SSブログ

認知症(その2)(中高年に多い「前頭側頭型認知症」発症が疑われる“10の行動”とは、「持続泣き型認知症」の79歳女性が デイケアに来ているあいだ涙を流し続けたワケ 『人はどう老いるのか』、認知症の親に「介護施設へ入所して」どう伝える 親子なのにイライラしてしまうのは親不孝?) [生活]

認知症については、昨年5月5日に取上げた。今日は、(その2)(中高年に多い「前頭側頭型認知症」発症が疑われる“10の行動”とは、「持続泣き型認知症」の79歳女性が デイケアに来ているあいだ涙を流し続けたワケ 『人はどう老いるのか』、認知症の親に「介護施設へ入所して」どう伝える 親子なのにイライラしてしまうのは親不孝?)である。

先ずは、昨年5月9日付けダイヤモンド・オンライン「中高年に多い「前頭側頭型認知症」、発症が疑われる“10の行動”とは」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/321449
・『「ダイ・ハード」「アルマゲドン」などの作品で知られる米俳優、ブルース・ウィリスが「前頭側頭型認知症」を公表した。40代、50代の働き盛りの中年が発症することも多いという「前頭側頭型認知症」。一体どのような病なのか。認知症専門医の長谷川嘉哉医師に話を聞いた』、「40代、50代の働き盛りの中年が発症することも多い」、穏やかではない。
・『異常行動があっても認知症診断が難しい理由  先日68歳の誕生日を迎えたばかりのブルース・ウィリス。2022年に失語症のため俳優引退を発表し、惜しまれつつ表舞台を去ったハリウッドの名俳優だ。そして約1年後、ブルースの家族によって公表されたのが、「前頭側頭型認知症」の発症だった。聞き慣れない病名だが、どのような認知症なのか。 「前頭側頭型認知症は、非常に診断が難しい認知症です。異常行動により家族や周囲の方を困らせている人に対して、専門医としてあらゆる検査を駆使しても、はっきりしないこともあります」 そう話すのは、認知症専門医の長谷川嘉哉医師だ。前頭側頭型認知症の発症年齢の平均は50代。65歳未満で発症することが多い若年性認知症の一種だ。言語・感情をコントロールする脳の前頭葉や側頭葉が萎縮することで、理性的な振る舞いや言動ができなくなってしまうのだという。) 「前頭側頭型認知症の特徴は人格変化です。急に怒りっぽくなる、他人を思いやる気持ちがなくなり善悪の判断が曖昧になる、といった症状が顕著に出ます。ただ初期の段階では記憶障害や認知機能の異常などはあまり見られず、本人も病気の自覚がなかなか持てないため、認知症と診断するには時間がかかることも多いのです」 以下は長谷川医師による、前頭側頭型認知症のチェックリストだ。 ・状況に合わない行動…場所や状況に不適切な悪ふざけ、身勝手な行動をする ・意欲減退…引きこもり、何もしないなどの状態が続く ・無関心…周囲の出来事に無関心、身だしなみに気を使わない ・逸脱行為…万引などの軽犯罪に当たる行為をしても、それについて説明や反省ができない ・繰り返し行動…散歩や食事、入浴などを決まった時間に行う、やめさせると怒る ・食べ物へのこだわり…毎日同じものしか食べない。際限なく食べる場合も ・言葉の繰り返し…同じ言葉の繰り返しや、他人の言葉をオウム返ししたりする ・好みの変化…食などの好みが大きく変わる。酒やたばこを大量にとるなど ・発語の障害…無口、語彙(ごい)が少なくなる。品物の名前や使い方がわからない ・短期記憶の維持…最近の出来事など短期記憶は保たれる。日時も間違わない 上記に三つ以上あてはまる場合、前頭側頭型認知症の疑いがあるという。 「たとえば食事などに異常なこだわりを持ち始めます。同じメニューを毎日食べたり、味付けが極端になったり、それを周囲の人に注意されても聞く耳を持ちません。機嫌もコロコロ変わります。ニコニコしていたと思ったら怒ったり、声を荒らげたり、また理屈に合わないことを口走り、行動するようになります。このような症状が続くので、前頭側頭型認知症は家族や周囲との人間関係の崩壊を招くことも少なくありません」 ブルース・ウィリスの家族はSNSで「残念ながら、コミュニケーションの難しさは、ブルースが直面している病気の症状の一つに過ぎません」とつづっている。とはいえ、いくら行動面での異常があっても、認知機能に大きな変化がみられなければ、認知症と診断することは難しいのだ。) 「兆候があっても経過観察をしないことには、なかなか判断できないのが、前頭側頭型認知症の厄介な点。また人格変化が進行すると、周囲に迷惑をかけるだけでなく、医療機関への受診のハードルも上がっていく。若年で発症した患者は体力がありあまっているため、施設への入所も難しい。家族もどう対応すればいいのかわからず、悲観しているケースも多いのです」』、「前頭側頭型認知症の発症年齢の平均は50代。65歳未満で発症することが多い若年性認知症の一種だ。言語・感情をコントロールする脳の前頭葉や側頭葉が萎縮することで、理性的な振る舞いや言動ができなくなってしまうのだという。) 「前頭側頭型認知症の特徴は人格変化です。急に怒りっぽくなる、他人を思いやる気持ちがなくなり善悪の判断が曖昧になる、といった症状が顕著に出ます」、「人格変化」とはやっかいだ。
・『反社会的な逸脱行為の有無が前頭側頭型認知症の見極めポイント  そんな「前頭側頭型認知症」の大きなポイントは「反社会的な逸脱行為」だ。 「反社会的な逸脱行為というのは、たとえば万引をする、痴漢行為、信号無視、部屋を片付けられず家がゴミ屋敷化する……といった行動です。前頭側頭型認知症は、理性や感情のコントロールができなくなるので、暴力や反社会的行動をちゅうちょなく行えるようになってしまうのです」 こうした症状は、実は医師の間でもいまだに認知が広まっておらず、この病気が理解されにくい一つの要因となっているという。 「前頭側頭型認知症患者は、周囲を無視したりばかにしたりと、自己中心的な行動をとることが多く見られます。そのため病院でも診察拒否や不真面目な態度で、医師とけんかになるケースもあります。また治療法については特徴的な症状に対して、抗精神病薬を処方する対症療法のみで、進行を遅らせる薬はありません。ハッキリとした予防策もなく、原因も解明されていないのです」 日本の認知症患者は600万人以上と推計され、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると予測されている。もし身近に万引や窃盗、ゴミ屋敷化や信号無視など問題行動が表れるようになった人がいたら、「認知症」の可能性も考えたほうがいいだろう』、「抗精神病薬を処方する対症療法のみで、進行を遅らせる薬はありません。ハッキリとした予防策もなく、原因も解明されていないのです」 日本の認知症患者は600万人以上と推計され、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると予測されている・・・身近に万引や窃盗、ゴミ屋敷化や信号無視など問題行動が表れるようになった人がいたら、「認知症」の可能性も考えたほうがいいだろう」、やっかいで、なりたくない病気だ。

次に、 昨年12月28日付け現代ビジネスが掲載した作家の久坂部 羊氏による「「持続泣き型認知症」の79歳女性が、デイケアに来ているあいだ涙を流し続けたワケ 『人はどう老いるのか』」を紹介しよう』、興味深そうだ。
・『老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。 世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれていますが、果たしてそのような絵空事で安心していてよいのでしょうか。 医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた経験から、初体験の「老い」を失敗しない方法について語ります。 *本記事は、久坂部羊『人はどう老いるのか』(講談社現代新書)を抜粋、編集したものです』、「目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。 世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれていますが、果たしてそのような絵空事で安心していてよいのでしょうか。 医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた経験から、初体験の「老い」を失敗しない方法について語ります」、興味深そうだ。
・『“泣き型”“情緒不安定型”にも困惑  わけもわからず怒るのも困りますが、あり得ない理由で泣かれるのも困ります。 Aさん(79歳・女性)は“持続泣き型”で、デイケアに来ている間もずっと泣いていました。 「もう帰らせてください。子どもが心配です。幼稚園に迎えに行かんといかんのです」 「いろいろお世話になりました。もうお別れです。つらいですけど、どうしても行かんならんのです」 「落ち葉がなぜ木から落ちるのか、わたしにはわかりません。あんまりかわいそうです。植木屋さん、なんとかしてください」 か細い声でそんな繰り言を続け、涙を流していました。職員がその場を離れると、フラフラと立ち上がって帰ろうとします。足も頼りないし、目も涙でかすんでいるのでいつ転倒するかもしれず、調子の悪いときは一日中、職員が横についていなければなりませんでした。 A′さん(78歳・女性)は“情緒不安定型”で、朗らかに笑っていたかと思うと、突然、テーブルに突っ伏してワーワー泣きはじめます。宥めようもないほどの号泣で、別の部屋へ行きましょうと促しても応じません。 「もうこんなとこにはおれん。泥棒やなんて言われて、だれがおれるもんか」 興奮して自分の鞄を床に投げ捨てます。 「息子が北海道から帰ってきて、怒るから怖い」 「どうせわたしは貧乏人の子や。ここらはええし(上流階級)の子ばっかりが来るとこやから、わたしらは来られへん」 そんなことはない、だれも泥棒だなんて思っていないと宥めても、聞く耳を持ちません。どうやら幼少時のつらい記憶が未だに彼女を苦しめているようでした。) ほかにもある七十四歳の男性は、恒例の誕生日会で花束を受け取ったとたん、顔をクシャクシャにして泣きだしました。みんなが拍手をすると「おおぉーっ」と声をあげて号泣し、花束を持ったままその場に泣き崩れてしまいました。誕生日祝いなど何十年もしてもらっていなかったので、感激したようです。 別の八十一歳の女性は、歌合戦のプログラムで「花」が歌われると、何を思い出したのか、急に顔を覆って泣きだしました。 朝のプログラムで、職員が「これまででいちばん楽しかったことは何ですか」とみんなに聞くと、夫が戦死したこと、空襲で家が焼けたこと、栄養失調で子どもを死なせたことなど、逆の話題ばかりで、そこここで涙があふれたこともあります。 さらに連載記事<「上手に楽に老いている人」と「下手に苦しく老いている人」の意外な違い>では、症状が軽いのに老いに苦しむ人と、そうでない人の実例を紹介しています。 *本記事の抜粋元・久坂部羊『人はどう老いるのか』(講談社現代新書)では、医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた建研から、初体験の「老い」を失敗しない方法について詳しく解説しています。ぜひお買い求めください』、出来れば「上手に楽に老いている人」になりたいものだが、そうは問屋が卸さない可能性もありそうだ。

第三に、本年1月4日付け東洋経済オンラインが掲載した大阪大学名誉教授の佐藤 眞一氏による「認知症の親に「介護施設へ入所して」どう伝える 親子なのにイライラしてしまうのは親不孝?」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/722853
・『家族が認知症になったら、誰しも戸惑うものです。 認知症研究の第一人者、佐藤眞一・大阪大学名誉教授は著書『認知症心理学の専門家が教える認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ』で、家族から寄せられるよくある悩みについて回答しています。 同書から一部を抜粋、再編集して、「認知症の親にイライラしてしまう」と「介護施設に入所してほしいと伝えたい」という2つの悩みについて解説します』、興味深そうだ。
・『認知症の親にイライラしてしまう  これまで当たり前にできていたことができなくなる親を見ていると、イライラしてしまう自分がいます。 親子なのに、認知症だとわかっているのに、イライラしてしまうのは親不孝でしょうか。 認知症になった親を見ていると、「昔はもっとしっかりしていたのに」「こんな言葉は言わなかったのに」など、若くてしっかりしていて、子どものことを真剣に考えてくれた頃を思い出してしまうものです。 楽しく、和気あいあいと暮らしていた頃のよい思い出と、認知症になってすっかり変わってしまった今の親の言動を比べてイライラしてしまうのは、実の子どもだからこそのことなのでしょう。 イライラしてしまうのは、親なのだからと懸命に介護しようとすればするほど、理想とはかけ離れたことしかできない自分に向かっている感情でもあります。 どうしてもイライラを抑えることができないときは、いったんその場から離れて、興奮している自分の感情を落ち着かせて、「認知症なのだから、わからないことや、できないことがある」ということを改めて思い起こすことが大事です。) そして、冷静になって、自分は親のどのような行動に対してイライラしてしまうのか、なぜイライラしてしまうのか、を考えてみてください。 通常は、自分の想定している通りに行動してくれない、振る舞ってくれない、ということが原因である場合が多いようです。 認知症の親御さんとあなたの考えのどこがすれ違っているのか、すれ違っているのはなぜなのか、を考えてください。 例えば、お風呂に入ってもらおうとして、そのことを伝えても、嫌がって入ってくれないという場合、なぜお風呂に入ってくれないのか、お風呂を嫌がるのか、を考えてみてください。 そもそもお風呂に入るということの意味がわからないのかもしれませんし、お風呂に入ってもどうすればよいのかがわからずに戸惑った、という経験が記憶に残っているからかもしれません。 「お風呂に入って」と声をかけられる前にゆったりとした気持ちでいたのに、別のことをしろと言われて、せっかくの落ち着いていた気持ちを邪魔されたと感じたからなのかもしれません。 イライラさせられる行動の前後を、冷静になって観察する習慣をつけると、親の不可解な行動の意味が、なんとなくわかってくるものです。 認知症の人の言動にも、必ずその人なりのなんらかの理由があるのです。そのことを考えるようにすると、徐々にイライラする回数も減ってくると思います』、私の亡き母は認知症でこそなかったが、ほぼそれに近いほど自分のことが出来なくなり、公的介護施設に入所していたが、私からは叱られてばかりいた。確かに、「冷静になって観察する習慣をつけると、親の不可解な行動の意味が、なんとなくわかってくるものです」を試してみるべきだった。
・『介護施設に入所してほしいと伝えたい  共働きで、親とは離れ遠方に住んでいるため、どうしても施設に入所してもらうことになりそうです。 ですが、本人は慣れた自宅で過ごしたいと言っており迷っています。 自宅を離れて、見ず知らずの人ばかりが暮らす施設に入りたくないと言うのは、当然の反応だと思います。まずは、施設に入ってほしいと思う家族の理由を説明してください。 認知症で言葉での説明の理解が難しい場合は、デイサービスで他の人と触れ合う機会を持ったり、「用事があって今日は一緒にいられないから」などと説明したりして、ショートステイの短期入所から始めて、施設に慣れてもらうという方法もあります。 しかし、本人がまだある程度しっかりしている場合に、家族に迷惑をかけるよりはそのほうがよいというような「諦め」によって施設に入ろうとする場合は、本人の気持ちに寄り添うことが必要です。 「自宅での生活で日中に一人きりになってしまうよりも、グループホームのほうが家族も安心だし、本人にも仲間ができて楽しい」などの前向きな説明をして、いくつかの施設を訪れて職員の話を聞いたり、雰囲気を感じてもらったりして、気に入った施設を選ぶとよいでしょう。) 老人保健施設は主にリハビリの施設で、医師や看護師、リハビリ職員がいて、在宅復帰を目指している施設なので、病院の延長と考えればスムーズに入所できます。 ただし、状態が回復すれば退所が必要になることもありますし、身体的な不自由がなければ入所自体ができません。 他の介護施設にもそれぞれの入所基準があります。 公的な施設の場合、特別養護老人ホームは要介護3以上、それ以外のグループホームや老人保健施設などは要介護1以上の人が利用できます。民間の介護付有料老人ホームは施設ごとの規定があるので確認が必要です。 (介護施設の種類はリンク先参照) 以上のように、施設にもいろいろと種類がありますし、施設の雰囲気も違います。事前に施設を訪問して様子を見たり、職員に話を聞いてみたりすることも大事だと思います。 親身になって話を聞いてくれる施設に出合えることを願っています』、母が入居していた施設は、「親身になって話を聞いてくれ」た。
・『介護施設への入所を検討するなら  認知症が進行すると、在宅での介護から切り替えて、施設入所を真剣に検討する必要も出てくることでしょう。 施設に入れることに抵抗がある人もいるかもしれません。しかし、施設への入所によって体調がよくなるケースはかなりあります。 施設では、健康チェックや水分補給、口腔ケア、栄養バランスがよく食べやすい食事など、その人に合わせた環境が用意されています。 入所を決める前に、必ず見学に行きましょう。設備、医療体制、食事内容、他の入居者や介護スタッフの様子などをしっかり観察します』、しかし、「健康チェック」が不十分で、肺気腫を見逃していたので、これが最終的な死因になった。ただ、「肺気腫」は慢性的疾患なので、気付くのが多少早くなったとしても、大局的には変化なかったと諦めている。
タグ:認知症 (その2)(中高年に多い「前頭側頭型認知症」発症が疑われる“10の行動”とは、「持続泣き型認知症」の79歳女性が デイケアに来ているあいだ涙を流し続けたワケ 『人はどう老いるのか』、認知症の親に「介護施設へ入所して」どう伝える 親子なのにイライラしてしまうのは親不孝?) ダイヤモンド・オンライン「中高年に多い「前頭側頭型認知症」、発症が疑われる“10の行動”とは」 「40代、50代の働き盛りの中年が発症することも多い」、穏やかではない。 「前頭側頭型認知症の発症年齢の平均は50代。65歳未満で発症することが多い若年性認知症の一種だ。言語・感情をコントロールする脳の前頭葉や側頭葉が萎縮することで、理性的な振る舞いや言動ができなくなってしまうのだという。) 「前頭側頭型認知症の特徴は人格変化です。急に怒りっぽくなる、他人を思いやる気持ちがなくなり善悪の判断が曖昧になる、といった症状が顕著に出ます」、「人格変化」とはやっかいだ。 「抗精神病薬を処方する対症療法のみで、進行を遅らせる薬はありません。ハッキリとした予防策もなく、原因も解明されていないのです」 日本の認知症患者は600万人以上と推計され、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると予測されている・・・身近に万引や窃盗、ゴミ屋敷化や信号無視など問題行動が表れるようになった人がいたら、「認知症」の可能性も考えたほうがいいだろう」、やっかいで、なりたくない病気だ。 現代ビジネス 久坂部 羊氏による「「持続泣き型認知症」の79歳女性が、デイケアに来ているあいだ涙を流し続けたワケ 『人はどう老いるのか』」 「目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。 世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれていますが、果たしてそのような絵空事で安心していてよいのでしょうか。 医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた経験から、初体験の「老い」を失敗しない方法について語ります」、興味深そうだ。 出来れば「上手に楽に老いている人」になりたいものだが、そうは問屋が卸さない可能性もありそうだ。 東洋経済オンライン 佐藤 眞一氏による「認知症の親に「介護施設へ入所して」どう伝える 親子なのにイライラしてしまうのは親不孝?」 私の亡き母は認知症でこそなかったが、ほぼそれに近いほど自分のことが出来なくなり、公的介護施設に入所していたが、私からは叱られてばかりいた。確かに、「冷静になって観察する習慣をつけると、親の不可解な行動の意味が、なんとなくわかってくるものです」を試してみるべきだった。 母が入居していた施設は、「親身になって話を聞いてくれ」た。 しかし、「健康チェック」が不十分で、肺気腫を見逃していたので、これが最終的な死因になった。ただ、「肺気腫」は慢性的疾患なので、気付くのが多少早くなったとしても、大局的には変化なかったと諦めている。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。