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安倍首相訪米問題(続報) [外交]

明日からの安倍首相訪米をめぐっては、20日のブログでも取上げたが、今日の日経新聞夕刊が「米「村山談話継承を」 高官会見 上下両院の首相演説で」と報じたので、続報版として再び取上げたい。記事は、ローズ米大統領副補佐官が電話で記者会見したもので、「われわれは首相に過去の談話と合致する形で建設的に取り組み、地域の緊張を和らげるよう働きかけている」と表明。また、メデイロス米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は会見で「歴史問題は最終解決に達するようなやり方で取り組むことが重要だ」と強調したとのこと。これはかなり強い注文といえよう。
22日のバンドン会議での安倍首相発言については、天木直人氏が昨日付けで「バンドン会議の安倍演説の英訳のごまかし」として、読売新聞が昨日付けで報じた内容にコメント。『先の大戦での日本の侵略には直接言及しなかったが、バンドン会議の平和10原則の中にある「侵略」という言葉を見つけ、これを引用する形でAGGRESSIONという言葉を使って自省の心を表す手法を取る事に成功』。天木氏は国内向けと海外向けで、みずからに都合のいいように使い分けようとする姿勢を批判しているが、むしろそれ以上に問題なのは、直接触れることを避け、間接話法で逃げた姑息な姿勢であろう。
たとのこと。これはかなり強い注文といえよう。
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/24/

ただ、米議会演説では、バンドン会議のような間接話法で逃げることは出来ないと思われる上に、上記のローズ発言も加わったことで、安倍首相のスピーチライターもさぞかし頭が痛いことだろう。やはり、正面から日本の侵略への反省を述べるべきではなかろうか。
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