考えた人生」 ダイヤモンド・オンライン pet 自分がその第1号の被験者になろうと思って試したら、がん細胞が見つかりました 後輩の専門医 「この患者さんは手遅れですね」 のとき初めて、本当に大切なことを決断するためにはそれ相応の時間も必要だということを感じました 私と同じようなケースの患者を、それまで何十人と手術していました。でも、1人も助からなかった 誰もやってない治療法を試してみよう。チャレンジしようという意欲が 手術前に放射線と抗がん剤を併用する治療法 病院長の仕事を続けながら約2ヵ月間治療をし、リンパ節の腫れがひいたところで、胃がんの摘出手術を受けました 末期がんの患者 死ぬ覚悟はしてくださいね、と言うんです。ただし、絶対に諦めたらダメですよ、と 学長にすることを決断した弘昭さん(当時の近畿大学理事長、世耕弘昭氏)はえらかった “オール近大”で学部間の連携を強化 放射性物質が付着した落ち葉をバイオコークスにする技術 タイとマレーシアでパームヤシを搾った後のカスをバイオコークスにする研究 中山 祐次郎 日経ビジネスオンライン 「医療記事は鵜呑みにしてはいけない 第36回 医療における正しさとは何か」 医療記事を読むために必要な医学リテラシー 論文を理解するのは医者でも簡単ではない こういった報道は鵜呑みにしてはいけません 1つめは、研究の解釈が困難 「報道された記事で誤っているものを見つけて発表する」という課題 「実際の報道記事を読み、誤りを指摘する」という試験 捏造や不正があるかどうかを見極めるのは、同じ専門家にとってもかなり困難 文脈まで分かるのは専門家1人につき1~2領域 専門領域ならこぼれ話まで聞こえてくる 社会に与えるインパクトを予測するのは困難 我々専門家としても、安易な万歳は避けて批判的な視点が必要 Newsポストセブン 「複数医師が「絶対に受けない」と明かした検診は一体何か?」 複数の医師が「絶対に受けない」と明かしたのが腫瘍マーカー検査 腫瘍マーカー検査は、すでに診断されたがんに対し、手術がうまくいったか、抗がん剤が効いているか、など治療の経過を把握するために開発されたもの 今のところこの検査だけで、早期がんが確実に見つかる、あるいはがんではないという診断がつくものではありませ 意味がないわけではないが、デメリットの大きさから避けたいという意見が上がったのがCTスキャンだ CTの放射線被ばく量はレントゲン150枚分 必ず検査結果をもとに、ライフスタイルについてアドバイスをもらえる医師の検診をおすすめします
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