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教育(その6)奨学金破産、”中退続出”問題 [社会]

教育については、5月12日に取上げたが、今日は、(その6)奨学金破産、”中退続出”問題 である。

NHKクローズアップ現代は、6月2日付けで「“奨学金破産”の衝撃 若者が… 家族が…」を放映したが、その続編の8月24日付け「“奨学金破産”の衝撃Ⅱ ”中退続出”の危機」は、さらに深刻な内容だったので、これを紹介しよう(▽は小見出し、──は司会者の発言、+は学生の発言)
・アルバイトをして、奨学金を借りても学費が払えない――。大学を中退する人は年間およそ8万人。そのうち5人に1人が「お金がない」ことが原因だと回答。中退後、安定した就職先に就けず、奨学金の返済ができなくなる「中退難民」が相次いでいる。背景のひとつが「晩婚化」だ。高齢者となった親が年金だけで学費を支払いきれず、子どもが自力でアルバイトや奨学金で学費を捻出しなければならないケースが続出。さらに熟年離婚やリストラなどのリスクも重なり、「お金がなくて学べない」学生が増えているのだ。番組では、中退難民が相次ぐ実態と対策に乗り出す大学側の動きなどをルポし、中退難民を防ぐには何が必要か、考える。
・進学して学びたい。でも、親には迷惑をかけられないと、今、学生の2人に1人が奨学金を借りています。  しかし、6月の放送では、卒業しても厳しい雇用環境によって奨学金を返済できず、自己破産に追い込まれる人が増えている実態をお伝えしました。 その後の継続取材で見えてきたのは、奨学金を借りた学生が卒業さえできず、中退が続出している現状です。 中退すると、学業の機会が閉ざされるだけではありません。 就職も厳しくなり、奨学金破産の予備軍ともいえる若者たちが今、増えているのです。
▽奨学金破産の衝撃Ⅱ “中退続出”の危機
・経済的に追い詰められた大学生が相談に駆け込むNPOです。 “夜遅くまで働く必要がある。”  “学業の時間が取れない。” 切実な相談が相次いでいます。 この日、相談に来たのは国立大学の学生でした。 奨学金480万円に加え、アルバイトもしていますが、それでも生活が維持できないと訴えました。
・大学4年生 雄也さん(仮名) 「3年生の時に一回住む家がなくなったんですね。 本当は駄目なんですが大学の校内や公園や友だちの家などに1年間住んでいました。」
・NPO職員 「1年間?」
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「はい3年生の1年間。」
・NPO職員 「そうなんだ。  実質上、大学に通いながら、ある種のホームレス状態に?」
・大学4年生の雄也さん。 アルバイトに追われるあまり、卒業に必要な単位が取れていません。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「今年仮に卒業できなかったとしたら、中退しようかなと思っています。」
・6年前、大学進学に伴い、熊本から上京してきた雄也さん。現在、月2万円で借りられる物件を見つけ1人暮らしをしています。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「上が生活空間ですね。」
・雄也さんは、3人兄弟の長男。父親の年収は、300万円ほどで仕送りはなく、学費と生活費すべてを自ら賄っています。 食費もぎりぎりまで切り詰めています。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「一食あたり100円前後で抑えたいですよね。」
・狭い台所では、料理をするのも一苦労。 脚立に上がらないと、ガスコンロに手が届きません。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「米とかは買ってないですね。 もらうことが多いです。」 
・さらに、真夏や真冬でも冷暖房は使いません。 次にアルバイト代が入るまで、1日400円で生活していかなくてはなりません。 奨学金8万円とアルバイト代で、収入はおよそ18万円。 ここから5万円の授業料など、支出をやりくりしていました。 しかし、働き過ぎて留年したため、奨学金が止められました。 そのため、アルバイトの収入を増やしても足りず、生活費を極限まで切り詰めなければならなくなったのです。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「18時30分からアルバイト。」
・新たに泊まり勤務のアルバイトを始めた雄也さん。授業が終わると、夕方から翌朝まで、鉄道会社でアルバイトをしています。雄也さんのかばんの中には、休憩中に勉強するためのテキストと、翌日の着替えが入っています。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「着替えて翌日朝まで勤務したら、そのまま学校に行く。アルバイトを増やすことで、急場をしのがないといけない。 ただでさえ授業に支障が出ていて、まずいとは分かっているんですけど、結局お金がなければ飯も食えない。他にどうしようもない。」
・アジアを舞台に、国際的な仕事をしたいと夢見ていた雄也さん。 留年して2年になりますが、卒業に必要な単位が取れていません。 4年間で必要な単位の3分の1を残したままで、このままでは卒業も危ぶまれる状況です。 しかし、中退しても、4年間借りた奨学金の返済は残ります。
+大学4年生 雄也さん(仮名) 「あとに残るのは四百何十万の、かなり大きな額の借金だけになってしまう。 今後きちんと安定した収入が得られるとは限らないわけですから、そうなってしまえば奨学金返そうにも、なかなか返せなくなってしまう。 自分の人生これまでの意味も、中退すると分からなくなるから、正直、一寸先は闇の状態ですね。いっそ死んでしまった方がいいだろうと。」
・取材が終わった後、この日も雄也さんは、泊まり勤務のアルバイトに出かけていきました。 今、大学を中退する学生は、年間およそ8万人。 特に目立つのが、児童養護施設の出身者。 全国平均の3倍、3人に1人が中退しています。都内の私立大学の3年生、智子さんです。日本の文化を学びたいと、大学に進学しました。児童養護施設出身で、頼れる身寄りもいない智子さん。授業料と生活費を払うため、14万円を奨学金で借り、10万円をアルバイトで稼ぐ計画でした。 智子さんは、授業の合間を縫うように、アルバイトを3つ掛け持ちしました。 睡眠時間を削って働き、授業を欠席するようになった智子さん。店側に働く時間を減らしたいと伝えても、聞き入れられませんでした。ついに智子さんは体調を崩し、休学。 それでも生活のため、アルバイトを辞められませんでした。
+大学3年生 智子さん(仮名) 「何がしたくて大学来たんだろうって思っちゃうことがありました。 勉強がしたかったから来たはずなんですけど、バイトばっかりしているのは、ちょっと。ほんと、何をやってるんだっていうか。」  大学に復学するため、アルバイトを減らす決心をした智子さん。
+大学3年生 智子さん(仮名) 「変えたんですね、増額して。」
・借りる奨学金を上限にまで増額。その結果、将来の返済額は膨らみ、1,000万円を超える見込みです。
+大学3年生 智子さん(仮名) 「退学ってことが、ちらつくんですけど、退学してしまうと、奨学金の返済しか残らないし、絶望のイメージですかね。」
・奨学金を目いっぱい増やしても、アルバイトをしなければ生活はできません。無事に卒業することができるのか。 不安が尽きないといいます。
+大学3年生 智子さん(仮名) 「とりあえず今は将来のことを考えてるより、先の仕事とか就職とか、そういう夢を考えてるよりも、目先のことになりますが卒業することが夢ですね。情けない夢で申し訳ないです。」
・大学を中退すると、学生たちを待ち受けるのは厳しい現実です。奨学金を借りて大学を中退した人の5割以上が、年収200万円以下にとどまるという専門家の調査もあります。中退後、非正規の仕事を2つ掛け持ちしている涼子さんです。 4年前、中退してから正社員の仕事は見つかっていません。涼子さんは大学進学を目前に控えたころ、父親の会社が倒産。何とか1年間は大学に通いましたが、授業料が払えなくなり、中退せざるを得なくなりました。
+涼子さん(仮名) 「お父さんはごめんねって感じで、続けられなくって。お父さんを別に責めてるわけでもないし、まぁいいかなって感じでしたね。 『ごめんね』って言われても『まぁいいよ』、いいよっていうのか、『もう、もう、いいよ』って感じで。」
・中退後、家計を支えるため仕事を探しました。履歴書に書かれた学歴は高卒まで。大学中退と書くと、かえって仕事が見つけにくくなるといいます。
+涼子さん(仮名) 「問題児なのかなって向こうでは(面接担当者)思っているのかもしれないし、卒業していないから難しいのかなという気持ちになります。」
・アルバイトという立場のまま、年を重ねることに不安を感じている涼子さん。将来の見通しは立っていません。
+涼子さん(仮名) 「先が見えないのを考えても、どうしようもないかなっていうのがあるかな。とりあえず、今が精いっぱいなんで、頑張って、頑張るぐらいしかないんで。」
▽奨学金破産の衝撃Ⅱ “中退続出”の危機
ゲスト 尾木直樹さん(教育評論家・法政大学教授) ゲスト 小林雅之さん(東京大学教育研究センター教授)
・尾木さん:これは、ひどいですね。本当にこれ、日本なのかなという気がします。僕も、毎日のように学生と接してる立場なんですけれども、それでも、こんなにひどいのかなって、改めて、怒りになってきますね。とにかく国立大学の学生で、ホームレス状況に1年間もなっていたとか、2万円の家賃の所で、脚立の上で料理してるんでしょう、1食100円で抑えて。これもおかしいし、それから女子学生だって、3つもアルバイトをやってるわけでしょ。 児童養護施設から入ってくるっていうのは、進学率も低いんですけれども、相当勉強したと思うんですよ。その子の将来が保証されない。それから中退した、VTRの最後に出てきた方、将来の希望が全然持てないっていうか、今苦労していても、未来が見えるならいいんですけれども。これは、だめだと思います、どう考えても。
── 小林さんは、前回のご出演後、学生の中退に関する全国調査をまとめられたということだが、それ以降、新たに分かってきたことは?
・小林さん:文部科学省の調査では、経済的な理由で中退した人は、大学に対する調査で2割程度だったんですけど、今までは。ただ、私たちの調査では、中退というのは1つの原因だけではなくて、経済も、アルバイトをし過ぎとか、経済的に苦しいからアルバイトをするとか、そういう複合的なものですので、そういうものを考えると、もっと多いんじゃないかということで調べますと、やっぱり3割程度で、非常に多いということが分かってきました。 もう1つは、先ほども出ましたけれど、中退した人は、その後が非常に厳しい状況になってるということも分かってきました。 (中退であることが、ますます就職を不利にしている 結果、年収200万円以下の仕事にしかなかなか就けなくて、奨学金破産の予備軍にならざるを得ないという?) 奨学金を返済できないということにつながってしまうわけですね。
── 奨学金破産の背景には、学生を取り巻く、本当に厳しい環境があるんです。こちらをご覧いただきたいんですが、大学の授業料というのは、右肩上がりに上がっている一方で、1日当たりの生活費というのを見ますと、実はおよそ3分の1にまで減っているんです。 これは、親の年収そのものが減っているので、仕送りも減らさざるを得ないという状況なんです。 学生時代のアルバイトは、かつて社会勉強だという時代もあったが、今の学生にとっては、生きるためのアルバイトになっている?
・尾木さん:生活費を稼ぐためであって、学費ではないんですよね。だから、僕もよくこんなお話をするんですけれども、なかなか年配の方が分かってくれないんですよ。ひどい人は、どうせ奨学金を遊びに使っちゃってるんだろうとかおっしゃるんですけど、今は全然違うんです。 今、文科省の指導もあって、法政大学でもそうですけれども、年間前期、15回の授業回数というのは、休日であっても、本当に休みの日でも授業をやるんです。そして、レポート提出だとか、出席の管理というのは徹底していますから。コンピューターで管理してやる大学もありますし、だから、そういうので言えば、かつてのお父さん世代とは、もう別世界になっていると思っていいんです。それから今、パソコンとか、スマートフォンとか、全部休講の連絡とか、いろんなのはスマホで見ていますから、学生たちは。パソコンで全部入力して、レポート提出でしょ。データ提出なんてのもありますからね。 (パソコンやスマートフォンがないと勉強できない?)できないんですよ。 (その分お金もかかると?)お金もかかるし、それから維持費もかかるし。だから、大変だと思います、そういう点では。
── 奨学金については、国も貸すのではなく、給付型の奨学金を検討し始めています。ただ、もうすでに多くの学生が困っている中で、何とか学生を支援しようという取り組み、模索も始まっています。
▽奨学金破産の衝撃Ⅱ 学生をどう支えるか
・生徒数5万人を超える早稲田大学です。 来年(2017年)から独自に、児童養護施設出身の学生に対する経済的支援を始めることにしました。入学金や授業料は全額免除。さらに、生活費として9万円を支給。すべて返済不要の給付型奨学金です。
・早稲田大学 学生担当 村上公一理事 「本来こういったことは国がすべきことだと考えているんですけれども、まだ国としても制度が整わない。 各大学でもこういったものは、まだ、ほとんど行われていないということで、今回の我々の試みが多くの大学に波及する。それから、できたら国も動くというような形で、解決に向かって、一歩でも進んでいったらと思っています。」
・アルバイトのし過ぎで中退してしまう学生をなくそうという模索も始まっています。奨学金では足りない生活費をアルバイトで賄っている大野智也さんです。週に3日、この居酒屋で働き、8万円の収入があります。
+大学3年生 大野智也さん「自分の予定、思い通りにシフトは入れさせていただいて、生活に支障が出たりはないですね。」
・この店では、試験期間や就職活動中に無理に働かせることはしていません。大学中退に追い込まれるような事態が相次げば、いいアルバイトの人材が集まらなくなると考えているからです。休みの要望が集中して人手が不足しても、別のチェーン店や本社から応援を呼び、対応します。学生がちゃんと大学に通っているか、就職活動はうまくいっているかなど、細やかに気配りしています。
・居酒屋チェーン 大久保伸隆副社長 「ホールだったっけ。」
・学生 「今日はなんかホールに出ました。 就活終わりました、ありがとうございました。」
・居酒屋チェーン 大久保伸隆副社長 「終わった、良かった。」
・さらに、この居酒屋チェーンでは月に1回、無料で就活セミナーも実施。
・居酒屋チェーン 大久保伸隆副社長 「この就職活動を機会に、成長していきたいということを考えるのであれば、この就職活動は、昔の人よりもしっかりとした方がいい。」
・安心してアルバイトできる環境を整えることが、企業にもメリットになるといいます。
・居酒屋チェーン 大久保伸隆副社長 「アルバイトさんの満足度をあげるための施策を色々とやっていたら、お客様の満足度も上がり、僕らにとっても、売り上げも上がってきたという経験があった。 真剣に取り組むことにしました。」
▽奨学金破産の衝撃Ⅱ 学生をどう支えるか
── アルバイト先が、バイトと学業を両立できるようにサポートしているところもあるが?
・尾木さん:これはぜひ、企業も精神として、学生を使う時は学んでほしいなと思いますよね。そのことで、やっぱり企業の繁栄にもつながるとおっしゃっていましたからね。それから、大学の方もいろんな努力をしていて、法政大学もやっているんですけれども、「成績優秀で、極めて」がついてますから。それから金額も、20万から30万と低いんです。だから、ここらへんも本当はもっとやらなきゃいけないんですけど、何しろなかなか、経営のこともありますから、難しいですよね。
── 小林さんは、今回の全国調査で、どういう支援があったら中退しなかっただろうかという問いもされている その結果から見えてくるものは、経済的な支援だけではない、こうした心理相談があればよかったという声が多いが?
・小林さん:これは経済的な理由が根っこにあっても、例えば、あるバイトをし過ぎるとか、単位が取れないとか、さまざまなプレッシャーを受けているんです。そうしますと、心理相談とか、そういう形で心理的な問題も解決しないと、お金の問題だけでは片づかないということなんです。
── 全体として、今後どのような仕組みが必要か、すでに始まっているものも含めてまとめました。 まず、この機関保証制度というのは?
・小林さん:これは、日本学生支援機構の奨学金にあるんですけれども、一定の保証金を払えば、その代わりに万が一、返済できない時に、代位弁済といいまして、いったん肩代わりしてくれると。月々の返済は、それで止まるわけです。そういう制度になります。 完全に借金がなくなるわけではないんですけれど、そういう制度があります。 (あくまでも、一時的なものであると)それから次に、所得に応じた返済制度で、これから始まるんですけれども、所得の9%の割合を払えばいいと。 所得がない人の場合には、月額2000円で済むという新しい制度で、返済の負担を少しでも減らそうという制度です。
── そして今、大きく注目されているのが、給付型奨学金だが?
・小林さん:これは、今まさしく審議されているんですけれども、日本には、前回お話ししたように、給付型の奨学金がないということになっていたわけですけれども、やっと政府も本腰を入れて、これを作ろうということで、今、どの程度の規模にするのか、国も財源がなかなかないものですから、そのあたりが今、真剣に議論されているところです。 (課題は何だと思う?) 一番大きいのは、財源ですね。それから、どういう人に、どの程度の金額を与えるのか、これも大きなテーマです。 (社会からの共感をどのように得るのかということも課題である?) 世論のバックアップがなければ、やはり大きなものはできないと思います。
── 視聴者の方より:「人材が資源の日本で、なぜきちんとした教育の制度を整えないのか」 この問題に、しっかりと正面から向き合っていかないといけないが?
・尾木さん:だから、OECDもよく言われるんですけれども、教育は未来への投資なんだと、日本はこんな経済大国でありながら、もっとケチらないで出した方がいいんじゃないかということも言われるんです。だから、やっぱり生涯学習センターにしかすぎないと、大学は。そんなんで、だから、いつでも、誰でも、どこででも学び直せるみたいな、最後の出口じゃなくて、そういうやっぱり大学の位置づけそのものを、ヨーロッパ型に変えていくべきだと思います。そして、みんなが得するように。
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3852/1.html

ここまで学生の貧困化が進んでいるとはと、改めて私の無知ぶりを恥じ入った次第である。アルバイトが完全に生活費を賄うためのものになっていたとは・・・。
経済的な理由で中退した人は、文部科学省の調査では2割程度だが、東京大学教育研究センター教授の小林雅之氏らの調査では3割と非常に多いようだ。早稲田大学が独自に導入予定の給付型奨学金は、恐らく極めて狭き門なのだろう。居酒屋チェーンの話は、全体としての暗さを中和するため、あえて挿入したのだろうが、いかにも極めて例外的な「出来過ぎ」の事例という印象を受けた。「機関保証制度」は、日本学生支援機構に対し、保証機関が「代位弁済」をするだけで、日本学生支援機構にとっては、完済になるメリットはある。しかし、返済できなくなった人にとっては、支援機構への月々の返済はなくなるとはいえ、保証機関に対する債務は残るので、なんらメリットはない筈だ。こんな制度を救済策として紹介したのは、NHKのミスだ。
奨学金破産の問題をより掘り下げるため、明日は、6月2日付けの「“奨学金破産”の衝撃 若者が… 家族が…」を取上げる予定である。
タグ:大学4年生 雄也さん 国立大学の学生 学生の2人に1人が奨学金を借りています 、「お金がなくて学べない」学生が増えているのだ 中退後、安定した就職先に就けず、奨学金の返済ができなくなる「中退難民」が相次いでいる 5人に1人が「お金がない」ことが原因だと回答 大学を中退する人は年間およそ8万人 「“奨学金破産”の衝撃Ⅱ ”中退続出”の危機」 8月24日付け 「“奨学金破産”の衝撃 若者が… 家族が…」 代位弁済 6月2日付 機関保証制度 NHKクローズアップ現代 (その6)奨学金破産、”中退続出”問題 給付型奨学金 教育 早稲田大学 生きるためのアルバイトになっている 学生を取り巻く、本当に厳しい環境 奨学金破産の背景 3割程度で、非常に多いということが分かってきました 私たちの調査では 文部科学省の調査では、経済的な理由で中退した人は、大学に対する調査で2割程度 涼子さん 中退 借りる奨学金を上限にまで増額。その結果、将来の返済額は膨らみ、1,000万円を超える見込みです 大学3年生 智子さん 児童養護施設出身 働き過ぎて留年したため、奨学金が止められました。 そのため、アルバイトの収入を増やしても足りず、生活費を極限まで切り詰めなければならなくなったのです
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