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天皇制度(その2)(安倍前首相 皇位継承問題で“神風”発言 御厨貴が明かす、眞子さまPTSD公表が誘発した3つの危機 宮内庁「亡国の危機管理」とは、精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた) [国内政治]

天皇制度については、2月15日に取上げた。今日は、(その2)(安倍前首相 皇位継承問題で“神風”発言 御厨貴が明かす、眞子さまPTSD公表が誘発した3つの危機 宮内庁「亡国の危機管理」とは、精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた)である。

先ずは、1月3日付けAERAdot「安倍前首相、皇位継承問題で“神風”発言 御厨貴が明かす」を紹介しよう。
https://dot.asahi.com/wa/2020122500013.html?page=1
・『上皇さまの天皇退位をめぐる有識者会議で、座長代理を務めた政治学者の御厨貴さん。今の皇室が抱える問題について、作家の林真理子と語り合いました。 林:先生は天皇陛下の退位のあり方を考える有識者会議の座長代理をされましたけど、まさか皇室がこんなことになるとは思わなかったですか。 御厨:まったく思わなかったですね。天皇が退位を表明されたこともびっくりでしたけど、あれを実現すれば、今までは天皇陛下ご夫妻だけに光が当たってたのが、今度は上皇さまになられるので、上皇ご夫妻、天皇陛下ご夫妻、皇嗣殿下ご夫妻、この3代にわたって皇室を見られることになる。今までのモノトーンの天皇・皇室ではなく、非常にカラフルな天皇・皇室になって、それぞれがそれぞれの魅力を発揮していけるのではないかと思ったし、周りにもそう言ったんです。それがこんなことになっちゃって。 林:「税金を使ってこんな好き放題なことをしていいのか」という論調がありますが、皇室の方に関して「税金を使いやがって」という声があがるようになったのは、ちょっとまずいんじゃないかなと思うんです。 御厨:ただ、皇室の問題でいちばん怖いのは、みんながまったく関心を持たなくなることです。これは非常に危険なんですよ。天皇の存在とか、皇居の意味もわからなくなって、「あそこは一等地なんだし、公園にして開放すれば?」とかいう話が出てくる可能性があるわけですよ。だけど、「税金ばかり使いやがって」というのは、「皇室? 何それ」という状況になるよりはまだマシ。関心を持っていることに変わりはないですから。週刊誌にいろんな取り上げ方をされますけど、無視されるよりはまだマシだと思います。 林:ああ、なるほど。 御厨:ただ、皇室の側から反論はできませんから、言われっぱなしになっちゃうわけですよね。だから本当は宮内庁長官がもっと考えていろいろな発言をすべきなんだけど、宮内庁長官の西村(泰彦)さんはああいうことを中途半端に言っちゃった感じがするんですよね(12月10日の定例会見で「小室さん側は説明責任を果たすことが重要」と発言)。最終的に皇室をこうしたいという考えがあって、その第一歩としてしゃべってるならいいんだけど、今の非常にまずい状況を何とかしようという一時的な措置というスタンスでしか言ってないので、あの発言がどういう千波万波を呼ぶかわからない』、「宮内庁長官」が「定例会見で「小室さん側は説明責任を果たすことが重要」と発言」、した件については、批判的なようだ。
・『林:先生は今の天皇、皇后両陛下に何度も会われたと思いますけど、私もこのあいだお言葉をいただく機会がありまして、やっぱりふつうの方とは違う素晴らしい方だと思いました。皇后さまも素敵な方で、ご苦労された分だけ人間力が増して、素晴らしい女性だと感じました。各国の要人が総理大臣と会ったってそんなにうれしがりませんけど、皇居に行けばどんな方もみんな喜ぶじゃないですか。あれをもっと認識すべきだと思うんです。 御厨:そうなんです。中国だって韓国だって、日本がうらやましいのは、天皇が続いてることなんですよ。天皇のような、ある種優雅な、のりしろがたっぷりある部分というのは、中国や韓国の制度の中にはないですからね。日本の天皇制というのは、豊かな文化ののりしろの部分を代表してますから、海外の人も日本に来たら、いの一番に「陛下にお会いしたい」と言いますよ。 林:そうですよね。外国の賓客をもてなしているときのお二人を見ると、ほんとに誇らしい気持ちになります。私も今「文藝春秋」で李王家の話(「李王家の縁談」)を連載していますが、史料を読むうちに皇族について初めて知ることがたくさんありました。しかし天皇家の評価が高くなって、「愛子さまも素晴らしい」という声が出てくると、シーソーみたいに秋篠宮家の評価がどんどん下がっていく感じがするんです。どうしてそうなっちゃうんでしょう。 御厨:秋篠宮さまは次男ということで、かなり自由にお育ちになったことは間違いないですよね。実際に美智子さまは、今の天皇陛下に対しては相当程度の天皇教育をしたけれども、その分、あとのお子さん方には手をかける時間がなかったということを、おっしゃったことがあると聞いています。 林:将来、秋篠宮家の悠仁さまに男児ができない限り、大変なことになりますよね。) 御厨:そうなんですよ。僕らが天皇退位の会議をやったときも、その最後のところで、「皇位継承者の問題について、すぐに別途有識者会議を開いて検討を始めるべし」と言ったし、国会もそういう決議をしたんです。だけど、あのときは天皇退位で精いっぱいだから、退位されて次の天皇になってから検討しようということで、2~3年はあいだを置くということを官邸の連中は言ってましたよ。僕は「それでは遅い。今の天皇に人気と関心があるうちに話を進めないとまずい」と言ったんです。 林:それはすごいご慧眼ですね。 御厨:ところが、政府はもともとあんまりやりたくなかった。安倍さんは女系・女性天皇には反対ですからね。安倍さんは僕にはっきり言いましたよ。 林:なんて言ったんですか。 御厨:「こういう問題はあせらないほうがいいんだ」と言うから、「悠仁さんの先はどうするんですか」と聞いたら、「まだ40年あるよ。そのあいだに日本は“神風”が吹くから、必ずいい解答が出る」と言ったわけ。それを聞いた瞬間、「あ、この人は(女系・女性天皇問題を)やりたくないんだな。自分のときにやったと言われるのが嫌なんだな」と思いました。 林:ほぉ~。後々何か言われるのが嫌だったのかもしれないですね。 御厨:安倍さんはあのとき、つながりのある右の支援団体から「そこは絶対曲げないでくださいよ」と言われてた可能性が高いわけですから、それはできなかったと思いますね。(構成/本誌・松岡かすみ 編集協力/一木俊雄)(御厨氏の略歴はリンク先参照) ※週刊朝日  2021年1月1‐8日合併号より抜粋』、「皇位継承者の問題」について、「政府はもともとあんまりやりたくなかった。安倍さんは女系・女性天皇には反対ですからね。安倍さんは僕にはっきり言いましたよ。 林:なんて言ったんですか。 御厨:「こういう問題はあせらないほうがいいんだ」と言うから、「悠仁さんの先はどうするんですか」と聞いたら、「まだ40年あるよ。そのあいだに日本は“神風”が吹くから、必ずいい解答が出る」と言ったわけ。それを聞いた瞬間、「あ、この人は(女系・女性天皇問題を)やりたくないんだな。自分のときにやったと言われるのが嫌なんだな」と思いました」、先送りした犯人はやはり「安部」元首相のようだ。政治家が「神風」に頼るとは飛んでもない話だ。

次に、10月7日付けダイヤモンド・オンラインが掲載したノンフィクションライターの窪田順生氏による「眞子さまPTSD公表が誘発した3つの危機、宮内庁「亡国の危機管理」とは」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/284062
・『宮内庁の発表は「火に油を注いだ」どころではない理由  10月1日、宮内庁は、秋篠宮家の長女、眞子さまが「複雑性PTSD」(複雑性心的外傷後ストレス障害)と診断される状況だということを公表した。 小室圭さんと今月26日に結婚することを明かし、「なぜこのタイミングに結婚するのか」という説明の中で、心の病について言及されたのである。 小室家の金銭トラブル問題もあって、結婚の時期はこれまで慎重に検討されてきた。しかし、眞子さまが、ご自身や家族らに向けられる誹謗中傷にもはや耐えられないというところまで追いつめられ、「本人の好きなようにやらせてあげる」ということが最善の治療ということで、今回の結婚が決定したという。 しかし、このPTSD公表は批判も受けている。『眞子さまの複雑性PTSD公表、狙いが『批判封殺」なら逆効果に(JBプレス)』では、体のいい言論封殺ではないかと言っているし、『宮内庁の策は、火に油を注いでしまった」眞子さまの結婚と「複雑性PTSD」公表の全内幕(アエラdot.)』でも反発する意見を紹介している。 確かに、結婚のタイミングについては、小室さんの就職が決まったからなど、いくらでも説明できたはずで、病を持ち出す理由はない。宮内庁は「明かす必要のない事実をわざわざ言って事態を悪化させる」という危機管理のミスを犯した、という指摘も多いのだ。 ただ、今回の宮内庁がやったことは「火に油」や「逆効果」程度で片付けられるような失態ではない。 おめでたい話にみそを付けただけではなく、アメリカで新生活を送る「小室眞子さん」という一般女性の幸せと穏やかな日常を危険に晒してしまった。そして何よりも、皇室の信用を大きく失墜させるなど、日本を危機に晒した。 これは「亡国の危機管理」といってもいいほど罪深いものなのだ』、「「亡国の危機管理」といってもいいほど罪深い」、私も呆れ果てた。
・『PTSD公表が誘発した3つの危機  「ずいぶん厳しいじゃないか」と驚く方もいるだろうが、筆者の説明を聞けばそれが大げさではないことがわかっていただけるはずだ。実は眞子さまのPTSD公表は、次の3つの「危機」を新たに誘発したのだ。 (1)世界中のメディア・諜報機関に眞子さまを「協力者」に仕立てる方法を教えた (2)来月から一般人として生活する女性の「病歴」を世界に公表した (3)「皇族もメンタルヘルスに問題を抱えたら自由を得られる」という前例を世に示した  まず、(1)について説明しよう。『眞子さま、小室圭さんと「年内結婚」で日本人が覚悟すべき3つのリスク』で詳しく解説したが、これからアメリカで暮らす眞子さまは、さまざまな国の諜報機関から標的にされる可能性が高い。 海外ではロイヤルファミリー、特に王室から離脱した人は国家間の諜報戦に巻き込まれるケースが多い。その国の「弱み」を握るために、表に出ない国の体制や王室メンバーの情報を吸い上げるための「協力者」とされるのが一般的なのだ。 例えば、チャールズ皇太子と離婚したダイアナ妃や、クアラルンプール国際空港で暗殺された金正男氏の周囲に、米NSA(アメリカ国家安全保障局)やCIA(中央情報局)が暗躍していたと言われる』、「世界中のメディア・諜報機関に眞子さまを「協力者」に仕立てる方法を教えた」、のは罪深い。
・『元ロイヤルファミリーが機密情報を漏らしてしまう理由  ではなぜ元ロイヤルファミリーが、自国の秘密を漏らすようなことをしてしまうのかというと、ほとんどのケースでご本人たちには悪気はない。スキャンダルを握って脅迫されるというようなケースもなくはないが、多くの元ロイヤルファミリーは諜報機関の人間を心から信頼して、自ら進んで機密情報を流すのだ。 「そんなことができるのか」と思うかもしれないが、これは諜報機関のみならず、メディアでもよく使う極めてポピュラーな情報入手テクニックである。 例えば、英大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が、英国王室関係者を盗聴するという事件が起きた。では、なぜそんな重要人物の電話番号が入手できたのかというと、同紙の記者が裁判で明かしたことによれば、故ダイアナ元妃が王族やスタッフの部外秘の電話番号が載っている通称「グリーンブック」という機密情報を流していたからだ。報道によると、被告は法廷でこう証言したという。 「ダイアナ元妃は夫のために働いている人々や王室の規模がどれほどのものか見てほしいと考えていた」 「元妃は夫の周辺の人々から強い圧力を受けていると感じ、夫とやり合ってくれる仲間を探していた」 世間から叩かれ、周囲から敵意を向けられた人が「理解者」や「味方」を欲するというのは、一般人であろうとロイヤルファミリーであろうと変わらない。諜報機関の人間は、その不安、孤独、ストレスにつけ込んで、信頼関係を築き、欲しい情報を引き出すのである。 ここまで言えば、筆者が何を言いたいかわかっていただけるのではないか。 眞子さまは、日本という国の根幹にある天皇家に連なる女性だ。公にされていない儀式、皇室内部の情報など、日本の国民でさえ知らない情報をたくさんご存じだ。日本と利害関係のある国が、眞子さまを「協力者」に仕立て上げれば、日本にプレッシャーをかけるスキャンダルや内部情報も引き出すこともできる』、「「ダイアナ元妃は夫のために働いている人々や王室の規模がどれほどのものか見てほしいと考えていた」 「元妃は夫の周辺の人々から強い圧力を受けていると感じ、夫とやり合ってくれる仲間を探していた」」、確かに狙い目だ。
・『眞子さまの危険をさらに高めた  アメリカ移住でこのリスクがさらに高まっている中で、宮内庁はのんきに眞子さまのPTSDを全世界に公表した。不安や孤独につけ込みたい者たちにとって、これ以上のナイスアシストはない。 例えば、眞子さまが受けたという「誹謗中傷」を批判するような立場で接近して、信頼を勝ち得るというやり方もあるだろう。また、眞子さまが生活するコミュニティ内に、意図的に日本で叩かれているような情報を流して、孤立させたところで、救いの手を差し伸べるというようなやり方も考えられる。 海外ではそんな人でなしはいない、と思うのは日本人の感覚であって、生き馬の目を抜く国際インテリジェンスの世界では、どんな手段を使ってでも、自国が有利になるような情報を抜き出すものだ。「眞子さまも一般人になったからそっとしておいてあげよう」なんて思いやりを期待する方が間違いだ。 宮内庁は今回の公表で、ただでさえ工作活動のターゲットになっている眞子さまの危険をさらに高めたのだ。「平和ボケ」で済まされる話ではない』、「宮内庁は今回の公表で、ただでさえ工作活動のターゲットになっている眞子さまの危険をさらに高めたのだ」、確かに大きな手落ちだ。
・『一般人になる方の病歴を公表する危うさ  そして、筆者がもうひとつ責任が重いと感じるのは、(2)の「一般人の病歴を公表した」ということだ。 皇后雅子さまの「適応障害」のように、ご公務をずっと休まれている皇族の方に対して、一部の国民から誹謗中傷があったので、それを抑えるために心の病を公表するというのはよく理解できる。 しかし、眞子さまはアメリカで一般人の小室眞子さんとして生活をするのだから、わざわざ「PTSD」を公表する大義はない。むしろ、マイナスの方が大きい。 自分の立場で想像していただきたい。新天地で新たな人間関係を築こうという中で、わざわざ自分のメンタルヘルスの問題を伝えるだろうか。 大坂なおみさんや、メーガン妃のように、自分自身の心の傷を公表することで、同じ悩みを持つ人々を勇気づけたいとか、世界を変えたいという思いを、眞子さまが持っていらっしゃるのなら別だ。しかし、一般人として穏やかな毎日を送っていこうという人にとって、病歴の公表は足を引っ張ることにしかならず、プライバシーの侵害にしかならない』、「一般人として穏やかな毎日を送っていこうという人にとって、病歴の公表は足を引っ張ることにしかならず、プライバシーの侵害にしかならない」、その通りだ。
・『もし悠仁さまのお相手が受け入れ難いものだった場合  そして、最後の(3)の「前例をつくった」という点だが、これを理解していただくには、たとえ話で説明したい。近い将来、皇室に次のようなことが起きたと想像してほしい。 立派な成人男性に成長した秋篠宮家の長男、悠仁さまが、留学先で外国人女性と恋に落ちたとする。これまで男性皇族はオックスフォード大など海外留学をしているのでまったくありえない話ではない。実際、ご両親も学生時代に出会っているし、姉の眞子さまもキャンパスで伴侶を見つけた。 では、この悠仁さまの「国際結婚」が国民から即座に祝福されるかというと、かなり厳しいものがあるだろう。保守的な方たちからすれば、皇位継承順位第2位の悠仁さまのお相手が、外国人というのは正直受け入れ難いだろう。もし仮に、お相手が中国人や韓国人だったら激しい反対運動も起きるかもしれない。 では、そのように「国民の祝福が少ない」ということを受けて、悠仁さまはこの結婚をあきらめるか。 「きっとご自身の立場を考えて、気持ちを改めてくれるはず」と思う人もいるだろうが、筆者はそう思わない。おそらく、悠仁さまはどんなに世間から批判・反対されても、この恋を貫くのではないか。姉、眞子さまがそのスタイルで結婚したことを「学習」されているからだ。 何人かの子どもを持つ親ならばわかると思うが、「姉だけを特別扱い」みたいな子育てはトラブルの元だ。兄や姉にやらせてあげたことは、弟や妹にもやらせてあげないと親子関係はおかしくなる。「お姉ちゃんばっかり大事にされた」とグレる場合もある。眞子さまができたことは、佳子もさまもやりたいし、悠仁さまも真似をする。姉弟というのはそういうものだ。 しかし、そこで日本政府も我々国民も、この「国際結婚」を反対できない。メンタルヘルスに悪影響が出そうな時、ご本人の意思を尊重したという「前例」を全世界に公表しているからだ。「悠仁さまは皇位継承順位第2位なので、眞子さまの時とはワケが違う」なんて理屈を持ち出したら、国際社会から冷ややかな目で見られる。男女平等は常識で、ヘンリー王子も王室から離脱して、ネットフリックスでドキュメンタリーに出演する時代だ。「個人の自由を握り潰す国」というイメージが広まってしまう恐れもある。 結婚決定の背景など伏せておけばいいものを、わざわざ「心の病」を引っ張り出したことで結果として、自分たちの首を締めるような「前例」をつくってしまったのだ』、「悠仁さまが、留学先で外国人女性と恋に落ちた」、場合には確かに本当に悩ましい問題が生じる。
・『皇室が自由になる=現行の天皇・皇室制度の否定  「デイリー新潮」(9月15日)は、秋篠宮妃紀子さまと口論をした佳子さまが「私たちは籠の鳥」というようなことをおっしゃったと報じている。それは決して大げさな話ではなく、日本の天皇・皇室の皆さま方は、「日本国民のため」に「人権」を制約されている、という動かし難い現実がある。自分で車を運転して、外出できるようなイギリス王室メンバーとは明らかに違うのだ。 だから、心を病みやすい。そんな日本の皇室の方が、国民よりも自分の幸せを優先して、自由に生きられるようになっていく、ということは喜ばしいことだが、それは裏を返せば、現行の天皇・皇室という制度を否定することでもあるのだ。  このようなセンシティブな議論をすっとばして、宮内庁は「眞子さまの結婚の決定打はPTSD」などと公表した。これから結婚が控える皇室メンバーや天皇制を「守る」意識が少しでもあれば、こんな軽率なことはできないはずだ。 筆者は報道対策アドバイザーとして、これまで多くの企業のリスクコミュニケーションにアドバイスをしてきたが、もっとも多く目にするのが、「守る対象を間違える」という失敗パターンだ。経営幹部や広報部員たちは、とにかく社長を守ろうとする。 社長に恥をかかせないよう、批判されないように、その場しのぎの回答を用意する。それで会見の席上の社長は守れるが、それが嘘であったりすることが発覚して、企業のイメージや信用を大きく失墜してしまう。つまり、社長を守ることに頭がいっぱいで、会社が守れないのだ。 今回の宮内庁も同じ罠に陥っている。結婚に踏み切る眞子さまへの批判を和らげたい。それを認めた秋篠宮家を守りたい。そのような目先のことで思いで頭がいっぱいになって、眞子さまの一般人になってからの生活や安全、そして皇室を守れていない。 公表すべきは、眞子さまの「病」ではなく、小室母子の金銭トラブル解決に向けた進捗だ。ここまで大きな騒ぎになって、なぜ相手と向き合わないのか。直接話せない事情でもあるのか。結婚前にそれを公表すべきだ。 スキャンダルで炎上する企業も、「なぜマスコミはこんなに叩くのだ」とよく逆ギレする。宮内庁も、なんでもかんでも「誹謗中傷」で片付けるのではなく、なぜここまで国民に祝福されないのかということを真摯に受け止め、皇室と眞子さまを守るリスクコミュニケーションをすべきではないか』、「結婚に踏み切る眞子さまへの批判を和らげたい。それを認めた秋篠宮家を守りたい。そのような目先のことで思いで頭がいっぱいになって、眞子さまの一般人になってからの生活や安全、そして皇室を守れていない。 公表すべきは、眞子さまの「病」ではなく、小室母子の金銭トラブル解決に向けた進捗だ」、同感である。

第三に、10月7日付けPRESIDENT Onlineが掲載した国際医療福祉大学大学院教授の和田 秀樹氏による「精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた」を紹介しよう。
https://president.jp/articles/-/50716
・『宮内庁は10月1日、眞子さま(29)と小室圭さん(29)が同月26日に結婚されると正式発表するとともに、眞子さまが「複雑性PTSD」と診断されたことを明らかにした。精神科医の和田秀樹さんは「会見に同席した精神科医は『結婚について周囲から温かい見守りがあれば、健康の回復が速やかに進むとみられる』と発言しましたが、これは国民に誤解を与え、現実に複雑性PTSDの症状に苦しむ虐待サバイバーに脅威を与えるおそれがある」という。その理由とは――』、興味深そうだ。
・『精神科医が腰を抜かすほど驚いた「眞子さまは複雑性PTSD」  宮内庁は1日、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)が「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されたことを明らかにした。 そのため、この病名がネット上で一気にトピックワードとなった。 この病名については、秋篠宮家の側近部局トップの加地隆治皇嗣職大夫が眞子さまの病状について切り出し、精神科医で、公益財団法人「こころのバリアフリー研究会」理事長の秋山剛氏が会見に同席して「長期にわたり誹謗中傷を体験された結果、複雑性PTSDと診断される状態になっておられる」と述べた。 1991~94年にアメリカに留学して以来、この疾患に向き合ってきた私は、宮内庁のその後の説明を聞くにつけて、腰を抜かすほど驚いてしまった。 なぜなら、複雑性PTSDとは虐待のような悲惨な体験を長期間受け続けた人に生じる心の病であり、治療も大変困難なものとされているからだ。 1970年代、ベトナム戦争で兵士が受けた心理的後遺症やレイプトラウマの研究が進み、1980年に発表されたアメリカ精神医学会の診断基準第3版(DSM-3)に「PTSD」という病名が採用された。 その後もトラウマ研究が進み、児童虐待のような長期反復型のトラウマ体験の場合は、もっと深刻な病状が生じることがわかってきた。 当時のアメリカにおけるトラウマ研究の第一人者であるジュディス・ハーマン(ハーバード大学准教授)は、その主著と言える『心的外傷と回復』(みすず書房)において、複雑性PTSDという病名を提起した』、和田氏は「複雑性PTSD」を「アメリカに留学して以来、この疾患に向き合ってきた」権威で、「宮内庁」が言うほど軽い症状ではないようだ。
・『複雑性PTSDの症状…自傷行為、性的逸脱、解離症状、希望喪失  ハーマンが提起し、94年に発表されたアメリカ精神医学会の診断基準第4版(DSM-4)の「複雑性PTSD」に加えることが検討された症状には以下のようなものが列挙された。 1:感情制御の変化(自傷行為や性的逸脱など) 2:意識変化(解離症状など) 3:自己の感覚の変化(恥の意識など) 4:加害者への感覚の変化(復讐への没頭だけでなく、加害者を理想化することもある) 5:他者との関係の変化(孤立・ひきこもりなど) 6:意味体系の変化(希望喪失など) 実際、私の留学中も虐待の被害者の患者をかなりの数で診たが、この指摘には心当たりがある。ここで注目したいのは、2の項目にある「解離」という症状だ。 解離は、自分の忌まわしい記憶をふだんとは別の意識状態に置くことで生じると考えられている。要するにトラウマ的な出来事を覚えている意識状態と、普段の意識状態は、別の意識状態になっている。 そのため、その人は、トラウマ的出来事を覚えている意識状態になったときのことは覚えていないし、その意識状態は、普段の意識状態と連続性をもたない。 解離性健忘の場合、その解離状態の時の言動を覚えておらず、かなりの暴言を吐いても、犯罪的な行為(万引きや暴行など)や性的逸脱を行っても、それを覚えていない。 別の意識状態になったときにアイデンティティ(自分が子どもか大人かとか、ふだんの名前や役職など)まで変わってしまう状態は多重人格と呼ばれてきたが、DSM-4では解離性同一性(アイデンティティ)障害と呼ばれるようになった』、なるほど。
・『「複雑性PTSDとは、悪口レベルの外傷的体験ではない」  またこの複雑性PTSDの場合、感情も対人関係も不安定なので、婚姻生活や社会生活に支障をきたし、定職にもつけない境界性パーソナリティー障害と呼ばれる診断を受けることも多い。 ただ、ハーマンの過去の記憶を思い出させて、それをぶちまけさせるような治療方針がかえって患者の具合が悪くすることが多いことが明らかになったことで、彼女のアメリカ精神医学会での影響力はかなり弱まった。ハーバード大学でも教授に昇格していない。そのせいか、2013年改訂のアメリカ精神医学会の診断基準の第5版(DSM-5)では、複雑性PTSDの病名は採用されなかった。 ところが、WHOが作るもう一つの国際的な診断基準の最新版(ICD-11)が2018年に公表された際に複雑性PTSDが採用されることになった。これまでの歴史をみるとアメリカ精神医学会の基準に追随することが多かった中で画期的なことである。 おそらくは、世界的に深刻化する児童虐待だけでなく、人権を弾圧するような政府や軍事介入などで生じる心の後遺症を無視することができないと考えたのだろう。 実際、この診断基準で挙げられている逃れることが困難もしくは不可能な状況で、長期間・反復的に、著しい脅威や恐怖をもたらす出来事の例としては、「反復的な小児期の性的虐待・身体的虐待」のほか、「拷問」「奴隷」「集団虐殺」が挙げられている。けっして悪口レベルの外傷的体験などではない。 これに対して秋山医師は、「複雑性PTSDは言葉の暴力、インターネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントでも起こる」と拡大解釈をしたわけだ。 実際、インターネット上の誹謗中傷で自殺する人もいるのだから、私もその可能性を否定するつもりはない』、「けっして悪口レベルの外傷的体験などではない。 これに対して秋山医師は、「複雑性PTSDは言葉の暴力、インターネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントでも起こる」と拡大解釈をしたわけだ」、かなり無理がありそうだ。
・『「温かい見守りがあれば、健康の回復が速やかに」という発言の問題点  むしろ今回、国民に誤解を与え、現実に複雑性PTSDの症状に苦しむ虐待サバイバー(※)に脅威を与えるおそれがあるのは、秋山医師が発した「(小室圭さんとの)結婚について周囲から温かい見守りがあれば、健康の回復が速やかに進むとみられる」という言葉だ。 ※児童虐待を受けたあと、生き残り、心の病に苦しんでいる人たち。 自らが虐待サバイバーで複雑性PTSDの実際の症状を赤裸々に記録した『わたし、虐待サバイバー』(ブックマン社)の著者である羽馬千恵さんは、自身が発行するメルマガ(※)の中で、「虐待が終わってからが、本当の地獄だった」と記している。 ※大人だって虐待で苦しんでいる。当事者が語る子供時代のトラウマ - まぐまぐニュース!(mag2.com) 虐待を受けた子供たちは大人になり複雑性PTSDに苦しむわけだが、親元を離れ、虐待を受けなくなったり、多少周囲が温かくしてくれたりしところで、そう簡単に治るものではない。 つい最近も3歳児が母親の同居人の虐待で死亡した事件があったが、それに関するニュースの多くは、初動で行政がしっかり対応していたら死ななくてすんだという類のものだった。 たしかにそういう面もあるかもしれない。しかし、もっと重要なのは子供の今後の人生だ。「運よく生き残ったから、よかった」で済む問題ではない。生き残った子供たちは下手をすると生涯にわたる複雑性PTSDに苦しむのである』、「複雑性PTSD」は「そう簡単に治るものではない」、「下手をすると生涯にわたる複雑性PTSDに苦しむ」、と簡単に直るものではなさそうだ。
・『「眞子さまはおそらく適応障害なのではないか」  人格変化のために周囲の人が犠牲になることさえある。古くは永山則夫事件、あるいは大阪・池田小事件の宅間死刑囚、そして山口県光市の母子殺しの少年など、子供時代などに虐待を受けた人物が起こす重大事件は枚挙に暇がない。 銃社会のアメリカでは、虐待を受けた子供が将来重大犯罪を起こすことが多いことも、虐待を受けた子供を親元に返さない大きな理由となっている。 眞子さまの場合、もし、環境が変わり周囲の批判がなくなった結果、秋山医師が断言したように「健康の回復が速やかに進むとみられる」ならば、それは複雑性PTSDなどという心の重病でない。もちろん、私は直接診察したわけではないので100%そうだと言い切れないが、眞子さまに関してはおそらく適応障害(注)(この疾患の詳細は、拙著『適応障害』宝島社新書を参照いただきたい)にあたるのではないかと思う。 ただ、日本の場合、精神科の主任教授が臨床軽視・研究重視の大学教授たちの多数決で決まるため、私のようなカウンセリングや精神療法を専門とする大学医学部は全国どこを探してもない。そのため、複雑性PTSDであれ、適応障害であれ、よい治療者をみつけることはかなり困難だ。 そういう点で、いい治療者を見つけるために眞子さまがご結婚されアメリカに行かれるのはいいことだ。 複雑性PTSDについては予防の必要性は極めて高い。私は、アメリカのように、虐待が見つかったら原則的に親元に返さないできちんとしたチャイルドケアを受けさせるべきだと考える。そうでないと一生不幸を抱えてしまうことになりかねない。 その一方、虐待をしてしまった親に対するカウンセリングも重要だ。アメリカではこれが盛んに行われ、カウンセラーが認めれば、子供はその親元に返される。 日本の場合、残念ながら医学の世界、精神医学の世界がカウンセリングを軽視する傾向があり、見通しは暗いと言わざるを得ない。私の留学先のような「大学でない精神科医の養成機関」をかなりの数作らなければならないと思われる』、和田氏は「複雑性PTSDなどという心の重病でない」、「眞子さまに関してはおそらく適応障害」とみているようだ。
(注)適応障害:はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害(Wikipedia)。
・『「複雑性PTSDの患者は数十万人に達する可能性がある」 実は、複雑性PTSDの患者はかなり多いと予想できる。というのは、虐待の数が想像以上に多いからだ。2021年8月27日に、令和2(2020)年度の児童相談所における虐待相談対応件数が発表されたが、ついに20万件を超えた(心理的虐待12万1325件:全体の59.2%、身体的虐待5万33件:24.4%、ネグレクト3万1420件:15.3%、性的虐待2251件:1.1%)。 虐待された子供が新規で毎年20万人(実際はもっと多い可能性が高い)ということは、日本中に虐待経験者は全体で数百万人単位いるということになる。仮にその1割が複雑性PTSDになったとしても数十万人だ。これはかなり少なく見積もった数と言えるものだ。これから複雑性PTSDを増やさないだけでなく、現在複雑性PTSDの人たちを救うことが急務だ。 今回の報道でもっと危惧するのは、複雑性PTSDになった人は周囲の人がやさしく見守れば、そのうち症状が緩和する軽い病気であるかのような誤解が広まることだ。 あるいは、芸能人や政治家がバッシング逃れのために知り合いの精神科医に複雑性PTSDの診断書を書いてもらうケースが増え、この疾患に直面している人の苦しみをどこか軽んじるような風潮が世間に広まることもあり得る。 複雑性PTSDという病名が世間に知られることは望ましいことだが、本当の実態が知られないと逆にいちばん迷惑をこうむるのは複雑性PTSDの患者であることも知ってほしい』、「今回の報道でもっと危惧するのは、複雑性PTSDになった人は周囲の人がやさしく見守れば、そのうち症状が緩和する軽い病気であるかのような誤解が広まることだ」、「宮内庁」の今回の発表は余りにも問題が多いようだ。天皇制度を支えるべき官庁がこんな体たらくでは情けない限りだ。
タグ:天皇制度 (その2)(安倍前首相 皇位継承問題で“神風”発言 御厨貴が明かす、眞子さまPTSD公表が誘発した3つの危機 宮内庁「亡国の危機管理」とは、精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた) AERAdot 「安倍前首相、皇位継承問題で“神風”発言 御厨貴が明かす」 「宮内庁長官」が「定例会見で「小室さん側は説明責任を果たすことが重要」と発言」、した件については、批判的なようだ 「皇位継承者の問題」について、「政府はもともとあんまりやりたくなかった。安倍さんは女系・女性天皇には反対ですからね。安倍さんは僕にはっきり言いましたよ。 林:なんて言ったんですか。 御厨:「こういう問題はあせらないほうがいいんだ」と言うから、「悠仁さんの先はどうするんですか」と聞いたら、「まだ40年あるよ。そのあいだに日本は“神風”が吹くから、必ずいい解答が出る」と言ったわけ。それを聞いた瞬間、「あ、この人は(女系・女性天皇問題を)やりたくないんだな。自分のときにやったと言われるのが嫌なんだな」と思いまし ダイヤモンド・オンライン 窪田順生 「眞子さまPTSD公表が誘発した3つの危機、宮内庁「亡国の危機管理」とは」 「「亡国の危機管理」といってもいいほど罪深い」、私も呆れ果てた。 「世界中のメディア・諜報機関に眞子さまを「協力者」に仕立てる方法を教えた」、のは罪深い。 「「ダイアナ元妃は夫のために働いている人々や王室の規模がどれほどのものか見てほしいと考えていた」 「元妃は夫の周辺の人々から強い圧力を受けていると感じ、夫とやり合ってくれる仲間を探していた」」、確かに狙い目だ。 「宮内庁は今回の公表で、ただでさえ工作活動のターゲットになっている眞子さまの危険をさらに高めたのだ」、確かに大きな手落ちだ。 「一般人として穏やかな毎日を送っていこうという人にとって、病歴の公表は足を引っ張ることにしかならず、プライバシーの侵害にしかならない」、その通りだ。 「悠仁さまが、留学先で外国人女性と恋に落ちた」、場合には確かに本当に悩ましい問題が生じる。 「結婚に踏み切る眞子さまへの批判を和らげたい。それを認めた秋篠宮家を守りたい。そのような目先のことで思いで頭がいっぱいになって、眞子さまの一般人になってからの生活や安全、そして皇室を守れていない。 公表すべきは、眞子さまの「病」ではなく、小室母子の金銭トラブル解決に向けた進捗だ」、同感である。 PRESIDENT ONLINE 和田 秀樹 「精神科医・和田秀樹「複雑性PTSDなんかではない」眞子さまの本当の病名は 宮内庁は苦しむ患者を追い詰めた」 和田氏は「複雑性PTSD」を「アメリカに留学して以来、この疾患に向き合ってきた」権威で、「宮内庁」が言うほど軽い症状ではないようだ。 「けっして悪口レベルの外傷的体験などではない。 これに対して秋山医師は、「複雑性PTSDは言葉の暴力、インターネット上の攻撃、いじめ、ハラスメントでも起こる」と拡大解釈をしたわけだ」、かなり無理がありそうだ。 「複雑性PTSD」は「そう簡単に治るものではない」、「下手をすると生涯にわたる複雑性PTSDに苦しむ」、と簡単に直るものではなさそうだ。 和田氏は「複雑性PTSDなどという心の重病でない」、「眞子さまに関してはおそらく適応障害」とみているようだ。 (注)適応障害:はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害(Wikipedia)。 「今回の報道でもっと危惧するのは、複雑性PTSDになった人は周囲の人がやさしく見守れば、そのうち症状が緩和する軽い病気であるかのような誤解が広まることだ」、「宮内庁」の今回の発表は余りにも問題が多いようだ。天皇制度を支えるべき官庁がこんな体たらくでは情けない限りだ。
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