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ペット(その3)(晩婚子なし夫婦が「不人気の老猫」を迎えた理由 中高年でもペットと暮らすことを諦めない方法、愛犬を夢中にさせる動画コンテンツ、“動物もの”の中で特に人気は……、「犬の飼育頭数」が日本で2040年に半減するワケ 猫はどうなる?) [生活]

ペットについては、2021年2月16日に取上げた。今日は、(その3)(晩婚子なし夫婦が「不人気の老猫」を迎えた理由 中高年でもペットと暮らすことを諦めない方法、愛犬を夢中にさせる動画コンテンツ、“動物もの”の中で特に人気は……、「犬の飼育頭数」が日本で2040年に半減するワケ 猫はどうなる?)である。

先ずは、昨年12月10日付け東洋経済オンラインが掲載したブロガー・ライター の大木奈 ハル子氏による「晩婚子なし夫婦が「不人気の老猫」を迎えた理由 中高年でもペットと暮らすことを諦めない方法」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/717244
・『ロスジェネ世代で職歴ほぼなし。29歳で交通事故にあい、晩婚した夫はスキルス性胃がん(ステージ4)で闘病中。でも、私の人生はこんなにも楽しい。なぜなら、小さく暮らすコツを知っているから。 先が見えない時代でも、毎日を機嫌よく、好きなものにだけ囲まれたコンパクトライフを送る筆者の徒然日記。大好評の連載第4回です。 大木奈ハル子47歳。都心の古くて狭いワンルームマンションで、61歳の夫と猫と預かり犬の、2人と2匹暮らし中です。居室は12畳ほどしかありませんが、無駄な荷物を削ぎ落とした、好きなものだけに囲まれた空間は、意外なほどに居心地は上々です』、興味深そうだ。
・『小さく暮らす  「チェーン店最強のモーニングを探して」の大木奈ハル子さんの短期集中連載です。連載一覧はこちら 「小さく暮らす」と題した本連載。これまで「家」や「身の回りのモノ」について、「小さな家での暮らしは、家賃も水道光熱費も安上がりでお財布に優しいよ」とか「少ないモノで暮らすと、本当に必要なモノが何かとか、自分が好きなモノが何かがわかってくるよ」というようなことを書かせていただきました。 今回のテーマはちょっと趣を変えまして、「ペットとの暮らし」について。子ナシ近所に親戚ナシの、ミドルシニア世代である私たち夫婦のペットとの向き合い方や、狭い空間でペットを飼うということについてつれづれ書いてまいります』、「子ナシ近所に親戚ナシの、ミドルシニア世代である私たち夫婦のペットとの向き合い方や、狭い空間でペットを飼うということについてつれづれ書いてまいります」、面白そうだ。
・『猫の里親になるときに、子猫を選ばなかった理由とは  この記事を書いている2023年12月現在、わが家にはモンモンモコモコ(通称モコ)という名前のおばあさん猫が暮らしています。モコは2021年の夏に、里親募集サイト経由でわが家にやってきた時点ですでに推定10歳以上でした。) 2021年の春に先代の愛猫を病気で失い、新しい子のお迎えを決めたときに、私たちはあえて子猫を選びませんでした。 その理由は私たちの年齢に起因するものでした。そのときの、私たち夫婦の会話はこんな感じ。 私「今度お迎えする猫は、大人の猫にしようと思うねん」 夫「それはなんで?」 私「猫の寿命が20年としたら、子猫をお迎えしたら20年後は私ら65歳と80歳やん? 」 夫「80歳かぁ……たしかに、最期まで面倒みられるかわからんねぇ」 私「飼うからには命に責任持たないとやん?」 夫「僕たちは子どももいないし、親戚付き合いとかもあんまないし、もしものことがあっても、引き取り手を探すのは難しそうだしねぇ……」 私「現時点ですら預かってもらえる先が浮かばんのに、10年後とか20年後に見つかるわけないもんな」 夫「猫さんに、いまわのきわに『幸せだった』って思ってもらえるようにがんばろう!」 という訳で、一緒に暮らしはじめる前に、一緒の暮らしが終わるときのイメージまで描いてから、お迎えを決めたのでした』、「一緒に暮らしはじめる前に、一緒の暮らしが終わるときのイメージまで描いてから、お迎えを決めたのでした」、責任感溢れた姿勢だ。
・『引くて数多の子猫なら、うちじゃなくても幸せになれる  また、わが家は狭いうえに、犬の預かりボランティアもしているため、飼える猫の数は1匹だけというのも、モコを選んだ理由の1つ。 子猫は人気があるので、うちの子にならなくても誰かの家で幸せになれそうな気がするし、1匹しか選べないなら、あえて子猫である必要もないかなと思ったのです。 都営住宅の自転車置き場にキャリーに詰め込まれて放置されていたモコは、保護された時点で老猫だったため、引き取り手がなかなか見つからず、長らくサイトに掲載され続けていたとのこと。 「行くとこないなら、うちくる?」っていう感じでわが家にやってきたのでした。) どうやらネグレクト(飼育放棄)されていたらしき、モコさんの爪はカタツムリのように渦巻いていました。偏食だし食も細いなと思っていたら、一緒に暮らし始めて程なくして、口内の皮膚が腐ってほっぺたに穴が開いて手術を受けることに。迎え入れた時点で、歯槽膿漏がなかなか悪くなっていたようです。 もう少し早くお迎えしてあげていれば……という気持ちもありますが、モコさんはどうにか死線をくぐり抜け、今も窓のそばで日向ぼっこしながら、ゴロゴロ平和を満喫しています』、「偏食だし食も細いなと思っていたら、一緒に暮らし始めて程なくして、口内の皮膚が腐ってほっぺたに穴が開いて手術を受けることに。迎え入れた時点で、歯槽膿漏がなかなか悪くなっていたようです」、信じ難いようなことが起きたようだ。
・『ワンルームでも聴導犬の預かりボランティアができる理由  この記事を読んでおられる方のなかにもきっと、わが家のモコのような大人猫の里親になった方はいらっしゃると思いますし、今はペットを飼っていないけれどいつか飼いたいという人なら、里親という選択肢はもちろんご存じでしょう。 でも、聴導犬のソーシャライザー(子犬預かりボランティア)という活動を知っている人は少ないのではないでしょうか? 先代の猫が存命の2020年から、日本聴導犬協会の子犬を預かるボランティア、ソーシャライザーという活動をはじめました。聴導犬は耳の不自由な人を助ける介助犬で、日本聴導犬協会で活躍している犬たちは、ほとんどの犬が保護犬出身で、小型犬・大型犬・MIX犬とさまざまな犬種が活躍しています。) ソーシャライザーは、聴導犬候補の子犬を2カ月から3カ月程度の短期間預かり、社会化訓練をするボランティアです。訓練というと難しく感じますが、とくに難しいことはありません。一緒にカフェやショッピングモールなどいろんなところにお出かけするだけでも社会化訓練になるんです。一番大切なのは子犬に「人間って信頼できる。大好き」と人を信じてもらうこと。 「人間の食べ物をあげない」「イタズラをしても叱らない」など、日本聴導犬協会の決めたルールを守って育てるだけで、特別なスキルは必要ありません。ただし責任は重大です。「わが家での暮らしの積み重ねで、この子の未来が変わるんだ」と思うと、気持ちが引き締まります。 晩婚のため子どもも持てず、(ロスジェネ世代で、不況の影響を大きく受けたとは言え)人生のほぼ大半をフリーターでろくに税金も払わず、とくに世のため人のためになるようなことをしないまま40代後半になった私にとって、子犬を通して社会貢献するということが、社会へのささやかな恩返しでもあります。 このボランティアを知ったとき、「猫がいるから無理」「わが家は狭いから無理」「マンションだから無理」と思って諦めそうになったのですが、子犬の間にさまざまな環境で暮らし、どんな場所でも順応できるようにするためのボランティアなので、「猫がいる狭いマンションで暮らす」ということが大切な社会化訓練になるそうです。 まずはスタッフと協会犬による家庭訪問があり、わが家の生活スタイル、室内や近隣の環境、わが家の猫が子犬にフレンドリーに接してくれるかなどのチェックに見事通過して、晴れてソーシャライザーとしての活動がはじまったのでした』、「まずはスタッフと協会犬による家庭訪問があり、わが家の生活スタイル、室内や近隣の環境、わが家の猫が子犬にフレンドリーに接してくれるかなどのチェックに見事通過して、晴れてソーシャライザーとしての活動がはじまったのでした」、これなら安心だ。
・『犬ごとに違う性格、それぞれが持つかわいさ  今まで10匹の犬がわが家にやってきました。短い子は1カ月、長い子は8カ月、だいたい1匹あたり3カ月ぐらいわが家で一緒に暮らしました(1匹だけ猫との相性が悪くて数日で帰った子がいます)。) 最初は子犬を中心に預かっていましたが、夫の闘病がはじまってからは、家庭犬にキャリアチェンジが決まった里親募集中の子や、元聴導犬の引退犬など、成犬を預かるようになりました。 わが家は狭いため、ほとんどの場合シーズーがやってくるのですが、どの子も性格が違い、それぞれにその子だけのかわいさがあります。べったり甘えん坊の子がかわいいのはもちろんのこと、ツンデレの子に振り回されるのも楽しいものです。 わんぱくな子犬とボール遊びや紐での引っ張りっこをするふれあいもいいものですが、おっとり静かな老犬は手がかからずそれはそれで最高なのです』、「わんぱくな子犬とボール遊びや紐での引っ張りっこをするふれあいもいいものですが、おっとり静かな老犬は手がかからずそれはそれで最高なのです」、その通りだろう。
・『預かりボランティアならではの楽しさややりがい  本音を言ってしまえば、やはり相性というものはあるので、特別にお気に入りの子というのはいますが、気に入らなかった子というのはいません。どの子も愛しく、また一緒に暮らせたらうれしいです(なかには実際に2回預かった子もいます)。 ペットとして家庭に迎え入れ、同じ子と長く暮らすのと比べると、やはり絆ではかなうべくもありませんが、たくさんの犬と暮らしたからこそ、その子の個性に気づけるということもあり、預かりボランティアならではの楽しさややりがいもあります。 よく「犬とお別れするのが悲しくないの?」という質問を受けますが、だいたいの場合が預かっていた犬と交代で新しい犬が来るので、バタバタしていて悲しんでいる暇はありません。 しかも、月に1回ソーシャライザーや聴導犬ユーザーが集まるイベントが開催され、キャリアチェンジした犬も里親さんと一緒に顔を出したりするので、永遠の別れとかではなく、はやければ翌月にはまた会うため、感慨深さなどはなく、けっこうドライにバイバイします。) ただし、預かりボランティアを休んだ月は「家が静かで仕事がはかどるぅ!」「早起きして散歩しなくていいの超ラクチン!」「夫婦でゆっくりお出かけできるの最高!」と最初は夫婦の会話に感嘆符が飛び交うほどに、犬のいない生活を満喫するものの、10日もするとすっかり寂しくなって「来月はどの子が来るんだろう」「聴導犬協会からの連絡まだかな……」と、首を長くして再び犬がやってくるのを待つのです』、「預かりボランティアを休んだ月は「家が静かで仕事がはかどるぅ!」「早起きして散歩しなくていいの超ラクチン!」「夫婦でゆっくりお出かけできるの最高!」と最初は夫婦の会話に感嘆符が飛び交うほどに、犬のいない生活を満喫するものの、10日もするとすっかり寂しくなって「来月はどの子が来るんだろう」「聴導犬協会からの連絡まだかな……」と、首を長くして再び犬がやってくるのを待つのです」、なるほど。
・『ペットとの暮らしを諦めない、年齢とライフスタイルに合った方法を探す  高齢者とペットというのは、最近社会問題にもなっていますし、私がいつも観ている、東京のローカルテレビ局の保護犬・保護猫情報コーナーは、飼い主が高齢(死去、入院、施設への入居など)のためという理由で家を無くす犬や猫が圧倒的に多いのが現状です。 「保護犬・保護猫は60歳以上には譲渡しません」という保護団体も多く、SNSでは「高齢者はペットを飼うな」という意見も多くみられます。たしかに、ペットの立場に立つと、そのとおりです。 でも、一方で、 「年齢を重ねて時間ができた今こそ、ペットと暮らしたいのに、年齢を理由に諦めなくてはならないのも、残念すぎるのではないか」 ……いざ自分が中高年の仲間入りするようになって、私はそう感じるようになりました、年齢を重ねたからこそ、命の大切さに向き合える自信もありました(中高年世代の皆様はどう思いますか?)。 今から子猫や子犬を飼うには遅すぎると判断したわが家は、ライフステージや暮らしのサイズを考慮して、老猫の里親と、聴導犬のソーシャライザーという、ペットとの関わり方を選びました。 頭ごなしに否定するのではなく、さまざまなことを考慮したうえで、ペットの命に責任を持つこと、自分たちがもし飼えなくなったときのペットのその後まで考えることで、みんなが幸せになる答えが見つかるかもしれない……。それも、「小さく暮らす」ことをモットーにしているわが家がたどり着いた、結論の1つなのでした。 (編集部より)本連載は隔週連載です。下のボタンから読者登録をすると、更新時に通知が来るのでご利用ください。大木奈さんのもうひとつの連載「チェーン店最強のモーニングを探して」も好評更新中です(こちらは毎週)』、「今から子猫や子犬を飼うには遅すぎると判断したわが家は、ライフステージや暮らしのサイズを考慮して、老猫の里親と、聴導犬のソーシャライザーという、ペットとの関わり方を選びました。 頭ごなしに否定するのではなく、さまざまなことを考慮したうえで、ペットの命に責任を持つこと、自分たちがもし飼えなくなったときのペットのその後まで考えることで、みんなが幸せになる答えが見つかるかもしれない……。それも、「小さく暮らす」ことをモットーにしているわが家がたどり着いた、結論の1つなのでした」、すごく責任感のある「ペット」の飼い方だ。

次に、2月10日付けダイヤモンド・オンラインが転載したヘルスデーニュース「愛犬を夢中にさせる動画コンテンツ、“動物もの”の中で特に人気は……」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/338410
・『犬が興味を示す動画や映像はどんなもの?  愛犬がテレビで何を見るのが一番好きか考えてみてほしい。自然のドキュメンタリー番組だろうか、動物の映像だろうか。米ウィスコンシン大学マディソン校獣医学部教授のFreya Mowat氏らが「Applied Animal Behavior Science」1月号に発表した研究によると、犬が最も興味を示す動画や映像は、他の動物、特に犬が登場するものであるという。 この研究は、犬の視覚をチェックするためのより良い方法の開発を目的にした研究の一部として実施された。Mowat氏は、「現在、われわれが犬の視力を評価する際に使っている方法は、人間で例えるなら、対象物が見えているかいないかを単にイエスかノーで答えさせるような、非常に低レベルのものしかない。 犬の視力を評価するには、犬用の視力表(アイチャート)に相当するような、より高感度な方法が必要だ」と主張する。そして、「われわれは、動画を利用することで視覚機能の評価に必要な時間だけ犬の注意を引きつけることができると考えている。しかし、どのようなタイプのコンテンツが犬にとって最も魅力的なのかが不明だった」と研究背景を説明している。 この点を調べるためにMowat氏らは、飼い犬のテレビとの関わりに関するウェブベースの調査票を作成し、世界中の犬の飼い主に回答してもらった。調査は、家庭内のスクリーンの種類(テレビ、タブレット、パソコンのスクリーンなど)、犬の年齢や犬種などの基本情報に加え、動画や映像に対する反応や興味を示すコンテンツなどを問う41項目の質問で構成されていた。 調査では、犬、交通、パートナー(飼い主)、鳥の4本のショート動画を犬に見せることもできた。得られた回答の中から、動画や映像に対する犬の興味について不明と答えたものなどを除外し、最終的に1246件の回答を解析対象とした。 回答のほとんど(89%)は米国から寄せられたものだった。対象とされた犬の年齢中央値は4歳で、雌犬が51%、純血種の犬が54%を占めていた。全回答のうちの1077件で飼い犬が動画や映像に興味を示すこと、残りの75件は興味を示さないことが報告されていた。動画や映像に興味を示す犬は、スクリーンに近付く(78%)、首を傾げる/耳を立てる(78%)、鳴き声を出す(76%)、鼻先でスクリーンに触れる(29%)などの反応を示すことが報告されていた。) 調査結果からは、そのほかに以下のような結果が判明した。 ・動画や映像に興味を示す犬の間で最も人気があるコンテンツは、動物が登場するものだった(95%の犬が反応)。 ・動物が出てくる動画や映像の中でも、犬が出てくるものは、とりわけ犬の興味を引き付けた(93%の犬が反応)。 ・人間の出てくる動画や映像に対する犬の関心はあまり高くなく、17カテゴリー中9位だった(37%の犬が反応)。 ・年齢と視力は、犬が動画や映像に興味を示す頻度に関係するのに対し、年齢と犬種は犬が興味を示す動画や映像の内容に関係する。 ・スポーティングドッグ(鳥猟犬;ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーなど)と牧羊犬・牧畜犬(オーストラリアンシェパード、ボーダーコリーなど)は他の犬種の犬に比べて、あらゆるタイプの動画や映像に興味を示す傾向が強かった。 ・スクリーン上の動きは犬の注意を強く引いた』、「調査は、家庭内のスクリーンの種類(テレビ、タブレット、パソコンのスクリーンなど)、犬の年齢や犬種などの基本情報に加え、動画や映像に対する反応や興味を示すコンテンツなどを問う41項目の質問で構成されていた。 調査では、犬、交通、パートナー(飼い主)、鳥の4本のショート動画を犬に見せることもできた。得られた回答の中から、動画や映像に対する犬の興味について不明と答えたものなどを除外し、最終的に1246件の回答を解析対象とした・・・回答のほとんど(89%)は米国から寄せられたものだった。対象とされた犬の年齢中央値は4歳で、雌犬が51%、純血種の犬が54%を占めていた。全回答のうちの1077件で飼い犬が動画や映像に興味を示すこと、残りの75件は興味を示さないことが報告されていた。動画や映像に興味を示す犬は、スクリーンに近付く(78%)、首を傾げる/耳を立てる(78%)、鳴き声を出す(76%)、鼻先でスクリーンに触れる(29%)などの反応を示すことが報告されていた」、「興味を示したのが「1077件」とは予想以上に多いようだ。
・『犬の視界に有害な生活環境がわかれば飼い主への影響も解明できるか  Mowat氏は、「これらの結果は、動画をベースに犬の加齢に伴う視覚的注意の変化を追跡する方法の開発に役立てることができるだろう」と話す。 そして、「犬の視力がどのように老化していくのかを理解することは、犬とともに暮らす人間にも役立つ。例えば、視覚に有害な環境要因や生活習慣の影響は、それが人間に現れる何十年も前に、人間よりもはるかに寿命の短い犬に現れる可能性がある。その意味で、犬は人間の『センチネル種』と言えるのかもしれない」と付け加えている。(HealthDay News 2024年1月23日)』、「「犬の視力がどのように老化していくのかを理解することは、犬とともに暮らす人間にも役立つ。例えば、視覚に有害な環境要因や生活習慣の影響は、それが人間に現れる何十年も前に、人間よりもはるかに寿命の短い犬に現れる可能性がある。その意味で、犬は人間の『センチネル種』と言えるのかもしれない」、とは興味深い試みだ。

第三に、4月18日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した農学博士の林 良博氏による「「犬の飼育頭数」が日本で2040年に半減するワケ、猫はどうなる?」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/341140
・『大切なパートナーとして、さまざまな形で人間との絆を築いてきた犬たち。そんな大事な存在がそう遠くない未来に私たちのそばから姿を消そうとしているという。なぜ国内の犬の飼育頭数が減少しているのか?「ヒトと動物の関係学」の研究者が警鐘を鳴らす。本稿は、林 良博『日本から犬がいなくなる日』(時事通信社)の一部を抜粋・編集したものです』、興味深そうだ。
・『ファミリーブリーダーが消えるとなぜまずいのか  日本では犬の飼育頭数が減ってきており、このままだと今後も減っていき、2040年には半分ほどの数に減ってしまいます。そして、犬の数が減る遠因としては、人口減少や共働き世帯の増加が考えられます。 しかしながら、犬の飼育頭数が減る、より核心的な要因は、別にあると私は見ています。それは、「日本から、犬の交配や繁殖を担うブリーダーの人たちが姿を消していくから」にほかなりません。 ブリーダーには大きく2種類があります。よび方はさまざまありますが、この本では「商業ブリーダー」と「ファミリーブリーダー」とよぶことにします。 商業ブリーダーとは、ブリーディングによって生まれた仔犬を販売するなどして、生計を立てているブリーダーたちのことを指します。商業ブリーダーには、企業を設けたり企業に属したりして、組織的な活動をしている人が多くいます。 一方、ファミリーブリーダーとは、ブリーディングによって生計を立てることを意図せずに、犬の繁殖をおこなっているブリーダーたちのことを指します。 冒頭で、日本から、犬の交配や繁殖を担うブリーダーの人たちが姿を消していくと述べましたが、とりわけ姿を消しつつあるのが、ファミリーブリーダーの方々です。ブリーディングをやめてしまう方が多くなっているのです。 ジャパンケネルクラブは、同クラブ会員のブリーダーたちの年間飼育頭数や登録者数の状況を把握しています。2004年には、年間繁殖頭数が1頭だったブリーダーは、約2300人、2頭では約3700人、3頭では約4700人、4頭では約4600人、5頭で3500人でした。6頭以降は頭数が増えるにつれて登録ブリーダーの数は減っていきます。 では10年後の2014年はどうかというと、年間繁殖頭数が1頭だった登録ブリーダーは約600人、2頭では約800人、3頭では約900人、4頭で約700人、5頭で約500人となっています。全体的に激減してしまいました。これより多い頭数も含め、すべての年間飼育頭数においてブリーダー登録数が10年前を下回り、なかでも1頭から5頭くらいの小規模といえるブリーダーの登録数が減っているのです。年間で1頭から5頭くらいの少ない仔犬を繁殖させるのはもっぱらファミリーブリーダーですので、ファミリーブリーダーの減り方が深刻であるということができます。) なぜファミリーブリーダーの方々が、ブリーディングをやめてしまったのか。その大きな要因と考えられるのが「法律の改正」です。動物愛護管理法という法律が改正され、2006(平成18)年6月に施行されたことをきっかけに、ファミリーブリーダーたちがブリーディングをするための手続きが大変になり、ブリーディング自体をやめてしまったと考えられるのです。 具体的には、多くのファミリーブリーダーがおこなってきた犬の繁殖活動が、「業」を営む行為であるとみなされるようになり、業としておこなうために必要な登録をしなければならず、「そこまでするのは大変だから、もうブリーディングはやらない」となってしまったようです』、「なぜファミリーブリーダーの方々が、ブリーディングをやめてしまったのか。その大きな要因と考えられるのが「法律の改正」です。動物愛護管理法という法律が改正され、2006(平成18)年6月に施行されたことをきっかけに、ファミリーブリーダーたちがブリーディングをするための手続きが大変になり、ブリーディング自体をやめてしまったと考えられるのです。 具体的には、多くのファミリーブリーダーがおこなってきた犬の繁殖活動が、「業」を営む行為であるとみなされるようになり、業としておこなうために必要な登録をしなければならず、「そこまでするのは大変だから、もうブリーディングはやらない」となってしまったようです」、なるほど。
・『「丁寧な繁殖の担い手」たちが去ったあとに待ち受ける未来  動物愛護管理法の改正が、本当にファミリーブリーダーがブリーディングをしなくなった原因となっているのか、より詳しく見て見ましょう。犬猫適正飼養推進協議会は、ブリーディングのさかんな地域である愛知県三河地区で聞き込み調査をしています。石山恒会長の話によると、ペットショップや商業ブリーダーの下(もと)には、数多くのファミリーブリーダーがいたものの、法改正によりいなくなってしまったということです。 50年間にわたり商業ブリーダーとして活動を続けている方への聞き取りによると、その方は「店子」とよばれるファミリーブリーダー500人とつながっていて、ファミリーブリーダーの協力の下(もと)年間2000頭ほどの繁殖をしていたそうです。しかし、ほとんどの「店子」のみなさんがブリーディングをやめてしまい、組織が崩壊したといいます。 やめた理由の大きな一つは、2006(平成18)年の法改正により登録が義務化されたためとのことです。「年間1回のブリーディングで2、3頭しか仔犬を繁殖させないのに、書類づくりを要求されるのは億劫だ」と嘆いていたファミリーブリーダーもいたといいます。さらに、ファミリーブリーダーにはベテランの方が多く高齢化も進んでおり、2012(平成26)年の同協議会の調査では後継者の有無について聞いたところ、後継者がいると答えた方は32パーセントにとどまったとのことです。) 高齢になってからルールが変わり、登録または届出のための書類づくりをするのが大変になったため、いっそのことブリーディングをやめてしまおうという方が多くいたことが推察できます。 犬猫適正飼養推進協議会は、三河地区のブリーダーへの2018(平成30)年の調査で、犬の繁殖をやめたブリーダーに、繁殖をやめたのはいつごろかを尋ねたところ、「2013年」と答えた方が最多だったといいます。2013(平成25)年といえば、法改正で第一種と第二種ができた年です。 繁殖をやめた理由を尋ねたところ、もっとも多かったのが「登録制になり、書類等の管理が面倒だから」で、「自分が歳をとり、体力的にきつくなったから」がこれに続きました。この二つの理由が突出しています。 また、1歳未満の犬の比率が7%以上を保っていることが、飼育頭数の維持増加には必要ですが、7%を下回ったのは2007(平成19)年でした。2007年といえば、改正動物愛護管理法が施行され、動物取扱業は書類の届出が必要となった翌年です。 長年にわたり小規模ながら丁寧に犬の繁殖をおこなってきた専門家たちが、法改正にともなう書類づくりなどの煩雑さを感じ、ブリーディングをやめてしまいました。後継者も少ないため、なにかしらの対策を打たなければ、日本におけるブリーディングは尻すぼみとなり、衰退の一途をたどります』、「犬の繁殖をやめたブリーダーに、繁殖をやめたのはいつごろかを尋ねたところ、「2013年」と答えた方が最多だったといいます。2013(平成25)年といえば、法改正で第一種と第二種ができた年です。 繁殖をやめた理由を尋ねたところ、もっとも多かったのが「登録制になり、書類等の管理が面倒だから」で、「自分が歳をとり、体力的にきつくなったから」がこれに続きました。この二つの理由が突出しています・・・1歳未満の犬の比率が7%以上を保っていることが、飼育頭数の維持増加には必要ですが、7%を下回ったのは2007(平成19)年でした。2007年といえば、改正動物愛護管理法が施行され、動物取扱業は書類の届出が必要となった翌年です。 長年にわたり小規模ながら丁寧に犬の繁殖をおこなってきた専門家たちが、法改正にともなう書類づくりなどの煩雑さを感じ、ブリーディングをやめてしまいました。後継者も少ないため、なにかしらの対策を打たなければ、日本におけるブリーディングは尻すぼみとなり、衰退の一途をたどります」、なるほど。
・『猫は8割が雑種 犬は9割近くが純粋種  なお、ここまでの現状に対して、「猫のブリーダーもおなじ状況になっているのか」と考える方もおられるでしょう。動物愛護管理法の改正は、犬だけを対象としたものではありません。中型の哺乳類という点では、猫も犬とおなじ条件ではあります。しかしながら、犬と猫で大きくちがうのは、大勢を占めるのが純粋種であるか雑種であるかです。 飼育犬の9割近くが純粋種であり、純粋種であることを証明するには血統証明書が必要です。血統証明書を得るには、日本ではジャパンケネルクラブ(JKC)という団体へのブリーダーとしての登録が必要です。つまり、犬の繁殖に特徴的である純粋種を維持するには、ブリーダーの存在が重要なのです。) 一方の猫はというと逆に8割以上が雑種であり、ブリーダーを介さず、もらった、拾った、迷い込んできたといった入手経路も多くあります。そのため法改正が猫のブリーダーにあたえる影響は小さいと考えられます。 「だったら、犬も猫とおなじようにブリーダーの手をあまりかけないで済む雑種に切りかえたらよいのでは」と考える方もおられるかもしれません。これについては犬と人間の関わり合いの歴史にも関係してくるのですが、犬の血統が守られつづけ、純粋犬がいまなお多く存在していることには意味があります。犬は、人間と暮らしていくうえで、人間の手によってさまざまな犬種が編みだされ、犬種ごとにさまざまな役割を果たしてきました。 たとえば、ビーグルという犬種は嗅覚を生かしてにおいで獲物を追う役割が担わされた嗅覚ハウンドとよばれる猟犬です。またラブラドール・レトリバーはカナダのラブラドール半島で網からこぼれた魚を回収していた回収犬でしたが、現在は盲導犬としての役割のほか、介護犬としても活躍しています。役割を果たすためには、ビーグルならビーグル、ラブラドール・レトリバーならラブラドール・レトリバーといったように血統が保たれていることが基本的に大切となります。 国際畜犬連盟という世界的な団体は、355犬種を犬種として登録しています。このうち約9割は使役犬、つまり人間のためにはたらいてくれる犬種です。なんらかの目的のために育種され、特殊な機能を先鋭化させた犬種たちです。雑種犬が主流になると、そもそも犬としての能力が薄まり、犬という動物の存在意義や価値が大きく変わってしまうことになります』、「飼育犬の9割近くが純粋種であり、純粋種であることを証明するには血統証明書が必要です。血統証明書を得るには、日本ではジャパンケネルクラブ(JKC)という団体へのブリーダーとしての登録が必要です。つまり、犬の繁殖に特徴的である純粋種を維持するには、ブリーダーの存在が重要なのです。 一方の猫はというと逆に8割以上が雑種であり、ブリーダーを介さず、もらった、拾った、迷い込んできたといった入手経路も多くあります。そのため法改正が猫のブリーダーにあたえる影響は小さいと考えられます・・・犬と人間の関わり合いの歴史にも関係してくるのですが、犬の血統が守られつづけ、純粋犬がいまなお多く存在していることには意味があります。犬は、人間と暮らしていくうえで、人間の手によってさまざまな犬種が編みだされ、犬種ごとにさまざまな役割を果たしてきました。 たとえば、ビーグルという犬種は嗅覚を生かしてにおいで獲物を追う役割が担わされた嗅覚ハウンドとよばれる猟犬です。またラブラドール・レトリバーはカナダのラブラドール半島で網からこぼれた魚を回収していた回収犬でしたが、現在は盲導犬としての役割のほか、介護犬としても活躍しています。役割を果たすためには、ビーグルならビーグル、ラブラドール・レトリバーならラブラドール・レトリバーといったように血統が保たれていることが基本的に大切となります。 国際畜犬連盟という世界的な団体は、355犬種を犬種として登録しています。このうち約9割は使役犬、つまり人間のためにはたらいてくれる犬種です。なんらかの目的のために育種され、特殊な機能を先鋭化させた犬種たちです。雑種犬が主流になると、そもそも犬としての能力が薄まり、犬という動物の存在意義や価値が大きく変わってしまうことになります」、確かに「355犬種」ある「犬」の「のうち約9割は使役犬、つまり人間のためにはたらいてくれる犬種です。なんらかの目的のために育種され、特殊な機能を先鋭化させた犬種たちです。雑種犬が主流になると、そもそも犬としての能力が薄まり、犬という動物の存在意義や価値が大きく変わってしまうことになります」、確かに純粋種が少ない「猫」にくらべ、「飼育犬の9割近くが純粋種」という「犬」は「血統」の維持が「大切」だ、「ブリーダー」にも登録手続きの面倒くささなどはあるとしても、是非頑張ってもらいたいところだ。
タグ:ペット 犬と人間の関わり合いの歴史にも関係してくるのですが、犬の血統が守られつづけ、純粋犬がいまなお多く存在していることには意味があります。犬は、人間と暮らしていくうえで、人間の手によってさまざまな犬種が編みだされ、犬種ごとにさまざまな役割を果たしてきました。 たとえば、ビーグルという犬種は嗅覚を生かしてにおいで獲物を追う役割が担わされた嗅覚ハウンドとよばれる猟犬です。またラブラドール・レトリバーはカナダのラブラドール半島で網からこぼれた魚を回収していた回収犬でしたが、現在は盲導犬としての役割のほか、介護犬として 「飼育犬の9割近くが純粋種であり、純粋種であることを証明するには血統証明書が必要です。血統証明書を得るには、日本ではジャパンケネルクラブ(JKC)という団体へのブリーダーとしての登録が必要です。つまり、犬の繁殖に特徴的である純粋種を維持するには、ブリーダーの存在が重要なのです。 一方の猫はというと逆に8割以上が雑種であり、ブリーダーを介さず、もらった、拾った、迷い込んできたといった入手経路も多くあります。そのため法改正が猫のブリーダーにあたえる影響は小さいと考えられます・・・ 1歳未満の犬の比率が7%以上を保っていることが、飼育頭数の維持増加には必要ですが、7%を下回ったのは2007(平成19)年でした。2007年といえば、改正動物愛護管理法が施行され、動物取扱業は書類の届出が必要となった翌年です。 長年にわたり小規模ながら丁寧に犬の繁殖をおこなってきた専門家たちが、法改正にともなう書類づくりなどの煩雑さを感じ、ブリーディングをやめてしまいました。後継者も少ないため、なにかしらの対策を打たなければ、日本におけるブリーディングは尻すぼみとなり、衰退の一途をたどります」、なるほど。 「犬の繁殖をやめたブリーダーに、繁殖をやめたのはいつごろかを尋ねたところ、「2013年」と答えた方が最多だったといいます。2013(平成25)年といえば、法改正で第一種と第二種ができた年です。 繁殖をやめた理由を尋ねたところ、もっとも多かったのが「登録制になり、書類等の管理が面倒だから」で、「自分が歳をとり、体力的にきつくなったから」がこれに続きました。この二つの理由が突出しています・・・ 「そこまでするのは大変だから、もうブリーディングはやらない」となってしまったようです」、なるほど。 「なぜファミリーブリーダーの方々が、ブリーディングをやめてしまったのか。その大きな要因と考えられるのが「法律の改正」です。動物愛護管理法という法律が改正され、2006(平成18)年6月に施行されたことをきっかけに、ファミリーブリーダーたちがブリーディングをするための手続きが大変になり、ブリーディング自体をやめてしまったと考えられるのです。 具体的には、多くのファミリーブリーダーがおこなってきた犬の繁殖活動が、「業」を営む行為であるとみなされるようになり、業としておこなうために必要な登録をしなければならず、 (その3)(晩婚子なし夫婦が「不人気の老猫」を迎えた理由 中高年でもペットと暮らすことを諦めない方法、愛犬を夢中にさせる動画コンテンツ、“動物もの”の中で特に人気は……、「犬の飼育頭数」が日本で2040年に半減するワケ 猫はどうなる?) 東洋経済オンライン 大木奈 ハル子氏による「晩婚子なし夫婦が「不人気の老猫」を迎えた理由 中高年でもペットと暮らすことを諦めない方法」 「子ナシ近所に親戚ナシの、ミドルシニア世代である私たち夫婦のペットとの向き合い方や、狭い空間でペットを飼うということについてつれづれ書いてまいります」、面白そうだ。 「一緒に暮らしはじめる前に、一緒の暮らしが終わるときのイメージまで描いてから、お迎えを決めたのでした」、責任感溢れた姿勢だ。 「偏食だし食も細いなと思っていたら、一緒に暮らし始めて程なくして、口内の皮膚が腐ってほっぺたに穴が開いて手術を受けることに。迎え入れた時点で、歯槽膿漏がなかなか悪くなっていたようです」、信じ難いようなことが起きたようだ。 「まずはスタッフと協会犬による家庭訪問があり、わが家の生活スタイル、室内や近隣の環境、わが家の猫が子犬にフレンドリーに接してくれるかなどのチェックに見事通過して、晴れてソーシャライザーとしての活動がはじまったのでした」、これなら安心だ。 「わんぱくな子犬とボール遊びや紐での引っ張りっこをするふれあいもいいものですが、おっとり静かな老犬は手がかからずそれはそれで最高なのです」、その通りだろう。 「預かりボランティアを休んだ月は「家が静かで仕事がはかどるぅ!」「早起きして散歩しなくていいの超ラクチン!」「夫婦でゆっくりお出かけできるの最高!」と最初は夫婦の会話に感嘆符が飛び交うほどに、犬のいない生活を満喫するものの、10日もするとすっかり寂しくなって「来月はどの子が来るんだろう」「聴導犬協会からの連絡まだかな……」と、首を長くして再び犬がやってくるのを待つのです」、なるほど。 「今から子猫や子犬を飼うには遅すぎると判断したわが家は、ライフステージや暮らしのサイズを考慮して、老猫の里親と、聴導犬のソーシャライザーという、ペットとの関わり方を選びました。 頭ごなしに否定するのではなく、さまざまなことを考慮したうえで、ペットの命に責任を持つこと、自分たちがもし飼えなくなったときのペットのその後まで考えることで、みんなが幸せになる答えが見つかるかもしれない……。それも、「小さく暮らす」ことをモットーにしているわが家がたどり着いた、結論の1つなのでした」、すごく責任感のある「ペット」の飼 い方だ。 ダイヤモンド・オンライン ヘルスデーニュース「愛犬を夢中にさせる動画コンテンツ、“動物もの”の中で特に人気は……」 「調査は、家庭内のスクリーンの種類(テレビ、タブレット、パソコンのスクリーンなど)、犬の年齢や犬種などの基本情報に加え、動画や映像に対する反応や興味を示すコンテンツなどを問う41項目の質問で構成されていた。 調査では、犬、交通、パートナー(飼い主)、鳥の4本のショート動画を犬に見せることもできた。得られた回答の中から、動画や映像に対する犬の興味について不明と答えたものなどを除外し、最終的に1246件の回答を解析対象とした・・・ 回答のほとんど(89%)は米国から寄せられたものだった。対象とされた犬の年齢中央値は4歳で、雌犬が51%、純血種の犬が54%を占めていた。全回答のうちの1077件で飼い犬が動画や映像に興味を示すこと、残りの75件は興味を示さないことが報告されていた。動画や映像に興味を示す犬は、スクリーンに近付く(78%)、首を傾げる/耳を立てる(78%)、鳴き声を出す(76%)、鼻先でスクリーンに触れる(29%)などの反応を示すことが報告されていた」、「興味を示したのが「1077件」とは予想以上に多いようだ。 「「犬の視力がどのように老化していくのかを理解することは、犬とともに暮らす人間にも役立つ。例えば、視覚に有害な環境要因や生活習慣の影響は、それが人間に現れる何十年も前に、人間よりもはるかに寿命の短い犬に現れる可能性がある。その意味で、犬は人間の『センチネル種』と言えるのかもしれない」、とは興味深い試みだ。 林 良博氏による「「犬の飼育頭数」が日本で2040年に半減するワケ、猫はどうなる?」 も活躍しています。役割を果たすためには、ビーグルならビーグル、ラブラドール・レトリバーならラブラドール・レトリバーといったように血統が保たれていることが基本的に大切となります。 国際畜犬連盟という世界的な団体は、355犬種を犬種として登録しています。このうち約9割は使役犬、つまり人間のためにはたらいてくれる犬種です。なんらかの目的のために育種され、特殊な機能を先鋭化させた犬種たちです。雑種犬が主流になると、そもそも犬としての能力が薄まり、犬という動物の存在意義や価値が大きく変わってしまうことになります」、 確かに「355犬種」ある「犬」の「のうち約9割は使役犬、つまり人間のためにはたらいてくれる犬種です。なんらかの目的のために育種され、特殊な機能を先鋭化させた犬種たちです。雑種犬が主流になると、そもそも犬としての能力が薄まり、犬という動物の存在意義や価値が大きく変わってしまうことになります」、確かに純粋種が少ない「猫」にくらべ、「飼育犬の9割近くが純粋種」という「犬」は「血統」の維持が「大切」だ、「ブリーダー」にも登録手続きの面倒くささなどはあるとしても、是非頑張ってもらいたいところだ。
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心理学(その4)(「悪夢をよくみる人」に知ってもらいたい"夢"の話 なぜ夢を白黒でみる人とカラーの人がいるのか、【悪夢】頻繁に見る人に潜む病と「脳のカラクリ」 怖い夢には「抗ストレス作用」があるという説も、【寝ぼけ】「睡眠時の奇声」男性に多い病気の正体 自覚少なく、家族が気づいて病気がわかる例も) [生活]

心理学については、2022年6月20日に取上げた。今日は、(その4)(「悪夢をよくみる人」に知ってもらいたい"夢"の話 なぜ夢を白黒でみる人とカラーの人がいるのか、【悪夢】頻繁に見る人に潜む病と「脳のカラクリ」 怖い夢には「抗ストレス作用」があるという説も、【寝ぼけ】「睡眠時の奇声」男性に多い病気の正体 自覚少なく、家族が気づいて病気がわかる例も)である。

先ずは、本年2月24日付け東洋経済オンラインが掲載した東洋大学社会学部社会心理学科教授の松田 英子氏による「「悪夢をよくみる人」に知ってもらいたい"夢"の話 なぜ夢を白黒でみる人とカラーの人がいるのか」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/654338
・『人は一生のうちに6年から7年半もの時間、夢をみているといいます。そして、「みる夢の内容によって、または夢をよくみるかどうかによって、その人の性格や年代がわかる」というのは、夢と睡眠の専門家・松田英子氏です。松田氏の新著『1万人の夢を分析した研究者が教える今すぐ眠りたくなる夢の話』より、その不思議なメカニズムについてお届けします。 私たちは通常、起きたあとには夢と現実を区別できますが、夢の中では夢を現実だと思っています。これは、夢をみている間は(脳の中で認知機能を担っている)前頭前野が不活発で、現実との違いを認識できないためです。みなさんにも「夢でよかった~」、あるいは「夢で残念……」という体験があるかもしれませんね。 夢は私たちの記憶の連続性も示しています。 目覚めているときに入力され、処理した情報を記憶し、整理したのが夢なので、覚醒中と睡眠時の思考には連続性があります。記憶が連続していることが、私が「私」であることを信じられる前提であり、私たちが生まれてから現在までの歴史を示しています。 つまり、年代による差や成長にともなう変化など、夢は生涯発達やパーソナリティ(性格)の差をはじめとした個人差を反映するからおもしろいのです。その一部を少しご紹介しましょう』、「人は一生のうちに6年から7年半もの時間、夢をみている」、「夢をみている」「時間」がそんなに長いとは初めて知った。
・『「夢が記憶に残りやすいか」で性格がわかる  その日の睡眠時間にもよりますが、人は毎晩3つから5つくらいの夢をみています。「年に1回夢をみるかどうか」という人も、実は寝ている間に何回も夢をみているのですが、朝起きたときに記憶に残っていないだけです。 ただ、夢を覚えているかどうかには、大きな個人差があります。夢をみる頻度が少ない人、つまり夢が記憶に残りにくい人を、専門的には「低想起者(ていそうきしゃ)」といいます。低想起者の性格的特性としては、情緒が安定していて、のんびり、穏やか、現実的で、ストレスにも柔軟に対処できる傾向があります。 反対に夢が記憶に残りやすい人は、ひと晩にみた夢を2つも3つも覚えていることがあります。夢をよく覚えている人は「高想起者(こうそうきしゃ)」といい、平均的には心配性で不安傾向の高い人です。これは、さまざまなことが気になり、夢の中でもなんとか準備しようとしているのではないかと推測します。夢の中でも準備が終わっていない、時間が間に合わない、何度も何度も繰り返して焦る、などがよく報告される内容です。 このように夢が記憶に残りやすいかどうかをパーソナリティと結びつけたのは、私が学部から大学院時代にかけて実施した、心理検査を用いた調査と睡眠実験によります。 正確に言えば、普段から夢をよく覚えている5人(高想起群)と、普段の生活でほとんど夢を覚えていない5人(低想起群)を抽出して、「毎晩夢をみているのは間違いないし、実験室でレム睡眠のときに起こせばどちらも夢の内容を報告できるのに、何が違うのだろう?」という発想から比較をおこないました。 なお、被検者のもともとの性格については、心理検査で確認しています。実際どちらのグループも、レム睡眠の時間には統計的に有意な差はなく、いずれのグループも夢を報告できたのですが、違いは「レム密度」でした。 つまり高想起者は低想起者よりレム睡眠の時間当たりにおける眼球運動の数が多かったのです。そして夢の内容の不安度が高かったのです。これは脳の活動レベル(覚醒水準)を反映していると考えています。 その当時は、高想起者は不安を引き起こしやすい性格特性があることがわかり、夢に現れた不安度に着目していましたが、いまは夢の鮮明さなども関係していると思われます。鮮明だから覚えているのか、情動的であるから覚えているのかは不明ですが、おそらくそのどちらでもあると考えます』、「普段から夢をよく覚えている5人(高想起群)と、普段の生活でほとんど夢を覚えていない5人(低想起群)・・・高想起者は低想起者よりレム睡眠の時間当たりにおける眼球運動の数が多かったのです。そして夢の内容の不安度が高かった」、なるほど。
・『夢が白黒かカラーか、年代によって違う  みなさんの夢には色がついていますか?それとも白黒でしょうか? 個人差は大きいのですが、白黒の夢をみるのは年配者に多く、若者にそのことを伝えるとみなさん驚きます。大学生では「夢は白黒です」という人はかなり少数派に入ります。) かつては「色つきの夢をみる人は脳に障害がある」「色のついた夢をみる人は知能が高い」などの俗説があったようですが、それは調べた時代によるものと考えられます。 日本でいつもカラーの夢をみる人は、1993年には約20%でした。2009年には20代ではカラーの夢は50%以上、60代以上では10%以上という調査報告があります。 夢が色つきか白黒かを決めるのは、加齢という発達的要因と、白黒テレビからカラーテレビへの変化という社会文化的要因が関連しているのではないかと考え、日本とドイツの研究者が実証研究を進めています。 一般的には、年齢を重ねると夢は鮮明度が淡くなり、画像処理でいえば少し画質を落とした感じになるようです』、「日本でいつもカラーの夢をみる人は、1993年には約20%でした。2009年には20代ではカラーの夢は50%以上、60代以上では10%以上という調査報告があります・・・夢が色つきか白黒かを決めるのは、加齢という発達的要因と、白黒テレビからカラーテレビへの変化という社会文化的要因が関連しているのではないか」、なるほど。
・『悪夢をポジティブに変容できる「明晰夢」  夢は睡眠中、自動的に起こる情報処理過程なので、基本的に自分の意識でコントロールできるようになっていません。もし、ある程度自分の意志で夢の内容をコントロールできるとしたら、眠りの時間はとても楽しくなるはずです。夢はもともと覚えるようにはできていないし、いやな夢ほど覚えていることが多いです。 この状況で思いどおりの夢をみるというのは困難なことですが、それでも「夢はどこまでコントロールできるか」をテーマに、生理心理学的視点からその存在証明に取り組んだ成果が「明晰夢」です。 明晰夢とは、「自分がいま夢をみていると自覚する夢」のことです。夢と現実の違いに気づくことをきっかけに、「夢をみている最中」だと自覚して、そのまま夢をみ続けることができる人もいれば、静かに、映画のように第三者的視点でみている人もいます。 さらに、夢の中に登場する自分の動きをコントロールすることができる人もいます。あたかも映画のディレクターのように、「夢なのだから……」とものを自由に取り出して事態の解決に役立てたり、自分が満足を得るような夢の結末になるように、途中から、あるいは最初から何度もやり直したりすることができる人もいます。 さらに夢の中でのひらめきを夢の中で記録することができるという人もいます。かつてスティーブン・ラバージらが著した『明晰夢の世界を探る』では、「人生は夢である。(夢は)生きるためのリハーサルである」というようなことが述べられていて納得します。 また、現代において明晰夢は、悪夢をみる患者の夢をポジティブに変容させるための支援法としても使用されているのです。) かつては「色つきの夢をみる人は脳に障害がある」「色のついた夢をみる人は知能が高い」などの俗説があったようですが、それは調べた時代によるものと考えられます。 日本でいつもカラーの夢をみる人は、1993年には約20%でした。2009年には20代ではカラーの夢は50%以上、60代以上では10%以上という調査報告があります。 夢が色つきか白黒かを決めるのは、加齢という発達的要因と、白黒テレビからカラーテレビへの変化という社会文化的要因が関連しているのではないかと考え、日本とドイツの研究者が実証研究を進めています。 一般的には、年齢を重ねると夢は鮮明度が淡くなり、画像処理でいえば少し画質を落とした感じになるようです』、「明晰夢とは、「自分がいま夢をみていると自覚する夢」のことです。夢と現実の違いに気づくことをきっかけに、「夢をみている最中」だと自覚して、そのまま夢をみ続けることができる人もいれば、静かに、映画のように第三者的視点でみている人もいます。 さらに、夢の中に登場する自分の動きをコントロールすることができる人もいます。あたかも映画のディレクターのように、「夢なのだから……」とものを自由に取り出して事態の解決に役立てたり、自分が満足を得るような夢の結末になるように、途中から、あるいは最初から何度もやり直したりすることができる人もいます。 さらに夢の中でのひらめきを夢の中で記録することができるという人もいます・・・日本でいつもカラーの夢をみる人は、1993年には約20%でした。2009年には20代ではカラーの夢は50%以上、60代以上では10%以上という調査報告があります。 夢が色つきか白黒かを決めるのは、加齢という発達的要因と、白黒テレビからカラーテレビへの変化という社会文化的要因が関連しているのではないか」、なるほど。
・『悪夢をポジティブに変容できる「明晰夢」  夢は睡眠中、自動的に起こる情報処理過程なので、基本的に自分の意識でコントロールできるようになっていません。もし、ある程度自分の意志で夢の内容をコントロールできるとしたら、眠りの時間はとても楽しくなるはずです。夢はもともと覚えるようにはできていないし、いやな夢ほど覚えていることが多いです。 この状況で思いどおりの夢をみるというのは困難なことですが、それでも「夢はどこまでコントロールできるか」をテーマに、生理心理学的視点からその存在証明に取り組んだ成果が「明晰夢」です。 明晰夢とは、「自分がいま夢をみていると自覚する夢」のことです。夢と現実の違いに気づくことをきっかけに、「夢をみている最中」だと自覚して、そのまま夢をみ続けることができる人もいれば、静かに、映画のように第三者的視点でみている人もいます。 さらに、夢の中に登場する自分の動きをコントロールすることができる人もいます。あたかも映画のディレクターのように、「夢なのだから……」とものを自由に取り出して事態の解決に役立てたり、自分が満足を得るような夢の結末になるように、途中から、あるいは最初から何度もやり直したりすることができる人もいます。 さらに夢の中でのひらめきを夢の中で記録することができるという人もいます。かつてスティーブン・ラバージらが著した『明晰夢の世界を探る』では、「人生は夢である。(夢は)生きるためのリハーサルである」というようなことが述べられていて納得します。 また、現代において明晰夢は、悪夢をみる患者の夢をポジティブに変容させるための支援法としても使用されているのです』、鮮明な夢をみているとされるレム睡眠の時間帯は、実は胎児からも観察されています。胎児のレム睡眠はたいへん長く、たっぷりある睡眠時間のうちレム睡眠とノンレム睡眠が半々で、生まれる直前が最長の時間です。 とはいえ、その夢はいわゆるわれわれがみる夢とは異なるのではないかと推測する研究者もいます。生まれたばかりの新生児は、まさに生きるために眠るといってよいと思いますが、一日に占める睡眠時間も16時間から20時間と長く、睡眠のサイクルは同じくレム睡眠が50%、ノンレム睡眠が50%です。 成長とともに睡眠時間は短縮し、レム睡眠とノンレム睡眠の割合も変化します。その後、成年期以降から老年期まで、レム睡眠が約20%、ノンレム睡眠が約80%で維持されていきます。 乳児から幼児までの間に脳の神経基盤(ニューロン間の回路[シナプス])を整えることは生存のために重要で、この時期に比較的量が多いレム睡眠は、これらシナプスの形成に重要な役割を果たすと考えられています。 この時期にみる夢を、夢と認識して語りはじめるまでに、少なくとも生後2~3年はかかるようです』、「現代において明晰夢は、悪夢をみる患者の夢をポジティブに変容させるための支援法としても使用されているのです・・・成長とともに睡眠時間は短縮し、レム睡眠とノンレム睡眠の割合も変化します。その後、成年期以降から老年期まで、レム睡眠が約20%、ノンレム睡眠が約80%で維持されていきます」、なるほど。
・『人生のうち6年から7年半も夢をみている  夢と認知発達研究の先駆者である心理学者デイヴィッド・フォルケスは、幼児と児童を中心に夢の認識について調査しました。 その結果、幼児期中盤の3~4歳で夢の報告があるのは約15%で、日常生活のワンシーンや何かを観察する受け身的な夢だそうです。まるでテレビか何かを視聴しているような感じで、きっとこの頃の夢は自分の外からやってくるものなのでしょうね。 幼児期後半の4~5歳では約30%で、友だちと遊ぶなど社会性が夢に現れてきます。生活空間の広がりが関連してくる時期であり、小学校に上がる7~8歳では、夢の主人公が自分で、夢は自分の内部から発生するものとわかりはじめるようです。これは自分の記憶を客観的に判断するメタ記憶が小学校の低学年から育ちはじめ、自分の記憶と夢の内容をセルフモニタリング(自己監視)できるように成長したということを意味しています。 ところが成年期をピークとして、加齢とともにゆるやかに夢の想起頻度は低下していきます。 また、小さい頃は悪夢を覚えていることが多いこともわかっています。これは自分を取り巻く世界のさまざまなことに自分の力で対処することが難しいためと考えます。 年齢によっても異なりますが、レム睡眠の時間は平均で全睡眠時間の20~25%です。日本人の平均年齢から試算して人生の時間を90年とすると、睡眠の時間は30年、そして夢みる時間は6年から7年半となります。 普段夢を覚えていない方はとくにビックリされることでしょう』、「レム睡眠の時間は平均で全睡眠時間の20~25%です。日本人の平均年齢から試算して人生の時間を90年とすると、睡眠の時間は30年、そして夢みる時間は6年から7年半となります」、意外に長いことに驚かされた。

次に、3月25日付け東洋経済オンラインが掲載した東洋経済オンライン医療取材チームによる「【悪夢】頻繁に見る人に潜む病と「脳のカラクリ」 怖い夢には「抗ストレス作用」があるという説も」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/654338
・『「受験で失敗する夢を見る」「何かに追いかけられる夢を見る」――。このような悪夢にうなされて、ハッと目が覚めた。そんな経験をしたことがある人も多いのではないのだろうか。運動などで睡眠の改善を図っても、悪夢を繰り返し見る場合は、もしかしたら重大な病気が潜んでいるかもしれない。 精神科医で、早稲田大学睡眠研究所所長の西多昌規さんに、悪夢を見るメカニズム、悪夢を見ることで考えられる疾患について話を聞いた。 人はなぜ悪夢を見るのか。それを知るためには、まずは睡眠の仕組みを理解する必要がある』、興味深そうだ。
・『睡眠の仕組みについて  私たちが眠りについて目が覚めるまでの間には、レム睡眠と、ノンレム睡眠という2種類の睡眠状態が繰り返されている。 レム睡眠は、眼球がキョロキョロと動く急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の頭文字から名づけられている。この間、体は休んでいるものの、脳は活動している。 一方、ノンレム睡眠はレム睡眠の逆で、体だけでなく脳も休息している。ノンレムはさらに「まどろみ期(ごく浅い睡眠)」「軽睡眠期(寝ていても、何かの音に気づいて起きることがある)」「深睡眠期(ちょっとやそっとでは寝覚めない)」の3つに分類される。 つまり、〈ノンレム睡眠(まどろみ期→軽睡眠期→深睡眠期)→レム睡眠〉が、1晩で4~5回繰り返され、夜明けになるにしたがってレム睡眠の持続時間が長くなる』、「レム睡眠は、眼球がキョロキョロと動く急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の頭文字から名づけられている。この間、体は休んでいるものの、脳は活動している。 一方、ノンレム睡眠はレム睡眠の逆で、体だけでなく脳も休息している・・・ノンレム睡眠(まどろみ期→軽睡眠期→深睡眠期)→レム睡眠〉が、1晩で4~5回繰り返され、夜明けになるにしたがってレム睡眠の持続時間が長くなる』、なるほど。
・『睡眠の経過とノンレム睡眠・レム睡眠  睡眠の経過とノンレム睡眠・レム睡眠(西多さんの提供資料を編集部で改編) はリンク先参照) 悪夢をあまり見ない人もいれば、子どもの頃から悪夢を見る人もあり、個人差がある。 では、なぜ悪夢を見るのか。それは、扁桃体と呼ばれる、恐怖心や不快感といった感情に深く関わっている脳の部位が、レム睡眠中に過活動になっているためだとされる。 これは過去のトラウマ経験を持つ人や、ストレスに晒されている人に見られる傾向だ。) 悪夢は過去の経験を反映している。上司や学校の先生に怒られたなど、ショックな出来事があれば、その日に怒られる夢を見る場合もあるし、受験に落ちたなど、若いころに経験したことが悪夢として現れる場合もある。 「日本は受験に対するプレッシャーが強く、 受験に間に合わなかったとか、不合格だったなど、大人になってからも試験に関係する悪夢が多いですね」(西多さん) ちなみに、4~5歳まではまだ人生経験が少ないため、夢の中身はシンプルで、悪夢もあまり見ることはない。悪夢を含めさまざまな夢を見るようになるのは、思春期で多感な年ごろになってからだそうだ。 また、睡眠時間が長いロングスリーパー気味の人や、昼間に寝て夜に活動する夜型の人のほうが、悪夢の発生率が高くなっている可能性もあるという。 「精神的に不調になると、睡眠時間が長くなる人もいます。この傾向は、一部の抑うつ状態の人にも見られます。睡眠時間が長くなると、睡眠の後半に出現しやすいレム睡眠の時間も長くなりがちです。昼まで寝ていると、レム睡眠が出現しやすくなります。起きがけに見る悪夢のため、その内容を覚えていることが多いです 」(西多さん)』、「なぜ悪夢を見るのか。それは、扁桃体と呼ばれる、恐怖心や不快感といった感情に深く関わっている脳の部位が、レム睡眠中に過活動になっているためだとされる・・・睡眠時間が長くなると、睡眠の後半に出現しやすいレム睡眠の時間も長くなりがちです。昼まで寝ていると、レム睡眠が出現しやすくなります。起きがけに見る悪夢のため、その内容を覚えていることが多いです」、「昼まで寝ていると・・・起きがけに見る悪夢のため、その内容を覚えていることが多いです」、とは面白い指摘だ。
・『悪夢=悪、とは限らない  悪夢は良くないものというイメージがあるが、一説には悪夢にはストレスを軽減させる抗ストレス作用があると言われる。したがって必ずしも“悪夢=悪”ではない。 だが、毎朝悪夢にうなされて起きるのは、大変つらい。悪夢を見ないようにすることはできるのだろうか。 たとえば適度な運動や、人との交流といった日中のストレス対策は、睡眠の質を改善し、悪夢の減少につながることがある。 西多さんによると、「悪夢を見ることが多いから」という理由で受診をする人はほぼいないという。ただし、悪夢を見ることで日中の仕事のパフォーマンスに影響が出たり、悪夢を見た本人が精神的なストレスを抱えていたりする場合は要注意だ。 「悪夢によって睡眠がとれなくなる、質が悪くなり、日中の生活に支障が生じているようであれば、脳の病気の可能性もあります。医療機関を受診してもいいでしょう」と西多さんは話す。 実は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の人は、悪夢を頻繁に見る傾向にある。 PTSDとはなにかしらのトラウマ体験があり、時間が経ってもフラッシュバックする精神疾患だ。震災で被災した経験や、交通事故を目撃してショックを受けたことで症状が出現する。またパワハラやいじめによって生じる複雑性PTSDもある。 患者の中には、トラウマ体験から外に出るのが怖くなって外出を避けるようになったり、否定的な感情が強くなって人付き合いができなくなったり、といった症状が見られる。さらには、うつ病を併発する患者もいる。 西多さんは外来を受診する患者の中で、繰り返し見る悪夢に加えて日中のフラッシュバックなどを伴っている場合は、PTSDを疑うという』、「悪夢にはストレスを軽減させる抗ストレス作用があると言われる。したがって必ずしも“悪夢=悪”ではない・・・適度な運動や、人との交流といった日中のストレス対策は、睡眠の質を改善し、悪夢の減少につながることがある・・・PTSD(心的外傷後ストレス障害)の人は、悪夢を頻繁に見る傾向にある」、なるほど。

第三に、3月27日付け東洋経済オンラインが掲載した東洋経済オンライン医療取材チーム による「【寝ぼけ】「睡眠時の奇声」男性に多い病気の正体 自覚少なく、家族が気づいて病気がわかる例も」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/659466
・『睡眠中に大声を発する、隣で寝ている家族に暴力を振るう。70代以上の高齢男性で問題となっているのが「レム睡眠行動障害」だ。睡眠中の身体的な行動には、寝ぼけたまま歩き回る「夢遊病」もあるが、レム睡眠行動障害とは別物だという。 なぜ寝ているにもかかわらずこうした行動をとってしまうのか。精神科医で、早稲田大学睡眠研究所所長の西多昌規さんに話を聞いた。 睡眠時の病気と聞くと、睡眠中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」が思い浮かぶかもしれない。睡眠時無呼吸症候群と同じく、男性の患者が多い病気で、とくに70代の高齢者で問題となっているのが、レム睡眠行動障害だ』、「男性の患者が多い病気で、とくに70代の高齢者で問題となっているのが、レム睡眠行動障害だ」、興味深そうだ。
・『「レム睡眠行動障害」とは?  奇声をあげるほか、隣に寝ている人を殴る、蹴るといった暴力的な行動が見られるケースもある。一緒に寝ている妻が被害に遭うため、本人だけでなく家族も身の危険を感じる病気だ。 なぜそのような行動を起こしてしまうのか。それは名前の通り、レム睡眠が関係している。 人は寝ている間に、レム睡眠(脳が活動している状態)と、ノンレム睡眠(脳が休息している状態)の2種類の睡眠状態が繰り返されている。 本来、レム睡眠中の体は休息していて、眼筋や胸部の筋肉といった最低限の筋肉しか動いていない。ところがレム睡眠行動障害の患者の場合は、レム睡眠中も体が動いてしまう。 脳と筋肉をつなぐ神経が異常をきたしていることで、体が動いてしまうのだ。 70代の高齢男性は、人生の大半を仕事に費やしている人が多い。そのため「夢の内容は、部下を怒っているなど、仕事がらみのケースが多い」(西多さん) という。) レム睡眠行動障害の患者は、奇声をあげるなどの寝ているときの行動を覚えていない場合もあるが、「そういったこともあったかもしれない」といったあやふやながら記憶が残っている場合がほとんどだという。 だが、それが病気であるという危機感はほとんどない。むしろレム睡眠行動障害が発覚するのは、一緒に暮らす家族が夜中の異常行動に気づくパターンが多い。 さらには、単身で住む高齢者では、下の階の住人から苦情がきたことで病気が発覚することもあり、高齢者施設に入居しているのであれば、職員が気づく場合も少なくない』、「レム睡眠行動障害の患者の場合は、レム睡眠中も体が動いてしまう。 脳と筋肉をつなぐ神経が異常をきたしていることで、体が動いてしまうのだ。 70代の高齢男性は、人生の大半を仕事に費やしている人が多い。そのため「夢の内容は、部下を怒っているなど、仕事がらみのケースが多い」(西多さん) という」、タチが悪い症状だ。
・『「夢遊病」との違いは?  レム睡眠行動障害による異常行動は、レム睡眠が出現しやすい睡眠後半(夜中から明け方)によく見られるが、高齢者は早寝早起きのため、夜中の早い時間帯に表れることもある。睡眠不足など睡眠の質が関係する場合もあるが、昼間に見られることはほぼないそうだ。 またレム睡眠行動障害の症状は、毎日出るというわけでもない。日によって出ない日もある。 なぜ出る日・出ない日があるかは、原因は解明されておらず、その出現頻度も個人差がある。 “寝ている間に体が動く”と聞くと、「夢遊病」を思い浮かべる人もいるかもしれない。だが、夢遊病とレム睡眠行動障害は別物だ。 夢遊病は子どもに多い睡眠時の行動障害だ。脳の一部分が未熟なため、夜に大声で泣く、ベッド付近をうろうろするといった行動をとり、成長するとたいていの場合は症状が消える。 「夢遊病は、夢で遊んでいるようなイメージですが、レム睡眠行動障害は夢の中でどなりつけているような状態で、ほとんどの患者さんは楽しそうではありません」(西多さん) 実はレム睡眠行動障害は、手足が震えたり、筋肉がこわばる「パーキンソン病」や、幻視が繰り返されたり、会話が理解できなくなる「レビー小体型認知症」といった神経系の病気の初期の症状の可能性がある。 パーキンソン病やレビー小体型認知症は、ノンレム睡眠とレム睡眠の切り替えをつかさどる脳部位に異常が生じることで発症する。その初期症状としてレム睡眠行動障害が表れていると考えられているのだ。 パーキンソン病は日本では約1000人に1~1.5人いるとされ(難病情報センター)、レビー小体型認知症は推定90万人以上の患者がいる(小阪憲司監修『レビー小体型認知症がよくわかる本』)。 「患者さんがレム睡眠行動障害を疑って病院を受診する場合は、最初に精神科や心療内科を訪れるケースが多いのですが、原因となる神経の病気がある場合もあるので、まずはMRI(磁気共鳴断層撮影)などがある大きな病院で脳の検査を受けてほしい。その後に脳神経内科や精神科のクリニックなどで診てもらったほうがよいでしょう 」(西多さん)) 現代の医療では、パーキンソン病やレビー小体型認知症は、進行を抑えることしかできない。 ただ、レム睡眠行動障害は、薬物治療で症状を改善することができる。抗てんかん薬のクロナゼパム(リボトリール、ランドセン)という昔から処方されている薬が使われており、最近では漢方薬などの選択肢も増えている。 日中の運動で睡眠の質を改善することで、寝ている間の異常行動を抑えられるのでは、という考えを持つ人もいるかもしれないが、「レム睡眠行動障害そのものは、生活習慣で改善できる次元をすでに超えており、治療の必要があります」と西多さんは警鐘を鳴らす』、「夢遊病とレム睡眠行動障害は別物だ。 夢遊病は子どもに多い睡眠時の行動障害だ。脳の一部分が未熟なため、夜に大声で泣く、ベッド付近をうろうろするといった行動をとり、成長するとたいていの場合は症状が消える。 「夢遊病は、夢で遊んでいるようなイメージですが、レム睡眠行動障害は夢の中でどなりつけているような状態で、ほとんどの患者さんは楽しそうではありません」(西多さん) 実はレム睡眠行動障害は、手足が震えたり、筋肉がこわばる「パーキンソン病」や、幻視が繰り返されたり、会話が理解できなくなる「レビー小体型認知症」といった神経系の病気の初期の症状の可能性がある・・・レム睡眠行動障害は、薬物治療で症状を改善することができる。抗てんかん薬のクロナゼパム(リボトリール、ランドセン)という昔から処方されている薬が使われており、最近では漢方薬などの選択肢も増えている」、なるほど。
・『寝室に危険なものを置かない  では、家での対策はどうしたらいいか。 家族が患者本人と一緒に寝ている場合は、家族が危険な目に遭う恐れもある。極端な話かもしれないが、例えば野球選手ならバットなど、普段使い慣れている仕事道具を寝室に置いてあれば、振り回してしまう可能性もまったくないわけではない。 西多さんも「寝室に危険なものを置かないことはもちろんですが、寝ている間に動く場合は治療の必要があるため、すぐに病院にいきましょう」と話す。 もしも家族や周りで、睡眠中に奇声をあげる、暴力的な行動をとる、といった症状が見られる人がいたら、すぐに医療機関を受診したほうがよいだろう』、「寝室に危険なものを置かないことはもちろんですが、寝ている間に動く場合は治療の必要があるため、すぐに病院にいきましょう」、暴力的といのは困ったことだ。放置せず、医療機関の診断を受けるべきだろう。
タグ:「普段から夢をよく覚えている5人(高想起群)と、普段の生活でほとんど夢を覚えていない5人(低想起群)・・・高想起者は低想起者よりレム睡眠の時間当たりにおける眼球運動の数が多かったのです。そして夢の内容の不安度が高かった」、なるほど。 「男性の患者が多い病気で、とくに70代の高齢者で問題となっているのが、レム睡眠行動障害だ」、興味深そうだ。 東洋経済オンライン医療取材チーム による「【寝ぼけ】「睡眠時の奇声」男性に多い病気の正体 自覚少なく、家族が気づいて病気がわかる例も」 実はレム睡眠行動障害は、手足が震えたり、筋肉がこわばる「パーキンソン病」や、幻視が繰り返されたり、会話が理解できなくなる「レビー小体型認知症」といった神経系の病気の初期の症状の可能性がある・・・レム睡眠行動障害は、薬物治療で症状を改善することができる。抗てんかん薬のクロナゼパム(リボトリール、ランドセン)という昔から処方されている薬が使われており、最近では漢方薬などの選択肢も増えている」、なるほど。 「寝室に危険なものを置かないことはもちろんですが、寝ている間に動く場合は治療の必要があるため、すぐに病院にいきましょう」、暴力的といのは困ったことだ。放置せず、医療機関の診断を受けるべきだろう。 「夢遊病とレム睡眠行動障害は別物だ。 夢遊病は子どもに多い睡眠時の行動障害だ。脳の一部分が未熟なため、夜に大声で泣く、ベッド付近をうろうろするといった行動をとり、成長するとたいていの場合は症状が消える。 「夢遊病は、夢で遊んでいるようなイメージですが、レム睡眠行動障害は夢の中でどなりつけているような状態で、ほとんどの患者さんは楽しそうではありません」(西多さん) 「レム睡眠行動障害の患者の場合は、レム睡眠中も体が動いてしまう。 脳と筋肉をつなぐ神経が異常をきたしていることで、体が動いてしまうのだ。 70代の高齢男性は、人生の大半を仕事に費やしている人が多い。そのため「夢の内容は、部下を怒っているなど、仕事がらみのケースが多い」(西多さん) という」、タチが悪い症状だ。 「悪夢にはストレスを軽減させる抗ストレス作用があると言われる。したがって必ずしも“悪夢=悪”ではない・・・適度な運動や、人との交流といった日中のストレス対策は、睡眠の質を改善し、悪夢の減少につながることがある・・・PTSD(心的外傷後ストレス障害)の人は、悪夢を頻繁に見る傾向にある」、なるほど。 「なぜ悪夢を見るのか。それは、扁桃体と呼ばれる、恐怖心や不快感といった感情に深く関わっている脳の部位が、レム睡眠中に過活動になっているためだとされる・・・睡眠時間が長くなると、睡眠の後半に出現しやすいレム睡眠の時間も長くなりがちです。昼まで寝ていると、レム睡眠が出現しやすくなります。起きがけに見る悪夢のため、その内容を覚えていることが多いです」、「昼まで寝ていると・・・起きがけに見る悪夢のため、その内容を覚えていることが多いです」、とは面白い指摘だ。 「レム睡眠は、眼球がキョロキョロと動く急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の頭文字から名づけられている。この間、体は休んでいるものの、脳は活動している。 一方、ノンレム睡眠はレム睡眠の逆で、体だけでなく脳も休息している・・・ノンレム睡眠(まどろみ期→軽睡眠期→深睡眠期)→レム睡眠〉が、1晩で4~5回繰り返され、夜明けになるにしたがってレム睡眠の持続時間が長くなる』、なるほど。 「レム睡眠の時間は平均で全睡眠時間の20~25%です。日本人の平均年齢から試算して人生の時間を90年とすると、睡眠の時間は30年、そして夢みる時間は6年から7年半となります」、意外に長いことに驚かされた。 東洋経済オンライン医療取材チームによる「【悪夢】頻繁に見る人に潜む病と「脳のカラクリ」 怖い夢には「抗ストレス作用」があるという説も」 「現代において明晰夢は、悪夢をみる患者の夢をポジティブに変容させるための支援法としても使用されているのです・・・成長とともに睡眠時間は短縮し、レム睡眠とノンレム睡眠の割合も変化します。その後、成年期以降から老年期まで、レム睡眠が約20%、ノンレム睡眠が約80%で維持されていきます」、なるほど。 という調査報告があります。 夢が色つきか白黒かを決めるのは、加齢という発達的要因と、白黒テレビからカラーテレビへの変化という社会文化的要因が関連しているのではないか」、なるほど。 さらに、夢の中に登場する自分の動きをコントロールすることができる人もいます。あたかも映画のディレクターのように、「夢なのだから……」とものを自由に取り出して事態の解決に役立てたり、自分が満足を得るような夢の結末になるように、途中から、あるいは最初から何度もやり直したりすることができる人もいます。 さらに夢の中でのひらめきを夢の中で記録することができるという人もいます・・・日本でいつもカラーの夢をみる人は、1993年には約20%でした。2009年には20代ではカラーの夢は50%以上、60代以上では10%以上 「明晰夢とは、「自分がいま夢をみていると自覚する夢」のことです。夢と現実の違いに気づくことをきっかけに、「夢をみている最中」だと自覚して、そのまま夢をみ続けることができる人もいれば、静かに、映画のように第三者的視点でみている人もいます。 「日本でいつもカラーの夢をみる人は、1993年には約20%でした。2009年には20代ではカラーの夢は50%以上、60代以上では10%以上という調査報告があります・・・夢が色つきか白黒かを決めるのは、加齢という発達的要因と、白黒テレビからカラーテレビへの変化という社会文化的要因が関連しているのではないか」、なるほど。 「人は一生のうちに6年から7年半もの時間、夢をみている」、「夢をみている」「時間」がそんなに長いとは初めて知った。 松田 英子氏による「「悪夢をよくみる人」に知ってもらいたい"夢"の話 なぜ夢を白黒でみる人とカラーの人がいるのか」 東洋経済オンライン (その4)(「悪夢をよくみる人」に知ってもらいたい"夢"の話 なぜ夢を白黒でみる人とカラーの人がいるのか、【悪夢】頻繁に見る人に潜む病と「脳のカラクリ」 怖い夢には「抗ストレス作用」があるという説も、【寝ぼけ】「睡眠時の奇声」男性に多い病気の正体 自覚少なく、家族が気づいて病気がわかる例も) 心理学
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医療問題(その40)(西川史子 脳出血再発のなぜ 専門医は「高血圧が原因でない可能性も」、あのモデルナが開発 mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信、医師が「がん患者」になってわかった頼れる情報源 科学的根拠のない話に惑わされないために) [生活]

医療問題については、昨年8月2日に取上げた。今日は、(その40)(西川史子 脳出血再発のなぜ 専門医は「高血圧が原因でない可能性も」、あのモデルナが開発 mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信、医師が「がん患者」になってわかった頼れる情報源 科学的根拠のない話に惑わされないために)である。

先ずは、昨年12月8日付けデイリー新潮「西川史子 脳出血再発のなぜ 専門医は「高血圧が原因でない可能性も」」を紹介しよう。
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12081102/?all=1
・『医師でタレントの西川史子(52)が脳出血を再発させていたと「女性セブン」(12月14日号)が報じた。彼女が最初に脳出血を発症したのは2021年8月。あれから2年、そんなに再発しやすい病なのだろうか。 過去に脳出血を発症した有名人は、俳優の塩見三省、夫婦漫才・大助花子の宮川大助、歌手の内藤やす子などがいるが、いずれもリハビリ後に仕事に復帰している。だが、西川のように再発するケースはあまり聞かない気がする。 山王メディカルセンターの脳血管センター長で東京女子医科大学名誉教授の内山真一郎医師に聞いた。 「脳出血の再発は珍しくありません。最も多い再発の原因は高血圧です。脳出血を起こした人は脳の血管がもろくなっていますから、血圧管理を怠ると再び出血することは十分あり得ます。西川さんの場合、まだお若いですし、太っているわけでもない。しかも、ご自身もドクターです。ただし、彼女のSNSを見ると、コレステロールとか血糖についての言及はありますが、なぜか血圧についての書き込みは見当たらない。私が診断したわけではないのでこれは想像ですが、彼女の脳出血には高血圧以外の特殊な要因が関係していたのかもしれません。例えば、脳血管の奇形などの可能性も考えられます」 50代で脳出血の発症といえば若いほうだ』、「私が診断したわけではないのでこれは想像ですが、彼女の脳出血には高血圧以外の特殊な要因が関係していたのかもしれません。例えば、脳血管の奇形などの可能性も考えられます」、なるほど。
・『脳卒中のひとつが脳出血  「50代前半だと若年性脳卒中と呼ばれます。脳の血管障害により突然、半身不随や言語障害などの症状が起こる病気の総称が、いわゆる脳卒中です。脳卒中には脳梗塞や脳出血、くも膜下出血が含まれますが、日本では脳卒中の4分の3を脳梗塞が占め、残りを脳出血とくも膜下出血が占めています。くも膜下出血の場合は50代くらいから発症しますが、脳梗塞と脳出血は高齢になるほど血管が老化するので起こりやすくなります。多くは70代以上です。そして脳梗塞も、脳出血と同じくらいの割合で再発します」 再発した場合、後遺症は重くなるのだろうか。 「出血や梗塞が脳のどの位置で、どのくらいの大きさで起こったかによって症状は変わってきます。脳幹出血の場合は1度の発症で亡くなってしまうこともあります。再発により後遺症が重くなるというよりも、1回目の発作で後遺症が残り、2回目の発作で新たな後遺症が加わることで重症化するわけです。何度も再発することで寝たきりになってしまう危険性もあります」 内山医師は、脳梗塞を発症した読売ジャイアンツの終身名誉監督・長嶋茂雄氏の主治医として知られる。脳梗塞と脳出血はどう違うのだろう。 「脳梗塞は脳の血管が詰まって脳の一部に血液が供給されなくなるために起こる病気です。脳出血は日本では“高血圧性脳出血”と呼ばれるように、高血圧によって脳の血管が破れて脳内に出血する病気です。血の塊が脳を圧迫することで起こります。くも膜下出血は脳の血管にできたこぶが破裂して頭蓋骨と脳の間に出血し、脳を圧迫する病気です。昔は脳出血のことを脳溢血と呼んでいて、日本では脳梗塞よりも多かった。最近は血圧の管理が良くなったため脳出血が減り、逆に食生活の欧米化により糖尿病や高脂血症の危険性が高まったため脳梗塞が増えています。もっとも、欧米では脳卒中のうち9割を脳梗塞が占めますが、日本はまだそこまでに至っていません」』、「昔は脳出血のことを脳溢血と呼んでいて、日本では脳梗塞よりも多かった。最近は血圧の管理が良くなったため脳出血が減り、逆に食生活の欧米化により糖尿病や高脂血症の危険性が高まったため脳梗塞が増えています。もっとも、欧米では脳卒中のうち9割を脳梗塞が占めますが、日本はまだそこまでに至っていません」、なるほど。
・『脳卒中の予防には  脳梗塞は血液ドロドロというイメージだろうか。 「まあ、そう考えてもらってもいいでしょう。その血液ドロドロの予防、血管の血栓症や閉塞を予防するために抗血小板薬や抗凝固薬といった薬を飲んでいる人は、脳出血を起こしやすい。最近は特に、抗血栓薬による脳出血が増えています」 脳梗塞の予防で飲んだ薬で脳出血に? 「そうです。また、コレストロールが低くなりすぎると、血管がもろくなって脳出血の原因となることもあります」 どういうタイプが発症しやすいのだろうか。 「脳卒中の最大の危険因子は高血圧です。脳梗塞の場合は糖尿病や高脂血症も危険因子となりますが、脳出血の危険因子にはなりません。脳出血の危険因子になるものとしては、大量の飲酒があります。お酒の飲み過ぎで肝臓を悪くすると血小板が減るため、血液が凝固されにくくなり、出血を起こしやすくなることがあります。また、喫煙は血管を詰まりやすくさせ、もろくもさせます。そのため動脈瘤の破裂も起こりやすくなります」 予防法としては何があるのだろう。 「脳出血は血圧の管理が非常に重要です。正常な血圧は130-80未満です。それを超えるようでしたら食事の塩分制限で血圧を下げ、それでも不十分なら血圧を下げる薬を飲まないといけません。脳梗塞まで広げるなら、糖尿病や高脂血症、肥満やメタボの対策も必要になります」  先生ご自身で気をつけていることは? 「僕は血圧が高いので塩分には気をつけていますし、血圧の薬も飲んでいます。後は肥満にならないようにカロリーや脂肪の取りすぎにも気をつけています。大それた運動はしていませんが、ウォーキングとストレッチくらいはやっています。そして睡眠は十分に取る。タバコはもともと吸いませんし、お酒はなるべく週末だけ、飲んでも1合くらいに止めています」 そうした生活で予防できるのは、脳卒中だけではないという。 「脳卒中の危険因子は、ほとんど認知症の危険因子と同じなのです。高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、大量飲酒、メタボ、慢性腎臓病……全部が両方の危険因子です。生活習慣で是正できるものをきちんと管理すれば、脳卒中のみならず認知症も予防できるのです」』、「脳卒中の危険因子は、ほとんど認知症の危険因子と同じなのです。高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、大量飲酒、メタボ、慢性腎臓病……全部が両方の危険因子です。生活習慣で是正できるものをきちんと管理すれば、脳卒中のみならず認知症も予防できるのです』、「生活習慣で是正できるものをきちんと管理すれば、脳卒中のみならず認知症も予防できる』、のであれば、是非きちんと「管理」したいものだ。

次に、本年1月25日付けNewsweek日本版「あのモデルナが開発、mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信」を紹介しよう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/01/post-103543_1.php
・『<死亡リスク65%減の報告も。人体に備わった免疫を利用して癌性腫瘍を破壊する仕組みのmRNA癌ワクチンの開発に期待が高まる> 研究者が癌に関する基礎科学の地平線を広げるなか、バイオテクノロジー企業は人体に備わった免疫を動員し、癌と戦おうとしている。 なかでも期待を集めるのが癌ワクチンの開発だ。まずAI(人工知能)を使い、免疫系に認識可能な癌性腫瘍の変異を特定。その上で免疫系が癌性腫瘍を見つけて破壊できるように、患者ごとにカスタマイズした個別化癌ワクチンを作る。 2017年、モデルナは製薬大手メルクと連携し、固形腫瘍を標的とする個別化癌ワクチンの臨床試験を始めている。ワクチンを設計するには患者の正常細胞と癌細胞のDNAの塩基配列を調べ、2つを比較して癌細胞に見られる数百~数千の変異を特定する。続いて強い免疫反応を引き起こす可能性が最も高い34種の変異を、AIを使って選ぶ。 AI学習用の生検サンプルは、大学の医療機関が提供する。AIには免疫学の原理を学ばせ、免疫細胞が最も認識しやすいタンパク質とアミノ酸の特徴を理解させる。 この情報を基に作られた個別化メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは、体内に入ると免疫反応を誘発。34種の変異のいずれかが見られる細胞を攻撃するよう設計された免疫細胞を体は大量生産する。 新型コロナウイルスのワクチン開発にも使われたmRNAは、細胞に指令を出して腫瘍の目印となるタンパク質を産生させる。十分な量のタンパク質が作られると、免疫系はこれを検知して異物と認定。異物を見つけて破壊する免疫細胞を作り始めるのだ』、「強い免疫反応を引き起こす可能性が最も高い34種の変異を、AIを使って選ぶ。 AI学習用の生検サンプルは、大学の医療機関が提供」、巧みな「ワクチン」製造法だ。
・『転移した癌細胞まで消滅  開発の土台にあるのは「免疫は癌に勝てるという確信」だと、モデルナのステファン・バンセルCEOは本誌に語る。確信の根拠は、健康な人の免疫系は癌細胞が腫瘍になる前に殺しているという単純な事実だ。 「20年前は分からなかったが癌はDNAの病気であり、DNAの変異が原因だ」と、バンセルは説明する。「癌はそれが発生した部位の病気だと、昔は考えられていた。だが腫瘤ができた臓器を見ただけで、その癌を発生させた仕組みは解明できないし、どんな遺伝子が転移や進行に関係しているかも分からない」 6月、モデルナとメルクはステージ3および4の悪性黒色腫患者を対象とした臨床試験についてmRNAワクチンと抗悪性腫瘍剤キイトルーダを併用した場合、遠隔転移や死亡のリスクが65%減少したと報告した』、「ステージ3および4の悪性黒色腫患者を対象とした臨床試験についてmRNAワクチンと抗悪性腫瘍剤キイトルーダを併用した場合、遠隔転移や死亡のリスクが65%減少したと報告」、なるほど。
・『「効く人と効かない人がいる理由は不明」だが  この数字は今後改善するとバンセルはみる。「ワクチンが効く人と効かない人がいる理由は不明だ。免疫には解明されていないことが多い。だが毎週のように新しい研究が発表されており、私は楽観視している」 サンフランシスコのバイオ企業ジェネンテックはドイツの製薬会社ビオンテックと組んで、個別化癌ワクチンを設計している。癌免疫学部門の副社長アイラ・メルマンらのチームは5月、ネイチャー誌に論文を発表。5年生存率が12%と致死性が高いタイプの膵臓癌患者16人に対するmRNAワクチンの効果を詳解した。 ワクチンは8人の患者の体内で膵臓癌を認識するT細胞を活性化させ、治療から1年半がたった時点で再発はなかった。うち1人のケースでは、T細胞が肝臓に転移した癌細胞まで消滅させたと考えられた。一方、ワクチンに反応しなかった8人は、平均1年余りで癌が再発した。 10月、ジェネンテックは世界の80近い医療機関で第II相臨床試験の被験者260人の募集を始めた。研究の進展とともに、ワクチンの効果は確実に上がっていくだろう』、「ワクチンは8人の患者の体内で膵臓癌を認識するT細胞を活性化させ、治療から1年半がたった時点で再発はなかった。うち1人のケースでは、T細胞が肝臓に転移した癌細胞まで消滅させたと考えられた。一方、ワクチンに反応しなかった8人は、平均1年余りで癌が再発した」、「ワクチン」への「反応」の有無はどんな条件で分かれるのだろうか、よく理解できなかった。

第三に、2月16日付け東洋経済オンラインが掲載した永寿総合病院がん診療支援・緩和ケアセンター長・緩和ケア病棟長の廣橋 猛氏による「医師が「がん患者」になってわかった頼れる情報源 科学的根拠のない話に惑わされないために」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/733841
・『2023年5月に甲状腺がんと診断された緩和ケア医師の廣橋猛氏。がんの緩和ケア医療を専門とし、医師として患者に正面から向き合ってきましたが、いざ自身ががん患者になると戸惑うことが多くあったといいます。特に診断初期には困惑したのが周りの人の「ある対応」でした。がん患者にとって、本当に大切なこととはなんなのか? 著書『緩和ケア医師ががん患者になってわかった 「生きる」ためのがんとの付き合い方』より、がん患者の当事者、特に診断初期の方に知っておいてもらいたい知識をご紹介します』、興味深そうだ。
・『科学的根拠のない話に惑わされるがん患者さんは少なくない  本当にがんになってしまったのか 家族にはなんて言う 一生がんと付き合っていかなければいけないのか この痛みは我慢するしかないのか  2023年、私は甲状腺がんと診断されました。 上記は手術を経た現在までに抱いた私の気持ちです。特に診断された当日は、頭のなかで得体のしれない不安がぐるぐると回り続けて「なんで自分が」という気持ちに心を支配されました。いつもがん患者さんに私が話してきたことが、まさか自分の身に降りかかってくるなんて思ってもみなかったのです。 また、普段は患者さんにこのようにしたらよいというアドバイスが次から次へと思い浮かぶのに、自分のこととなると頭のなかは真っ白でなにも思いつきませんでした。がんを専門に医療行為をしている医師なのに、です。 特に困惑したのはがんに関する怪しい情報がたくさん回ってきたことです。当時は、X(旧ツイッター)で甲状腺がんを公表したこともあって、実に多くの方が個人的に連絡をくださいました。もちろん、純粋な励ましの連絡が多かったのですが、なかにはいらぬ助言をしてくる人もいたのが事実です。) 「甲状腺がんは治療しない方がよい」 「食事療法をした方がよい」 「よく効くサプリメントを紹介したい」 「コロナワクチンは打たない方がよい」 これまでがん患者さんから聞かされていた、がんと明かすと怪しい情報を送ってくる人がいるという話が真実であったことに衝撃を受けました。 ただでさえ、インターネットには、がんに関する情報が無数に散らばっています。一般の人には、どれが正しい情報なのかわかりにくいでしょう。また、どの情報が正しいと確信を持てる人でなければ、さまざまな情報が入ってくるなかでなにを信じたらよいかわからなくなり、戸惑われることもあるはずです』、「普段は患者さんにこのようにしたらよいというアドバイスが次から次へと思い浮かぶのに、自分のこととなると頭のなかは真っ白でなにも思いつきませんでした。がんを専門に医療行為をしている医師なのに、です。 特に困惑したのはがんに関する怪しい情報がたくさん回ってきたことです」、なるほど。
・『怪しい情報に騙されてしまうケースも  実際、私が診ている患者さんのなかにも、偏った食事療法を信じてしまい、体調を崩してしまった方など、さまざまな方がいらっしゃいました。 糖質ががん細胞を増殖させるので、断食をしたらがんは死滅するという情報を信じてしまい、患者さん自身が衰弱してしまった人。四つ足の動物を食べるとよくないという情報を信じて、牛肉や豚肉を一切食べず、ずっと味気ない食生活を続けて抑うつになってしまった人。例を出したらキリがありませんが、怪しい情報に騙されて、かえって体調を崩してしまっては、がんとうまく付き合って生きていけるわけがありません。 患者さんだけではありません。ご家族がなんとか患者さんの病気をよくしたいと思って、根拠のない健康食品や生活習慣を患者さんに勧めてしまうこともあります。その結果、残念なことに最終的に健康に害が出て、命を縮めることになってしまうような方もいらっしゃるのです。 ただ、怪しい情報を伝えてくる人たちというのは、その大半は悪気があってではなく、よかれと思って自身が信じていることを伝えてくれているようです。だから、タチが悪いとも言えます。) がんは生死に関わる病気だからこそ、主治医からの情報や後述する情報サイトを信じるのが基本の姿勢として望ましいです。それ以外の怪しい情報を伝えてきた友人には、その気持ちだけお礼を伝えてやり過ごすのが吉です』、「私が診ている患者さんのなかにも、偏った食事療法を信じてしまい、体調を崩してしまった方など、さまざまな方がいらっしゃいました。 糖質ががん細胞を増殖させるので、断食をしたらがんは死滅するという情報を信じてしまい、患者さん自身が衰弱してしまった人・・・怪しい情報を伝えてくる人たちというのは、その大半は悪気があってではなく、よかれと思って自身が信じていることを伝えてくれているようです。だから、タチが悪いとも言えます」、なるほど。
・『がんに関する正しい情報を得る方法  がん患者さんが不安を抱える最大の原因は、先々の見通しがよくわからないことだと考えられます。ですから患者さんが知るべき情報は、治療内容と合併症、そして これからどうなっていくかということです。私が強くお勧めするのは、国立がん研究センターの「がん情報サービス」です。 こちらに記載されている多くの正しい情報は、漠然とした不安を解消し、これから歩んでいく方角を灯してくれる道標となってくれます。 例えば、日本人に多いがんのひとつである、大腸がんの手術を終えたあとについての記載を見てみましょう。 手術後の再発を防ぐ目的で、それなりに進行していたことを示すステージⅢであった患者さん、またはステージⅡでも再発の可能性が高いと考えられた患者さんの場合に、補助化学療法(抗がん剤治療)を行うことが推奨されていると記載されています。 これは抗がん剤を内服または点滴、もしくはその併用で行うもので、3〜 6カ月行うことが一般的とされています。 逆にこれより進行していない場合は、術後の補助治療は不要であるということです。手術の前にどれくらいのステージであるか予想はされているので、術後の治療 についてもイメージはしやすいでしょう。抗がん剤についても、使用する薬剤によって副作用は異なりますが、脱毛や吐き気、手先の痺れなどに注意が必要であるといった情報まで網羅されています。 もちろん、つらい情報が含まれることもあり、その情報をどう解釈すべきかについては、主治医に相談することが大切です』、「私が強くお勧めするのは、国立がん研究センターの「がん情報サービス」です。 こちらに記載されている多くの正しい情報は、漠然とした不安を解消し、これから歩んでいく方角を灯してくれる道標となってくれます・・・抗がん剤についても、使用する薬剤によって副作用は異なりますが、脱毛や吐き気、手先の痺れなどに注意が必要であるといった情報まで網羅されています。 もちろん、つらい情報が含まれることもあり、その情報をどう解釈すべきかについては、主治医に相談することが大切です」、なるほど。
・『緩和ケア医はどのように「がん情報サービス」を利用したのか?  私も甲状腺がんと診断されたときも、「がん情報サービス」にアクセスして、甲状腺乳頭がんの項目を熟読しました。私がとても気になっていたのは、甲状腺をすべて切除するのかどうかでした。 診てくれた医師からはおそらくすべて切除することになると言われていましたが、できれば 少しでも残せたらいいなという期待を持っていました。 というのも、甲状腺は甲状腺ホルモンをつくる大切な臓器であり、これがすべて切除されてなくなってしまうと、チラーヂンという甲状腺ホルモンの薬を飲んで補充しなければならなくなるからです。 甲状腺ホルモンをつくる機能は回復することはないので、一生飲み続ける必要があるでしょう。そのため、「できれば避けたいな……」 と思っていたのです(残念ながら結果は、全摘でした)。 がん情報サービスのサイトの内容では、手術の合併症の記載も役立ったと実感しています。合併症というのは、手術のミスではなく、どうしても手術する過程で生じてしまうやむを得ないものです。 甲状腺の横には副甲状腺というさらに小さな臓器があるのですが、例えば、ここが一緒に取れてしまう合併症に関する記載がありました。副甲状腺はカルシウムというミネラルの成分に関連する大切な部位のため、取れてしまうと術後にテタニーと呼ばれる低カルシウム血症の症状で痺れなどが出ることがあるとわかりました。実際、術後に低カルシウム血症にならないように、薬を飲むことになって、このときに情報を確認してよかったと思っています。) そして私が甲状腺がんの項目で最も気になったのが、術後に生じるかもしれないと記載のあった、反回神経麻痺でした。甲状腺の近くには、反回神経という発声や物の飲み込みに関わる神経が走っています。 手術でどうしてもこの神経が傷つくことがあり、そうなると声を出しにくくなったり、飲食でムセやすくなったりする合併症が生じるのです。こちらも事前に情報をチェックしていたことで診察のときに主治医の先生に気になる点を念入りに確認できました』、「私が甲状腺がんの項目で最も気になったのが、術後に生じるかもしれないと記載のあった、反回神経麻痺でした。甲状腺の近くには、反回神経という発声や物の飲み込みに関わる神経が走っています。 手術でどうしてもこの神経が傷つくことがあり、そうなると声を出しにくくなったり、飲食でムセやすくなったりする合併症が生じるのです。こちらも事前に情報をチェックしていたことで診察のときに主治医の先生に気になる点を念入りに確認できました」、使い勝手がよさそうだ。
・『科学的根拠に基づいたものだけが記載されている  私はこういった情報をがん情報サービスで得ることで、想定される治療期間を理解でき、仕事をどれくらい休めばよいのかといった準備がしやすくなりました。また、治療後に生じる合併症などの情報により、生活への影響もイメージすることができ、正しい情報が身を助けてくれたと実感しています。 がん情報サービスにはあらゆる種類のがんに関して、患者さんが知っておくべき基本的な情報が網羅されています。こちらの内容はすべて科学的根拠に基づいたものだけが記載されており、基本的には誤りはありません。 まずは、すべての患者さんがこちらの情報を確認するべきだと、私の経験則から強くお伝えしたいです』、「私はこういった情報をがん情報サービスで得ることで、想定される治療期間を理解でき、仕事をどれくらい休めばよいのかといった準備がしやすくなりました。また、治療後に生じる合併症などの情報により、生活への影響もイメージすることができ、正しい情報が身を助けてくれたと実感しています」、すごく有用な「サービス」のようなので、活用したい。
タグ:著書『緩和ケア医師ががん患者になってわかった 「生きる」ためのがんとの付き合い方』 廣橋 猛氏による「医師が「がん患者」になってわかった頼れる情報源 科学的根拠のない話に惑わされないために」 東洋経済オンライン 「ワクチンは8人の患者の体内で膵臓癌を認識するT細胞を活性化させ、治療から1年半がたった時点で再発はなかった。うち1人のケースでは、T細胞が肝臓に転移した癌細胞まで消滅させたと考えられた。一方、ワクチンに反応しなかった8人は、平均1年余りで癌が再発した」、「ワクチン」への「反応」の有無はどんな条件で分かれるのだろうか、よく理解できなかった。 「ステージ3および4の悪性黒色腫患者を対象とした臨床試験についてmRNAワクチンと抗悪性腫瘍剤キイトルーダを併用した場合、遠隔転移や死亡のリスクが65%減少したと報告」、なるほど。 「強い免疫反応を引き起こす可能性が最も高い34種の変異を、AIを使って選ぶ。 AI学習用の生検サンプルは、大学の医療機関が提供」、巧みな「ワクチン」製造法だ。 Newsweek日本版「あのモデルナが開発、mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信」 「脳卒中の危険因子は、ほとんど認知症の危険因子と同じなのです。高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、大量飲酒、メタボ、慢性腎臓病……全部が両方の危険因子です。生活習慣で是正できるものをきちんと管理すれば、脳卒中のみならず認知症も予防できるのです』、「生活習慣で是正できるものをきちんと管理すれば、脳卒中のみならず認知症も予防できる』、のであれば、是非きちんと「管理」したいものだ。 「私はこういった情報をがん情報サービスで得ることで、想定される治療期間を理解でき、仕事をどれくらい休めばよいのかといった準備がしやすくなりました。また、治療後に生じる合併症などの情報により、生活への影響もイメージすることができ、正しい情報が身を助けてくれたと実感しています」、すごく有用な「サービス」のようなので、活用したい。 「私が甲状腺がんの項目で最も気になったのが、術後に生じるかもしれないと記載のあった、反回神経麻痺でした。甲状腺の近くには、反回神経という発声や物の飲み込みに関わる神経が走っています。 手術でどうしてもこの神経が傷つくことがあり、そうなると声を出しにくくなったり、飲食でムセやすくなったりする合併症が生じるのです。こちらも事前に情報をチェックしていたことで診察のときに主治医の先生に気になる点を念入りに確認できました」、使い勝手がよさそうだ。 「私が強くお勧めするのは、国立がん研究センターの「がん情報サービス」です。 こちらに記載されている多くの正しい情報は、漠然とした不安を解消し、これから歩んでいく方角を灯してくれる道標となってくれます・・・抗がん剤についても、使用する薬剤によって副作用は異なりますが、脱毛や吐き気、手先の痺れなどに注意が必要であるといった情報まで網羅されています。 もちろん、つらい情報が含まれることもあり、その情報をどう解釈すべきかについては、主治医に相談することが大切です」、なるほど。 「私が診ている患者さんのなかにも、偏った食事療法を信じてしまい、体調を崩してしまった方など、さまざまな方がいらっしゃいました。 糖質ががん細胞を増殖させるので、断食をしたらがんは死滅するという情報を信じてしまい、患者さん自身が衰弱してしまった人・・・怪しい情報を伝えてくる人たちというのは、その大半は悪気があってではなく、よかれと思って自身が信じていることを伝えてくれているようです。だから、タチが悪いとも言えます」、なるほど。 「普段は患者さんにこのようにしたらよいというアドバイスが次から次へと思い浮かぶのに、自分のこととなると頭のなかは真っ白でなにも思いつきませんでした。がんを専門に医療行為をしている医師なのに、です。 特に困惑したのはがんに関する怪しい情報がたくさん回ってきたことです」、なるほど。 「昔は脳出血のことを脳溢血と呼んでいて、日本では脳梗塞よりも多かった。最近は血圧の管理が良くなったため脳出血が減り、逆に食生活の欧米化により糖尿病や高脂血症の危険性が高まったため脳梗塞が増えています。もっとも、欧米では脳卒中のうち9割を脳梗塞が占めますが、日本はまだそこまでに至っていません」、なるほど。 「私が診断したわけではないのでこれは想像ですが、彼女の脳出血には高血圧以外の特殊な要因が関係していたのかもしれません。例えば、脳血管の奇形などの可能性も考えられます」、なるほど。 デイリー新潮「西川史子 脳出血再発のなぜ 専門医は「高血圧が原因でない可能性も」」 (その40)(西川史子 脳出血再発のなぜ 専門医は「高血圧が原因でない可能性も」、あのモデルナが開発 mRNA「がんワクチン」...死亡リスク65%減少は「さらに改善する」とCEOは自信、医師が「がん患者」になってわかった頼れる情報源 科学的根拠のない話に惑わされないために) 医療問題
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酒(その1)(山崎元 最後に贈る「ウィスキー」ガイド、厚労省の「飲酒ガイドライン」登場 アルコール度数×摂取量で適切に管理を) [生活]

今日は、酒(その1)(山崎元 最後に贈る「ウィスキー」ガイド、厚労省の「飲酒ガイドライン」登場 アルコール度数×摂取量で適切に管理を)を取上げよう。

先ずは、昨年12月20日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した経済評論家で「食道癌」で死亡した山崎 元氏による「山崎元、最後に贈る「ウィスキー」ガイド:本稿は、ウィスキーの飲み方、楽しみ方を説明するための、全国の酒友にお送りする、筆者のたぶん最後のウィスキーの飲み方ガイドである」を紹介しよう。。
https://diamond.jp/articles/-/336141
・『ウィスキーを楽しむための5つのポイントを解説  筆者は昨年の8月に食道癌と診断された。基本的には禁酒を言い渡される病気であり、その通りにした。一方、ウィスキーは趣味だといえるレベルにはならなかったが、筆者の長年の友達だった。 今さら自慢しても仕方がないのだが、その診断後に、筆者が、全国の酒友および潜在的な酒友に向かって「お酒を飲むな」「ウィスキーを飲むな」と言ったことは一度もない。これは、声を大にして言っておきたい。 経緯の諸々については、「山崎さんの飲み方では、胃の中では水割りだけど、食道ではストレートですね」という友人の言葉から、事情を察してくれるとありがたい。 以下、ウィスキーについて、(1)正しい飲み方、(2)価格、(3)味の覚え方、(4)ボトラーズ物の味の楽しみ方、(5)ハイボールについて、思うところをお伝えする』、興味深そうだ。
・『(1)正しい飲み方〜オンザロックが密かに軽蔑されるワケ〜  ウィスキーに力を入れたバーでは、店主と客が、オンザロック(氷を入れたグラスに酒を注ぐ飲み方)でウィスキーを飲む客を密かにばかにしている。 ウィスキーは香りを楽しむお酒なのに、温度を下げて香りを殺すからだ。 通常のテイスティングは、香りだけを楽しむ→口中に当たった感じの印象を楽しむ→口の中で味わう→飲み込んだ後の戻り香を楽しむ、と進むが、最後が問題だ。 リスクを取って、それでもストレートにするか、常温の水で1:2、ないし1:3、あるいはそれ以上に割るかどうかは、あなたの問題だ。 一般に欧米の常識では、完成品のお酒を薄めて飲むことは例外的だ。しかし、ウィスキーの場合は度数が高いし、特に日本人は高い度数に強くない。 この状況を前にしたときに「ロックで頼む!」というオーダーは、お酒は濃いし、香りは殺すしで、何もいいことがないのだから、「分かっていないなあ」と思われてしまうのだ。 なお、ウィスキーをソーダ(炭酸水)で割ったハイボールについては、(5)で後述したい』、「「ロックで頼む!」というオーダーは、お酒は濃いし、香りは殺すしで、何もいいことがないのだから、「分かっていないなあ」と思われてしまうのだ」、その通りだ。
・『(2)価格  息子世代に向けたメッセージとして筆者は、「友人たちが飲んでいるものよりも1クラスいいものを飲め」と伝えている。 サントリーのラインナップで伝えるなら、友人たちが「角瓶」を飲んでいるなら、自分一人で飲むときには「白州」や「山崎」のノンエイジ(年数表記なし)を飲むイメージだ。) 筆者個人の感想としては、ハイボールなら、ノンエイジははっきり「白州」の方がおいしいように思う。ただし、12年以上のもので比較すると、「山崎」の方が「白州」よりも明らかに出来が良いように思われる。早く偉くなって確認してみてほしい』、「ハイボールなら、ノンエイジははっきり「白州」の方がおいしいように思う。ただし、12年以上のもので比較すると、「山崎」の方が「白州」よりも明らかに出来が良いように思われる」、なるほど。
・『(3)味の覚え方〜オフィシャルボトルの「縦飲み」から〜  多くの方がご存じのように、ウィスキーは、幾つかの代表的な地域と蒸留所ごとのモルトの銘柄を覚えると、語ることができるようになる。 このモルトを覚える有効で正しい手順として、蒸留所自身が自分でボトリングした「オフィシャルボトル」の熟成年数を上げていく「縦飲み」をお勧めしたい。 蒸留所からボトリング業者が樽(たる)を買い付ける「ボトラーズ物」を飲むよりも圧倒的に数が多くて、品質が蒸留所の認める味にコントロールされていてバラツキが少なく、蒸留所ごとの個性をより正確に把握しやすい。 蒸留所単位で具体的な銘柄を挙げると、「ラフロイグ」「ラガヴーリン」「スプリングバンク」「マッカラン」「グレンファークラス」は有力候補だ。 オフィシャルボトルの縦飲みで蒸留所の個性を知っておくと、その後に銘柄単位の味を語る場合の判断基準や語彙(ごい)に自信が持てるようになる。 この、オフィシャルボトルの縦飲みの方法は、赤坂にあった旧知のバーのバーマンに、「オフィシャルに帰れ!」の言葉と共に教えてもらったノウハウなので、この機会にぜひお伝えしておきたい。 その後に、個性は豊かだが、品質にバラツキがある「ボトラーズ物」を評価し、表現するときに大いに役に立つはずだ』、「縦飲み」は確かにいい方法だ。私もスコットランドのインバネスのホテルに泊まった際に、ベル・ウィスキーの営業の人間から「縦飲み」で指導され、理解が深まった記憶がある。
・『(4)「ボトラーズ物」の味の楽しみ方  ボトラーズ物は、瓶詰め業者が蒸留所から樽を買い付けて、通常は数百本単位でボトリングしたものだ。同様な熟成年数の物は、オフィシャルボトルよりも価格が安い。オフィシャルボトルからの味のずれ方はさまざまのはずだ。 味に関しては、「外れ!」の物もあるし、「当たり!」もあって、バラツキが大きい。もちろん「当たり!」を探すのだが、ウィスキーに重点を置いたバーでは常連たちが「今度の○○(ボトラー)の、△△(モルトの銘柄)、××(熟成年数)物は、出来が良いから早く飲んでおいた方がいいよ…」などと話題になるはずだ。彼らも価格は安い方がいいし、「新しいもの」は話題としてちょうどいいからだ。 「今度のケイデンヘッドで、スプリングバンクの15年物は、年数以上のシェリー樽感があって、なかなかいい感じではないでしょうかね」などと話が進むイメージだ。 ぜひ会話に加わって、いい「お酒友達」を増やしてほしい』、想像するだけで楽しそうだ。 
・『(5)「ハイボール」は「別物」でいいのではないか  さて、ハイボールについて考えてみよう。 ハイボールは、テイスティングに関して一家言あるバーマンや常連客も、テイスティングとは「別枠」の、「カクテル」のような飲み物だと考えてくれていると思っていいのではないだろうか。 常温の水割りとは味がすっかり異なるし、何よりも現実のウィスキーマニアたちが、ハイボールを頻繁に注文しているからだ。) 現実問題として、長い夜の間には彼らも喉が渇く。そして、ビールで口直しをしたい半分弱くらいの人を除くと、ウィスキーの味が好きなので、ハイボールを注文して喉の渇きを癒やす。 ハイボールを注文することに不自然さはないはずだ。 筆者個人の感慨としては、かつて漫画仕立ての拙著『マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方』(講談社)の結論部分に、キャラクターとしての「ヤマザキ先生」が、「人生は美味いハイボールを飲むためにある」と言っている場面があるので、この部分と何とか(ぎりぎり)矛盾しないウィスキーガイドなったことが幸いだ。 改めて確認するが、読者はお酒を飲んでも飲まなくてもいい。これは、ウィスキーについても同様だ。 ただし、個人的な思いとして筆者は、ウィスキーを楽しんでくれる人が増えることを願っている。 私は、ウィスキーに対して長年の付き合いに大いに感謝している。ウィスキーよありがとう!』、私は昔はウィスキー派だったが、現在はワインや焼酎派だが、気持ちは理解できる。山崎氏のご冥福を祈る。

次に、3月27日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した医学ライターの井手ゆきえ氏による「厚労省の「飲酒ガイドライン」登場、アルコール度数×摂取量で適切に管理を」を紹介しよう。
・『2月19日、厚生労働省から国内初の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(飲酒GL)」が公表された。 20歳以上の健康な成人を対象としたもので、個々の適切な飲酒量と飲酒行動の判断の目安として利用してほしいという。 年齢や性別による飲酒リスクを提示しているのが特徴で、たとえば高齢者は若いときより体内の水分量が減少し、同じ量のアルコールでも酔いやすく、一定量を超えると認知症リスクが上昇する、などと具体的に書かれている。 行動面のリスクでは、過度な摂取で運動機能や集中力の低下が生じ、事故やけが、他者とのトラブル、社用パソコンの紛失、そのほかに飲酒運転や未成年への飲酒強要など、法律違反に当たるケースも記載された。 健康との関連では、日本人のエビデンスに基づいて、性別の飲酒量と疾病リスクが掲載された。 男性では、少量飲酒で高血圧、胃がん、食道がんの発症リスクが上昇。さらに純アルコール量換算で週150グラム以上の飲酒では脳出血、大腸がん、前立腺がんの発症リスクが、週300グラム以上では、脳梗塞などのリスクが上昇するとしている。 女性は男性より体内の水分量が少なく、アルコール分解能が低い。また、女性ホルモンの働きでアルコールの影響を受けやすい。 そのため、少量飲酒で脳出血、高血圧リスクが上昇。週75グラム以上で脳梗塞リスク、100グラム以上で乳がんリスク、150グラム以上で胃がん、大腸がん、肝がんの発症リスクが上昇するという。 純アルコール量の換算方法は、「摂取量(ミリリットル)×アルコール度数(%)×0.8(アルコールの比重)」だ。アルコール度数5%のビール500ミリリットル缶では、「500×0.05×0.8=20グラム」。毎日1本飲み続ければ、すぐに週150グラム近くになる。適度に「休肝日」を設けるべきだろう。 飲酒GLの適切な使い方は、食物のカロリー量のように純アルコール量を飲酒の目安にすることだ。我慢しすぎない程度に調整していこう。ただし休前日の「チート飲み(注)」だけはお勧めしない』、「健康との関連では、日本人のエビデンスに基づいて、性別の飲酒量と疾病リスクが掲載された。 男性では、少量飲酒で高血圧、胃がん、食道がんの発症リスクが上昇。さらに純アルコール量換算で週150グラム以上の飲酒では脳出血、大腸がん、前立腺がんの発症リスクが、週300グラム以上では、脳梗塞などのリスクが上昇するとしている。 女性は男性より体内の水分量が少なく、アルコール分解能が低い。また、女性ホルモンの働きでアルコールの影響を受けやすい。 そのため、少量飲酒で脳出血、高血圧リスクが上昇。週75グラム以上で脳梗塞リスク、100グラム以上で乳がんリスク、150グラム以上で胃がん、大腸がん、肝がんの発症リスクが上昇するという」、ずいぶん重々しく、飲む気が失せるような代物だ。
(注)チート:ゲームなどでのいかさまの意味だが、飲みがつくた適当な訳はなさそうだ。
なお、飲酒ガイドラインは、https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001211974.pdf
タグ: 「「ロックで頼む!」というオーダーは、お酒は濃いし、香りは殺すしで、何もいいことがないのだから、「分かっていないなあ」と思われてしまうのだ」、その通りだ。 興味深そうだ。 山崎 元氏による「山崎元、最後に贈る「ウィスキー」ガイド:本稿は、ウィスキーの飲み方、楽しみ方を説明するための、全国の酒友にお送りする、筆者のたぶん最後のウィスキーの飲み方ガイドである」 ダイヤモンド・オンライン (その1)(山崎元 最後に贈る「ウィスキー」ガイド、厚労省の「飲酒ガイドライン」登場 アルコール度数×摂取量で適切に管理を) 井手ゆきえ氏による「厚労省の「飲酒ガイドライン」登場、アルコール度数×摂取量で適切に管理を」 私は昔はウィスキー派だったが、現在はワインや焼酎派だが、気持ちは理解できる。山崎氏のご冥福を祈る。 想像するだけで楽しそうだ。 「縦飲み」は確かにいい方法だ。私もスコットランドのインバネスのホテルに泊まった際に、ベル・ウィスキーの営業の人間から「縦飲み」で指導され、理解が深まった記憶がある。 「ハイボールなら、ノンエイジははっきり「白州」の方がおいしいように思う。ただし、12年以上のもので比較すると、「山崎」の方が「白州」よりも明らかに出来が良いように思われる」、なるほど。 (注)チート:ゲームなどでのいかさまの意味だが、飲みがつくた適当な訳はなさそうだ。 なお、飲酒ガイドラインは、https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001211974.pdf スク、100グラム以上で乳がんリスク、150グラム以上で胃がん、大腸がん、肝がんの発症リスクが上昇するという」、ずいぶん重々しく、飲む気が失せるような代物だ。 「健康との関連では、日本人のエビデンスに基づいて、性別の飲酒量と疾病リスクが掲載された。 男性では、少量飲酒で高血圧、胃がん、食道がんの発症リスクが上昇。さらに純アルコール量換算で週150グラム以上の飲酒では脳出血、大腸がん、前立腺がんの発症リスクが、週300グラム以上では、脳梗塞などのリスクが上昇するとしている。 女性は男性より体内の水分量が少なく、アルコール分解能が低い。また、女性ホルモンの働きでアルコールの影響を受けやすい。 そのため、少量飲酒で脳出血、高血圧リスクが上昇。週75グラム以上で脳梗塞リ
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健康(その27)(最悪の場合「緑内障」になってしまう…「最近、視力が落ちている」という人が飲み過ぎてはいけない飲み物 これを取り過ぎると眼圧が上がる、11日間 眠らずに起き続けると人はどうなる?高校生による実験の「恐るべき結果」 『ニュートン超図解新書 最強に面白い 睡眠』、健康意識が高い人は注意「塩分 糖分は控えめ」の罠 悪者にされがちだが、不足するリスクも大きい) [生活]

健康については、本年2月28日に取上げた。今日は、(その27)(最悪の場合「緑内障」になってしまう…「最近、視力が落ちている」という人が飲み過ぎてはいけない飲み物 これを取り過ぎると眼圧が上がる、11日間 眠らずに起き続けると人はどうなる?高校生による実験の「恐るべき結果」 『ニュートン超図解新書 最強に面白い 睡眠』、健康意識が高い人は注意「塩分 糖分は控えめ」の罠 悪者にされがちだが、不足するリスクも大きい)である。

先ずは、2月21日付けPRESIDENT Onlineが掲載した医療法人 社団済安堂理事長 井上眼科病院院長の井上 賢治氏による「最悪の場合「緑内障」になってしまう…「最近、視力が落ちている」という人が飲み過ぎてはいけない飲み物 これを取り過ぎると眼圧が上がる」を紹介しよう。
https://president.jp/articles/-/78711
・『視力を落とさないためにはどうすればいいのか。眼科医の井上賢治さんは「眼圧を上げるような生活習慣を避けることが重要だ。特に緑内障は生活習慣との関連が指摘されていて、視力低下の原因にもなる」という――。 ※本稿は、井上賢治『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』(世界文化社)の一部を再編集したものです』、「緑内障」は失明につながる恐ろし病気なので、興味深そうだ。
・『気を付けたい「緑内障になる生活習慣」  緑内障の原因はわからないことも多いですが、多くの生活習慣病と同じく、加齢や体に負担となる生活習慣が関わっているのは確かです。 実は、毎日特に意識することなく繰り返している生活習慣の中に、眼圧を上げてしまったり、目に負担をかける可能性があるNG行動があります。 それは、かたよった食事や、運動不足、喫煙やストレス、睡眠不足といった生活習慣などです。これらが糖尿病や動脈硬化、心臓病や脳卒中などの病気につながってしまうことは、皆さんもよくご存知でしょう。 年齢を重ねるのは止められませんが、生活習慣を改善することで、老化スピードを落としたり、病気を予防したりすることはできます。 健康的な生活習慣は、目のためにも大切なことなのです』、「毎日特に意識することなく繰り返している生活習慣の中に、眼圧を上げてしまったり、目に負担をかける可能性があるNG行動があります。 それは、かたよった食事や、運動不足、喫煙やストレス、睡眠不足といった生活習慣などです・・・年齢を重ねるのは止められませんが、生活習慣を改善することで、老化スピードを落としたり、病気を予防したりすることはできます。 健康的な生活習慣は、目のためにも大切なことなのです」、なるほど。
・『「うつ伏せ」で緑内障リスクが高まる  NG行動で特に重要なのは、直接的に眼圧を上げてしまう可能性がある行動です。 うつ伏せやうつむく姿勢、逆立ちなど、目の前面や頭を下にするような姿勢は、眼圧を上昇させるためできるだけ控えましょう。 仕事の合間に眠くなって、机につっぷして居眠りする。 腹ばいになって本を読んだりタブレットで動画を見たりする。 そんな何気なくしている行動が、眼圧を上げてしまうかもしれないのです』、「うつ伏せやうつむく姿勢、逆立ちなど、目の前面や頭を下にするような姿勢は、眼圧を上昇させるためできるだけ控えましょう。 仕事の合間に眠くなって、机につっぷして居眠りする。 腹ばいになって本を読んだりタブレットで動画を見たりする。 そんな何気なくしている行動が、眼圧を上げてしまうかもしれないのです」、大いに気を付けたい。
・『イライラすると眼圧が急上昇  また、現代人は誰もが多少のストレスを抱えています。ストレスはあらゆる病気と関係していますが、緑内障も例外ではありません。 ストレスが血圧を上げ、眼圧に影響することも考えられます。 網膜への血流も悪くなり、視神経にもダメージを与えることがあるかもしれません。 急に興奮したりイライラしたりすることで眼圧が急上昇し、緑内障発作を引き起こすこともないとは言えません。 完全にストレスのない生活を送るのは難しいものですが、ストレスのもとになることを避けたり、ストレスを解消する術を身につけておきたいですね。 避けたいNG行動をご紹介します。すべてをやめるのは難しいでしょうから、できる範囲、続けられる範囲で試してみてください。 緑内障と診断された人は点眼薬による治療をしっかり続けながら、生活習慣を改善し、悪化を防ぎましょう』、「ストレスのもとになることを避けたり、ストレスを解消する術を身につけておきたいですね」、なるほど。
・『暗いところでものを見てはいけない理由  暗いところでものを見るのはNG行動です。暗いとよく見えないだけでなく、眼圧にもよくありません。 暗いところでは、光をたくさん取り込もうとして瞳孔が開きます。瞳孔が開いているとき虹彩は縮み、厚くなっています。そして虹彩が厚くなることで隅角が狭くなり、房水の流れが妨げられて、眼圧が上がってしまうのです。 本を読んだり細かい作業をしたりするときは、手元や部屋を十分に明るくするようにしましょう。 【図表1】暗い場所では隅角が狭くなる出所=『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』』、「暗いところでは、光をたくさん取り込もうとして瞳孔が開きます。瞳孔が開いているとき虹彩は縮み、厚くなっています。そして虹彩が厚くなることで隅角が狭くなり、房水の流れが妨げられて、眼圧が上がってしまうのです。 本を読んだり細かい作業をしたりするときは、手元や部屋を十分に明るくするようにしましょう」、なるほど。
・『「うつむく姿勢」にならない  読書や動画の視聴に夢中になって、うつむいた姿勢をとり続けることはありませんか? 顔が下を向くと、水晶体が下=目の前方に落ちてきて、虹彩を前方に押し、隅角を狭くしてしまいます。 そのため長時間その姿勢でいると、眼圧が上がってしまいます。 手元の作業をするときは、うつむいた姿勢にならないように椅子や机を調節し、背筋を伸ばしたよい姿勢を保ちましょう。 また、ときどき目を閉じて上を向き、休憩するのもおすすめです。 【図表2】うつむくと隅角が狭くなる出所=『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』』、「顔が下を向くと、水晶体が下=目の前方に落ちてきて、虹彩を前方に押し、隅角を狭くしてしまいます。 そのため長時間その姿勢でいると、眼圧が上がってしまいます。 手元の作業をするときは、うつむいた姿勢にならないように椅子や机を調節し、背筋を伸ばしたよい姿勢を保ちましょう。 ま喫煙者は、非喫煙者に比べて緑内障や加齢黄斑変性などの病気の発症リスクが何倍も高いことがわかっています・・・さらに、喫煙によって上強膜静脈の血管が収縮して房水の排出が減ったり、視神経乳頭た、ときどき目を閉じて上を向き、休憩するのもおすすめです」、意識して気を付けるようにした方がよさそうだ。
・『喫煙者は緑内障発症リスクが高い  喫煙者は、非喫煙者に比べて緑内障や加齢黄斑変性などの病気の発症リスクが何倍も高いことがわかっています。 また、喫煙後に眼圧が5mmHg以上、上がる人は、「健康な人に比べて原発開放隅角緑内障患者が多かった」という報告もあります。 さらに、喫煙によって上強膜静脈の血管が収縮して房水の排出が減ったり、視神経乳頭への血流が悪くなるとも考えられており、目の健康を守るうえでは禁煙は絶対条件です。 【図表3】喫煙による目への影響出所=『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』』、「喫煙によって上強膜静脈の血管が収縮して房水の排出が減ったり、視神経乳頭への血流が悪くなるとも考えられており、目の健康を守るうえでは禁煙は絶対条件です」、私も最近、禁煙をしたが、それまで50年以上、喫煙を続けていただけに、「緑内障や加齢黄斑変性などの病気の発症リスクが何倍も高い」ことは覚悟しなければならないようだ。
・『「コンタクトレンズをつけて寝る」とどうなるか  強度近視は緑内障のリスクです。緑内障の患者さんでコンタクトレンズを使っている人は多いと思います。 コンタクトレンズは目の外に装着するので、緑内障の原因にはなりませんし、緑内障になってもコンタクトレンズは使えます。 ただし、緑内障の手術をした場合、その方法によっては、術後、コンタクトレンズを使えないケースもあります。 また、コンタクトレンズは使用方法を守り、清潔に扱うようにし、装用時間は長くても12時間程度にとどめます。 つけたまま寝ると、角膜が酸素不足になり、視神経がダメージを受ける可能性があります。 点眼薬は、コンタクトレンズがハードかソフトか、どんな点眼薬かによってレンズの上からさせるかどうかが違いますので、医師の指示に従うようにしてください。 メガネよりも角膜に傷がついたり、感染を起こしたりというリスクが高いので、正しく使うことが大切です。 カラーコンタクトレンズも含めて、眼科医に処方してもらって正規のルートで購入しましょう』、「コンタクトレンズは使用方法を守り、清潔に扱うようにし、装用時間は長くても12時間程度にとどめます。 つけたまま寝ると、角膜が酸素不足になり、視神経がダメージを受ける可能性があります・・・メガネよりも角膜に傷がついたり、感染を起こしたりというリスクが高いので、正しく使うことが大切です」、なるほど。
・『「いびきがひどい人」は緑内障が悪化しやすい  時間的には寝ているはずなのに、寝起きがスッキリしない人、昼間にひどい眠気におそわれる人、家族に「いびきがひどい」と言われる人は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。 睡眠時無呼吸症候群は緑内障を悪化させる可能性があります。 メカニズムは、はっきりわかっていませんが、無呼吸によって低酸素状態になることが、網膜や視神経にダメージを与えるのではないかと考えられています』、「睡眠時無呼吸症候群」で「無呼吸によって低酸素状態になることが、網膜や視神経にダメージを与えるのではないかと考えられています」、なるほど。
・『睡眠時無呼吸症候群のうち緑内障は7.2%  また、睡眠時無呼吸症候群の患者のうち、緑内障を有する割合は日本では7.2%で、欧米における緑内障を有する割合(2%)と比べて多かったという報告もあります。 睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に10秒以上呼吸が止まる無呼吸発作を、1時間に5回以上繰り返す状態を言います。 睡眠中に舌の根元が落ち込んで気道をふさぐのが原因で、肥満や小さい顎、飲酒などがリスクになります。 治療するためには病院にかかる必要がありますが、耳鼻科や一般内科などさまざまな診療科で相談できるほか、睡眠外来がある病院もあります』、「睡眠時無呼吸症候群の患者のうち、緑内障を有する割合は日本では7.2%で、欧米における緑内障を有する割合(2%)と比べて多かったという報告もあります」、なるほど。
・『紫外線は避けた方がいい  紫外線は体の細胞の老化を早めます。 目も例外ではなく、長時間紫外線を浴び続けると、光が通過する角膜や水晶体、光が届く網膜や視神経の細胞がダメージを受けてしまいます。 日本で紫外線が最も強いのは7?8月ですが、真冬でも曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。 紫外線対策をしないで外出するのは、どの季節でも控えましょう。 また、紫外線は窓を通って部屋の中にも入ってきますから、日中はレースカーテンを使うのもおすすめです。 【図表4】紫外線は細胞の老化を加速出所=『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』』、「長時間紫外線を浴び続けると、光が通過する角膜や水晶体、光が届く網膜や視神経の細胞がダメージを受けてしまいます・・・紫外線対策をしないで外出するのは、どの季節でも控えましょう」、なるほど。
・『緑内障の人はトランペットを吹いてはいけない  トランペットを優しく吹くと眼圧が0.88mmHg/秒上がり、激しく吹くと12秒間で眼圧が24?46mmHg上昇したという報告があります。 風船や浮き輪をふくらませるときも同様ですが、息を吐くときに圧がかかるのが問題なのです。 管楽器を演奏することがある人は、やめるのが望ましいのですが、仕事などでやめられない場合もあるでしょう。そのようなときは、どのくらい使用してよいか、どのような使い方をすればよいかなど、医師と相談してください。 【図表5】強く吹くと眼圧が上がる出所=『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』 目にゴミが入ったときや、花粉症で目がかゆいとき、目が乾いてゴロゴロするときなどは、目を洗いたくなりますよね。 でも、目の健康を守る意味でも洗いすぎはNGです。それは、目を守る働きがある涙や緑内障点眼薬なども洗い流してしまうからです。 涙は常に分泌されていて、目の表面を潤しています。それ以外にも、涙には水だけでなく、ナトリウムなどのミネラル、たんぱく質、酵素、脂質やビタミンなどが含まれていて、目の表面が乾燥しないように保護するほか、栄養を運び、感染を防ぎ、傷を治す働きもあります。涙はたくさんの大切な役割を担っているのです。 花粉の季節やホコリが目に入ったときなど、水や市販の洗眼剤でときどき洗うのは問題ないでしょう。でも、1日に何度も洗うのは控えましょう。また、緑内障治療のために点眼薬を使用している人は、目を洗うことで点眼薬の効果が薄まってしまうことも考えられるので注意が必要です』、「涙には水だけでなく、ナトリウムなどのミネラル、たんぱく質、酵素、脂質やビタミンなどが含まれていて、目の表面が乾燥しないように保護するほか、栄養を運び、感染を防ぎ、傷を治す働きもあります。涙はたくさんの大切な役割を担っているのです。 花粉の季節やホコリが目に入ったときなど、水や市販の洗眼剤でときどき洗うのは問題ないでしょう。でも、1日に何度も洗うのは控えましょう」、なるほど。
・『本当は怖い「カフェインのとりすぎ」  コーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェインには、心拍数の増加、興奮、覚醒といった作用があります。 1日の始まりや、午後に眠気がおそってきたときに飲む人も多いでしょう。 カフェインをとりすぎると眼圧が上がるか否かは明らかになっていませんが、カフェインを多くとる人のほうが眼圧が高い傾向があるというデータがあります。 身近な飲み物でカフェインを最も多く含むコーヒーの場合、1日に1?2杯程度なら問題ないと考えられています』、「カフェインを多くとる人のほうが眼圧が高い傾向があるというデータがあります。 身近な飲み物でカフェインを最も多く含むコーヒーの場合、1日に1-2杯程度なら問題ないと考えられています」、「1日に1-2杯程度なら問題ない」というので安心した。

次に、 3月4日付けダイヤモンド・オンライン「11日間、眠らずに起き続けると人はどうなる?高校生による実験の「恐るべき結果」 『ニュートン超図解新書 最強に面白い 睡眠』」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/339743
・『*本記事は本の要約サイト flier(フライヤー)からの転載です。おすすめポイント  本書は睡眠にまつわるあれこれを科学的に解説したものだ。ニュートンはニュートンプレスから発行されている科学雑誌で、40年以上の歴史を持っている。分野別に情報を絞って解説しているのがニュートン別冊。この超図解新書シリーズは別冊よりもわかりやすく書かれていて、さらに短時間で読むことができるのが魅力だ。本書は睡眠について、エビデンスがあって、なおかつわかりやすい情報がほしい、という人にはもってこいの書籍である。 睡眠は私たちの生活に直結するテーマだ。特別な事情がないかぎり人は毎日睡眠をとるし、それゆえに睡眠が与える健康への影響にも社会の関心は高い。けれども、脳や生理現象の知識がある人はほんの一握りだろう。睡眠は身近で関心の高いテーマであるにもかかわらず、詳しく知る機会が少ないという特殊な領域でもある。 本書は睡眠にかんして人々が抱くであろう疑問のほとんどに答えるような内容になっている。睡眠の基本的な原理や快適な睡眠をとる方法、睡眠にまつわる健康の問題、そして他の動物の睡眠などについても詳しく説明されている。冬眠によってシマリスは若返っている可能性がある、昆虫にも睡眠がある、などのトピックスは普段気にすることもないけれども、少なからず好奇心をくすぐられるものだ。ただ我々の疑問に答えるだけでなく、新しい興味を引き出す本書は、まさに科学雑誌を発行しているニュートンの魅力がぞんぶんに発揮されているといえるだろう』、テレビCMで大谷選手が、よい「睡眠」を宣伝しているのもあって、興味深そうだ。「冬眠によってシマリスは若返っている可能性がある、昆虫にも睡眠がある」、とは驚きだ」。
・『要約本文 ◆睡眠と健康 ◇睡眠負債とは 「睡眠負債」とはなんだろうか。これはただの睡眠不足を意味する言葉ではない。睡眠不足が何日も続き、数日から数週間の単位でそれが慢性化した状態が睡眠負債だ。睡眠負債はさまざまな健康リスクにつながる。しかも、2~3日たっぷり眠っただけでは解消されない。また、あらかじめ寝だめしておいても、その後の睡眠負債の予防になることもない。 そもそも、1日に必要な睡眠時間はいったいどれくらいなのだろうか。一般的には7時間程度眠れば睡眠時間を確保できるとされるが、あくまでもそれは目安であり、個人差がある。自分に必要な睡眠時間はいったいどれくらいなのか。それを知るために有効なのが「睡眠日誌」である。 まずは2週間分の睡眠を日誌に記録する。そして休日と平日の睡眠時間を比較する。休日に平日よりも2時間以上多く眠っているのであれば、それは睡眠負債が溜まっている状態といえる。逆に平日と休日の睡眠時間に差が見られなければ、それが自分にとって必要な睡眠時間だと考えられる。 前述のとおり、休日に睡眠時間を増やしても睡眠負債が解消できるわけではない。1日10時間、明るいところで生活をし、残りの14時間を暗い部屋で横になるという実験では、被験者は実験初日には平均12時間と長く眠り、3週間後には8時間15分に落ち着いた。この8時間15分が本来被験者に必要とされる睡眠時間だと考えられる。もとの平均睡眠時間は7時間36分だったことを考えると、40分の睡眠負債を返すのに3週間かかったことになる。週末に寝だめをしたくらいでは、睡眠負債は解消されないのだ』、「この8時間15分が本来被験者に必要とされる睡眠時間だと考えられる。もとの平均睡眠時間は7時間36分だったことを考えると、40分の睡眠負債を返すのに3週間かかったことになる。週末に寝だめをしたくらいでは、睡眠負債は解消されないのだ」、なるほど。
・『◇眠らないとどうなるか  人は眠らないといつかは死ぬ。ラットを使った実験では2~4週間睡眠を奪われるとすべての個体が死んだ。人間の場合は、サンディエゴの高校生ランディ・ガードナーが1964年に行った実験が有名だ。ランディの断眠は11日間と世界記録を達成したが、その間に幻覚や記憶の欠落、さらに指や眼球のふるえなどの著しい不調に陥った。幸いランディに後遺症が残ることはなかったが、長期の断眠が脳に障害を与えた例もあり、こうした行為は非常に危険である。眠らないことで脳には様々な不具合が発生する。睡眠の役割の一つは、脳の疲労回復だといえる。) 睡眠の役割はそれだけではない。「記憶の固定」にも影響を与えている。学習後に眠ると記憶に残りやすい、という実験結果が報告されているのだ。脳が覚醒しているときは絶え間なくなんらかの情報が入ってきている。その記憶を定着させたいのであれば、新しい情報を入れるのではなく、早く眠ることが効果的なのかもしれない。ただし、この睡眠中に記憶が定着する仕組みはまだ十分に解明されていないのが現状だ』、「眠らないことで脳には様々な不具合が発生する。睡眠の役割の一つは、脳の疲労回復だといえる。 睡眠の役割はそれだけではない。「記憶の固定」にも影響を与えている。学習後に眠ると記憶に残りやすい、という実験結果が報告されているのだ。脳が覚醒しているときは絶え間なくなんらかの情報が入ってきている。その記憶を定着させたいのであれば、新しい情報を入れるのではなく、早く眠ることが効果的なのかもしれない」、「学習後に眠ると記憶に残りやすい」とは初めて知ったが、残念ながら時既に遅しだ。
・『【必読ポイント!】 ◆睡眠の影響 ◇レム睡眠とノンレム睡眠  眠りに入ると、まず「ノンレム睡眠」という状態になる。このノンレム睡眠がおわると、次は「レム睡眠」へと移る。レム睡眠とノンレム睡眠は一回の睡眠で4~6回程繰り返され、これを「睡眠サイクル」と呼ぶ。一回の睡眠サイクルの長さは90分といわれ、レム睡眠の割合は徐々に大きくなっていく。 ノンレム睡眠は3段階に分かれていて、ステージ3が最も深い睡眠となる。ステージ3は睡眠サイクルを経ることで少しずつ割合が小さくなっていくので、ステージ3の割合が大きい最初のノンレム睡眠をしっかりとることが重要だ。 では具体的にノンレム睡眠とレム睡眠はどういった状態を指すのだろうか。レム睡眠のREMとは急速眼球運動「Rapid Eye Movement」の略で、睡眠中に眼球が小刻みに動くことに由来する。レム睡眠の間、大脳は覚醒しているときに近い状態である。しかも、覚醒時よりも活動している領域がいくつかあることもわかってきた。奇妙な夢や大きな感情をともなう夢の多くはレム睡眠中に見ることがわかっているが、これは視覚イメージに関わる「視覚連合野」や感情に関わる「扁桃体」が活発だからと考えられている』、「レム睡眠の間、大脳は覚醒しているときに近い状態である。しかも、覚醒時よりも活動している領域がいくつかあることもわかってきた。奇妙な夢や大きな感情をともなう夢の多くはレム睡眠中に見ることがわかっているが、これは視覚イメージに関わる「視覚連合野」や感情に関わる「扁桃体」が活発だからと考えられている」、なるほど。
・『◇質のよい睡眠をとるには  睡眠にまつわる問題。そのいくつかは、寝室の環境に原因があるかもしれない。睡眠の質を高めるための理想的な環境は「暗いこと」「静かであること」「快適な温度と湿度を保つこと」の3つがそろっていることだ。 光は覚醒をもたらす刺激で、入眠をさまたげる。よって就寝時の照明は必要最小限の明るさにとどめておくのがよいだろう。一方、起床前後に朝の光を浴びると体内時計がリセットされるので、睡眠のリズムを整えるのに役立つ。音も入眠をさまたげる刺激だが、特に人の話し声には大きな覚醒作用がある。暑すぎたり寒すぎたりする温度や高すぎる湿度も睡眠のさまたげとなる。夏や冬はエアコンを使用して快適な温度と湿度を維持するのがよいだろう。) これら3つの要素のほかに、体温も睡眠に大きく関係している。皮膚ではかる「皮膚体温」よりも、体の内部の「深部体温」は3~5℃ほど高く、一般的には夜の9時をピークにして徐々に下がり始め、睡眠中に最も低くなる。逆に、皮膚体温は入眠の前後で徐々に上昇していく。寝る直前に入浴すると深部体温が下がりにくくなって、眠りに入りづらいことがある。入浴は就寝2時間前までに済ませておくのがよいだろう。 脳の視交叉上核という部位に、「マスタークロック」というものがある。これは全身の体内時計の基準になっており、強い光を浴びることでリセットされる。眼球の網膜には「視細胞」という光を感じ取る組織があり、ここからの信号を脳へと中継するのが網膜の「神経節細胞」である。最近の研究で、この神経節細胞の一部は青い光の波長を感じ取り、それがマスタークロックを調整していることがわかってきた。そのため、スマートフォンなどを寝る前に見ると、体内時計が巻き戻されてしまう。体内時計のことを考えると、室内照明なども薄暗いくらいがちょうどよいといえる』、「人の話し声には大きな覚醒作用がある」、我が家の前の道路は大きな声でおしゃべりをする不届き者がたまにいるので、入眠の妨げになるのは腹立たしい。「寝る直前に入浴すると深部体温が下がりにくくなって、眠りに入りづらいことがある。入浴は就寝2時間前までに済ませておくのがよいだろう」、なるほど。
・『◇眠気は寝ることでしか解消しない  仮眠をとると、少ない睡眠時間なのにもかかわらず眠気が解消される場合がある。これはノンレム睡眠のステージ2で眠気の解消がある程度進むためだ。仮眠をとる時間は15分から20分程度がよいとされ、そのくらいの時間で起きればちょうどステージ2の間に目覚めることができる。それ以上寝てしまうと、ステージ3の深い眠りから目覚めることになり、不快感でかえって疲労感が増してしまうことにもなりかねない。仮眠が必要になるのは睡眠負債を抱えているためであることも考えられるので、夜の睡眠時間を確保するようにしたほうがよいかもしれない。 睡眠時間と集中力、判断力は反比例する。徹夜明けの脳機能は、酒酔いと同じ程度まで低下するともいわれる。徹夜をしている間、眠気はどんどん蓄積される。一方、体内時計の信号は普段通りサイクルを刻んでいくので、徹夜明けでも朝になると頭が冴えてくる。だが、眠気は眠ることでしか根本的に解消しない。1回の徹夜によって睡眠のリズムが崩れ、長期的に睡眠負債を抱えるきっかけにもなりかねない』、「仮眠をとる時間は15分から20分程度がよいとされ、そのくらいの時間で起きればちょうどステージ2の間に目覚めることができる。それ以上寝てしまうと、ステージ3の深い眠りから目覚めることになり、不快感でかえって疲労感が増してしまうことにもなりかねない」、「仮眠をとる時間は15分から20分程度がよいとされ」る背景が理解できた。「徹夜をしている間、眠気はどんどん蓄積される。一方、体内時計の信号は普段通りサイクルを刻んでいくので、徹夜明けでも朝になると頭が冴えてくる。だが、眠気は眠ることでしか根本的に解消しない。1回の徹夜によって睡眠のリズムが崩れ、長期的に睡眠負債を抱えるきっかけにもなりかねない」、なるほど。
・『◇眠ることで起こる嬉しい効果  睡眠が人間のパフォーマンスに影響を与えているのは疑いようがない。アメリカでバスケットボール選手の大学生を対象に、睡眠に関する実験が行われた。最初の2~4週間はふだん通りの生活をしてもらい、その後の5~7週間はなるべく長く寝てもらうのだ。その結果、睡眠時間は平均で111分ほど伸びた。実験の前後で身体能力測定やアンケートを行ったところ、走る速さやシュートの成功率が上昇し、自己が感じる達成感までもが上昇した。この調査を行った研究者は、アスリートが睡眠から受けられる恩恵はどのようなスポーツにも等しくあるだろうと述べている。) 睡眠はスポーツだけでなく、子どもの成長にも影響する。昔から「寝る子は育つ」といわれているが、これは科学的にも正しいことがわかっている。子どもの成長に一番大きな役割を果たしているのが、ノンレム睡眠のステージ3である。ステージ3では脳下垂体とよばれる部位から「成長ホルモン」が分泌される。成長ホルモンは子どもの成長に重要な役割を果たし、骨の伸長、筋肉の増大、けがの治癒を促進する。成長ホルモンは成人でも重要で、疲労回復や代謝の促進などの役割をする。子どもも大人も、しっかりと睡眠をとることが重要なのだ』、「子どもの成長に一番大きな役割を果たしているのが、ノンレム睡眠のステージ3である。ステージ3では脳下垂体とよばれる部位から「成長ホルモン」が分泌される。成長ホルモンは子どもの成長に重要な役割を果たし、骨の伸長、筋肉の増大、けがの治癒を促進する。成長ホルモンは成人でも重要で、疲労回復や代謝の促進などの役割をする。子どもも大人も、しっかりと睡眠をとることが重要なのだ」、なるほど。
・『◆睡眠のしくみ  ◇なぜコーヒーで覚醒するのか  どうしてコーヒーを飲むと、眠気を一時的におさえることができるのだろうか。脳には「睡眠中枢」と「覚醒中枢」という神経細胞の集団が存在する。これらが互いに綱を引き合うようにパワーバランスを変化させることで、睡眠と覚醒は切りかえられる。 私たちの体には睡眠と覚醒を切り替えるスイッチの役割を果たす物質が存在する。「アデノシン」はそのなかのひとつで、睡眠を優勢にするはたらきをもっている。一方、「オレキシン」という物質は、覚醒を優勢にする。コーヒーを飲むと眠気がおさえられるのは、コーヒーに含まれるカフェインが、アデノシンの働きを阻害するからだ。 睡眠のしくみは、「ツープロセスモデル」という仮説で説明されてきた。これは、2つの過程によって睡眠と覚醒が進むという仮説だ。1つめのプロセスは、「睡眠圧」だ。覚醒している間、睡眠の欲求を示す「睡眠圧」がだんだん蓄積し、それが十分溜まることで睡眠がはじまる。眠っていると次第に睡眠圧は解消に向かっていく。 2つめのプロセスは体内時計だ。体内時計は睡眠圧の蓄積とは別に、覚醒をうながす信号である覚醒シグナルの強さを約24時間周期で調整している。このシグナルは21時にピークをむかえ、次第に弱まっていく。これにより、睡眠がはじまりやすくなるというわけだ』、「2つの過程によって睡眠と覚醒が進むという仮説だ。1つめのプロセスは、「睡眠圧」だ。覚醒している間、睡眠の欲求を示す「睡眠圧」がだんだん蓄積し、それが十分溜まることで睡眠がはじまる。眠っていると次第に睡眠圧は解消に向かっていく。 2つめのプロセスは体内時計だ。体内時計は睡眠圧の蓄積とは別に、覚醒をうながす信号である覚醒シグナルの強さを約24時間周期で調整している。このシグナルは21時にピークをむかえ、次第に弱まっていく。これにより、睡眠がはじまりやすくなるというわけだ」、なるほど。
・『◇眠気の正体とは  そもそも眠気の正体とはいったい何なのだろうか。その有力な候補となる脳内現象が、2018年に発見された。脳内にある80種類のタンパク質、それが「リン酸化」という化学変化をおこしていたのである。この80種類のタンパク質は「スニップス」と呼ばれ、そのうち69種類は、「シナプス」に集中していた。シナプスは神経細胞どうしが信号を伝達する場所であり、神経細胞どうしの接点である。覚醒時にはスニップスのリン酸化が進み、眠るとリン酸化は解消される。リン酸化の解消に要する時間が、その人の睡眠に必要な時間なのかもしれない』、「眠気の正体とはいったい何なのだろうか。その有力な候補となる脳内現象が、2018年に発見された。脳内にある80種類のタンパク質、それが「リン酸化」という化学変化をおこしていたのである。この80種類のタンパク質は「スニップス」と呼ばれ、そのうち69種類は、「シナプス」に集中していた。シナプスは神経細胞どうしが信号を伝達する場所であり、神経細胞どうしの接点である。覚醒時にはスニップスのリン酸化が進み、眠るとリン酸化は解消される。リン酸化の解消に要する時間が、その人の睡眠に必要な時間なのかもしれない」、なるほど。
・『◇体内時計が生み出すリズム  生物学や医学における体内時計は、1日のリズムを生み出す仕組みのことであり、専門的には「概日リズム」という。 人間の体は太陽がのぼると目が覚めて、夜になると眠くなる。それに伴い血圧や体温なども変化する。こうした体の変化を調整しているのが体内時計である。 その周期は平均で24時間12分とされ、大体は地球の自転と連動している。私たちの睡眠のリズムは、地球の自転周期と大きなかかわりがあるのだ。 体内時計には遺伝子がかかわっていることがわかっている。体内時計にかかわる遺伝子の異常は睡眠に大きな影響を与える。遺伝子異常の種類によっては、眠気を感じて夜8時には眠り、明け方前に目覚めてしまう「睡眠相前進症候群」や、明け方にならないと眠れず朝になっても目覚めない「睡眠相後退症候群」がみられる場合がある。近年の研究では、朝型や夜型の人たちの生活リズムのちがいは、体内時計にかかわる遺伝子の個人差による場合が多いと考えられている』、「間の体は太陽がのぼると目が覚めて、夜になると眠くなる。それに伴い血圧や体温なども変化する。こうした体の変化を調整しているのが体内時計である。 その周期は平均で24時間12分とされ、大体は地球の自転と連動している。私たちの睡眠のリズムは、地球の自転周期と大きなかかわりがあるのだ・・・体内時計にかかわる遺伝子の異常は睡眠に大きな影響を与える。遺伝子異常の種類によっては、眠気を感じて夜8時には眠り、明け方前に目覚めてしまう「睡眠相前進症候群」や、明け方にならないと眠れず朝になっても目覚めない「睡眠相後退症候群」がみられる場合がある。近年の研究では、朝型や夜型の人たちの生活リズムのちがいは、体内時計にかかわる遺伝子の個人差による場合が多いと考えられている」、なるほど。
・『一読のすすめ  要約ではぐっすり眠る方法や、睡眠のしくみといった、多くの人の毎日の睡眠に関係する章を中心にまとめた。本書ではこのほかに、睡眠に関係のある病気や、動物の睡眠についても扱われている。 要約では扱わなかった4章は動物たちの睡眠がテーマだ。脳を片方ずつ眠らせる動物たち、謎の残る冬眠のしくみなど、知的好奇心をくすぐられる話題が並ぶ。人工的に冬眠をつくりだす試み、冬眠が若返りをもたらす可能性や医学への応用など、冬眠についてのさまざまな仮説も紹介されている。睡眠について多角的に理解したいと思ったら、通読をおすすめしたい。「評点」以降は紹介を省略)』、「脳を片方ずつ眠らせる動物たち」とは興味深そうだ。

第三に、3月12日付け東洋経済オンラインが掲載した精神科医の和田 秀樹氏による「健康意識が高い人は注意「塩分、糖分は控えめ」の罠 悪者にされがちだが、不足するリスクも大きい」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/737341
・『塩分や糖分の摂取は控えめに――。健康に気をつけている人ならば、最初に実践する食生活の「常識」のひとつでしょう。しかし、高齢者専門の精神科医として30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わってきた和田秀樹氏は「高齢者になれば、この『常識』がリスクになる」と言います。塩分や糖分の摂取制限だけでなく、健康長寿のために粗食に勤しむ高齢者も注意が必要なのだとか。果たしてその理由とは? ※本稿は和田氏の新著『「健康常識」という大嘘』より、一部抜粋・再構成のうえお届けします』、興味深そうだ。
・『塩分を控えめにした結果「低ナトリウム血症」に  血圧が高い人は、決まったように医者から「塩分控えめ」を忠告されて、真面目な人はそれを頑張って実行します。血圧を測定するたびに数値が下がって医者からほめられれば、それを励みにして、ますます塩分を摂取しなくなったりもします。 私の知人のお父さんも、医者のアドバイスを守って塩分の量には過敏なほど反応し、奥さんが時間をかけてつくった煮魚もタレを洗い落としてから食べていたといいます。 そのような暮らしを続けていた結果、血圧はずっと抑えられていたそうですが、ある時、気分が悪くなり、ひどい頭痛で入院してしまいました。検査をしたところ、頭痛の直接の原因かは定かでないものの「低ナトリウム血症」であることがわかりました。 低ナトリウム血症とは血液中のナトリウム、つまりは塩分の濃度が低くなった状態を言います。ナトリウムには体内の浸透圧を調節したり、神経や筋肉を正しく機能させたりする役割があって、体内のナトリウム濃度が下がると最初は軽い疲労感があり、重症化するとけいれんを起こしたり、昏睡状態に陥ることもあります。 近年増加の一途にある熱中症も、その多くは低ナトリウム血症によるもので、夏の暑い日に塩分を補給することなく水分ばかりを摂っているとひどいめまいに襲われたりするのはそのためです』、「低ナトリウム血症とは血液中のナトリウム、つまりは塩分の濃度が低くなった状態を言います。ナトリウムには体内の浸透圧を調節したり、神経や筋肉を正しく機能させたりする役割があって、体内のナトリウム濃度が下がると最初は軽い疲労感があり、重症化するとけいれんを起こしたり、昏睡状態に陥ることもあります。 近年増加の一途にある熱中症も、その多くは低ナトリウム血症によるもので、夏の暑い日に塩分を補給することなく水分ばかりを摂っているとひどいめまいに襲われたりするのはそのためです」、なるほど。
・『軽度の糖尿病でも長生きなアジア人  塩分と並んで悪者にされがちなのが糖質です。しかし、脳を働かせるためにブドウ糖は欠かせません。元気な子どもでも「朝ごはんを抜くと学校の成績が下がる」といわれるのですから、高齢者でブドウ糖が不足すればなおさら頭が働かなくなります。 糖質を摂取する場合に、パンとごはんのどちらがよいかはきちんとした研究やデータがないのでわかりませんが、どちらも糖質を摂るための大切な食べ物です。 「いつも和食だから自分は健康的だ」と言う人がよくいます。納豆や豆腐のような大豆製品、魚、海藻、キノコ、野菜類をたっぷり使ったお惣菜は健康的で、それらをおかずにして食べる炊きたての白米は本当においしいのですが、食べすぎると血糖が下がりにくくなる「インスリン抵抗性」を起こす原因になります。 どの程度が多食になるかは人それぞれですが、和食は肉類のおかずが少なく、タンパク質や脂質をあまり摂れないため、「健康にいい」と信じすぎるのもどうかとは思います。 さまざまな研究から、アジア人は欧米人と比べて糖尿病にかかりやすいことが指摘されていて、その理由が白米の摂取量にあることもわかっています。 2012年にハーバード公衆衛生大学院のチームが、日本、アメリカ、オーストラリア、中国の4カ国で行なった計35万2384名分の研究報告を分析した結果を発表していて、それによると一日当たりの白米摂取量が茶碗1杯増えるごとに糖尿病のリスクは11%上昇することが明らかになっています。 しかし、それなのにアジア人のほうが寿命の長いことは忘れてはなりません。年をとるほど「栄養が余ること」よりも「足りないこと」の害のほうが多くなるのです。 中高年になればタンパク質や脂質を積極的に摂ることが大切で、ご飯やパン、麺類などの炭水化物の摂取量は、タンパク質や脂質を増やすことで相対的に減らしていくことが健康のためにいいと思います。 作家の幸田露伴は食通としても有名で、味の好みにうるさく、舌に合わないものを供されると「俺は、掃き溜めではない」と激怒したそうです。その一方で「食べ物というのは、うまいと思って食べれば栄養になる。まずいと思って食べれば決して滋養にはならない」とも言っています。こうした心得は、とくに高齢者にとって参考にすべきものでしょう。 ▽免疫力をアップするために好きなものを食べよう(現在、日本国内における死因はがんがもっとも多く、厚生労働省による2022年の統計では38万5797人が、がんで亡くなっています。がんがなぜ発症するかについてはさまざまな説がありますが、いずれにしても毎日体内に発生する、がんになるかもしれないできそこないの細胞を撃退するうえで、免疫の力は欠かせません。 ストレスのある生活を続けていれば、免疫力は間違いなく低下して、健診の数値がすべて正常でも急にがんになってしまう可能性は決して少なくありません。免疫力アップに効果的なのは好きなものを食べることです。) 同じものばかりを過剰摂取するフードファディズム(食べ物の健康への影響を過信すること)は、慢性型アレルギーを発症して身体の酸化を招くリスクがあります。 私もかつて「海藻やソバがよい」と世間でいわれるのを聞いて、意識してたくさん食べていたら、逆に海藻やソバの慢性型アレルギーになってしまいました。 食物アレルギーが人によって異なるのと同じで、身体にいい食べ物も人によって異なるのです。だから自分の身体や脳が欲するサインに素直に応じて、食べたいものを食べるほうがいい。一般的には身体に悪いといわれるカレーや牛丼といった高カロリーの食事も、無理に避ける必要はありません』、「アジア人は欧米人と比べて糖尿病にかかりやすいことが指摘されていて、その理由が白米の摂取量にあることもわかっています・・・同じものばかりを過剰摂取するフードファディズム・・・は、慢性型アレルギーを発症して身体の酸化を招くリスクがあります・・・食物アレルギーが人によって異なるのと同じで、身体にいい食べ物も人によって異なるのです。だから自分の身体や脳が欲するサインに素直に応じて、食べたいものを食べるほうがいい」、なるほど。
・『新型コロナ3回陽性でも無症状だった理由  私は新型コロナ禍に3回の陽性判定を受けましたが、いずれも無症状でした。高血圧、糖尿病、心不全を抱えていて、年齢も60歳を超えています。コロナ発症リスクがもっとも高いとされる条件を満たしていたにもかかわらず、なぜ無症状だったのかと言えば、免疫力が強かったからでしょう。 医者の言うことを聞かないで、血圧が高くても好きなワインを飲み、おいしいものを食べていた。そんな生活こそ免疫力を高めるのだろうと、自らの体験から確信しています。 高血圧や心不全、糖尿病の人が、新型コロナの発症リスクが高いとされたのは、逆に普段からいろんな薬を飲み、節制をしていたことで、さまざまな免疫力が落ちてしまっていたからではないでしょうか。) 好きなことを我慢しているせいで、さらに免疫力が落ちていたところに新型コロナに感染すればひとたまりもない。これはがんに関しても同じようなことが言えるのだろうと思います。 食事については、脳に栄養をいきわたらせるため、とくに朝食をしっかり食べてください。一般的に朝食と昼食の間は4時間程度。昼食と夕食の間は7時間程度の間隔ですが、夕食から朝食までは約12時間もあります。そのため朝は、低血糖を一番起こしやすい時間帯なのです』、「私は新型コロナ禍に3回の陽性判定を受けましたが、いずれも無症状でした。高血圧、糖尿病、心不全を抱えていて、年齢も60歳を超えています。コロナ発症リスクがもっとも高いとされる条件を満たしていたにもかかわらず、なぜ無症状だったのかと言えば、免疫力が強かったからでしょう。 医者の言うことを聞かないで、血圧が高くても好きなワインを飲み、おいしいものを食べていた。そんな生活こそ免疫力を高めるのだろうと、自らの体験から確信しています。 高血圧や心不全、糖尿病の人が、新型コロナの発症リスクが高いとされたのは、逆に普段からいろんな薬を飲み、節制をしていたことで、さまざまな免疫力が落ちてしまっていたからではないでしょうか・・・食事については、脳に栄養をいきわたらせるため、とくに朝食をしっかり食べてください。一般的に朝食と昼食の間は4時間程度。昼食と夕食の間は7時間程度の間隔ですが、夕食から朝食までは約12時間もあります。そのため朝は、低血糖を一番起こしやすい時間帯なのです」、なるほど。
・『60代からはエネルギーを補完することが大切  ブドウ糖が不足した状態は脳の働きを鈍らせて、記憶力などの認知機能において大きなマイナス要因となります。 脳はものすごくたくさんのエネルギーを消費しますから、食事の間が空いてブドウ糖が不足している脳には、できるだけ早くエネルギーを補給する必要があります。 動脈硬化など生活習慣病の予防が大事なのは50代まで。60代からはむしろ老化を防ぐために食事でしっかりエネルギーを補完するべきで、なかでも意識したい栄養素がタンパク質、脂質、亜鉛です。 タンパク質は筋肉の衰えを防ぐとともに、タンパク質に含まれるアミノ酸の一種であるトリプトファンは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの材料になり、幸福感を呼び込みます。 脂質に含まれるコレステロールは性ホルモンの材料となり、牡蠣やニンニクに含まれセックスミネラルとも呼ばれる亜鉛は元気の源となります。美容面でも、タンパク質や脂質は肌や髪の弾力とツヤに直結します』、「動脈硬化など生活習慣病の予防が大事なのは50代まで。60代からはむしろ老化を防ぐために食事でしっかりエネルギーを補完するべきで、なかでも意識したい栄養素がタンパク質、脂質、亜鉛です」、嬉しいアドバイスだ。 「タンパク質は筋肉の衰えを防ぐとともに、タンパク質に含まれるアミノ酸の一種であるトリプトファンは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの材料になり、幸福感を呼び込みます。 脂質に含まれるコレステロールは性ホルモンの材料となり、牡蠣やニンニクに含まれセックスミネラルとも呼ばれる亜鉛は元気の源となります。美容面でも、タンパク質や脂質は肌や髪の弾力とツヤに直結します」、健康診断時の食事アドバイスで委縮していたが、和田先生のアドバイス7にはいつも元気づけられる。
タグ:(その27)(最悪の場合「緑内障」になってしまう…「最近、視力が落ちている」という人が飲み過ぎてはいけない飲み物 これを取り過ぎると眼圧が上がる、11日間 眠らずに起き続けると人はどうなる?高校生による実験の「恐るべき結果」 『ニュートン超図解新書 最強に面白い 睡眠』、健康意識が高い人は注意「塩分 糖分は控えめ」の罠 悪者にされがちだが、不足するリスクも大きい) 健康 PRESIDENT ONLINE 井上 賢治氏による「最悪の場合「緑内障」になってしまう…「最近、視力が落ちている」という人が飲み過ぎてはいけない飲み物 これを取り過ぎると眼圧が上がる」 井上賢治『いちばん親切でくわしい緑内障の教科書』(世界文化社) 「緑内障」は失明につながる恐ろし病気なので、興味深そうだ。 「毎日特に意識することなく繰り返している生活習慣の中に、眼圧を上げてしまったり、目に負担をかける可能性があるNG行動があります。 それは、かたよった食事や、運動不足、喫煙やストレス、睡眠不足といった生活習慣などです・・・年齢を重ねるのは止められませんが、生活習慣を改善することで、老化スピードを落としたり、病気を予防したりすることはできます。 健康的な生活習慣は、目のためにも大切なことなのです」、なるほど。 「うつ伏せやうつむく姿勢、逆立ちなど、目の前面や頭を下にするような姿勢は、眼圧を上昇させるためできるだけ控えましょう。 仕事の合間に眠くなって、机につっぷして居眠りする。 腹ばいになって本を読んだりタブレットで動画を見たりする。 そんな何気なくしている行動が、眼圧を上げてしまうかもしれないのです」、大いに気を付けたい。 「ストレスのもとになることを避けたり、ストレスを解消する術を身につけておきたいですね」、なるほど。 「暗いところでは、光をたくさん取り込もうとして瞳孔が開きます。瞳孔が開いているとき虹彩は縮み、厚くなっています。そして虹彩が厚くなることで隅角が狭くなり、房水の流れが妨げられて、眼圧が上がってしまうのです。 本を読んだり細かい作業をしたりするときは、手元や部屋を十分に明るくするようにしましょう」、なるほど。 「顔が下を向くと、水晶体が下=目の前方に落ちてきて、虹彩を前方に押し、隅角を狭くしてしまいます。 そのため長時間その姿勢でいると、眼圧が上がってしまいます。 手元の作業をするときは、うつむいた姿勢にならないように椅子や机を調節し、背筋を伸ばしたよい姿勢を保ちましょう。 また、ときどき目を閉じて上を向き、休憩するのもおすすめです」、意識して気を付けるようにした方がよさそうだ。 「喫煙によって上強膜静脈の血管が収縮して房水の排出が減ったり、視神経乳頭への血流が悪くなるとも考えられており、目の健康を守るうえでは禁煙は絶対条件です」、私も最近、禁煙をしたが、それまで50年以上、喫煙を続けていただけに、「緑内障や加齢黄斑変性などの病気の発症リスクが何倍も高い」ことは覚悟しなければならないようだ。 「コンタクトレンズは使用方法を守り、清潔に扱うようにし、装用時間は長くても12時間程度にとどめます。 つけたまま寝ると、角膜が酸素不足になり、視神経がダメージを受ける可能性があります・・・メガネよりも角膜に傷がついたり、感染を起こしたりというリスクが高いので、正しく使うことが大切です」、なるほど。 「睡眠時無呼吸症候群」で「無呼吸によって低酸素状態になることが、網膜や視神経にダメージを与えるのではないかと考えられています」、なるほど。 「睡眠時無呼吸症候群の患者のうち、緑内障を有する割合は日本では7.2%で、欧米における緑内障を有する割合(2%)と比べて多かったという報告もあります」、なるほど。 「長時間紫外線を浴び続けると、光が通過する角膜や水晶体、光が届く網膜や視神経の細胞がダメージを受けてしまいます・・・紫外線対策をしないで外出するのは、どの季節でも控えましょう」、なるほど。 「涙には水だけでなく、ナトリウムなどのミネラル、たんぱく質、酵素、脂質やビタミンなどが含まれていて、目の表面が乾燥しないように保護するほか、栄養を運び、感染を防ぎ、傷を治す働きもあります。涙はたくさんの大切な役割を担っているのです。 花粉の季節やホコリが目に入ったときなど、水や市販の洗眼剤でときどき洗うのは問題ないでしょう。でも、1日に何度も洗うのは控えましょう」、なるほど。 「カフェインを多くとる人のほうが眼圧が高い傾向があるというデータがあります。 身近な飲み物でカフェインを最も多く含むコーヒーの場合、1日に1?2杯程度なら問題ないと考えられています」、安心した。 「カフェインを多くとる人のほうが眼圧が高い傾向があるというデータがあります。 身近な飲み物でカフェインを最も多く含むコーヒーの場合、1日に1-2杯程度なら問題ないと考えられています」、「1日に1-2杯程度なら問題ない」というので安心した。 ダイヤモンド・オンライン「11日間、眠らずに起き続けると人はどうなる?高校生による実験の「恐るべき結果」 『ニュートン超図解新書 最強に面白い 睡眠』」 テレビCMで大谷選手が、よい「睡眠」を宣伝しているのもあって、興味深そうだ。「冬眠によってシマリスは若返っている可能性がある、昆虫にも睡眠がある」、とは驚きだ」。 「この8時間15分が本来被験者に必要とされる睡眠時間だと考えられる。もとの平均睡眠時間は7時間36分だったことを考えると、40分の睡眠負債を返すのに3週間かかったことになる。週末に寝だめをしたくらいでは、睡眠負債は解消されないのだ」、なるほど。 「眠らないことで脳には様々な不具合が発生する。睡眠の役割の一つは、脳の疲労回復だといえる。 睡眠の役割はそれだけではない。「記憶の固定」にも影響を与えている。学習後に眠ると記憶に残りやすい、という実験結果が報告されているのだ。脳が覚醒しているときは絶え間なくなんらかの情報が入ってきている。その記憶を定着させたいのであれば、新しい情報を入れるのではなく、早く眠ることが効果的なのかもしれない」、「学習後に眠ると記憶に残りやすい」とは初めて知ったが、残念ながら時既に遅しだ。 「レム睡眠の間、大脳は覚醒しているときに近い状態である。しかも、覚醒時よりも活動している領域がいくつかあることもわかってきた。奇妙な夢や大きな感情をともなう夢の多くはレム睡眠中に見ることがわかっているが、これは視覚イメージに関わる「視覚連合野」や感情に関わる「扁桃体」が活発だからと考えられている」、なるほど。 「人の話し声には大きな覚醒作用がある」、我が家の前の道路は大きな声でおしゃべりをする不届き者がたまにいるので、入眠の妨げになるのは腹立たしい。「寝る直前に入浴すると深部体温が下がりにくくなって、眠りに入りづらいことがある。入浴は就寝2時間前までに済ませておくのがよいだろう」、なるほど。 「仮眠をとる時間は15分から20分程度がよいとされ、そのくらいの時間で起きればちょうどステージ2の間に目覚めることができる。それ以上寝てしまうと、ステージ3の深い眠りから目覚めることになり、不快感でかえって疲労感が増してしまうことにもなりかねない」、「仮眠をとる時間は15分から20分程度がよいとされ」る背景が理解できた。「徹夜をしている間、眠気はどんどん蓄積される。一方、体内時計の信号は普段通りサイクルを刻んでいくので、徹夜明けでも朝になると頭が冴えてくる。だが、眠気は眠ることでしか根本的に解消しない。1 回の徹夜によって睡眠のリズムが崩れ、長期的に睡眠負債を抱えるきっかけにもなりかねない」、なるほど。 「子どもの成長に一番大きな役割を果たしているのが、ノンレム睡眠のステージ3である。ステージ3では脳下垂体とよばれる部位から「成長ホルモン」が分泌される。成長ホルモンは子どもの成長に重要な役割を果たし、骨の伸長、筋肉の増大、けがの治癒を促進する。成長ホルモンは成人でも重要で、疲労回復や代謝の促進などの役割をする。子どもも大人も、しっかりと睡眠をとることが重要なのだ」、なるほど。 「2つの過程によって睡眠と覚醒が進むという仮説だ。1つめのプロセスは、「睡眠圧」だ。覚醒している間、睡眠の欲求を示す「睡眠圧」がだんだん蓄積し、それが十分溜まることで睡眠がはじまる。眠っていると次第に睡眠圧は解消に向かっていく。 2つめのプロセスは体内時計だ。体内時計は睡眠圧の蓄積とは別に、覚醒をうながす信号である覚醒シグナルの強さを約24時間周期で調整している。このシグナルは21時にピークをむかえ、次第に弱まっていく。これにより、睡眠がはじまりやすくなるというわけだ」、なるほど。 「眠気の正体とはいったい何なのだろうか。その有力な候補となる脳内現象が、2018年に発見された。脳内にある80種類のタンパク質、それが「リン酸化」という化学変化をおこしていたのである。この80種類のタンパク質は「スニップス」と呼ばれ、そのうち69種類は、「シナプス」に集中していた。シナプスは神経細胞どうしが信号を伝達する場所であり、神経細胞どうしの接点である。覚醒時にはスニップスのリン酸化が進み、眠るとリン酸化は解消される。リン酸化の解消に要する時間が、その人の睡眠に必要な時間なのかもしれない」、なるほど 「間の体は太陽がのぼると目が覚めて、夜になると眠くなる。それに伴い血圧や体温なども変化する。こうした体の変化を調整しているのが体内時計である。 その周期は平均で24時間12分とされ、大体は地球の自転と連動している。私たちの睡眠のリズムは、地球の自転周期と大きなかかわりがあるのだ・・・体内時計にかかわる遺伝子の異常は睡眠に大きな影響を与える。遺伝子異常の種類によっては、眠気を感じて夜8時には眠り、明け方前に目覚めてしまう「睡眠相前進症候群」や、明け方にならないと眠れず朝になっても目覚めない「睡眠相後退症候群 」がみられる場合がある。近年の研究では、朝型や夜型の人たちの生活リズムのちがいは、体内時計にかかわる遺伝子の個人差による場合が多いと考えられている」、なるほど。 「脳を片方ずつ眠らせる動物たち」とは興味深そうだ。 東洋経済オンライン 和田 秀樹氏による「健康意識が高い人は注意「塩分、糖分は控えめ」の罠 悪者にされがちだが、不足するリスクも大きい」 和田氏の新著『「健康常識」という大嘘』 「低ナトリウム血症とは血液中のナトリウム、つまりは塩分の濃度が低くなった状態を言います。ナトリウムには体内の浸透圧を調節したり、神経や筋肉を正しく機能させたりする役割があって、体内のナトリウム濃度が下がると最初は軽い疲労感があり、重症化するとけいれんを起こしたり、昏睡状態に陥ることもあります。 近年増加の一途にある熱中症も、その多くは低ナトリウム血症によるもので、夏の暑い日に塩分を補給することなく水分ばかりを摂っているとひどいめまいに襲われたりするのはそのためです」、なるほど。 「アジア人は欧米人と比べて糖尿病にかかりやすいことが指摘されていて、その理由が白米の摂取量にあることもわかっています・・・同じものばかりを過剰摂取するフードファディズム・・・は、慢性型アレルギーを発症して身体の酸化を招くリスクがあります・・・食物アレルギーが人によって異なるのと同じで、身体にいい食べ物も人によって異なるのです。だから自分の身体や脳が欲するサインに素直に応じて、食べたいものを食べるほうがいい」、なるほど。 「私は新型コロナ禍に3回の陽性判定を受けましたが、いずれも無症状でした。高血圧、糖尿病、心不全を抱えていて、年齢も60歳を超えています。コロナ発症リスクがもっとも高いとされる条件を満たしていたにもかかわらず、なぜ無症状だったのかと言えば、免疫力が強かったからでしょう。 医者の言うことを聞かないで、血圧が高くても好きなワインを飲み、おいしいものを食べていた。そんな生活こそ免疫力を高めるのだろうと、自らの体験から確信しています。 高血圧や心不全、糖尿病の人が、新型コロナの発症リスクが高いとされたのは、逆に普段からいろんな薬を飲み、節制をしていたことで、さまざまな免疫力が落ちてしまっていたからではないでしょうか・・・食事については、脳に栄養をいきわたらせるため、とくに朝食をしっかり食べてください。一般的に朝食と昼食の間は4時間程度。昼食と夕食の間は7時間程度の間隔ですが、夕食から朝食までは約12時間もあります。そのため朝は、低血糖を一番起こしやすい時間帯なのです」、なるほど。 「動脈硬化など生活習慣病の予防が大事なのは50代まで。60代からはむしろ老化を防ぐために食事でしっかりエネルギーを補完するべきで、なかでも意識したい栄養素がタンパク質、脂質、亜鉛です」、嬉しいアドバイスだ。 「タンパク質は筋肉の衰えを防ぐとともに、タンパク質に含まれるアミノ酸の一種であるトリプトファンは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの材料になり、幸福感を呼び込みます。 脂質に含まれるコレステロールは性ホルモンの材料となり、牡蠣やニンニクに含まれセックスミネラルとも呼ばれる亜鉛は元気の源となります 。美容面でも、タンパク質や脂質は肌や髪の弾力とツヤに直結します」、健康診断時の食事アドバイスで委縮していたが、和田先生のアドバイス7にはいつも元気づけられる。
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発達障害(その6)(大人のADHD→44歳で米マイクロソフト転職!異色の日本人が「怠惰であれ」と説く理由~『世界一流エンジニアの思考法』(牛尾 剛 著)を読む、【高学歴発達障害】上智大卒の女性に親は「社会不適合者だから家庭に入れ」→ブラック企業経てたどり着いた天職) [生活]

発達障害については、本年1月15日に取上げた。今日は、(その6)(大人のADHD→44歳で米マイクロソフト転職!異色の日本人が「怠惰であれ」と説く理由~『世界一流エンジニアの思考法』(牛尾 剛 著)を読む、【高学歴発達障害】上智大卒の女性に親は「社会不適合者だから家庭に入れ」→ブラック企業経てたどり着いた天職)である。

先ずは、本年1月26日付けダイヤモンド・オンライン「大人のADHD→44歳で米マイクロソフト転職!異色の日本人が「怠惰であれ」と説く理由~『世界一流エンジニアの思考法』(牛尾 剛 著)を読む」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/337666
・『視野を広げるきっかけとなる書籍をビジネスパーソン向けに厳選し、ダイジェストにして配信する「SERENDIP(セレンディップ)」。この連載では、経営層・管理層の新たな発想のきっかけになる書籍を、SERENDIP編集部のチーフ・エディターである吉川清史が豊富な読書量と取材経験などからレビューします。今回取り上げるのは、大人になってからADHDと診断された後、44歳で米マイクロソフトに転職した異色の日本人エンジニアが一流の同僚たちに学んだ仕事術を徹底解説した一冊です』、「米マイクロソフトに転職」とはすごい経歴だ。
・『ADHDと診断→米マイクロソフトで活躍! 異色エンジニアの書籍に学ぶ  本連載のようにWebメディアに寄稿する際、書き手が陥りやすい罠がある。自分の意見や集めたネタなどを、一つの記事の中にできるだけ多く盛り込もうとすることだ。すると時間ばかりかかって、無駄に長いだけの焦点のぼやけた記事になりかねない。 良い文章を書くには、思い切って「捨てる」覚悟が必要だ。10のネタがあったら、その中で3~4つだけをピックアップする。残りは捨てるか、次の機会まであたためておく。その後は選んだものに集中し、最良のものに磨き上げる。 筆者は薬の専門家ではないが、文章は医薬品と似ているように思える。発熱、頭痛、せき、目まい、鼻水、腹痛――。これらに効く成分を全部混ぜ合わせたら、果たして「万病に効く薬」が出来上がるのか。 実際は決してそうではなく、薬として意味をなさないだろう。「解熱剤」「頭痛薬」「せき止め」など、特定の症状に絞って調合した方が、間違いなく効果を発揮するはずだ。 Webメディアにおける記事も、どのネタが読者のニーズにマッチするかを熟慮して、その内容に特化して書き上げた方が、手当たり次第に材料を盛り込むよりも読者の心に残るはずだ。そのピックアップする技術こそ、執筆や編集の「妙」というべきものだろう。 この考え方はもちろん、文筆業以外の業種・職種にも応用可能だ。どの業界においても、とりあえず目の前の仕事から手をつけていくという働き方は効率的とはいえず、良い成果も期待しづらい。不要なものを捨て、重要なものに絞って取り組む。この判断が重要なのである。 今回紹介する書籍『世界一流エンジニアの思考法』では、海外の一流ITエンジニアが実践している「取捨選択の妙」などを、著者の豊富なビジネス経験をもとに紹介している。 著者の牛尾剛氏は、国内大手SIerのITエンジニアを経て2009年に独立。15年に米マイクロソフトに入社し、19年から同社のクラウドサービス「Azure Functions」のプロダクトチームでシニアソフトウエアエンジニアを務める人物だ(肩書は刊行当時のもの)。 牛尾氏は、今でこそ世界最高峰ともいえるマイクロソフトのソフトウエア開発チームで活躍しているが、「幼い頃から要領が良くなく、大人になってからADHD(注意欠如・多動症)と診断された」と、本書の冒頭で明かしている。 だからこそ、「どうやったら不得意なことでも効率よく人並みのことができるのか、仕事の生産性を上げる方法を意識的に研究してきた」という。そして努力の末、44歳で米マイクロソフトに転職。「世界一流」のエンジニアとともに仕事をすることになった』、同氏は「幼い頃から要領が良くなく、大人になってからADHD・・・と診断された」・・・だからこそ、「どうやったら不得意なことでも効率よく人並みのことができるのか、仕事の生産性を上げる方法を意識的に研究してきた」という。そして努力の末、44歳で米マイクロソフトに転職。「世界一流」のエンジニアとともに仕事をすることになった」、なるほど。
・『米マイクロソフトの一流エンジニアは「意外と怠惰」だった!?  牛尾氏は転職後、同僚のエンジニアたちが、高い生産性を実現するための「思考法(マインドセット)」を身に付けていることを知る。 彼・彼女らの思考法を注意深く観察し、実践しながら、牛尾氏自身も「世界一流」となるべくさらなる努力を重ねてきた。そのノウハウをまとめたのが本書というわけだ。 「Be Lazy(怠惰であれ)」。牛尾氏は、同僚エンジニアたちのマインドセットを端的に表すものとして、こんな言葉を紹介している。もちろんマイクロソフトがそうした標語を公に掲げているわけではないが、上司などから「Be Lazy」「働きすぎないで」と声を掛けられることがあったという。 より具体的に言うと、一流のエンジニアは「より少ない時間で価値を最大化する」ことを目指している。そのために同僚が実践している習慣として、牛尾氏は以下に示す7つのポイントを挙げている。 (1)望んでいる結果を達成するために、最低限の努力をする (2)不必要なものや付加価値のない仕事(過剰な準備含む)をなくす (3)簡潔さを目指す (4)優先順位をつける (5)時間や費やした努力よりも、アウトプットと生産性に重点を置く (6)長時間労働しないことを推奨する (7)会議は決められた時間内で効率的かつ生産的に行う 一見すると、ビジネスの世界では当たり前の標語だ。だが、同じようなことを意識していても、日本人と「世界一流エンジニア」は捉え方に違いがあるという。 例えば「(4)優先順位をつける」というと、日本人は「重要なタスクから順番に手をつけ、最終的には全部やる」という前提で物事を考える。「その日のうちに」とは限らないが、最初のタスクを終えたら、次、またその次……というように仕事をこなす。多少時間がかかっても、最終的には自身のやるべきことを完璧に処理する。 だが驚くことに、海外の一流エンジニアたちの間では完璧主義は悪手とされる。その証拠に、上記の7項目は、全てが「いかにやることを減らすか」という目的意識に基づいている。 そして一流エンジニアたちには、日本では当たり前の「時間をかけて結局全部やる」という概念がない。「優先順位をつけた後は、最初の1個(最も重要なもの)だけをピックアップしてやる。そして他はやらない。その1つにフォーカスしよう」という感覚らしいのだ。 最重要なタスクだけを優先して集中的に取り組めば、当然短時間で終わる。そこだけにフォーカスしているから生産性が上がり、アウトプットの質も向上するというわけだ』、「一流エンジニアたちには、日本では当たり前の「時間をかけて結局全部やる」という概念がない。「優先順位をつけた後は、最初の1個(最も重要なもの)だけをピックアップしてやる。そして他はやらない。その1つにフォーカスしよう」という感覚らしいのだ」、なるほど。
・『「試行」の前に「思考」! 手を動かす前に仮説を立てるべし  日本のビジネスパーソンには身に覚えのある人も多いだろうが、「時間をかけて結局全部やる」という考え方だと、優先順位の高いものに取り組んでいる時でも、他のタスクがどうしても気になる。その結果、焦りが生じて生産性が下がりがちだ。「2番目以降は割り切って捨てる」という、マイクロソフト流の思い切りの良さを見習うべきだろう。 なお、上記の「(6)長時間労働しないことを推奨する」「(7)会議は決められた時間内で効率的かつ生産的に行う」とも関連しているが、米国には「時間を固定する」という考え方もあるそうだ。 「すべきこと」が終わるまで延々と作業を続けるのではなく、「何時から何時までこれをやる」と時間の枠を決める。そして、その枠の中で成果を最大化することを目指す。「限られた時間内で確実にできること」だけをピックアップし、集中するのだ。日本人が長時間だらだらと会議をしないためにも、有用な考え方だろう。 さらに、「試行錯誤をしない」という考え方も本書で紹介されている。 これに違和感を覚えた人もいるのではないだろうか。日本企業では「結果」だけでなく「プロセス」を評価しがちだ。トライアンドエラーを繰り返しながらじっくり検討を重ねた末に、最適解にたどり着くことが良しとされる。海外の一流企業では、それは重要ではないというのか――。 その答えを示す、一つのエピソードがある。 ある日、牛尾氏は自分のプログラムがうまく動かないときがあった。自力で直そうとすると、原因究明に途方もない時間がかかると考え、ポールという同僚のトップエンジニアに声をかけて「ペアプログラミング」を依頼した。ペアプログラミングとは、2人1組で1台のPCを共有し、一緒にプログラミングする手法だ。 セッションが始まると、PCの画面には、牛尾氏のプログラムに問題があることを示すログ(プログラムが内部でどのように動いているかを示す記録)が表示された。 するとポールは手を一切動かさず、最初の1つのログだけを見て、頭の中で「仮説」を立て始めた。ぶつぶつと独り言を言いながらしばらく考え、データベースを閲覧するソフトを起動。クエリ(システムへの命令文)を1つだけ書いて、「ここだろう」と一言。そのクエリの結果は、エラーの根本原因を正しく示すものだったという。 牛尾氏のかつてのやり方は、「的確な仮説を導き出すべく『思考』を巡らせる」という過程を省き、ひたすら「試行」を繰り返すものだったのかもしれない。その手法では、どれだけ時間がかかるかわからない』、「自力で直そうとすると、原因究明に途方もない時間がかかると考え、ポールという同僚のトップエンジニアに声をかけて「ペアプログラミング」を依頼した。ペアプログラミングとは、2人1組で1台のPCを共有し、一緒にプログラミングする手法だ。 セッションが始まると、PCの画面には、牛尾氏のプログラムに問題があることを示すログ(プログラムが内部でどのように動いているかを示す記録)が表示された。 するとポールは手を一切動かさず、最初の1つのログだけを見て、頭の中で「仮説」を立て始めた。ぶつぶつと独り言を言いながらしばらく考え、データベースを閲覧するソフトを起動。クエリ(システムへの命令文)を1つだけ書いて、「ここだろう」と一言。そのクエリの結果は、エラーの根本原因を正しく示すものだったという」、さすがだ。
・『マジメすぎる日本人は「Be Lazy」の精神で働こう!  しかし、前述した7項目の「(5)時間や費やした努力よりも、アウトプットと生産性に重点を置く」にもある通り、重要なのは所要時間ではない。あくまで結果なのである。だからこそ、困ったときは試行錯誤に長時間かけるのではなく、優秀な仲間の助けを借り、素早く解決していい。「Be Lazy」の精神で働いていいのだ。 なお、これは筆者の見解だが、本書では必ずしも「試行錯誤自体が悪手」と言いたいわけではないのだろう。本書の例では、ポールがプログラムの問題点を一発で見抜いた。だが、より複雑な問題の場合は、そのプロセスを何度か繰り返す必要も出てこよう。 だからこそ、重要なのは「仮説→検証」を繰り返すことなのではないか。頭の中で論理的に、エラーの原因をいくつか考える。どの仮説が正しいのかを、優先順位に基づいて一つ一つ順に検証する。何番目かの仮説が正解で、エラーの原因を突き止められたならば、それは結局「最低限の努力」で済んでいる。これらは「正しい試行錯誤」だという見方もできる。 どんな仕事でもそうだが、多くの人は大量のタスクを抱え込みがちだ。どれから手を付けていいか分からず「時間がない」と焦る。不安になり、いろいろな方法を試してみる。そうする中で、時間だけが過ぎていく。 だが、困った時こそ「急がば回れ」である。深呼吸して、「最低限の努力」で済ませるにはどうすべきかを考える。このことが重要なのだ。 優先順位はどうか。「捨てる」べきタスクは何か。絞ったタスクを、どう効率的にやっていくか。それらを考える時間を惜しんではいけない。不安だからと、やみくもに手を動かすのは我慢しよう。 壁にぶつかった際は「仮説→検証」によって解決策を探る。どうにもならなければ、あっさりと仲間に頼っていい。「Be Lazy」の精神で働くのだ。 これらを意識するだけでも、皆さんの仕事の生産性は確実に上がっていくはずである。 (情報工場チーフ・エディター 吉川清史)』、「困った時こそ「急がば回れ」である。深呼吸して、「最低限の努力」で済ませるにはどうすべきかを考える。このことが重要なのだ。 優先順位はどうか。「捨てる」べきタスクは何か。絞ったタスクを、どう効率的にやっていくか。それらを考える時間を惜しんではいけない。不安だからと、やみくもに手を動かすのは我慢しよう。 壁にぶつかった際は「仮説→検証」によって解決策を探る。どうにもならなければ、あっさりと仲間に頼っていい。「Be Lazy」の精神で働くのだ」、なるほど、その通りなのだろう。

次に、2月29日付けダイヤモンド・オンラインが掲載したフリーライターの姫野 桂氏による「【高学歴発達障害】上智大卒の女性に親は「社会不適合者だから家庭に入れ」→ブラック企業経てたどり着いた天職」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/338574
・『幼少期から発達障害(ASD)扱いされて精神科に通っていた女性は、得意の数学で上智大に入学。卒業後は大学院に進むほどの優秀な頭脳を持っていたが、ドロップアウトして不本意な職場を転々とするハメに……。ようやくたどり着いた「天職」は、なにが彼女にフィットしたのだろうか。※本稿は、姫野 桂『ルポ 高学歴発達障害』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです』、興味深そうだ。
・『医師の父は心を病んで家庭は機能不全 娘の小中時代はほぼ不登校だった  待ち合わせ場所に現れた高橋希美さん(45歳)はすらっとしたモデル体型の女性だった。上智大学の理工学部を卒業、同大学院を中退している。 高橋さんは4~5歳の時点でASD(自閉スペクトラム症)傾向が見つかり、はやくから精神科に通っていた。発達障害をこじらせたことから、義務教育をほとんど受けられない状態になってしまった。多くの人とかかわらなければならない「学校」という空間が高橋さんにとっては苦痛な空間だったのだ。また、家族とも折り合いが悪かった。 「父は医師なのですが、私が幼稚園に入る前に精神を病んでしまって半年くらい精神科に入院していたんです。父は勤務医で、職場の人間関係や激務のストレスなどを全部私にぶつけていました。ひとりっ子でほかにきょうだいはいないし、母は気が強いので、母には当たらず子どもの私に来るんですよね」 「私が小学校低学年の頃まで父は単身赴任をしていて、週1くらいで家に帰ってきていたのですが、その1日が毎週地獄でした。単身赴任が終わってからは父が毎朝毎晩家にいるし、もうどうしようと、死にたいとずっと思っていました。その頃くらいから小学校に行ってないです」 高橋さんはいわゆる機能不全家族で育った。小中学校にはほとんど行くことができず、高校は不登校の生徒や高校中退者を受け入れる高校に4年間通うことになった。高橋さんの学校生活はどのようなものだったのだろうか。 「女子って『一緒にトイレに行こう』とかの集団行動があるじゃないですか。それが私嫌なんです。高校時代は同じ時間に国語を受ける人もいれば数学を受ける人もいれば化学を受けている人もいる。みんな教室はバラバラなのにそうやってつるんでいる人たちを見て、『なんで一緒にトイレに行くの?個人行動すればいいのに』と思っていました」) 周りには勉強熱心な人はあまり多くなく、大学に進学する生徒の数も全体の半分くらいで、進学する大学のレベルもそれほど高くなかった。定期試験もちょっと勉強しただけで90点台が取れるレベルの学校だった。 そのため、評定平均が非常に高く、せっかくだからと推薦入試を受けることにした。しかし、文章を書くのはあまり得意ではなかった高橋さんは、入試に小論文がなく、そこそこレベルの高い大学の中から、数学科のある上智大学を選んだ。 「小さい頃から算数・数学がとにかく好きだったんです。小学校入学前にはもう足し算と引き算はできていたと思います。問題集があればひとりでできるところが数学の魅力です。家でもひとりでできる数学には没頭していました。数学ができることが、得意なことと苦手なことの凸の部分なんだと思います」。 晴れて上智大学に合格して、地方から上京することとなった。だが、入学した理工学部数学科(現在は情報理工学科へ再編)は理系学科であるがために女子が少なく、1年の頃は学科で高橋さんを入れて女子が十数名しかいなかった。 加えて、高橋さん以外の女子が全員自宅から通学していること、女子高出身だったことから、女子は常に固まって行動していたため、その輪に高橋さんは馴染めずにつらい思いをした。 結局、同じ学年の人と仲良くなれることはなかったという。休学も挟み、卒業まで5年かかってしまった。しかし、相変わらず勉強は得意で特に幾何学のテストではベスト3に入っていた』、「問題集があればひとりでできるところが数学の魅力です。家でもひとりでできる数学には没頭していました。数学ができることが、得意なことと苦手なことの凸の部分なんだと思います」。 晴れて上智大学に合格して、地方から上京することとなった。だが、入学した理工学部数学科(現在は情報理工学科へ再編)は理系学科であるがために女子が少なく、1年の頃は学科で高橋さんを入れて女子が十数名しかいなかった・・・同じ学年の人と仲良くなれることはなかったという。休学も挟み、卒業まで5年かかってしまった。しかし、相変わらず勉強は得意で特に幾何学のテストではベスト3に入っていた」、なるほど。
・『就職せず大学院に進むが中退し学生バイトの下で働くみじめさ  卒業後はそのまま大学院へと進学したが、持病のてんかん発作が頻繁に起こるようになったこと、親から「あなたは社会不適合者だから家庭に入るのがいい。地元に戻ってきて結婚相談所に入りなさい」と言われたことでだんだんとメンタルがすり減っていき、勉強にもついていけなくなったことを理由に大学院を中退してしまった。) 「大学院を中退後、しばらくブラブラとニートをしていて、それから発達障害の就労訓練事業をしているところで訓練を受けました。私としては最低2カ月は訓練を受けたかったのですが、1カ月の訓練を終えた時点で団体の代表から猛烈に『早く就職しなさい』と言われたんです」 「そこでハローワークの障害者ブースに行ったら予備校の教材部の求人があって、障害者雇用でパートという形で入社しました。でも、その会社特有だと思うんですけど、なぜか『障害をオープンにしないでくれ』と言われたんです」 高橋さんは障害者雇用で入ったこの会社を3年で辞めている。数学科に所属していたが、別の科の社員でそりが合わない人がいたのと、大学生のアルバイトがバイトリーダー的な存在となり、大学生の部下になってしまったことを惨めに感じてしまったのだという。体重もさらに落ちて40kgを切ってしまい、「これは危ない」と思って退職した。 2社目も教材関係の仕事に就いた。ここではクローズ(自身の障害を企業に開示しない)で、派遣として入社した。この会社がブラックだった。 「数学課の社員の方がパワハラ気質の人で、何をやっても怒られました。私が入社する前に私のポジションにいた人は男性だったらしいのですが、その人が職務中に泣いたというレベルのパワハラ具合で。私もパワハラが嫌になって2~3日無断欠勤したこともあって、もうクビでいいと思ったこともありました。それでも派遣元から『無断欠勤した期間は有給ということにしてあげるから戻ってこないか』ということを言われて戻りました」 「派遣は3カ月ごとの更新制なので、次の更新はもうないだろうなと思っていたら、なぜかまた『お願いします』と言われて。結局2年少々引っ張られて在籍し、最後はもうこっちから辞めたいと言って辞めました」』、なるほど。
・『発達障害であることを伏せて正社員採用された職場の居心地は  その後また別の会社を経て、現在の天職だと語る職場にたどり着くこととなった。塾や予備校などで使用する参考書や教材を編集する仕事だ。もともと数学が好きで、数学を扱えるだけで嬉しいのだという。 高校教科書の練習問題の模範解答がずらっと書かれた本や、学校の教師向けの指導書の作成、中学生向けの高校入試対策模擬試験の作成を行なっている。編集のみならず、ときには執筆や校正を行なうこともある。他にも、中学生向けの高校入試の指導書を作成したり、タブレット教材の制作にも関わっている。 今の仕事で一番楽しいのは、自分が書いたものが本や模擬テストとなって製品になることだという。ここにはクローズで正社員として入社している。 「数学が好きだというのもあるのですが、すごく小さな会社で、上司である社長が穏やかな人だから続けられています。環境がとてもいいんです。もともと数学ができる人ってASD気質の人が多いので、そんなに私が浮いていないんです。これが英語や国語だったら浮いていたと思います」。 なお、クローズで入社しているが、高橋さんは障害者手帳を持っている。障害者控除を受けるために経理に通す必要があるのではないかと尋ねると、会社側には発達障害ではなく、併発しているてんかんで手帳を持っていると伝えているのだという。 クローズで働いている最大の理由はやはりお金だ。障害者雇用の多くは低賃金である。以前、障害者雇用で働いていたときは幸い、親がワンルームマンションを購入してくれて、家賃の負担がなかった。そして今でもその部屋に住み続けている。 「私という人間は数学がなければ何もありません。発達障害があって、数学に秀でていたから今の職に就けたので、一概に発達障害が悪いとは思っていません。社長が元気なうちはずっとこの会社で働き続けたいです」 天職と語る職業に恵まれた一方で、全く苦難がないわけではない。交際中の男性が詳細は話さずざっくりと「彼女は障害者だ」と男性の親に伝えたところ、「障害者の嫁なんていらない」と会わせてもらえなかったことがあったという。高橋さんは障害者差別を受けたことになる。少しでも障害についての理解が一般の人にも認知されることを願うばかりだ』、「もともと数学ができる人ってASD気質の人が多いので、そんなに私が浮いていないんです。これが英語や国語だったら浮いていたと思います・・・クローズで働いている最大の理由はやはりお金だ。障害者雇用の多くは低賃金である。以前、障害者雇用で働いていたときは幸い、親がワンルームマンションを購入してくれて、家賃の負担がなかった。そして今でもその部屋に住み続けている・・・交際中の男性が詳細は話さずざっくりと「彼女は障害者だ」と男性の親に伝えたところ、「障害者の嫁なんていらない」と会わせてもらえなかったことがあったという。高橋さんは障害者差別を受けたことになる。少しでも障害についての理解が一般の人にも認知されることを願うばかりだ」、結婚を前提とした付き合いで「親」の反対は、困ったものだが、やはり現状ではしょうがないと受け止めざるを得ないようだ。
タグ:発達障害 (その6)(大人のADHD→44歳で米マイクロソフト転職!異色の日本人が「怠惰であれ」と説く理由~『世界一流エンジニアの思考法』(牛尾 剛 著)を読む、【高学歴発達障害】上智大卒の女性に親は「社会不適合者だから家庭に入れ」→ブラック企業経てたどり着いた天職) ダイヤモンド・オンライン「大人のADHD→44歳で米マイクロソフト転職!異色の日本人が「怠惰であれ」と説く理由~『世界一流エンジニアの思考法』(牛尾 剛 著)を読む」 「米マイクロソフトに転職」とはすごい経歴だ。 同氏は「幼い頃から要領が良くなく、大人になってからADHD・・・と診断された」・・・だからこそ、「どうやったら不得意なことでも効率よく人並みのことができるのか、仕事の生産性を上げる方法を意識的に研究してきた」という。そして努力の末、44歳で米マイクロソフトに転職。「世界一流」のエンジニアとともに仕事をすることになった」、なるほど。 牛尾氏は以下に示す7つのポイントを挙げている。 (1)望んでいる結果を達成するために、最低限の努力をする (2)不必要なものや付加価値のない仕事(過剰な準備含む)をなくす (3)簡潔さを目指す (4)優先順位をつける (5)時間や費やした努力よりも、アウトプットと生産性に重点を置く (6)長時間労働しないことを推奨する (7)会議は決められた時間内で効率的かつ生産的に行う 「一流エンジニアたちには、日本では当たり前の「時間をかけて結局全部やる」という概念がない。「優先順位をつけた後は、最初の1個(最も重要なもの)だけをピックアップしてやる。そして他はやらない。その1つにフォーカスしよう」という感覚らしいのだ」、なるほど。 「試行」の前に「思考」! 手を動かす前に仮説を立てるべし 「自力で直そうとすると、原因究明に途方もない時間がかかると考え、ポールという同僚のトップエンジニアに声をかけて「ペアプログラミング」を依頼した。ペアプログラミングとは、2人1組で1台のPCを共有し、一緒にプログラミングする手法だ。 セッションが始まると、PCの画面には、牛尾氏のプログラムに問題があることを示すログ(プログラムが内部でどのように動いているかを示す記録)が表示された。 するとポールは手を一切動かさず、最初の1つのログだけを見て、頭の中で「仮説」を立て始めた。ぶつぶつと独り言を言いながらしばらく 考え、データベースを閲覧するソフトを起動。クエリ(システムへの命令文)を1つだけ書いて、「ここだろう」と一言。そのクエリの結果は、エラーの根本原因を正しく示すものだったという」、さすがだ。 マジメすぎる日本人は「Be Lazy」の精神で働こう! 「困った時こそ「急がば回れ」である。深呼吸して、「最低限の努力」で済ませるにはどうすべきかを考える。このことが重要なのだ。 優先順位はどうか。「捨てる」べきタスクは何か。絞ったタスクを、どう効率的にやっていくか。それらを考える時間を惜しんではいけない。不安だからと、やみくもに手を動かすのは我慢しよう。 壁にぶつかった際は「仮説→検証」によって解決策を探る。どうにもならなければ、あっさりと仲間に頼っていい。「Be Lazy」の精神で働くのだ」、なるほど、その通りなのだろう。 ダイヤモンド・オンライン 姫野 桂氏 「【高学歴発達障害】上智大卒の女性に親は「社会不適合者だから家庭に入れ」→ブラック企業経てたどり着いた天職」 姫野 桂『ルポ 高学歴発達障害』(ちくま新書) 「問題集があればひとりでできるところが数学の魅力です。家でもひとりでできる数学には没頭していました。数学ができることが、得意なことと苦手なことの凸の部分なんだと思います」。 晴れて上智大学に合格して、地方から上京することとなった。だが、入学した理工学部数学科(現在は情報理工学科へ再編)は理系学科であるがために女子が少なく、1年の頃は学科で高橋さんを入れて女子が十数名しかいなかった・・・ 同じ学年の人と仲良くなれることはなかったという。休学も挟み、卒業まで5年かかってしまった。しかし、相変わらず勉強は得意で特に幾何学のテストではベスト3に入っていた」、なるほど。 「もともと数学ができる人ってASD気質の人が多いので、そんなに私が浮いていないんです。これが英語や国語だったら浮いていたと思います・・・クローズで働いている最大の理由はやはりお金だ。障害者雇用の多くは低賃金である。以前、障害者雇用で働いていたときは幸い、親がワンルームマンションを購入してくれて、家賃の負担がなかった。そして今でもその部屋に住み続けている・・・ 交際中の男性が詳細は話さずざっくりと「彼女は障害者だ」と男性の親に伝えたところ、「障害者の嫁なんていらない」と会わせてもらえなかったことがあったという。高橋さんは障害者差別を受けたことになる。少しでも障害についての理解が一般の人にも認知されることを願うばかりだ」、結婚を前提とした付き合いで「親」の反対は、困ったものだが、やはり現状ではしょうがないと受け止めざるを得ないようだ。
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健康(その26)(冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは、「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない、「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる) [生活]

健康については、昨年6月14日に取上げた。今日は、(その26)(冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは、「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない、「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる)である。

先ずは、本年1月14日付け東洋経済オンラインが掲載した 富永ペインクリニック院長・医学博士・日本麻酔科学会認定麻酔科指導医の富永 喜代氏による「冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/724389
・『寒い冬は、とくに血流に気をつけることが大切です。のべ2万人の臨床麻酔実績で、全身の血流について詳しい富永喜代医師の著書『血流がすべて血流コントロールの名医が教える わずか1分でできる「すごい血流改善法」』より一部引用・再編集し、全身を元気にし、突然死も防ぐことができる入浴方法をご紹介します』、興味深そうだ。
・『交通事故よりもこわい「冬の浴室」  寒い日は、早く家に帰って温まりたい。そう思いますが、家の中に思わぬ危険があります。それは、浴室。 厚生労働省の統計によると、浴室で亡くなる高齢者の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです。 ピンピンコロリがいいとはよく言われますが、まだやりたいことがあったのに、伝えたいことがあったのに、本意ではないタイミングで大切な人に会えなくなってしまったら、それはとても切ないことですよね。 防げるものなら、防ぎたい。そう願うあなたに。そして、突然いなくなってほしくない大切な人がいるあなたのために、知っておいてほしいお風呂での血流対策をお伝えします。) まずお話ししたいのは、「お湯の量」についてです。 体をどこまでお湯につけるか。これがとても重要なんです。 子どものころ、両親からこんなふうに言われたことはないでしょうか? 「肩までしっかりつかりなさい!」 「100数えてから上がりなさい!」 もしかすると、今はあなたがお子さんにそう言い聞かせているかもしれません』、「浴室で亡くなる高齢者の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです」、それは大変だ。
・『心臓に無理をさせないために「お湯の量」が大切  じつはこの入浴方法、血流改善の観点から考えると、とっても危険。 悪い入浴方法の代表例なんですよ。 理由はかんたん。肩までつかると、血管が、水圧によってギューッと押さえつけられてしまうからなんです。 心臓よりも高い位置まで湯につかってしまうと、静脈の圧よりも水圧が高くなります。それによって、手足や内臓の静脈がギュッと圧迫され、血液が心臓に向かって一気に移動。すると、心臓は増えた分の血液をくみ出すために、無理して働くようになります。 肩までつかっている本人は、「いい湯だな」と思っていても、体は心臓に負担がかかるという「緊急事態」への対応に大わらわとなっているわけです。) 仮にこの状態のまま長風呂をしてしまうと、血流が落ちていき、心臓や肺に大きな負担がかかります。 そして、さらに大きな問題が、「お湯から上がるとき」に起こります』、「肩までつかると、血管が、水圧によってギューッと押さえつけられてしまうからなんです。 心臓よりも高い位置まで湯につかってしまうと、静脈の圧よりも水圧が高くなります。それによって、手足や内臓の静脈がギュッと圧迫され、血液が心臓に向かって一気に移動。すると、心臓は増えた分の血液をくみ出すために、無理して働くようになります。 肩までつかっている本人は、「いい湯だな」と思っていても、体は心臓に負担がかかるという「緊急事態」への対応に大わらわとなっているわけです』、「肩までつかる」べきでないとは、寂しい感じだ。
・『浴室での「立ちくらみ」が命をうばう  水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です。 もし、昔ながらの深い湯船だった場合、倒れた拍子に頭を打ち、意識を失い、溺れてしまうといった最悪のケースにおちいる可能性もあります。 最初にお伝えしたように、自宅で亡くなる人が命を落としている場所は、圧倒的に「浴室」です。特に高齢の方は、加齢によって血管のやわらかさが失われているため、リスクが高まるのです。 また、医師から心臓が弱いと指摘を受けている方、高血圧の方は肩までしっかりつかってはいけません。立ちくらみ、脳虚血、失神の原因になります。 おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう。) あなたは毎日、何℃のお風呂に入っていますか? 血流を整える入浴法で湯量と並んで大切なのが、「お湯の温度」です。 入浴に関する全国調査によると、日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます』、「水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です・・・おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう・・・日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます」、「半身浴」、「ぬるめ」では、私はとても「風呂」に入った気がしない。
・『高齢者ほど「熱すぎてキケン」なお湯につかってしまう  とりわけ、高齢者になればなるほど、熱いお風呂を好む傾向があります。これは皮膚の「温熱感受性」の劣化によるもの。 皮膚の表面に温点、冷点と呼ばれる熱い、冷たいを感じとるセンサーがあります。じつはこの温点、冷点の数は、年齢を重ねるごとに減っていきます。 最新の研究によると、温点・冷点は、20代と70代を比べると約半分になってしまうというデータもあります。なかでも湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。 その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは「ほぉう」と吐息をもらしながら肩までつかることができるわけです。 しかも、とくに冬場はついつい長風呂になってしまいがち。そのとき湯温が高いと、疲労、脱水、血管虚脱(血管がひろがりすぎて、血流が落ち、脳へ必要な酸素や栄養素が届かなくなる)といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態です。 湯温は自分の肌感覚だけではなく、「数値」で見て把握しておくべきです。 また、高温のお湯につかることは、入浴のメリットであるリラックス効果を妨げてしまいます。お風呂でリラックスするかどうかは「交感神経」と「副交感神経」の働きと深く関連し、湯温がその切り替えスイッチのような働きを果たしています。 副交感神経の働きが高まれば、精神的に落ち着き、末梢血管も拡張し、血圧は下がっていき、血流が向上。心臓の負担も軽くなります。 一方、交感神経の働きが過度に高まると末梢血管が収縮。末梢の血流が落ちるため、心臓はより多くの血液を循環させようと負担を強いられながら、働くようになります。当然、血圧は上昇してしまいます。 お湯がぬるめか、熱めかによって、入浴時に交感神経と副交感神経のどちらの働きが高まるかが決まるわけですね。) 私のおすすめは、断然ぬるめです。 ぬるめの湯温とは、冬なら40℃、夏なら38℃。一方、41℃以上が熱めの湯温です。 体が疲れているときは、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつかりましょう。 これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています。 もちろん、血流も整い、体のすみずみまで栄養と酸素が行き届き、疲労物質も回収・排出されるので、疲れが軽くなります』、「湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。 その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは「ほぉう」と吐息をもらしながら肩までつかることができるわけです・・・とくに冬場はついつい長風呂になってしまいがち。そのとき湯温が高いと、疲労、脱水、血管虚脱(血管がひろがりすぎて、血流が落ち、脳へ必要な酸素や栄養素が届かなくなる)といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態です・・・高温のお湯につかることは、入浴のメリットであるリラックス効果を妨げてしまいます。お風呂でリラックスするかどうかは「交感神経」と「副交感神経」の働きと深く関連し、湯温がその切り替えスイッチのような働きを果たしています。 副交感神経の働きが高まれば、精神的に落ち着き、末梢血管も拡張し、血圧は下がっていき、血流が向上。心臓の負担も軽くなります。 一方、交感神経の働きが過度に高まると末梢血管が収縮。末梢の血流が落ちるため、心臓はより多くの血液を循環させようと負担を強いられながら、働くようになります。当然、血圧は上昇してしまいます・・・私のおすすめは、断然ぬるめです。 ぬるめの湯温とは、冬なら40℃、夏なら38℃。一方、41℃以上が熱めの湯温です。 体が疲れているときは、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつかりましょう。 これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています。 もちろん、血流も整い、体のすみずみまで栄養と酸素が行き届き、疲労物質も回収・排出されるので、疲れが軽くなります」、「ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつか」れば、「入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています」、素晴らしい効能だ。
・『第二の心臓を動かす「足先クイクイ体操」  みぞおちまでの湯量、ぬるめの湯温と入浴時のポイントをお伝えしてきましたが、最後に、お風呂でできる「血流アップ体操」をご紹介します。 その名も、「足先クイクイ体操」。 湯船につかり、足を伸ばして(伸ばせない浴槽なら、入浴後に行ってもOK)、つま先を上、前、上、前と、クイ、ストン、クイ、ストンと前後に10回ずつ動かします。 そうすると、すぐに「第二の心臓」と言われるふくらはぎの筋肉がググッと動いているのを感じるはず。温まり、血流のアップしている体に対して、さらなる刺激を加え、すっきりと疲労物質を洗い流す効果が期待できます。 ちなみに、この「足先クイクイ体操」には中高年の女性に多い「深部静脈血栓症」を予防する効果があります。深部静脈血栓症は、別名「エコノミークラス症候群」と呼ばれ、亡くなる方も少なくない怖い病気です。 飛行機や自動車などの狭い座席に長時間座り、立ち上がって歩き出したときに呼吸困難に襲われ、倒れてしまう。飛行機の乗客だけでなく、タクシードライバーなど、座りっぱなしの状態が続いた方が多くこの症状に見舞われています。 同じ症状は、手術後に入院する場合があるICU(集中治療室)でも発生しやすく、医療関係者は大いに注意を払っています。特に、しばらく寝たきりで過ごす患者さんの足には、電動でふくらはぎをもみあげていくフットポンプと呼ばれる機器を取りつけることも。 血液がスムーズに流れることは、体にとってそれだけ大切なことなんです』、「足先クイクイ体操」は簡単そうなので、是非、習慣づけたい。

次に、1月14日付け東洋経済オンラインが掲載した 精神科医の和田 秀樹氏による「「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/727220
・『仕事・お金・健康・生きがなど50歳を過ぎると、今後の不安がどうしても頭をよぎります。特に50代ともなれば、急に気になり始めるのが「健康」で、会社などで受ける検診結果にドギマギしているという人もいるのではないでしょうか。 が、高齢者の健康についての著書も多い、精神科医の和田秀樹さんは「検診の数値は気にしなくていい」と断言します。その理由を、和田さんの新著『50歳からの脳老化を防ぐ 脱マンネリ思考』より、一部引用・再編集してご紹介します』、私も40代までは指摘事項が殆どなかったが、「50代」になると急に増え、戸惑った記憶がある。
・『50代の老いの自覚は曖昧なもの  50代の方なら覚えがあると思いますが、「このごろ疲れやすくなった」「熟睡できない」「根気が続かない」「どうもやる気が出ない」といったさまざまなの身体や心の不調、これといった病気もなく、体力だってまだまだ十分なのに、ちょっとしたことで「老い」を自覚することが多くなります。 といっても50代の老いの自覚は曖昧なものです。 以前の自分(20代や30代の自分)と比べてみたり、同世代の友人や仲間の中でも若々しくて元気な人間と比べてみたりして、「やはり齢のせいかな」と思いこもうとします。 齢のせいにすれば「仕方ない」とか「まあぼちぼちやっていこう」と自分を落ち着かせることができます。「何かの病気が隠れているんじゃないか」と思うより安心できるからです。) 逆に言えば、「まさかと思うけど、やっかいな病気にはなりたくない」という気持ちがつねにあります。あとわずかですから、定年までは何とか勤め上げたいと思うからです。ここで重い病気にでもなったら、人生設計を大きく狂わせてしまいます』、私も現役時代を無事に過ごせたのは幸運だった。
・『数値を気にした途端待ち受ける地獄  そこでつい気にしてしまうのが健診の数値です。 主に血圧、血糖値、コレステロール値などですが、50代というのはいろいろな数値に異常が出始める年齢ですから、健診が近づくとお酒を減らしたり甘いものや脂っこいものを控えたりする人が結構います。 もちろん気休めですが、それくらい数値を気にするのです。なぜなら一般的な健診で数値の異常が出ると、要精密検査となります。混雑している大きな病院まで出かけて検査を受けなければいけません。これだけでも憂鬱になります。 そしてたいていの場合は、検査データをもとに医者の診断があり、ほぼ間違いなく薬を処方されます。血圧や血糖値やコレステロール値を下げる薬です。 「あーあ、とうとうわたしも薬を飲む身体になってしまったなあ」とガッカリします。しかもさまざまな注意や指導を医者から受けます。 「塩分は控えなさい」「脂っこいものはダメ」「甘いものもダメ」「お酒はほどほどに」「運動を心がけましょう」……並べて言われるとだんだん気持ちが沈んできます。お酒が好きで肉料理も好き、飲んだ後のラーメンが楽しみという人にとっては、これでは張り合いのない毎日になってしまいます。 そして医者はとどめのひと言を告げます。 「1か月後にまた検査しましょう。正常値に戻っているといいですね」 おまけに血圧手帳を渡されますから、これからの1カ月間、血圧計をにらみながら好きな食べ物を我慢することになります。健診と聞いただけで憂鬱になるのも無理はありません』、私の場合、「コレステロール値」が高目だったが、「血圧」が正常だったこともあり、幸い薬の処方はなかった。
・『なぜ「健診の数値は気にしなくていい」のか  わたしは高齢者向けの本を何冊か書いてきましたが、そのすべてに「健診の数値は気にしなくていい」と書いてきました。ほんとうは「受けなくていい」と断言したいのですが、職場の健診というのはそうもいきません。50代には言いにくいのです。 でもここはあえて言っておきましょう。 たとえ健診を受けて数値の異常があれこれ見つかっても、気にしないことです。実際に体調の悪さやいつもと違う異常を感じているというのでしたら別ですが、気分もいいし食欲もやる気も十分というのでしたら、いまがベストなのですから何も気にすることはありません。 その理由を簡単に説明してみます。 血圧と並んで健診の数値で気になる(引っ掛かりやすい)のが血糖値です。例のヘモグロビンAIc(エーワンシー)で示される数値が6・0を超えると糖尿病の予備軍となります。この時点でウンザリするほどの食事制限を受けるのは言うまでもありません。 つまり一度でも健診の数値が引っ掛かってしまうと、長い期間、食事内容を制限され、薬を飲まされ、定期的に検査を受け続けることになります。数値が異常というだけでいきなり病気が見つかったり入院治療ということはありませんが、ふだんの生活が健診の数値でものすごく不自由になってくるのです。) では何のために医学は数値の異常に介入してくるのでしょうか。言うまでもなく、数値を正常に戻すためです。正常に戻せば、病気のリスクが減ると信じられているからです。 ところが、それを真っ向から否定するデータがあります。 アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みます。「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法です。 いまの日本の医学常識を当てはめれば、結果は明白です。「強化療法群」のほうが健康を維持できるはずです。ところが3年半後の死亡率は「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです。 同じようなデータはほかにもありますが、今度はコレステロール値についてのデータを紹介してみます』、「アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みます。「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法です・・・3年半後の死亡率は「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです」、このような矛盾が出てくるほどまだ医学の世界は発展途上のようだ。
・『医学常識はいまも変わり続けている  フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40~45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータです。 4カ月ごとの健康診断に基づいて数値が高い人には薬を処方し、塩分制限などの健康管理を行う「介入群」612人と、健康管理に介入しない「放置群」610人に分けて追跡調査をしたところ、がんによる死亡率、心血管系の病気の罹患率や死亡率、挙げ句は自殺者数に至るまですべて「介入群」のほうが「放置群」より高かったのです。) ここでちょっと補足しておきますが、コレステロールは細胞膜の主原料で人間が生きていくためには欠かせないものです。よく「悪玉」「善玉」と呼んで区分することがありますが、どちらも人間にとって重要な働きをしていることに変わりはありません。 けれども循環器の医者から見ればLDLコレステロール、つまり「悪玉」が増えすぎると血管壁に入りこんで動脈硬化の原因になるとされます』、「フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40~45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータ」も、これまでの日本の常識とは相いれないようだ。
・『コレステロールが高いほどうつになりにくい?  ところが免疫学者に言わせればコレステロールは免疫細胞の材料になるからコレステロール値が高い人のほうが免疫力が高いとなります。あるいはコレステロールは脳にセロトニンを運ぶ働きもあるとされますから、数値が高い人ほどうつになりにくいという報告もあります。 さらには老年医学の立場から見れば、コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高いといった研究もあります。 「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです。 しかしいくらこういうデータを並べても、循環器の医者が自分の狭い立場にこだわる限り、「そっちには良くてもこっちには悪いこと」となります。健診で数値に異常が見つかればそれを正常に戻すことだけ考えますから、相変わらず薬と食事制限を申し渡すでしょう。 ちなみに2015年には、コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです』、「コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高いといった研究もあります。 「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです・・・2015年には、コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです」、何事も柔軟に考える必要がありそうだ。

第三に、1月19日付けPRESIDENT Onlineが掲載した順天堂大学大学院 教授の堀江 重郎氏による「「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる」を紹介しよう。
・『就寝中に尿意で目が覚める夜間頻尿にはどんなリスクがあるのか。泌尿器科医の堀江重郎さんは「夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になるという調査結果がある。夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインの恐れがあり、ただの老化と軽視しないほうがいい」という――。 ※本稿は、堀江重郎『尿で寿命は決まる 泌尿器の名医が教える腎臓・膀胱 最高の強化法』(SB新書)の一部を再編集したものです』、私は前立腺肥大なので、「夜間頻尿」は3,4回と酷い。
・『60代以上の8割超が夜中にトイレに起きている  みなさんは、自分が1日に何回、排尿しているか意識していますか? 若いうちはともかく、中高年に差しかかってきたら、気にしたほうがいいでしょう。 一般的に、「正常な排尿は1日に5~7回」です。1日に8回以上、排尿していたら「頻尿」、また就寝後から起床前の就寝中に1回以上、トイレに起きると「夜間頻尿」と見なされます。 いずれも、クオリティー・オブ・ライフにもかかわってくる不快な症状ですが、より深刻にとらえたほうがいいのは夜間頻尿です。 日本人の夜間頻尿の調査によると、40~50歳になると半数以上の人が夜中に1回はトイレに起きるようになります。さらに60代以上になると、約8割以上もの人が、夜間にトイレに起きています。夜間頻尿は、次のように、さまざまな要因が単発で、あるいは連鎖的にかかわっている症状です。 高齢者の集団を6年間にわたり調査したところ、「夜間に3回以上、トイレに起きる人は、2回以下の人の2倍も死亡率が高い」――スウェーデンで行われたある調査で、こんな衝撃的なデータが示されました。 これは、夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではありません。重要なのは、寿命を縮めるような病気になると、1つの症状として夜間頻尿が起こる場合が多いということです。つまり夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインかもしれないのです』、「「夜間に3回以上、トイレに起きる人は、2回以下の人の2倍も死亡率が高い」――スウェーデンで行われたある調査で、こんな衝撃的なデータが示されました。 これは、夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではありません。重要なのは、寿命を縮めるような病気になると、1つの症状として夜間頻尿が起こる場合が多いということです。つまり夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインかもしれないのです」、なるほど。
・『糖尿病が多尿を生んでいるケースも  夜間頻尿の原因①【おしっこが多すぎる】 そもそも尿の量が多くなると、起きている日中にたびたびトイレに行くだけでは出し切れず、夜中にトイレに行くことにつながります。多尿になる原因は単純に「水分のとりすぎ」ですが、それとは別に、糖尿病が多尿を生んでいるケースもあります。 糖尿病になると、血糖値(血液中の糖濃度)が高くなるため、血液の浸透圧が高くなります。すると、細胞の水分が血液に引っ張られ、血液の量が増えて、通常より尿量が多くなってしまうのです。 この結果、体内の水分が足りなくなり、のどの渇きを強く感じるようになります。そのため水分をたくさんとることになり(多飲)、トイレの回数が増えるという悪循環が生じるのです。夜中にのどが渇いて起きて水分をとるというのは、重症の糖尿病の可能性があります』、私の場合は該当しない。
・『夜間頻尿の原因②【からだのなかに水分が溜まる】 水分のとりすぎなどにより、水分がからだのなかに溜まってしまうことも夜間頻尿の原因になります。水分を摂取すると、水分は腎臓でろ過されて血液のなかに行きます。そして、その水分は血管から心臓まで戻り、心臓から送り出された血液は、動脈から末梢血管に行って、静脈をとおって、また心臓に戻ってきます』、私の場合は該当しない。
・『水分の摂りすぎの可能性  ところが、全部の量が戻ってこないで、からだの筋肉や脂肪の外の組織に水分が溜まってしまうことがあります。よく夕方になると足がむくむという人もこれが原因です。このような人たちは、就寝時、寝ているとからだが横になるため、からだのなかに溜まっていた水分がもう一度心臓に戻ってきます。そして、そこで尿をつくるので、夜中に尿量が増えます。 これを予防するためには、ストッキングが効果的です。足に弾性のあるストッキングを履いて、余分な水分が溜まらないようにするのです。 また、最近開発された高出力の磁気治療器は、骨盤の筋肉を細かく振動させることによって、水分をからだのなかに戻して、夜間頻尿を改善します』、私の場合はこれも該当しない。
・夜間頻尿の原因③【おしっこが濃くならない】(通常、覚醒時より睡眠時のほうが尿の回数が少ないのは、眠っている間に「バソプレシン」というホルモンが分泌されているからです。尿の90パーセントは水分ですが、バソプレシンには、腎臓での水分の再吸収量を増やすことで、睡眠時に膀胱に溜まる尿の量を、覚醒時より少なくする作用があります。いい換えれば「尿を濃くする」ということです』、私の場合は多少は該当する可能性がある。
・『尿が濃くならず、膀胱がいっぱいになる  つまり、眠っている夜間は、起きている日中ほど尿がつくられなくなるため、膀胱がなかなかいっぱいにならず、トイレに起きなくてよいのです。朝の起き抜けの尿の色が濃いのも、バソプレシンによって尿の成分が濃くなっているためです。 バソプレシンの合成や作用に支障が起こったものが、「尿崩症にょうほうしょう」と呼ばれる症状です。そうなると、日中と同じくらいのペースで膀胱がいっぱいになるため、夜間に尿意で目が覚めるという症状が起こってきます。 このバソプレシンの分泌は、加齢に伴い夜間での分泌量が減っていきます。夜の間に1日のおしっこの3分の1以上がつくられている場合、たとえば、1日1.5リットルであれば、500ミリリットル以上、夜、寝ている間に出る人は、バソプレシンの分泌が減り、夜間多尿になっていると考えられます。こういう方には、バソプレシンに似たお薬、デスモプレシンという薬が有効です。 また、バソプレシンは、お子さんのおねしょにも効果的です。小児のなかにはバソプレシンが十分に分泌されていない人もいます。お子さんのおねしょにお困りの方は検討してみてください』、私の場合は該当しない。
・『膀胱が硬くなる、腎機能の低下… 夜間頻尿の原因④【膀胱の柔軟性が下がる】  膀胱でつくられるガス「一酸化窒素」には、膀胱や膀胱の出口の筋肉に柔軟性を与える作用があります。高血圧や糖尿病、高脂血症、動脈硬化など、いわゆる「生活習慣病」にかかると、この一酸化窒素が十分につくられなくなります。 一酸化窒素が足りず、膀胱の柔軟性が損なわれると、膀胱が硬くなり、尿が溜まる量も減って、通常より早くいっぱいになってしまいます。そして起きている日中のみならず、眠っている夜間にも、たびたび尿意をもよおすことになります。 そのうえ、一酸化窒素の不足によって膀胱の出口も緩みにくくなるため、トイレに行っても「尿が詰まった感じがする」「スムーズに出切らない」、だから余計に「何度もトイレに行きたくなる」という悪循環が生じてしまうのです』、私の場合、【膀胱の柔軟性が下がる】は多少該当する可能性がある。
・『夜間頻尿の原因⑤【腎機能の低下】  腎臓の機能が低下して、尿を濃くすることができなくなると、尿が多くなります。腎不全、慢性腎臓病でも、夜間頻尿が起こります。 ・夜間頻尿の原因⑥【睡眠時無呼吸症候群】(睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」が、最近注目されています。いびきをかく人や、昼間に強い眠気を感じる人に多いのですが、30代、40代で夜中にトイレに起きる人は睡眠時無呼吸症候群のチェックをおすすめします。 睡眠時無呼吸症候群があると、脳の交感神経の高ぶりや一酸化窒素が減って膀胱が硬くなると同時に、睡眠中に心臓から「利尿ホルモン」が出るために尿量が増える傾向があります』、私の場合【腎機能の低下】は該当しない。
・『男性特有の病気も夜間頻尿の原因になる  睡眠時無呼吸症候群の治療であるCPAP(持続陽圧呼吸療法)は、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。CPAPによって、心臓の利尿ホルモンも減り、トイレに起きることなくぐっすり眠れます。また、心臓病で心臓のポンプの機能が低下すると、この心臓の利尿ホルモンが出て就寝中の尿量が増えます』、私の場合「睡眠時無呼吸症候群」は該当しない。
・『夜間頻尿の原因⑦【前立腺肥大症】  男性だと、前立腺肥大症も夜間頻尿につながります。前立腺が肥大すると、膀胱が交感神経の刺激を受けやすくなって過敏になり、急な尿意が起こりやすくなるためです。さらに深刻になると、前立腺がんが夜間頻尿を引き起こしているケースもあります。 ・夜間頻尿の原因⑧【加齢】(また、年をとると眠りが浅くなる傾向があるために、尿意を感じやすくなり、夜間に何度もトイレに行きたくなるというのも見逃せない要因です』、【前立腺肥大症】と【加齢】の2つは最も該当する。
・『夜間頻尿の原因⑨【精神的な理由】  ストレスなど精神的な理由でも頻尿が起こります。からだの緊張がとれないと、交感神経が働いて、昼も夜もおしっこが近くなるためです。ストレスが解消されたら頻尿が治ることもありますし、なかなか治らない場合、抗不安薬や抗うつ薬が有効です。逆に、うつ病などで抗うつ薬を投与していると、尿が出にくくなることもあります。 ・夜間頻尿の原因⑩【カフェイン、アルコール、喫煙】(コーヒー、紅茶、お酒、タバコには、膀胱を過敏にする作用があります。夜のカフェイン、アルコールの摂取、喫煙が、夜間頻尿に直結しているかもしれないということです。これは生活習慣の見直しによって、比較的すぐに解消できるでしょう』、【精神的な理由】と「夜間頻尿の原因⑩」の2つは該当しない。
・『夜間頻尿は、重大な病気を知らせるサイン  このように、夜間頻尿の要因は多岐たきにわたります。自分の心がけで対処できるものもあれば、医師にかかったほうがいいものもあります。 医師にかかる場合も、行くべき科は泌尿器科とは限りません。高血圧や心臓病が疑われるのなら循環器科ですし、肥満が睡眠時無呼吸症候群につながっているとしたら、肥満外来に行ったほうが適切に対処してもらえるかもしれません。 夜間頻尿が起こると、たびたび睡眠が妨げられるために、日中のパフォーマンスはいやが上にも下がります。夜間に何度もトイレに起きることで睡眠不足になり、日中にボーッとすることが多くなれば、事故などにもつながりかねません。 また、眠い目をこすりながらトイレに向かう途中で転倒し、骨折する危険もあります。骨折は寝たきり、要介護への悪あしき近道ですから、決して侮れません。 夜中にトイレに起きるようになったら、まず数々の要因がありうることを知ったうえで、自分はどれに当てはまるのかと考えてみること。あるいは泌尿器科医に聞いてみること。それが、おしっこのアンチエイジングにつながります。70歳以上で夜中にトイレに起きなければ、年齢よりかなり若いといえます』、私の場合は、PSA値が4以上あったので、初めから「泌尿器科」にかかり、生検も2回したが、異常なしだった。
・『「サビない腎臓」が健康長寿のヒケツ  おしっこのアンチエイジングに欠かせないのが、腎臓のアンチエイジングです。つまりさびない腎臓をつくることです。 腎臓には血液の老廃物をろ過する機能があります。血液は、糸球体という腎臓の器官に入り、そこで物質をこしとり、なおかつ尿細管のなかに尿が流れているうちに、必要な栄養素やミネラルを吸収し、老廃物や食事で摂取した過剰な酸性の物質を排出していきます。結果として尿は、基本的には酸性のものでできていきます。 こういった臓器の仕事というのは、大変なエネルギーを使います。そのため、活性酸素が出やすくなります。この活性酸素からからだを守らないと、細胞が老化し、結果として動脈硬化、そして腎臓の機能の低下につながっていくのです。 ただし、腎臓はもともとからだにとって十分に余裕のある機能としてつくられていますから、血液検査では腎臓の機能の低下はかなり深刻になるまで出てきません。ところが、いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます。) サビない腎臓をつくるためには、まずは活性酸素をなるべく減らすものとして、ストレスの解消やカロリー過多を減らす、肥満を避ける、運動をすることが大事です。 また、食事についていえば、お肉のなかにはリン酸や塩酸といった物質が含まれているので、このなかの酸の部分を外に排出しなければいけません。これも腎臓に負担をかける大きな原因となります』、「腎臓はもともとからだにとって十分に余裕のある機能としてつくられていますから、血液検査では腎臓の機能の低下はかなり深刻になるまで出てきません。ところが、いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます・・・いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます」、やっかいな臓器だ。「サビない腎臓をつくるためには、まずは活性酸素をなるべく減らすものとして、ストレスの解消やカロリー過多を減らす、肥満を避ける、運動をすることが大事です。 また、食事についていえば、お肉のなかにはリン酸や塩酸といった物質が含まれているので、このなかの酸の部分を外に排出しなければいけません。これも腎臓に負担をかける大きな原因となります」、なるほど。
・『肉、インスタント食品、ファストフード、加工品には要注意  最近わかってきたのが、リンという物質の過剰摂取の問題です。リンというのは基本的には、からだを構成するのに必須のミネラル物質で、カルシウムとともに骨をつくっています。食事で摂取したリンの量は、本来非常に厳密に調整されています。 ところがリンを必要以上に摂取すると、血管が硬くなり石灰化が起きて、動脈硬化につながります。リンの濃度が上がると、からだが老化していくということです。ですから、リンの量をきちんと調整することが、からだにとって大事です。 このリンをからだの外に出す重要な物質が、腎臓に多く存在するクロトーと呼ばれる遺伝子です。クロトーは寿命や老化にも関係していることが知られています。このクロトーを守るために、リンの過剰摂取を防ぎ、腎臓の機能を保護する必要があるのです。 わたしたちの現代の食事には、肉、インスタント食品、ファストフード、ハムやウインナーなどの加工品、お菓子やコーラなどの炭酸飲料に、必要以上にリンが含まれています。ですから、リンを過剰摂取しやすく、腎臓が老化しやすくなりました。 腎臓の老化、要するに腎臓がサビるということは、酸化するということです。腎臓がサビると、ろ過装置である糸球体の数が減り、慢性腎臓病になっていきます。これを防ぐためには、4章で紹介するように食生活に注意しなければなりません。 
(堀江 重郎氏の略歴はリンク先参照)』、私の場合、臓器や「血管」に「石灰化」が起きているので、「リンの過剰摂取を防ぎ、腎臓の機能を保護する必要がある」ようだ。「肉、インスタント食品、ファストフード、ハムやウインナーなどの加工品、お菓子やコーラなどの炭酸飲料に、必要以上にリンが含まれています」、今さら遅いかも知れないが、「「リンの過剰摂取」を防いでいきたい。 
タグ:「コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高いといった研究もあります。 「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです・・・2015年には、コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。 私の場合、「コレステロール値」が高目だったが、「血圧」が正常だったこともあり、幸い薬の処方はなかった。 私も現役時代を無事に過ごせたのは幸運だった。 私も40代までは指摘事項が殆どなかったが、「50代」になると急に増え、戸惑った記憶がある。 和田さんの新著『50歳からの脳老化を防ぐ 脱マンネリ思考』 和田 秀樹氏による「「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない」 「足先クイクイ体操」は簡単そうなので、是非、習慣づけたい。 「ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつか」れば、「入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています」、素晴らしい効能だ。 昇してしまいます・・・私のおすすめは、断然ぬるめです。 ぬるめの湯温とは、冬なら40℃、夏なら38℃。一方、41℃以上が熱めの湯温です。 体が疲れているときは、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつかりましょう。 これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています。 もちろん、血流も整い、体のすみずみまで栄養と酸素が行き届き、疲労物質も回収・排出されるので、疲れが軽くなります」、 高温のお湯につかることは、入浴のメリットであるリラックス効果を妨げてしまいます。お風呂でリラックスするかどうかは「交感神経」と「副交感神経」の働きと深く関連し、湯温がその切り替えスイッチのような働きを果たしています。 副交感神経の働きが高まれば、精神的に落ち着き、末梢血管も拡張し、血圧は下がっていき、血流が向上。心臓の負担も軽くなります。 一方、交感神経の働きが過度に高まると末梢血管が収縮。末梢の血流が落ちるため、心臓はより多くの血液を循環させようと負担を強いられながら、働くようになります。当然、血圧は上 「湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。 その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは「ほぉう」と吐息をもらしながら肩までつかることができるわけです・・・とくに冬場はついつい長風呂になってしまいがち。そのとき湯温が高いと、疲労、脱水、血管虚脱(血管がひろがりすぎて、血流が落ち、脳へ必要な酸素や栄養素が届かなくなる)といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態です・・・ 日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます」、「半身浴」、「ぬるめ」では、私はとても「風呂」に入った気がしない。 「水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です・・・おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう・・・ おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう・・・日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます」、「半身浴」、「ぬるめ」では、私はとても「風呂」に入った気がしない。 「水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です・・・ 「肩までつかる」べきでないとは、寂しい感じだ。 「浴室で亡くなる高齢者の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです」、それは大変だ。 「すごい血流改善法」 富永 喜代氏による「冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは」 東洋経済オンライン 「フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40~45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータ」も、これまでの日本の常識とは相いれないようだ。 「アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みます。「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法です・・・3年半後の死亡率は「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです」、このような矛盾が出てくるほどまだ医学の世界は発展途上のようだ。 健康 (その26)(冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは、「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない、「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる) 卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです」、何事も柔軟に考える必要がありそうだ。 PRESIDENT ONLINE 堀江 重郎氏による「「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる」 堀江重郎『尿で寿命は決まる 泌尿器の名医が教える腎臓・膀胱 最高の強化法』(SB新書) 私は前立腺肥大なので、「夜間頻尿」は3,4回と酷い。 「「夜間に3回以上、トイレに起きる人は、2回以下の人の2倍も死亡率が高い」――スウェーデンで行われたある調査で、こんな衝撃的なデータが示されました。 これは、夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではありません。重要なのは、寿命を縮めるような病気になると、1つの症状として夜間頻尿が起こる場合が多いということです。つまり夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインかもしれないのです」、なるほど。 私の場合は該当しない。 私の場合はこれも該当しない。 私の場合は多少は該当する可能性がある。 私の場合、【膀胱の柔軟性が下がる】は多少該当する可能性がある。 私の場合【腎機能の低下】は該当しない。 私の場合「睡眠時無呼吸症候群」は該当しない。 【前立腺肥大症】と【加齢】の2つは最も該当する。 【精神的な理由】と「夜間頻尿の原因⑩」の2つは該当しない。 私の場合は、PSA値が4以上あったので、初めから「泌尿器科」にかかり、生検も2回したが、異常なしだった。 「腎臓はもともとからだにとって十分に余裕のある機能としてつくられていますから、血液検査では腎臓の機能の低下はかなり深刻になるまで出てきません。ところが、いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます・・・いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます」、やっかいな臓器だ。 「サビない腎臓をつくるためには、まずは活性酸素をなるべく減らすものとして、ストレスの解消やカロリー過多を減らす、肥満を避ける、運動をすることが大事です。 また、食事についていえば、お肉のなかにはリン酸や塩酸といった物質が含まれているので、このなかの酸の部分を外に排出しなければいけません。これも腎臓に負担をかける大きな原因となります」、なるほど。 私の場合、臓器や「血管」に「石灰化」が起きているので、「リンの過剰摂取を防ぎ、腎臓の機能を保護する必要がある」ようだ。「肉、インスタント食品、ファストフード、ハムやウインナーなどの加工品、お菓子やコーラなどの炭酸飲料に、必要以上にリンが含まれています」、今さら遅いかも知れないが、「「リンの過剰摂取」を防いでいきたい。
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子育て(その6)(子どもの「脳育て」で高学歴の親がつまずく罠 見落としがちな脳の発達とは、「子どもが誰かにくっついている」ことが 子どもの発達にここまで重要である「これだけの理由」) [生活]

子育てについては、昨年3月16日に取上げた。今日は、(その6)(子どもの「脳育て」で高学歴の親がつまずく罠 見落としがちな脳の発達とは、「子どもが誰かにくっついている」ことが 子どもの発達にここまで重要である「これだけの理由」)である。

先ずは、昨年5月11日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した小児科医・医学博士の成田奈緒子氏による「子どもの「脳育て」で高学歴の親がつまずく罠、見落としがちな脳の発達とは」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/321688
・『「塾での成績別席順は常に最前列で、名門中学の模試でA判定。そんな優秀な我が子が、朝はなかなか起きられない、家で暴力的な態度になる」といった悩みを持つ親がいます。子育ては「脳育て」と表現していいくらい、脳は段階的な発達を伴いますが、ここで「高学歴親」は脳育てへの誤った考え方に陥りがちです。寝る、起きる、食べる、からだをうまく動かすことをつかさどる「からだの脳」、言語機能や思考、スポーツの技術的なものを担う「おりこうさんの脳」、人間的な論理的思考や問題解決能力を担う「こころの脳」の発達には、守られるべき順番があることを知っていますか? ※本稿は、成田奈緒子『高学歴親という病』(講談社+α新書)の一部を抜粋・編集したものです』、「子育ては「脳育て」と表現していいくらい、脳は段階的な発達を伴いますが、ここで「高学歴親」は脳育てへの誤った考え方に陥りがちです」、興味深そうだ。
・『脳には育つ順番がある  人間が生きてゆく機能の大部分は、脳が担っています。ですから子育てイコール「脳育て」と表現していいくらいです。首がすわる前に言葉を話す子がいないように、脳の発達には段階があります。したがって、この脳育てにも守られるべき順番があります。 子どもが生まれてから5歳くらいまでに、まず「からだの脳」を育てなくてはなりません。寝る、起きる、食べる、からだをうまく動かすことをつかさどる脳です。これは主に、内臓の働きや自律機能の調節を行う視床下部などの間脳や脳幹部を含む部位を指します。 生まれたときは寝たきりで、昼夜関係なく泣いておっぱいやミルクをねだります。徐々に夜起きずにまとめて眠ってくれます。首がすわり、寝返りを打ち、お座りをしてハイハイができるようになります。そのうち、朝家族とともに目覚め、夜になったら眠り、食事を3回とり、喜怒哀楽を表現し始めます。要するに、人が生まれてから最初に始まるからだと脳の発達です。 (図版:脳の発達は順序が大切 はリンク先参照) このからだの脳が育つ時期を追いかけるように1歳から「おりこうさんの脳」の育ちが始まります。主に、言語機能や思考、スポーツの技術的なもの(微細運動)を担う大脳新皮質のことです。小中学校での学習を中心にぐんと発達しますが、当然ながら個人差があります。おおむね18歳くらいまで時間をかけて育ちます。 最後に10歳から18歳までにかけて育つのが「こころの脳」です。大脳新皮質のなかでも最も高度な働きを持つ前頭葉を用いて、人間的な論理的思考を行う問題解決能力を指します。 このように3段階で脳は育つのですが、多くの親たちが「からだの脳」を育てずに、「おりこうさんの脳」と「こころの脳」の機能を求めています。それが、高学歴親が子育てでつまずく大きな要因です。 子どもは、親の言動を見て育ちます。早寝早起き朝ごはんを大事にしている。それを実現すべく頑張ろうとしている親かどうか、ともに生活するなかで価値観が刷り込まれていきます。 物事のとらえかた、発する言葉の内容、子どもに見せる表情、子どもとの遊びかたひとつとっても、子どもへの影響ははかりしれません』、「子どもが生まれてから5歳くらいまでに、まず「からだの脳」を育てなくてはなりません。寝る、起きる、食べる、からだをうまく動かすことをつかさどる脳です・・・1歳から「おりこうさんの脳」の育ちが始まります。主に、言語機能や思考、スポーツの技術的なもの(微細運動)を担う大脳新皮質のこと・・・10歳から18歳までにかけて育つのが「こころの脳」です。大脳新皮質のなかでも最も高度な働きを持つ前頭葉を用いて、人間的な論理的思考を行う問題解決能力を指します・・・このように3段階で脳は育つのですが、多くの親たちが「からだの脳」を育てずに、「おりこうさんの脳」と「こころの脳」の機能を求めています。それが、高学歴親が子育てでつまずく大きな要因です」、なるほど。
・『「原始人のような子」に育てる  「からだの脳」時代における親の役割は、とにかく「昼行性動物」のリズムを脳に覚えこませることに尽きます。昼行性動物というのは夜行性の反対ですから、「朝太陽が昇ったら活動を開始し、夜太陽が沈んだら眠る」生活をする動物のことです。人間は人間なのですが、まだまだ現代人には程遠い、原始人のイメージです。 端的に言うと、赤ちゃんが生まれてから親が行う「育児」とは、5歳までに立派な原始人を作り上げることと言っても過言ではない。これが「からだの脳」育てです。5歳までに、動物の本能というか、自分が生き延びるために環境に適応する力を身に付けなければならないのです。 たとえば、あちらの藪が動いている。カサカサと音がする。敵がいるかもしれないと察知する視覚と聴覚。何か匂いがするぞと感じる嗅覚。何かの実を拾って食べたときに、味がおかしい、食べちゃダメだとなる味覚。風が湿っぽいから雨が降るぞと察知する触覚。これら五感を使って身を守るのです。 そうやって安全を確認したらリラックスする。そして、きちんと一日3回空腹を感じて食事を自発的に摂る。時々刻々と変わる気温や湿度の環境に適応するよう、自律神経を働かせて体内環境を維持できる。敵が現れれば感情むき出しにして怒り、恐怖し、逃げる、戦う。これが原始人の力です。 本能といってもいいでしょう。この力を作るために、大人が日々の「生活」から脳に刺激を入れ続けることが、「からだの脳育て」というわけです。 また、この時期には「からだの脳」に基地を持つ原始的な3つの神経伝達物質「ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリン」の分泌を促進することも重要です。それをすることで生きるための力の土台を作ります。 この三大神経伝達物質は、生まれてから5歳までにしっかり分泌されることが大事です。脳にしっかりと良い刺激を与えておくと、高度な神経ネットワークが形成され、最終的に「こころの脳」育ての時代になると、ストレスに強く論理的思考や抑制機能が高い脳になるのです。) では、この原始人の脳を作るうえで一番カギになるのは何か。それは現代社会では「年齢相応の十分な睡眠時間」ということになります。講演会などで話をすると、皆さん「え? うちの子ちゃんと寝てますけど……」とおっしゃいます。実は、この「ちゃんと」が曲者なのです。 皆さん「子どもは8時間寝ればいい」と思っていらっしゃる方が多いようです。5歳の幼児も小学校高学年と同じように考えています。大人の睡眠は6時間か7時間くらいだから、子どもは8時間だと言うわけです。しかし、年齢によって必要な睡眠時間、そして推奨される就寝時刻も決まっています。どちらも科学的・医学的な根拠に基づいたものです。 まずは睡眠時間から見直しましょう。5歳児は11時間寝かせることが正しい発達のために必要と、小児科の教科書に書いてあります。加えて重要なのは睡眠の「時間帯」です。午後7時に就寝、午前6時起床が望ましいと考えます。 しかし、現代日本の現状からいうと午後7時就寝はほとんどの家庭で不可能に近いので、私は午後8時就寝、午前6時起床の10時間を目指すようにお願いしています。その理由は、原始人が「太陽が沈んだら寝る」「太陽が昇ったら起きる」からです。ちなみに小学生の場合、教科書的には10時間の睡眠時間を推奨していますが、私は午後9時就寝、午前6時起床の9時間睡眠を目指してもらうようにお話ししています。 「うちの子ちゃんと寝てます」という家庭の状況をよく聞いてみると、寝る時刻が23時以降だったりします。また寝たように見えて寝返りが多いなど浅い眠りだったり、おねしょして夜中に起きることもあり、深く正しく眠っていません。そうなってしまうと、脳は健全に育っていないと考えられます。 日が昇る朝6時前後に起きて活動を開始し、日が沈む午後7時前後に活動を終えて8時には眠りにつく。この睡眠のゴールデンタイムは、昼行性の動物である人間の子ども、原始人にとって不可欠な脳育ての基礎と言えます』、「5歳児は11時間寝かせることが正しい発達のために必要と、小児科の教科書に書いてあります。加えて重要なのは睡眠の「時間帯」です。午後7時に就寝、午前6時起床が望ましいと考えます。 しかし、現代日本の現状からいうと午後7時就寝はほとんどの家庭で不可能に近いので、私は午後8時就寝、午前6時起床の10時間を目指すようにお願いしています・・・日が昇る朝6時前後に起きて活動を開始し、日が沈む午後7時前後に活動を終えて8時には眠りにつく。この睡眠のゴールデンタイムは、昼行性の動物である人間の子ども、原始人にとって不可欠な脳育ての基礎と言えます」、なるほど。
・『脳育てができる親、できない親  「本当にもう、毎朝気を遣いながら声かけするんですけど、ものすごく不機嫌な日はもう怒鳴られっぱなしです。うるさいとか言って、本当に怖いです。夜中になると、部屋からガチャガチャ音が聞こえてきます。オンラインゲームをやってひとりで騒いでいます。どうしたらいいでしょう?」 20歳過ぎて家に引きこもっている子どもたちと同居する母親が、げっそりした顔で私のところにやってきます。
・『「とにかくね、早寝早起きをして生活リズムを整えよう!」  私は病院の外来やアクシスでこう伝え続け、溺れかけた親子を何とか川や海から引き揚げてきました。すんでのところで生き直せた彼らは「とにもかくにも生活リズム」を深く理解しています。  ところが、多くの人たちはすぐに信じてはくれません。効果が見えにくいからです。特に高学歴の親御さんは、目に見える成果を求めやすいと感じます。絵画や楽器など取り組んだものの出来栄え、テストの点数、通知表、模試のランク付け。学力、計算力、文章力といった「認知能力」です。 対する「非認知能力」は、意欲や自己肯定感、自立や協調、共感できる力といったこころの部分を指します。この非認知能力は生活リズムが整うとドンとアップするのですが、測定したり評価する数値がないので親御さんには届きません。 「からだの脳」が育てられていない子どものなかには、不登校、引きこもり、家庭内暴力、リストカットといった事態を引き起こすケースもあります。そこで私のほうから「こういうリスクがあるよ」と警告するのですが、多くの方が「うちはそうはならない」と思っています。 器械体操で全国大会出場を決めた。 水泳の記録会でいつもトップを飾る。  塾での成績別席順は常に最前列で、名門中学の模試でA判定。 そんな子どもたちが、朝はなかなか起きられない、家で暴力的な態度になる。理由がわからない頭痛や腹痛があるといった問題があっても、親子はエリート街道を走り続けます。優秀なわが子が放つ光は、その影を覆い隠すのです。脳育ての価値がわからない人は、先のことを考えるのが苦手なのかもしれません。 目の前の些末なことよりも、大局を見ることができれば変われるのに。それを私はひしひしと感じます』、「多くの人たちはすぐに信じてはくれません。効果が見えにくいからです。特に高学歴の親御さんは、目に見える成果を求めやすいと感じます。絵画や楽器など取り組んだものの出来栄え、テストの点数、通知表、模試のランク付け。学力、計算力、文章力といった「認知能力」です。 対する「非認知能力」は、意欲や自己肯定感、自立や協調、共感できる力といったこころの部分を指します。この非認知能力は生活リズムが整うとドンとアップするのですが、測定したり評価する数値がないので親御さんには届きません。 「からだの脳」が育てられていない子どものなかには、不登校、引きこもり、家庭内暴力、リストカットといった事態を引き起こすケースもあります。そこで私のほうから「こういうリスクがあるよ」と警告するのですが、多くの方が「うちはそうはならない」と思っています・・・優秀なわが子が放つ光は、その影を覆い隠すのです。脳育ての価値がわからない人は、先のことを考えるのが苦手なのかもしれません。 目の前の些末なことよりも、大局を見ることができれば変われるのに。それを私はひしひしと感じます」、なるほど。

次に、 7月11日付け現代ビジネスが掲載した遠藤 利彦氏による「「子どもが誰かにくっついている」ことが、子どもの発達にここまで重要である「これだけの理由」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/112152
・『「アタッチメント」という言葉をご存じでしょうか? 心理学の分野では「愛着」と訳されて使われてきた用語で、不安なとき「特定のだれか」にくっついて安心感を得ようとする欲求や行動を指す言葉です。 いわば「不安解消のシステム」ともいえるアタッチメントは、とりわけ乳幼児期の経験が重要だといわれています。どのようにして形成されていくのかを『アタッチメントがわかる本 「愛着」が心の力を育む』から、一部抜粋してご紹介します』、興味深そうだ。
・『不安なときにくっつきたい――。それが「アタッチメント」  幼い子どもにとって世界は未知のことばかり。まわりに人がいない、暗くなってきた、転んでひざから血が出た、見たことがない人がきた……。ちょっとしたことで不安を感じたり、怖くなったりするものです。そんなネガティブな感情が生じたときに、特定のだれかにくっつきたいと願い、行動し、安心感を得ようとすること――。これが「アタッチメント」です。 多くの生きものの子どもには、くっつくこと自体を目的として行動するシステムが組み込まれています。だれか、あるいはなにかにくっついていれば、未成熟な子どもも危険な状況を生き延びやすくなるからです。 人間の場合も同じです。怖いから、不安だからだれかにくっつこうとする傾向は、もともとだれにでもみられるものです。とくに乳幼児の場合は、くっつこうとする傾向を、親や自分の世話をしてくれる大人に対して向け、「怖かったよね」、「もう大丈夫だよ」となぐさめられることで、安心・安全な感覚を得ます。 くっついて、感覚の調整をしてもらう経験を繰り返すうちに、実際にはくっつかなくても、気持ちを立て直せるようになっていきます。安定したアタッチメントは、子どものすこやかな育ちを支える土壌となるものです』、「多くの生きものの子どもには、くっつくこと自体を目的として行動するシステムが組み込まれています。だれか、あるいはなにかにくっついていれば、未成熟な子どもも危険な状況を生き延びやすくなるからです・・・くっついて、感覚の調整をしてもらう経験を繰り返すうちに、実際にはくっつかなくても、気持ちを立て直せるようになっていきます。安定したアタッチメントは、子どものすこやかな育ちを支える土壌となるものです」、なるほど。
・『アタッチメントの安定化は乳幼児期に決まる  乳幼児期は、「不安だからくっつきたい」という欲求が切実、かつひんぱんに生じます。そのため、その後のアタッチメントが安定的なものになるかが決まる重要な時期といえます。 なぜなら、生後3年ほどの期間は、成長するにつれ感情の種類が多様化し、ネガティブな感情が生じることも増えるからです。アタッチメントは、そうした感情の崩れを整えるのに重要な役割を果たします。 子どもの感情の発達のしかたを具体的にみていきましょう。 【新生児期】—快・不快・興味 新生児の頃から「快」」と「不快」は異なるものとして存在し、さまざまな刺激に対する「興味」も持っています。 【生後半年くらいまで】—喜び・悲しみ・嫌悪・怒り・恐れ・驚き 生後2~3ヵ月頃には、「快」から「喜び」の感情が、「不快」から「悲しみ」「嫌悪」の感情が生まれます。その後、「怒り」「恐れ」「驚き」の感情もみられるようになります。はっきりした対象のない、漠然とした恐れが「不安」です。 【1歳半ごろ】—自己意識に伴う感情 「自分は本来こういうものだ」という自己認識をもちはじめる時期です。他者を意識するようになり、「てれ」や「共感」、「羨望」などの感情が生まれます(自己意識的感情)。 【2歳半ごろ】—自己評価的な感情 いろいろなルールや基準に興味を示す時期。自分がそれにかなった行動ができているかどうかで、「恥ずかしい」「誇らしい」感情や「罪悪感」などを示すようになります(自己評価的感情)』、「生後3年ほどの期間は、成長するにつれ感情の種類が多様化し、ネガティブな感情が生じることも増えるからです。アタッチメントは、そうした感情の崩れを整えるのに重要な役割を果たします」、なるほど。
・『秘訣は「かかわり」を積み重ねること  ここまで、アタッチメントは『子どもの感情の崩れを整えるのに重要な役割を果たす』ことをお伝えしました。それでは、乳幼児期の子どもを支えるアタッチメントは、どのようにして形成されていくのでしょうか。 生まれて間もない赤ちゃんは、「不快」な状態に陥ると大きな声で泣き出します。このとき、まわりの大人がタイミングよくそばに来てくれて、おなかが満たされたり、おむつを替えてくれたりすると「快」が得られます。 初めのうちは、泣いたときに来てくれる人がだれであっても、不快さを取り除いてくれれば赤ちゃんは満足をします。この状態を「ジョイントネス」といい、互いに応答しあい、情緒的につながろうとします。 泣いている赤ちゃんの世話を継続的におこなうのは養育者であり、多くの場合、主な養育者は親です。養育者がかかわり続けること、つまり養育者との十分な「ジョイントネス」の経験により、赤ちゃんは「泣いたときに来てくれる『この人』」を認識するようになります。そして、不快さを含め、ネガティブな感情で心の状態が崩れると、その人にくっつきたくなるのです。 赤ちゃんと養育者との間で、このような関係が成立することを「アタッチメントの形成」といいます。泣いている赤ちゃんを抱き上げてあやす――こうした当たり前ともいえるかかわりを続けることで、養育者がその子にとっての特別な人、くっつきたい特定のだれかになり、アタッチメントは形成されるのです』、「泣いている赤ちゃんを抱き上げてあやす――こうした当たり前ともいえるかかわりを続けることで、養育者がその子にとっての特別な人、くっつきたい特定のだれかになり、アタッチメントは形成されるのです」、なるほど。
・『子どもは「安心感の輪」をめぐるうちに成長する  アタッチメントそのものは、「不安を解消するためにくっつく」というだけのことですが、十分にくっついて安心できたら、子どもは離れて遊び出します。遊びは子どもの発達にかかせない活動です。遊びを通じて、新たな発見を重ねていきます。 くっついては出かけ、またくっつきに戻るという経験は、子どもの「心の力」になります。「安心感の輪」を何度も何度もめぐるうちに、子どものなかに「なにかあったら戻ればいい」という確信が生まれます。そうした確信が得られれば、「だから、もうちょっと先までいってみよう」と、チャレンジできるようにもなっていきます。 ひとりでいられる時間は徐々に増え、子どもの活動範囲は広がっていくでしょう。心身の発達とは、「安心感の輪」が拡大していくことと同義なのです』、「遊びは子どもの発達にかかせない活動です。遊びを通じて、新たな発見を重ねていきます。 くっついては出かけ、またくっつきに戻るという経験は、子どもの「心の力」になります。「安心感の輪」を何度も何度もめぐるうちに、子どものなかに「なにかあったら戻ればいい」という確信が生まれます。そうした確信が得られれば、「だから、もうちょっと先までいってみよう」と、チャレンジできるようにもなっていきます。 ひとりでいられる時間は徐々に増え、子どもの活動範囲は広がっていくでしょう。心身の発達とは、「安心感の輪」が拡大していくことと同義なのです」、なるほど。
・『安定したアタッチメントが心の力を育む  そうしてアタッチメントが安定してくると、「心の力」が自然に育まれていくようになります。「心の力」とは「社会のなかでよりよく生きるために役立つ力」のこと。近年、幼児教育の分野で「非認知能力」として注目されています。 たとえば、自己にかかわる力が育まれると、「自分なんか」「どうせ無理」などとあきらめず、いろいろなことに挑戦しやすくなります。社会性にかかわる力として「自分はこうしたいけど、ほかの子はいやかもしれない」など、他者を思いやる気持ちがあると、人とうまくつきあっていきやすいでしょう。 【自己にかかわる力】 自分を大切にしながら自分をコントロールし、自分を高めようとする力 ●自尊心・自己肯定感 ●自己効力感・自信 ●自立心・自律性 ●自制心・自己防御・粘り強さ ●好奇心・意欲 など 【社会性にかかわる力】 人とうまく協働して生活していくために必要な力 ●心の理解能力 ●協調性・協働性 ●共感する力・思いやり ●社交性・コミュニケーションの力 ●良いか悪いかを判断する道徳性 など アタッチメントが安定すると、下記のような感覚ももたらされます。 【「人は信じられる存在」だという確信】 助けを求めれば応えてくれる、人を信じていいという信頼の感覚が育まれます。人を信じる力は、社会性にかかわる力を育む大前提となります。人を信じられなければ、みんなで協力しようとも、ルールを大切にしようとも思えません。 【「自分には愛される価値がある」という感覚】 「どんな自分でも大切にしてもらえる」「自分には愛される価値がある」という感覚がもたらされます。自分は大切な存在であるという確信が根っことなり、自己にかかわる力が育っていきます。 このように、幼児期に経験した安定的なアタッチメントは、心の力を育み、将来の幸せにつながる土台となっていきます。だからこそ、安定的なアタッチメントを経験できるような対応が大切なのです。 【しがみつく子、うつろな表情のまま動かなくなってしまう子……「アタッチメント」にここまで個人差が生まれる理由】に続きます  『アタッチメントがわかる本 「愛着」が心の力を育む』(監修:遠藤 利彦(東京大学大学院教育学研究科教授)…不安なとき「特定のだれか」にくっついて安心感を得たい。そんな子どもにとって当たり前の欲求や行動であるとされる「アタッチメント」。その形成から生涯にわたる影響まで解説した一冊。) 『アタッチメントがわかる本 「愛着」が心の力を育む』(監修:遠藤 利彦(東京大学大学院教育学研究科教授)…不安なとき「特定のだれか」にくっついて安心感を得たい。そんな子どもにとって当たり前の欲求や行動であるとされる「アタッチメント」。その形成から生涯にわたる影響まで解説した一冊』、「アタッチメントが安定してくると、「心の力」が自然に育まれていくようになります。「心の力」とは「社会のなかでよりよく生きるために役立つ力」のこと。近年、幼児教育の分野で「非認知能力」として注目されています。 たとえば、自己にかかわる力が育まれると、「自分なんか」「どうせ無理」などとあきらめず、いろいろなことに挑戦しやすくなります」、確かにそんなものなのかも知れない。
タグ:子育て (その6)(子どもの「脳育て」で高学歴の親がつまずく罠 見落としがちな脳の発達とは、「子どもが誰かにくっついている」ことが 子どもの発達にここまで重要である「これだけの理由」) ダイヤモンド・オンライン 成田奈緒子氏による「子どもの「脳育て」で高学歴の親がつまずく罠、見落としがちな脳の発達とは」 成田奈緒子『高学歴親という病』(講談社+α新書) 「子育ては「脳育て」と表現していいくらい、脳は段階的な発達を伴いますが、ここで「高学歴親」は脳育てへの誤った考え方に陥りがちです」、興味深そうだ。 「子どもが生まれてから5歳くらいまでに、まず「からだの脳」を育てなくてはなりません。寝る、起きる、食べる、からだをうまく動かすことをつかさどる脳です・・・1歳から「おりこうさんの脳」の育ちが始まります。主に、言語機能や思考、スポーツの技術的なもの(微細運動)を担う大脳新皮質のこと・・・ 10歳から18歳までにかけて育つのが「こころの脳」です。大脳新皮質のなかでも最も高度な働きを持つ前頭葉を用いて、人間的な論理的思考を行う問題解決能力を指します・・・このように3段階で脳は育つのですが、多くの親たちが「からだの脳」を育てずに、「おりこうさんの脳」と「こころの脳」の機能を求めています。それが、高学歴親が子育てでつまずく大きな要因です」、なるほど。 「5歳児は11時間寝かせることが正しい発達のために必要と、小児科の教科書に書いてあります。加えて重要なのは睡眠の「時間帯」です。午後7時に就寝、午前6時起床が望ましいと考えます。 しかし、現代日本の現状からいうと午後7時就寝はほとんどの家庭で不可能に近いので、私は午後8時就寝、午前6時起床の10時間を目指すようにお願いしています・・・日が昇る朝6時前後に起きて活動を開始し、日が沈む午後7時前後に活動を終えて8時には眠りにつく。この睡眠のゴールデンタイムは、昼行性の動物である人間の子ども、原始人にとって不可 欠な脳育ての基礎と言えます」、なるほど。 「多くの人たちはすぐに信じてはくれません。効果が見えにくいからです。特に高学歴の親御さんは、目に見える成果を求めやすいと感じます。絵画や楽器など取り組んだものの出来栄え、テストの点数、通知表、模試のランク付け。学力、計算力、文章力といった「認知能力」です。 対する「非認知能力」は、意欲や自己肯定感、自立や協調、共感できる力といったこころの部分を指します。この非認知能力は生活リズムが整うとドンとアップするのですが、測定したり評価する数値がないので親御さんには届きません。 「からだの脳」が育てられていない子どものなかには、不登校、引きこもり、家庭内暴力、リストカットといった事態を引き起こすケースもあります。そこで私のほうから「こういうリスクがあるよ」と警告するのですが、多くの方が「うちはそうはならない」と思っています・・・優秀なわが子が放つ光は、その影を覆い隠すのです。脳育ての価値がわからない人は、先のことを考えるのが苦手なのかもしれません。 目の前の些末なことよりも、大局を見ることができれば変われるのに。それを私はひしひしと感じます」、なるほど。 遠藤 利彦氏による「「子どもが誰かにくっついている」ことが、子どもの発達にここまで重要である「これだけの理由」」 『アタッチメントがわかる本 「愛着」が心の力を育む』 「多くの生きものの子どもには、くっつくこと自体を目的として行動するシステムが組み込まれています。だれか、あるいはなにかにくっついていれば、未成熟な子どもも危険な状況を生き延びやすくなるからです・・・くっついて、感覚の調整をしてもらう経験を繰り返すうちに、実際にはくっつかなくても、気持ちを立て直せるようになっていきます。安定したアタッチメントは、子どものすこやかな育ちを支える土壌となるものです」、なるほど。 「生後3年ほどの期間は、成長するにつれ感情の種類が多様化し、ネガティブな感情が生じることも増えるからです。アタッチメントは、そうした感情の崩れを整えるのに重要な役割を果たします」、なるほど。 「泣いている赤ちゃんを抱き上げてあやす――こうした当たり前ともいえるかかわりを続けることで、養育者がその子にとっての特別な人、くっつきたい特定のだれかになり、アタッチメントは形成されるのです」、なるほど。 「遊びは子どもの発達にかかせない活動です。遊びを通じて、新たな発見を重ねていきます。 くっついては出かけ、またくっつきに戻るという経験は、子どもの「心の力」になります。「安心感の輪」を何度も何度もめぐるうちに、子どものなかに「なにかあったら戻ればいい」という確信が生まれます。そうした確信が得られれば、「だから、もうちょっと先までいってみよう」と、チャレンジできるようにもなっていきます。 ひとりでいられる時間は徐々に増え、子どもの活動範囲は広がっていくでしょう。心身の発達とは、「安心感の輪」が拡大していくこ と同義なのです」、なるほど。 「アタッチメントが安定してくると、「心の力」が自然に育まれていくようになります。「心の力」とは「社会のなかでよりよく生きるために役立つ力」のこと。近年、幼児教育の分野で「非認知能力」として注目されています。 たとえば、自己にかかわる力が育まれると、「自分なんか」「どうせ無理」などとあきらめず、いろいろなことに挑戦しやすくなります」、確かにそんなものなのかも知れない。
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タウン情報・街並み(その1)(「オタクに優しい秋葉原」はもうない…ぼったくりで稼ぐ“心の荒んだメイド”が増加したワケ、【ルポ】たった一人の男が…東京都西葛西が「インド人の街」になるまでの「驚きの理由」、食堂 住居 テレビさらに学校まで…西葛西で暮らすインド人を無償でサポート…「リトル・インディアの父」が語った「壮絶過去」) [生活]

今日は、タウン情報・街並み(その1)(「オタクに優しい秋葉原」はもうない…ぼったくりで稼ぐ“心の荒んだメイド”が増加したワケ、【ルポ】たった一人の男が…東京都西葛西が「インド人の街」になるまでの「驚きの理由」、食堂 住居 テレビさらに学校まで…西葛西で暮らすインド人を無償でサポート…「リトル・インディアの父」が語った「壮絶過去」)を取上げよう。

先ずは、昨年5月12日付け日刊SPA!「「オタクに優しい秋葉原」はもうない…ぼったくりで稼ぐ“心の荒んだメイド”が増加したワケ」を紹介しよう。
https://nikkan-spa.jp/1962910
・『2023年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。SNSでも話題だったニュースなどから1年を振り返る「炎上」部門、第9位はこちら!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年5月12日 記事は取材時の状況。ご注意ください) 「日本がヤバい!」と言われ始めてしばらくたつが、本当にヤバくなってきた。国が貧乏になると悪いことしか起きないのだ。繁華街では、各地で目を覆いたくなるような犯罪が頻発している。日本に住んでいる身として、知っておいて損はない』、「「日本がヤバい!」と言われ始めてしばらくたつが、本当にヤバくなってきた」、どういうことなのだろう。
・『メイドカフェ5店舗が摘発、客引きの数も減ったようだが… 秋葉原  秋葉原では客引きは1店舗一人までというルールがある。通りでは行政から委託を受けた業者が注意喚起のアナウンスを行っていた 秋葉原がオタクの街から繁華街へと様子を変え始めたのは、’10年代後半のことだ。「メイド通り」と呼ばれるエリアにはコスプレ姿の若い女性たちがズラリと並び、通行人に対して常に声をかけていた。 しかし繁華街の宿命か、ぼったくりや風営法に違反する営業が横行し、’21年5月には過剰な接待を行っていたメイドカフェ5店舗が摘発。現在、秋葉原の路上に立つ客引きの数は減っているようにも思う』、「メイドカフェ5店舗」が「ぼったくりや風営法に違反」で「摘発」とは残念だ。
・『昼の客引きはむしろ増えている?  だが、ぼったくりはまだまだ健在だ。秋葉原でコンカフェを営む男性が実情を話す。 「夜の客引きの数は確かに減りましたが、昼はむしろ増えています。ターゲットをサラリーマンから外国人観光客と地方から来る客に替えたみたいですね。ぼったくりで稼ぐ店は依然として存在し、8000円ほどのシャンパンを頼まないとキャストと話せなかったり、無断でキャストがドリンクを飲みまくったりして、最後に4万~5万円を請求されます」』、「ターゲットをサラリーマンから外国人観光客と地方から来る客に替えたみたい」、「8000円ほどのシャンパンを頼まないとキャストと話せなかったり、無断でキャストがドリンクを飲みまくったりして、最後に4万~5万円を請求されます」、昔の素朴な「メイド」喫茶が懐かしい。
・『ホス狂いのメイドたちがオタクをカモに  かつて「オタクに優しい街」だった秋葉原は、「オタクに厳しい街」となった。その理由は街で働く女性たちの質が変わったことにある。 「ひと昔前までのメイドカフェといえば、オタクの女のコが勇気を出して面接に来るような場所でした。しかし、今メイドカフェやコンカフェで働いている女のコたちの中には歌舞伎町のホストクラブで夜な夜な遊んでいるコもたくさんいます。そのうち遊ぶカネがなくなり風俗嬢に転身するコもいるくらいです」(同) 男性いわく、ぼったくりで稼ぐ店のオーナーは「オタク出身の半グレにもなりきれないような不良」だという。当然、彼らの指示でぼったくりが行われているわけだが、キャストの女性たちも遊ぶカネ欲しさからぼったくりをしているのだ。 秋葉原では心の荒んだメイドに注意が必要だ』、「今メイドカフェやコンカフェで働いている女のコたちの中には歌舞伎町のホストクラブで夜な夜な遊んでいるコもたくさんいます・・・キャストの女性たちも遊ぶカネ欲しさからぼったくりをしているのだ。 秋葉原では心の荒んだメイドに注意が必要だ」、その通りだ。

次に、本年1月22日付け現代ビジネス「【ルポ】たった一人の男が…東京都西葛西が「インド人の街」になるまでの「驚きの理由」」を紹介しよう。
・『江戸川区西葛西はインド人が集う街として知られる。その多くがIT技術者で日本のインフラを陰で支えている。この街を作り上げたのは、たった一人のインド人。彼が歩んだ壮絶な半生を辿ろう』、興味深そうだ。
・『インドと下町の融合  平日の夕方5時すぎ、東京メトロ東西線・西葛西駅のホームに降り立つと、授業終わりの学生やくたびれたサラリーマンにまじって、ラフな格好をしたインド人らしき姿が多く目に入る。タブレットを片手に、早足で改札をくぐる一人のインド人男性の後を追うと、そこには日本とは思えない異国情緒あふれる街並みが広がっていた。 ランドセルを背負った子ども、買い物袋を手に持った女性などインド人らしき人々の姿が当たり前の風景として視界に入る。駅周辺に立ち並ぶインド料理店や食材店の周囲では香辛料の香りが漂い、それらが混然となって街に溶け込んでいる。 ここ西葛西は日本でも屈指のインド人居住者の多い街であり、「リトル・インディア」とも呼ばれる。この街に暮らすインド人は3000人を超える。これは日本在留者の1割の人口だ』、「西葛西は日本でも屈指のインド人居住者の多い街であり、「リトル・インディア」とも呼ばれる。この街に暮らすインド人は3000人を超える。これは日本在留者の1割の人口だ」、ずいぶん多くの「インド人」が集中したものだ。
・『西葛西にインド人が多い理由  多くのインド人がこの街に居住する理由は3つある。 1つは西葛西周辺に貿易の拠点となる港や湾岸が点在しており、大きな貸倉庫があること。 2つめはビジネスの中心地である大手町や日本橋へ乗り換えなしで行くことのできる交通の利便性だ。 そして最も大きいのが3つめ――ある一人のインド人の功績だ。 「リトル・インディアの父」と呼ばれるその人物は現在71歳で、'70年代後半に単身、日本に渡り、紅茶の貿易、卸売事業で成功。以来、来日した同胞のため、無償で衣食住のサポートを行ってきたという。 いま、日本ではクルド人やミャンマー、カンボジアなど東南アジア系の外国人による犯罪やトラブルが顕在化しているが、ここ西葛西ではインド人による犯罪はほとんど起きていない。それも、この「リトル・インディア」の父を中心に強固なコミュニティが築かれているからだという。 いかにして西葛西はインド人の街となったのか。リトル・インディアが形成されるまでの足跡を解き明かすべく、本誌は在日インド人から「父」と尊敬を集める、その人物に取材を申し込んだ』、「多くのインド人がこの街に居住する理由は3つある。 1つは西葛西周辺に貿易の拠点となる港や湾岸が点在しており、大きな貸倉庫があること。 2つめはビジネスの中心地である大手町や日本橋へ乗り換えなしで行くことのできる交通の利便性だ。 そして最も大きいのが3つめ――ある一人のインド人の功績だ」、「3つめ」の「ある一人のインド人の功績」とはどういうことなのだろう。「西葛西ではインド人による犯罪はほとんど起きていない。それも、この「リトル・インディア」の父を中心に強固なコミュニティが築かれているからだという」、大したものだ。
・『リトル・インディアンの父の実像に迫る  取材当日、指定されたのは彼が経営する「シャンティ紅茶」だった。扉を開けると、複雑な紅茶の香りが鼻腔を抜けていく。店内はそう広くはないが、棚には白いパックに入れられた多種多様な紅茶が並んでいる。 レジに立っていた日本人女性のスタッフの案内に従い、店の中央にあるテーブルに座りながら彼を待った。 15分後、ストライプの入ったスーツに身を包んだインド人男性が奥の事務所から現れた。身長は170cm後半、顎には長い白ひげをたくわえており、威厳に満ちた風格だ。 記者があいさつをすると、 「どうもどうも。お待たせしてすみません。こういう者です」 という言葉とともに名刺を差し出す。いかにも日本的な所作に面食らいながら名刺を見ると、「ジャグモハン・チャンドラニ」と書いてある』、「ストライプの入ったスーツに身を包んだインド人男性が奥の事務所から現れた。身長は170cm後半、顎には長い白ひげをたくわえており、威厳に満ちた風格だ・・・いかにも日本的な所作に面食らいながら名刺を見ると、「ジャグモハン・チャンドラニ」、なるほど。

第三に、1月22日付け現代ビジネス「食堂、住居、テレビ、さらに学校まで…西葛西で暮らすインド人を無償でサポート…「リトル・インディアの父」が語った「壮絶過去」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/122818?imp=0
・『江戸川区西葛西はインド人が集う街として知られる。その多くがIT技術者で日本のインフラを陰で支えている。この街を作り上げたのは、たった一人のインド人。彼が歩んだ壮絶な半生を辿ろう。 この記事は前編『【ルポ】たった一人の男が…東京都西葛西が「インド人の街」になるまでの「驚きの理由」』の続編記事です』、興味深そうだ。
・故郷を追われた過去  「この地で随分とご尽力なされたと伺いました。ぜひお話を聞かせてください」 記者がそう伝えると、チャンドラニさんは「いえいえ」と謙遜しながら、穏やかな口調でその半生を語り始めた。 「私の一族はもともと、インド西部のカラチ(現在はパキスタン領)に住んでいました。父はエンジニアでありながら貿易商もしており、音響機器の輸入販売で生計を立てていました。映画館も5つ所有しており、比較的裕福な家庭だったと記憶しています。 しかし、'40年代後半にインドで独立紛争があって、ヒンドゥー教徒の多くが故郷を追われました。暴力を振るわれたり、家を潰されたり、中には殺されたりしてしまう人もいた。両親はほとんど荷物も持たずにジョードプルという街に避難しました。私の家族は運よく飛行機で移動できましたが、船や汽車で移動した人たちの多くはその道中で殺されました。逃げるとき、母が服に縫い付けていた貴金属を換金し、私たちはジョードプルから、さらにコルカタに移動して何とか新たな生活を始めました」 一度はすべてを失ったチャンドラニさん一族だったが、長年、培ってきた商才を武器に親族が世界各国へ散らばり、貿易業で再び財を成した。 「私も大学院卒業後、父親の貿易会社に就職しました。転機が訪れたのは、ビジネスチャンスを求めてニューヨークへ向かう準備をしていたときのこと。関西で繊維業を営んでいた従兄弟から『日本のほうがチャンスがある』と言われたのです。当時は1ドル360円の時代。日本製の繊維、精密部品は品質が高く、人気が高かった。私は急遽、行き先を変えて貿易の仕事を東京で始めることにしました。いま思えば、これが運命の分かれ目だったのでしょうね」 当初は精密部品などの買い付けが目的で、短期滞在の予定だった。しかし、20代だったチャンドラニさんは血気盛んで、自分の力でビジネスを成功させたい、という気持ちが大きくなっていった。 そこで目を付けたのが、インドの紅茶の輸入販売だ。ただ、そこには言語の壁が立ちはだかる。買い付けだけだったら英語で事足りるが、日本人を相手に商売するとなるとそうはいかない』、「「私の一族はもともと、インド西部のカラチ(現在はパキスタン領)に住んでいました。父はエンジニアでありながら貿易商もしており、音響機器の輸入販売で生計を立てていました。映画館も5つ所有しており、比較的裕福な家庭だったと記憶しています。 しかし、'40年代後半にインドで独立紛争があって、ヒンドゥー教徒の多くが故郷を追われました。暴力を振るわれたり、家を潰されたり、中には殺されたりしてしまう人もいた。両親はほとんど荷物も持たずにジョードプルという街に避難しました。私の家族は運よく飛行機で移動できましたが、船や汽車で移動した人たちの多くはその道中で殺されました。逃げるとき、母が服に縫い付けていた貴金属を換金し、私たちはジョードプルから、さらにコルカタに移動して何とか新たな生活を始めました・・・「私も大学院卒業後、父親の貿易会社に就職しました。転機が訪れたのは、ビジネスチャンスを求めてニューヨークへ向かう準備をしていたときのこと。関西で繊維業を営んでいた従兄弟から『日本のほうがチャンスがある』と言われたのです。当時は1ドル360円の時代。日本製の繊維、精密部品は品質が高く、人気が高かった。私は急遽、行き先を変えて貿易の仕事を東京で始めることにしました。いま思えば、これが運命の分かれ目だったのでしょうね」 当初は精密部品などの買い付けが目的で、短期滞在の予定だった。しかし、20代だったチャンドラニさんは血気盛んで、自分の力でビジネスを成功させたい、という気持ちが大きくなっていった。 そこで目を付けたのが、インドの紅茶の輸入販売だ。ただ、そこには言語の壁が立ちはだかる。買い付けだけだったら英語で事足りるが、日本人を相手に商売するとなるとそうはいかない」、どうやって「日本」での「商売」を軌道に乗せたのだろう。
・『日本でのビジネス  チャンドラニさんは日本語学校に通い始めるものの、当時、インド人の生徒はほとんどいない。周りの生徒は中国人、台湾人、シンガポール人などもともと漢字になじみのある民族ばかり。自分のせいで授業に遅れが生じてしまうことに負い目を感じた彼は3ヵ月で学校を辞め、独学で日本語を身に着けた。 「拙い日本語で、必死に営業しました。当時は百貨店のお歳暮やお中元商戦が盛んでした。そこで百貨店の外商担当者にアプローチをしました。商品は自分で小分けにして瓶詰め箱詰めをし、ラップをかけて運びました。実際に飲んでいただき、顧客を獲得していきました。当時はまだ紅茶は狭い市場でしたが、少しずつホテルやレストランなどに納入できるようになっていったのです」』、「日本語学校に通い始めるものの、当時、インド人の生徒はほとんどいない。周りの生徒は中国人、台湾人、シンガポール人などもともと漢字になじみのある民族ばかり。自分のせいで授業に遅れが生じてしまうことに負い目を感じた彼は3ヵ月で学校を辞め、独学で日本語を身に着けた。 「拙い日本語で、必死に営業しました。当時は百貨店のお歳暮やお中元商戦が盛んでした。そこで百貨店の外商担当者にアプローチをしました。商品は自分で小分けにして瓶詰め箱詰めをし、ラップをかけて運びました。実際に飲んでいただき、顧客を獲得していきました。当時はまだ紅茶は狭い市場でしたが、少しずつホテルやレストランなどに納入できるようになっていった」、「非漢字圏」なので「独学で日本語を身に着けた」とは大したものだ。「顧客」「獲得」にはきっと大変な苦労があったのだろう。
・『時代の波に導かれて  そうして事業が軌道に乗り始めたチャンドラニさんは、再開発の始まった西葛西に倉庫を借りた。それがこの街が「リトル・インディア」になる始まりだった。 転機が訪れたのは、'97~'98年のこと。当時、日本では2000年問題(コンピューターシステムに不具合が生じると示唆された問題)が叫ばれ、企業の多くが不安に駆られていた。 そこで、企業はすでにIT大国となっていたインドから大量の人材を迎え、予測不能の事態に備えようとした。結果的に大きな混乱は起きなかったが、これを契機にインド人の流入が加速した。 だが、当時の日本には、まだインド人が暮らしやすい環境が整っていなかった。チャンドラニさんはかつて自分がそうであったように、日本で暮らす難しさを痛いほど知っていた。だからこそ、困る同胞を無視することなどできなかった。 「人は家族や友人、社会から施してもらってはじめて生きていくことができる。自分が受けたものを別の形で他者に返――。これはヒンドゥー教の原点にある教えです」 まずは住居の問題。IT関係の仕事に就いているので家賃の支払いは問題ない。ただ保証人がいないので、チャンドラニさんがその役目を負った。縁が人と人とをつなげ、100人以上がチャンドラニさんを頼った。 さらに短期滞在のインド人が増えてくると、彼は水道光熱費込みで、1日3000円で泊まれるゲストハウスも作った。冷暖房、テレビ、その他家具も取り揃えた施設だ。 これで万全かと思いきや、次なる問題が浮かび上がってくる。それが一番の難問である食事だった。インド人にはベジタリアンが多く、どんな原材料が使われているかわからないので、日本のレストランに行くこともできない』、「2000年問題」で「企業はすでにIT大国となっていたインドから大量の人材を迎え、予測不能の事態に備えようとした。結果的に大きな混乱は起きなかったが、これを契機にインド人の流入が加速した。 だが、当時の日本には、まだインド人が暮らしやすい環境が整っていなかった。チャンドラニさんはかつて自分がそうであったように、日本で暮らす難しさを痛いほど知っていた。だからこそ、困る同胞を無視することなどできなかった・・・自分が受けたものを別の形で他者に返――。これはヒンドゥー教の原点にある教えです」 まずは住居の問題。IT関係の仕事に就いているので家賃の支払いは問題ない。ただ保証人がいないので、チャンドラニさんがその役目を負った。縁が人と人とをつなげ、100人以上がチャンドラニさんを頼った。 さらに短期滞在のインド人が増えてくると、彼は水道光熱費込みで、1日3000円で泊まれるゲストハウスも作った。冷暖房、テレビ、その他家具も取り揃えた施設だ。 これで万全かと思いきや、次なる問題が浮かび上がってくる。それが一番の難問である食事だった。インド人にはベジタリアンが多く、どんな原材料が使われているかわからないので、日本のレストランに行くこともできない」、必要に応じて商売の範囲を着実に広げていったようだ。
・『私財もなげうった  さらに、家父長制が根強いインドでは食事は妻や母親が作っているので、男性には自炊の習慣がない。バナナ1本で日々を凌ぐなど、「お金はあるのに食べられない」という状況に多くのインド人が苦しんでいた。 「そこで彼らのためにボランティアの食堂をつくることにしました。そのためにインドから2人の料理人も呼んだ。在日インド人専用で、一食700円で自由に食べに来られる場所にしました。料理人の2人がスーパーに行って食材を買い、毎日違うメニューで家庭料理を提供するようにした。食事に関してはインドと同じ環境を作れば、心も安らぐだろうと思ったのです。 心の拠り所にもなりますし、ネットワーク作りにも役立ちました。経済的に大変でしたが、それ以上にみんなが喜んでいる姿を見られて嬉しかったですね」 2000年問題が過ぎた後も、インド人のITスキルを重宝した企業はそのまま彼らを正規雇用で迎えた。これまでは短期滞在が大半だったが、本格的に西葛西に根を下ろす人も増えてきた。 すると、彼らは本国から妻や家族を呼び寄せて生活を始める。自宅で食事が取れるようになったので、チャンドラニさんは若い夫婦のためにインド食材店をオープン。 さらに、家で時間を持て余す女性がインドの番組を見られるように香港からブロードバンド回線も買い取って視聴環境を整えた。 ほとんど持ち出しのお金で同胞のために尽くしてきたチャンドラニさんだが、次なる問題も起きた。それは育児環境。インドでは家族や隣人が手伝ってくれるのが当たり前だったが、日本では妻一人だけだ。疲労のあまりノイローゼになる人もいたという。 「ゲストハウスの一部を託児所に変え、日本で言う保育園を開設したのです。教師経験のあるインド人女性を雇い、遊具も設置しました。 いまはもう別の方に運営は譲りましたが、規模を拡大した現在では1200人ものインド人がこの施設で働き、学んでいます」 西葛西でかつて暮らしていたインド人の子どもたちは海外の大学を出て米国や英国の一流IT企業に勤める人も少なくない。それでも彼らにとっての「心のふるさと」は西葛西にある。休暇中に帰ってくると、地域住民は「おかえり」と暖かく迎え入れる。 「大人になった彼らはもちろん、京都や広島の観光地に遊びに行く。だけど、『やっぱり西葛西がいい』って言うんですよ。昔遊んだ公園、母親と買い物に行ったスーパーなどに行き、長い間、離れていたのに『昨日の続きのようだ』って笑顔を見せる。 かつては同じインド人のために活動してきましたが、いまはこの西葛西を日本人とインド人だけではなく、どんな国籍の人でも暮らしやすい街にしていきたいですね」 チャンドラニさんが作り上げたリトル・インディアには、かつての日本にあった「地域社会の繋がり」が強く残されていた』、「企業はすでにIT大国となっていたインドから大量の人材を迎え、予測不能の事態に備えようとした。結果的に大きな混乱は起きなかったが、これを契機にインド人の流入が加速した。 だが、当時の日本には、まだインド人が暮らしやすい環境が整っていなかった。チャンドラニさんはかつて自分がそうであったように、日本で暮らす難しさを痛いほど知っていた。だからこそ、困る同胞を無視することなどできなかった。 「人は家族や友人、社会から施してもらってはじめて生きていくことができる。自分が受けたものを別の形で他者に返――。これはヒンドゥー教の原点にある教えです」 まずは住居の問題。IT関係の仕事に就いているので家賃の支払いは問題ない。ただ保証人がいないので、チャンドラニさんがその役目を負った。縁が人と人とをつなげ、100人以上がチャンドラニさんを頼った。 さらに短期滞在のインド人が増えてくると、彼は水道光熱費込みで、1日3000円で泊まれるゲストハウスも作った。冷暖房、テレビ、その他家具も取り揃えた施設だ。 これで万全かと思いきや、次なる問題が浮かび上がってくる。それが一番の難問である食事だった。インド人にはベジタリアンが多く、どんな原材料が使われているかわからないので、日本のレストランに行くこともできない・・・「ゲストハウスの一部を託児所に変え、日本で言う保育園を開設したのです。教師経験のあるインド人女性を雇い、遊具も設置しました。 いまはもう別の方に運営は譲りましたが、規模を拡大した現在では1200人ものインド人がこの施設で働き、学んでいます・・・西葛西でかつて暮らしていたインド人の子どもたちは海外の大学を出て米国や英国の一流IT企業に勤める人も少なくない。それでも彼らにとっての「心のふるさと」は西葛西にある。休暇中に帰ってくると、地域住民は「おかえり」と暖かく迎え入れる・・・チャンドラニさんが作り上げたリトル・インディアには、かつての日本にあった「地域社会の繋がり」が強く残されていた」、「リトル・インディア」はすっかり日本に定着したようだ。「チャンドラニ」氏が必要に応じて商売の範囲を拡大していった姿は見事という他ない。
タグ:タウン情報・街並み 。両親はほとんど荷物も持たずにジョードプルという街に避難しました。私の家族は運よく飛行機で移動できましたが、船や汽車で移動した人たちの多くはその道中で殺されました。逃げるとき、母が服に縫い付けていた貴金属を換金し、私たちはジョードプルから、さらにコルカタに移動して何とか新たな生活を始めました・・・ 「チャンドラニ」氏が必要に応じて商売の範囲を拡大していった姿は見事という他ない。 「リトル・インディア」はすっかり日本に定着したようだ。「チャンドラニ」氏が必要に応じて商売の範囲を拡大していった姿は見事だ。 いまはもう別の方に運営は譲りましたが、規模を拡大した現在では1200人ものインド人がこの施設で働き、学んでいます・・・西葛西でかつて暮らしていたインド人の子どもたちは海外の大学を出て米国や英国の一流IT企業に勤める人も少なくない。それでも彼らにとっての「心のふるさと」は西葛西にある。休暇中に帰ってくると、地域住民は「おかえり」と暖かく迎え入れる・・・チャンドラニさんが作り上げたリトル・インディアには、かつての日本にあった「地域社会の繋がり」が強く残されていた」、 さらに短期滞在のインド人が増えてくると、彼は水道光熱費込みで、1日3000円で泊まれるゲストハウスも作った。冷暖房、テレビ、その他家具も取り揃えた施設だ。 これで万全かと思いきや、次なる問題が浮かび上がってくる。それが一番の難問である食事だった。インド人にはベジタリアンが多く、どんな原材料が使われているかわからないので、日本のレストランに行くこともできない・・・「ゲストハウスの一部を託児所に変え、日本で言う保育園を開設したのです。教師経験のあるインド人女性を雇い、遊具も設置しました。 「人は家族や友人、社会から施してもらってはじめて生きていくことができる。自分が受けたものを別の形で他者に返――。これはヒンドゥー教の原点にある教えです」 まずは住居の問題。IT関係の仕事に就いているので家賃の支払いは問題ない。ただ保証人がいないので、チャンドラニさんがその役目を負った。縁が人と人とをつなげ、100人以上がチャンドラニさんを頼った。 「企業はすでにIT大国となっていたインドから大量の人材を迎え、予測不能の事態に備えようとした。結果的に大きな混乱は起きなかったが、これを契機にインド人の流入が加速した。 だが、当時の日本には、まだインド人が暮らしやすい環境が整っていなかった。チャンドラニさんはかつて自分がそうであったように、日本で暮らす難しさを痛いほど知っていた。だからこそ、困る同胞を無視することなどできなかった。 これで万全かと思いきや、次なる問題が浮かび上がってくる。それが一番の難問である食事だった。インド人にはベジタリアンが多く、どんな原材料が使われているかわからないので、日本のレストランに行くこともできない」、必要に応じて商売の範囲を着実に広げていったようだ。 自分が受けたものを別の形で他者に返――。これはヒンドゥー教の原点にある教えです」 まずは住居の問題。IT関係の仕事に就いているので家賃の支払いは問題ない。ただ保証人がいないので、チャンドラニさんがその役目を負った。縁が人と人とをつなげ、100人以上がチャンドラニさんを頼った。 さらに短期滞在のインド人が増えてくると、彼は水道光熱費込みで、1日3000円で泊まれるゲストハウスも作った。冷暖房、テレビ、その他家具も取り揃えた施設だ。 「2000年問題」で「企業はすでにIT大国となっていたインドから大量の人材を迎え、予測不能の事態に備えようとした。結果的に大きな混乱は起きなかったが、これを契機にインド人の流入が加速した。 だが、当時の日本には、まだインド人が暮らしやすい環境が整っていなかった。チャンドラニさんはかつて自分がそうであったように、日本で暮らす難しさを痛いほど知っていた。だからこそ、困る同胞を無視することなどできなかった・・・ 「非漢字圏」なので「独学で日本語を身に着けた」とは大したものだ。「顧客」「獲得」にはきっと大変な苦労があったのだろう。 現代ビジネス「食堂、住居、テレビ、さらに学校まで…西葛西で暮らすインド人を無償でサポート…「リトル・インディアの父」が語った「壮絶過去」」 いま思えば、これが運命の分かれ目だったのでしょうね」 当初は精密部品などの買い付けが目的で、短期滞在の予定だった。しかし、20代だったチャンドラニさんは血気盛んで、自分の力でビジネスを成功させたい、という気持ちが大きくなっていった。 そこで目を付けたのが、インドの紅茶の輸入販売だ。ただ、そこには言語の壁が立ちはだかる。買い付けだけだったら英語で事足りるが、日本人を相手に商売するとなるとそうはいかない」、どうやって「日本」での「商売」を軌道に乗せたのだろう。 たものだ。 現代ビジネス「【ルポ】たった一人の男が…東京都西葛西が「インド人の街」になるまでの「驚きの理由」」 「メイドカフェ5店舗」が「ぼったくりや風営法に違反」で「摘発」とは残念だ。 「多くのインド人がこの街に居住する理由は3つある。 1つは西葛西周辺に貿易の拠点となる港や湾岸が点在しており、大きな貸倉庫があること。 2つめはビジネスの中心地である大手町や日本橋へ乗り換えなしで行くことのできる交通の利便性だ。 そして最も大きいのが3つめ――ある一人のインド人の功績だ」、「3つめ」の「ある一人のインド人の功績」とはどういうことなのだろう。「西葛西ではインド人による犯罪はほとんど起きていない。それも、この「リトル・インディア」の父を中心に強固なコミュニティが築かれているからだという」、大し 日刊SPA!「「オタクに優しい秋葉原」はもうない…ぼったくりで稼ぐ“心の荒んだメイド”が増加したワケ」 「ターゲットをサラリーマンから外国人観光客と地方から来る客に替えたみたい」、「8000円ほどのシャンパンを頼まないとキャストと話せなかったり、無断でキャストがドリンクを飲みまくったりして、最後に4万~5万円を請求されます」、昔の素朴な「メイド」喫茶が懐かしい。 「「私の一族はもともと、インド西部のカラチ(現在はパキスタン領)に住んでいました。父はエンジニアでありながら貿易商もしており、音響機器の輸入販売で生計を立てていました。映画館も5つ所有しており、比較的裕福な家庭だったと記憶しています。 しかし、'40年代後半にインドで独立紛争があって、ヒンドゥー教徒の多くが故郷を追われました。暴力を振るわれたり、家を潰されたり、中には殺されたりしてしまう人もいた。 「今メイドカフェやコンカフェで働いている女のコたちの中には歌舞伎町のホストクラブで夜な夜な遊んでいるコもたくさんいます・・・キャストの女性たちも遊ぶカネ欲しさからぼったくりをしているのだ。 秋葉原では心の荒んだメイドに注意が必要だ」、その通りだ。 「私も大学院卒業後、父親の貿易会社に就職しました。転機が訪れたのは、ビジネスチャンスを求めてニューヨークへ向かう準備をしていたときのこと。関西で繊維業を営んでいた従兄弟から『日本のほうがチャンスがある』と言われたのです。当時は1ドル360円の時代。日本製の繊維、精密部品は品質が高く、人気が高かった。私は急遽、行き先を変えて貿易の仕事を東京で始めることにしました。 「ストライプの入ったスーツに身を包んだインド人男性が奥の事務所から現れた。身長は170cm後半、顎には長い白ひげをたくわえており、威厳に満ちた風格だ・・・いかにも日本的な所作に面食らいながら名刺を見ると、「ジャグモハン・チャンドラニ」、なるほど。 「西葛西は日本でも屈指のインド人居住者の多い街であり、「リトル・インディア」とも呼ばれる。この街に暮らすインド人は3000人を超える。これは日本在留者の1割の人口だ」、ずいぶん多くの「インド人」が集中したものだ。 「「日本がヤバい!」と言われ始めてしばらくたつが、本当にヤバくなってきた」、どういうことなのだろう。 (その1)(「オタクに優しい秋葉原」はもうない…ぼったくりで稼ぐ“心の荒んだメイド”が増加したワケ、【ルポ】たった一人の男が…東京都西葛西が「インド人の街」になるまでの「驚きの理由」、食堂 住居 テレビさらに学校まで…西葛西で暮らすインド人を無償でサポート…「リトル・インディアの父」が語った「壮絶過去」)
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発達障害(その5)(ベゾスやマスクが社会性は低いのに成功した理由 注目の発達障害「グレーゾーン」、「ADHDは薬が効くのに見逃されている」発達障害治療の第一人者が訴える大問題、「本当の天才」は東大理三に面接で落ちる…ホリエモン×和田秀樹が日本の教育を斬る!、堀江貴文×和田秀樹が語る「情報との正しいつきあい方」…なぜ日本人は“まともじゃない医者”を信じるのか?) [生活]

昨日に続いて、発達障害(その5)(ベゾスやマスクが社会性は低いのに成功した理由 注目の発達障害「グレーゾーン」、「ADHDは薬が効くのに見逃されている」発達障害治療の第一人者が訴える大問題、「本当の天才」は東大理三に面接で落ちる…ホリエモン×和田秀樹が日本の教育を斬る!、堀江貴文×和田秀樹が語る「情報との正しいつきあい方」…なぜ日本人は“まともじゃない医者”を信じるのか?)を取上げよう。

先ずは、昨年2月27日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した精神科医・作家・医学博士の岡田尊司氏による「ベゾスやマスクが社会性は低いのに成功した理由、注目の発達障害「グレーゾーン」」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/317753
・『発達障害という言葉が広く知られるようになり、自分もそうかもしれないと医療機関を訪れる人が増えている。そんな中で急増しているのが、徴候はあっても診断はおりない「グレーゾーン」。障害未満でありながら、ときに障害を抱えた人より深刻な困難になりやすいとされるが、時代の寵児であるジェフ・ベゾスやイーロン・マスクにもその気があったといわれる。彼らの抱えていた生きづらさについて、岡田尊司『発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法』より一部抜粋・編集し紹介する』、興味深そうだ。
・『ものごとを図式化し分析する“知覚統合”が強い人たち  世のなかには、知覚統合が突出して強いタイプの人がいる。 知覚統合は、ものごとを図式化し分析する能力や、状況を判断し、変化や未来を予測し、損害を避け、有利な選択をする能力でもあり、また、ものごとを客観的に達観して、冷静な判断をする能力にも通じている。数学や物理の能力のベースにある能力だが、哲学者や文学者にも、意外に優れた知覚統合が推測される人もいる。 イギリスの作家で、『息子と恋人』などの傑作を遺したD・H・ロレンスは、貧しい労働者階級の出身だったため、奨学金をもらってハイスクールに進んだが、彼がそこで優秀賞をとったのは、国語(英語)ではなく数学だった。ロレンスの文章は、細密な絵画のような自然描写でも卓越していたが、その優れた描写力は、彼のイメージする力と無縁ではないだろう。 作家の安部公房は、中学高校時代、数学が得意科目で、ドストエフスキーを愛読するとともに、高木貞治の『解析概論』を読み耽っていたという。安部は、フッサールの現象学にも傾倒し、彼の文学の手法の根底には現象学の考え方があった。東大医学部に進むも、医者にならず、文学者の道を選んだのは、彼の関心が、生身の人間よりも、もっと抽象的な概念やその土台にある構造にあったからだろうか。 もっとも、数学が苦手な文学者や作家のほうが、もっとたくさんいるのは言うまでもない。 優れた知覚統合は、客観化や図式化の能力によって、複雑な現実の状況を前にしても、冷静に最適解を導き出し、賢く対処することを助ける。 ただ、知覚統合が優れている人も、いいことばかりというわけにはいかない。知覚統合が高い人は、客観視の力によって、些細なことや感情的なことで悩まない傾向はあるのだが、何ごとも行きすぎると弊害が生じる。 客観視ばかりで、共感やコミットメント(関与)が不足して、いかにも他人ごとという冷ややかな態度が見え見えだったり、分析して説明してくれるものの、自分のことは自分でやってという突き放した姿勢で、優しさが欠けていたりするのだ。 知覚統合は、パターンや規則性を見つけ出して推理したり、新しいものを構成したりする能力にかかわる。地図を読むといったことも、単に視覚的な認知の能力というよりは、視覚情報が表している意味を読みとる能力だと言える。 さらには、ものごとの根底にある構造を見抜き、その構造から世界を理解し、目の前の見えない現象を推測することを可能にする。つまり、現象をその根底にあるシステムから理解する能力だとも言える。 自閉症研究の世界的な第一人者の一人であるバロン=コーエンは、人間の脳には、共感(empathy)を得意とするEタイプと、システム(system)思考を得意とするSタイプがあり、自閉症は極端なSタイプで、共感が極度に苦手であると考えた。 コーエンによると、ルールや同一性へのこだわりも、システムで考えるのを好み、同じ規則を求めようとするためだということになる。 システム思考を好み、ものごとを一つのルールや法則で理解したがる傾向は、グレーゾーンから健常レベルの人に至るまで、Sタイプに属する人たちの重要な特徴と言えるだろう』、「人間の脳には、共感(empathy)を得意とするEタイプと、システム(system)思考を得意とするSタイプがあり、自閉症は極端なSタイプで、共感が極度に苦手であると考えた。 コーエンによると、ルールや同一性へのこだわりも、システムで考えるのを好み、同じ規則を求めようとするためだということになる。 システム思考を好み、ものごとを一つのルールや法則で理解したがる傾向は、グレーゾーンから健常レベルの人に至るまで、Sタイプに属する人たちの重要な特徴と言えるだろう」、なるほど。
・『Sタイプのジェフ・ベゾスが祖母を泣かせた言葉  アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾスは、いまや世界一のビリオネアだが、その生い立ちは、波乱に富んだものだった。 じつの父親はサーカスの団員で、一輪車乗りを得意技としていた。高校時代の後輩で、まだ16歳だった女性とつき合う仲になり、妊娠して生まれたのがベゾスだった。 しかし、父親の仕事は不安定で、二人とも家庭をもつには若すぎたと言える。結局、2年で離婚し、母親は別の男性と再婚。ジェフはその男性の養子として育てられることになる。養父となった男性はキューバからの政治難民だったが、奨学金とアルバイトで大学も出て、大手の石油会社に勤めはじめていた。一方、じつの父親との連絡はその後途絶えてしまう。 何かに熱中するとほかのことが目に入らなくなる傾向は、幼稚園児だったころから顕著だったようだ。 公園の池に浮かんだ足こぎのボートに乗ったときも、ほかの子は母親に手を振っていたのに、ベゾスは、ボートが動く仕組みを知ろうと、そちらに夢中で、母親のほうなど一顧だにしなかった。何かをやり出すと、やめさせて次のことに切り換えさせるのが至難の業で、仕方なく幼稚園の先生は、椅子ごと彼を移動させていたという。 そんな彼は、宇宙飛行士と発明家になることを夢見るメカ好きの少年に育っていく。 ジェフ少年は、あるとき祖母を泣かせてしまったことがあった。喫煙による死亡率の上昇に警鐘を鳴らす公共広告を見ていたジェフは、自分で計算して、喫煙している祖母の寿命が9年短くなるという答えを導き出し、それを祖母に告げたのだ。祖母は泣き出したが、無理もなかった。祖母は肺ガンにかかってもう何年も闘病中だったのだ。) 彼の計算結果は正しかったかもしれないが、それが祖母を傷つけることには、彼は無頓着だった。ジェフ少年の悪意のない失言に対して、祖父は孫を優しくたしなめたという。「ジェフ。賢くあるよりも優しくあるほうが難しいと、いつかわかる日が来るよ」と。 高校では科学部とチェス部に籍を置き、さまざまな賞を獲得した。負けず嫌いなベゾスは、卒業生総代になるために首席の成績を修めると公言していたが、その通り実行した。プリンストン大学に進むと、電気工学とコンピュータサイエンスで学位を取得。そして、彼が卒業後に就職先として選んだのは、株式投資の世界だった。数学とコンピュータを駆使する金融工学の手法でウォールストリートを席巻する先駆けとなった投資会社で、ベゾスは頭角を現していく。 こうしたベゾスの経歴には、彼のシステムへのこだわりと嗜好が感じられる。プログラムに従って、コンピュータが自動的に取引を行っていく手法は、情緒的な関与を一切排して、定められたルールに従って淡々と取引を行うというものだった。 ベゾスのある部下は、彼の思考や行動が、極めて論理的で、「どのようなことでも体系的に(システマティックに)対処する」という特徴があることを指摘している。ベゾスは女性との出会いにさえ、「ウーマンフロー」(投資案件と出会う機会を表すディールフローに対して、女性との出会いの機会をそう呼んだ)を増やすという方法を実践していたという。 こうしたエピソードからも、システムでものごとを考え、制御しようとするSタイプの思考がはっきり見てとれると言えるだろう』、「何かに熱中するとほかのことが目に入らなくなる傾向は、幼稚園児だったころから顕著だったようだ。 公園の池に浮かんだ足こぎのボートに乗ったときも、ほかの子は母親に手を振っていたのに、ベゾスは、ボートが動く仕組みを知ろうと、そちらに夢中で、母親のほうなど一顧だにしなかった。何かをやり出すと、やめさせて次のことに切り換えさせるのが至難の業で、仕方なく幼稚園の先生は、椅子ごと彼を移動させていたという・・・あるとき祖母を泣かせてしまったことがあった。喫煙による死亡率の上昇に警鐘を鳴らす公共広告を見ていたジェフは、自分で計算して、喫煙している祖母の寿命が9年短くなるという答えを導き出し、それを祖母に告げたのだ。祖母は泣き出したが、無理もなかった。祖母は肺ガンにかかってもう何年も闘病中だったのだ。) 彼の計算結果は正しかったかもしれないが、それが祖母を傷つけることには、彼は無頓着だった・・・ベゾスのある部下は、彼の思考や行動が、極めて論理的で、「どのようなことでも体系的に(システマティックに)対処する」という特徴があることを指摘している」、なるほど。
・『1日10時間読書に没頭した イーロン・マスクの幼少期  ベゾスと並んで、驚異的な成功を成し遂げてきた時代の寵児に、イーロン・マスクがいる。電気自動車で世界をリードするテスラ社のみならず、夢物語と思われていた民間での宇宙事業に突破口を開いたスペースX社を創立し、一大企業に育て上げた型破りの人物だ。 歴史に匹敵する人物を探すとすれば、アレクサンダー大王やチンギス・ハンをもち出すしかないかもしれない。2人の英雄の事業は、軍事的な征服によるものだったが、マスクは、科学技術と経営力によって、誰も成し得なかったような事業を成し遂げようとしている。こうした偉業を可能にしたのは、いかなる情熱と能力だったのだろうか。 イーロン・マスクは南アフリカ共和国の首都プレトリアで生まれた。父親は電気や機械のエンジニア、母親は栄養士だったが、学校時代には理科や数学が得意な、いわゆるリケジョだった。両親ともに理系の能力に恵まれていたということになる。) 少年イーロンは、好奇心旺盛で、活発な子だったが、ときどき自分の世界に入ると、呼びかけてもまったく反応がなくなることがあった。両親は心配して、耳鼻科の医者に診てもらったこともあるが、別に聴力に異常は見つからなかった。 こうしたエピソードは、自閉的な傾向をもつ子どもで、ときに見られるものである。内的世界に没入し、自分の考えに過集中するため、外界からの声や物音がまったく耳に入らなくなってしまうのだ。外からはうかがい知れないことだったが、イーロンのなかでは、その後の彼の能力の源となるようなことが起きていた。イーロンはインタビューに答えてこう述べている。 「5~6歳のころ、外界と断絶して一つのことに全神経を集中させる術を身につけた」 「脳のなかには普通ならば、目から入ってきた視覚情報の処理にしか使われない部分があるが、その部分が思考プロセスに使われるような感じかな。とにかく、視覚情報を処理する機能の大部分がものごとを思考する過程に使われていた。いまはいろいろなことに注意を払わなければならない身なので、以前ほどではなくなったが、子ども時代は頻繁にハマっていた」 視覚情報を処理する脳の領域で思考すること、それは、まさしく視覚統合の働きにほかならない。イーロン少年は白昼夢に耽りながら、視覚統合の能力をフル活用するようになっていたのだ。視覚統合は、現実にはないものをイメージし、思考を展開する能力でもある。イーロンはこうも述べている。 「イメージとか数字の場合は、相互の関係や数学的な関連性を把握・処理できる。加速度とか運動量とか運動エネルギーなんかが物体にどういう影響を与えるのか、鮮明に浮かんでくるんだ」 彼はイメージによって思考する技を、子どものころから身につけていた。 そんなイーロンは、ただ空想に耽っているだけではなかった。彼が子どものころから熱中したもう一つのことは、読書だった。いつも片手に本をもっていたという。 弟の証言によると、1日10時間読書に没頭することも珍しくなかったし、週末には必ず2冊の本を1日で読破していたという。学校の図書館の本を読み尽くして、読むものがなくなったため、ブリタニカ百科事典を読み耽った。小学生の間に、2つのシリーズの百科事典を読破していたイーロンは、「歩く百科事典」と言われるほどのもの知り少年になっていた。) 一方、イーロン少年にも苦手なことがあった。それは社会性の面と運動だった。 イーロン少年は相手がどう思うかよりも、正しいかどうかを優先するところがあり、間違っていることを指摘せずにはいられなかったのだ。そのため、相手をいらだたせ、鬱陶しがられることも多かった。 友だちはおらず、いつもひとりぼっちだった。弟でさえ、兄と遊ぼうとしなかった。「お兄ちゃんと遊ぶの楽しくないんだもん」というわけだ。何年もいじめを受けたのも、そうした特性が関係していたのだろうか。 さらにイーロン少年を孤独にしたのは、両親の関係が悪化し、やがて離婚してしまったことだ。イーロンは最初母親と暮らしたが、そのとき、仕事で忙しい母親の代わりにイーロンの面倒を見てくれたのは祖母だった。学校の送り迎えも、ゲームの相手も祖母が務めたのだ。 数年後、父親と暮らすことを選ぶことになる。しかし、父親も相当な変わり者だったらしく、イーロンが期待したような愛情や優しさが与えられることはあまりなかった。 イーロンはやがて南アフリカを捨てて、アメリカを目指すが、父親と暮らしたころのことを振り返って、こう述べている。 「いいことがまったくなかったわけではないが、幸せではなかった。惨めというのかな。父は、人の人生を惨めにする特技の持ち主。それは確か。どんないい状況でも、ダメにしてしまう」 高い知覚統合の能力をもってしても、父親から受けた愛情のない仕打ちを乗り越えることは、イーロン・マスクにとっても容易ではなかったということだろうか。 しかし、その満たされない思いを、宇宙に対する野心へと昇華させたマスクは、大事業を着々と進めていくのである』、「1イーロン少年は白昼夢に耽りながら、視覚統合の能力をフル活用するようになっていたのだ。視覚統合は、現実にはないものをイメージし、思考を展開する能力でもある・・・日10時間読書に没頭することも珍しくなかったし、週末には必ず2冊の本を1日で読破していたという。学校の図書館の本を読み尽くして、読むものがなくなったため、ブリタニカ百科事典を読み耽った。小学生の間に、2つのシリーズの百科事典を読破していたイーロンは、「歩く百科事典」と言われるほどのもの知り少年になっていた・・・高い知覚統合の能力をもってしても、父親から受けた愛情のない仕打ちを乗り越えることは、イーロン・マスクにとっても容易ではなかったということだろうか。 しかし、その満たされない思いを、宇宙に対する野心へと昇華させたマスクは、大事業を着々と進めていくのである」、不幸な生い立ちを人生の肥やしにしていったのは、大したものだ。

次に、昨年3月4日付けダイヤモンド・オンラインが掲載した岩波 明・昭和大学医学部精神医学講座主任教授、同大学烏山病院院長インタビュー「「ADHDは薬が効くのに見逃されている」発達障害治療の第一人者が訴える大問題」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/317899
・『ここ10数年ですっかり世に浸透した「発達障害」。しかし第一人者によれば、未だに適切な診断・治療が行われているとは言い難く「権威でも誤診するケースは多い」という。特集『選ばれるクスリ』(全36回)の#12では、昭和大学烏山病院の岩波明院長が、日本における発達障害治療の大問題を説く』、興味深そうだ。
・『ADHDで薬物治療が施されない裏に自閉症スぺクトラム障害との誤診  われわれ精神科領域では、臨床試験で有効性が認められている薬でも、いざ現場で患者さんに処方してみると効果がないケースが少なくありません。 例えばうつ病の場合、外来の患者さんで抗うつ剤が著効するケースは残念ながらその3~4割というのが、現場の精神科医の実感です。一方で、ADHD(注意欠如多動性障害)は、薬物療法が最も奏功する疾患の一つです。  しかし、誤診によって適切な投薬がされていないケースが数多く見られ、最も多いのは同じ発達障害の一種で、アスペルガー症候群などを含む「ASD(自閉症スぺクトラム障害)」と誤診されているケースです』、「誤診によって適切な投薬がされていないケースが数多く見られ、最も多いのは同じ発達障害の一種で、アスペルガー症候群などを含む「ASD(自閉症スぺクトラム障害)」と誤診されているケースです」、なるほど。
・『児童精神医療のメインは重度自閉症だった だからASDと結び付けがちになる(ASDには、抗不安薬や抗うつ剤を対症療法として使うことはありますが、対人関係の障害などの中核症状に有効な薬はありません。 当院の発達障害外来には、他の病院でASDと診断された方も多く来られますが、およそ3分の2は他の疾患です。その中にはADHDも多く見られますが、ASDと診断されていたということは、これまで必要な薬物治療は受けてこなかったことを意味します。 確かにADHDとASDには、横断面では、ミスや忘れ物が多い、衝動的で対人関係がうまくいかないなどの共通点があり(下図参照)、見分けるのは難しいのですが、実は“大家”といわれる医師でも、ADHDをASDと誤診してしまうケースが多々存在しています。 (ADHDとASDの特徴 リンク先参照) なぜ権威も間違うのか。これは、児童精神医療の分野が伝統として重度の自閉症をメインに扱ってきた歴史的背景から、診断にバイアスが生じ、発達障害に関連する症状があれば真っ先にASDを考える傾向があるためです。 特に、対人関係に問題が見られるとASDと結び付けられがちなのですが、学校で孤立して不登校になり、一見ASDのように見える子供が、ADHDの薬物治療を行うと見違えるように復活して、進学校や名門大学に合格するケースも複数見てきました。 だからこそ薬が効かない症例の多い精神科領域で、ADHDをしっかり診断して適切な投薬に導くことが極めて重要なのです。 現状の小児に対するガイドライン(『注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン第4版』)の記載も問題です』、「大家”といわれる医師でも、ADHDをASDと誤診してしまうケースが多々存在しています。 (ADHDとASDの特徴 リンク先参照) なぜ権威も間違うのか。これは、児童精神医療の分野が伝統として重度の自閉症をメインに扱ってきた歴史的背景から、診断にバイアスが生じ、発達障害に関連する症状があれば真っ先にASDを考える傾向があるためです・・・一見ASDのように見える子供が、ADHDの薬物治療を行うと見違えるように復活して、進学校や名門大学に合格するケースも複数見てきました・・・薬が効かない症例の多い精神科領域で、ADHDをしっかり診断して適切な投薬に導くことが極めて重要なのです」、なるほど。
・『成人は薬物治療の必要性が高い 「ビバンセ」は成人に適応拡大を  ガイドラインでは「ADHDの治療・支援は環境調整に始まる多様な心理社会的治療から開始すべきであり、薬物療法ありきの治療姿勢を推奨しない」とされていますが、小児においても投薬は重要な治療法であり、成人であれば、なおさら薬物治療の必要性は高いものです。 (岩波 明・昭和大学医学部精神医学講座主任教授、同大学烏山病院院長 の略歴はリンク先参照) 「環境調整」といっても、成人の場合、職場や家庭など周囲の環境を変えることは極めて難しいのが現実ですから、薬に抵抗感が強くない限り、多くの場合、成人のADHDには薬物治療をお勧めしています。 個人的には、本邦で保険適用されているADHD治療薬4剤のうち、6歳以上18歳未満への処方に限られている「ビバンセ」(一般名:リスデキサンフェタミンメシル酸塩)の適応を成人に拡大することが必要であると考えています。 覚醒剤に似た構造を持つため、厚生労働省が適応の拡大に後ろ向きのようですが、ビバンセは欧米では成人に対しても第一選択薬になっています。 日本で最も多く使われている「コンサータ」(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)より有効性が高いという報告も見られ、成人にも適応が拡大されれば、コンサータが効かない患者さんにとっては貴重な治療の選択肢になるでしょう。(談)』、「個人的には、本邦で保険適用されているADHD治療薬4剤のうち、6歳以上18歳未満への処方に限られている「ビバンセ」(・・・)の適応を成人に拡大することが必要であると考えています」、なるほど。

第三に、4月2日付け現代ビジネスが掲載した堀江 貴文氏と和田 秀樹氏の対談「「本当の天才」は東大理三に面接で落ちる…ホリエモン×和田秀樹が日本の教育を斬る!」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/108096?imp=0
・『経営者と医者──それぞれの視点から「医療と健康」について分析した書籍が話題を呼んでいる。堀江貴文の『不老不死の研究』と、2022年に最も売れた本となった和田秀樹の『80歳の壁』、そして今年1月に発売し、たちまち10万部を突破した『ぼけの壁』だ。 今回、「堀江貴文 ホリエモン」チャンネルにて、堀江氏と和田氏の特別対談が実現した。その模様を、一部編集のうえお届けする(第一回)』、興味深そうだ。
・『学校に行かなくても、自習でいい  堀江 僕は基本的に学校教育って、いまの時代には全く不適合だと思っているんですね。和田さん、小学校とか行きました? 和田 あ、僕ね、小学校は6回転校しているんです。 堀江 (笑) 和田 もともとADHDの気がすごく強くて「立ち歩き」したから、親がすごく心配して。授業を座って聞いていられない生徒でした。いまだったら、まず間違いなしにADHDで「特別支援学級にいきなさい」みたいになっていたかもしれないですけど。 堀江 でもね、別に学校行かなくても、学力という意味で言ったら自習でいいわけじゃないですか。自習をして、それこそメンター的な人に会えるようにしておけば、それでいい。 東大の先端科学技術研究センターには、変な奴らを集めたクラスみたいなのがあって。メンターとかにたまに会えて、「こういうことやったらいいよ」って言われるだけで「あとは学校なんか行かないよ」みたいな人たちがいるそうです。 俺はそういう人って、結構な人数いると思うんですよ。そういう人をのびのびと伸ばすだけでも全然違う。いまなんて学校に行ったら「給食の時にマスクして黙って食いなさい」みたいな感じですから。耐えられないと思うんですよね。 和田 いまの学校のシステムは、僕もおかしいと思う。僕なんか特に「発達障害」で、みんなと一緒にしてられない人たちだから。 堀江 僕はそれ、障害じゃないと思うんですけどね』、「和田 もともとADHDの気がすごく強くて「立ち歩き」したから、親がすごく心配して。授業を座って聞いていられない生徒でした。いまだったら、まず間違いなしにADHDで「特別支援学級にいきなさい」みたいになっていたかもしれないですけど・・・和田 いまの学校のシステムは、僕もおかしいと思う。僕なんか特に「発達障害」で、みんなと一緒にしてられない人たちだから。 堀江 僕はそれ、障害じゃないと思うんですけどね」、確かに何を「障害」と考えるかは、幅がありそうだ。
・『「共感脳」と「システム化脳」  和田 おっしゃる通りですよ。名前は発達障害だけど、いまの考え方だとそれを「ダイバーシティ」だって言ってるわけだから。 人間の脳には「2つの脳」のパターンがあるとされています。1つが「共感脳」っていって、他人とうまくコミュニケーションをとったり、合わせたり、人の気持ちがわかるの。もう1つが「システム化脳」っていって、何かあったときに「システムがどんな風な仕組みになっているのか」ばかり興味を持ってしまう脳。 「共感脳」が全然ダメで、「システム化脳」がすごい人たちが自閉症になるらしいのね。でも、そういう人たちの方が天才として活躍する。両方の脳を持っている人もごく稀にいるんだけども、多くの人は「共感脳」で、言ってみれば日本的、文系的な人たちです。でも、「共感脳」ばかりが世の中を牛耳っているのはマズいんじゃないのって思うんです。 堀江 「共感脳」の人たちが(システム化脳の人のことを)わからないだけだと思うんですよ。だって、見た目は一緒じゃないですか。見た目が一緒だから、そんな考えになるってことが、まったく想定されていない。 和田 おっしゃる通りで、「共感脳」の人たちというのは、世の中の暗黙のルールみたいなものにわりと素直に順応できちゃう。「システム化脳」のとんがった考え方っていうか、「世の中にはこんな風な仕組みがあるはずだ」とか、「この考え方はおかしい」とかって思っている人のことを、わからないんだと思うんだけど』、「人間の脳には「2つの脳」のパターンがあるとされています。1つが「共感脳」っていって、他人とうまくコミュニケーションをとったり、合わせたり、人の気持ちがわかるの。もう1つが「システム化脳」っていって、何かあったときに「システムがどんな風な仕組みになっているのか」ばかり興味を持ってしまう脳。 「共感脳」が全然ダメで、「システム化脳」がすごい人たちが自閉症になるらしいのね。でも、そういう人たちの方が天才として活躍する。両方の脳を持っている人もごく稀にいるんだけども、多くの人は「共感脳」で、言ってみれば日本的、文系的な人たちです・・・「共感脳」の人たちというのは、世の中の暗黙のルールみたいなものにわりと素直に順応できちゃう。「システム化脳」のとんがった考え方っていうか、「世の中にはこんな風な仕組みがあるはずだ」とか、「この考え方はおかしい」とかって思っている人のことを、わからないんだと思うんだけど」、その通りだ。
・『「頭が固い医者」が生まれる理由  和田 だけど例えば全国に82の国公立の医学部があってね、医学部の中で「入試面接」をやらない学校がなくなっちゃったんですよ。そうすると医者でも、「共感脳」の人たちがすごい多くなるんですね。彼らはこれが正しいと決めたら「血圧下げろ」だの、「塩分摂るな」だの、何でもかんでも決めてかかってくる。 堀江 じゃあ、「システム化脳」の人たちどこに行ってるんですか? 和田 僕がYouTubeで見た限りでは、東大の理3の面接で落とされた子は、慶應に受かったって言っていましたね。 堀江 東大理3に面接で落とされるって結構辛いですね。 和田 辛いでしょう。(試験は)合格者の最低点の20点ぐらい上だったって、その子が言ってたけど。 堀江 それ超ヤバいっすね。 第二回『堀江貴文×和田秀樹が語る「情報との正しいつきあい方」…なぜ日本人は“まともじゃない医者”を信じるのか?』に続く』、「医学部の中で「入試面接」をやらない学校がなくなっちゃったんですよ。そうすると医者でも、「共感脳」の人たちがすごい多くなるんですね。彼らはこれが正しいと決めたら「血圧下げろ」だの、「塩分摂るな」だの、何でもかんでも決めてかかってくる。 堀江 じゃあ、「システム化脳」の人たちどこに行ってるんですか? 和田 僕がYouTubeで見た限りでは、東大の理3の面接で落とされた子は、慶應に受かったって言っていましたね」、なるほど。

第四に、この続きを、4月2日付け現代ビジネスが掲載した「堀江貴文×和田秀樹が語る「情報との正しいつきあい方」…なぜ日本人は“まともじゃない医者”を信じるのか?」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/108097?imp=0
・『経営者と医者──それぞれの視点から「医療と健康」について分析した書籍がいま話題を呼んでいる。堀江貴文の『不老不死の研究』と、2022年に最も売れた本となった和田秀樹の『80歳の壁』、そして今年1月に発売し、たちまち10万部を突破した『ぼけの壁』だ。 「堀江貴文 ホリエモン」チャンネルにて実現した、堀江氏と和田氏の特別対談。その模様を、一部編集のうえお届けする(第二回)。 第一回『「本当の天才」は東大理三に面接で落ちる…ホリエモン×和田秀樹が日本の教育を斬る!』、興味深そうだ。
・『「文字が読めない人」がたくさんいる  堀江 脳の問題の何が難しいかって言うと、見た目でわからないんですよ。例えば「境界性知能」の人っていうのが、結構いるんですよね。ちょっと前ぐらいにTwitterとかで話題になっていたと思うんですけど。 要はIQ60以下とかの人たちの“ちょっと上”ぐらい。IQ85~60ぐらいの人たちが「境界性知能」って言われていて、障害者手帳ももらえないし、知的障害とも認定されないので、普通に社会で生活しているんです。知的障害は1%ぐらいしかいないらしいんですけど、境界性知能は10%以上いるらしくて。 和田 あぁ、ほんとに。 堀江 だから、クラスに1人は絶対いる。2、3人いる。 和田 いますね。 堀江 で、この人たちって、わからないんですよ。見た目は普通だから。だけどよく見るとすごい髭の剃り残しがあったりとか……。 和田 なるほど。まあよく言いますよね。ほら、少年犯罪をやった人たちには比較的そういう人たちが多いらしくて。ハサミが使えないとかさ、実は知的な問題が見過ごされているっていう解説を書いたことがあるんだけど。 堀江 もちろん犯罪に走る人たちもそういう人たちが実はめちゃくちゃ多いですし、僕は実際に刑務所にいたので、(境界性知能の人たちが)いっぱいいましたよ。 でも、それわからないじゃないですか。一見すると普通に喋れるし。その「境界性知能」はともかくとして、僕が最近ここ2~3年で一番衝撃だったのは、文字が読めない人が相当いるということです。だからここをどうするか問題っていうのは結構あって』、「堀江 もちろん犯罪に走る人たちもそういう人たちが実はめちゃくちゃ多いですし、僕は実際に刑務所にいたので、(境界性知能の人たちが)いっぱいいましたよ。 でも、それわからないじゃないですか。一見すると普通に喋れるし。その「境界性知能」はともかくとして、僕が最近ここ2~3年で一番衝撃だったのは、文字が読めない人が相当いるということです。だからここをどうするか問題っていうのは結構あって」、なるほど。
・『医師国家試験の教材×米倉涼子  堀江 「IT革命」の本質って、誰でも、どんな情報にも触れられるようになったということだと思うんです。要は貧しい人だって、スマホを持っていればどんな情報にも触れられるわけじゃないですか。だけど、教育システムがそれを前提とされていないから、結局そこにはアクセスしないわけですね。むしろ「スマホなんて持つなよ」って言われるわけじゃないですか。公立の高校、中学とか小学校に通っていたら。 和田 医学系の予備校とかで年間1000万とか2000万とか取られるとこがあるんだけど、そういうとこに限ってさ「こいつを浪人させた方がまた2000万取れる」とかって思っていい加減な手抜き教育をする。けどさ、例えば受験テクニックの本を600円で買えば、読んでない子よりは勝っちゃうみたいなことが起こり得るんですよね。 堀江 まあそれはそうでしょうね。僕は別に医学部行ったわけじゃないですけど、別の事業で「自動車学校のコンサル」をやっていて。CGを使っためちゃくちゃ面白いビデオ教材を作ったんですよ。そういう流れの中で、医学部の医師国家試験予備校の教材をつくろうよっていう話をしていて。 和田 それはいいアイディアだと思います。 堀江 しかもそれを「米倉涼子」にやらせようみたいな話をしていて。米倉涼子が、全部台本あるんですけど、講義をするわけですよ。みんな聞くじゃないですか、喋りは上手いし。それで色々調べたら(国家試験には)「ドボン問題」があるんですよね? 和田 ああ、ありますね』、「国家試験には)「ドボン問題」があるんですよね?・・・間違えたら絶対落ちる問題ってあるんですよね。 和田 導入されたんでしょうね。こんなことも知らないで医者にしちゃいけないって」、なるほど。
・『「まともじゃない医者」に騙されないために  堀江 間違えたら絶対落ちる問題ってあるんですよね。 和田 導入されたんでしょうね。こんなことも知らないで医者にしちゃいけないって。 堀江 そうそう。たまにすごい優秀な人でも、ドボン問題で間違えて落ちたりするみたいですけど、要はそういう要点だけを教える予備校があるんですよね。そのテキストだけ読んでれば、頭いいやつだったら絶対受かるよねみたいな。 和田 そうだと思いますよ。 堀江 そういう「勘所」みたいなものは、すべてにおいて存在する。 僕は「情報の民主化」っていうのは、それを活用するかしないかでめちゃくちゃ差がつくということなんですよ。それを分かっている人と、分かってない人がいて。僕も『不老不死の研究』という本を出しているんですけど、読まないんですよ、みんな。 和田 こういう本を読まないからさ、結局医者の言いなりになっているわけじゃないですか。 堀江 そうですよ。僕の友だちでも医者がいっぱいいるんですけど「まともな人」と「まともじゃない人」がいるんですよ。まともじゃないやつって、本当にまともじゃないから。でも、僕のいうことよりその人のいうことを信じるんですよ』、「(堀江)僕は「情報の民主化」っていうのは、それを活用するかしないかでめちゃくちゃ差がつくということなんですよ。それを分かっている人と、分かってない人がいて。僕も『不老不死の研究』という本を出しているんですけど、読まないんですよ、みんな。 和田 こういう本を読まないからさ、結局医者の言いなりになっているわけじゃないですか」、『不老不死の研究』を読むつもりはないが、「医者の言いなりに」なるつもりもない。「情報の民主化」は十分に「活用する」つもりだ。
タグ:発達障害 (その5)(ベゾスやマスクが社会性は低いのに成功した理由 注目の発達障害「グレーゾーン」、「ADHDは薬が効くのに見逃されている」発達障害治療の第一人者が訴える大問題、「本当の天才」は東大理三に面接で落ちる…ホリエモン×和田秀樹が日本の教育を斬る!、堀江貴文×和田秀樹が語る「情報との正しいつきあい方」…なぜ日本人は“まともじゃない医者”を信じるのか?) ダイヤモンド・オンライン 岡田尊司氏による「ベゾスやマスクが社会性は低いのに成功した理由、注目の発達障害「グレーゾーン」」 岡田尊司『発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法』 「人間の脳には、共感(empathy)を得意とするEタイプと、システム(system)思考を得意とするSタイプがあり、自閉症は極端なSタイプで、共感が極度に苦手であると考えた。 コーエンによると、ルールや同一性へのこだわりも、システムで考えるのを好み、同じ規則を求めようとするためだということになる。 システム思考を好み、ものごとを一つのルールや法則で理解したがる傾向は、グレーゾーンから健常レベルの人に至るまで、Sタイプに属する人たちの重要な特徴と言えるだろう」、なるほど。 「何かに熱中するとほかのことが目に入らなくなる傾向は、幼稚園児だったころから顕著だったようだ。 公園の池に浮かんだ足こぎのボートに乗ったときも、ほかの子は母親に手を振っていたのに、ベゾスは、ボートが動く仕組みを知ろうと、そちらに夢中で、母親のほうなど一顧だにしなかった。何かをやり出すと、やめさせて次のことに切り換えさせるのが至難の業で、仕方なく幼稚園の先生は、椅子ごと彼を移動させていたという・・・ あるとき祖母を泣かせてしまったことがあった。喫煙による死亡率の上昇に警鐘を鳴らす公共広告を見ていたジェフは、自分で計算して、喫煙している祖母の寿命が9年短くなるという答えを導き出し、それを祖母に告げたのだ。祖母は泣き出したが、無理もなかった。祖母は肺ガンにかかってもう何年も闘病中だったのだ。) 彼の計算結果は正しかったかもしれないが、それが祖母を傷つけることには、彼は無頓着だった・・・ ベゾスのある部下は、彼の思考や行動が、極めて論理的で、「どのようなことでも体系的に(システマティックに)対処する」という特徴があることを指摘している」、なるほど。 「1イーロン少年は白昼夢に耽りながら、視覚統合の能力をフル活用するようになっていたのだ。視覚統合は、現実にはないものをイメージし、思考を展開する能力でもある・・・日10時間読書に没頭することも珍しくなかったし、週末には必ず2冊の本を1日で読破していたという。学校の図書館の本を読み尽くして、読むものがなくなったため、ブリタニカ百科事典を読み耽った。 小学生の間に、2つのシリーズの百科事典を読破していたイーロンは、「歩く百科事典」と言われるほどのもの知り少年になっていた・・・高い知覚統合の能力をもってしても、父親から受けた愛情のない仕打ちを乗り越えることは、イーロン・マスクにとっても容易ではなかったということだろうか。 しかし、その満たされない思いを、宇宙に対する野心へと昇華させたマスクは、大事業を着々と進めていくのである」、不幸な生い立ちを人生の肥やしにしていったのは、大したものだ。 岩波 明 「「ADHDは薬が効くのに見逃されている」発達障害治療の第一人者が訴える大問題」 「誤診によって適切な投薬がされていないケースが数多く見られ、最も多いのは同じ発達障害の一種で、アスペルガー症候群などを含む「ASD(自閉症スぺクトラム障害)」と誤診されているケースです」、なるほど。 「大家”といわれる医師でも、ADHDをASDと誤診してしまうケースが多々存在しています。 (ADHDとASDの特徴 リンク先参照) なぜ権威も間違うのか。これは、児童精神医療の分野が伝統として重度の自閉症をメインに扱ってきた歴史的背景から、診断にバイアスが生じ、発達障害に関連する症状があれば真っ先にASDを考える傾向があるためです・・・一見ASDのように見える子供が、ADHDの薬物治療を行うと見違えるように復活して、進学校や名門大学に合格するケースも複数見てきました・・・ 薬が効かない症例の多い精神科領域で、ADHDをしっかり診断して適切な投薬に導くことが極めて重要なのです」、なるほど。 「個人的には、本邦で保険適用されているADHD治療薬4剤のうち、6歳以上18歳未満への処方に限られている「ビバンセ」(・・・)の適応を成人に拡大することが必要であると考えています」、なるほど。 現代ビジネス 堀江 貴文氏と和田 秀樹氏の対談「「本当の天才」は東大理三に面接で落ちる…ホリエモン×和田秀樹が日本の教育を斬る!」 「和田 もともとADHDの気がすごく強くて「立ち歩き」したから、親がすごく心配して。授業を座って聞いていられない生徒でした。いまだったら、まず間違いなしにADHDで「特別支援学級にいきなさい」みたいになっていたかもしれないですけど・・・和田 いまの学校のシステムは、僕もおかしいと思う。僕なんか特に「発達障害」で、みんなと一緒にしてられない人たちだから。 堀江 僕はそれ、障害じゃないと思うんですけどね」、確かに何を「障害」と考えるかは、幅がありそうだ。 「人間の脳には「2つの脳」のパターンがあるとされています。1つが「共感脳」っていって、他人とうまくコミュニケーションをとったり、合わせたり、人の気持ちがわかるの。もう1つが「システム化脳」っていって、何かあったときに「システムがどんな風な仕組みになっているのか」ばかり興味を持ってしまう脳。 「共感脳」が全然ダメで、「システム化脳」がすごい人たちが自閉症になるらしいのね。でも、そういう人たちの方が天才として活躍する。両方の脳を持っている人もごく稀にいるんだけども、多くの人は「共感脳」で、言ってみれば日本的、 文系的な人たちです・・・「共感脳」の人たちというのは、世の中の暗黙のルールみたいなものにわりと素直に順応できちゃう。「システム化脳」のとんがった考え方っていうか、「世の中にはこんな風な仕組みがあるはずだ」とか、「この考え方はおかしい」とかって思っている人のことを、わからないんだと思うんだけど」、その通りだ。 「医学部の中で「入試面接」をやらない学校がなくなっちゃったんですよ。そうすると医者でも、「共感脳」の人たちがすごい多くなるんですね。彼らはこれが正しいと決めたら「血圧下げろ」だの、「塩分摂るな」だの、何でもかんでも決めてかかってくる。 堀江 じゃあ、「システム化脳」の人たちどこに行ってるんですか? 和田 僕がYouTubeで見た限りでは、東大の理3の面接で落とされた子は、慶應に受かったって言っていましたね」、なるほど。 「堀江貴文×和田秀樹が語る「情報との正しいつきあい方」…なぜ日本人は“まともじゃない医者”を信じるのか?」 「堀江 もちろん犯罪に走る人たちもそういう人たちが実はめちゃくちゃ多いですし、僕は実際に刑務所にいたので、(境界性知能の人たちが)いっぱいいましたよ。 でも、それわからないじゃないですか。一見すると普通に喋れるし。その「境界性知能」はともかくとして、僕が最近ここ2~3年で一番衝撃だったのは、文字が読めない人が相当いるということです。だからここをどうするか問題っていうのは結構あって」、なるほど。 「国家試験には)「ドボン問題」があるんですよね?・・・間違えたら絶対落ちる問題ってあるんですよね。 和田 導入されたんでしょうね。こんなことも知らないで医者にしちゃいけないって」、なるほど。 「(堀江)僕は「情報の民主化」っていうのは、それを活用するかしないかでめちゃくちゃ差がつくということなんですよ。それを分かっている人と、分かってない人がいて。僕も『不老不死の研究』という本を出しているんですけど、読まないんですよ、みんな。 和田 こういう本を読まないからさ、結局医者の言いなりになっているわけじゃないですか」、 『不老不死の研究』を読むつもりはないが、「医者の言いなりに」なるつもりもない。「情報の民主化」は十分に「活用する」つもりだ。
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