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健康(その26)(冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは、「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない、「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる) [生活]

健康については、昨年6月14日に取上げた。今日は、(その26)(冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは、「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない、「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる)である。

先ずは、本年1月14日付け東洋経済オンラインが掲載した 富永ペインクリニック院長・医学博士・日本麻酔科学会認定麻酔科指導医の富永 喜代氏による「冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/724389
・『寒い冬は、とくに血流に気をつけることが大切です。のべ2万人の臨床麻酔実績で、全身の血流について詳しい富永喜代医師の著書『血流がすべて血流コントロールの名医が教える わずか1分でできる「すごい血流改善法」』より一部引用・再編集し、全身を元気にし、突然死も防ぐことができる入浴方法をご紹介します』、興味深そうだ。
・『交通事故よりもこわい「冬の浴室」  寒い日は、早く家に帰って温まりたい。そう思いますが、家の中に思わぬ危険があります。それは、浴室。 厚生労働省の統計によると、浴室で亡くなる高齢者の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです。 ピンピンコロリがいいとはよく言われますが、まだやりたいことがあったのに、伝えたいことがあったのに、本意ではないタイミングで大切な人に会えなくなってしまったら、それはとても切ないことですよね。 防げるものなら、防ぎたい。そう願うあなたに。そして、突然いなくなってほしくない大切な人がいるあなたのために、知っておいてほしいお風呂での血流対策をお伝えします。) まずお話ししたいのは、「お湯の量」についてです。 体をどこまでお湯につけるか。これがとても重要なんです。 子どものころ、両親からこんなふうに言われたことはないでしょうか? 「肩までしっかりつかりなさい!」 「100数えてから上がりなさい!」 もしかすると、今はあなたがお子さんにそう言い聞かせているかもしれません』、「浴室で亡くなる高齢者の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです」、それは大変だ。
・『心臓に無理をさせないために「お湯の量」が大切  じつはこの入浴方法、血流改善の観点から考えると、とっても危険。 悪い入浴方法の代表例なんですよ。 理由はかんたん。肩までつかると、血管が、水圧によってギューッと押さえつけられてしまうからなんです。 心臓よりも高い位置まで湯につかってしまうと、静脈の圧よりも水圧が高くなります。それによって、手足や内臓の静脈がギュッと圧迫され、血液が心臓に向かって一気に移動。すると、心臓は増えた分の血液をくみ出すために、無理して働くようになります。 肩までつかっている本人は、「いい湯だな」と思っていても、体は心臓に負担がかかるという「緊急事態」への対応に大わらわとなっているわけです。) 仮にこの状態のまま長風呂をしてしまうと、血流が落ちていき、心臓や肺に大きな負担がかかります。 そして、さらに大きな問題が、「お湯から上がるとき」に起こります』、「肩までつかると、血管が、水圧によってギューッと押さえつけられてしまうからなんです。 心臓よりも高い位置まで湯につかってしまうと、静脈の圧よりも水圧が高くなります。それによって、手足や内臓の静脈がギュッと圧迫され、血液が心臓に向かって一気に移動。すると、心臓は増えた分の血液をくみ出すために、無理して働くようになります。 肩までつかっている本人は、「いい湯だな」と思っていても、体は心臓に負担がかかるという「緊急事態」への対応に大わらわとなっているわけです』、「肩までつかる」べきでないとは、寂しい感じだ。
・『浴室での「立ちくらみ」が命をうばう  水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です。 もし、昔ながらの深い湯船だった場合、倒れた拍子に頭を打ち、意識を失い、溺れてしまうといった最悪のケースにおちいる可能性もあります。 最初にお伝えしたように、自宅で亡くなる人が命を落としている場所は、圧倒的に「浴室」です。特に高齢の方は、加齢によって血管のやわらかさが失われているため、リスクが高まるのです。 また、医師から心臓が弱いと指摘を受けている方、高血圧の方は肩までしっかりつかってはいけません。立ちくらみ、脳虚血、失神の原因になります。 おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう。) あなたは毎日、何℃のお風呂に入っていますか? 血流を整える入浴法で湯量と並んで大切なのが、「お湯の温度」です。 入浴に関する全国調査によると、日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます』、「水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です・・・おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう・・・日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます」、「半身浴」、「ぬるめ」では、私はとても「風呂」に入った気がしない。
・『高齢者ほど「熱すぎてキケン」なお湯につかってしまう  とりわけ、高齢者になればなるほど、熱いお風呂を好む傾向があります。これは皮膚の「温熱感受性」の劣化によるもの。 皮膚の表面に温点、冷点と呼ばれる熱い、冷たいを感じとるセンサーがあります。じつはこの温点、冷点の数は、年齢を重ねるごとに減っていきます。 最新の研究によると、温点・冷点は、20代と70代を比べると約半分になってしまうというデータもあります。なかでも湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。 その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは「ほぉう」と吐息をもらしながら肩までつかることができるわけです。 しかも、とくに冬場はついつい長風呂になってしまいがち。そのとき湯温が高いと、疲労、脱水、血管虚脱(血管がひろがりすぎて、血流が落ち、脳へ必要な酸素や栄養素が届かなくなる)といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態です。 湯温は自分の肌感覚だけではなく、「数値」で見て把握しておくべきです。 また、高温のお湯につかることは、入浴のメリットであるリラックス効果を妨げてしまいます。お風呂でリラックスするかどうかは「交感神経」と「副交感神経」の働きと深く関連し、湯温がその切り替えスイッチのような働きを果たしています。 副交感神経の働きが高まれば、精神的に落ち着き、末梢血管も拡張し、血圧は下がっていき、血流が向上。心臓の負担も軽くなります。 一方、交感神経の働きが過度に高まると末梢血管が収縮。末梢の血流が落ちるため、心臓はより多くの血液を循環させようと負担を強いられながら、働くようになります。当然、血圧は上昇してしまいます。 お湯がぬるめか、熱めかによって、入浴時に交感神経と副交感神経のどちらの働きが高まるかが決まるわけですね。) 私のおすすめは、断然ぬるめです。 ぬるめの湯温とは、冬なら40℃、夏なら38℃。一方、41℃以上が熱めの湯温です。 体が疲れているときは、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつかりましょう。 これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています。 もちろん、血流も整い、体のすみずみまで栄養と酸素が行き届き、疲労物質も回収・排出されるので、疲れが軽くなります』、「湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。 その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは「ほぉう」と吐息をもらしながら肩までつかることができるわけです・・・とくに冬場はついつい長風呂になってしまいがち。そのとき湯温が高いと、疲労、脱水、血管虚脱(血管がひろがりすぎて、血流が落ち、脳へ必要な酸素や栄養素が届かなくなる)といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態です・・・高温のお湯につかることは、入浴のメリットであるリラックス効果を妨げてしまいます。お風呂でリラックスするかどうかは「交感神経」と「副交感神経」の働きと深く関連し、湯温がその切り替えスイッチのような働きを果たしています。 副交感神経の働きが高まれば、精神的に落ち着き、末梢血管も拡張し、血圧は下がっていき、血流が向上。心臓の負担も軽くなります。 一方、交感神経の働きが過度に高まると末梢血管が収縮。末梢の血流が落ちるため、心臓はより多くの血液を循環させようと負担を強いられながら、働くようになります。当然、血圧は上昇してしまいます・・・私のおすすめは、断然ぬるめです。 ぬるめの湯温とは、冬なら40℃、夏なら38℃。一方、41℃以上が熱めの湯温です。 体が疲れているときは、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつかりましょう。 これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています。 もちろん、血流も整い、体のすみずみまで栄養と酸素が行き届き、疲労物質も回収・排出されるので、疲れが軽くなります」、「ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつか」れば、「入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています」、素晴らしい効能だ。
・『第二の心臓を動かす「足先クイクイ体操」  みぞおちまでの湯量、ぬるめの湯温と入浴時のポイントをお伝えしてきましたが、最後に、お風呂でできる「血流アップ体操」をご紹介します。 その名も、「足先クイクイ体操」。 湯船につかり、足を伸ばして(伸ばせない浴槽なら、入浴後に行ってもOK)、つま先を上、前、上、前と、クイ、ストン、クイ、ストンと前後に10回ずつ動かします。 そうすると、すぐに「第二の心臓」と言われるふくらはぎの筋肉がググッと動いているのを感じるはず。温まり、血流のアップしている体に対して、さらなる刺激を加え、すっきりと疲労物質を洗い流す効果が期待できます。 ちなみに、この「足先クイクイ体操」には中高年の女性に多い「深部静脈血栓症」を予防する効果があります。深部静脈血栓症は、別名「エコノミークラス症候群」と呼ばれ、亡くなる方も少なくない怖い病気です。 飛行機や自動車などの狭い座席に長時間座り、立ち上がって歩き出したときに呼吸困難に襲われ、倒れてしまう。飛行機の乗客だけでなく、タクシードライバーなど、座りっぱなしの状態が続いた方が多くこの症状に見舞われています。 同じ症状は、手術後に入院する場合があるICU(集中治療室)でも発生しやすく、医療関係者は大いに注意を払っています。特に、しばらく寝たきりで過ごす患者さんの足には、電動でふくらはぎをもみあげていくフットポンプと呼ばれる機器を取りつけることも。 血液がスムーズに流れることは、体にとってそれだけ大切なことなんです』、「足先クイクイ体操」は簡単そうなので、是非、習慣づけたい。

次に、1月14日付け東洋経済オンラインが掲載した 精神科医の和田 秀樹氏による「「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/727220
・『仕事・お金・健康・生きがなど50歳を過ぎると、今後の不安がどうしても頭をよぎります。特に50代ともなれば、急に気になり始めるのが「健康」で、会社などで受ける検診結果にドギマギしているという人もいるのではないでしょうか。 が、高齢者の健康についての著書も多い、精神科医の和田秀樹さんは「検診の数値は気にしなくていい」と断言します。その理由を、和田さんの新著『50歳からの脳老化を防ぐ 脱マンネリ思考』より、一部引用・再編集してご紹介します』、私も40代までは指摘事項が殆どなかったが、「50代」になると急に増え、戸惑った記憶がある。
・『50代の老いの自覚は曖昧なもの  50代の方なら覚えがあると思いますが、「このごろ疲れやすくなった」「熟睡できない」「根気が続かない」「どうもやる気が出ない」といったさまざまなの身体や心の不調、これといった病気もなく、体力だってまだまだ十分なのに、ちょっとしたことで「老い」を自覚することが多くなります。 といっても50代の老いの自覚は曖昧なものです。 以前の自分(20代や30代の自分)と比べてみたり、同世代の友人や仲間の中でも若々しくて元気な人間と比べてみたりして、「やはり齢のせいかな」と思いこもうとします。 齢のせいにすれば「仕方ない」とか「まあぼちぼちやっていこう」と自分を落ち着かせることができます。「何かの病気が隠れているんじゃないか」と思うより安心できるからです。) 逆に言えば、「まさかと思うけど、やっかいな病気にはなりたくない」という気持ちがつねにあります。あとわずかですから、定年までは何とか勤め上げたいと思うからです。ここで重い病気にでもなったら、人生設計を大きく狂わせてしまいます』、私も現役時代を無事に過ごせたのは幸運だった。
・『数値を気にした途端待ち受ける地獄  そこでつい気にしてしまうのが健診の数値です。 主に血圧、血糖値、コレステロール値などですが、50代というのはいろいろな数値に異常が出始める年齢ですから、健診が近づくとお酒を減らしたり甘いものや脂っこいものを控えたりする人が結構います。 もちろん気休めですが、それくらい数値を気にするのです。なぜなら一般的な健診で数値の異常が出ると、要精密検査となります。混雑している大きな病院まで出かけて検査を受けなければいけません。これだけでも憂鬱になります。 そしてたいていの場合は、検査データをもとに医者の診断があり、ほぼ間違いなく薬を処方されます。血圧や血糖値やコレステロール値を下げる薬です。 「あーあ、とうとうわたしも薬を飲む身体になってしまったなあ」とガッカリします。しかもさまざまな注意や指導を医者から受けます。 「塩分は控えなさい」「脂っこいものはダメ」「甘いものもダメ」「お酒はほどほどに」「運動を心がけましょう」……並べて言われるとだんだん気持ちが沈んできます。お酒が好きで肉料理も好き、飲んだ後のラーメンが楽しみという人にとっては、これでは張り合いのない毎日になってしまいます。 そして医者はとどめのひと言を告げます。 「1か月後にまた検査しましょう。正常値に戻っているといいですね」 おまけに血圧手帳を渡されますから、これからの1カ月間、血圧計をにらみながら好きな食べ物を我慢することになります。健診と聞いただけで憂鬱になるのも無理はありません』、私の場合、「コレステロール値」が高目だったが、「血圧」が正常だったこともあり、幸い薬の処方はなかった。
・『なぜ「健診の数値は気にしなくていい」のか  わたしは高齢者向けの本を何冊か書いてきましたが、そのすべてに「健診の数値は気にしなくていい」と書いてきました。ほんとうは「受けなくていい」と断言したいのですが、職場の健診というのはそうもいきません。50代には言いにくいのです。 でもここはあえて言っておきましょう。 たとえ健診を受けて数値の異常があれこれ見つかっても、気にしないことです。実際に体調の悪さやいつもと違う異常を感じているというのでしたら別ですが、気分もいいし食欲もやる気も十分というのでしたら、いまがベストなのですから何も気にすることはありません。 その理由を簡単に説明してみます。 血圧と並んで健診の数値で気になる(引っ掛かりやすい)のが血糖値です。例のヘモグロビンAIc(エーワンシー)で示される数値が6・0を超えると糖尿病の予備軍となります。この時点でウンザリするほどの食事制限を受けるのは言うまでもありません。 つまり一度でも健診の数値が引っ掛かってしまうと、長い期間、食事内容を制限され、薬を飲まされ、定期的に検査を受け続けることになります。数値が異常というだけでいきなり病気が見つかったり入院治療ということはありませんが、ふだんの生活が健診の数値でものすごく不自由になってくるのです。) では何のために医学は数値の異常に介入してくるのでしょうか。言うまでもなく、数値を正常に戻すためです。正常に戻せば、病気のリスクが減ると信じられているからです。 ところが、それを真っ向から否定するデータがあります。 アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みます。「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法です。 いまの日本の医学常識を当てはめれば、結果は明白です。「強化療法群」のほうが健康を維持できるはずです。ところが3年半後の死亡率は「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです。 同じようなデータはほかにもありますが、今度はコレステロール値についてのデータを紹介してみます』、「アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みます。「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法です・・・3年半後の死亡率は「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです」、このような矛盾が出てくるほどまだ医学の世界は発展途上のようだ。
・『医学常識はいまも変わり続けている  フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40~45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータです。 4カ月ごとの健康診断に基づいて数値が高い人には薬を処方し、塩分制限などの健康管理を行う「介入群」612人と、健康管理に介入しない「放置群」610人に分けて追跡調査をしたところ、がんによる死亡率、心血管系の病気の罹患率や死亡率、挙げ句は自殺者数に至るまですべて「介入群」のほうが「放置群」より高かったのです。) ここでちょっと補足しておきますが、コレステロールは細胞膜の主原料で人間が生きていくためには欠かせないものです。よく「悪玉」「善玉」と呼んで区分することがありますが、どちらも人間にとって重要な働きをしていることに変わりはありません。 けれども循環器の医者から見ればLDLコレステロール、つまり「悪玉」が増えすぎると血管壁に入りこんで動脈硬化の原因になるとされます』、「フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40~45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータ」も、これまでの日本の常識とは相いれないようだ。
・『コレステロールが高いほどうつになりにくい?  ところが免疫学者に言わせればコレステロールは免疫細胞の材料になるからコレステロール値が高い人のほうが免疫力が高いとなります。あるいはコレステロールは脳にセロトニンを運ぶ働きもあるとされますから、数値が高い人ほどうつになりにくいという報告もあります。 さらには老年医学の立場から見れば、コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高いといった研究もあります。 「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです。 しかしいくらこういうデータを並べても、循環器の医者が自分の狭い立場にこだわる限り、「そっちには良くてもこっちには悪いこと」となります。健診で数値に異常が見つかればそれを正常に戻すことだけ考えますから、相変わらず薬と食事制限を申し渡すでしょう。 ちなみに2015年には、コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです』、「コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高いといった研究もあります。 「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです・・・2015年には、コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです」、何事も柔軟に考える必要がありそうだ。

第三に、1月19日付けPRESIDENT Onlineが掲載した順天堂大学大学院 教授の堀江 重郎氏による「「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる」を紹介しよう。
・『就寝中に尿意で目が覚める夜間頻尿にはどんなリスクがあるのか。泌尿器科医の堀江重郎さんは「夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になるという調査結果がある。夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインの恐れがあり、ただの老化と軽視しないほうがいい」という――。 ※本稿は、堀江重郎『尿で寿命は決まる 泌尿器の名医が教える腎臓・膀胱 最高の強化法』(SB新書)の一部を再編集したものです』、私は前立腺肥大なので、「夜間頻尿」は3,4回と酷い。
・『60代以上の8割超が夜中にトイレに起きている  みなさんは、自分が1日に何回、排尿しているか意識していますか? 若いうちはともかく、中高年に差しかかってきたら、気にしたほうがいいでしょう。 一般的に、「正常な排尿は1日に5~7回」です。1日に8回以上、排尿していたら「頻尿」、また就寝後から起床前の就寝中に1回以上、トイレに起きると「夜間頻尿」と見なされます。 いずれも、クオリティー・オブ・ライフにもかかわってくる不快な症状ですが、より深刻にとらえたほうがいいのは夜間頻尿です。 日本人の夜間頻尿の調査によると、40~50歳になると半数以上の人が夜中に1回はトイレに起きるようになります。さらに60代以上になると、約8割以上もの人が、夜間にトイレに起きています。夜間頻尿は、次のように、さまざまな要因が単発で、あるいは連鎖的にかかわっている症状です。 高齢者の集団を6年間にわたり調査したところ、「夜間に3回以上、トイレに起きる人は、2回以下の人の2倍も死亡率が高い」――スウェーデンで行われたある調査で、こんな衝撃的なデータが示されました。 これは、夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではありません。重要なのは、寿命を縮めるような病気になると、1つの症状として夜間頻尿が起こる場合が多いということです。つまり夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインかもしれないのです』、「「夜間に3回以上、トイレに起きる人は、2回以下の人の2倍も死亡率が高い」――スウェーデンで行われたある調査で、こんな衝撃的なデータが示されました。 これは、夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではありません。重要なのは、寿命を縮めるような病気になると、1つの症状として夜間頻尿が起こる場合が多いということです。つまり夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインかもしれないのです」、なるほど。
・『糖尿病が多尿を生んでいるケースも  夜間頻尿の原因①【おしっこが多すぎる】 そもそも尿の量が多くなると、起きている日中にたびたびトイレに行くだけでは出し切れず、夜中にトイレに行くことにつながります。多尿になる原因は単純に「水分のとりすぎ」ですが、それとは別に、糖尿病が多尿を生んでいるケースもあります。 糖尿病になると、血糖値(血液中の糖濃度)が高くなるため、血液の浸透圧が高くなります。すると、細胞の水分が血液に引っ張られ、血液の量が増えて、通常より尿量が多くなってしまうのです。 この結果、体内の水分が足りなくなり、のどの渇きを強く感じるようになります。そのため水分をたくさんとることになり(多飲)、トイレの回数が増えるという悪循環が生じるのです。夜中にのどが渇いて起きて水分をとるというのは、重症の糖尿病の可能性があります』、私の場合は該当しない。
・『夜間頻尿の原因②【からだのなかに水分が溜まる】 水分のとりすぎなどにより、水分がからだのなかに溜まってしまうことも夜間頻尿の原因になります。水分を摂取すると、水分は腎臓でろ過されて血液のなかに行きます。そして、その水分は血管から心臓まで戻り、心臓から送り出された血液は、動脈から末梢血管に行って、静脈をとおって、また心臓に戻ってきます』、私の場合は該当しない。
・『水分の摂りすぎの可能性  ところが、全部の量が戻ってこないで、からだの筋肉や脂肪の外の組織に水分が溜まってしまうことがあります。よく夕方になると足がむくむという人もこれが原因です。このような人たちは、就寝時、寝ているとからだが横になるため、からだのなかに溜まっていた水分がもう一度心臓に戻ってきます。そして、そこで尿をつくるので、夜中に尿量が増えます。 これを予防するためには、ストッキングが効果的です。足に弾性のあるストッキングを履いて、余分な水分が溜まらないようにするのです。 また、最近開発された高出力の磁気治療器は、骨盤の筋肉を細かく振動させることによって、水分をからだのなかに戻して、夜間頻尿を改善します』、私の場合はこれも該当しない。
・夜間頻尿の原因③【おしっこが濃くならない】(通常、覚醒時より睡眠時のほうが尿の回数が少ないのは、眠っている間に「バソプレシン」というホルモンが分泌されているからです。尿の90パーセントは水分ですが、バソプレシンには、腎臓での水分の再吸収量を増やすことで、睡眠時に膀胱に溜まる尿の量を、覚醒時より少なくする作用があります。いい換えれば「尿を濃くする」ということです』、私の場合は多少は該当する可能性がある。
・『尿が濃くならず、膀胱がいっぱいになる  つまり、眠っている夜間は、起きている日中ほど尿がつくられなくなるため、膀胱がなかなかいっぱいにならず、トイレに起きなくてよいのです。朝の起き抜けの尿の色が濃いのも、バソプレシンによって尿の成分が濃くなっているためです。 バソプレシンの合成や作用に支障が起こったものが、「尿崩症にょうほうしょう」と呼ばれる症状です。そうなると、日中と同じくらいのペースで膀胱がいっぱいになるため、夜間に尿意で目が覚めるという症状が起こってきます。 このバソプレシンの分泌は、加齢に伴い夜間での分泌量が減っていきます。夜の間に1日のおしっこの3分の1以上がつくられている場合、たとえば、1日1.5リットルであれば、500ミリリットル以上、夜、寝ている間に出る人は、バソプレシンの分泌が減り、夜間多尿になっていると考えられます。こういう方には、バソプレシンに似たお薬、デスモプレシンという薬が有効です。 また、バソプレシンは、お子さんのおねしょにも効果的です。小児のなかにはバソプレシンが十分に分泌されていない人もいます。お子さんのおねしょにお困りの方は検討してみてください』、私の場合は該当しない。
・『膀胱が硬くなる、腎機能の低下… 夜間頻尿の原因④【膀胱の柔軟性が下がる】  膀胱でつくられるガス「一酸化窒素」には、膀胱や膀胱の出口の筋肉に柔軟性を与える作用があります。高血圧や糖尿病、高脂血症、動脈硬化など、いわゆる「生活習慣病」にかかると、この一酸化窒素が十分につくられなくなります。 一酸化窒素が足りず、膀胱の柔軟性が損なわれると、膀胱が硬くなり、尿が溜まる量も減って、通常より早くいっぱいになってしまいます。そして起きている日中のみならず、眠っている夜間にも、たびたび尿意をもよおすことになります。 そのうえ、一酸化窒素の不足によって膀胱の出口も緩みにくくなるため、トイレに行っても「尿が詰まった感じがする」「スムーズに出切らない」、だから余計に「何度もトイレに行きたくなる」という悪循環が生じてしまうのです』、私の場合、【膀胱の柔軟性が下がる】は多少該当する可能性がある。
・『夜間頻尿の原因⑤【腎機能の低下】  腎臓の機能が低下して、尿を濃くすることができなくなると、尿が多くなります。腎不全、慢性腎臓病でも、夜間頻尿が起こります。 ・夜間頻尿の原因⑥【睡眠時無呼吸症候群】(睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」が、最近注目されています。いびきをかく人や、昼間に強い眠気を感じる人に多いのですが、30代、40代で夜中にトイレに起きる人は睡眠時無呼吸症候群のチェックをおすすめします。 睡眠時無呼吸症候群があると、脳の交感神経の高ぶりや一酸化窒素が減って膀胱が硬くなると同時に、睡眠中に心臓から「利尿ホルモン」が出るために尿量が増える傾向があります』、私の場合【腎機能の低下】は該当しない。
・『男性特有の病気も夜間頻尿の原因になる  睡眠時無呼吸症候群の治療であるCPAP(持続陽圧呼吸療法)は、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。CPAPによって、心臓の利尿ホルモンも減り、トイレに起きることなくぐっすり眠れます。また、心臓病で心臓のポンプの機能が低下すると、この心臓の利尿ホルモンが出て就寝中の尿量が増えます』、私の場合「睡眠時無呼吸症候群」は該当しない。
・『夜間頻尿の原因⑦【前立腺肥大症】  男性だと、前立腺肥大症も夜間頻尿につながります。前立腺が肥大すると、膀胱が交感神経の刺激を受けやすくなって過敏になり、急な尿意が起こりやすくなるためです。さらに深刻になると、前立腺がんが夜間頻尿を引き起こしているケースもあります。 ・夜間頻尿の原因⑧【加齢】(また、年をとると眠りが浅くなる傾向があるために、尿意を感じやすくなり、夜間に何度もトイレに行きたくなるというのも見逃せない要因です』、【前立腺肥大症】と【加齢】の2つは最も該当する。
・『夜間頻尿の原因⑨【精神的な理由】  ストレスなど精神的な理由でも頻尿が起こります。からだの緊張がとれないと、交感神経が働いて、昼も夜もおしっこが近くなるためです。ストレスが解消されたら頻尿が治ることもありますし、なかなか治らない場合、抗不安薬や抗うつ薬が有効です。逆に、うつ病などで抗うつ薬を投与していると、尿が出にくくなることもあります。 ・夜間頻尿の原因⑩【カフェイン、アルコール、喫煙】(コーヒー、紅茶、お酒、タバコには、膀胱を過敏にする作用があります。夜のカフェイン、アルコールの摂取、喫煙が、夜間頻尿に直結しているかもしれないということです。これは生活習慣の見直しによって、比較的すぐに解消できるでしょう』、【精神的な理由】と「夜間頻尿の原因⑩」の2つは該当しない。
・『夜間頻尿は、重大な病気を知らせるサイン  このように、夜間頻尿の要因は多岐たきにわたります。自分の心がけで対処できるものもあれば、医師にかかったほうがいいものもあります。 医師にかかる場合も、行くべき科は泌尿器科とは限りません。高血圧や心臓病が疑われるのなら循環器科ですし、肥満が睡眠時無呼吸症候群につながっているとしたら、肥満外来に行ったほうが適切に対処してもらえるかもしれません。 夜間頻尿が起こると、たびたび睡眠が妨げられるために、日中のパフォーマンスはいやが上にも下がります。夜間に何度もトイレに起きることで睡眠不足になり、日中にボーッとすることが多くなれば、事故などにもつながりかねません。 また、眠い目をこすりながらトイレに向かう途中で転倒し、骨折する危険もあります。骨折は寝たきり、要介護への悪あしき近道ですから、決して侮れません。 夜中にトイレに起きるようになったら、まず数々の要因がありうることを知ったうえで、自分はどれに当てはまるのかと考えてみること。あるいは泌尿器科医に聞いてみること。それが、おしっこのアンチエイジングにつながります。70歳以上で夜中にトイレに起きなければ、年齢よりかなり若いといえます』、私の場合は、PSA値が4以上あったので、初めから「泌尿器科」にかかり、生検も2回したが、異常なしだった。
・『「サビない腎臓」が健康長寿のヒケツ  おしっこのアンチエイジングに欠かせないのが、腎臓のアンチエイジングです。つまりさびない腎臓をつくることです。 腎臓には血液の老廃物をろ過する機能があります。血液は、糸球体という腎臓の器官に入り、そこで物質をこしとり、なおかつ尿細管のなかに尿が流れているうちに、必要な栄養素やミネラルを吸収し、老廃物や食事で摂取した過剰な酸性の物質を排出していきます。結果として尿は、基本的には酸性のものでできていきます。 こういった臓器の仕事というのは、大変なエネルギーを使います。そのため、活性酸素が出やすくなります。この活性酸素からからだを守らないと、細胞が老化し、結果として動脈硬化、そして腎臓の機能の低下につながっていくのです。 ただし、腎臓はもともとからだにとって十分に余裕のある機能としてつくられていますから、血液検査では腎臓の機能の低下はかなり深刻になるまで出てきません。ところが、いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます。) サビない腎臓をつくるためには、まずは活性酸素をなるべく減らすものとして、ストレスの解消やカロリー過多を減らす、肥満を避ける、運動をすることが大事です。 また、食事についていえば、お肉のなかにはリン酸や塩酸といった物質が含まれているので、このなかの酸の部分を外に排出しなければいけません。これも腎臓に負担をかける大きな原因となります』、「腎臓はもともとからだにとって十分に余裕のある機能としてつくられていますから、血液検査では腎臓の機能の低下はかなり深刻になるまで出てきません。ところが、いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます・・・いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます」、やっかいな臓器だ。「サビない腎臓をつくるためには、まずは活性酸素をなるべく減らすものとして、ストレスの解消やカロリー過多を減らす、肥満を避ける、運動をすることが大事です。 また、食事についていえば、お肉のなかにはリン酸や塩酸といった物質が含まれているので、このなかの酸の部分を外に排出しなければいけません。これも腎臓に負担をかける大きな原因となります」、なるほど。
・『肉、インスタント食品、ファストフード、加工品には要注意  最近わかってきたのが、リンという物質の過剰摂取の問題です。リンというのは基本的には、からだを構成するのに必須のミネラル物質で、カルシウムとともに骨をつくっています。食事で摂取したリンの量は、本来非常に厳密に調整されています。 ところがリンを必要以上に摂取すると、血管が硬くなり石灰化が起きて、動脈硬化につながります。リンの濃度が上がると、からだが老化していくということです。ですから、リンの量をきちんと調整することが、からだにとって大事です。 このリンをからだの外に出す重要な物質が、腎臓に多く存在するクロトーと呼ばれる遺伝子です。クロトーは寿命や老化にも関係していることが知られています。このクロトーを守るために、リンの過剰摂取を防ぎ、腎臓の機能を保護する必要があるのです。 わたしたちの現代の食事には、肉、インスタント食品、ファストフード、ハムやウインナーなどの加工品、お菓子やコーラなどの炭酸飲料に、必要以上にリンが含まれています。ですから、リンを過剰摂取しやすく、腎臓が老化しやすくなりました。 腎臓の老化、要するに腎臓がサビるということは、酸化するということです。腎臓がサビると、ろ過装置である糸球体の数が減り、慢性腎臓病になっていきます。これを防ぐためには、4章で紹介するように食生活に注意しなければなりません。 
(堀江 重郎氏の略歴はリンク先参照)』、私の場合、臓器や「血管」に「石灰化」が起きているので、「リンの過剰摂取を防ぎ、腎臓の機能を保護する必要がある」ようだ。「肉、インスタント食品、ファストフード、ハムやウインナーなどの加工品、お菓子やコーラなどの炭酸飲料に、必要以上にリンが含まれています」、今さら遅いかも知れないが、「「リンの過剰摂取」を防いでいきたい。 
タグ:「コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高いといった研究もあります。 「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです・・・2015年には、コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。 私の場合、「コレステロール値」が高目だったが、「血圧」が正常だったこともあり、幸い薬の処方はなかった。 私も現役時代を無事に過ごせたのは幸運だった。 私も40代までは指摘事項が殆どなかったが、「50代」になると急に増え、戸惑った記憶がある。 和田さんの新著『50歳からの脳老化を防ぐ 脱マンネリ思考』 和田 秀樹氏による「「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない」 「足先クイクイ体操」は簡単そうなので、是非、習慣づけたい。 「ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつか」れば、「入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています」、素晴らしい効能だ。 昇してしまいます・・・私のおすすめは、断然ぬるめです。 ぬるめの湯温とは、冬なら40℃、夏なら38℃。一方、41℃以上が熱めの湯温です。 体が疲れているときは、ぬるめのお湯に10分ほどゆっくりつかりましょう。 これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。入浴から5分経過すると、白血球、リンパ球、がん細胞を倒すNK細胞など免疫力を支える免疫細胞が増えることがわかっています。 もちろん、血流も整い、体のすみずみまで栄養と酸素が行き届き、疲労物質も回収・排出されるので、疲れが軽くなります」、 高温のお湯につかることは、入浴のメリットであるリラックス効果を妨げてしまいます。お風呂でリラックスするかどうかは「交感神経」と「副交感神経」の働きと深く関連し、湯温がその切り替えスイッチのような働きを果たしています。 副交感神経の働きが高まれば、精神的に落ち着き、末梢血管も拡張し、血圧は下がっていき、血流が向上。心臓の負担も軽くなります。 一方、交感神経の働きが過度に高まると末梢血管が収縮。末梢の血流が落ちるため、心臓はより多くの血液を循環させようと負担を強いられながら、働くようになります。当然、血圧は上 「湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。 その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは「ほぉう」と吐息をもらしながら肩までつかることができるわけです・・・とくに冬場はついつい長風呂になってしまいがち。そのとき湯温が高いと、疲労、脱水、血管虚脱(血管がひろがりすぎて、血流が落ち、脳へ必要な酸素や栄養素が届かなくなる)といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態です・・・ 日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます」、「半身浴」、「ぬるめ」では、私はとても「風呂」に入った気がしない。 「水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です・・・おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう・・・ おすすめは、みぞおちまでつかる半身浴。これを守るためにも「湯量は腰まで」をルールにしましょう・・・日本人のお風呂の平均湯温は「41℃」だそうです。 この数字を目にして、「ぬるめだな」と思った人は要注意。きっと、あなたが入っているお風呂は熱すぎます」、「半身浴」、「ぬるめ」では、私はとても「風呂」に入った気がしない。 「水圧でぐっと収縮し、心臓へ血液を戻していた手や足の静脈は水圧から解放され、一気に弛緩します。しかも立ち上がりますから、重力によって下半身に向かって血液が勢いよく流れ出していく。 すると、一時的に脳へ送られる血液量が減り、目の前が暗くなります。起立性低血圧症といって、いわゆる立ちくらみが起き、フラフラと倒れてしまうわけです。 これは、大変危険です・・・ 「肩までつかる」べきでないとは、寂しい感じだ。 「浴室で亡くなる高齢者の数は、交通事故で亡くなる人の約2倍。特に65歳以上の高齢者の死亡事故が多く、毎年11月から4月にかけて多く発生しているそうです」、それは大変だ。 「すごい血流改善法」 富永 喜代氏による「冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは」 東洋経済オンライン 「フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40~45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータ」も、これまでの日本の常識とは相いれないようだ。 「アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みます。「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法です・・・3年半後の死亡率は「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです」、このような矛盾が出てくるほどまだ医学の世界は発展途上のようだ。 健康 (その26)(冬場の「浴室での突然死」を防ぐ超シンプルな方法 大切な家族を守るための「血流改善」習慣とは、「健康診断の数値」を気にする50代が失うもの 一昔前の医学の常識を信じているかもしれない、「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる) 卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです」、何事も柔軟に考える必要がありそうだ。 PRESIDENT ONLINE 堀江 重郎氏による「「夜中にトイレで目が覚める」は早死のサイン…泌尿器の専門医が指摘する"おしっこ"と"寿命"の知られざる関係 夜3回以上トイレに起きる人は死亡率が2倍になる」 堀江重郎『尿で寿命は決まる 泌尿器の名医が教える腎臓・膀胱 最高の強化法』(SB新書) 私は前立腺肥大なので、「夜間頻尿」は3,4回と酷い。 「「夜間に3回以上、トイレに起きる人は、2回以下の人の2倍も死亡率が高い」――スウェーデンで行われたある調査で、こんな衝撃的なデータが示されました。 これは、夜間頻尿そのものが寿命を縮めているということではありません。重要なのは、寿命を縮めるような病気になると、1つの症状として夜間頻尿が起こる場合が多いということです。つまり夜間頻尿は、寿命を縮める病気にかかっているサインかもしれないのです」、なるほど。 私の場合は該当しない。 私の場合はこれも該当しない。 私の場合は多少は該当する可能性がある。 私の場合、【膀胱の柔軟性が下がる】は多少該当する可能性がある。 私の場合【腎機能の低下】は該当しない。 私の場合「睡眠時無呼吸症候群」は該当しない。 【前立腺肥大症】と【加齢】の2つは最も該当する。 【精神的な理由】と「夜間頻尿の原因⑩」の2つは該当しない。 私の場合は、PSA値が4以上あったので、初めから「泌尿器科」にかかり、生検も2回したが、異常なしだった。 「腎臓はもともとからだにとって十分に余裕のある機能としてつくられていますから、血液検査では腎臓の機能の低下はかなり深刻になるまで出てきません。ところが、いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます・・・いったん異常になってくると、そこから5年、10年の間に腎臓の機能が低下していき、最終的には人工透析や腎移植などを必要とする腎不全になっていきます」、やっかいな臓器だ。 「サビない腎臓をつくるためには、まずは活性酸素をなるべく減らすものとして、ストレスの解消やカロリー過多を減らす、肥満を避ける、運動をすることが大事です。 また、食事についていえば、お肉のなかにはリン酸や塩酸といった物質が含まれているので、このなかの酸の部分を外に排出しなければいけません。これも腎臓に負担をかける大きな原因となります」、なるほど。 私の場合、臓器や「血管」に「石灰化」が起きているので、「リンの過剰摂取を防ぎ、腎臓の機能を保護する必要がある」ようだ。「肉、インスタント食品、ファストフード、ハムやウインナーなどの加工品、お菓子やコーラなどの炭酸飲料に、必要以上にリンが含まれています」、今さら遅いかも知れないが、「「リンの過剰摂取」を防いでいきたい。
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