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子育て(その3)(東大理三に3男1女を合格させた母親の 「超時間術」とは?、子の学力上げたい親が知るべき「運動の重要性」 人は身体を動かすことで脳の発達が促される、親の「夜ふかし」が子供の健康に与える大問題 家族全員での「生活リズム」の見直しが必要だ) [生活]

子育てについては、2019年11月2日に取上げた。今日は、(その3)(東大理三に3男1女を合格させた母親の 「超時間術」とは?、子の学力上げたい親が知るべき「運動の重要性」 人は身体を動かすことで脳の発達が促される、親の「夜ふかし」が子供の健康に与える大問題 家族全員での「生活リズム」の見直しが必要だ)である。

先ずは、昨年11月15日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した元高校教師で専業主婦の佐藤亮子氏による「東大理三に3男1女を合格させた母親の 「超時間術」とは?」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/252490
・『学受験の最難関である東大理三に、4人のお子さん全員を合格させた佐藤亮子さん。2015年の秋に佐藤さんにお会いして以来、取材や講演などで軽く100回以上お話を伺った。驚くのは話の引き出しの多さだ。 今までに幼児教育の重要性、中学受験や大学受験のサポート方法、子育て論などについてたくさんお話を伺ったが、新著『東大理三に3男1女を合格させた母親が教える 東大に入るお金と時間の使い方』は「お金と時間」という新しい切り口。「佐藤さんはどのようにお金と時間を使ったか」に加え、子どもの学力を伸ばすためのさまざまな佐藤ママメソッドが紹介されている。 第一子であるご長男を授かった時、佐藤さんは「子どもの未来の可能性を拓くために重要なのは教育。本人が希望する道に進めるよう、能力を最大限に伸ばしてあげたい」と思ったという。ご長男が生まれる前から小学校の教科書に目を通し、童謡集を購入するなどの準備を始めた佐藤さんは、教育費は惜しまず、時間の無駄を省いてきた。 わが子の幸せな未来のために学力を伸ばしたい、わが子を東大に入れたいと考える方はもちろんのこと、社会人や専業主婦にとっても役に立つ情報が満載だ。5回に分けて、佐藤さんの魅力、独自の子育て、書籍の特徴などについて紹介したい。(教育ジャーナリスト 庄村敦子) 東京大学学生委員会が調査を実施し、「学生生活実態調査報告書」を公表している。最新の2018年のものをみると、東大生の母親の職業は「無職」が34.2%で一番多い。東大生のご家族の取材をしたときも、専業主婦が多かったように思う。 私の長女が通った都内の中高一貫の女子校は、東大や医学部を目指す生徒が多く、保護者会前のランチのときにお話しすると、専業主婦が思った以上に多かった。 話題は子どもや勉強のことがメイン。定期テストの暗記などを手伝ったり、勉強を教えてあげたりする母親と、「子どもに任せていて、何もしていない」という母親とに分かれた。 中学受験は「親子の受験」だから、親のサポートは必要不可欠だが、中学入学後は、引き続き母親がサポートを続けるご家庭と、子どもに任せるご家庭とに分かれるようだ。 東大理三に3男1女を合格させた佐藤亮子さんは、お子さんが生まれる前からサポートのための準備を始め、大学受験まで全力でサポートを続けた。 「きょうだい平等」を重んじ、中学受験までは同じようにサポートしてきた佐藤さんだが、中学受験以降はお子さんによってサポートの度合いが違った。それはお子さんたちの性格が違うからだ。 佐藤さんによると、ご長男は自分で計画を立て、自分で勉強するタイプで、一番手がかからなかったという。次男さん、三男さん、お嬢さんの勉強にはとことん付き合い、4人のお子さん全員の模試の整理や過去問の製本などのサポートを行った。 私はというと、長女が日能研に通っていた約2年間は仕事をセーブして、懸命に中学受験のサポートを行った。しかし、長女が志望校に合格したあとは、「勉強のやり方も教えたから、頑張って!」といった感じで、ほとんどサポートを行わなかった。セーブしていた仕事を増やしたこと、長女が中1のときに母が病気になり、看病のためにたびたび帰省していたことが主な理由だった。 佐藤さんの全力サポートの話を伺うと、「もう少し私がサポートをしてあげれば、もっと楽に勉強できたかな」と感じることもあった。今振り返ると、両親の帰りが遅いときには7歳下の妹の面倒を見てくれることもあり、よく頑張ってくれたと思う。 長女が通った学校の生徒のなかには、「勉強が趣味」「数学の問題を解くのが楽しい」というお子さんも少なくなかった。でも、そうではない子どもの方が世の中では多いだろう。その場合、佐藤さんが実践したようなサポートがあると、無駄な時間を省くことができ、勉強の効率がグンとあがる。 子どもの1日24時間をどのように使わせるか、が重要だ。 佐藤さんの口癖のひとつが「そんなの、時間の無駄でしょ」。著書『東大理三に3男1女を合格させた母親が教える 東大に入るお金と時間の使い方』には、佐藤さんの「時間」に対する考え方や「時間の無駄を省く」方法がたくさん出ている。そのなかのいくつかを紹介しよう』、「東大理三に3男1女を合格させた」、とは確かに凄いことだ。「佐藤さんの「時間」に対する考え方や「時間の無駄を省く」方法」、とは興味深い。
『●子どもの睡眠時間は削らない  睡眠時間を削ると体調を崩しやすいため、佐藤さんはお子さんたちが幼い頃から睡眠時間を大切に確保してきた。受験を目前に控えた冬休み以降も、睡眠不足にならないように十分注意したという。 「寝るときにはしっかりと寝させて、起きている時間は無駄に過ごさせない」というのが、佐藤さんの考えだ。このため、お子さんが勉強にすぐに取りかかれるよう、勉強の計画や準備を担当した』、睡眠時間は、その間に勉強した知識を脳に定着する重要な役割がある。
・『●探す時間は無駄  整理整頓ができていないと、必要なものを探すのに時間を費やしてしまうのは、大人も子どもも同じだ。「必要なものを探すところから始めるという行為ほど無駄なものはない」。そう考える佐藤さんは、100円ショップでクリアケースやクリアファイルを大量に買って、模試の問題と解答、プリントなどを整理整頓した。 お子さんが中高時代には、ご長男は青、次男さんは緑、三男さんは黄色、お嬢さんはピンクとパーソナルカラーを決め、ケースやファイルの背に、それぞれのカラーのビニールテープを貼り、ひと目で誰のものかわかるように工夫した。 また、参考書や問題集を本棚から探し出す手間を省くために、100円ショップで、高さ23cm、幅12cm、奥行35cmのボックスを購入して、それぞれのボックスに英文法、物理などの教科名を大きく書いて本棚に並べた。勉強するときにはボックスごと机に持って行き、脇に置いて利用したため、お子さんたちに喜ばれたという』、「探す時間は無駄」と「整理整頓」に力を入れたのも合理的だ。
・『●子どもの勉強が終わるまでそばにいる  「勉強は孤独な作業だから、子どもたちの勉強が終わるまではそばにいて、絶対に寝ませんでした」と語る佐藤さん。 3人の息子さんが灘に同時在籍していた3年間は、布団での睡眠時間はなんと2時間半! 著書『東大理三に3男1女を合格させた母親が教える 東大に入るお金と時間の使い方』にも出ている「ある日のスケジュール」の表を見てほしい。 息子さんたちと御主人のお弁当を作るため、朝4時半に起床。5時50分までお弁当を作った後、息子さんたちを起こす。7時にお嬢さんを起こして、御主人と3人で朝食。午前中は家事やお子さんのためのオリジナルノート作り。午後1時まで昼食をとって休憩したら、3時まで家事、ノート作り、お嬢さんの中学受験塾のお弁当づくり。それからお嬢さんを車で小学校に迎えに行き、塾まで送った後、近鉄奈良駅へ。 「3人の息子たちは、全員一緒に帰って来ないので、1人を駅から自宅まで送り届けたら、また連絡が入って駅に向かい、ピストン輸送を繰り返していました。子どもを待たせなくないので、早めに駅に行き、車中で爆睡していましたね」と笑う佐藤さんは、待ち時間も有効に使い、身体をいたわっていた。 夕食はピストン輸送の合間に作ることもあれば、日によっては、全員が帰宅してから作り始めることもあったという。夕食をすませた午後8時頃から午前0時までは、家事、ノート作り、勉強のサポート。お子さんの勉強が終わった0時から入浴とお弁当の下ごしらえをして、2時就寝というハードスケジュール!』、「母親」は僅か「2時就寝」とは確かにハードスケジュールだ。
・『次男さんが灘高校を卒業して上京した後は、急激に睡眠時間が増えたという。ご長男が灘中に入学し、お嬢さんが洛南高校を卒業するまでの13年間、ずっとお弁当を作り続けた佐藤さんには、「本当にお疲れ様でした」という想いしかない。 取材で4人のお子さんたちと電話で話したとき、全員が「お弁当作り」に感謝していた。 ご長男は、「毎朝4時半に起きて、お弁当だけではなく、おにぎりも作ってくれました。早朝に家を出ていたため、2時間目が終わった頃にお弁当、お昼におにぎりを食べ、高3の夏までサッカーに打ち込むことができました。勉強のサポートをはじめ、子どもたちのために時間を使ってくれ、子どもたちのやりたいことを尊重し、やらせてくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです」と話してくれた。 もちろん、4人のお子さん全員が、教育費を惜しまずに使ってくれたこと、勉強をサポートしてくれたことに対して、異口同音に感謝の言葉を口にした。 佐藤さんのお子さんたちには、大きな反抗期はなかったという。いつも自分たちに寄り添ってくれて、お金と時間を惜しまずに使ってくれたことに感謝しているからだろう』、「子どもたちのために時間を使ってくれ、子どもたちのやりたいことを尊重し、やらせてくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです」、「佐藤さんのお子さんたちには、大きな反抗期はなかった」、というのも当然なのかも知れない。

次に、本年3月7日付け東洋経済オンラインが掲載したIWA ACADEMYチーフディレクターの木村 匡宏氏による「子の学力上げたい親が知るべき「運動の重要性」 人は身体を動かすことで脳の発達が促される」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/413523
・『コロナ禍で、子どもの運動不足や体力低下が懸念されています。基本的な運動は、野球やサッカーなどのスポーツへつながる運動能力をアップさせるのはもちろんのこと、脳の発達を促して学力の向上にもつながると、複合型スポーツ施設を運営するIWAアカデミーチーフディレクターで、トレーナーでもある木村匡宏氏は指摘します。では、どのように運動させるのがよいのでしょうか。『1日5分で運動能力と集中力が劇的アップ 5歳からの最新!キッズ・トレーニング』を上梓した木村氏が、その方法をお届けします』、興味深そうだ。
・『人は脳だけで生きているわけではない 「運動すると頭がよくなる」  こう言われて、どれだけの人がすんなり受け入れられるでしょうか? 運動は身体を使うことであり、それで本当に頭がよくなるの?と疑問に感じる人のほうが多いかもしれません。「頭がいい人=勉強ができる人」→「勉強ができる人は脳が発達している人」。こうやって考えていくと、運動と頭のよさは無関係のように感じるからです。 しかし、人間が脳を使うのは勉強の場面に限ったことではありません。走ったり、歩いたり、ジャンプしたりと、身体を動かす時にも、人間はすべて脳からの指令を受けています。計算問題を解いたり、漢字や英単語を覚えたりすることだけが脳の働きではなく、考える、怒る、泣く、楽しむ……これらの感情の動きもすべて、脳の働きによるものです。 人間にとって脳が極めて大事であることは誰にでも理解できると思いますが、人は脳だけで生きているわけではありません。身体があっての脳であるということを覚えておく必要があります。 とくに子どもの脳は、とてつもない勢いで育とうとしています。人間の脳はバランスよく全体的に発達するのではなく、場所によって司る役割が決まっていて、それぞれが順を追って発達していきます。 まず幼児期に発達するのが、運動をコントロールする「運動野」と呼ばれる場所。その影響で小さな子どもは、とにかく走り回ったりして動きたがります。これは脳が発達するために必要なことで、子どもは動くことで自分の身体を認識して成長していきます。つまり、幼児期から運動に親しませることは、脳の発達から考えても、とても重要なことなのです。 ところが昨今は子どもの運動不足が指摘されています。デジタル機器の普及により、日本では3~6歳の子どもの約半数が日常的にスマートフォンやタブレットを利用していると言います。スマートフォンやタブレットで動画コンテンツを見たり、ゲームをしたりしている時間は、まったく身体を動かしません。 本来、身体を使って遊ぶことが大切な時期に、身体を動かさないことが習慣化すると、深刻な運動不足になっていく危険があり、実際に子どものロコモティブシンドロームも多くみられます。これは単純に身体、運動の発達の問題だけでなく、脳の発達の問題でもあります。前述のように、運動と脳の発達には深い関係があるからです。 子どもがキャーキャー言いながら追いかけっこをしたり、サッカーやドッジボールで夢中になって遊んだりして、楽しく、気持ちよく身体を動かすことは、脳全体のネットワークが高い次元でつながることを促し、それは複雑なことを考える力へとつながっていきます。 夢中で遊んでいる時には、脳ではシナプス同士がパチパチと光を放ちながら、興奮状態に入っています。時間を忘れるくらい夢中になって遊ぶということは、物事に取り組む時の深い集中力を育みます』、「3~6歳の子どもの約半数が日常的にスマートフォンやタブレットを利用している」、「深刻な運動不足になっていく危険」、確かに深刻な問題だ。本来であれば、「夢中で遊んでいる時には、脳ではシナプス同士がパチパチと光を放ちながら、興奮状態に入っています。時間を忘れるくらい夢中になって遊ぶということは、物事に取り組む時の深い集中力を育みます」。
・『興奮を味わった脳のほうがコントロールが効く  興奮させてばかりいると、コントロールの効かない、落ち着きのない子になるのでは?と心配する方もいるかもしれません。これはまったくの逆で、正当な興奮を味わった脳のほうが、むしろコントロールが効くようになります。なぜなら「興奮」を経験することは、同時に「興奮を抑える」という経験を増やすことにもなるからです。 例えるなら、興奮を味わったことがない脳は、徐行運転の経験しかない車のようなもの。それではブレーキの使い方を練習できません。スピードを出すからこそ、ブレーキの使い方がわかるのです。興奮を味わってそれを抑えるというのは、これと同じことです。 ただし、気をつけなければいけないのは興奮の質です。スマートフォンやゲームを使って騒いでいる子どももいますが、そうした興奮は本物の興奮ではありません。スポーツのようにさまざまな感覚、身体のあらゆる場所への刺激を伴う興奮こそが本物の興奮で、子どもの脳の発達を促します。人は身体を動かすことによって、脳の発達が進んでいくのです。 子どもの成長には運動が大事だとわかっても、実際にはどんな運動をすればいいかわからないという人も多いと思います。とくに現在は新型コロナウイルスの影響もあり、制約のあるなかでの生活を余儀なくされ、大人も子どもも運動機会が減少しています。 事実、OECD(経済協力開発機構)をはじめ、多くの調査機関から日本など先進国で「子どもの運動時間、身体を使った遊びの時間が減っている」という報告がされています。 ここで誤解してはいけないのは、必ずしも「運動=スポーツ」ではないということ。ルールのあるスポーツだけが運動ではありません。 大人の場合、通勤で階段や坂道を歩く、買い物をする(荷物を持つ)、洗濯物を干すというように、日常生活の中にも運動はたくさんあります。子どもの場合は、スポーツに必要なスキルなど何も考えずに遊ぶだけでも十分な運動になります。ノンシステマティックにいろいろな遊びをすることで、身体が勝手に動きを吸収していきます』、「興奮を味わった脳のほうがコントロールが効く」、「子どもの場合は・・・ノンシステマティックにいろいろな遊びをすることで、身体が勝手に動きを吸収していきます」、言われてみれば納得できる。
・『日常生活の中に運動機会を取り入れる  「追いかける」「逃げる」「転ぶ」「駆け上がる・下りる」「投げる」「捕る」「打つ」「押す・引く」「よける」「切り返す」……無意識で遊んでいても、身体はいろいろな動きをしています。 日常生活の中に、こうした運動機会を取り入れることが、子どもには必要。それぞれの動作を上手にできるかどうかよりも、まずは機会を与えることが大事なのです。 運動機会を与えれば、子どもは自分の意思で夢中になって取り組み、うまくやるための身体の動かし方を勝手に覚えていきます。 ここで気をつけたいのは、「ああしなさい」「こうしなさい」と、大人が過剰なアドバイスをしてしまうことです。大人は安全を確保して見守っていれば十分。自主的に遊びに取り組むことで、子どもの集中力はどんどん深まっていきます。 自分で考えて取り組み、それを大人に否定することなく励まされれば、身体を通して“よい体験”として子どもの記憶に刻まれます。こうした体験を日常の中で重ねていくことで、脳の欲望や感情を扱う大脳辺縁系を刺激し、運動が「楽しい」「達成感」という意欲につながります。 そして「次は何をやろうかな?」と先の予定を計画しながらイメージを繰り返すことで、さまざまな知的活動を行う大脳皮質を使いつつ、脳全体のネットワークがつながっていきます』、なるほど「運動」は「脳」発達にとって不可欠だ。
・『体育の出席率と東大進学率には相関関係がある  こうして幼少期から運動による刺激を脳に与えながら育った子どもは、脳と身体が健全に発達していきます。運動が習慣化されると、それが勉強にも好影響を及ぼすという事例もいくつかあります。 ある有名私立中高一貫校では、体育への出席率と東京大学への進学率に相関関係があることがデータで導かれました。6年間一度も体育を休まない生徒ほど、東大への合格率が高まるというデータです。 また、0時限目に体育を取り入れた高校で、多くの生徒の成績が上がったという研究結果もあります。こうした事例は、運動することが脳や勉強にもよい影響を与えることの一つの証明と言えるでしょう。 運動能力を高めることで脳の発達を促す。これはまさしく子育ての鉄板とも呼べる一石二鳥大作戦。親として「子どもにはどんな習い事をさせたら将来のためになるか?」と考えるのもよいことですが、難しく考える必要はありません。 思い切り身体を使って遊ばせることで、子どもの身体も脳もしっかり成長していきます』、「体育の出席率と東大進学率には相関関係がある」、確かにその通りなのだろう。

第三に、3月26日付け東洋経済オンラインが掲載した 小児科医・小児神経科医の三池 輝久氏による「親の「夜ふかし」が子供の健康に与える大問題 家族全員での「生活リズム」の見直しが必要だ」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/417763
・『多くの家庭では、赤ちゃんが夜中に頻繁に目を覚ますことに悩まされています。いったいなぜ夜中に起きてしまうのでしょうか。小児神経科医の三池輝久氏が上梓した『赤ちゃんと体内時計』を一部抜粋・再構成してお届けします。 夜中に頻繁に目を覚まし、睡眠が細切れになる「睡眠の断片化(fragmentation)」は、私の臨床経験ではかなり心配な状態です。新生児期と同様に、眠りの深さが浅いレム睡眠のときに眠りの状態にとどまることができないために起こります。そしてその多くは夜泣き対応の不適切さと、先天的な素質が原因です。 睡眠の断片化は、母親の気分や感情をかなり損ねます。母子関係によい影響を与えず、心ならずも発作的な怒りから子どもに暴力的な行動を起こす危険性も指摘されているので、母子関係悪化の観点からも注視が必要です(Teti DM, 2016)。 非常に不思議で、またとても残念なことに、小児期の睡眠の断片化に関する信頼に足る論文はほとんど見当たりません』、「母子関係によい影響を与えず、心ならずも発作的な怒りから子どもに暴力的な行動を起こす危険性も指摘」、虐待の一因のようだ。
・『1歳を過ぎて夜間に3回以上起きる場合は要注意  私の追跡調査の結果では、睡眠の断片化はかなり大きな問題で楽観視できないものです。眠りの質を著しく低下させ、結果的に睡眠欠乏と同じ状態を作ります。それにより脳の働きのバランスを崩す可能性があるので早期の改善が必要です(Bonnet MH, 2003)。 特に1歳を過ぎても夜間に3回以上覚醒するようなときは、治療も視野に解決を図りましょう。投薬治療のデメリットよりも睡眠欠乏が脳に与える影響を重くみるべきです。 わが国では、夜一度眠りにつくと朝まで目覚めずに眠れるようになるのは、早い子どもでは4〜5カ月から、一般には1歳です。ただその後も1、2回程度の短い時間(数分)の中途覚醒は定型発達の範囲に入りますが、新生児でも、少なくとも2〜4時間程度は持続して眠ることができるので、30分ごと、あるいは1、2時間ごとに目を覚ます中途覚醒は問題と認識する必要があります。 「睡眠持続障害」は、睡眠障害の1つです(Yavuz-Kodat E, 2020)。睡眠の断片化と異なり、一度目が覚めると1時間以上も眠らない状態です。中には睡眠時間が十分でないのに、一度目が覚めると朝まで起きつづける赤ちゃんもいます。 睡眠が長時間分断されると、睡眠時間が不足します。生活のリズムも安定しません。このタイプでは昼間の機嫌や発達の進捗に留意してください。特に日中の様子はどうでしょうか。 不機嫌だったり泣いたりすることが多く、発達指数が境界領域かやや低い場合は、脳機能の発達が抑制されている恐れがあります。その時点で発達に目立った問題がなくても、安心せず新生児のときの様子や詳しい発達の状況を把握しておく必要があります。 なぜなら体内時計にずれや混乱が生じてあらわれた睡眠障害は、すぐに心身の症状がでなくてもあとになって少しずつ問題が起きることが多いからです。繰り返しますが、睡眠持続障害は発達障害の子どもがもつ睡眠障害の特徴の1つです(Krakowiak P, 2008)。専門医の治療を必要とします』、我が家では長女の「夜泣き」が酷く、次女の娘も同様なので、他人事とは思えない。ただ、幸いあとに深刻な影響はなかったようだ。
・『ADHD(注1)と睡眠の関係  「寝つき不眠」「入眠不眠(Sleep onset insomnia)」という言葉の使用は、小児科領域では2000年代から始まりました(Smits MG, 2001)。医学的には乳幼児を含む子どもたちを対象に「入眠困難」「入眠障害」または「睡眠相後退症候群」という表現が用いられています。 「不眠」とは必要に応じて入眠や睡眠の持続が困難な状態です。この入眠困難は、なかなか入眠できませんが、一度入眠すると睡眠は持続します。 治療に際してメラトニンを用いると症状が改善するので(Smits MG, 2001 およびvan Geijlswijk IM, 2011)、背景にはやはり生活リズムのずれに伴う体内時計のずれがあると考えます(Bijlenga D, 2019)。一番の心配は、この状態が将来のADHDなどと関連する可能性が高く、ADHDを含むASD児(注2)に共通して認められることです。 ここで少しADHDについて補足します。乳幼児期の睡眠の問題とADHDの関連を述べた論文数は、この3年間でゆうに450以上に及びます。それほどまでにADHDの睡眠に関心が集まってきています。 各報告を整理すると、ADHDに共通する睡眠は、①入眠時間のずれ(入眠困難・寝つき不眠)、②頻回の中途覚醒、または長時間の覚醒、③1日8時間以下の短い睡眠、④よく泣く子(持続的な泣き)です。報告では、①から③の睡眠障害のある乳幼児の20〜25%がのちにADHDと診断されています(Thumstöme M, 2002 および Wolke D, 2002)。 このように、ADHDの子どもには高頻度で概日リズムに異常があり、関連性が強く指摘されています(Coogan AN, 2016, 2017)。またこれらの睡眠問題に加えて、睡眠中の多動を指摘する報告があります(Cortese S, 2006)。) 入眠困難が要注意な睡眠障害であることがおわかりいただけたかと思います。 その原因ですが、1995年ごろ、私は乳児の寝つき不眠の一部が保護者の生活リズムと連動していることに気がつきました。きっかけとなったのは宮崎県北西部のある町での乳児健診です。 健診に際して、すべての乳児と保護者にボランティアで2週間の睡眠記録表を書いていただいたときのことです。寝つく時間が遅い乳児では母親の入眠時間も遅く、乳児と母親の生活リズムがピタリと見事に一致していたのです。さらにこの現象は、家族の生活リズムの立て直しによってきれいに改善することもわかりました』、「睡眠障害のある乳幼児の20〜25%がのちにADHDと診断」、発達障害に結びつく可能性があるとは恐ろしいことだ。「乳児の寝つき不眠の一部が保護者の生活リズムと連動している」、その通りなのかも知れない。
(注1)ADHD:注意欠陥・多動性障害(Wikipedia)
(注2)ASD:自閉症スペクトラム障害(Wikipedia)
・『午前2時過ぎに寝る生後5カ月の子  それから5年ほど経たったとき、私は生後5カ月の女の子が毎晩午前2時過ぎに眠っている睡眠記録表をみてやはりびっくりした記憶があります。夜遅くまで働く父親の帰りを母親は赤ちゃんと一緒に待っていました。その時点で臨床的な問題はありませんでしたが、赤ちゃんの将来を心配した私は家族全員で生活リズムを見直すように説明して協力を求めました。 この家族では父親が転職をし、夜9時までに家族全員で眠る努力をされました。その結果、1歳半の時点で見事に夜9時から朝7時まで眠る生活リズムを取り戻すことができました。 2012年から2014年にかけて実施した「アートチャイルドケア調査(現在も持続中)」では、夜11時以降、夜0時以降に眠る習慣のある乳児が少なからず存在し、赤ちゃんの寝つき不眠が決して珍しい現象ではないことが判明しています。 2017年に実施された、京都府木津川市における1〜6歳の乳幼児の調査でも、午後10時以降に入眠する習慣のある子どもは約30%に及ぶことがわかりました。興味深いのは、保護者は子どもの10時以降の入眠に対する問題意識がほとんどなかったことです(小西行郎、2019年)。 乳幼児期の寝つき不眠は、体内時計と生活リズムの不調和によって起こる睡眠障害です。寝ようとする時間に体内時計の準備が整っておらず、眠ることができないのです。時間が経つと眠れるし、睡眠も持続するので不眠とはいえない、という解釈です。ですが後に発達上の問題を招く原因となり、将来的にも情緒的な問題や病気に対する抵抗力を弱める免疫機能の問題を招きやすくします。 睡眠はただ眠りさえすればよいというものではなく、適切な時間帯でなければならないというルールがあるのです。 最近、私が診察した5歳の女の子の話をしましょう。彼女は日常的に午前3〜4時にならないと眠れないという状況に陥っていました。9時とか10時に寝かしつけようとしても眠れないのです。そして彼女もまた、マイペースな生活を送っていて、この時点で体調不良を抱えているわけではありませんでした。 しかし、朝、10〜11時に起こされて、ほぼ眠った状態で保護者の車で登園し、そのまま眠ったあと、午後1〜2時に目が覚めるとみんなと遊ぶ生活でした。 学校社会生活の最初でつまずくのを座視するわけにはいきません。直ちに治療を開始しました。治療の結果、女の子は、朝7時までに10時間ほど眠る生活を取り戻して、2020年に小学1年生となり、コロナ騒ぎのあと、6月から毎日元気に朝から登校しています。 ▽最大の問題は起床時間が遅くなること(寝つき不眠の最大の問題は起床時間が遅くなることです。遅寝・遅起きの生活習慣です。1日の生活リズムが遅いほうへずれると、体内時計もずれます。 実は、乳幼児の生活の時間帯が後ろにずれても、遅れて登園するといった問題はありますが、マイペースに自由な生活ができるなら目立った問題は起こらず、体調もほぼ変わりません。生活リズムと体内時計が「一緒にずれるという同調」を起こすからです。 問題は、就学を機に、学校社会生活というかなり厳格に設計された生活リズムに、そのずれた個人の生体リズムを無理やり合わせなければならないことです。 身体の中では異変がじわじわと蓄積して、結果的に大変な苦労を強いられます。合致させる作業の途中で無理が生じて、生体リズムの何もかもがバラバラになることもあります(図参照)。 散漫な注意力、低下するエネルギー産生、極度の疲れやすさなどの症状が起こり、登園、登校どころか1日を過ごすだけで精一杯です(Van der Heijden KB, 2005)。 少し長くなりますが、もう少しだけ解説をつづけさせてください。入眠が困難になると覚醒も困難になると書きました。これを専門的な用語で睡眠相後退症候群と呼びます。入眠困難と覚醒困難が慢性的につづく睡眠障害です。 この睡眠障害では夕方になると頭がすっきりとして調子が上がり、明け方近くに入眠することになります。一方で、学校や社会の活動開始時間である朝7時ごろには眠りが深くてまったく起きられません。学校社会に適した時間帯に眠り、起きる。このことが困難な状態です』、なるほど。
・『家族で早寝早起きの生活を  睡眠相後退症候群になると、生活リズムが周囲と合わないだけでなく、生命維持装置としての脳の視床下部機能に総合的な問題を抱えます。休養と活動の振幅(メリハリ)が低下する、いわば生命力の低下ともとれる現象があらわれてきます。 それが睡眠相後退症候群の小学生から高校生までの健康状態を調べたときに主訴としてみえてきた、朝の吐き気、気分の悪さ、頭痛・腹痛、めまいなどの自律神経失調症の症状です。 実は、この自律神経症状はより深刻な症状の発症を知らせる警報です。放置しておくと、目にみえない体温調節、ホルモン分泌、エネルギー産生、免疫機能、協調運動、脳機能バランス維持などの不調和と機能低下を起こし、全身のだるさや無気力などたとえようのない不調としてあらわれます。 この睡眠相後退症候群こそが「不登校」の原因背景として世界で注目されているのです(Tomoda A, 1994 およびSivertsen B, 2013 およびHochadel J, 2014 およびHysing M, 2015)。 このような体内時計と学校社会生活リズムの不一致を、乳児期という人生のスタート地点で起こさせてはいけません。寝つきが悪いと感じたら、すぐに家族全員で早寝早起きの生活を実践しましょう。素質もありますが、寝つき不眠は家族の生活(環境的要因)が影響する可能性大の睡眠障害です』、「睡眠相後退症候群こそが「不登校」の原因背景として世界で注目されている」、「不登校」になったら治癒は大変なので、「睡眠相後退症候群」の間に治しておく方がよさそうだ。「寝つきが悪いと感じたら、すぐに家族全員で早寝早起きの生活を実践しましょう」、40年早くこの記事を読んでいたらよかったのに・・・。
タグ:子育て 東洋経済オンライン ダイヤモンド・オンライン 佐藤亮子 (その3)(東大理三に3男1女を合格させた母親の 「超時間術」とは?、子の学力上げたい親が知るべき「運動の重要性」 人は身体を動かすことで脳の発達が促される、親の「夜ふかし」が子供の健康に与える大問題 家族全員での「生活リズム」の見直しが必要だ) 「東大理三に3男1女を合格させた母親の 「超時間術」とは?」 「東大理三に3男1女を合格させた」、とは確かに凄いことだ。「佐藤さんの「時間」に対する考え方や「時間の無駄を省く」方法」、とは興味深い 子どもの睡眠時間は削らない 探す時間は無駄 子どもの勉強が終わるまでそばにいる 「母親」は僅か「2時就寝」とは確かにハードスケジュールだ 「子どもたちのために時間を使ってくれ、子どもたちのやりたいことを尊重し、やらせてくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです」、「佐藤さんのお子さんたちには、大きな反抗期はなかった」、というのも当然なのかも知れない 木村 匡宏 「子の学力上げたい親が知るべき「運動の重要性」 人は身体を動かすことで脳の発達が促される」 「3~6歳の子どもの約半数が日常的にスマートフォンやタブレットを利用している」、「深刻な運動不足になっていく危険」、確かに深刻な問題だ 本来であれば、「夢中で遊んでいる時には、脳ではシナプス同士がパチパチと光を放ちながら、興奮状態に入っています。時間を忘れるくらい夢中になって遊ぶということは、物事に取り組む時の深い集中力を育みます」 「興奮を味わった脳のほうがコントロールが効く」、「子どもの場合は・・・ノンシステマティックにいろいろな遊びをすることで、身体が勝手に動きを吸収していきます」、言われてみれば納得できる なるほど「運動」は「脳」発達にとって不可欠だ 「体育の出席率と東大進学率には相関関係がある」、確かにその通りなのだろう。 三池 輝久 「親の「夜ふかし」が子供の健康に与える大問題 家族全員での「生活リズム」の見直しが必要だ」 「母子関係によい影響を与えず、心ならずも発作的な怒りから子どもに暴力的な行動を起こす危険性も指摘」、虐待の一因のようだ 我が家では長女の「夜泣き」が酷く、次女の娘も同様なので、他人事とは思えない。ただ、幸いあとに深刻な影響はなかったようだ 「睡眠障害のある乳幼児の20〜25%がのちにADHDと診断」、発達障害に結びつく可能性があるとは恐ろしいことだ。「乳児の寝つき不眠の一部が保護者の生活リズムと連動している」、その通りなのかも知れない 「睡眠相後退症候群こそが「不登校」の原因背景として世界で注目されている」、「不登校」になったら治癒は大変なので、「睡眠相後退症候群」の間に治しておく方がよさそうだ 「寝つきが悪いと感じたら、すぐに家族全員で早寝早起きの生活を実践しましょう」、40年早くこの記事を読んでいたらよかったのに・・・。
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