So-net無料ブログ作成

エプスタイン事件(その2)(少女との乱交 不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景、なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか) [世界情勢]

昨日に続いて、エプスタイン事件(その2)(少女との乱交 不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景、なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか)を取上げよう。

先ずは、作曲家=指揮者 ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督で東大准教授の伊東 乾氏が9月11日付けJBPressに寄稿した「少女との乱交、不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景」を紹介しよう。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57592
・『9月7日、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア・ラボ所長を務めていた一人の日本人が、その職を辞しました。 同時にニューヨーク・タイムズ取締役などの職も退いたことが国際的に伝えられています。 彼の名は伊藤穣一。知る人は知る、影響力の大きな人物が失脚した形になっています。なぜ彼はMITを去らねばならなかったのか? すでに伝えられているように、伊藤氏は未成年者への性的搾取を目的とした人身取引の罪で有罪とされていた富豪、ジェフリー・エプスタイン(1953年1月20日~2019年8月10日)から長年にわたって多額の資金援助を受け続け、かつそれを隠蔽し続けていたことが発覚しました。 メディア・ラボ内部からも矢のような批判を受け、ついに辞任となったものでした。 この事件については、いまだ日本国内では広く報道されていませんが、大学や研究機関の本質を考えるうえでも重要な点がいくつも含まれており、丁寧に検討してみたいと思います』、慎重な姿勢はいかにも筆者らしい。
・『異例ずくめだった伊藤穣一メディア・ラボ所長人事  MITメディア・ラボは1985年に設立され、ネット時代の「情報」と「アート」を牽引する組織として内外に知られる存在となりました。(MITメディアラボ所長就任時のインタビュー記事:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/13174) 私自身が所属する東京大学大学院情報学環が1999年に設立される折にも、メディア・ラボが一つの手本とされましたし、現在副所長を務める石井裕さんなど、日本人のリサーチャーも長年コミットメントがあります。 今回辞任することになった伊藤穣一氏は1966年京都で生まれたのち、幼児期をカナダや米国で過ごし、インターネットやパソコン通信の一般化以前からマシンを自作するなど独学で草分け世代のネットワーク・エンジニアとなった人物です。 高校時代は日本で過ごしたのち再び渡米、タフツ大学やシカゴ大学で学びますがいずれも中退、起業家として頭角を現し、ベンチャー投資家/エンジェル投資家として、またネットワーク時代の知識人として、全世界にその名を知られるようになりました』、筆者が所属する「大学院情報学環」が「メディア・ラボが一つの手本」とされたというのは初めて知った。米国で2つの大学を「いずれも中退」とは、馬鹿らしい勉強よりも「起業」を目指すという日本人には珍しい存在だったようだ。
・『私は一度だけ、2005年頃と思いますが、黒川清さんの主催する昼食で伊藤穣一氏と同席したことがあります。流暢な日本語と英語を駆使してアグレッシブにビジネスを進める人だな、という印象を持ちました。 2011年の秋、当時の日本国内は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故直後で、いまだ騒然とした世情だったのを記憶していますが、MITメディア・ラボの所長に就任したというニュースが報じられ、全世界にちょっとした衝撃が走りました。 彼は普通の意味で大学を卒業していません。いくつかのコースを修了していますが、バチェラーつまり学士を持っていない。 もちろん修士もなければ博士でもない。マサチューセッツ工科大学の普通の教授に迎えられることが、そもそも考えにくい。 ところがいきなり「所長」として無学位の日本人が迎え入れられるという報道でしたから、全世界は驚いたわけです。でも、私は「なるほどな」と思いました。 学位がある、ない、以前に、伊藤氏は「メディア・ラボ」のいかなる専門でも仕事をしていません。 しかし「クリエイティブ・コモンズ」などコピーライトに関わる問題にはコミットしており、かつ巨大な資産家で投資家としても知られていました。 私が第一に理解したことは、経営の立て直しだろう、ということです。 2008年秋に発生したリーマンショックでMITが莫大な含み損を生み出したことは伝えられていましたが、メディア・ラボ単体で何が起きていたかは知りませんでした。 ここで学位取得はもとより研究とも教育とも縁遠く、ファイナンスで活躍してきた彼をトップに迎え入れるというのは「経営トップ」として以外には考えられません』、「無学位」で「「メディア・ラボ」のいかなる専門でも仕事をしてい」ない伊藤氏が所長になれたのは、「経営の立て直しだろう」との推測は、ありそうな話だ。
・『メディア・ラボもいろいろ資金繰りに苦労しているのであろうことが、全くの貧乏所帯ですが私も大学研究室を主宰する一人ではありますので、はっきりと察せられました。 そして実際、比較的早い時期から、伊藤メディア・ラボ所長はエプスタイン・マネーと関わりがあったこと、かつそれを意図的に隠蔽し、大学当局にも嘘をついていたことが、今回、「The New Yorker」に暴露されたことで、あらゆる職を辞することになった。 後者は報じられていますが、前者すなわち彼のMIT着任の経緯は今回の報道で触れられているのをまだ見ていません。 ここには「大学経営」を巡る難しい問題が存在しますが、それに踏み込む以前に「エプスタイン事件」に簡単に触れておきましょう』、「エプスタイン事件」については、昨日のブログで冷泉氏が詳しく伝えているが、伊東氏はどのように見ているのだろう。
・『ビデオ監視の「乱交島」と不可解な自殺  ジェフリー・エプスタインは1953年にニューヨークで生まれ、ニューヨーク大学卒業、大学院に進学しますが学位を取ることなく31歳でアカデミーを去り、高校で数学・物理の教師として生計を立てるようになります。 この30代前半の時期、彼は生徒の父兄としてベア・スターンズ証券の中興の祖アラン・グリンバーグと知り合い、グリンバーグは彼の才能を認めて1976年、ベア・スターンズに職位を与えました。 ここでエプスタインは、ほとんど最低の職位からスタートしながら、富裕な顧客に取り入り、複雑な問題を解決する手腕を発揮し、わずか4年でパートナーに就任するという大出世を遂げます。 言うまでもありませんが、ベア・スターンズはのちに2008年、サブプライム破綻で主役を演じ、ニューヨーク連銀が特例の融資を行ってJPモルガン・チェースに救済買収され、消滅することになります。 エプスタインが異例の出世を果たした陰には1978年にグリンバーグが会長に就任した経緯があったようです。 1981年、エプスタインは独立して自身のコンサルティング・ファームを主催、以降、冷戦末期からネット経済成立の初期にかけて着実に力をつけ、ヘッジファンドのオーナーとして君臨するようになります』、高校教師からの「大出世」は、まさにアメリカン・ドリームの典型だ。
・『プライベートではカリブ海に浮かぶヴァージン諸島「リトル・セント・ジェームズ島」を所有、80エーカー(=10万坪ほど)、つまり東京ドーム8個分ほどの、逃げ場のない孤島で10代の少女たちが乱交パーティーに参加させられたことが、のちのち明らかにされていきます。 この「プライベート・アイランド」には米国内外の政財界要人が飛行機で訪れていることが知られています。 例えばビル・クリントン元大統領や英国のアンドルー王子は複数回この島に降り立ったことが確認され、彼らが未成年者と性行為に及んだ疑惑も指摘されています。 エプスタインは、警察のいない彼の「島」での「セキュリティ」のため、として随所にビデオカメラを仕込み、そこで有力者に性的な接待を行うとともに、それらの模様を記録して脅迫などに使用していた容疑がかけられていました。 とはいえ、何もこの島を訪れた人がすべて、未成年者との乱交に及んだわけではありません。エプスタインはもう一つ重要な「政略」を持っていました。アカデミーです。 例えば、亡くなった宇宙物理学者スティーヴン・ホーキングは、エプスタインがこの島で主催した素粒子物理・宇宙論の国際会議のために、複数のノーベル物理学賞受賞者たちとともに来訪しています。 エプスタインは2005年から06年にかけて、フロリダ州パームビーチの私邸内で未成年の少女に300ドルほどの金銭を払い、性的なマッサージをさせていた容疑で禁固1年1か月の判決を受けます。 この折、エプスタインの弁護人を務めたのは、のちにドナルド・トランプ政権で労働長官に指名されるアレクサンダー・アコスタでした。アコスタは、エプスタインに児童買春一件を認めさせて性犯罪者登録するとともに、連邦レベルでの訴追を免れるなどの減刑に便宜を計った容疑がかけられています。このエプスタインと秘密裏の司法取引を糾弾され、アコスタは2019年7月12日に辞職しました』、「スティーヴン・ホーキングは、エプスタインがこの島で主催した素粒子物理・宇宙論の国際会議のために、複数のノーベル物理学賞受賞者たちとともに来訪しています」、というのは「乱交島」の目的を偽装するには上手い手だ。
・『これに先立つ7月6日、パリから自家用飛行機でニュージャージーに戻ってきたエプスタインは身柄を拘束され、マンハッタンの監獄「メトロポリタン矯正センター」に収監されます。 アコスタ労働長官の辞任はこのような状況下での出来事でした。 ところが8月10日、エプスタインは監獄内で「自殺」死体となって発見されます。 遺体の所見は「自殺」としては例外的な特徴を示しているとも報じられています。 ドナルド・トランプ大統領は、エプスタインの死にビル・クリントン+ヒラリー・クリントンが関わっているとするツイートをリツイートしたりもしています。 いまだ1か月を経ていない、極めて生々しい事態が動いています』、トランプ大統領の「リツイート」は「アコスタ労働長官」の指名についての疑惑に目くらましするためだろう。
・『MITで何が起きていたのか?  このように、今現在も不可解な出来事が起こり続けているエプスタイン事件ですが、MITメディア・ラボはいったいどのような疑惑に巻き込まれたのでしょうか? 端的に言うと、エプスタイン・マネーはかなり汚れた「犯罪の上がり」であった可能性が高く、有罪判決以降、彼の名はMITがオフィシャルに寄付金を受け付けることができないブラックリストに載るようになっていたのです。 ところが、その「エプスタイン・マネー」を伊藤穣一所長はメディア・ラボの資金として20年間で80万ドルを受け入れていたことが今回発覚しました。 さらに伊藤氏個人の投資口座にも120万ドルが振り込まれ、さらにビル・ゲイツ財団などを経由して一種の「マネーロンダリング」で工作したうえ、750万ドル(約8億円)を受け取っていたことが露見してしまいました』、これでは「伊藤穣一所長」の辞任は当然だろう。
・『これらに際して、伊藤氏からスタッフに匿名での処理や「名前を言ってはいけない、あの人、He-Who-Must-Not-Be-Named」などとして伏せるよう指示されていたことも明らかになっています。 こうした「困った資金」の受領は、しかし、決して伊藤氏単体で判断したものではないらしい。 メディア・ラボを設立したニコラス・ネグロポンテは「もらえるものはもらっておけ」式の発言を疑惑が明らかになってからも続け、女性研究者と論争になるなど、泥沼の状態を呈している様子です。 一連の問題の本質的な背景は、大学が研究教育の場という以上に、営利の場、あるいは投機によって生じた負債の埋め合わせなど、本道から外れた金銭空転の場に転じてしまったことにあると指摘する必要があるように思います。 我が国でも研究能力を持たなかったり、自身が学位を取得しておらず学生指導ができない大学教授職が様々な問題を起こし、発覚して処分されるケースが後を絶ちません。 特例的な人事などというときには、何らかの背景があることが少なくないように思います。 伊藤穣一MITメディア・ラボ所長という、常識的にはあり得ない人事の背景には「財務」の事情が密接に関わっていた可能性が高い。 込み入った背景については、続稿での検討を準備する念頭です。 何であれ、副所長の石井裕さんを筆頭に、良心的なメディア・ラボのメンバーが自浄作用を発揮して、あるべきアカデミアの本道に戻られることを期待したいと思います』、「本質的な背景は、大学が研究教育の場という以上に、営利の場、あるいは投機によって生じた負債の埋め合わせなど、本道から外れた金銭空転の場に転じてしまったことにある」、との指摘はその通りだろう。「込み入った背景については、続稿での検討を準備」、大いに期待したい。

次に、9月13日付け日経ビジネスオンライン「なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか」を紹介しよう。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00019/091100093/
・『2019年9月7日、日本人にとってショッキングなニュースが米国で流れた。マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授で、傘下の著名研究所であるメディアラボの所長を務めていた伊藤穣一氏の辞任である。少女への性的虐待などで逮捕され、拘置所内で自殺した米富豪のジェフリー・エプスタイン氏から資金を受け取っていたことを認め、その責任を取った。 このニュースを聞いて、「なぜ伊藤氏だけが責任を取るのか?」と疑問に感じた人も多いのではないか。というのも、エプスタイン氏から資金を受け取っていた大学や研究者は伊藤氏だけではないからだ。 ではなぜ伊藤氏だけが問題視されるのか。日本では、エプスタイン氏の事件に関する報道が米国に比べて少ないため分かりにくいが、米国での報道を順に追っていくとその理由が見えてくる』、「その理由」を知りたいものだ。
・『「辞めないで」の署名が集まった8月  米国内でエプスタイン氏への注目が一気に集まったのは、同氏がニューヨーク南地区の連邦地検に起訴された今年7月だ。8月10日に同氏が拘置所内で自殺すると、報道は一気に過熱。そんな中で出てきたのがエプスタイン氏から寄付を受け取っていた大学や科学者たちのリストだった(バズフィードの関連記事)。 8月15日、伊藤氏は謝罪文をMITのホームページに掲載。13年からエプスタイン氏と交友があり、メディアラボだけでなく自身の投資ファンドにも資金提供を受けていたことや、複数ある同氏の邸宅にも訪問したことがある事実を認めた。そのうえで、「彼がしてきたひどい行為に関係したことも、彼がそれについて話すのを聞いたことも、また行為の痕跡を見たことも決してない」と釈明した。 大学の資金集めは世界トップクラスの研究機関といえども厳しい。伊藤氏は、未来を変えうる技術の発展に貢献する研究者たちを支えようと資金繰りに奔走してきた。そんな姿を傍らで見てきたMITの教授や知人たちは、伊藤氏のために立ち上がった。「辞めないで」と訴える専用サイトを立ち上げ、請願書に250人を超える署名を集めたのだ。 ところが9月6日、状況が一変する。伊藤氏に関する新しい事実を示した記事が雑誌ニューヨーカー(電子版)に掲載されたからだ』、「辞めないで」の「請願書に250人を超える署名を集めた」のに、「状況が一変」するきっかけになった「ニューヨーカー」の記事はインパクトが大きかったようだ。
・『内部告発で明るみに出た隠蔽  記事を書いたのは、ピュリツァー賞の受賞歴もある同誌契約記者のローナン・ファロー氏だ。そこには、メディアラボの職員たちが、エプスタイン氏がどのような人物かを認識したうえで、伊藤氏と別のメディアラボ幹部、ピーター・コーエン氏の指示のもと、エプスタイン氏の名が表に出ないように必死に隠していた事実が、実際の電子メールの画像とともに生々しく記されていた。 メディアラボには、伊藤氏とエプスタイン氏のつながりを不快に感じていた人もいた。14年に同研究所の寄付金を扱う部門で働いていたシグネ・スウェンソン氏は、エプスタイン氏が少女に対して性的虐待をしていた事実を知っていた。エプスタイン氏は08年にも、フロリダ州で少女への性的虐待と人身売買の容疑で起訴され、13カ月の実刑判決を受けていたからだ。MITでエプスタイン氏は、寄付者として「不適格者」と登録されていた。 記事の中でスウェンソン氏はこう証言している。「(エプスタイン氏が)小児性愛者であることは知っていたので、コーエン氏にそう伝えた。彼と関係を続けるのが良いとは思えないとも」。だが、その後も伊藤氏やコーエン氏とエプスタイン氏の関係は続いたという。スウェンソン氏は16年に辞職した。 なお、08年当時、エプスタイン氏の罪に対して禁錮13カ月は軽すぎるとして米国で話題になった。彼を検挙したアレクサンダー・アコスタ州検事(当時)がエプスタイン氏の弁護士と協議し、減刑に応じた。アコスタ氏は後に、トランプ政権の労働長官に就任している(その後に辞任)。ドナルド・トランプ大統領はエプスタイン氏と過去に友人関係にあったことで知られている』、「メディアラボ幹部、ピーター・コーエン氏」も「伊藤氏」と同罪のように思われるが、彼の責任はどうなったのだろう。
・『  記事を読んだ伊藤氏の支援者たちの中には、怒りの声を上げる人も出てきた。グーグルとフェイスブックの元幹部で現在はMIT教授のメアリー・ルー・ジェプセン氏は、請願書に署名した一人。ところが9月7日付の自身の記事では、立場は正反対になっていた。「伊藤氏は私やMITを含むたくさんの人たちにウソをついていた。(中略)MITのルールも守れないなんて。彼を信じた私は間違いだった」と嘆いた。 特に支援者たちを不快にさせたのは、メディアラボの職員たちの間でエプスタイン氏が、『ハリー・ポッター』シリーズに出てくる悪役「ヴォルデモート」または「名前を言ってはいけないあの人」と呼ばれていたことだった。 技術系メディア編集者のカラ・スウィッシャー氏は、地元紙ニューヨーク・タイムズのオピニオン欄にこんな意見を投稿した。「MITメディアラボと伊藤氏を取り巻く数々の気分が悪くなるような詳細の中で最もひどいことは、小児性愛者のあだ名に子供向けの小説に出てくる登場人物の名を付けていたことだろう」』、「小児性愛者のあだ名に子供向けの小説に出てくる登場人物の名を付けていた」、どうせバレないと思って、気軽に名付けたのだろう。
・『被害者を加害者にする手口  エプスタイン氏が虐待した女性たちが今になって声を上げ始めたことも、伊藤氏の状況をさらに悪くしている(08年の摘発前から事件を追っていたフロリダ州の地元紙マイアミ・ヘラルドの動画)。 被害者の女性の多くは14~16歳くらいの時に「マッサージをしたらお金を払う」と勧誘され、ニューヨークやフロリダなどにあるエプスタイン氏の邸宅や同氏が所有する飛行機の中で性行為を強制された。特に飛行機の中では、エプスタイン氏の数々の著名な知人たちのために強要されることもあったという。米メディアの報道では、その著名人としてビル・クリントン氏や英国のアンドルー王子の名が挙がっている。 勧誘されたのは、親がドラッグ中毒者など家庭環境に問題を抱える子たちばかりだ。行為の後、200ドルが手渡される。10代にとっては大金だ。少女の勧誘やエプスタイン氏の指示に従うための教育・管理は、エプスタイン氏の知人女性が担当していた。 中には近隣のショッピングセンターなどでほかの少女を勧誘してくるよう指示された被害女性もいた。その一人は「なぜ自分と同じ立場にほかの子も追いやってしまったのか。今でも罪悪感にさいなまれ続けている」と告白している。 もちろん、こうした数々の事件を起こしたのはエプスタイン氏で、伊藤氏には関係がない。だが、伊藤氏がメディアラボでエプスタイン氏の存在を隠し続けたことで、前出のスウェンソン氏のように全く関係のない人たちを巻き込んでしまった。 スウェンソン氏はニューヨーカーの記事の中で、記事が出る前に伊藤氏やMIT関係者がエプスタイン氏との関係を隠そうとしてウソをついているのを見聞きするたび、罪悪感にさいなまれていたと語っている。「私も14年当時、(メディアラボと)エプスタイン氏との関係を隠そうとした関係者の一人ですから」。伊藤氏とMITメディアラボを巡る醜聞は簡単に収まりそうにない』、「ビル・クリントン氏や英国のアンドルー王子」はともかく、トランプ大統領の関わりでどんな新事実が出てくるのか、は次期大統領選挙にも影響するだけに大きな注目点だ。
タグ:日経ビジネスオンライン JBPRESS 伊東 乾 伊藤穣一 エプスタイン事件 (その2)(少女との乱交 不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景、なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか) 「少女との乱交、不審な自殺とMITメディアラボ エプスタイン・マネーと伊藤穣一氏突然の辞任の背景」 未成年者への性的搾取を目的とした人身取引の罪で有罪とされていた富豪、ジェフリー・エプスタイン(1953年1月20日~2019年8月10日)から長年にわたって多額の資金援助を受け続け、かつそれを隠蔽し続けていたことが発覚 異例ずくめだった伊藤穣一メディア・ラボ所長人事 東京大学大学院情報学環が1999年に設立される折にも、メディア・ラボが一つの手本 インターネットやパソコン通信の一般化以前からマシンを自作するなど独学で草分け世代のネットワーク・エンジニアとなった人物 タフツ大学やシカゴ大学で学びますがいずれも中退、起業家として頭角を現し、ベンチャー投資家/エンジェル投資家として、またネットワーク時代の知識人として、全世界にその名を知られるようになりました バチェラーつまり学士を持っていない。 もちろん修士もなければ博士でもない。マサチューセッツ工科大学の普通の教授に迎えられることが、そもそも考えにくい。 ところがいきなり「所長」として無学位の日本人が迎え入れられるという報道でしたから、全世界は驚いたわけです 第一に理解したことは、経営の立て直しだろう、ということです 学位取得はもとより研究とも教育とも縁遠く、ファイナンスで活躍してきた彼をトップに迎え入れるというのは「経営トップ」として以外には考えられません 比較的早い時期から、伊藤メディア・ラボ所長はエプスタイン・マネーと関わりがあったこと、かつそれを意図的に隠蔽し、大学当局にも嘘をついていたことが、今回、「The New Yorker」に暴露された ビデオ監視の「乱交島」と不可解な自殺 高校で数学・物理の教師 生徒の父兄としてベア・スターンズ証券の中興の祖アラン・グリンバーグと知り合い、グリンバーグは彼の才能を認めて1976年、ベア・スターンズに職位を与えました ほとんど最低の職位からスタートしながら、富裕な顧客に取り入り、複雑な問題を解決する手腕を発揮し、わずか4年でパートナーに就任するという大出世 エプスタインは独立して自身のコンサルティング・ファームを主催、以降、冷戦末期からネット経済成立の初期にかけて着実に力をつけ、ヘッジファンドのオーナーとして君臨するようになります 「リトル・セント・ジェームズ島」を所有 逃げ場のない孤島で10代の少女たちが乱交パーティーに参加させられた ビル・クリントン元大統領や英国のアンドルー王子は複数回この島に降り立った 有力者に性的な接待を行うとともに、それらの模様を記録して脅迫などに使用していた容疑 宇宙物理学者スティーヴン・ホーキングは、エプスタインがこの島で主催した素粒子物理・宇宙論の国際会議のために、複数のノーベル物理学賞受賞者たちとともに来訪しています フロリダ州パームビーチの私邸内で未成年の少女に300ドルほどの金銭を払い、性的なマッサージをさせていた容疑で禁固1年1か月の判決 エプスタインの弁護人を務めたのは、のちにドナルド・トランプ政権で労働長官に指名されるアレクサンダー・アコスタでした。アコスタは、エプスタインに児童買春一件を認めさせて性犯罪者登録するとともに、連邦レベルでの訴追を免れるなどの減刑に便宜を計った容疑 エプスタインと秘密裏の司法取引を糾弾され、アコスタは2019年7月12日に辞職 エプスタインは監獄内で「自殺」死体となって発見 トランプ大統領は、エプスタインの死にビル・クリントン+ヒラリー・クリントンが関わっているとするツイートをリツイート MITで何が起きていたのか? 「エプスタイン・マネー」を伊藤穣一所長はメディア・ラボの資金として20年間で80万ドルを受け入れていたことが今回発覚しました。 さらに伊藤氏個人の投資口座にも120万ドルが振り込まれ、さらにビル・ゲイツ財団などを経由して一種の「マネーロンダリング」で工作したうえ、750万ドル(約8億円)を受け取っていたことが露見 伊藤氏からスタッフに匿名での処理や「名前を言ってはいけない、あの人、He-Who-Must-Not-Be-Named」などとして伏せるよう指示 本質的な背景は、大学が研究教育の場という以上に、営利の場、あるいは投機によって生じた負債の埋め合わせなど、本道から外れた金銭空転の場に転じてしまったことにあると指摘する必要 「なぜ米国はMITメディアラボ・伊藤穣一氏だけ責めるのか」 「辞めないで」の署名が集まった8月 「辞めないで」と訴える専用サイトを立ち上げ、請願書に250人を超える署名を集めた 状況が一変する。伊藤氏に関する新しい事実を示した記事が雑誌ニューヨーカー(電子版)に掲載された 内部告発で明るみに出た隠蔽 エプスタイン氏に「ヴォルデモート」のあだ名 被害者を加害者にする手口
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。