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日本の政治情勢(その74)(石破首相の勝敗ライン「自公で過半数」の難しさ 党首討論で野田氏と「がっぷり四つの論戦」展開、杉田水脈氏は最初から参院選狙い? 衆院選不出馬の裏で囁かれる“就活”のえげつなさ、旧安倍派メンバー激怒「石破政権をボコボコにしてやる」自民党が「裏ガネ総選挙」で壮絶な仲間割れ…!「落選危機」候補者の「実名」を大公開する、解散日も人事もすべて言いなり…!“仲間がいない”石破が頼った、意外な「長老議員」の名前) [国内政治]

日本の政治情勢については、本年10月10日に取上げたばかりだが、今日は、(その74)(石破首相の勝敗ライン「自公で過半数」の難しさ 党首討論で野田氏と「がっぷり四つの論戦」展開、杉田水脈氏は最初から参院選狙い? 衆院選不出馬の裏で囁かれる“就活”のえげつなさ、旧安倍派メンバー激怒「石破政権をボコボコにしてやる」自民党が「裏ガネ総選挙」で壮絶な仲間割れ…!「落選危機」候補者の「実名」を大公開する、解散日も人事もすべて言いなり…!“仲間がいない”石破が頼った、意外な「長老議員」の名前)である。

先ずは、10月11日付け東洋経済オンラインが掲載した 政治ジャーナリストの泉 宏氏による「石破首相の勝敗ライン「自公で過半数」の難しさ 党首討論で野田氏と「がっぷり四つの論戦」展開」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/833035
・『衆院は9日午後に解散され、15日公示、27日投開票の日程で総選挙が実施される。候補者を擁立する各党、各団体などはすでに選挙準備を整えており、直ちに実質的な選挙戦がスタートした。解散を決めた石破茂首相(自民党総裁)は1日に就任したばかりで、8日後の解散は戦後最短で、まさに「超短期決戦」となる。 解散に先立ち、9日が会期末となった国会は、同日午後1時からの党首討論で、石破首相と野田佳彦・立憲民主党代表、馬場伸幸・日本維新の会代表、田村智子・共産党委員長、玉木雄一郎・国民民主党代表が対峙し、それぞれ突っ込んだ論戦を展開した。 その中で、先陣を切った野田氏は、石破氏と同い年の首相経験者として、持ち時間40分をフルに使い「がっぷり四つの論戦」を展開した。その中で野田氏は、自民党がいわゆる「裏金議員」について「一部を非公認も、大半は比例重複は認めずに公認」との方針を固めたことについて、「公認するというのはお墨付きを与えることだ。脱税まがいのことをやった人たちに、血税が支払われるかもしれない」と厳しく批判した。 これに対し石破首相は「裏金というのは決めつけだ。脱税で誰も立件されていない。脱税というのは決めつけだ」「大変厳正な議論をして決めたもので、あとは国民の皆様の判断にゆだねる」などと反論した』、「野田氏は、自民党がいわゆる「裏金議員」について「一部を非公認も、大半は比例重複は認めずに公認」との方針を固めたことについて、「公認するというのはお墨付きを与えることだ。脱税まがいのことをやった人たちに、血税が支払われるかもしれない」と厳しく批判した。 これに対し石破首相は「裏金というのは決めつけだ。脱税で誰も立件されていない。脱税というのは決めつけだ」などと反論』、なるほど。
・『石破首相、非公認候補らの追加公認を認める  その上で石破首相は、野田氏の「事件に絡んで非公認にした議員が無所属で当選した際、追加公認するか」との質問に「それは仮定の話だが、主権者たる国民が判断をされた場合には、それは公認するということはある」と追加公認する考えを示唆した。 さらに、維新・馬場氏との質疑でも、次期参院選での参院裏金議員への対応について「同じ対応をする」と明言、今回の処分基準に沿って非公認や比例名簿からの除外を決める考えを示した。) 党首討論開催は今年6月以来。特に今回は野党の強い要求も踏まえ、開催時間を従来の45分間からほぼ倍増の80分間に拡大した。これにより、4党首の持ち時間は野田氏40分、馬場氏20分、田村、玉木両氏各10分となり、「従来の言いっ放し、聴きっ放しではない、聞きごたえのある論戦」(政治ジャーナリスト)となった。 さらに、持ち時間拡大を踏まえて「野党4党首も相互に連携して石破首相を攻め立てる戦略を取り、それぞれが国民にアピールするためだけの同趣旨の追及や質問は控えた」(同)ことで、「従来とは一味違った中身の濃い論戦となった」(同)ことは間違いない』、「党首討論」では、「持ち時間拡大を踏まえて「野党4党首も相互に連携して石破首相を攻め立てる戦略を取り、それぞれが国民にアピールするためだけの同趣旨の追及や質問は控えた」(同)ことで、「従来とは一味違った中身の濃い論戦となった」、いいことだ。
・「憲法改正」では馬場氏の注文に“同調”  特に、馬場氏が憲法改正について「衆参両院の憲法審査会で改憲論議が進まない。この壁を突破するために首相がスタートボタンを押すべきだ」と注文をつけると、石破首相も「(改憲は)自民の党是だ。党総裁として改憲が発議され、国民投票をする日が一日も早くなるよう、可能な限り努力する」と応じた。 また、田村氏が「最低賃金の大幅引き上げには、中小企業への直接支援が必要」などと要求したのに対し、石破首相は「全体主義国家ではないので政府が直接お金を払う手法が必ずしも正しいとは思えない」と反論しつつも、「あなたの思いは私とも共通する部分がある」などと、あえて寄り添う姿勢もにじませた。 石破首相は討論の最中には、身を乗り出して相手の主張、要求を聞き、大きくうなずく場面も多かった。その一方で、石破首相の背後に陣取った与党幹部や閣僚たちは総じて複雑な表情で見守る場面も多かった。とりわけ、石破氏の力を込めた反論に苦笑する閣僚もあり、従来の党首討論に比べて与党席からの拍手もまばらだったことが、「石破首相に対する党内の不満の広がりを浮き彫りにした格好」(自民長老)だ。) この党首討論に先立ち、政府は9日午前の臨時閣議で衆院解散を決定。これを受け党首討論から間を置かず、午後3時半に解散のための衆院本会議が設定された。しかし、野党側がその直前に内閣不信任決議案を提出したため、本会議開始が約30分間遅れるという異例の事態ともなった』、「石破氏の力を込めた反論に苦笑する閣僚もあり、従来の党首討論に比べて与党席からの拍手もまばらだったことが、「石破首相に対する党内の不満の広がりを浮き彫りにした格好」」、なるほど。
・『官邸会見で「勝敗ラインは自公で過半数」と明言  こうした解散までの経過も踏まえ、石破首相は9日夜、首相官邸で会見し、“裏金議員”の公認問題も含め、衆院選に臨む自らの姿勢をアピールしたが、その中で今回の解散を「日本創生解散」と命名してみせた。さらに、勝敗ラインについては「自公両党での過半数(233議席)の獲得」と明言した。 この勝敗ラインは、2012年暮れの第2次安倍政権発足以来、安倍晋三(故人)、菅義偉、岸田文雄各首相が掲げたものと同じだ。ただ、「これまでは簡単に超えられるハードルだったが、今回ばかりは身長を超える高さとなる」(自民選対)との見方も多く、多くの選挙専門家の事前予想でも「自公過半数割れの可能性は少なくない」(有力アナリスト)との指摘が出ている。このため、与党内に「自公過半数割れとなったら、石破首相の責任が厳しく問われ、政局が大混乱に陥る」(閣僚経験者)との不穏な臆測も広がる。 そうした状況の中、石破首相は10日午前0時過ぎに政府専用機で飛び立った。就任後初の首脳外交のための外国訪問となるASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議などに出席するためで、10日朝には開催国のラオスに到着した。石破首相は同首脳会議に合わせて、韓国や中国などとの首脳会談も行い、各国の首脳との関係構築を図りたい考えで、帰国は12日朝となる予定。 これに先立ち、石破首相は9日夜、首相官邸で記者団に対し「日本とASEANは信頼のパートナーであり、関係をさらに強化し、安全保障分野などでの協力をさらに進めたい」と石破外交への意欲と自信をアピールした。 ただ、石破首相にとって、衆院解散直後の外国出張となることに加え、帰国後の12日午後には日本記者クラブ主催の「党首討論会」が設定されているなど、「超過密スケジュール」(外務省幹部)を余儀なくされる。党首討論後の衆院本会議ではあくびをかみ殺す場面もあり、疲労の色は隠せなかった。 このため、官邸筋も「帰国直後から遊説日程が詰まっており、体力が続くかどうか」と不安を隠せず、石破首相にとって、自らが決断した「10・27衆院選」までの半月余りは「まさに死に物狂いで戦うしかない」(側近)こととなることは間違いなさそうだ』、「勝敗ラインについては「自公両党での過半数(233議席)の獲得」と明言した。 この勝敗ラインは、2012年暮れの第2次安倍政権発足以来、安倍晋三(故人)、菅義偉、岸田文雄各首相が掲げたものと同じだ。ただ、「これまでは簡単に超えられるハードルだったが、今回ばかりは身長を超える高さとなる」(自民選対)との見方も多く、多くの選挙専門家の事前予想でも「自公過半数割れの可能性は少なくない」(有力アナリスト)との指摘が出ている。このため、与党内に「自公過半数割れとなったら、石破首相の責任が厳しく問われ、政局が大混乱に陥る」(閣僚経験者)との不穏な臆測も広がる・・・官邸筋も「帰国直後から遊説日程が詰まっており、体力が続くかどうか」と不安を隠せず、石破首相にとって、自らが決断した「10・27衆院選」までの半月余りは「まさに死に物狂いで戦うしかない」(側近)こととなることは間違いなさそうだ」、なるほど。

次に、 10月12日付けYahooニュースが転載した日刊ゲンダイ「杉田水脈氏は最初から参院選狙い? 衆院選不出馬の裏で囁かれる“就活”のえげつなさ」を紹介しよう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c67d0d93c0e2d886dc033fa68a95eb46473bc8f
・『衆院選(15日公示、27日投開票)が目前に迫る中、中ぶらりんになっていた自民党の杉田水脈前衆院議員(比例中国ブロック)が不出馬に追い込まれた。自民は11日、第2次公認を公表。そこに旧安倍派の裏金議員である杉田氏、尾身朝子氏(比例北関東)、上杉謙太郎氏(比例東北)の名前はなかった。森山幹事長は「3人とも辞退された。不記載を深く反省をして再起を目指したいとの意向だった」と説明したが、そんな生易しい話ではないようだ。 【一覧表】石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ 数々のヘイトスピーチで知られる杉田の初当選は2012年。日本維新の会公認で旧兵庫6区に立ち、比例復活で滑り込んだ。間もなく浪人生活に入り、国連女性差別撤廃委員会の参加者を「アイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などとブログで揶揄。ネトウヨ言動が保守層の一部に受け、安倍晋三元首相の声掛けで17年に返り咲き。その後「比例単独は2回まで」の枠を使い切っていた。 「日本会議などのいわゆる岩盤保守層に支えられる杉田氏は、所属する山口県連に公認申請を求めるよう促されたこともあってプッシュ。県連は党内ルールを棚上げして党本部に申請をしたものの、見通しが立っていたわけではなかった。というのも、杉田氏は計1564万円の裏金をつくり、4月に役職停止6カ月の処分まで受けていたし、後押しする理由に乏しい。本人は本人で、衆院がダメなら来夏の参院選に回してほしいと当初から懇願していました」(県連関係者)  杉田はくだんの差別投稿をめぐり、23年に札幌と大阪の法務局に人権侵犯と認定された。LGBTQなどの性的少数者について「生産性がない」と寄稿し、月刊誌を休刊に追い込んだ過去もある。 えげつない差別主義者は、どう考えたって良識の府にふさわしくない』、「ネトウヨ言動が保守層の一部に受け、安倍晋三元首相の声掛けで17年に返り咲き。その後「比例単独は2回まで」の枠を使い切っていた。 「日本会議などのいわゆる岩盤保守層に支えられる杉田氏は、所属する山口県連に公認申請を求めるよう促されたこともあってプッシュ。県連は党内ルールを棚上げして党本部に申請をしたものの、見通しが立っていたわけではなかった。というのも、杉田氏は計1564万円の裏金をつくり、4月に役職停止6カ月の処分まで受けていたし、後押しする理由に乏しい。本人は本人で、衆院がダメなら来夏の参院選に回してほしいと当初から懇願していました」、さて「参院選」の方に潜り込めるか注目点だ。

第三に、10月12日付け現代ビジネス「旧安倍派メンバー激怒「石破政権をボコボコにしてやる」自民党が「裏ガネ総選挙」で壮絶な仲間割れ…!「落選危機」候補者の「実名」を大公開する」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/139056?imp=0
・『東京で「旧安倍派全滅」も:「驚いちゃったよ。ひどいですよ、本当に」 こう憤るのは、元復興大臣の平沢勝栄氏(東京17区)だ。1996年の初当選から9期務めたベテランだが、衆院選で「非公認」の憂き目に遭った。 「石破総理と何回も話をしたんですよ。総理は『先生が問題になるようなことは絶対にしません』とずっと言っていたのに、全部ウソだったんだ」 平沢氏は資金管理団体「勝栄会」に、所属する旧二階派(志帥会)から計1080万円の収入があったにもかかわらず、収支報告書に記載しなかったとして党役職停止1年の処分を受けた。いわゆる「裏金議員」である。 自民党は今回、裏金で「党の役職停止」以上の重い処分を受けた議員を公認しない見通しだ。急転直下の決断によって、どの候補者に赤信号が灯ったのか』、「平沢氏は資金管理団体「勝栄会」に、所属する旧二階派(志帥会)から計1080万円の収入があったにもかかわらず、収支報告書に記載しなかったとして党役職停止1年の処分を受けた。いわゆる「裏金議員」である。 自民党は今回、裏金で「党の役職停止」以上の重い処分を受けた議員を公認しない見通しだ。急転直下の決断によって、どの候補者に赤信号が灯ったのか」、なるほど。
・『【一覧】壮絶な仲間割れ…! 自民党「落選候補者」 24人の実名はこちら…!  落選危機の議員が最も多いのは、首都・東京だ。しかも、大物ばかりである。平沢氏だけでなく、旧安倍派「5人衆」の筆頭として裏金・統一教会問題の中核にいた萩生田光一元政調会長(24区)、同じく旧安倍派ベテランの下村博文元政調会長(11区)も、公認を得られず無所属での出馬となる。萩生田氏は5年間で2728万円、下村氏は476万円の不記載があった』、「旧安倍派「5人衆」の筆頭として裏金・統一教会問題の中核にいた萩生田光一元政調会長(24区)、同じく旧安倍派ベテランの下村博文元政調会長(11区)も、公認を得られず無所属での出馬となる。萩生田氏は5年間で2728万円、下村氏は476万円の不記載があった」、比例復活が見込めないだけに、選挙区での勝敗が大いに注目される。
・『「ポスターを貼らせたくない」  萩生田氏の東京24区には、立憲民主党が「刺客」として前参院議員の有田芳生氏を立てる。野党の候補者調整が成れば萩生田氏の落選も視野に入るが、「有田さんは立憲の中でも共産党に近い議員だから、学会は反有田で動くはず」(自民党東京都連関係者)との見方もある。 「問題は、萩生田さんも下村さんも、仮に当選できたとしても、当面の間は自民党の看板を背負って活動はできない見通しだということ。来年7月の参院選への悪影響を、石破執行部は懸念しているんです」(同前) 彼らのように重い処分を受けたわけではなくとも、東京には「比例復活ナシ」を言い渡された裏金議員が多い。たとえば参院から鞍替えする丸川珠代元五輪担当大臣(東京7区)だ。前出と別の都連関係者が嘆く。 「丸川さんはパー券売り上げのノルマ超過分822万円を、自分の個人口座に入れていた。さすがにイメージが悪すぎます。しかも、東京7区には区割り変更で旧1・2区の港区の一部が入るが、港区の支援者は丸川さんのポスターを貼らせないほど拒否反応が強い」 保守票を丸川氏と維新の小野泰輔氏が取り合う展開になれば、立憲の松尾明弘氏が漁夫の利を得るだろう。さらに東京では1区の山田美樹氏(不記載額76万円)、21区の小田原潔氏(1240万円)も比例復活ができない』、「丸川珠代元五輪担当大臣」は「パー券売り上げのノルマ超過分822万円を、自分の個人口座に入れていた」、飛んでもないことだ。落選させるべきだ。
・『「比例名簿に載せるな」  ここまで名前が出た候補者は、平沢氏を除いて全員が旧安倍派の所属である。いっぽう東京以外の地域でも、とりわけ保守系が弱い北日本や大都市部で窮地に陥る自民党候補が続出しそうだ。 北から見ると、北海道5区の和田義明氏、岩手3区の藤原崇氏、福島3区の菅家一郎氏らが「裏金」「統一教会」の問題で党から名指しされたうえ、旧安倍派所属だ。 「菅家さんは、裏金を自分の名義で政党支部に寄付し、148万円の所得税控除を受けるという荒技をやっていた。裏金の額も1289万円と大きく、前回も僅差で立憲の小熊慎司さんに敗れた」(自民党福島県連関係者) 「藤原さんは、青年局長在任中の『和歌山セクシーダンサー事件』や、自身が擁立した広瀬めぐみ参院議員(当時)の秘書給与詐取などトラブルが続出。裏金は14万円と少額でしたが、今回は(対抗馬で立憲の)小沢一郎さんが頻繁に地元に入っているので、厳しい情勢です」(岩手県連関係者) 関東・北陸では「ヤンキー先生」で知られる神奈川16区の義家弘介氏、埼玉13区の三ッ林裕巳氏、新潟5区の高鳥修一氏の3人が「裏金」「統一教会」「旧安倍派」が揃った候補者だ。さらに福井2区の元党国対委員長・高木毅氏は、統一教会との接点こそなかったとみられるが、1019万円の裏金で半年間の党員資格停止処分を受けており、非公認となる。 「高木さんは処分期間が終わったばかりのため、北陸の各地方本部から『比例全体の得票が減るから、北陸信越ブロックの比例名簿に高木を絶対に載せるな』という要請が党本部に届いていた。これが石破総理の強硬な対応の引き金になった、とも言われています」(前出と別の旧安倍派議員) 以前から野党が優勢な愛知では、安倍元総裁のもと'12年の総選挙で初当選した熊田裕通氏(1区)、青山周平氏(12区)が苦戦を強いられそうだ。 熊田氏の相手は、日本保守党から出馬する名古屋市長・河村たかし氏。 「河村さんは県外では奇人だと思われているが、県民や名古屋市民からは『減税や市職員の人件費カットなどを手堅く進めている』と意外に評価が高い。何より、知名度で熊田さんは全く相手にならない」(愛知県連関係者)』、「「高木さんは処分期間が終わったばかりのため、北陸の各地方本部から『比例全体の得票が減るから、北陸信越ブロックの比例名簿に高木を絶対に載せるな』という要請が党本部に届いていた。これが石破総理の強硬な対応の引き金になった、とも言われています」、「北陸の各地方本部から『比例全体の得票が減るから、北陸信越ブロックの比例名簿に高木を絶対に載せるな』という要請が党本部に届いていた。各地方本部からこんな「要請」が寄せられるようでは、選挙区の得票も期待できず苦戦するだろう。
・『石破をボコボコにする  関西では、維新王国・大阪で自民の議席を死守していた13区の宗清皇一氏、19区の谷川とむ氏がともに前回は比例復活だったこともあり、落選濃厚とみられている。また「旧安倍派5人衆」に名を連ねていた大物、和歌山2区の世耕弘成氏と兵庫9区の西村康稔氏は、無所属でゼロからの再スタートとなる。 今回「非公認」と「比例重複ナシ」の候補者を数えると、自民党全体で40人を超える。うち前回も比例復活で当選した議員は9人で、その全員が旧安倍派の所属だ。 加えて萩生田氏や下村氏、世耕氏、西村氏に高木氏といった重鎮も地べたに突き落とされ、この総選挙で旧安倍派が壊滅することは確実となった。ここまでに名前が挙がった一人の、ある旧安倍派議員が憤慨する。 「すでに処分は一度下されたのに、石破さんや党執行部の一存でそれを蒸し返すなんて、ふざけていますよ。こうなったら、石破さんは安倍さんをさんざん批判してきたんだから、同じことをするまで。今度は僕らが『党内野党』になって石破政権をボコボコにする」 だが、傍流から本流の座を奪い取った石破総理の側も、無傷で選挙を乗り切ることはできなそうだ。政権や執行部の中にも、選挙区で敗れかねない候補者が少なくない。 法務大臣として初入閣した牧原秀樹氏(埼玉5区)、石破総理の推薦人で農水大臣として初入閣した鹿児島3区の小里泰弘氏はいずれも前回、比例復活でかろうじて当選している。牧原氏の相手は立憲の枝野幸男元代表である。 「小里さんは同じ鹿児島出身の森山幹事長が閣内に押し込んだが、2019年に女子大生と『愛人契約』を結んでいたと『週刊新潮』に報じられた件が、まだ地元の女性支援者の間で尾を引いている。復興大臣に抜擢された愛知8区の伊藤忠彦さんは、地元に戻っておらず、前回は次点にわずか1000票差まで詰められた」(自民党閣僚経験者) たとえ旧安倍派や裏金議員を「いけにえ」としても、自民党そのものに対する国民の怒りと落胆が鎮まるわけではない。 「党の最新の調査では、単独過半数の233議席割れは確実。最悪、自公でも過半数に届かない。その時は即、倒閣運動が始まる」(同前)とみる者も党内に多く、石破政権は超短命の「選挙管理内閣」と化すかもしれない。 石破総理が尊敬する田中角栄元総理は「政治は数、数は力だ」と断言していた。いま、総理はその言葉の重みを噛みしめているに違いない』、「今回「非公認」と「比例重複ナシ」の候補者を数えると、自民党全体で40人を超える。うち前回も比例復活で当選した議員は9人で、その全員が旧安倍派の所属だ。 加えて萩生田氏や下村氏、世耕氏、西村氏に高木氏といった重鎮も地べたに突き落とされ、この総選挙で旧安倍派が壊滅することは確実となった・・・「党の最新の調査では、単独過半数の233議席割れは確実。最悪、自公でも過半数に届かない。その時は即、倒閣運動が始まる」(同前)とみる者も党内に多く、石破政権は超短命の「選挙管理内閣」と化すかもしれない」、なるほど。
・『・・・P5以降は「落選危機」自民党議員の選挙区別の一覧があるので、参考にされたい((リンク先参照)

第四に、10月13日付け現代ビジネス「解散日も人事もすべて言いなり…!“仲間がいない”石破が頼った、意外な「長老議員」の名前」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/139053?imp=0
・『総裁選では「解散は予算委員会を開いてから」と主張していたにもかかわらず、突如として「10月27日に総選挙を行いたい」と宣言し、世間を驚かせた石破総理。さらに裏金議員を「原則公認」とする報道が出る。 ところが、直後に裏金議員の一部を公認せず、公認する場合も比例代表との重複立候補を認めない方針を打ち出した。いったい何が起きているのか? 共同通信社特別編集委員の久江雅彦氏と元NHK政治部記者の岩田明子氏が官邸の裏側を語り尽くす!』、興味深そうだ。
・『「進次郎日程」で決められていた総選挙(Qは聞き手の質問)  Q:石破茂総理は10月9日に解散して、衆院選は27日投開票となりました。いずれも総理就任から戦後最短となる日程です。 久江:この総選挙の日程は小泉進次郎さんが総裁になる前提ですでにつくられていました。幹事長に就いた森山裕さんと自民党事務総長の元宿仁さんが、絶対にこの日しかないと決めていたんです。 総裁選翌日に石破さんと森山さんが赤坂の議員宿舎で協議した際、森山さんが10月27日投開票の「進次郎日程」を強く迫ったそうです。 岩田:石破さんは総裁選では予算委員会を開催すると言っていたのに、党首討論だけで解散に踏み切りました。早速、「言行不一致」です。とはいえ仲間の少ない石破さんは、経験値の高い森山さんに頼るしかないのでしょう。 久江:実は遡ること9月24日、国連総会が開かれたニューヨークから帰国した岸田さんが、石破さんと電話で話しています。外交・経済政策の継承や国会の日程について話し合い、石破さんが岸田さんの要望を受け入れることと引き換えの形で、総裁選の支援を取り付けたのです。その際、岸田さんは、森山さんを幹事長にしてくれという趣旨のことを言っています。その後、石破さんは森山さんに党人事を委ねました』、「この総選挙の日程は小泉進次郎さんが総裁になる前提ですでにつくられていました。幹事長に就いた森山裕さんと自民党事務総長の元宿仁さんが、絶対にこの日しかないと決めていたんです。 総裁選翌日に石破さんと森山さんが赤坂の議員宿舎で協議した際、森山さんが10月27日投開票の「進次郎日程」を強く迫ったそうです。 岩田:石破さんは総裁選では予算委員会を開催すると言っていたのに、党首討論だけで解散に踏み切りました。早速、「言行不一致」です。とはいえ仲間の少ない石破さんは、経験値の高い森山さんに頼るしかないのでしょう」、もともとが「進次郎日程」だったとは初めて知った。
・『「お友達じゃない内閣」の誕生  Q:石破内閣の布陣を見て、どう思いますか? 岩田:石破さんは筋金入りの財政規律派だと指摘する声をよく耳にしますが、内閣の布陣を見るとそうでもない。 経済再生担当大臣の赤沢亮正さんは緊縮財政に反対の立場だし、財務大臣の加藤勝信さんも厚生労働大臣時代に財務省の意向をあまり汲まなかったので、財務省からは歓迎されていない。 ただ石破さんにとってはこれが精一杯の人事で、あとは義理がある人など戦力とは思えない人をたくさん入れてしまった。 久江:石破内閣は、総裁選の決選投票で石破さんに入れた人たちで構成されています。石破さんの推薦人や旧岸田派、進次郎さん・菅さんを中心とした3つのグループと、参議院平成研を中心とする旧茂木派の一角、河野太郎さんの推薦人だった麻生派の一部、武田良太さんに付いていた旧二階派の一部です。 ちなみに村上誠一郎さんには最初は別のポストを考えていたけれど、最終段階になって総務大臣を打診しています。石破さんは初めから村上さんを入閣させるつもりだったようですが、過去の安倍さんへの「国賊」発言に対する党内の反発への遠慮から、すんなりと決まらず、最後に決める形となりました。 岩田:そういう決め方だから何をやりたいのか、メッセージが伝わらない内閣になってしまった。 さらに高市早苗さんに総務会長を、小林鷹之さんに広報本部長を打診しましたが、断られて火種を残してしまった、 久江:今回の人事について、一部で「お友達内閣」などと言われているけれど、実は「お友達じゃない内閣」なんです。本当に仲がいいのは、防衛大臣の中谷元さんくらい。防衛大臣経験者の岩屋毅外務大臣や小野寺五典政調会長は国防部会や安全保障調査会で一緒だったけれど、実はそこまで石破さんと親密ではありませんでした。 岩田:友達がいないから岸田さんや森山さんがコントロールしやすい。 久江:おっしゃるとおりで、詰め合わせの幕の内弁当のような感じになって、逆にバランスがいい政権ができあがったと思います(笑)。石破さんはずっと「党内野党」でやってきて、人付き合いも得意ではない。だから官僚も含めて仲間が必ずしも多くないんです』、「岩田:友達がいないから岸田さんや森山さんがコントロールしやすい。 久江:おっしゃるとおりで、詰め合わせの幕の内弁当のような感じになって、逆にバランスがいい政権ができあがったと思います(笑)。石破さんはずっと「党内野党」でやってきて、人付き合いも得意ではない。だから官僚も含めて仲間が必ずしも多くないんです」、なるほど。
・『筆頭の首相秘書官に防衛省出身者がついたワケ  Q:官僚だと、筆頭の政務秘書官に元防衛審議官の槌道明宏さんが充てられました。防衛省出身者が政務秘書官を務めることはどう見ていますか。 岩田:さっそく霞が関では、「防衛省出身者だと、省庁横断的な指示を出すのは難しいのでは」との声が上がっています。 久江:槌道さんは'85年に旧防衛庁に入った。安倍さんが懇意にしていた元防衛事務次官の島田和久さんと同期です。石破さんが防衛庁長官だった時と、防衛大臣の時に2回秘書官を務めています。 一方で、事務方トップの官房副長官には元総務次官の佐藤文俊さんを充てています。総務省内の役人に聞くと誰からも悪評が出ない。菅さんも一目を置いている人物です。事務の官房副長官はかつて「影の総理」と言われたポスト。佐藤さんの影響力や発言力がどこまで強まるかが焦点です』、「官僚だと、筆頭の政務秘書官に元防衛審議官の槌道明宏さんが充てられました。防衛省出身者が政務秘書官を務めることはどう見ていますか。 岩田:さっそく霞が関では、「防衛省出身者だと、省庁横断的な指示を出すのは難しいのでは」との声が上がっています。 久江:槌道さんは'85年に旧防衛庁に入った。安倍さんが懇意にしていた元防衛事務次官の島田和久さんと同期です。石破さんが防衛庁長官だった時と、防衛大臣の時に2回秘書官を務めています。一方で、事務方トップの官房副長官には元総務次官の佐藤文俊さんを充てています。総務省内の役人に聞くと誰からも悪評が出ない。菅さんも一目を置いている人物です。事務の官房副長官はかつて「影の総理」と言われたポスト。佐藤さんの影響力や発言力がどこまで強まるかが焦点です」、「筆頭の政務秘書官」、「事務の官房副長官」とも「無難な人事のようだ。

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タグ:「この総選挙の日程は小泉進次郎さんが総裁になる前提ですでにつくられていました。幹事長に就いた森山裕さんと自民党事務総長の元宿仁さんが、絶対にこの日しかないと決めていたんです。 総裁選翌日に石破さんと森山さんが赤坂の議員宿舎で協議した際、森山さんが10月27日投開票の「進次郎日程」を強く迫ったそうです。 岩田:石破さんは総裁選では予算委員会を開催すると言っていたのに、党首討論だけで解散に踏み切りました。 現代ビジネス「解散日も人事もすべて言いなり…!“仲間がいない”石破が頼った、意外な「長老議員」の名前」 P5以降は「落選危機」自民党議員の選挙区別の一覧があるので、参考にされたい((リンク先参照 「今回「非公認」と「比例重複ナシ」の候補者を数えると、自民党全体で40人を超える。うち前回も比例復活で当選した議員は9人で、その全員が旧安倍派の所属だ。 加えて萩生田氏や下村氏、世耕氏、西村氏に高木氏といった重鎮も地べたに突き落とされ、この総選挙で旧安倍派が壊滅することは確実となった・・・「党の最新の調査では、単独過半数の233議席割れは確実。最悪、自公でも過半数に届かない。その時は即、倒閣運動が始まる」(同前)とみる者も党内に多く、石破政権は超短命の「選挙管理内閣」と化すかもしれない」、なるほど。 「「高木さんは処分期間が終わったばかりのため、北陸の各地方本部から『比例全体の得票が減るから、北陸信越ブロックの比例名簿に高木を絶対に載せるな』という要請が党本部に届いていた。これが石破総理の強硬な対応の引き金になった、とも言われています」、「北陸の各地方本部から『比例全体の得票が減るから、北陸信越ブロックの比例名簿に高木を絶対に載せるな』という要請が党本部に届いていた。各地方本部からこんな「要請」が寄せられるようでは、選挙区の得票も期待できず苦戦するだろう。 「丸川珠代元五輪担当大臣」は「パー券売り上げのノルマ超過分822万円を、自分の個人口座に入れていた」、飛んでもないことだ。落選させるべきだ。 「旧安倍派「5人衆」の筆頭として裏金・統一教会問題の中核にいた萩生田光一元政調会長(24区)、同じく旧安倍派ベテランの下村博文元政調会長(11区)も、公認を得られず無所属での出馬となる。萩生田氏は5年間で2728万円、下村氏は476万円の不記載があった」、比例復活が見込めないだけに、選挙区での勝敗が大いに注目される。 「平沢氏は資金管理団体「勝栄会」に、所属する旧二階派(志帥会)から計1080万円の収入があったにもかかわらず、収支報告書に記載しなかったとして党役職停止1年の処分を受けた。いわゆる「裏金議員」である。 自民党は今回、裏金で「党の役職停止」以上の重い処分を受けた議員を公認しない見通しだ。急転直下の決断によって、どの候補者に赤信号が灯ったのか」、なるほど。 現代ビジネス「旧安倍派メンバー激怒「石破政権をボコボコにしてやる」自民党が「裏ガネ総選挙」で壮絶な仲間割れ…!「落選危機」候補者の「実名」を大公開する」 陥る」(閣僚経験者)との不穏な臆測も広がる・・・官邸筋も「帰国直後から遊説日程が詰まっており、体力が続くかどうか」と不安を隠せず、石破首相にとって、自らが決断した「10・27衆院選」までの半月余りは「まさに死に物狂いで戦うしかない」(側近)こととなることは間違いなさそうだ」、なるほど。 「勝敗ラインについては「自公両党での過半数(233議席)の獲得」と明言した。 この勝敗ラインは、2012年暮れの第2次安倍政権発足以来、安倍晋三(故人)、菅義偉、岸田文雄各首相が掲げたものと同じだ。ただ、「これまでは簡単に超えられるハードルだったが、今回ばかりは身長を超える高さとなる」(自民選対)との見方も多く、多くの選挙専門家の事前予想でも「自公過半数割れの可能性は少なくない」(有力アナリスト)との指摘が出ている。このため、与党内に「自公過半数割れとなったら、石破首相の責任が厳しく問われ、政局が大混乱に 「石破氏の力を込めた反論に苦笑する閣僚もあり、従来の党首討論に比べて与党席からの拍手もまばらだったことが、「石破首相に対する党内の不満の広がりを浮き彫りにした格好」」、なるほど。 「党首討論」では、「持ち時間拡大を踏まえて「野党4党首も相互に連携して石破首相を攻め立てる戦略を取り、それぞれが国民にアピールするためだけの同趣旨の追及や質問は控えた」(同)ことで、「従来とは一味違った中身の濃い論戦となった」、いいことだ。 「野田氏は、自民党がいわゆる「裏金議員」について「一部を非公認も、大半は比例重複は認めずに公認」との方針を固めたことについて、「公認するというのはお墨付きを与えることだ。脱税まがいのことをやった人たちに、血税が支払われるかもしれない」と厳しく批判した。 これに対し石破首相は「裏金というのは決めつけだ。脱税で誰も立件されていない。脱税というのは決めつけだ」などと反論』、なるほど。 泉 宏氏による「石破首相の勝敗ライン「自公で過半数」の難しさ 党首討論で野田氏と「がっぷり四つの論戦」展開」 東洋経済オンライン (その74)(石破首相の勝敗ライン「自公で過半数」の難しさ 党首討論で野田氏と「がっぷり四つの論戦」展開、杉田水脈氏は最初から参院選狙い? 衆院選不出馬の裏で囁かれる“就活”のえげつなさ、旧安倍派メンバー激怒「石破政権をボコボコにしてやる」自民党が「裏ガネ総選挙」で壮絶な仲間割れ…!「落選危機」候補者の「実名」を大公開する、解散日も人事もすべて言いなり…!“仲間がいない”石破が頼った、意外な「長老議員」の名前) 日本の政治情勢 「岩田:友達がいないから岸田さんや森山さんがコントロールしやすい。 久江:おっしゃるとおりで、詰め合わせの幕の内弁当のような感じになって、逆にバランスがいい政権ができあがったと思います(笑)。石破さんはずっと「党内野党」でやってきて、人付き合いも得意ではない。だから官僚も含めて仲間が必ずしも多くないんです」、なるほど。 早速、「言行不一致」です。とはいえ仲間の少ない石破さんは、経験値の高い森山さんに頼るしかないのでしょう」、もともとが「進次郎日程」だったとは初めて知った。 一方で、事務方トップの官房副長官には元総務次官の佐藤文俊さんを充てています。総務省内の役人に聞くと誰からも悪評が出ない。菅さんも一目を置いている人物です。事務の官房副長官はかつて「影の総理」と言われたポスト。佐藤さんの影響力や発言力がどこまで強まるかが焦点です」、「筆頭の政務秘書官」、「事務の官房副長官」とも「無難な人事のようだ。 「官僚だと、筆頭の政務秘書官に元防衛審議官の槌道明宏さんが充てられました。防衛省出身者が政務秘書官を務めることはどう見ていますか。 岩田:さっそく霞が関では、「防衛省出身者だと、省庁横断的な指示を出すのは難しいのでは」との声が上がっています。 久江:槌道さんは'85年に旧防衛庁に入った。安倍さんが懇意にしていた元防衛事務次官の島田和久さんと同期です。石破さんが防衛庁長官だった時と、防衛大臣の時に2回秘書官を務めています。
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