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宗教(その11)(53歳元エリート銀行マンが仕掛けた「寺+ホテル一体のビル」が大繁盛…檀家の負担「ずっとゼロ」実現のスゴ技 築200年・檀家数100軒未満の"骨山寺院"が見事に甦り 全国から視察殺到、安倍晋三を祀る神社が建立…「死ねば、みんな神様」になるのか 神社本庁の見解は?、旧統一教会フロント組織の「潜入ドキュメンタリー」を私が作った理由) [社会]

宗教については、本年5月30日に取上げた。今日は、(その11)(53歳元エリート銀行マンが仕掛けた「寺+ホテル一体のビル」が大繁盛…檀家の負担「ずっとゼロ」実現のスゴ技 築200年・檀家数100軒未満の"骨山寺院"が見事に甦り 全国から視察殺到、安倍晋三を祀る神社が建立…「死ねば、みんな神様」になるのか 神社本庁の見解は?、旧統一教会フロント組織の「潜入ドキュメンタリー」を私が作った理由)である。

先ずは、本年5月27日付けPRESIDENT Onlineが掲載した浄土宗僧侶・ジャーナリストの鵜飼 秀徳氏による「53歳元エリート銀行マンが仕掛けた「寺+ホテル一体のビル」が大繁盛…檀家の負担「ずっとゼロ」実現のスゴ技 築200年・檀家数100軒未満の"骨山寺院"が見事に甦り、全国から視察殺到」を紹介しよう。
https://president.jp/articles/-/69970
・『“オンボロ寺院”を再生させた44代目住職は元銀行マン  シティホテルと「合体」して、寺をよみがえらせる――。こんな稀有な事例が、いま注目を集めている。京都市中心部にある浄教寺は近年、建物の老朽化によって存続が危ぶまれていた。しかし、ある元銀行員の住職が、寺とホテルとを一体化させる事業で再建に成功した。いま、商業施設を組み込んだ都会型寺院の再生モデルが、各地で広がりをみせている。 ほのかにお香の薫りが広がるラウンジ。随所に木のオブジェが飾られ、壁には墨で現代アートが描かれている。和洋折衷のモダンな空間は、いかにも京都のホテルらしいたたずまいをみせる。2020年9月に開業した「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」である。 文字通り、寺とホテルが「同居」している。本堂とホテル1階ロビーとは壁一枚を隔てて隣接しており、ガラス窓がはめ込んである。浄教寺側からは宿泊客がロビーでくつろいでいる様子が観察でき、ホテル側からは本尊阿弥陀如来が鎮座する荘厳な宗教空間を、のぞき見ることができる。 「施設は一見、真新しく見えますが、元のお寺の部材を可能な限り再利用しました。本尊などの仏像や、釣り灯籠などは修復。劣化が激しかった曼荼羅まんだら図は最先端のデジタル技術を使って再現しました。工事の際の文化財調査で出てきた創建当時の鬼瓦や、頂相(高僧の肖像画)などの展示スペースも、本堂内に設けています。ホテルのロビーにも欄間らんま(鴨居と天井の間にはめ込む、透かし彫りされた板)や木鼻きばな(寺院建築における木の装飾)をオブジェとして飾り、宿泊客の評判も上々のようです」 浄教寺第44代目住職の光山公毅氏(53)は作務衣姿で本堂とホテルを案内しながら、説明した。ホテルのスタッフとも親しげに会話を交わす。古式然とした、一般的な寺の風情はここではまったく感じられない。 浄教寺がある場所は、商業地の公示地価において、京都で最高価格地の定番地「四条河原町交差点」から直線距離でわずか200メートルほど。東京で例えれば、銀座の東京鳩居堂のすぐ裏側といったイメージだ。 570年以上の歴史を有する浄土宗の古刹である。創建された室町時代は現在地から少し離れた場所にあったが、豊臣秀吉によって洛中寺院の整理・統合が行われ、寺町通り沿いの現在の地に移転した。浄教寺は、首都防衛の役割を担う寺だった。周辺には、そうした寺が多く点在しており、新しい商業施設と古刹が入り混じったエリアとなっている。 寺町通りからアプローチが延びており、手前にホテル、その奥にお寺らしい風情の境内が広がっている。広くはないが、境内墓地もある。入り口は寺とホテル用とで分けてあり、双方を行き来するにはいったん、外に出なければならない。 寺とホテルとが一体型となったビルは、地上9階建て。ビルの東側は浄教寺が占有し、1階に本堂や寺務所がある。一方で、ホテルは2階にレストラン、大浴場を備え、2階〜9階に客室167室を設けている』、「浄教寺がある場所は、商業地の公示地価において、京都で最高価格地の定番地「四条河原町交差点」から直線距離でわずか200メートルほど。東京で例えれば、銀座の東京鳩居堂のすぐ裏側といったイメージだ」、「寺町通りからアプローチが延びており、手前にホテル、その奥にお寺らしい風情の境内が広がっている。広くはないが、境内墓地もある。入り口は寺とホテル用とで分けてあり、双方を行き来するにはいったん、外に出なければならない。 寺とホテルとが一体型となったビルは、地上9階建て。ビルの東側は浄教寺が占有し、1階に本堂や寺務所がある。一方で、ホテルは2階にレストラン、大浴場を備え、2階〜9階に客室167室を設けている」、なるほど。
・『「今なら仏教とビジネスの融合ができるかもしれない」  その実、寺の境内に宿泊施設がある事例は、少なくない。たとえば、高野山や信州善光寺などの「宿坊」は一般旅行者も宿泊が可能だ。昔は、宿坊然として居心地がよいものではなかったが、現在は誰でも快適に過ごせる上質な空間と、ホスピタリティを提供しているところも少なくない。 京都の浄土宗総本山知恩院は、祇園や円山公園からも近い宿坊の和順会館を、近年リニューアルした。「シティホテルと比べても遜色ないグレードで、割安感がある」と評判だ。 こうした寺が直営する「宿坊」に対し、浄教寺の場合は寺が「大家」になってホテルを誘致した点が大きく異なる。さらに、浄教寺が画期的なのは「寺院の再生」を目的として、ホテルと一体型の施設をつくりあげたことだ。 そもそも、光山氏は浄教寺の生まれでもなければ、京都人でもない。東京都文京区小石川にある浄土宗寺院の出身だ。大学卒業後、日本長期信用銀行(現SBI新生銀行)に入行した銀行員であり、浄教寺継承の話が舞い込んできた2014年当時も別の金融機関に籍を移していたが、一貫して法人融資業務に従事していた。 「浄教寺の先代が、父の従兄弟という関係でした。浄教寺には子どもの頃、しばしば遊びにきていてなじみはありました。先代には後継がおらず、親戚中を見渡したら、継承できそうな人間が私しかいなかったというわけです」 しかし、当時の木造本堂は築200年が経過し、荒廃していた。このままでは、近い将来の「崩壊」は目に見えていた。一般的な寺の改修には、時に億単位の資金が必要になる。前回の改修は90年も前のこと。雨漏りもひどく、耐震上も大きな問題を抱えていた。建て替えは不可避であった。 だが、浄教寺は、檀家数は100軒にも満たない骨山(裕福な寺院を「肉山」と呼び、貧しい寺院を「骨山」という)。一般的に京都の寺は、檀家300軒が経済的に自立できるラインとされる。改修や建て替えを檀家に提案したところで、到底、寄付は集まるわけがない。 「一度は、住職就任の話を断りました。ですが、京都のど真ん中という恵まれた環境にあって、継承の話が出た2014年当時は、まだ京都ではホテルが足りていなかった。銀行員としての経験を活かし、今なら仏教とビジネスとの融合ができるかもしれないと思い、よし、やってやろうと思い直しました」』、「当時の木造本堂は築200年が経過し、荒廃していた。このままでは、近い将来の「崩壊」は目に見えていた。一般的な寺の改修には、時に億単位の資金が必要になる。前回の改修は90年も前のこと。雨漏りもひどく、耐震上も大きな問題を抱えていた。建て替えは不可避であった。 だが、浄教寺は、檀家数は100軒にも満たない骨山」、「「一度は、住職就任の話を断りました。ですが、京都のど真ん中という恵まれた環境にあって、継承の話が出た2014年当時は、まだ京都ではホテルが足りていなかった。銀行員としての経験を活かし、今なら仏教とビジネスとの融合ができるかもしれないと思い、よし、やってやろうと思い直しました」、なるほど
・『「檀家さんの負担を将来にわたってゼロにします」  本来であれば、伽藍と宿泊施設は別々の建物にするのが好ましい。しかし、境内地が狭い浄教寺には、2棟の建物を建てる余裕がない。そこで光山氏はビル1棟の中に、寺とホテルを同居させる手法を考えた。そして、ホテル側から決まった賃借料を得て、寺の護持に充てるという構想である。 どこの寺でも同じことだが、人口減少・高齢化社会にあって檀家の減少は免れない状況だ。浄教寺のように境内地が狭い都市型寺院では、新規で墓地分譲するにも限界がある。当面の間は寺を維持できたとしても、中長期的には「ゆでガエル」になることは目に見えていた。 不安がよぎったのは、京都の保守的な檀家がどう反応するか、であった。光山氏は、説明会を開いて丁寧に説明した。 「ホテルに入居してもらい、その賃料で寺を護持する体制をつくります。建て替えのために寄付は一切、いりません。年間の管理費も廃止し、檀家さんの負担を将来にわたってゼロにします。そのためのホテルとの一体型事業なのです」 光山氏のこだわりは、弱者に優しい寺に変えていくこと。堂内は冷暖房完備で、靴のままでお参りができる完全バリアフリーにする。車椅子や、ストレッチャーでも楽に参拝ができる設備にすることを伝えると、檀家の心に響き、一同に賛成してくれたという。 「浄教寺の檀家さんは、クールでドライ(笑)。それが、逆に助かりました。最初は驚かれていた方もいらっしゃいましたが、今では本当に喜んでもらっています」 光山氏は大学時代や銀行員時代のツテを頼って、再建事業をスタートさせる。なにしろ、これ以上ない好立地だ。東には髙島屋京都店が隣接。寺に面する寺町通りは、かつて「京都の秋葉原」と呼ばれた電気街で、常に若者やビジネスパーソンが大勢行き交う。なおかつ、競合しそうなホテルチェーンは、近隣には見当たらなかった。 光山氏のホテル構想には、6社ほどのホテルチェーンが手を挙げたという。しかし、うち4社は「多国籍の観光客が集まる京都にあって、特定の宗教施設の中で事業をするのは難しい」などとして、折り合いがつかなかった。 最終的には、「むしろ、お寺と一緒になるメリットは大きい。新規顧客が開拓できる」と、コラボレーションに強い意欲を示した三井ガーデンホテルを運営する三井不動産と、光山氏との考えが一致した』、「これ以上ない好立地だ。東には髙島屋京都店が隣接。寺に面する寺町通りは、かつて「京都の秋葉原」と呼ばれた電気街で、常に若者やビジネスパーソンが大勢行き交う。なおかつ、競合しそうなホテルチェーンは、近隣には見当たらなかった。 光山氏のホテル構想には、6社ほどのホテルチェーンが手を挙げたという。しかし、うち4社は・・・折り合いがつかなかった。 最終的には、「むしろ、お寺と一緒になるメリットは大きい。新規顧客が開拓できる」と、コラボレーションに強い意欲を示した三井ガーデンホテルを運営する三井不動産と、光山氏との考えが一致した」、「コラボレーションに強い意欲を示した三井ガーデンホテルを運営する三井不動産と、光山氏との考えが一致した」、なるほど。
・『単独では生き残りが難しい寺院の「ホテル一体型モデル」  冒頭に述べたように、協同事業を通じて、ホテルのロビーには寺の装飾品をあしらい、本堂が見える設計にすることなどの独創的な発想が生まれた。朝のお勤めに宿泊客が参加できること、御朱印がホテルでもらえることなど、寺院一体型ホテルとしての特性を生かしたプランが次々と具現化していった。 見えないところの配慮も。本堂には、本尊阿弥陀如来が鎮座する。その上階にあたる客室では、本尊の上にベッドを置かないように注文をつけた。宿泊客が本堂に入れるのは、朝のお勤めの際と見学タイムの1日2回。ホテル内部に、読経や木魚などの音が漏れないように防音には特に気を配った。 お勤めは早朝6時40分からだが、宿坊のように参加が半ば義務付けられているわけではない。外国人への解説などは、ホテルスタッフが対応する。週末になれば30人ほどの参加者がある。なかには、「この寺にお墓を持ちたい」という宿泊客もいたという(浄教寺では墓地の新規受付はしていない)。 2020年から始まったコロナ禍は、京都にも大打撃を与えた。ホテルの開業は同年9月。浄教寺はホテルから賃借料を得るだけで、経営には関わっていないのでダメージはなかった。そのコロナ禍も落ち着きをみせ、いま京都は本来のにぎわいを取り戻しつつある。 最近では視察も増え、「浄教寺モデルを取り入れたい」と話す寺も現れてきた。 「保守的な寺の中には、冷ややかにみている僧侶もいるかもしれませんが、私はあまり気にしません。それよりも、若い僧侶たちが『勉強のために見学させてほしい』と言ってくるのがうれしいですね。お寺にとっては、厳しい時代かもしれませんが、それもやりようによっては飛躍できるチャンスかもしれません」 浄教寺に続いて、2021年1月には大阪の心斎橋御堂筋沿いにある三津寺(大阪市中央区)が、カンデオホテルズと一体化したビル建設に着工した。 三津寺は1933年築の伽藍の老朽化による建て替えの時期を迎えていた。そこで耐震補強などの修繕を施した上で、曳家工事によって本堂を移動。1階から3階までの吹き抜けに本堂をはめ込み、4階以上をホテルにするという構想だ。最上階の15階にはスカイスパを設ける。竣工は2023年9月を予定している。 また、本堂ではないが山門とホテルが一体化したケースもある。大阪市中央区の「南御堂」として親しまれている真宗大谷派難波別院では老朽化した山門の建て替えに際し、大阪エクセルホテル東急との一体型ビルを2019年に完成させた。17階建てのビルの5階以上がホテル、4階以下が寺院施設やテナントになっている。 寺院単独では生き残りが難しい時代だ。寺院の新たな価値創造にもつながりうる「ホテル一体型モデル」は、今後もきっと増えていくことだろう』、「朝のお勤めに宿泊客が参加できること、御朱印がホテルでもらえることなど、寺院一体型ホテルとしての特性を生かしたプランが次々と具現化」、「本堂には、本尊阿弥陀如来が鎮座する。その上階にあたる客室では、本尊の上にベッドを置かないように注文をつけた。宿泊客が本堂に入れるのは、朝のお勤めの際と見学タイムの1日2回。ホテル内部に、読経や木魚などの音が漏れないように防音には特に気を配った」、「心斎橋御堂筋沿いにある三津寺(大阪市中央区)が、カンデオホテルズと一体化したビル建設に着工した。 三津寺は1933年築の伽藍の老朽化による建て替えの時期を迎えていた。そこで耐震補強などの修繕を施した上で、曳家工事によって本堂を移動。1階から3階までの吹き抜けに本堂をはめ込み、4階以上をホテルにするという構想だ。最上階の15階にはスカイスパを設ける。竣工は2023年9月を予定している」、「寺院単独では生き残りが難しい時代だ。寺院の新たな価値創造にもつながりうる「ホテル一体型モデル」は、今後もきっと増えていくことだろう」、なるほど。

次に、7月7日付け日刊SPA!が掲載したルポライターの昼間たかし氏による「安倍晋三を祀る神社が建立…「死ねば、みんな神様」になるのか。神社本庁の見解は?」を紹介しよう。
https://nikkan-spa.jp/1924826
・『「死ねば、みんな神様」ではない?  日本の神社の多くが加盟する神社本庁に訊ねてみると、まずこんな説明が……。 「基本的に、みんな亡くなれば神様ということはありません」 なんと! 漠然と神道では「死ねば、みんな神様」なのかと思っていたら、そうではないというのだ。 「神道の考え方では、亡くなった方の御霊(みたま)は祖霊として祭られていきますが、所謂神社で祭られている御祭神としての『神』になる訳ではありません。日本人の古くからの霊魂観では、人は亡くなったあと、御霊(みたま)がこの世にとどまって、いつでも子孫を見守ってくれている存在だと考えてきました。そして、先祖まつりを繰り返すことで家の『守り神』になっていくと考えてきたのです」 つまり、死後すぐに神様になるというわけではないし、神社の祭神と同一になるというわけではないというわけだ』、「死後すぐに神様になるというわけではないし、神社の祭神と同一になるというわけではない」、なーんだ。
・『個別に丁寧に考察する必要が  また「実在した人を祀った神社が多数ある」という考え方も正しくはないという。 「死後に人が神として祭られた神社はありますが、その経緯は個別のものであり、総論として<亡くなった人の神社ができるのは日本の歴史では珍しいことではない>とは、一概に言い難いと思います。それぞれの経緯、理由があるので、比較する場合は、個別に丁寧に考察することが必要でしょう」 整理すると、決して誰もが死後、神社の祭神と同一の存在になるわけではない。かつ、実在した人物を祭神とする神社が珍しくないという見方は雑、ということだ。 この説明を聞いて気になったのは、現に、近代以降の比較的近い時代の人物が祭神になっている神社が存在していること。死後、神様になるわけではないとすると、話がかみ合わなくなるような気がする。その点を訊ねてみると、こんな答えが』、「決して誰もが死後、神社の祭神と同一の存在になるわけではない。かつ、実在した人物を祭神とする神社が珍しくないという見方は雑、ということだ」、なるほど。
・『仮に祀られても「神様となるかどうかは別問題」  「個人の信仰や想いでお社を建てることはありますが、それは否定しません」 なるほど、故人を顕彰する意味で神社を建立しても、祀られた実在の人物が神様となるかどうかは別問題ということだ。 なぜなら、神様は信仰をする人がいて、はじめて神様になるものだからである。社殿を建立し「○○の神である」と宣言することは、誰でもできる。でも、誰もその神を敬い参拝しなければ、単なる箱である。乃木神社や東郷神社は、いわば「成功例」であるが、失敗例、すなわち実在の人物を祀る神社を建立したが続かなかったという事例もある』、「社殿を建立し「○○の神である」と宣言することは、誰でもできる。でも、誰もその神を敬い参拝しなければ、単なる箱である。乃木神社や東郷神社は、いわば「成功例」であるが、失敗例、すなわち実在の人物を祀る神社を建立したが続かなかったという事例もある」、その通りだろう。
・『ノリと勢いだけでは継続は難しい?  かつて熊本県宇城市にあった竹崎神社は、1930年に元寇で活躍した武士・竹崎季長を祭神として創建されたが、今は廃社となり小さな祠が残るのみである。岡山県岡山市にかって存在した三勲神社は、明治初期に尊皇の志を示すとして和気清麻呂・児島高徳・楠正行を祭神に創建されたが、今は石碑が残るのみである。どうも、いつの時代もノリと勢いで実在人物を神様として祀る人はいるものの、継続は難しいようだ。 祀る形を整えるだけなら、誰でもできる。でも、末永く信仰を集めるか否かは別問題ということか。誰も信仰する人がいなければ「神様」にはなれない。森羅万象に神が宿るとする日本の信仰は美しいが、肝心の信じる人がいなければ成立しないのである。 果たして、安倍元首相は神になれるのか……!?』、「森羅万象に神が宿るとする日本の信仰は美しいが、肝心の信じる人がいなければ成立しないのである」、その通りだ。 「果たして、安倍元首相は神になれるのか……!?」、やはり「ノリと勢いだけでは継続は難しい?」、ような気がする。

第三に、7月13日付けダイヤモンド・オンラインが掲載したノンフィクションライターの窪田順生氏による「旧統一教会フロント組織の「潜入ドキュメンタリー」を私が作った理由」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/325814
・『「日本を裏で操っている反日組織」とは? その内部を取材した理由  安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから1年が経過した節目ということもあって、「旧統一教会(世界平和統一家庭連合)報道」が盛り上がっている。 そんなムードに思いっきり便乗するような形で恐縮だが、実は筆者も7月6日に独自に取材した成果をまとめたドキュメンタリー作品の予告編をYouTubeにアップした。本編は2部構成で今週中に前編、7月下旬には後編を公開する予定である。 タイトルは「国際勝共連合 潜入ドキュメンタリー 反日と愛国」だ。 ご存じの方も多いだろうが、「国際勝共連合」は旧統一教会を追及するジャーナリストらから「旧統一教会のフロント組織」と呼ばれており、安倍元首相をはじめとした自民党国会議員に対する政界工作の窓口となったとされている政治団体だ。 しかし、メディアやネットで盛んに「日本を裏で操っている反日組織」とあおられているわりには、「国際勝共連合」の実像についてはほとんど知られていない。実際にどんな人々が運動していて、彼らは今どんなことを考えているのか、という細かい話をメディアはほとんど報じていないのだ。 そこで実際に、この団体の内部に潜入をして、街宣や集会に参加をしながら、そこで運動をしている信者やシンパの人々の「生の声」に耳を傾けてみよう――というのが、このドキュメンタリーの主旨である。 という話を聞くと、「反日カルトの言い分を紹介するということは、こいつもマインドコントロールをされているに違いない!」とか「爆笑問題の太田光のような逆張りのカルト擁護だろ」と感じる方も多いかもしれない。 ただ、筆者がこういう取材を始めたのは、教団を擁護したいとか、自分が目立ちたいとかではなく、ごくシンプルに「報道があまりにも偏っている」からだ。もう少し丁寧な言い方をすると、「既存の旧統一教会報道が特定の情報源に基づいている偏った話なので、多様性の観点から、異なる視点の情報を提供したい」ということに尽きる』、「「既存の旧統一教会報道が特定の情報源に基づいている偏った話なので、多様性の観点から、異なる視点の情報を提供したい」ということに尽きる」、なるほど。
・『旧統一教会に対してだけは、世論が「同じ方向」を見ていて不気味  みなさんもご存じのように、旧統一教会に関しての国内報道は多少のレイヤーはあるものの、「日本のカネを韓国に送りこむ反日カルトなので、政治家とのズブズブの関係を明らかにして宗教法人を解散させろ」という方向性でコンセンサスが取れている。 これは冷静に考えると、「不気味」なことではないか。 広末涼子さんの不倫スキャンダルやジャニーズ性加害問題でさえ今の時代、多種多様な意見が飛び交うのが当たり前だ。しかも、今はテレビや新聞を「マスゴミ」なんて呼んで報道を懐疑的に見る人たちが増えている。にもかかわらず、既存の旧統一教会報道に苦言を呈したり、「いくらなんでも解散させるまではやりすぎじゃない?」なんて意見はほとんどない。 「でっちあげ」で新潮ドキュメント賞もとったノンフィクションライターの福田ますみ氏が、「月刊Hanada」で『新聞・テレビが報じない“脱会屋”の犯罪』『両親が覚悟の独占告白!国政を動かす「小川さゆり」の真実』などのルポを発表して、全国霊感商法対策弁護士連絡会(以下、全国弁連)側の批判をしているが、正直なところ雑誌業界でも「異端視」されているのが現状だ。 どちらが正しい、どちらが間違っているということを言いたいわけではない。国内にテレビ、新聞、雑誌、ネットニュースなど膨大なメディアがあるにもかかわらず、まるで記事をコピペしたように、すべて似たような論調で「バッシング一色」になっているのが大政翼賛会的で「不気味」だと言いたいだけだ。 「このバカはそんなこともわからないのか、メディアが取材をすればすぐに、旧統一教会がマインドコントロールした信者からカネを巻き上げて、日本滅亡を企む反日カルトだとわかるに決まっているからだろ!」という感じで、怒る人もいらっしゃるだろう。 ただ、報道対策アドバイザーとして、これまで多くのメディアスクラム(集団的過熱報道)の構造分析してきた立場から言わせていただくと、本件にはそう断言できない部分もある。この件、メディアは皆さんが思っているほど深い取材をしていないのだ』、「旧統一教会に対してだけは、世論が「同じ方向」を見ていて不気味」、いくら日本では同調圧力が強いと言っても、確かに行き過ぎのような気もする。
・『「バッシング一色」になったのはなぜ? 鈴木エイト氏や全国弁連に依存するマスコミ  報道をよくご覧になっている方ならばなんとなくわかるだろうが、この1年の旧統一教会報道というのは、ある一部の人たちが「情報源」となってつくられてきた側面がある。 鈴木エイト氏ら教団を追及しているジャーナリスト、そして被害者救済にあたっている紀藤正樹弁護士をはじめとした全国弁連である。 もちろん、テレビや新聞の記者たちも必死になって取材をして、独自で情報をつかもうとしている。しかし、しょせんは安倍元首相の殺害後にあわてて始めたようものなので、この問題を長年追いかけていた鈴木エイト氏や全国弁連の弁護士たちに敵わない。取材協力者の数、教団への知見など足元にも及ばない。 すると、どうなるのかというと、鈴木エイト氏や全国弁連からの情報に「依存」する。 テレビの記者やディレクターが、「すいませんけれど、こういう取材がしたいのですがインタビューできる人いませんか?」なんて協力を依頼するのだ。なぜそんなことがわかるのかというと、筆者もかつてそういう依頼をたくさん受けたからだ。 若い時、ある違法ビジネスの取材をして、週刊誌や月刊誌でルポをよく発表していた際、情報番組や報道番組からよく電話がきた。最初は「コメントをいただきたい」とか言うのだが、よくよく聞いてみると、取材VTRをつくりたいので、記事に登場をする人を紹介してほしいという。要するに、自分たちでイチから取材をするのは大変なので、手っ取り早く報道をするために「ネタ元を教えてくれ」というワケだ。 ちなみに意外に思うかもしれないが、全国紙の記者からも「取材先を教えてほしい」と連絡がちょこちょこあった。ただ、これはなにも筆者だけの話でははない。個人で特定のテーマをもって取材をしている人ならば、「同業者から取材を受ける」というのは一度や二度は必ず経験があるであろう「あるある」なのだ。 このようなマスコミの「情報を握る人」にガッツリと依存する傾向が、旧統一教会ではさらに深刻だったというのは容易に想像できよう。 安倍元首相の事件が起きるまで、国内のメディアは「旧統一教会問題」はノータッチだった。それは裏を返せば、日本国内のほとんどの報道機関が、鈴木エイト氏や全国弁連の「取材協力」や「アドバイス」なくして、この1年の旧統一教会報道は成立しなかったということだ。 同じ人たちが情報源なのだから当然、アウトプットも同じような論調になる。これが旧統一教会報道が「バッシング一色」になってしまった構造的な理由だ。 というような話をしてしまうと、「それの何が悪い!鈴木エイトさんたちの取材が絶対に正しいのだから、正しいことが広まってよかったじゃないか!」という感じで、いよいよ筆者の横っ面を引っぱたきたくなってしまう「正義の人」も多いだろうが、ちょっと冷静になって聞いていただきたい。 繰り返しになるが、筆者は今の報道が間違っているとか主張をしたいわけではない。 むしろ、このような問題を長きに渡って追い続けてきた人々の熱意や信念には尊敬しかない。筆者は「ジャーナリスト」を自分から名乗ったこともないし、この肩書きを名乗る人たちに独善的な印象しかなくてどうも苦手なのだが、鈴木エイト氏に関してはそういう印象はない。被害を訴える人々に寄り添う立派なジャーナリストだとも思う。 ただ、特定の人々が「情報源」の報道一色になっていることが、戦時中の「非国民」のように「全国民で叩いてもいい人」を生み出し、彼らを迫害するような「暴走」を招きかねないと心配をしているだけだ』、「戦時中の「非国民」のように「全国民で叩いてもいい人」を生み出し、彼らを迫害するような「暴走」を招きかねない」、心配し過ぎのような気もする。
・『ある元信者の体験話が昔より「ハード」に? 「情報源」が偏るとよくない理由  鈴木エイト氏や全国弁連の皆さんがお話を聞いている「情報源」のメインとなっているのは「かつて信仰をしていたけれど脱会をした人」や「信者の家族」である。つまり、「教団にネガティブな感情を持つ人」だ。 これは当然、情報が偏ってしまう。 企業の内部告発でもそうだが、会社を辞めた人の「告発」というのはちょっと盛られる傾向がある。例えば、ある内部告発者は、自分をクビにした経営者が憎く、退社時に社内文書を持ち出して、自分で加筆して違法な取引があったように細工をした。筆者は不審な点に気づいてその文書を用いた記事を書かなかったが、某全国紙は一面で現物を出してしまい、その企業から訴えられて負けていた。 もちろん、大概は「情報源」にメディアをだまそうなんて悪意はない。ただ、古巣への憎悪から冷静さを失い、「悪いやつを叩くのなら多少のうそは許される」と言わんばかりに話を盛ってしまうのだ。そしてこれは、旧統一教会問題でもかなりあるのではないかと思っている。 実は筆者は20年ほど前、ある雑誌の編集者をしていて、旧統一教会を脱会した元信者の手記を担当したことがある。その方が今回も「元信者」としてメディアの取材を受けているのだが、そこで語られる被害の内容や、教団の異常性の描写が、20年前に聞いていた話より、やや「ハード」になっていた。もちろん、同じような境遇の人の話を聞いているうちに「記憶が上書き」されたということもあるが、今の「バッシング一色」のムードに合わせている可能性もあるのではないか。 「被害者が多少話を盛って何が悪い」という意見もあるだろうが、確かに悪くない。それを精査するのはジャーナリストやメディアの仕事だ。ただ、ジャーナリストやメディアも人間なので当然、見抜けないこともあり、盛られた話を鵜呑みにした結果、偏った情報があふれてしまうこともある。 そこで必要なのが「報道の多様性」だと個人的に思っている。 「被害者」の主張をベースにした情報が世にあふれたら、メディアは「加害者」や「組織」側の言い分もしっかりと聞いて、世に出すことで、人々に自分の頭で判断をする材料を提示するのだ』、一般論としては「報道の多様性」は重要だが、統一教会のスポークスマンの主張もフェアに取上げている筈だが・・・。
・『伝えられない声を伝える重要性 新たな対立を生む、その前に…  今、旧統一教会の現役信者たちの声はほとんど伝えられない。教団側の主張も勅使河原秀行・教団改革推進本部長がメディア対応をするくらいだ。報道番組などのVTRを見ても、被害者や全国弁連の主張が9割で、教団側の反論はほんの1割ということもある。 かばっているわけではなく、いくらなんでもフェアではないのではないか、と言いたいのだ。犯罪者だって弁護士がつくのに、刑事事件で「容疑者」にもなっていない旧統一教会に関しては、彼らの主張を伝えるメディアはどこにもない。 だから、YouTubeで細々ではあるが、やってみようと思った。それだけである。 もちろん、不愉快な方もいらっしゃるだろう。「反日カルトの言い分なんて耳を傾ける必要はない!“岸田を呼んで教育を受けさせろ”なんて戯言をいう連中はさっさと解散だ!」という人もいるだろう。 ただ、筆者のドキュメンタリーを見ていただければわかるように、「日本滅亡を企む悪の反日団体」に属する人たちは、皆さんの隣にいる普通の市民だ。自分が信じていることを、「マインドコントロール」の一言で片付けられることに傷つき、「違うのにな」と悔しい思いをしている普通の人たちだ。 今や「カルトに虐げられた悲劇ヒーロー」として多くの支援者もいる山上徹也被告は、自民党と旧統一教会問題の関係をまったく触れないこの社会に絶望して、あの犯行に走った、と言われている。偏った報道によって、山上被告とまったく同じ負の感情が、旧統一教会の信者の間で生まれる恐れもあるのだ。 くどいようだが、かばっているわけではない。批判をするなと言っているわけでもない。叩くにしてもなんにしても、異なる考えを持つ人々の話に耳を傾けることなく、社会から排除をするのは新たな対立を生む恐れがある、と言いたいのだ。 少しでも興味がわいたという方は、ぜひ本編をご覧になっていただきたい』、「報道番組などのVTRを見ても、被害者や全国弁連の主張が9割で、教団側の反論はほんの1割ということもある。 かばっているわけではなく、いくらなんでもフェアではないのではないか、と言いたいのだ」、「教団側の反論はほんの1割」になったとすれば、それは「教団側」の責任でもあるのではなかろうか。
『「国際勝共連合」潜入ドキュメンタリー(予告編) ざっと観たが、自民党との関わりなど突っ込みどころ満載の印象を受けた。
タグ:宗教 (その11)(53歳元エリート銀行マンが仕掛けた「寺+ホテル一体のビル」が大繁盛…檀家の負担「ずっとゼロ」実現のスゴ技 築200年・檀家数100軒未満の"骨山寺院"が見事に甦り 全国から視察殺到、安倍晋三を祀る神社が建立…「死ねば、みんな神様」になるのか 神社本庁の見解は?、旧統一教会フロント組織の「潜入ドキュメンタリー」を私が作った理由) PRESIDENT ONLINE 鵜飼 秀徳氏による「53歳元エリート銀行マンが仕掛けた「寺+ホテル一体のビル」が大繁盛…檀家の負担「ずっとゼロ」実現のスゴ技 築200年・檀家数100軒未満の"骨山寺院"が見事に甦り、全国から視察殺到」 「浄教寺がある場所は、商業地の公示地価において、京都で最高価格地の定番地「四条河原町交差点」から直線距離でわずか200メートルほど。東京で例えれば、銀座の東京鳩居堂のすぐ裏側といったイメージだ」、「寺町通りからアプローチが延びており、手前にホテル、その奥にお寺らしい風情の境内が広がっている。広くはないが、境内墓地もある。入り口は寺とホテル用とで分けてあり、双方を行き来するにはいったん、外に出なければならない。 寺とホテルとが一体型となったビルは、地上9階建て。ビルの東側は浄教寺が占有し、1階に本堂や寺務所がある。一方で、ホテルは2階にレストラン、大浴場を備え、2階〜9階に客室167室を設けている」、なるほど。 「当時の木造本堂は築200年が経過し、荒廃していた。このままでは、近い将来の「崩壊」は目に見えていた。一般的な寺の改修には、時に億単位の資金が必要になる。前回の改修は90年も前のこと。雨漏りもひどく、耐震上も大きな問題を抱えていた。建て替えは不可避であった。 だが、浄教寺は、檀家数は100軒にも満たない骨山」、 「「一度は、住職就任の話を断りました。ですが、京都のど真ん中という恵まれた環境にあって、継承の話が出た2014年当時は、まだ京都ではホテルが足りていなかった。銀行員としての経験を活かし、今なら仏教とビジネスとの融合ができるかもしれないと思い、よし、やってやろうと思い直しました」、なるほど 「これ以上ない好立地だ。東には髙島屋京都店が隣接。寺に面する寺町通りは、かつて「京都の秋葉原」と呼ばれた電気街で、常に若者やビジネスパーソンが大勢行き交う。なおかつ、競合しそうなホテルチェーンは、近隣には見当たらなかった。 光山氏のホテル構想には、6社ほどのホテルチェーンが手を挙げたという。 しかし、うち4社は・・・折り合いがつかなかった。 最終的には、「むしろ、お寺と一緒になるメリットは大きい。新規顧客が開拓できる」と、コラボレーションに強い意欲を示した三井ガーデンホテルを運営する三井不動産と、光山氏との考えが一致した」、「コラボレーションに強い意欲を示した三井ガーデンホテルを運営する三井不動産と、光山氏との考えが一致した」、なるほど。 「朝のお勤めに宿泊客が参加できること、御朱印がホテルでもらえることなど、寺院一体型ホテルとしての特性を生かしたプランが次々と具現化」、「本堂には、本尊阿弥陀如来が鎮座する。その上階にあたる客室では、本尊の上にベッドを置かないように注文をつけた。宿泊客が本堂に入れるのは、朝のお勤めの際と見学タイムの1日2回。ホテル内部に、読経や木魚などの音が漏れないように防音には特に気を配った」、 「心斎橋御堂筋沿いにある三津寺(大阪市中央区)が、カンデオホテルズと一体化したビル建設に着工した。 三津寺は1933年築の伽藍の老朽化による建て替えの時期を迎えていた。そこで耐震補強などの修繕を施した上で、曳家工事によって本堂を移動。1階から3階までの吹き抜けに本堂をはめ込み、4階以上をホテルにするという構想だ。最上階の15階にはスカイスパを設ける。竣工は2023年9月を予定している」、「寺院単独では生き残りが難しい時代だ。寺院の新たな価値創造にもつながりうる「ホテル一体型モデル」は、今後もきっと増えてい 日刊SPA! 昼間たかし氏による「安倍晋三を祀る神社が建立…「死ねば、みんな神様」になるのか。神社本庁の見解は?」 「死後すぐに神様になるというわけではないし、神社の祭神と同一になるというわけではない」、なーんだ。 「決して誰もが死後、神社の祭神と同一の存在になるわけではない。かつ、実在した人物を祭神とする神社が珍しくないという見方は雑、ということだ」、なるほど。 「社殿を建立し「○○の神である」と宣言することは、誰でもできる。でも、誰もその神を敬い参拝しなければ、単なる箱である。乃木神社や東郷神社は、いわば「成功例」であるが、失敗例、すなわち実在の人物を祀る神社を建立したが続かなかったという事例もある」、その通りだろう。 「森羅万象に神が宿るとする日本の信仰は美しいが、肝心の信じる人がいなければ成立しないのである」、その通りだ。 「果たして、安倍元首相は神になれるのか……!?」、やはり「ノリと勢いだけでは継続は難しい?」、ような気がする。 ダイヤモンド・オンライン 窪田順生氏による「旧統一教会フロント組織の「潜入ドキュメンタリー」を私が作った理由」 「「既存の旧統一教会報道が特定の情報源に基づいている偏った話なので、多様性の観点から、異なる視点の情報を提供したい」ということに尽きる」、なるほど。 「旧統一教会に対してだけは、世論が「同じ方向」を見ていて不気味」、いくら日本では同調圧力が強いと言っても、確かに行き過ぎのような気もする。 「戦時中の「非国民」のように「全国民で叩いてもいい人」を生み出し、彼らを迫害するような「暴走」を招きかねない」、心配し過ぎのような気もする。 一般論としては「報道の多様性」は重要だが、統一教会のスポークスマンの主張もフェアに取上げている筈だが・・・。 「報道番組などのVTRを見ても、被害者や全国弁連の主張が9割で、教団側の反論はほんの1割ということもある。 かばっているわけではなく、いくらなんでもフェアではないのではないか、と言いたいのだ」、「教団側の反論はほんの1割」になったとすれば、それは「教団側」の責任でもあるのではなかろうか。 「国際勝共連合」潜入ドキュメンタリー(予告編) ざっと観たが、自民党との関わりなど突っ込みどころ満載の印象を受けた。
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