小池都知事問題(その8)(勢いづく維新…“次点”高市大臣と“本命”小池都知事「W女帝引き抜き」のトンデモ情報、「坂本龍一の手紙」の影響は大きかった…?小池百合子・東京都知事が「岸田首相テロに大反応」して「警備を20人に倍増」させた理由、小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判、安倍元首相に「ジョーカー」と評された したたかな小池百合子・東京都知事が画策する まさかの「ウルトラC」) [国内政治]
小池都知事問題については、本年4月26日に取上げた。今日は、(その8)(勢いづく維新…“次点”高市大臣と“本命”小池都知事「W女帝引き抜き」のトンデモ情報、「坂本龍一の手紙」の影響は大きかった…?小池百合子・東京都知事が「岸田首相テロに大反応」して「警備を20人に倍増」させた理由、小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判、安倍元首相に「ジョーカー」と評された したたかな小池百合子・東京都知事が画策する まさかの「ウルトラC」)である。
先ずは、本年4月14日付け日刊ゲンダイ「勢いづく維新…“次点”高市大臣と“本命”小池都知事「W女帝引き抜き」のトンデモ情報」を紹介しよう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321501
・『統一地方選の前半戦で躍進し、勢いづく日本維新の会。悲願の「全国政党化」に向けて、大物女性政治家の引き抜きを画策──こんなトンデモ情報が飛び出している。 引き抜きの対象として名前が挙がっているのは、高市早苗経済安保担当相だ。自らの調整不足によって、地元の奈良県知事選が保守分裂となり、維新の“漁夫の利”勝利を許した。自民党内から責任を問う声が上がり、孤立する高市氏に維新が触手を伸ばす可能性があるというのだ。「スポーツニッポン」が12日、人気コラム「政界 噂のマル秘日誌」で〈“背水”高市氏 維新引き抜き?〉とのタイトルで報じている』、「地元の奈良県知事選」での敗北で「孤立する高市氏に維新が触手を伸ばす可能性がある」、あり得る話だ。
・『高市大臣は居場所ナシ 記事によると、一部保守系メディアに根強い人気を誇る高市氏は、全国政党を目指す維新にとっては利用価値があるという。高市氏と維新は共に極右的な安保政策を掲げ、思想的に近い。「早苗ちゃん」と親しげに呼ぶ維新幹部もいるそうだ。 確かに、維新は高市氏に妙に甘い。放送法の解釈を巡る総務省文書を「捏造」と断じた高市氏を、立憲民主党が連日、追及していた時も「捏造か本物かは、国民にとってどっちでもいい話」(馬場代表)と距離を置いていた。国会で厳しく高市氏を追及することもなかった』、「維新は高市氏に妙に甘い」、なるほど。
・『小池百合子都知事の名前も浮上 気になるのは、スポニチの記事に、維新幹部の「ホンマは小池百合子(都知事)がええんやけど、高市氏でもええわ」というコメントが掲載されていることだ。維新は小池知事の取り込みまで描いているのか。 維新には、小池氏が率いる「都民ファーストの会」とケンカ別れした音喜多駿参院議員が所属。松井前代表との関係も良くないとされる。そんな維新と小池氏の合流はあり得るのか。「可能性ゼロではないでしょう」と言うのは、元都庁幹部の澤章氏だ。 「囁かれているのは、小池さんが知事を電撃辞任し、維新系の人物を後継指名。都知事選で勝利させるシナリオです。小池さん本人は自民には戻れないでしょうから、次期衆院選では維新から出馬し、国政で最後にひと花咲かせるつもりでは、といわれている。かつて石原知事も2012年、電撃辞任し、猪瀬副知事を後継指名。猪瀬氏を大勝させた後、国政に復帰しています」 首都圏進出を狙う維新側もウマミがあるという。 「ネームバリューのある小池知事を引き入れ、都政を掌握するメリットは大きい。大阪府知事・市長の“入れ替えダブル選挙”といったトリッキーな選挙戦術は維新の十八番ですから、あり得ない話ではないと思います。いまや全く勢いのない都民ファーストの中にも、維新に移りたいと考えている都議がいるはずです」(澤章氏) 維新関係者はこう言う。 「高市さんのことを『早苗ちゃん』と呼ぶ幹部がおるんは事実や。知事報酬をカットした小池さんとも『身を切る改革』という意味では一致点がなくもないわな。せやけど、さすがに2人を引き抜くなんて無理やろ。誰かが意図的に『怪情報』を流しとんちゃうか」 高市氏と小池氏の“W女帝”引き抜きはインパクト抜群だが、果たして……』、「小池さんが知事を電撃辞任し、維新系の人物を後継指名。都知事選で勝利させるシナリオです。小池さん本人は自民には戻れないでしょうから、次期衆院選では維新から出馬し、国政で最後にひと花咲かせるつもりでは、といわれている」、「かつて石原知事も2012年、電撃辞任し、猪瀬副知事を後継指名。猪瀬氏を大勝させた後、国政に復帰しています」、あり得るシナリオだ。
次に、4月27日付け現代ビジネス「「坂本龍一の手紙」の影響は大きかった…?小池百合子・東京都知事が「岸田首相テロに大反応」して「警備を20人に倍増」させた理由」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/109329
・『警察官とSPが数メートルおきにズラリと並び、選挙カーの周囲約5メートルに規制線が張られている。写真を撮ろうと足を止めた通行人には、すぐさま「立ち止まらないで!」という声が飛ぶ。
『税金で警護を倍増させ、選挙応援に入る小池都知事 警察犬まで出動した厳戒態勢の中心にいたのは、小池百合子都知事である。 「岸田(文雄)総理が襲撃された事件の翌日、東京都の統一地方選後半戦がスタートしました。これまで都知事が区議選で動くことはなかったのですが、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の勢力拡大のために、小池氏は異例の応援に入った。サプライズで豊島区、中野区、練馬区、大田区、目黒区をハシゴしました。 困ったのは警護を担当する警視庁です。事件があったため、慌てて警護を10人から20人に増やした。この費用はすべて都民が納めた税金で賄われています」(自民党都議) 警護の倍増は警視庁の判断だった。だが、その背景には小池氏からのプレッシャーがあったと都政関係者は語る。 「小池氏は『明治神宮外苑再開発』に対する反発に恐怖を感じていると、たびたび周囲に漏らしていたんです。特に3月28日に亡くなった音楽家・坂本龍一氏が、都知事宛に手紙を送っていたことが判明したのが逆風になっている。 手紙には『先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません』などと記され、『あなたのリーダーシップに期待します』と結ばれていた。3月22日に工事が始まって以降も、都知事室には反対派から攻撃的なメールが押し寄せています。また小池氏のツイッターも批判が殺到していて更新できない状態です」 小池氏の任期は来年7月末まで、その後は新しい区割りの東京28区から衆院選に出馬するという説もある。 身の安全を図ることは大事だが、都民の厳しい声に耳を傾けず、事なかれで任期をやり過ごそうとしているのであれば考えものだ』、「「小池氏は『明治神宮外苑再開発』に対する反発に恐怖を感じていると、たびたび周囲に漏らしていたんです」、「3月22日に工事が始まって以降も、都知事室には反対派から攻撃的なメールが押し寄せています。また小池氏のツイッターも批判が殺到していて更新できない状態です」、「これまで都知事が区議選で動くことはなかったのですが、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の勢力拡大のために、小池氏は異例の応援に入った。サプライズで豊島区、中野区、練馬区、大田区、目黒区をハシゴしました。 困ったのは警護を担当する警視庁です。事件があったため、慌てて警護を10人から20人に増やした。この費用はすべて都民が納めた税金で賄われています」、「警護」を倍増する必要はないように思うが、まあ、「警視庁」が判断したのであれば、やむを得ない。「都民の厳しい声に耳を傾けず、事なかれで任期をやり過ごそうとしているのであれば考えものだ」、その通りだ。
第三に、5月8日付け日刊ゲンダイ「小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判」を紹介しよう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322592
・『東京都の明治神宮外苑の再開発に伴い、大量の樹木が伐採される問題を巡って、海外メディアが連休中に批判記事を展開し、話題になっている。事業を認可した小池都知事は、これ以上無視できるのか。 米AP通信は先月29日配信の記事で〈神宮外苑は文化的・歴史的な宝物〉と強調し、〈小池氏は、環境への影響に疑問があるにもかかわらず、一部の建設を許可している〉と指摘。〈都の計画は(ニューヨークの)セントラルパークに「超高層ビル」を設置するがごとくだ〉と批判している。 30日には、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が〈未来に向け、日本は野球の歴史に別れを告げようとしている〉との見出しで報じた。再開発に伴う神宮球場の解体に焦点を当て、〈ベーブ・ルースが活躍し、小説家・村上春樹が影響を受けたスタジアムである明治神宮(球場)を、極端な再開発計画で平らにしてしまうのだ〉と指摘。村上春樹が神宮球場で野球観戦していた際に、処女作「風の歌を聴け」の着想を得たエピソードを紹介し、歴史ある球場の消失を惜しんでいる。 3月28日に亡くなった音楽家・坂本龍一さんが生前、小池知事を含む5氏に再開発の見直しを求める手紙を送っていたことが分かり、国内メディアが事業の問題点を報じているが、いよいよ海外メディアまでもが注目。小池知事の“敵”が続々と増えている状況だ』、「セントラルパークに「超高層ビル」を設置するがごとくだ〉と批判」、言い得て妙だ。「小池知事の“敵”が続々と増えている状況だ」、身から出た錆だ。
・『“忖度なし”の海外メディアからのプレッシャー 小池知事はこれまで、再開発の主体が三井不動産などからなる「事業者」であることを強調し“都は関係ない”というスタンスを貫いてきた。しかし、再開発工事を認可したのは、まぎれもなく小池知事だ。その点を海外メディアにもスッカリ見透かされている。もはや“我関せず”は通用しなくなるのではないか。元都庁幹部の澤章氏はこう言う。 「小池知事は『都は関係ない』という態度で逃げおおせると思っていたのでしょう。しかし、坂本龍一さんの手紙をきっかけに猛批判にさらされ、さらに“忖度なし”の海外メディアの追及も加わったわけですから、相当なプレッシャーを感じているはずです。“我関せず”という態度を示し続ければ、どんどん批判が集中することになるでしょう」 2021年の東京五輪を巡っては、当時、大会組織委員会会長の森元首相が、女性蔑視発言を海外メディアに猛批判されたことをきっかけに辞任に追い込まれた。なめていると小池知事も痛い目を見るに違いない』、「これまで、再開発の主体が三井不動産などからなる「事業者」であることを強調し“都は関係ない”というスタンスを貫いてきた。しかし、再開発工事を認可したのは、まぎれもなく小池知事だ。その点を海外メディアにもスッカリ見透かされている」、「“我関せず”という態度を示し続ければ、どんどん批判が集中することになるでしょう」、その通りだ。
第四に、6月12日付け現代ビジネス「安倍元首相に「ジョーカー」と評された、したたかな小池百合子・東京都知事が画策する、まさかの「ウルトラC」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/111460?imp=0
・『小池知事が維新、国民民主と協議!? 永田町に解散風が吹き荒れるなか、来年夏に任期満了を迎える小池百合子都知事が動き出した。 小池知事と日本維新の会、そして国民民主党の関係者との間で非公式な協議が断続的に行われているのです。この時期に政党間で話し合うことといえば、解散総選挙についてしかありません。 次期衆院選挙で躍進を遂げたいものの、東京ではまだまだ地盤が弱い維新にとって、小池知事の抜群の知名度と人気はノドから手が出るほど欲しい。そこで、現在自民党と距離がある知事に、打倒自民で手を組めないかを話し合っているようなのです」(都政記者) とはいえ、小池サイドにもうまみがなければ協力は成立しない。そこで浮上したのがこんなウルトラC案だ。 「小池知事率いる地域政党『都民ファーストの会』の前代表である荒木千陽氏を、都内の選挙区から出馬させる。維新はその選挙区に対抗馬を立てず、荒木候補を応援する代わりに、知事が都内の維新候補の選挙区に応援に入る、というものです」(同)』、「小池知事と日本維新の会、そして国民民主党の関係者との間で非公式な協議が断続的に行われているのです。この時期に政党間で話し合うことといえば、解散総選挙についてしかありません」、「現在自民党と距離がある知事に、打倒自民で手を組めないかを話し合っているようなのです」、内閣不信任案の否決で、解散風は弱まったようだ。
・『小池知事のしたたかな思惑 さすがのしたたかさ。うまくいけば自身の愛弟子を国政に送り込み、かつ維新とのパイプも構築できる。しかし、全選挙区に候補者を立てると宣言している維新がこの案を呑めるのだろうか。都民ファの関係者が明かす。 「維新が選挙区を譲っただけとなると見栄えが悪いが、そこに国民民主を巻き込むことで『改革派連合』というイメージを打ち出す。これなら維新も『大義のために選挙区を譲った』として乗れるだろう、というのが小池サイドの考えです。 生前の安倍元首相が小池知事を『ジョーカー』と評したように、知事は誰とでも組めるし、組む相手が大きいほど強力になる。維新・国民民主と組み、打倒自民に向けて動き出すのではないか」 奇しくも都民ファと維新のイメージカラーは同じ緑。有権者が「もともと同じ政党だったのね」と誤解してくれれば、好都合かもしれない』、「生前の安倍元首相が小池知事を『ジョーカー』と評したように、知事は誰とでも組めるし、組む相手が大きいほど強力になる。維新・国民民主と組み、打倒自民に向けて動き出すのではないか」、総選挙は遠のいたが、やがてこうした組み合わせが出てくる可能性があることを念頭に置いておきたい。
先ずは、本年4月14日付け日刊ゲンダイ「勢いづく維新…“次点”高市大臣と“本命”小池都知事「W女帝引き抜き」のトンデモ情報」を紹介しよう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321501
・『統一地方選の前半戦で躍進し、勢いづく日本維新の会。悲願の「全国政党化」に向けて、大物女性政治家の引き抜きを画策──こんなトンデモ情報が飛び出している。 引き抜きの対象として名前が挙がっているのは、高市早苗経済安保担当相だ。自らの調整不足によって、地元の奈良県知事選が保守分裂となり、維新の“漁夫の利”勝利を許した。自民党内から責任を問う声が上がり、孤立する高市氏に維新が触手を伸ばす可能性があるというのだ。「スポーツニッポン」が12日、人気コラム「政界 噂のマル秘日誌」で〈“背水”高市氏 維新引き抜き?〉とのタイトルで報じている』、「地元の奈良県知事選」での敗北で「孤立する高市氏に維新が触手を伸ばす可能性がある」、あり得る話だ。
・『高市大臣は居場所ナシ 記事によると、一部保守系メディアに根強い人気を誇る高市氏は、全国政党を目指す維新にとっては利用価値があるという。高市氏と維新は共に極右的な安保政策を掲げ、思想的に近い。「早苗ちゃん」と親しげに呼ぶ維新幹部もいるそうだ。 確かに、維新は高市氏に妙に甘い。放送法の解釈を巡る総務省文書を「捏造」と断じた高市氏を、立憲民主党が連日、追及していた時も「捏造か本物かは、国民にとってどっちでもいい話」(馬場代表)と距離を置いていた。国会で厳しく高市氏を追及することもなかった』、「維新は高市氏に妙に甘い」、なるほど。
・『小池百合子都知事の名前も浮上 気になるのは、スポニチの記事に、維新幹部の「ホンマは小池百合子(都知事)がええんやけど、高市氏でもええわ」というコメントが掲載されていることだ。維新は小池知事の取り込みまで描いているのか。 維新には、小池氏が率いる「都民ファーストの会」とケンカ別れした音喜多駿参院議員が所属。松井前代表との関係も良くないとされる。そんな維新と小池氏の合流はあり得るのか。「可能性ゼロではないでしょう」と言うのは、元都庁幹部の澤章氏だ。 「囁かれているのは、小池さんが知事を電撃辞任し、維新系の人物を後継指名。都知事選で勝利させるシナリオです。小池さん本人は自民には戻れないでしょうから、次期衆院選では維新から出馬し、国政で最後にひと花咲かせるつもりでは、といわれている。かつて石原知事も2012年、電撃辞任し、猪瀬副知事を後継指名。猪瀬氏を大勝させた後、国政に復帰しています」 首都圏進出を狙う維新側もウマミがあるという。 「ネームバリューのある小池知事を引き入れ、都政を掌握するメリットは大きい。大阪府知事・市長の“入れ替えダブル選挙”といったトリッキーな選挙戦術は維新の十八番ですから、あり得ない話ではないと思います。いまや全く勢いのない都民ファーストの中にも、維新に移りたいと考えている都議がいるはずです」(澤章氏) 維新関係者はこう言う。 「高市さんのことを『早苗ちゃん』と呼ぶ幹部がおるんは事実や。知事報酬をカットした小池さんとも『身を切る改革』という意味では一致点がなくもないわな。せやけど、さすがに2人を引き抜くなんて無理やろ。誰かが意図的に『怪情報』を流しとんちゃうか」 高市氏と小池氏の“W女帝”引き抜きはインパクト抜群だが、果たして……』、「小池さんが知事を電撃辞任し、維新系の人物を後継指名。都知事選で勝利させるシナリオです。小池さん本人は自民には戻れないでしょうから、次期衆院選では維新から出馬し、国政で最後にひと花咲かせるつもりでは、といわれている」、「かつて石原知事も2012年、電撃辞任し、猪瀬副知事を後継指名。猪瀬氏を大勝させた後、国政に復帰しています」、あり得るシナリオだ。
次に、4月27日付け現代ビジネス「「坂本龍一の手紙」の影響は大きかった…?小池百合子・東京都知事が「岸田首相テロに大反応」して「警備を20人に倍増」させた理由」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/109329
・『警察官とSPが数メートルおきにズラリと並び、選挙カーの周囲約5メートルに規制線が張られている。写真を撮ろうと足を止めた通行人には、すぐさま「立ち止まらないで!」という声が飛ぶ。
『税金で警護を倍増させ、選挙応援に入る小池都知事 警察犬まで出動した厳戒態勢の中心にいたのは、小池百合子都知事である。 「岸田(文雄)総理が襲撃された事件の翌日、東京都の統一地方選後半戦がスタートしました。これまで都知事が区議選で動くことはなかったのですが、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の勢力拡大のために、小池氏は異例の応援に入った。サプライズで豊島区、中野区、練馬区、大田区、目黒区をハシゴしました。 困ったのは警護を担当する警視庁です。事件があったため、慌てて警護を10人から20人に増やした。この費用はすべて都民が納めた税金で賄われています」(自民党都議) 警護の倍増は警視庁の判断だった。だが、その背景には小池氏からのプレッシャーがあったと都政関係者は語る。 「小池氏は『明治神宮外苑再開発』に対する反発に恐怖を感じていると、たびたび周囲に漏らしていたんです。特に3月28日に亡くなった音楽家・坂本龍一氏が、都知事宛に手紙を送っていたことが判明したのが逆風になっている。 手紙には『先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません』などと記され、『あなたのリーダーシップに期待します』と結ばれていた。3月22日に工事が始まって以降も、都知事室には反対派から攻撃的なメールが押し寄せています。また小池氏のツイッターも批判が殺到していて更新できない状態です」 小池氏の任期は来年7月末まで、その後は新しい区割りの東京28区から衆院選に出馬するという説もある。 身の安全を図ることは大事だが、都民の厳しい声に耳を傾けず、事なかれで任期をやり過ごそうとしているのであれば考えものだ』、「「小池氏は『明治神宮外苑再開発』に対する反発に恐怖を感じていると、たびたび周囲に漏らしていたんです」、「3月22日に工事が始まって以降も、都知事室には反対派から攻撃的なメールが押し寄せています。また小池氏のツイッターも批判が殺到していて更新できない状態です」、「これまで都知事が区議選で動くことはなかったのですが、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の勢力拡大のために、小池氏は異例の応援に入った。サプライズで豊島区、中野区、練馬区、大田区、目黒区をハシゴしました。 困ったのは警護を担当する警視庁です。事件があったため、慌てて警護を10人から20人に増やした。この費用はすべて都民が納めた税金で賄われています」、「警護」を倍増する必要はないように思うが、まあ、「警視庁」が判断したのであれば、やむを得ない。「都民の厳しい声に耳を傾けず、事なかれで任期をやり過ごそうとしているのであれば考えものだ」、その通りだ。
第三に、5月8日付け日刊ゲンダイ「小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判」を紹介しよう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/322592
・『東京都の明治神宮外苑の再開発に伴い、大量の樹木が伐採される問題を巡って、海外メディアが連休中に批判記事を展開し、話題になっている。事業を認可した小池都知事は、これ以上無視できるのか。 米AP通信は先月29日配信の記事で〈神宮外苑は文化的・歴史的な宝物〉と強調し、〈小池氏は、環境への影響に疑問があるにもかかわらず、一部の建設を許可している〉と指摘。〈都の計画は(ニューヨークの)セントラルパークに「超高層ビル」を設置するがごとくだ〉と批判している。 30日には、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が〈未来に向け、日本は野球の歴史に別れを告げようとしている〉との見出しで報じた。再開発に伴う神宮球場の解体に焦点を当て、〈ベーブ・ルースが活躍し、小説家・村上春樹が影響を受けたスタジアムである明治神宮(球場)を、極端な再開発計画で平らにしてしまうのだ〉と指摘。村上春樹が神宮球場で野球観戦していた際に、処女作「風の歌を聴け」の着想を得たエピソードを紹介し、歴史ある球場の消失を惜しんでいる。 3月28日に亡くなった音楽家・坂本龍一さんが生前、小池知事を含む5氏に再開発の見直しを求める手紙を送っていたことが分かり、国内メディアが事業の問題点を報じているが、いよいよ海外メディアまでもが注目。小池知事の“敵”が続々と増えている状況だ』、「セントラルパークに「超高層ビル」を設置するがごとくだ〉と批判」、言い得て妙だ。「小池知事の“敵”が続々と増えている状況だ」、身から出た錆だ。
・『“忖度なし”の海外メディアからのプレッシャー 小池知事はこれまで、再開発の主体が三井不動産などからなる「事業者」であることを強調し“都は関係ない”というスタンスを貫いてきた。しかし、再開発工事を認可したのは、まぎれもなく小池知事だ。その点を海外メディアにもスッカリ見透かされている。もはや“我関せず”は通用しなくなるのではないか。元都庁幹部の澤章氏はこう言う。 「小池知事は『都は関係ない』という態度で逃げおおせると思っていたのでしょう。しかし、坂本龍一さんの手紙をきっかけに猛批判にさらされ、さらに“忖度なし”の海外メディアの追及も加わったわけですから、相当なプレッシャーを感じているはずです。“我関せず”という態度を示し続ければ、どんどん批判が集中することになるでしょう」 2021年の東京五輪を巡っては、当時、大会組織委員会会長の森元首相が、女性蔑視発言を海外メディアに猛批判されたことをきっかけに辞任に追い込まれた。なめていると小池知事も痛い目を見るに違いない』、「これまで、再開発の主体が三井不動産などからなる「事業者」であることを強調し“都は関係ない”というスタンスを貫いてきた。しかし、再開発工事を認可したのは、まぎれもなく小池知事だ。その点を海外メディアにもスッカリ見透かされている」、「“我関せず”という態度を示し続ければ、どんどん批判が集中することになるでしょう」、その通りだ。
第四に、6月12日付け現代ビジネス「安倍元首相に「ジョーカー」と評された、したたかな小池百合子・東京都知事が画策する、まさかの「ウルトラC」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/111460?imp=0
・『小池知事が維新、国民民主と協議!? 永田町に解散風が吹き荒れるなか、来年夏に任期満了を迎える小池百合子都知事が動き出した。 小池知事と日本維新の会、そして国民民主党の関係者との間で非公式な協議が断続的に行われているのです。この時期に政党間で話し合うことといえば、解散総選挙についてしかありません。 次期衆院選挙で躍進を遂げたいものの、東京ではまだまだ地盤が弱い維新にとって、小池知事の抜群の知名度と人気はノドから手が出るほど欲しい。そこで、現在自民党と距離がある知事に、打倒自民で手を組めないかを話し合っているようなのです」(都政記者) とはいえ、小池サイドにもうまみがなければ協力は成立しない。そこで浮上したのがこんなウルトラC案だ。 「小池知事率いる地域政党『都民ファーストの会』の前代表である荒木千陽氏を、都内の選挙区から出馬させる。維新はその選挙区に対抗馬を立てず、荒木候補を応援する代わりに、知事が都内の維新候補の選挙区に応援に入る、というものです」(同)』、「小池知事と日本維新の会、そして国民民主党の関係者との間で非公式な協議が断続的に行われているのです。この時期に政党間で話し合うことといえば、解散総選挙についてしかありません」、「現在自民党と距離がある知事に、打倒自民で手を組めないかを話し合っているようなのです」、内閣不信任案の否決で、解散風は弱まったようだ。
・『小池知事のしたたかな思惑 さすがのしたたかさ。うまくいけば自身の愛弟子を国政に送り込み、かつ維新とのパイプも構築できる。しかし、全選挙区に候補者を立てると宣言している維新がこの案を呑めるのだろうか。都民ファの関係者が明かす。 「維新が選挙区を譲っただけとなると見栄えが悪いが、そこに国民民主を巻き込むことで『改革派連合』というイメージを打ち出す。これなら維新も『大義のために選挙区を譲った』として乗れるだろう、というのが小池サイドの考えです。 生前の安倍元首相が小池知事を『ジョーカー』と評したように、知事は誰とでも組めるし、組む相手が大きいほど強力になる。維新・国民民主と組み、打倒自民に向けて動き出すのではないか」 奇しくも都民ファと維新のイメージカラーは同じ緑。有権者が「もともと同じ政党だったのね」と誤解してくれれば、好都合かもしれない』、「生前の安倍元首相が小池知事を『ジョーカー』と評したように、知事は誰とでも組めるし、組む相手が大きいほど強力になる。維新・国民民主と組み、打倒自民に向けて動き出すのではないか」、総選挙は遠のいたが、やがてこうした組み合わせが出てくる可能性があることを念頭に置いておきたい。
タグ:小池都知事問題 (その8)(勢いづく維新…“次点”高市大臣と“本命”小池都知事「W女帝引き抜き」のトンデモ情報、「坂本龍一の手紙」の影響は大きかった…?小池百合子・東京都知事が「岸田首相テロに大反応」して「警備を20人に倍増」させた理由、小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判、安倍元首相に「ジョーカー」と評された したたかな小池百合子・東京都知事が画策する まさかの「ウルトラC」) 日刊ゲンダイ「勢いづく維新…“次点”高市大臣と“本命”小池都知事「W女帝引き抜き」のトンデモ情報」 「地元の奈良県知事選」での敗北で「孤立する高市氏に維新が触手を伸ばす可能性がある」、あり得る話だ。 「維新は高市氏に妙に甘い」、なるほど。 「小池さんが知事を電撃辞任し、維新系の人物を後継指名。都知事選で勝利させるシナリオです。小池さん本人は自民には戻れないでしょうから、次期衆院選では維新から出馬し、国政で最後にひと花咲かせるつもりでは、といわれている」、「かつて石原知事も2012年、電撃辞任し、猪瀬副知事を後継指名。猪瀬氏を大勝させた後、国政に復帰しています」、あり得るシナリオだ。 現代ビジネス「「坂本龍一の手紙」の影響は大きかった…?小池百合子・東京都知事が「岸田首相テロに大反応」して「警備を20人に倍増」させた理由」 「「小池氏は『明治神宮外苑再開発』に対する反発に恐怖を感じていると、たびたび周囲に漏らしていたんです」、「3月22日に工事が始まって以降も、都知事室には反対派から攻撃的なメールが押し寄せています。また小池氏のツイッターも批判が殺到していて更新できない状態です」、 「これまで都知事が区議選で動くことはなかったのですが、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会の勢力拡大のために、小池氏は異例の応援に入った。サプライズで豊島区、中野区、練馬区、大田区、目黒区をハシゴしました。 困ったのは警護を担当する警視庁です。事件があったため、慌てて警護を10人から20人に増やした。この費用はすべて都民が納めた税金で賄われています」、「警護」を倍増する必要はないように思うが、まあ、「警視庁」が判断したのであれば、やむを得ない。 「都民の厳しい声に耳を傾けず、事なかれで任期をやり過ごそうとしているのであれば考えものだ」、その通りだ。 日刊ゲンダイ「小池都知事の“我関せず”もう通用せず! 神宮外苑「樹木伐採問題」を海外メディアも猛批判」 「セントラルパークに「超高層ビル」を設置するがごとくだ〉と批判」、言い得て妙だ。「小池知事の“敵”が続々と増えている状況だ」、身から出た錆だ。 「これまで、再開発の主体が三井不動産などからなる「事業者」であることを強調し“都は関係ない”というスタンスを貫いてきた。しかし、再開発工事を認可したのは、まぎれもなく小池知事だ。その点を海外メディアにもスッカリ見透かされている」、「“我関せず”という態度を示し続ければ、どんどん批判が集中することになるでしょう」、その通りだ。 現代ビジネス「安倍元首相に「ジョーカー」と評された、したたかな小池百合子・東京都知事が画策する、まさかの「ウルトラC」」 「小池知事と日本維新の会、そして国民民主党の関係者との間で非公式な協議が断続的に行われているのです。この時期に政党間で話し合うことといえば、解散総選挙についてしかありません」、「現在自民党と距離がある知事に、打倒自民で手を組めないかを話し合っているようなのです」、内閣不信任案の否決で、解散風は弱まったようだ。 「生前の安倍元首相が小池知事を『ジョーカー』と評したように、知事は誰とでも組めるし、組む相手が大きいほど強力になる。維新・国民民主と組み、打倒自民に向けて動き出すのではないか」、総選挙は遠のいたが、やがてこうした組み合わせが出てくる可能性があることを念頭に置いておきたい。
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