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ハラスメント(その17)(セクハラ訴訟“福祉のドン”はなぜ権力を持てたのか? 背景にある「有力政治家」との蜜月 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#2、「北岡氏のセクハラやパワハラに異議を唱える人間は誰もいなかった」… “福祉のドン”を作った「福祉利権」人脈 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#3、「露出度が高いユニフォームを着ていないと 誰も見てくれないよ」 それでも女性アスリートが“撮影禁止”を求めない理由) [社会]

ハラスメントについては、11月26日に取上げた。今日は、(その17)(セクハラ訴訟“福祉のドン”はなぜ権力を持てたのか? 背景にある「有力政治家」との蜜月 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#2、「北岡氏のセクハラやパワハラに異議を唱える人間は誰もいなかった」… “福祉のドン”を作った「福祉利権」人脈 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#3、「露出度が高いユニフォームを着ていないと 誰も見てくれないよ」 それでも女性アスリートが“撮影禁止”を求めない理由)である。

先ずは、12月6日付け文春オンライン「セクハラ訴訟“福祉のドン”はなぜ権力を持てたのか? 背景にある「有力政治家」との蜜月 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#2」を紹介しよう。
https://bunshun.jp/articles/-/42008
・『今年11月13日、滋賀県にある社会福祉法人「グロー」理事長・北岡賢剛氏が、2人の女性から約4250万円の賠償を求めて訴訟を起こされた。原告は、北岡氏から性暴力を振るわれ、10年以上にわたりセクハラとパワハラの被害を受け続けたと告発したのだ。 今回の件が新聞各紙等で大きく報じられた理由のひとつには、北岡氏が障害者福祉の世界では「天皇」と呼ばれており、社会福祉の業界でその名前を知らない者はいない存在だということがある。そして、ハラスメントの被害の大きさもさることながら、加えて問題となったのは、なぜこれほど長い期間にわたるセクハラ・パワハラの事案が表に出てこなかったのかということだ。 どうして北岡氏は、福祉の世界でそれほどまでに圧倒的な権力を持つことができたのか。その背景には、有力政治家たちとの蜜月関係があった――。(#1から続く) この日、質疑の最前線に居並ぶ厚生労働大臣ら大臣。 その背後に控える大勢の厚生労働官僚の事務方はいずれも神妙な面持ちだった。これからどんな質問が飛び出すのか、と戦々恐々としている風にも見えた』、「2人の女性から約4250万円の賠償を求めて訴訟を起こされた」、「賠償」額の大きさ、しかも「障害者福祉の世界では「天皇」」と呼ばれる人物だったとは、心底驚かされた。
・『厚労委員会で取り上げられた“福祉のドン”の疑惑  2020年11月27日。 とうとう衆議院厚生労働委員会で滋賀県近江八幡市の社会福祉法人「グロー」理事長・北岡氏による性暴力、セクハラ・パワハラの疑惑が取り上げられた。 原告の1人、北岡氏が理事を務めていた「愛成会」の幹部であるAさんはこう振り返る。 「仕事だから飲み会への参加は絶対、電話には3コール以内に出ろと罵倒されました。北岡の指示に従わないと会議に呼ばれなくなったり、意図的に仕事を外されました。組織内における北岡の権力は絶対で、それに刃向かうことなど考えられませんでした」 パワハラと並行して日常的なセクハラも続いたという。 仕事でタクシーに乗ると、北岡氏はAさんのおしりの下に手を突っ込んで触った。「やめてください」と拒絶すると、北岡氏はニヤニヤしながらその指を性的に動かす仕草をしてみせた。また、日常的に卑猥な言葉を綴ったセクハラメールも送られてきたという。 決定打となったのは、懇親会での“レイプ未遂”事件だ。 その晩、Aさんは仕事関係者数人との懇親会に呼び出された。普段はビールしか飲まないが、この日は北岡氏にビール以外のお酒をちゃんぽんで飲むように勧められ、泥酔。気づいたときには北岡氏の部屋のベッドに運ばれていたという。 生理中だったためレイプはかろうじて免れたと言うが、「自分に起きたことを受け止められず、誰にも言えなくて放心状態でした。屈辱的な気持ちになり、ずっと家の床に転がって泣き続けました」という彼女が心に負った傷はいかほどのものだっただろうか。 委員会とはいえ国政調査権をも有する国会で、この疑惑が審議される意味は大きい。本件が単なる一地方の社会福祉法人の代表の不祥事に止まらない根深さを物語っている。 質問に立った立憲民主党・尾辻かな子衆議院議員は、開口一番、田村憲久厚労大臣に対し「北岡氏をご存じか? そして、この報道をどう受けとめているか」と質した。 田村大臣は「まだ事実がよく分からない、明らかにされていない」からコメントは差し控えるとしながらも、一般論としてこう答弁した。 「一般的にセクハラという問題は、これはあってはならない話だと思います。雇用機会均等法で、やはり、こういうものは事業主がしっかり対応しなきゃならないというふうになっておるわけでありますが、この北岡さんですか、この人に関しては、私は、もう最近はずっとお会いしていませんが、以前は何回かお会いしたことがございます」 質問に立った尾辻議員は社会福祉士、介護福祉士の資格を有し、厚労行政に明るい。 北岡氏の疑惑を報道で知ったという。なぜ、委員会で取り上げるに至ったか話を聞いた。 「報道によると北岡さんは障害福祉の世界の功労者であることは間違いないと思います。けれども、どんな偉い立場の人、功績を残した人であれ、アカンものはアカンのです。一昨年も財務事務次官が、記者に対してセクシャルハラスメントをして辞任させられました。北岡さんは報道が事実だとすれは、それ以上のことをしていることになります。北岡さんは厚労省や内閣府の委員をされていたわけで、国の事業を主催した社会福祉法人の理事長です。だからこそ、説明責任があると思っています」』、「厚労委員会で取り上げられた」とは普通の「セクハラ」事件とは違いそうだ。
・『北岡氏の不可解な省庁関連職の“辞任”  質疑を通じて新たな事実も発覚した。北岡氏はこれまで厚労省、内閣府の委員という要職にあったが、いずれも辞任届が提出されたという。 特筆すべきは辞任の理由が不明確な点だ。尾辻氏の質問に対し、厚労省、内閣府は次のように回答している。 「北岡氏につきましては、社会保障審議会障害者部会の委員でございましたが、この度、所属団体を通じて委員の辞任届が提出されました。この辞任届を踏まえ、厚生労働省といたしましてはこれを受け入れることとし、昨日、11月26日付で委員の辞任となったということでございます」(赤澤公省厚労省障害保健福祉部長) 「北岡氏につきましては障害者政策委員会の委員を11月24日付で辞任されました。これは本人から辞任の申出があったことを受けた辞任ということであります。理由について具体的なところは承知しておりません」(難波康修内閣府男女共同参画局男女間暴力対策課長))  もし、何もやましいことがなければ、委員を辞職する必要はない。 仮に辞任するのであれば、その理由を明示できるはずだ。北岡氏、およびグローには質問状を送るなど再三にわたって連絡をとってきたが、12月6日時点で何の連絡もない』、「厚労省、内閣府の委員・・・いずれも辞任届が提出された」、やはり「やましいこと」があるのだろう。
・『“福祉のドン”の力の源泉はどこにあるのか?  それにしても、北岡氏が「障害福祉業界の天皇」の異名をとるまでになったその力の源泉は何なのだろうか? その背景を知るべく北岡氏とも面識があるという、元厚労省関係者をたずねると、自身のスマホに収められた北岡氏と撮った一枚の写真に目を落としながら、厳しい表情でこう淡々と語り出した。 「北岡氏は障害者芸術の分野に影響力を持つ『共生社会の実現を目指す障害者の芸術文化振興議員連盟』に名を連ねる有力な政治家の力を使って、厚労省の人事と予算に影響力を持つようになったのです。会長は衛藤晟一元内閣府特命大臣が務めています。 宮仕えの官僚も、所詮、政治家の前では下僕です。政治家が動けばその意に沿わなければなりません。北岡氏の一報を聞いた時、まさか性暴力とは思いませんでしたが、よくよく考えると『さもありなん』という気持ちでした。彼の功績は厚労省内では知らぬ者はいませんが、同時に彼の権力への執念と異なる意見を持つ団体への排他性は有名でした。近年、障害者芸術の普及に努めてきた厚労省とすれば、北岡氏とその背後にいる政治家に振り回されてきた、というのが正直なところだったからです」 衛藤氏の関係者に北岡氏について取材することができた。 両者の関係が深くなったのは、2005年。衛藤氏が郵政民営化を掲げた小泉純一郎氏に反旗を翻し造反。直後の郵政解散選挙で自民党執行部から公認を取り消され、無所属で出馬するも落選した前後からだと説明する 「衛藤さんはその後、参議院に鞍替えして当選するのですが、その時、勝手連として衛藤氏の選挙活動を現場で支えたのが北岡さんでした。自ら衛藤さんの応援チラシを作り、部下を引き連れ手弁当で選挙の応援に駆けつけたのです。それから今日に至るまで、衛藤氏の選挙を3回、やはり勝手連として衛藤氏を支えています。北岡さんは男気があって、誰かのピンチには真っ先に手弁当で飛んできてくれる。義理人情に深い人です」 衛藤氏が後述するアメニティーフォーラムに初めて登壇したのが2004年。郵政解散選挙の前年のことだ。誰かのピンチには真っ先に飛んでゆく、という北岡氏のエピソードは、ある元グロー職員も証言している。 「誰かのピンチに飛んでゆく、と言いますが、それは自分の名誉と出世のために利用できる有力者に限ります。こうした利用できる人物の前では、北岡氏は人懐っこく、酒を飲んで、泣いて、笑って、夢を語る情熱家の一面を演じます。多くの人がその人間臭さに絆されるのです。北岡氏はとにかく人垂らしの名人でした」』、「自分の名誉と出世のために利用できる有力者・・・の前では、北岡氏は人懐っこく、酒を飲んで、泣いて、笑って、夢を語る情熱家の一面を演じます。多くの人がその人間臭さに絆されるのです」、ということからすれば、「人垂らしの名人」とは言い得て妙だ。「衛藤」氏は頭が上がらないだろう。
・『自身が代表を務める団体から厚労省へ出向  「人事とカネ」そして「障害者芸術」という利権――。 ここでいう“人事”というのは、例えば社会福祉施策の向上を図るために、専門的および技術的な助言を行う専門官の任命などに代表される。過去の専門官には北岡氏の口利きで、北岡氏が率いるグローから専門官として厚労省に出向、現在は滋賀県庁障害福祉課に勤める人物も複数人いる。また、北岡氏と滋賀県のつながりは、北岡氏が県の外郭団体「滋賀県社会福祉事業団」にいた20年前から深く、人事交流という名目で県庁職員が北岡氏の関連団体に出向することもあった。 北岡氏は、自らに近い人物を同様の手段で厚労省に送り込み、自身の影響力を誇示するようになった。北岡氏は「オレは厚労省の人事を動かせる」と周囲に自慢げに話していたと複数の職員、元職員が証言している。それはまんざら嘘ではないのだろう。 その一方、北岡氏の障害福祉分野における“功績”は誰に聞いても間違いないとも言う。 かつて、障害者の福祉制度は「施設福祉」と言われていた。 1960年代、アメリカでは障害者を収容するための巨大な施設(コロニー)が建てられた。当時は障害者に対する偏見は凄まじく、福祉の発想そのものが「障害者は施設に収容すればいい」だった。それを突き崩していく動きが活発化し、「精神病院解体」などのスローガンが福祉業界で叫ばれるようになる。 その変革の流れは日本にも伝播し、70年代に入ると「地域に開かれた施設作り」を念頭に福祉の実践現場では「脱施設」の動きが始まる。これらの礎を作った先駆者を「第一世代」とすると、北岡氏らはその背中を追って、この「地域に開かれた施設」を日本に根付かせることに奔走した第二世代だ。 1993年、北岡氏は全国の障害者施設で働く職員のネットワーク作りを夢見て、仲間らと「へいももの会(平成桃太郎の会)」を発足。そして、翌年、全国に先駆けて障害児者を対象とする「24時間対応型在宅サービス」を立ち上げるのだった』、「北岡氏は「オレは厚労省の人事を動かせる」と周囲に自慢げに話していた」、確かに並外れたパワーを持っていたようだ。
・『「アメニティーフォーラム」という祭典の存在  実はこの「へいももの会」を土台として、1999年に北岡氏らが創設した「全国地域生活支援ネットワーク(現NPO法人全国地域生活支援ネットワーク)」と、北岡氏のお膝元・滋賀県の琵琶湖を一望できるホテルを貸し切って毎年行われる障害福祉の祭典「アメニティーフォーラム」が、北岡氏が築き上げた帝国の力の源泉だと、前出の元厚労省関係者は断言する。 「当時、日本の障害者施策の主流は、国が予算を丸抱えして障害者の面倒は施設でみる、でした。その根底には『障害は治らない』という偏見もあったと思います。北岡氏には、この国の歪んだ施策を変えたいという強烈な熱意がありました。それが2006年、障害者自立支援法として日の目をみます。それまでの施設という概念を地域、そして社会に開くこと。ある意味で障害福祉分野の民営化でした。北岡氏らは障害者をひとりの人間として、地域で草の根の力で支え、共に生きていこうと訴えました。この理念自体は間違っていなかったと思います」 当時、北岡氏ら民間の動きを厚労省側で支えたのが、当時、社会・援護局障害保健福祉部企画課長で、後にえん罪事件を経て事務次官となった村木厚子氏だった。 この法律が実現したことで、障害福祉分野の施策は大きな転換点を迎える。その一方、後のセクハラ・パワハラ訴訟につながる北岡氏の“権力“も強大になっていった。(#3に続く)』、「それまでの施設という概念を地域、そして社会に開くこと。ある意味で障害福祉分野の民営化でした。北岡氏らは障害者をひとりの人間として、地域で草の根の力で支え、共に生きていこうと訴えました。この理念自体は間違っていなかったと思います」、その通りだろう。

次に、この続きを12月6日付け文春オンライン「「北岡氏のセクハラやパワハラに異議を唱える人間は誰もいなかった」… “福祉のドン”を作った「福祉利権」人脈 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#3」を紹介しよう。
https://bunshun.jp/articles/-/42010
・『・・・実は取材の過程で気がかりなことがあった。 北岡賢剛という男は政府委員の要職を引き受けるにあたり、2つの肩書きを使い分けていたのだ。ひとつは「社会福祉法人グロー理事長」。もう一つが「NPO法人全国地域生活支援ネットワーク顧問」だ。後者は業界では「全国ネット」の名前で定着している』、「2つの肩書きを使い分けていた」理由は何なのだろう。
・『国の事業採択に北岡氏が大きな影響を与える  ある社会福祉法人の幹部は、北岡氏は2008年頃から、「グロー」と「全国ネット」をたくみに使い分けて、国の障害者芸術分野事業の採択に大きな影響力を及ぼすようになったという。 無論、北岡氏がこの分野の先駆者の1人であることは間違いない。ただ、これらの事業採択は、表向きは公募だが、実態は明らかな出来レースだったと語る。 「北岡氏は障害者芸術の分野において、仮に実績がなかったとしても、自分の政治力の傘下にある全国ネットに名を連ねる団体を優遇して、厚労省、文化庁などの事業を政治家の力を使って採択させてきました。つまり、北岡氏に逆らえば国の事業には採択されにくい構造であることは、この分野に関わる人であれば誰でも知っています。 社会福祉法人は老舗を除いて、地域の障害者施設の指定管理を任されるなどしなければ、その運営は財政的に厳しい法人が多い。だからこそ、どの法人も国の事業を主催したいのです。北岡氏は自分を慕う身内には情が深く、面倒見がよい一方、異論を挟む相手を徹底して排除する田舎のヤンキー気質でした」 北岡氏は厚労省の委員をしながら、同時に同省の事業を毎年、主催していた。 尾辻かな子事務所が厚労省に照会して入手した資料によると、この数年だけでも「グロー」、そして「全国ネット」にあわせて2億円を超える金額が国から支払われている。 その内のひとつが「障害者芸術文化活動普及支援事業」。平成29年から令和2年までの4年間で合計、約7300万円がグローに支払われている。 この障害者の芸術文化普及に関わる事業は、全国6つのブロックに分けられて実施される。その広域支援を担う6つの団体のうち、4つは「全国ネット」の傘下にある団体で、グローは全国レベルの活動支援の団体として、そのトップに名を連ねている。 そして、「2020東京大会・日本博を契機とした障害者の文化芸術フェスティバル」と銘打ったイベントには、令和元年、令和2年の2年間で合計、約1億3000万円が支払われている。このイベントは実行委員会形式だが、その多くが「全国ネット」に名を連ねる団体が中心で、事務局はグローが担っている。 グローはこの他にも「障害者総合福祉推進事業」などを過去には主催しているので、実際には厚労省や文化庁からグローや全国ネットに流れたカネの総額は、さらに膨らむだろう。 そして、北岡氏と厚労省、有力政治家との癒着が最も顕著に表れているのが「アメニティーフォーラム」と呼ばれる大規模イベントの存在だ。 「障害福祉の世界でアメニティーフォーラムを知らない人はいませんよ。何しろ福祉関係者以外に現役の首長、政治家、官僚、そして文化人、著名人などが、わざわざ北岡氏のお膝元である滋賀に大集結するのです。障害福祉の分野で働く職員の賃金など待遇を決める障害福祉サービスの報酬も、このアメニティーの二次会で決まると噂されるくらいですから」 そう話すのは、また別の社会福祉法人の理事長である。 厚生労働委員会でも度々、その名前が飛び出した「アメニティーフォーラム」は、まさに障害福祉業界の祭典だ。今年開催された第24回大会のパンフレットを見ても、参加者の数、出席者の顔ぶれ、イベントの内容、どれをとっても破格のスケールだということが分かる』、「北岡氏は厚労省の委員をしながら、同時に同省の事業を毎年、主催していた」、「この数年だけでも「グロー」、そして「全国ネット」にあわせて2億円を超える金額が国から支払われている」、利益相反関係は大丈夫なのだろうか。
・『フォーラムの人脈が北岡氏の力の源泉  大会冒頭、全国ネット顧問の肩書きで北岡氏が登壇する。 対談相手は、NHK『バリバラ』の司会を務める玉木幸則氏、全国ネット代表・大原裕介氏、そしてアメニティーフォーラム実行委員長であり、北岡氏が「へいもも」の会を設立した当時からの盟友でもあり、北岡氏に性暴力を振るわれたと告発したAさんが所属する社会福祉法人「愛成会」の理事をしている田中正博氏だ。 突出しているのが、やはり厚労省関係の幹部らの顔ぶれである。 下記の図は、過去15年間のアメニティーフォーラムのパンフレットをもとに厚労省関係者の参加当時の肩書きと参加回数を一覧にしたものだ。現役事務次官こそいないが、後の事務次官など名だたるキャリア官僚がずらりと名前を連ねる。 北岡氏は、2004年出版の鼎談集「僕らは語り合った 障害福祉の未来を」の中で、厚労省とのつながりをこう振り返っている。 「行政の人との出会いって、地方からだんだん中央へ行くのかなと思うんですけど。僕の場合は逆だったんですよ。でも、僕には戦略ってないんです。皆さんどう思っているかわからないけど、自分ではない人だと思っている。最初に出会ったのは地元の市町村よりも厚生省なんですね」 この本には浅野史郎・元宮城県知事、元厚生省官僚、辻哲夫・東京大学高齢社会総合研究機構特任教授、元厚労省事務次官などの厚労行政に関わる大物の名前が並ぶ。北岡氏はアメニティーフォーラムという場を使って、福祉業界の現場で働く全国の実践者らと政治家、厚労官僚、大学教授、そして、北岡氏の障害者福祉観を支持する文化人、著名人を引き合わせ、そして永田町、霞ヶ関とのパイプを太くしてきた。この北岡氏の行動力と障害福祉への貢献は評価されてしかるべきだろう。 このフォーラムに参加したことのある福祉関係者は、このイベントに登壇している人々こそが、北岡氏が30年かけて築き上げてきた人脈であり、北岡氏の人生そのものだと語った。 「福祉業界、とくに障害分野は過酷な『3K』労働で、華やかさとは正反対の業界です。だからこそ、日々、当事者に向き合っている福祉関係者は、このきらびやかなお祭り騒ぎを目の当たりにすることで、北岡氏の政治力に平伏し、周囲の誰も何も言えなくなるのです。北岡氏のセクハラやパワハラは内部だけでなく、出入りする関係者の間では周知の事実でした」) 休憩時間もない程、ぎっしりと詰め込まれた企画の数々は、まるで有名大学の「学祭」だ』、「北岡氏はアメニティーフォーラムという場を使って、福祉業界の現場で働く全国の実践者らと政治家、厚労官僚、大学教授、そして、北岡氏の障害者福祉観を支持する文化人、著名人を引き合わせ、そして永田町、霞ヶ関とのパイプを太くしてきた」、確かに「北岡氏の力の源泉」のようだ。
・『「職員たちは北岡氏に気に入られようと必死だった」  北岡氏を筆頭にグロー上層部(理事長、副理事、理事)は全員男性。現場の職員の多くは女性。普段から法人内には、北岡氏を頂点とする徹底した上意下達の体育会系の指示系統が敷かれているという。 「管理職レベルの男性職員たちであっても、北岡氏を前にすると、背筋をのばし目線は足元を見下げて、非常に緊張しながら話していた」 「北岡氏に近い男性職員たちは、北岡氏が滋賀県にいる夜は常にスマホを気にしていた。北岡氏から電話がかかってくるとすぐに出て、終電間際でも呼ばれる場所に向かっていた。呼ばれたら駆けつけることを北岡氏は『待機の男』と呼び、夜遅くや朝早くの送迎をすることで、彼に気に入られようと必死だった」 「職員に説教のようなものをした後、他の複数の職員たちが集まっている場で『○○がさぁ、泣くんだよねぇ』とバカにするように話をしたり、大勢の職員の前で一人の職員の失敗をコテンパンにけなして吊し上げるようなことをしていても、それに異議を申し立てる職員はおらず黙って聞いているだけであった」 こうした証言は枚挙にいとまが無い。 反論のひとつも許されない絶対的な上下関係に、最初は北岡氏に憧れてグローの門を叩いた職員も、日が経つにつれて「共依存」や「従属」という関係に支配されてゆく。逆に、北岡氏は自分よりも優位で特別な存在と思わされる環境に耐えきれない職員は、この組織を去って行く――。 何度も言うが、アメニティーフォーラムの理念そのものは全く間違ってはいない。 ただ、本来、人間は誰もが平等であるという当たり前の福祉観が、ここでは通用しないのだ。そして日常的に北岡氏や幹部職員によるセクハラやパワハラが横行するようになる。北岡氏、およびグローには質問状を送るなど再三にわたって連絡をとってきたが、12月6日時点で何の連絡もない。 そんな絶対服従を強いられる環境下で、北岡氏を告発したBさんは性的暴行を受けるのである』、障害者福祉法人は奇特な方がやっていると思っていたのに、裏面には「福祉利権」まであったとは驚かされた。「北岡氏」はまるで絶対君主のように君臨してきたようだ。公職からは手を引いたようだが、今後の民事訴訟、「北岡」帝国の行方に注目したい。「北岡氏」をのさばらせた厚労省や「衛藤」氏の責任も重大だ。

第三に、12月6日付け文春オンライン「「露出度が高いユニフォームを着ていないと、誰も見てくれないよ」 それでも女性アスリートが“撮影禁止”を求めない理由」を紹介しよう。
https://bunshun.jp/articles/-/41917
・『ユニフォーム姿のアスリートを狙う、悪質な撮影行為。「スポーツ界全体の問題だ」と声を上げた20代の女子陸上選手のハナさんとカオルさん(いずれも仮名)の思いを受け、JOC(日本オリンピック委員会)は、性的ハラスメントに競技横断的に対応しようと奔走している。 選手たちが一番に求めるのは法整備だが、実現までには長い道のりが待っている。法整備まで手をこまねくのではなく、具体的に何ができるかも重要だ。ハナさんとカオルさんが、動き出したスポーツ関連団体への期待と不安を語った。(全2回の2回目)(Qは聞き手の質問)』、興味深そうだ。
・『「研修って、誰がするんだろう?」  Q:11月、JOCなどが出した声明文には、(1)各競技団体が独自に行ってきた被害防止の取り組みを共有 (2)アスリートが自衛するためのネット研修の実施 (3)一般向けに情報提供サイトを設置 ​といった内容が盛り込まれました。第一歩として、どう受け止めますか? ハナ 陸連(日本陸上競技連盟)やJOCの中にも、性的ハラスメント被害を知らない方が結構いたと思うので、声明文という形になったことは嬉しく思います。 ただ、研修って、誰がするんだろう? という不安もあります……。現在、最前線で陸上競技をしておらず、性的被害を受けていない人たちが、どうやってその研修をするのか、と考えてしまうんで。「そんなことがあるらしいぞ、気をつけろよ」程度の内容だったら、不安が残るだけだなと。 Q:具体的に、どんな対策ができるかを指導してほしいということですね。 ハナ 自分を守るために何ができるのかとか、競技ユニフォームひとつとっても、いろいろ選ぶ権利があるんだよとか。きちんと教えてほしいことがいっぱいあるから……。 Q:写真や動画をアップする中で気をつけなければいけないこと。経験者のおふたりだからこそ分かることもあるし、中高生に伝えたいこともありますよね。 カオル 今はSNSが普及しているので、何も考えずにアップするとその写真がどう使われる可能性があるのか、ちゃんと知るべきだと思います。例えば更衣室で自撮りすると、周りの着替えている子まで写ってしまいかねない。それを悪用する人はいます。自分だけじゃなく、周りにも被害が出る恐れがあると理解した上で、写真をあげた方がいいと思うし、そういうSNSの使い方をもっとちゃんと中高生に教えてあげるべきだと思っています』、「更衣室で自撮り」などは、「研修」以前の常識の問題の筈だが、「SNSの使い方をもっとちゃんと中高生に教えてあげるべき」、その通りだ。
・『陸上が好きで、きらきらしているところを撮りたい人もいる  Q:一方、競技中の撮影は、選手にコントロールできない部分でもあります。そもそも、こうした問題には20年ほど前から競技団体も頭を悩ませてきました。例えば体操やビーチバレーは一般客の撮影を原則禁止していますが、陸上では撮影を認め、頻繁に見回りをして不審者に声をかけるという対応を続けています。 ハナ その方法でやっていくしか、仕方がないです。大きい試合ならば、観客席の隣やすぐ後ろで怪しい行為をしている人を見かけたら通報してほしい、と呼びかけるのが今は一番いいのかなと思います。小さい大会なら、大きいカメラを持っているような方が目に付いたら、声をかけてもらう、などでしょうか。できるだけ、どこの試合でも警備員や巡回する人をつくる形で対応していただきたいです。被害が最小になるような流れを作る、今はそれしかできないとも感じています。 Q:陸上でも撮影禁止を、という規制までは求めないですか? カオル 陸上競技を多くの人に知っていただくためには、撮影禁止を求めることは難しいかもしれないですね。陸上でも100mなどの花形種目ならみんな知ってるでしょうけれど、全種目となると、知名度のためには……難しいところだなと思います。撮影を一律禁止したら確かに被害は減ると思うのですが、陸上界全体を盛り上げるためには……。サッカーなどメジャーなスポーツに比べると、スポットライトが当たることが少ないですから。 ハナ 自分の宣材写真を、陸上が好きで写真を撮りに来ている子にお願いする人もいるんです。友達にも、陸上がすごく好きで、みんなのきらきらしているところを撮りたくて、競技場に足を運んでいる人もいます。そういった方との接点を全てなくしてしまうことは望みません。だから、撮影の機会は残してほしいと思います』、「陸上競技を多くの人に知っていただくためには、撮影禁止を求めることは難しいかもしれないですね」、結局、「陸上競技」PRのためには、「撮影禁止を求め」ないようだ。
・『「ジャージ着て走れよ」という反応  Q:今回、JOCが対応に乗り出したことで、さまざまなメディアで報道されました。ネットニュースなどに寄せられたコメントで、印象に残ったものはありましたか? カオル 「女子選手は男子に比べて競技レベルが劣っているから、露出度が高いユニフォームを着ていないと、誰も見てくれないよ」、「ジャージ着て走れよ」などでしょうか……。ああ、そう捉えられてしまうのかと思いました。 ハナ 「あのユニフォームがおかしい」というコメントが大半でしたね。ただ、ユニフォームにだって、選手の選択の自由があるべきだと思うんです。性的に見られることがあるかもしれない、性的被害に巻き込まれる可能性もあると理解した上で、できるだけ露出が少ないユニフォームに変えようとか、セパレート(上下で分かれ、お腹の見えるタイプ)のユニフォームを着たいとか、選択できる世の中になればいいなと思います。今、選手たちはセパレートがかっこいいと思って、みんな着ていますからね。 Q:セパレートを好きで着ている選手が、競技以外の面を気にして服装をかえることには、葛藤もありませんか。 ハナ あとから傷ついたり、写真が悪用されてしまうよりは、良いのではないでしょうか。一回、SNSに上げてしまったり、上げられてしまった後は、自分の手の届かないところに行ってしまうので。 カオル 性的ハラスメントを受けてからでないと、分からない人の方が多いと思うんです。だから被害も多いのだなと思います。私たちは陸上の成績が第一で、絶対その試合に集中しているから、撮られるとか思わないんです。ユニフォームのことばかり意識していられない。それで、撮られて後からSNSに載せられて、気づくんです。 ハナ 一番望ましいのは、みんながかっこいいなと思っているセパレートのユニフォームを着ても、被害に遭わないように、陸連やJOCに対策をしていただくことですね』、「陸連やJOC」なら対策が出来るというのは、余りに甘い。
・『年々SNSが発達してきて被害が増えていく  Q:おふたりが声を上げたことで、他の選手にも広がりはありましたか? ハナ 大半の人は被害にあったといえないので、ここまで問題が大きくなってしまったと思います。今回のような報道が出ても、私もそう思うとは言いづらいですから……。 カオル みんながみんな、試合での撮影に反対しているわけではないので、そこも難しいところです。 ハナ 写真を撮ってもらったり、かわいいって言われるのがうれしいという人もいます。(撮影による被害を)「なんとも思わない、こういうものだと思っています」と割り切っている選手もいます。でも、年々SNSが発達してきて、そういう被害が増えていく世の中だなと思うので、私たちだけでも声を上げないとって。 Q;おふたりはずっと陸上をやってきて、他競技については今回初めて知ったそうですね。 ハナ 自分に来るものしか見てなかったんですけど、弁護士さんに「できるだけ被害を探してみてほしい」って言われて検索したら、バレーが多かったですかね。おしりのアップの写真が結構あって、「他競技でもこういうことをされてるんだ」って思った記憶があります。 カオル バレーの選手を見て思ったんですけど、室内バレーのユニフォームは半袖シャツにショートパンツといった感じで、それほど露出は多くないですよね。それでも、撮る人は撮る。だから、陸上選手がたとえ露出の少ないユニフォームにしたとしても、撮る人は撮ると思います。私たちに「そういうユニフォームを着ているのが悪い」と批判してくる人たちは、ただ言いたいだけなんでしょうね。 Q:他競技からは、「よくぞ陸上の選手、言ってくれた」という感謝の声も聞きます。 ハナ 少なからず他競技でもそう思ってくださる人がいるのはすごくうれしいです。ぜひ協力してほしいです。協力してくれればしてくれるだけ、ありがたいので』、「他競技からは、「よくぞ陸上の選手、言ってくれた」という感謝の声も聞きす」、そんなものなのだろうか。
・『法を整備してもらうのが一番の願い  Q:おふたりが声を上げ、JOCまでが動いて、この問題を多くの人に知ってもらうことができました。アスリートとして、競技以外の面でも社会に影響を与えられたのではないでしょうか。 ハナ この問題が解決しない限りは、よかったとは思えないかもしれません。今回の声明文に合わせて、JOCが情報提供を求める新しいサイトを立ち上げました。でも、アメリカ大統領選挙の報道などと重なり、あまりSNSで流れてこなくて。それをみんなに見てほしかったんですけれど……。 カオル まだ、序盤の序盤です。サイトを立ち上げて終わりだったら今までと変わらないですし、法的な対応が整って初めて、「言ってよかったな」と安心できます。 やはり、法を整備してもらうのが一番の願いですか?(カオル 残念ですが、法規制がないと減らないと思うんです。取り締まられた前例がない限り、「やめよう」とか「気をつけなきゃ」と思わない人の方が多いと思うのが実情だと思います。 ハナ 何もできないんですよ、現状だと。写真を削除しようと思っても、時間もお金もかかります。そもそも、陸上のユニフォーム姿を撮ったからといって基本的に罪にはなりません。性的ハラスメントを行っている人は、だめだと分かっていて、むしろ相手が嫌がる姿を見たくてやっている面もあると思いますし。厳しいですが、法整備が整わない限り、現状は大きく変わらないのではないでしょうか』、「法整備」を万能視しているようだが、カメラがスマホまで拡大したなかでは、法技術的にも規制は困難なのではなかろうか。観客の良識に委ねるか、ユニフォームを改良するしかなさそうだ。
タグ:「更衣室で自撮り」などは、「研修」以前の常識の問題の筈 フォーラムの人脈が北岡氏の力の源泉 法を整備してもらうのが一番の願い ハラスメント 法技術的にも規制は困難なのではなかろうか。観客の良識に委ねるか、ユニフォームを改良するしかなさそうだ 利益相反関係 年々SNSが発達してきて被害が増えていく JOCなどが出した声明文 「ジャージ着て走れよ」という反応 「陸連やJOC」なら対策が出来るというのは、余りに甘い 北岡氏はアメニティーフォーラムという場を使って、福祉業界の現場で働く全国の実践者らと政治家、厚労官僚、大学教授、そして、北岡氏の障害者福祉観を支持する文化人、著名人を引き合わせ、そして永田町、霞ヶ関とのパイプを太くしてきた 「研修って、誰がするんだろう?」 「人垂らしの名人」 やましいこと」があるのだろう 「セクハラ訴訟“福祉のドン”はなぜ権力を持てたのか? 背景にある「有力政治家」との蜜月 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#2」 の前では、北岡氏は人懐っこく、酒を飲んで、泣いて、笑って、夢を語る情熱家の一面を演じます。多くの人がその人間臭さに絆されるのです 厚労省、内閣府の委員という要職にあったが、いずれも辞任届が提出された 自分の名誉と出世のために利用できる有力者 厚労委員会で取り上げられた“福祉のドン”の疑惑 衛藤晟一元内閣府特命大臣 文春オンライン 賀県にある社会福祉法人「グロー」理事長・北岡賢剛氏が、2人の女性から約4250万円の賠償を求めて訴訟を起こされた “福祉のドン”の力の源泉はどこにあるのか? 北岡氏の不可解な省庁関連職の“辞任” 障害者福祉の世界では「天皇」」と呼ばれる人物 (その17)(セクハラ訴訟“福祉のドン”はなぜ権力を持てたのか? 背景にある「有力政治家」との蜜月 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#2、「北岡氏のセクハラやパワハラに異議を唱える人間は誰もいなかった」… “福祉のドン”を作った「福祉利権」人脈 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#3、「露出度が高いユニフォームを着ていないと 誰も見てくれないよ」 それでも女性アスリートが“撮影禁止”を求めない理由) 「「北岡氏のセクハラやパワハラに異議を唱える人間は誰もいなかった」… “福祉のドン”を作った「福祉利権」人脈 セクハラ・パワハラが横行する福祉業界の「闇」#3」 北岡氏は「オレは厚労省の人事を動かせる」と周囲に自慢げに話していた 2つの肩書きを使い分け 自身が代表を務める団体から厚労省へ出向 この数年だけでも「グロー」、そして「全国ネット」にあわせて2億円を超える金額が国から支払われている 国の事業採択に北岡氏が大きな影響を与える それまでの施設という概念を地域、そして社会に開くこと。ある意味で障害福祉分野の民営化でした。北岡氏らは障害者をひとりの人間として、地域で草の根の力で支え、共に生きていこうと訴えました。この理念自体は間違っていなかったと思います 「アメニティーフォーラム」という祭典の存在 「NPO法人全国地域生活支援ネットワーク顧問」 「社会福祉法人グロー理事長」 「「露出度が高いユニフォームを着ていないと、誰も見てくれないよ」 それでも女性アスリートが“撮影禁止”を求めない理由」 「SNSの使い方をもっとちゃんと中高生に教えてあげるべき」、その通りだ 「職員たちは北岡氏に気に入られようと必死だった」 陸上が好きで、きらきらしているところを撮りたい人もいる
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