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日本の政治情勢(その50)(石破・岸田はこうして潰 された…二階俊博の怖ろしき「深謀遠慮」「流れ」を作る男、 安倍政権の「国会審議」にみた小泉政権との違い 「ご飯論法」名づけ親、法政大の上西教授に聞く、 菅首相 「解散権行使」へ取りうる2つの選択肢 コロナ禍での「年内解散」に踏み切れるのか) [国内政治]

日本の政治情勢については、9月12日に取上げた。今日は、(その50)(石破・岸田はこうして潰 された…二階俊博の怖ろしき「深謀遠慮」「流れ」を作る男、 安倍政権の「国会審議」にみた小泉政権との違い 「ご飯論法」名づけ親、法政大の上西教授に聞く、 菅首相 「解散権行使」へ取りうる2つの選択肢 コロナ禍での「年内解散」に踏み切れるのか)である。

先ずは、9月8日付け現代ビジネスが掲載したジャーナリストの山田 厚俊氏による「石破・岸田は、こうして潰された…二階俊博の怖ろしき「深謀遠慮」 「流れ」を作る男」を紹介しよう。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75464?imp=0
・『崖っぷちだった二階  「あいつにだけは、後任は譲らない」 以前、安倍晋三首相が漏らしたセリフとして、首相周辺が明かした言葉だ。安倍首相が「あいつ」と言った相手は、石破茂元幹事長のことである。 “党内野党”のごとく、事あるごとに安倍政権のやり方に意見し、反旗を翻してきた石破氏について、「絶対に許さない」と周辺に語ったのだという。安倍首相の盟友、麻生太郎副総理兼財務相も同じ考えで、だからこそ、ポスト安倍は岸田文雄政調会長に禅譲という流れが長く横たわっていた。 安倍氏・麻生氏が推す岸田氏か、それとも“党内野党”の石破氏か――次期総理・総裁の争いはその対立がメインとなるはずだった。 しかし、いまや菅義偉官房長官が総裁選で勝つことが既定路線のようになっている。背後にいるのは二階俊博幹事長である。安倍首相と麻生氏の考えをうまく利用しながら、しかし自分が望むような形に路線を敷いたのが、二階氏だった。 じつは、二階氏は崖っぷちに立たされていた。 「安倍首相がこのまま続投していれば、9月の党役員人事で二階氏は幹事長職から外されていたでしょう」と、官邸関係者が語るとおり、昨年、参院選後の内閣改造および党役員人事で、二階氏は副総裁という“名誉職”にまつり上げられる予定だった。独特の政界遊泳術に長けた二階氏は、それを以下のような方法で封じ込めた。 今年に入り、2021年9月30日で党総裁任期を終える安倍首相の後任、つまりポスト安倍が囁かれるようになり、二階氏は石破氏擁立を視野に入れながら、菅氏と連絡を密に取るようになる。二階派幹部は語る。 「菅氏と連携を取り、竹下派も巻き込み、石破氏を擁立する。現在の衆院議員の任期は2021年10月21日で、それまでに総選挙が実施される。世論を見れば石破人気がダントツで、任期が迫ってくれば党内も石破氏に傾くとの読みがあった」 しかしそれとともに二階氏は、菅氏擁立も視野に入れていた。 「長く安倍政権を支えてきた実績は間違いない。菅氏は麻生氏とソリが合わないことも、二階氏には好都合だった」(同) つまり、仮に菅氏が首相になったとき、麻生氏の影響力を、ある程度制限できるということである。 かくして、二階氏と菅氏の関係は深まり、今年6月からは月イチの食事会も定例化した。 その流れの中で、突然の安倍首相の辞意表明だった。8月28日午後2時2分、安倍首相は党本部を訪れ、二階氏と林幹雄幹事長代理に辞意を伝えた。 緊急入院による非常事態であまりにあわただしく、総理臨時代理を置くことにならなかったことが、二階氏にとって利が働いたということだろう。その場合、麻生氏がその任に就く。政治に混乱が生じるのは明らかで、しかも、二階氏を取り巻く環境が悪化する恐れもあったからだ。 となれば、速やかに総裁選実施に踏み切るしかない。党員・党友投票も実施する総裁選は、約1ヵ月かかる。「政治空白を作ることは避ける」を大義に、両院議員総会で決める方法に舵を切った。 「緊急事態で、コロナ禍も収束していない中、政治が停滞してはならない」 二階派関係者はこう語る。大義を掲げるウラには、二階氏の深謀遠慮が見え隠れする。 「党員・党友の投票がある総裁選になれば、石破氏有利に働く。また、総裁選の期間、官房長官の職にある菅氏は身動きが取れなくなる」(同) つまり、菅氏が出馬しやすく、他派閥も乗りやすい形を作る判断を下したのである。それまで見せていた「石破氏支援」の姿勢は、ここで完全にたち消えてしまったように見える。そして、いち早く二階氏は、菅氏出馬の流れを作る』、「崖っぷちに立たされていた」「二階氏」が「菅氏出馬の流れを作る」、とは老獪な政治家の面目躍如だ。
・『すでに蚩尤は決した  菅氏は安倍首相辞意表明会見の翌日夜、二階氏、林幹雄幹事長代理、森山裕国対委員長と会い、「総裁選日程が決まったら、正式表明したい」と伝えた。これを受け二階氏は、菅氏を総裁選で支援する意向を伝えた。 ポスト安倍の最右翼と見られていた岸田氏は、今年4月の給付金問題で、ミソをつけた。収入減世帯に30万円給付という案を党内でまとめ、閣議決定まで行ったにもかかわらず、安倍首相は公明党の山口那津男代表に迫られ、国民1人当たり10万円給付に変更した。このことが決め手となり、安倍首相と麻生氏の間で、「非常時には向かない」との烙印を押されてしまったのだ。 しかも8月28日、岸田氏の姿は永田町になかった。講演会のため、新潟を訪れていたのだ。 「このタイミングの悪さが、運を遠ざけるんだよな」 岸田派衆院議員はこう嘆く。急ぎ、帰京した岸田氏だが、すでに二階氏の包囲網は各派閥に伝播し、二階氏が菅氏支援を打ち出すと、雪崩を打ったように他派閥の支持が続いた。党内最大派閥の細田派(98人)、麻生派(54人)、竹下派(54人)、二階派(47人)、石原派(11人)が菅氏を推し、すでに雌雄は決したような形だ。 とはいえ、これで終幕ではない。今後、派閥間の主導権争いは激化する。菅氏は当面、居抜き人事で政権運営をするものと見られている。ひとまず、二階幹事長は安泰だ。しかし、菅首相に対する各派閥の長の思惑は、1年限りの“ショートリリーフ”。その後の“ポスト菅”こそが、最大の山場と見ている。 一方、菅氏自身もショートリリーフで良しでいいとは思っていない。派閥の力学を抑えて、本格政権をどのタイミングで作るか、思案している。菅氏圧勝で終わる第一幕だが、菅首相に対する各派閥の長の思惑は、1年限りの“ショートリリーフ”。その後の“ポスト菅”こそが、最大の山場と見ている菅首相に対する各派閥の長の思惑は、1年限りの“ショートリリーフ”。その後の“ポスト菅”こそが、最大の山場と見ている。一方、菅氏自身もショートリリーフで良しでいいとは思っていない。派閥の力学を抑えて、本格政権をどのタイミングで作るか、思案している。菅氏圧勝で終わる第一幕だが、今後の政局こそが見物であることは間違いない』、「岸田氏の姿は永田町になかった。講演会のため、新潟を訪れていたのだ。 「このタイミングの悪さが、運を遠ざけるんだよな」、政局の読みも政治家に必須の条件とすれば、やはり「岸田氏」はリーダー失格のようだ。「菅首相に対する各派閥の長の思惑は、1年限りの“ショートリリーフ”。その後の“ポスト菅”こそが、最大の山場と見ている」、「今後の政局」を注目したい。

次に、9月13日付け東洋経済オンライン「安倍政権の「国会審議」にみた小泉政権との違い 「ご飯論法」名づけ親、法政大の上西教授に聞く」を紹介しよう。なお、「追記」は省略。
https://toyokeizai.net/articles/-/375120
・『国会審議の形骸化が指摘されて久しい。安倍政権において、とくにその傾向が強まった。 質問に直接答えない。のらりくらりとはぐらかす。そして、意図的に論点をずらして、あたかも誠実に答えているかのように装う「ご飯論法」。自民党が圧倒的多数を占める議席の力を背景にしたものだとも言えるが、国会審議を軽んじた弊害は大きい。 2018年の流行語にもなった、「ご飯論法」の名づけ親である法政大学の上西充子教授に、安倍政権下における国会審議について聞いた(Qは聞き手の質問、Aは上西氏の回答)』、興味深そうだ。
・『異論に耳を傾けない政権だった  Q:7年8カ月もの長期にわたった安倍政権について、上西さんはどんな印象を持っていますか。 A:例えば、小泉政権は「郵政民営化は是か非か」といったような争点をばんと出して、自分の言っていることは正しい、こっちについてこい、という対決型だった。ところが、安倍政権は(政策を)争点化させずに「これしかない」という言い方をする。しかも、これしかないという道をはっきり示さず、あたかも「皆さんのための、この道ですよ」という。 私が政権をとれば(生活は)豊かになります、ビールをもう一杯飲めるようになりますよ、と。経済に強く、安倍さんがいるから私たちの暮らしもよくなるのであって、政権が交代すると大変だ、という見せ方をした。(過労死した元電通社員の)高橋まつりさんのお母さん(の幸美さん)と会って、涙を浮かべる。そういう場面をわざわざつくって報じさせる。(過労死対策に)本気だと思わせるが、いざ法案が出てきたときは論点化しない。(高橋さんの母親のような人を)利用できるときは利用するが、同じ問題で過労死をなくしてくれと切実に訴えても、都合が悪くなると拒絶する。 そういうのはよく見ていればわかるのだが、その「よく見る人」が世の中にそんなにいない。そういう問題を感じている人が何割かいても、乗り切れる。そういう高慢さがどんどん表面化してきたのが安倍政権の末期だったと思う。 Q:森友・加計問題のほか、桜を見る会など、スキャンダルの多い政権でもありましたね。 A:桜を見る会問題など、おそらく(政権存続は)無理だろうというほど(のスキャンダル)だったのに、結局名簿も破棄し、ホテルとの契約だったと言い張って乗り切った。記録がないと(問題を追及する)記者としては決定打がない。 でも根っこのところはつながっている。やりたいことはやる。異論に耳を傾けない。お友達の利害を重視する。(安倍政権は)印象操作が非常にうまく、キャッチフレーズも巧みだった。メディアを押さえ、野党もそんなに力がなかった。 『東洋経済プラス』では「安倍政権の“功と罪”」として7年8カ月の長期政権を有識者インタビューで振り返る連載を掲載しています』、「ご飯論法」とは、質問に真正面から答えず、論点をずらして逃げるという論法(Wikipedia)、確かに安部前首相は多用していた。「やりたいことはやる。異論に耳を傾けない。お友達の利害を重視する。(安倍政権は)印象操作が非常にうまく、キャッチフレーズも巧みだった。メディアを押さえ、野党もそんなに力がなかった」、これに乗せられた「メディア」もだらしなかった。メディア・コントロールを仕切ってきた菅氏が首相になったことで、こうした部分もつつがなく引き継がれるのだろう。

第三に、9月26日付け東洋経済オンラインが掲載した政治ジャーナリストの泉 宏氏による「菅首相、「解散権行使」へ取りうる2つの選択肢 コロナ禍での「年内解散」に踏み切れるのか」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/377754
・『菅義偉政権が発足してから10日が経過した。菅首相は持論の縦割り行政打破を旗印に、デジタル庁新設や携帯料金値下げ実現に向け、矢継ぎ早に指示を繰り出し、実績作りに邁進している。 その一方、高い内閣支持率を背景に自民党内では早期の衆院解散論も湧き起こり、永田町は解散風に揺れている。 しかし、解散にはハードルが多い。コロナの感染収束が大前提で、しかも11月に日程が集中する首脳外交への対応や年内成立が必要な協定・法案処理のための国会審議を抱えている』、発足直後のご祝儀的な「高い内閣支持率を背景に」「早期の衆院解散論も湧き起こり」、「コロナの感染収束」にめどが立ってないなかで、さもしい限りだ。
・『立ち消えになった秋口解散説  各種世論調査では就任時の内閣支持率が歴代3位の高率となり、自民党の下村博文政調会長は「自民党議員のほぼ総意で即解散」とあおるが、野田聖子幹事長代行は「解散強行で、国民に説明責任を果たせるのか」と牽制する。菅首相にとっても「強引な解散で国民の支持を失う」との不安は拭えず、当面は「慎重な検討」(側近)を続けることになりそうだ。 菅政権の発足当初、内閣と自民党の支持率急上昇を受けて秋口解散説が流布され、与野党の衆院議員は一斉に事務所確保などの選挙準備に動いた。その際想定されていたのは、「9月末に臨時国会召集、所信表明・代表質問後の10月上旬に解散、同25日か11月1日投開票」という日程だった。 しかし、自民党が菅首相の意向も踏まえて臨時国会を10月23日か26日に召集する方針を野党側に伝えたことで、秋口解散説は立ち消えとなった。このため、自民党内では、年明けも含めた早期解散説と、2021年9月の自民党総裁選後の事実上の任期満了選挙説が交錯する状況となっている。 今後の政治日程も考慮して解散と総選挙のスケジュールを予測すると、「年内」と「年明けから来春」、「来秋」の3つの選択肢が浮かび上がる。まず年内のケースだが、臨時国会が10月23日か26日に召集された場合、所信表明・代表質問後に菅首相が解散に踏み切れば、11月10日公示―同22日投開票の日程が有力だ。 ただ、11月中下旬には菅首相の首脳外交の初舞台となるAPEC首脳会議(11日~12日)やG20首脳会議(21日~22日)に加え、3日のアメリカ大統領選で現職のトランプ氏が再選した場合には、中旬にもワシントンでのG7首脳会議(サミット)開催も想定される。解散すれば菅内閣は「職務執行内閣」となるため、「外交儀礼上はありえない」(外務省幹部)との指摘が多い。 自民党は臨時国会の会期を12月上旬までの50日間程度とする方針で、年内に国会での議決が必要な日英経済連携協定(EPA)や2021年夏の五輪開催に伴い、祝日を移動させる特別措置法案などを処理する構えだ。ただ、「召集から案件処理まで最低でも3週間以上が必要」(自民国対)とされる』、「野田聖子幹事長代行は「解散強行で、国民に説明責任を果たせるのか」と牽制する」、さすがだ。「G7首脳会議・・・解散すれば菅内閣は「職務執行内閣」となるため、「外交儀礼上はありえない」、なるほど、これでは無理そうだ。
・『コロナで総選挙どころではなくなる  そこで、自民党内で浮上してきたのが、国会での案件処理を前提とした「11月中下旬解散―12月6日か13日衆院選投開票」という日程だ。その場合、公示は11月24日か12月1日となり、選挙期間が首脳外交と重なる事態は回避できる。併せて、手続き的には12月中下旬に特別国会を召集し、首相指名・組閣を経て第2次菅政権を発足させれば、遅くとも1月上旬までに2021年度予算案の編成が可能だ。 ただ、晩秋から初冬を迎える時期だけに、多くの医療関係者は「コロナの感染再拡大で選挙どころではなくなる」と予測する。菅首相自身も「コロナの感染拡大防止と経済再生がなにより優先される」と繰り返しており、選挙中に感染再拡大ともなれば、「菅首相の責任も問われ、選挙での自民議席減にもつながりかねない」(自民幹部)との不安も広がる。 次の解散の機会は、年明けの通常国会での冒頭か、コロナ対策のための第3次補正予算成立直後の解散だ。1月上旬に通常国会を召集すれば、補正を処理しても1月下旬までの解散が可能だ。その場合、最も早いケースは「1月26日公示―2月7日投開票」となる。 ただ、衆院選を受けての特別国会召集は2月中旬以降となり、首相指名と第2次菅政権発足を経て、改めて施政方針演説や各党代表質問を実施する必要がある。2021年度予算案の衆院審議入りは2月末以降にずれ込み、予算の年度内成立は極めて困難となる。 2021年度予算成立後の3月末か4月初めの解散説もあるが、7月上旬に想定される東京都議選に全力投球したい公明党が強く反対している。菅首相は公明党・創価学会と太いパイプを持っているのが強みとされるだけに「公明の離反を招くような解散はするはずがない」(自民選対)との見方が支配的だ。 さらに、7月23日から9月5日までは、1年遅れでの東京五輪・パラリンピックが予定されている。国際オリンピック委員会(IOC)でも予定どおりの開催論が強まっており、開催されればその間の解散・衆院選は政治的にも不可能だ。 その場合、9月下旬までの実施が予定される本格的な自民党総裁選の日程を繰り上げることも難しく、菅総裁(首相)再選後の選挙となれば、「10月5日公示―10月17日投開票」の任期満了選挙となる公算が大きい。もちろん、これらの解散・衆院選日程は選挙での自民勝利が前提で、敗北すれば菅政権の存続も危うくなり、選挙後の政局も混乱必至だ』、来年も「選挙」する場合の日程はタイトそうだ。
・『本格政権狙いの人事  こうしてみると、菅首相が持つ解散権行使のタイミングは、政治日程上は年内か来秋の2択となる。与党内では「菅首相が内政での実績作りを急ぐのは、来秋の総裁再選を受けての衆院選が念頭にあるからだ」(自民長老)との見方が広がる。 党・内閣の新体制をみると、総裁再選を前提とした本格政権狙いの意図がにじむ。次期総裁選でのライバルとなる石破茂元幹事長、岸田文雄前政調会長をどちらも無役に追いやり、「ポスト菅」候補に浮上している茂木敏充外相、加藤勝信官房長官、河野太郎行革・規制改革担当相、下村政調会長らを内閣と党の要職に据えた。これは「(茂木氏らが)来秋の総裁選に出馬しにくくする狙い」(麻生派幹部)と受け取る向きが多い。 今後1年間、菅首相が着実に実績を積み上げて高い内閣支持率を維持できれば、「総裁再選は確実」(周辺)とみられている。そのうえで、任期満了選挙で絶対安定多数(261議席)以上の議席を確保できれば、菅政権は4年の本格・長期政権となる。しかし、今回の突然の首相交代劇をみても「政界の一寸先は闇」だ。中曽根、小泉、安倍という過去の長期政権の後継首相は、いずれも1~2年の短命を余儀なくされている。菅首相も、安倍前政権の負の遺産でもあるIR汚職事件や河井夫妻の巨額買収事件、ジャパンライフ元会長の逮捕によって再燃した桜を見る会の私物化疑惑という火種を抱えている。 いずれも、官房長官だった菅首相の裏舞台での関与が取り沙汰される事件ばかりだ。このため、司法の捜査や裁判などで事件の真相解明が進めば、菅政権を揺さぶる事態となる可能性もある。 だからこそ、菅首相も「年内選挙の誘惑にかられる」(側近)わけだが、世論調査でもコロナ禍での年内選挙を期待する声は少数派だ。「国民のために働く内閣」を目指すからには、今後は与党内でも「年内より、実績を積み上げての来秋の任期満了選挙というのが憲政の常道」(自民長老)との声が強まりそうだ』、「過去の長期政権の後継首相は、いずれも1~2年の短命を余儀なくされている」、「菅首相も、安倍前政権の負の遺産でもあるIR汚職事件や河井夫妻の巨額買収事件、ジャパンライフ元会長の逮捕によって再燃した桜を見る会の私物化疑惑という火種を抱えている」、今後、何が出てくるか、展開が楽しみだ。
タグ:「ご飯論法」とは、質問に真正面から答えず、論点をずらして逃げるという論法 立ち消えになった秋口解散説 早期の衆院解散論も湧き起こり 「安倍政権の「国会審議」にみた小泉政権との違い 「ご飯論法」名づけ親、法政大の上西教授に聞く」 野田聖子幹事長代行は「解散強行で、国民に説明責任を果たせるのか」と牽制する 菅首相も、安倍前政権の負の遺産でもあるIR汚職事件や河井夫妻の巨額買収事件、ジャパンライフ元会長の逮捕によって再燃した桜を見る会の私物化疑惑という火種を抱えている 日本の政治情勢 現代ビジネス 「ご飯論法」の名づけ親 異論に耳を傾けない政権だった 過去の長期政権の後継首相は、いずれも1~2年の短命を余儀なくされている 本格政権狙いの人事 泉 宏 上西充子教授 コロナで総選挙どころではなくなる やりたいことはやる。異論に耳を傾けない。お友達の利害を重視する。(安倍政権は)印象操作が非常にうまく、キャッチフレーズも巧みだった。メディアを押さえ、野党もそんなに力がなかった 高い内閣支持率を背景に G7首脳会議・・・解散すれば菅内閣は「職務執行内閣」となるため、「外交儀礼上はありえない 東洋経済オンライン (その50)(石破・岸田はこうして潰 された…二階俊博の怖ろしき「深謀遠慮」「流れ」を作る男、 安倍政権の「国会審議」にみた小泉政権との違い 「ご飯論法」名づけ親、法政大の上西教授に聞く、 菅首相 「解散権行使」へ取りうる2つの選択肢 コロナ禍での「年内解散」に踏み切れるのか) 「菅首相、「解散権行使」へ取りうる2つの選択肢 コロナ禍での「年内解散」に踏み切れるのか」 すでに蚩尤は決した 「石破・岸田は、こうして潰された…二階俊博の怖ろしき「深謀遠慮」 「流れ」を作る男」 岸田氏 山田 厚俊 岸田氏の姿は永田町になかった。講演会のため、新潟を訪れていたのだ。 「このタイミングの悪さが、運を遠ざけるんだよな 菅氏出馬の流れを作る 付金問題で、ミソをつけた 崖っぷちだった二階 菅首相に対する各派閥の長の思惑は、1年限りの“ショートリリーフ”。その後の“ポスト菅”こそが、最大の山場と見ている
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