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日本の政治情勢(その67)(「前倒しできないのか」が口癖の河野太郎・デジタル相 役人たちは「“ちょっと前倒ししました”と言えば大丈夫」が操縦マニュアルに、今井絵理子・松川るいが参加した「パリ視察」全スケジュール…研修はわずか6時間 セーヌ川クルーズ、シャンゼリゼで買い物、「エッフェル姉さん」ご一行様は何を間違えたのか?) [国内政治]

日本の政治情勢については、本年7月15日に取上げた。今日は、(その67)(「前倒しできないのか」が口癖の河野太郎・デジタル相 役人たちは「“ちょっと前倒ししました”と言えば大丈夫」が操縦マニュアルに、今井絵理子・松川るいが参加した「パリ視察」全スケジュール…研修はわずか6時間 セーヌ川クルーズ、シャンゼリゼで買い物、「エッフェル姉さん」ご一行様は何を間違えたのか?)である。

先ずは、7月22日付けNEWSポストセブン「「前倒しできないのか」が口癖の河野太郎・デジタル相 役人たちは「“ちょっと前倒ししました”と言えば大丈夫」が操縦マニュアルに」を紹介しよう。
https://www.news-postseven.com/archives/20230722_1889409.html?DETAIL
・『マイナンバーカードをめぐるトラブル続発で、最大の戦犯として河野太郎・デジタル担当相の責任を問う声が日に日に強まっている。だが、当の本人は“どこ吹く風”。なぜこうも空気が読めないのか。 役人たちも、河野大臣の対応に手を焼いているようだ。デジタル庁関係者が言う。 「河野大臣はパワハラ問題には非常に気をつけていて、大臣の言うことを理解できる職員とは楽しそうにやっている。その半面、それ以外の職員が言い訳すると瞬間沸騰してしまう。とくにトラブルの説明に来た厚労省の職員はガミガミやられているようです。ベテランの職員の中には、特定の職員だけと仕事を進めるのはいかがなものかと大臣に忠告した人もいるが、全く響かないようです」 役所での河野氏の口癖は「もっと前倒しできないのか」なのだという。そのため、河野シンパとされる役人の間では、「大臣には『ちょっと前倒ししました』と言っておけば大丈夫」というのが“河野操縦マニュアル”になっている。河野氏がマイナンバーへの誤登録を防ぐシステム改修を「前倒しする」と繰り返し強調しているのは、シンパの役人が怒られないためにマニュアルに沿って使った言葉をそのまま口にしているだけのようだ。 河野氏の「人に頭を下げない」「忠告を聞かない」という面は自民党内でもよく知られている。麻生派のベテラン議員が語る。 河野さんは前回の自民党総裁選で頭を下げて応援を頼もうとはしなかった。他派閥の幹部に挨拶に行っても、『麻生(太郎)会長のご理解をいただき出ることになりました。よろしくお願いいたします』と紋切り型のことしか言わない。見かねた父親の洋平さんが代わりに参院のドンだった青木幹雄さんに頭を下げに行ったほど。 若手議員には本人が電話で応援を頼んでいたようだが、電話を受けた議員は『河野さんが一方的に話して、“では”と切られる』と言う。それじゃ支持は広がらない。総裁選に負けてからは麻生さんに仲間をつくれと忠告されて本人も少し反省し、周囲のお膳立てで若手との交流会をしているが、1次会で帰ってしまう。麻生さんはあの年齢で1日に2軒、3軒とハシゴするのにね」』、「大臣の言うことを理解できる職員とは楽しそうにやっている。その半面、それ以外の職員が言い訳すると瞬間沸騰してしまう。とくにトラブルの説明に来た厚労省の職員はガミガミやられているようです。ベテランの職員の中には、特定の職員だけと仕事を進めるのはいかがなものかと大臣に忠告した人もいるが、全く響かないようです」、「若手との交流会をしているが、1次会で帰ってしまう」、これでは総裁への道は遠そうだ。

次に、8月6日付けFLASH「今井絵理子・松川るいが参加した「パリ視察」全スケジュール…研修はわずか6時間、セーヌ川クルーズ、シャンゼリゼで買い物」を紹介しよう。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/247016/1/1/
・『自民党女性局長の松川るい参院議員(52)、局長代理の今井絵理子参院議員(39)が、7月下旬のフランス視察中にSNSに投稿した写真が、まるで観光旅行ではないかと批判され、炎上している。 松川議員は8月1日、党本部で謝罪したが、視察に次女を同行させていたことが本誌報道で明らかになった。自民党中堅議員が、こうぼやく。 「松川さんの謝罪が、いかにも歯切れが悪かったうえに、直後に次女の件が明らかになった。世間が納得しないのは当たり前で、松川さんも後ろめたいことがないなら、自分から説明をするべきだった」 批判を浴びた議員たちはSNSで反論している。今井議員は、「無駄な外遊ではありません」と強弁。さらに、視察に参加した長崎県議のごうまなみ氏は、《地方の視察より過酷でほぼ自由時間もなく》と投稿し、エッフェル塔の滞在時間は、わずか10分程度であると主張した。松川議員自身も、SNSに《非常に真面目な内容ある研修であった》と記している。 だが、本誌が今回入手した旅程表によれば、事実はまったく異なる。 「令和5年女性局フランス研修 研修ノート」と題された冊子には、出発(7月24日)から帰国(28日)まで3泊5日の日程が記載されているのだが、純粋な研修に充てられていたのは、たったの6時間。 ガイドツアーや、在仏日本大使らとの食事会を含めても、10時間にしかならないのだ。ここからは詳細にスケジュールを見ていこう。 初日は、入国手続を終えてホテルでの結団式となっているが、食事にうるさいセンセイ方のためだろうか、そこにはわざわざ「肉料理」と記されている。 2日めは朝食の後、10時からは国民教育・青少年省の担当者からブリーフィング(簡潔な説明)を1時間。なんと、午前中の予定はこれで終了だった。昼食として一行は、「魚料理」を堪能している。 「1949年創業の老舗レストランです。ランチは30ユーロ(約4700円)からコースが食べられます」(現地駐在員) 午後にはフランスの国会議員2組と1時間ずつ面会が設定されているが、“お仕事” はここまで。リュクサンブール宮殿(国会議事堂)をガイドツアーで見学し、「10分程度」とされるエッフェル塔での観光には、旅程表では30分が割かれていた。 そして夜こそが、この日の目玉だったのかもしれない。2時間の自由行動の後、20時半からセーヌ川で、2時間半の優雅なディナークルーズが組まれていた。 3日めは、さらに観光色が強い。国会議員らには午前中に1時間の保育園視察があるものの、他の参加者は14時40分まで研修はない。国会議員らも早々に合流し、シャンゼリゼ通りでの自由行動が2時間以上。旅程表には「ショッピング等をお楽しみください」とわざわざ書かれ、はしゃぎっぷりが伝わってくる。 元自民党職員で政治アナリストの伊藤惇夫氏は、この「実働6時間」の旅程表を見て、「“観光旅行” と受け止められても仕方がない」と思ったという。伊藤氏が続ける。 「これだけ自由時間がある視察を見たことがありません。この日程を決めた人物は、視察の目的がこれで果たせると、なぜ考えたのか。団長の松川さんは、党費を使ったことは認めているので、党員に説明する責任があります」 そして、この「研修ノート」には、さらなる問題が隠されていた。視察の参加メンバーが掲載された「団員名簿」では、同行していた松川議員の次女が、38人の派遣団員に含まれているのである。 松川議員は、SNSに投稿した釈明文にこう記している。 《38名の参加者は、全国の女性局所属の地方議員及び民間人で女性局幹部となっている方々》 自民党に入党できるのは、満18歳以上だ。松川議員の次女は小学4年生で、当然その資格はないはずだが――。 自民党関係者によれば、今回のフランス視察で、国会議員以外の派遣団員の自己負担額は20万円だったという。もちろんこの金額で渡仏できるわけもなく、つまり次女の渡航費にも、党費が使われた可能性があるのだ。 「党本部は、報道で初めて松川氏の次女が視察に同行していることを把握したようです。松川氏は次女の渡航費について帰国後、党に実費を追加で支払うことになったといいます」(自民党関係者) さらに松川議員は、初日の結団式で乾杯の音頭を取って以降、旅程表にその名前が登場していない。 「自分が知る限り、視察中の食事会で乾杯の音頭を取るのは、常に責任者である団長でした。松川さんが別行動を取り、研修を欠席していた可能性があります」(伊藤氏) 地方行脚で支持率回復を目指す岸田文雄首相は、この “物見遊山” への批判が拡大していることに、激怒しているという』、「松川るい参院議員」はレッキとした外交官上がりで、外務省に新設された女性参画推進室の初代室長に起用」、2016に退官。参院大阪選挙区で当選(Wikipedia)。外交官上がりなので、「パリ」も珍しくないだろうが、全く海外素人と同じことをしたようだ。息子を参加させ、参加費も公になるまでは知らんふりをしようとしたとは情けない。


第三に、8月9日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した経済評論家の山崎 元氏による「「エッフェル姉さん」ご一行様は何を間違えたのか?」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/327373
・『自民党女性局のフランス研修が炎上中だ。エッフェル塔を背景にポーズを取った写真が問題視された松川るい女性局長らは、「エッフェル姉さん」とやゆされている。彼女たちは何を間違えたのだろうか?』、興味深そうだ。
・『松川るい、今井絵理子両議員らがフランス視察で「炎上」  自由民主党の女性局長・松川るい参議院議員、同局長代理の今井絵理子参院議員らが、7月下旬のフランス視察旅行中にSNSへ投稿したエッフェル塔の前でポーズを取った記念写真がきっかけで批判され、いわゆる「炎上」に陥った。 「これは党費を使った観光旅行ではないか」「党費には政党助成金を通じて税金も含まれているはずだ。税金の無駄遣いだ」等の批判であり、エッフェル塔を背景にした写真でポーズを取る団長格の松川氏は、ネット界隈では「エッフェル姉さん」などと揶揄(やゆ)されている。 その後、3泊5日の旅程中に研修的な時間が合計6時間しかなく、ほとんど観光旅行のプログラムであったことや、まだ未成年である松川議員の次女まで参加者に含まれていたことが「週刊FLASH」で報じられるなど、見苦しい展開になった。言い訳のきかないぐずぐずの旅行であったし、言い訳自体も歯切れが悪くて失敗だった。特に松川氏にとっては大きな政治的失点となった。 振り返って、この旅行および彼女らの情報発信にはどのような問題点があったのか。問題点は複数あるが、多くのビジネスパーソンにとって反面教師的に参考となる事例だったように思う。順に見ていこう』、「多くのビジネスパーソンにとって反面教師的に参考となる事例」、山崎氏らしいまとめ方だ。
・『情報発信の勘違い((1)SNSでの幸せのシェアは好かれない  まず、楽しそうな旅行の写真自体がSNSの情報発信として好かれないことを指摘したい。これは強力な一般論である。 フェイスブックやX(旧ツイッター)のようなSNSで、旅行の風景やグルメ体験など「幸せな経験」を「シェア」することが広く行われているが、これは投稿する本人が思うほどフォロワー・読者に好かれていない。むしろ嫌われている。 フェイスブックなどでは、「いいね」ボタンがたくさん押され、好意的なコメントが入るが、これは投稿者と親しい人からのものであり、一般人から見ると「どうでもいい」し、潜在意識まで降りると投稿者の幸せな状況のアピールは少々うっとうしい。 筆者は、SNSの中でフェイスブックが今一つ好きになれないが、一つの理由は、本人的には幸せをシェアする投稿が、しばしば同窓会での自慢話的なニュアンスを帯びていて「年寄りくさいにおい」が鼻につくことがあるからだ(ちなみにもう一つの理由は、利用者の情報を商品として売り飛ばすフェイスブックのビジネスがあまりにえげつないから)。 ごく親しい間柄のシェアならいいのではないか、という意見はあるが、親しい間柄だと我慢ができるというのが、実は実態に近いのではないか。「ああ、あいつは元気なのだな」という以上の情報価値はない。 レアで価値のあるグルメ情報が提供されているような場合は別だが、「××で、○○をいただいた。大変おいしかった」というような自分話をせっせと投稿する行為は「ほほ笑ましい」を通り越して、「もの悲しい」と思うことがしばしばだ。メシや旅以外に伝える価値のあることがない人生なのか。 筆者にも経験があるが、SNSの使い始めには、自分の発信に「いいね」などの好意的な反応が付くと、ある種の手応えを感じて気分が舞い上がる一時期がある。) 議員さんたちは、選挙区の支持者を意識して投稿しているのだろう。しかし、投稿が広く読まれるものである場合、そもそも、楽しそうで幸せそうな自分の状況を投稿することが一般には好かれていないことを自覚しておく方がいいのではないか。 ビジネスパーソンにとっても状況は一緒だ』、「「××で、○○をいただいた。大変おいしかった」というような自分話をせっせと投稿する行為は「ほほ笑ましい」を通り越して、「もの悲しい」と思うことがしばしばだ。メシや旅以外に伝える価値のあることがない人生なのか」、「投稿が広く読まれるものである場合、そもそも、楽しそうで幸せそうな自分の状況を投稿することが一般には好かれていないことを自覚しておく方がいいのではないか」、なるほど。
・『(2)情報発信は内と外を区別せよ  筆者が自分でフェイスブックを使いにくいと思う理由の一つに、多くのリクエストを承認しすぎて「友達」の範囲が広がりすぎたことがあると自己反省している。内輪の本音話ができる人数ではなくなった。 フェイスブックに限らず、何らかの情報を発信する際には、少なくとも自分に対して悪意のない人の「内」のグループと、さまざまな感情を持つ人が混じる「外」のグループとを厳しく区別して、発信内容の適否を考えるべきだ。 ビジネスパーソンの場合、「社内」と「社外」の区別が典型的で、訓練ができている場合もあるだろう。ただ、この区別の感覚を、日常的にSNSを使う際にも働かせる必要がある。 今回問題になった自民党の議員さんたちは不用意に過ぎた』、「情報発信は内と外を区別せよ」、確かにこれは鉄則だ。
・『「誰の金なのか」を考えろ  (3)懇親にもコストあり  フランスを訪れた自民党女性局を中心とするご一行様の目的の中には、メンバー間の懇親を深めることもあったに違いない。 豪華な食事、観光などを中心にゆったり組んだスケジュールを見ると、旅行全体が「大懇親会」であったことが容易に想像できる。) 確かに、旅行は参加者間の懇親を深めるかもしれないが、大規模な旅行以外にも懇親を深めるイベントはたくさん考えることができよう。また職業的に、政治家は懇親のプロであることが期待される。 そうであれば、費用、時間共に考慮すべきだが、懇親に掛ける「コスト」をもう少し意識すべきだったろう。 多額の議員報酬を受け取り、党からもお金が出る。こうした恵まれている状況に甘えて浮かれている議員がいるから、某政党の「身を切る改革」などという国民生活には大して関係のない陳腐なキャッチフレーズに一時的な説得力が生まれるのだ』、「「誰の金なのか」を考えろ」も当然だ。
・『(4)「公費」に敏感になれ  今回、言い訳を行った後から、松川議員の次女(未成年)が旅行メンバーに入っていて、党からの費用助成の恩恵を受けていた可能性があると報じられたのは、後味が悪かった。その後、松川議員は、次女のコスト分は支払う意向を表明したというが、この問題が表面化しなければそのまま党費が使われたのではないかと想像すると、盗みが露見したコソ泥が盗品を返却すると言っているような感じに聞こえる。 仮に自分が、この種の公費へのたかりが世間にばれた当事者だと想像すると、身悶えするくらい恥ずかしいが、政治家は精神がタフだから平気なのだろうか。 「党のお金だから」「会社のお金だから」「国のお金だから」という理由でいわば「公費」を私的に使ってどの程度恥じないかは、持って生まれた個人の品性の問題である。だが、仮に卑しい品性に生まれたとしても、政治家や会社員のような社会人は、無理に意識的にでも自分に厳しくあるべきだ。そうでないと、仕事が全うできないし、社会人として生活が成り立たない。 小さなごまかしをしないことは、個人の信用のために必要なコストなのだとわきまえるべきだろう。 松川氏は、大きな信用を失ったのではないか』、「松川氏は、大きな信用を失ったのではないか」、「松川氏」の推薦母体の自民党大阪でも推薦継続に消極的になっているようだ。
・『「研修」「視察」を考え直せ  (5)それは、オンラインでいいのではないか?  エッフェル姉さんご一行様の本来の目的は「研修」なのであった。仮に、女性の活躍や少子化対策などについて海外事例の確認や、当事者との意見交換を行うに当たって、果たして旅行を仕立てて直接会うことがどうしても必要なのだろうか。 今回の旅行の「6時間」という研修的なイベントの時間を知ると、オンラインでのミーティング等を効率良くアレンジすると、実質的な内容は旅程の片道以下の時間で、日本に居ながらにして可能だったのではないかと想像できる。 現地を見るリアリティーや、当事者と同じ場所で直接語り合うことの有効性は認めるのだが、「政策を考えるための知識を得る」という彼女たちの本来あるべき主目的は、オンラインでも十分達成できたのではないか。 先のコロナ禍で、オンラインでのコミュニケーションが大いに普及した。ベテランの商社マンからは「これまでなら現地に行って話し合うような出資先や子会社の問題も、オンラインのやりとりで済むようになったので、飛行機に乗って出張する機会が減ってしまい、実は気分転換ができなくて少々困っている」などという話を聞くようになった。 今回の自民党女性局の皆さん方における旅行の主目的が研修だったのだと仮定しての話だが、研修すべき内容を整理してオンラインの手段を大いに使って目的を達することができたのではないか。同じ時間を本気で使ったなら、相当に盛りだくさんな研修になったことだろう。 ビジネスパーソンも、仕事での出張を考えたときに「それは、オンラインでいいのではないか?」と自問する習慣を持つべきだ』、確かにオンライン研修の普及により、通常の検収会はオンラインで十分になった。
・『(6)単なる「視察」は嫌われる  ところで、政治家も、あるいは経営者などもよく行う「視察」であるが、視察する側の目的やコストはそれでいいとして、視察を受け入れる側の都合を十分考えているのだろうか。 例えば、齋藤アレックス剛太氏が執筆したダイヤモンド・オンラインの記事『エストニアで「日本人お断り」のスタートアップが増えた理由』が参考になる。同記事によると、デジタル先進国でスタートアップにとって経営環境がいい欧州の小国エストニアでは、そのスタートアップ企業の関係者が、視察で訪れる日本人に対して悪印象を持っているという。 その理由として、(1)漠然と訪問するだけでビジネスにつながる話がない、(2)その場で意思決定できない、(3)英語ができないので通訳を介するとコミュニケーションの効率が悪い、などが挙げられている。 エストニアへの訪問者たちはそれなりに勉強熱心なのだろうが、どのように「視察」しているのか目に見えるようで、同国人として少し心が痛い。 視察は相手に時間を使わせる。時間を使う相手にとっては、せめて時間を使うに足るだけの「期待」が持てるのでなければなるまい。 ビジネスにつながったり、将来の当方側からの有益な情報提供につながったりするようなメリットを相手先にも提供できるのでなければ、単なる視察は、本来なら対価を払わなければならない迷惑行為であると知るべきだ。 一般論的大原則として、訪問には、相手側のメリットも考えた上での目的が必要だ。政治家もビジネスパーソンも当たり前のこととして確認しておきたい。 会った相手が少ないとはいえ、国会議員を複数含む、エッフェル姉さんたちのご一行様が現地でどのように思われていたのかは、一日本人として少々心配だ』、「ビジネスにつながったり、将来の当方側からの有益な情報提供につながったりするようなメリットを相手先にも提供できるのでなければ、単なる視察は、本来なら対価を払わなければならない迷惑行為であると知るべきだ」、その通りだ。
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