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健康(その15)(うつではないのに「やる気が出ない状態」の正体 幸福とうつの間にある精神的に空虚な状態、意外と知らない「血糖値」高いと何が起こるのか 免疫機能が低下し感染症にもかかりやすくなる、「一度壊れると元には戻らない」40代から一気に衰える"最重要臓器"をご存じか 全身の健康にも深く関わる) [生活]

健康については、4月15日に取上げた。今日は、(その15)(うつではないのに「やる気が出ない状態」の正体 幸福とうつの間にある精神的に空虚な状態、意外と知らない「血糖値」高いと何が起こるのか 免疫機能が低下し感染症にもかかりやすくなる、「一度壊れると元には戻らない」40代から一気に衰える"最重要臓器"をご存じか 全身の健康にも深く関わる)である。

先ずは、5月10日付け東洋経済オンラインが転載したThe New York Times「うつではないのに「やる気が出ない状態」の正体 幸福とうつの間にある精神的に空虚な状態」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/425797
・『最初、私は皆に共通して表れていた症状に気が付かなかった。友人らは集中力が続かないと言っていた。同僚らは、ワクチンの有効性の兆しが見えているものの、2021年を前向きに迎えられないと言っていた。 家族の1人が、話をそらで知っているにもかかわらず、また『ナショナル・トレジャー』を見るために夜更かしをしている。私はと言うと、午前6時に布団から跳ね起きる代わりに、7時まで寝転がりながら言葉遊びのゲームをやっていた』、「幸福とうつの間にある精神的に空虚な状態」、とはどういうことなのだろう。
・『2021年を支配する感情は虚脱感  それは燃え尽き症候群ではなかった。もしくは、うつ病でもなかった。私たちは、どことなくわびしさと目的のなさを感じていたのである。これを「Languishing(虚脱感)」と呼ぶ。 虚脱感は一種の沈滞と空虚である。それはまるで自分の人生を曇った自動車のフロントガラス越しに見ているかのような感覚である。そして、これが2021年を支配する感情であるのかもしれない。 科学者や医師が長期にわたって新型コロナウイルスを治療し、治そうと努める一方で、多くの人がパンデミックからくる長期的な情緒の不安定さに苦しんでいる。それは、昨年の激しい恐怖と悲しみが消えると同時に、不意に私たちを襲ったのである。 パンデミックによる初期の不安定な日々には、脳の脅威検知装置―偏桃体―が、戦うか逃げるかの厳戒態勢にあった可能性が高い。その後マスクによって自分を守ることができるとわかってくると、恐怖感を和らげる思考回路が発達したのだろう。しかし、パンデミックはズルズルと続き、急性の苦悩状態は慢性的な虚脱感に取って代わられたのである。 心理学において、私たちは精神状態をうつから幸福までの範囲で考える。幸福は、最も健康な状態を指す。意義や優越感を強く感じ、人から必要とされていると感じることができるのである。うつは病気のどん底のことを指す:落胆や疲労を感じ、自分に価値がないと思い込んでしまうのである。 虚脱感とは、精神衛生において、無視された真ん中の子のようなものである。うつと幸福の間に挟まれた空虚な状態――健康の欠如――なのである。精神疾患には自覚症状がないが、精神衛生が具現化されるわけではない。完全な力を発揮できない状態なのである。虚脱感はやる気を損なわせ、集中力を欠如させ、困難を3倍にし、仕事量を減少させるのである。それは大うつ病よりも頻繁に見受けられ、場合によっては精神疾患の大きなリスク要因となりうる』、「パンデミックはズルズルと続き、急性の苦悩状態は慢性的な虚脱感に取って代わられた」、「虚脱感とは、精神衛生において、無視された真ん中の子のようなものである。うつと幸福の間に挟まれた空虚な状態」、なるほど。
・『10年後にうつや不安障害が表われる可能性  多くの人がうつ病ではないのに活力もないという状態に対して、社会学者コリー・キーズ氏のひらめきによって、虚脱感という用語は作られた。彼の研究は、現在は症状が表われていない人に関して、10年後に大うつ病や不安障害が表われる可能性が高いと示した。それが現在虚脱感を覚えている人なのである。イタリアのパンデミック健康管理従事者によって、昨春に虚脱感を覚えた人は同じ属性の人と比べて、心的外傷後ストレス障害の発症リスクが3倍になることが明らかになった。 あなた自身は虚脱感がなくても、知人で虚脱感を感じている人はいるだろう。このことに関して良く理解することが彼らを救うことにつながるのである。 心理学者によると、感情管理の最も有効な対策は、それに名前を付けることである。昨春、パンデミックの急な苦悩の最中、ウイルスに関してハーバード・ビジネス・レビュー史上最も大きな話題を呼んだ記事は、私たちの集団的な苦しみを悲痛と表現した記事だった。 愛する人を失った悲しみと同時に、私たちは正常性を失ったことを悲嘆していた。「悲痛」。それは私たちにとってなじみのなかった経験のように感じられていたことに対して、理解できるなじみある用語が与えられたのである。過去にパンデミックに直面したことがなかったものの、ほとんどの人が喪失を経験したことはあった。それは自身の過去の回復の教訓を具体化させ、現在の逆境に立ち向かう能力への自信につながった。 虚脱感の原因やその治療方法に関して、解明すべきことはまだたくさんあるが、名称を付けることはそれに向けての第一歩なのかもしれない。それは、今までの靄のかかった経験に関して、はっきりとした視界を提供し、見通しを明確化することにつながるかもしれない。それは、私たちが1人きりではないということを思い出させてくれるかもしれない。虚脱感は一般的なもので、共感を得られるものなのである。 さらにそれは、「気分はどう?」という問いかけに対する社会的に容認される返答を可能にする。 「最高」、もしくは「まずまず」といった返答の代わりに、「正直言うと、今虚脱感がある」と答えたらどうだろうか。それは有毒なポジティブさ、言い換えると典型的なアメリカ人のようにつねに明るくふるまわなくてはいけない、という圧力に対して、新鮮に引き立つものとなるだろう。 自分の辞書に虚脱感という言葉を加えることで、それがあちこちに存在するということに気づくだろう。それは午後の短い散歩で気分が落ち込んだ時に表われる。それはオンラインでの学校の授業がどうだったか聞いた際の子供の声にも表われる。それは、『ザ・シンプソンズ』において登場人物が「あーあ」というたびに表われる』、「虚脱感は一般的なもので、共感を得られるものなのである」、その通りなのかも知れない。
・『虚脱感に対抗するフロー体験  さて、これに対して私たちは何ができるだろうか。「フロー(流れ)」と呼ばれる概念がその対策となり得るかもしれない。フローとは、時間、場所、そして自身の感覚が溶けてなくなるような、意味のある挑戦、もしくは、瞬間的な絆においてのとらえどころのない吸収状態を指す。 パンデミックの初期には、健康状態の最適な計測器は楽観でも注意深さでもなかった。それは流れだった。自身のするべきことに没頭している人ほど虚脱感を回避し、パンデミック以前の幸福感を維持することができた。 早朝に言葉遊びをすることで、私はフローに解き放たれるのである。深夜にネットフリックスを鑑賞しまくることも、時に同じ効果をもたらす。それは自身を物語の中に連れて行ってくれるのである。 新しいことへの挑戦、楽しい経験、そして意味のある仕事が虚脱感に対しての有効な治療法である一方で、集中力がない状態でフローを見出すのは困難なことである。これはパンデミック以前に人々がいつもメールをチェックしたり、タスクを切り替えたりしていた時も問題だった。この1年で、多くの人は子供、同僚、そして上司による妨害に苦しんできた。あーあ。 つまり、私たちは境界を設定する必要があるのだ。何年も前に、Fortune 500の中のインドのソフトウェア会社が単純な方針を試験的に導入した。火曜日、木曜日、金曜日の午前中は人の仕事を妨害してはいけないというものだった。  自身で境界を設定したエンジニアのうち、47%が平均以上の生産性を発揮した。しかしながら、会社が公式な方針として静かな時間を設定すると、65%の人が平均以上の生産性を発揮した。仕事の業績上、量をこなすことだけがいいわけではなかった。日常的な喜びや、動機づけに最も重要な要素は「進歩の実感」であるということがわかった。 私は、火曜日、木曜日、そして金曜日の午前中に何か魔法のようなものがあるとは思っていない。この簡単な思い付きの教訓は、邪魔をされない時間を、守るべき宝のように扱うべきであるということである。それによって、私たちは集中する自由を得られる。私たちは十分な注意を引くような経験の中に慰めを見出すことができるのである』、「邪魔をされない時間を、守るべき宝のように扱うべきであるということである。それによって、私たちは集中する自由を得られる」、なるほど。
・『小さな目的に集中する  パンデミックによって大きな喪失を味わった。虚脱感を乗り越えるには、ミステリーを謎解く小さな達成感、もしくは7文字の言葉遊びの興奮のような小さな勝利から始めてみるべきである。 流れへの最も明確な道の1つは、ちょうど管理可能な程度の難易度のものである。それは自身の能力を伸ばし、決断力を高めるような挑戦のことである。つまり、自身にとって有意義な挑戦に集中する日常的な時間を作ることである。それは、興味深いプロジェクト、達成する価値のある目的、有意義な会話などのことである。時にこれは、何か月間にも渡って欠如していた活力や情熱を再発見するには小さな前進である場合もある。 虚脱感は単に私たちの頭の中に存在するだけではない。それは私たちの周辺環境にある。病にかかった文化は個人的な包帯では治癒することはできない。私たちは精神衛生への挑戦を非難する世界ではなく、依然として身体的健康への挑戦を正常化する世界に住んでいるのである。 新しいパンデミック後の現実世界に進むうえで、精神衛生と健康について再検討する時が来た。「うつではない」ということは、必ずしも苦しんでいないということではない。「燃え尽き症候群ではない」ということは、必ずしも気合が入っているということではない。多くの人が脱力状態にあるということを認めることで、私たちは静かな絶望を表明し始め、虚無感からの脱出の道筋を照らし始めることができるのである』、「多くの人が脱力状態にあるということを認めることで、私たちは静かな絶望を表明し始め、虚無感からの脱出の道筋を照らし始めることができるのである」、そんなものなのかなという印象だ。

次に、7月13日付け東洋経済オンラインが掲載した医学博士、健康科学アドバイザーの福田 千晶氏による「意外と知らない「血糖値」高いと何が起こるのか 免疫機能が低下し感染症にもかかりやすくなる」を紹介しよう。
https://toyokeizai.net/articles/-/439796
・『人生100年時代を生き抜くために、血糖コントロールは不可欠です。しかし、血糖値が高いとなぜ体に悪いの?そもそも血糖値ってなんだかわからない!そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。 新著『そもそも血糖値ってなんですか?』では血糖の働きについて、わかりやすく解説されています。 本稿では、同書より一部を抜粋しお届けします』、興味深そうだ。
・『血糖値が高いと何が起こるの?  健康な人の血液は、血管の中をさらさらと流れる水のようです。それはまるで、しなやかなホースの中を流れる水のように、淀みがありません。しかし糖尿病になり、血糖値が高い状態が続くと、血液がシロップのようにトロっとした状態になります。そうなると、血液が流れにくくなります。 血糖値が上がっても、最初のうちは症状がありません。疲れやすい、のどが渇くなどで気づく人もいますが、まったく気づかずに、健康診断で指摘される人がほとんどです。 血糖値の高い状態が続くと、血管が傷つきやすく、血管の傷が原因となって血管壁が厚くなります。この状態が動脈硬化です。動脈硬化は脳梗塞や脳出血、心筋梗塞の原因になります。 また、毛細血管という細い血管は傷つきやすいため、毛細血管が多い眼や腎臓に合併症が起こりやすくなります。「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」、手足のしびれなどが生じる「糖尿病性神経障害」は糖尿病の三大合併症と呼ばれています。これらの合併症を起こさないように血糖をコントロールすることが、糖尿病治療の大きな目標です。 血糖値が高いと免疫機能が低下して、感染症にかかりやすくなります。血行がわるくなることで体のすみずみに栄養がいきわたらなくなるため、傷を修復する機能も低下して、やけどや傷が治りにくくなります。高血糖が続くと、足の指の小さな傷がきっかけで壊死を起こし、足の切断に至ることさえあるのです。 最近では、歯周病や認知症、睡眠時無呼吸症候群やがんも、糖尿病の人は発症頻度が高くなることがわかっています。 糖尿病と診断されたあとに、治療をしていた人としていなかった人の差は、のちに大きくなっていきます』、「糖尿病」は本当にやっかいだ。
・『血糖値の「乱高下」にも注意  血糖値は食べると上がり、数時間後に下がります。健康な人はこの上がり下がりがゆるやかで、空腹時は70~110㎎/㎗、食後は140㎎/㎗未満です。糖尿病になると空腹時も食後もこれよりずっと高くなります。ヘモグロビンA1cも比例して高くなります。 しかし、健康な人の中にも、食後に血糖値が急激に上昇して200㎎/㎗の高血糖になり、その後、急激に降下する人がいます。まれに70㎎/㎗以下の「低血糖」になる人もいます。このように血糖値が上下に激しく変動する状態を「グルコーススパイク」「血糖値スパイク」といいます。 グルコーススパイクは、高血糖になっても、その後、すぐに下がるので、過去の血糖値の平均であるヘモグロビンA1cはそれほど高くなりません。そのため、もし食後の血糖値が糖尿病と疑われる200㎎/㎗を越える瞬間があったとしても、健康診断や人間ドックでは、発見されにくいのが特徴です。 しかし、食後高血糖があると、本格的な糖尿病へと進みやすいばかりでなく、血糖値が急上昇するたびに血管が傷つき、動脈硬化を起こしやすくなることがわかっています。 さらに、血糖値が激しく変動すると、眠気や頭痛を感じることもあり、それによって集中力が低下して、仕事や生活に支障をきたすことも問題です。 血糖値が高め(140~200㎎/㎗)、あるいは空腹時血糖値が低すぎる(70㎎/㎗以下)といわれたことがある人は、食後に200㎎/㎗を越える高血糖になっている可能性があります。 グルコーススパイクは、すい臓の働きやインスリンの働きが衰えているために起こります。暴飲暴食や不規則な食生活を送ってインスリンを大量に分泌させていると、本格的な糖尿病に進むため、生活習慣の改善が必要なのです。 血糖の調整で大きな役割を果たしているのがインスリンです。長年にわたって暴飲暴食を続けていると、食事のたびにブドウ糖を処理しなければならず、大量のインスリンを分泌するため、すい臓は疲れてしいます。 一方、ブドウ糖をとり込む筋肉や脂肪細胞などもインスリンの刺激に慣れてしまい、多少の刺激ではブドウ糖を引き受けてくれなくなります。そのため、さらにインスリンが必要となるばかりか、上がった血糖値がなかなか下がらなくなります。これが糖尿病の入り口です。 食事量を減らすために、食事を抜けばいいかというとそうではありません。食事を抜くと、次の食事で食べすぎてしまうため、血糖値を急激に上げる原因になります。間食も、血糖値が下がりきる前に血糖値を上げてしまうため、次の食事のあとに高血糖になりやすくなります。規則正しく、栄養バランスをとりながら食べることが大切なのです。 運動不足も糖尿病の原因です。運動する習慣があると、血糖が増えても、筋肉細胞は「次に運動するエネルギー源にしよう」と自主的にブドウ糖を血液中から引き寄せます。そのためインスリンをあまり浪費しません。 この働きは、筋肉中にある「GLUT4(グルットフォー)」というたんぱく質が担っています。このGLUT4を増やすには、運動が欠かせません。運動不足の人はGLUT4が少ないため、インスリンを大量に出して血糖を下げるしかありません。その結果、インスリンを浪費してしまうのです』、「長年にわたって暴飲暴食を続けていると、食事のたびにブドウ糖を処理しなければならず、大量のインスリンを分泌するため、すい臓は疲れてしいます。 一方、ブドウ糖をとり込む筋肉や脂肪細胞などもインスリンの刺激に慣れてしまい、多少の刺激ではブドウ糖を引き受けてくれなくなります。そのため、さらにインスリンが必要となるばかりか、上がった血糖値がなかなか下がらなくなります。これが糖尿病の入り口です」、確かに長年の積み重ねのようだ。
・『ストレスも高血糖の原因に  ひとつ見落としてはいけないことに、ストレスがあります。緊張感やストレスを感じているとき、体は闘いに備えて戦闘態勢になっています。 闘いでは、すぐに使える血液中のエネルギーを通常より多めに用意しておくほうが有利。そのため、すぐに脳や筋肉で使えるブドウ糖は、血液中にいつもより多く蓄えられます。 つまり、血糖値は高めになるのです。ふだんからストレスをかかえている人は血糖が多めの状態が続くわけですから、糖尿病にもなりやすいというわけです。 糖尿病の予防のためにストレス発散が必要なのは、このような理由によります。食べすぎない食生活と適度な運動習慣。ストレスを遠ざけ、よい睡眠をたっぷりとる。これが糖尿病予防の柱です』、「ストレスも高血糖の原因に」、の理由が理解できた。私は現在でこそ「ストレス」と無縁だが、現役時代はそれなりに大きかった。ただ、幸い、「血糖値」は正常な範囲内だ。

第三に、7月24日付けPRESIDENT Onlineが掲載した順天堂大学医学部教授の小林 弘幸氏によるを紹介しよう。
https://president.jp/articles/-/47935
・『コロナ禍を乗り切るには、体のどこを鍛えればいいのか。『最高の体調を引き出す 超肺活』(アスコム)を出した順天堂大学医学部の小林弘幸教授は「筋トレよりも『肺トレ』をしてほしい。肺は、心臓や全身の血管の健康に深く関わっている。コロナ禍を乗り切るためにも肺を鍛えたほうがいい」という――』、興味深そうだ。
・『新型コロナが教えてくれた“肺”の大切さ  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、ECMOと呼ばれる特殊な医療機械が、広く一般の方々にも知られるようになりました。 エクモは、重症患者を救う「最後の切り札」として報じられていますが、実際にどのような役割を果たしているのかまで知っている方は、少ないのではないでしょうか。 エクモの役割とは、弱ってしまったある臓器をエクモが体外で人工的に代替し、その臓器を一時的に休ませて回復や治療の時間を稼ぐことにあります。 ある臓器とは、普段私たちがないがしろにしてきた臓器・肺です。 私が外科研修医時代、エクモの勉強でもっとも驚いたのが、含まれているガスが、二酸化炭素か酸素かによって変わる「血液の色」についてでした。 二酸化炭素を含んだ濁った血液が、人工肺を通過すると鮮やかで健康的な色に生まれ変わるさまを見て、「肺」がいかに健康状態に大きな影響を与えているのかを思い知りました。 そして、知識としてはもちろん知っていましたが、「酸素は血液に乗って全身に運ばれていく」ということを、エクモを目の当たりにして痛感したのです。 そんな大切な臓器・肺がいま、病気にかからずとも悲鳴を上げていることを知っていますでしょうか? 今回は拙著『最高の体調を引き出す 超肺活』より、弱った肺が健康に与える重大な影響から、肺の機能を取り戻す方法までをお伝えします』、私は昨年まで喫煙者だったので、「肺」の機能は低下。医者からは「回復」は望み薄と言われていたので、「肺の機能を取り戻す方法」で嬉しくなった。
・『肺は20代から衰えはじめている  呼吸をするとき、空気は鼻や口から取り込まれ、喉(咽頭)と、声帯がある喉頭こうとうを通過し、気管へと入っていきます。 気管は左右に枝分かれして気管支となり、それぞれ左右の肺につながっていきます。枝分かれした気管支はさらに枝分かれし、最終的には直径0.5ミリほどの太さになります。気管全体を見ると、木を逆さまにしたような形をしているため、「気管支樹」と呼ばれています。 その気管支の先端にあるのが「肺胞」と呼ばれる、わずか0.1ミリ程度の部位です。肺の中におよそ3億から6億個あると言われています。 この肺胞が非常に重要です。 肺胞には毛細血管が網の目のように取り巻いています。全身を巡った血液は、心臓を経由して、肺胞までたどり着き二酸化炭素を吐き出します。それと同時に、肺胞のなかの酸素が血液の中に取り込まれます。 これが私たちが無意識にしている呼吸のメカニズムです。このようにして私たちは、酸素を血液に取り込み、腸から吸収した栄養と結合させ、生命活動に必要なエネルギーを生み出しているのです。 しかし、肺胞が壊れるなど肺が弱っていると、肺胞から取り込める酸素量が減ります。これを脳は酸素を運ぶ血液が不足していると認識し、心臓にもっと血液を送るように命じます。すると、心臓や血管に負担がかかり、肺以外の部位に疾患が発生してしまう危険性があります。 つまり肺は、単に酸素と二酸化炭素を交換するだけの場所ではなく、心臓や全身の血管の健康とも深く関わっているということです。 これまで多くの方が残念ながら肺の状態に無関心でした。じつは肺は20代から衰え始め、とくに喫煙者は40代になると急速に機能低下が進行します。そして残念ながら、重要な役割を果たしている肺胞は、一度壊れるともとには戻らないのです』、「肺胞は、一度壊れるともとには戻らない」のに、「肺の機能を取り戻す方法」とどうつながるのだろうか。
・『年間9万5000人が肺炎で命を落としている現実  肺の機能が衰えると、私たちにどんな不調が降りかかってくるのでしょうか。 真っ先にダメージを受けるのが、免疫システムです。健康な人の呼吸器には、体に有害な物質から体を守る防御システムが備わっています。 「綿毛」は1分間に1000回を超える速さで動いており、気管内部を覆っている粘膜層を動かします。この働きによって、ウイルスなどの病原体が侵入してきても、粘膜層が捕獲し、捕らえられた病原体は咳とともに口に戻され、食道に飲み込まれる仕組みがあります。 ほかにも肺胞の表面に待機する免疫細胞による迎撃や、血液中を巡回している別の免疫細胞を呼び寄せ、徒労(注:正しくは「徒党」)を組んで病原体を撃退する免疫システムも肺は備えています。 これらの免疫システムが肺の衰えによって機能しなくなると、感染症が重症化する危険性が出てきます。 また、肺の病気といえば代表的なのは肺炎ですが、じつは年間約9万5000人もの方が、肺炎によって命を落としてしまっていることをご存知でしょうか? 肺炎とは、気管支や肺に炎症を起こし、肺の病態が著しく低下した状態を指します。ウイルスが原因によるものや、肺胞を包んでいる間質という組織が炎症を起こして発症するものなど、肺炎と一口で言っても原因は様々です』、「免疫システムも肺は備えています」、やはり重要な臓器だ。
・『呼吸筋を鍛える“肺トレ”  このなかで、最近注目されているのが間質性肺炎という病気です。 間質性肺炎はウイルス感染などの急性の場合をのぞき、1年以上の時間をかけてゆっくりと進行していきます。 はじめは階段や坂道をのぼるときに息切れする程度ですが、病気が進行すると服を脱いだり、入浴したりといった日常動作で、痛みを伴う咳が出るようになります。 そしてそのまま放置しておくとやがて重篤化し、命を落とすケースが非常に多いです。 では、肺の機能の衰えは、あきらめるしかないのでしょうか? 答えは、否です。 肺の機能は何歳になっても高めることができます。 実際、臨床の現場では、肺の手術が決まっている患者さんに、手術の1週間前から肺の機能を鍛えるためのトレーニングをしてもらいます。 失った肺胞そのものを復活させることはできませんが、呼吸筋を鍛えることで呼吸する力を強化し、血液を取り込む酸素量を増やすことはできるのです。 その方法として、呼吸器研究、循環器研究、自律神経学をもとに考案したのが「肺活トレーニング」です。 今回は拙著『最高の体調を引き出す 超肺活』から、肺の力を復活させる「肺活トレーニング」を2つご紹介いたします』、「失った肺胞そのものを復活させることはできませんが、呼吸筋を鍛えることで呼吸する力を強化し、血液を取り込む酸素量を増やすことはできるのです。 その方法として・・・考案したのが「肺活トレーニング」です」、どういうものなのでろう。
・『呼吸筋を鍛えるトレーニング2選  肺活トレーニングとは、肺のまわりの呼吸筋群を鍛え、呼吸する力を強化し、肺の機能を高めるエクササイズです。行う時間帯に決まりはありませんので、好きな時間帯(できれば食後30分は避ける)に行ってみてください。無理のない範囲で、毎日1セット~3セットを行うのがよいでしょう。 まずご紹介するのは胸郭のトレーニングです。 続いて、肩甲骨周りのトレーニングです。 いかがでしたでしょうか? ご紹介したトレーニングを含めた「肺活トレーニング」を、一般の方に2週間試していただきました。そのなかで、肺年齢が91歳だった52歳の男性が、2週間後に48歳まで肺年齢が若返るという驚きの検査結果が報告されました。」』、こんな驚異的な結果が出れば、嬉しいのだが・・・。
・『死を意識して気づいた「ただ呼吸できる幸せ」  今回は、肺がどんな役割を果たしているのか、肺機能が衰えると何が起こるのか、そして肺機能をよみがえらせるためにベストなトレーニング法を紹介しました。 かくいう私も、肺と呼吸の大切さを痛感した出来事があります。ある日を境に、ゴホゴホと咳が止まらなくなり、普段通りの呼吸ができなくなってしまいました。 ぜんそくになってしまったのかと思いながらも、ちょうどニューヨークへの出張が決まっており、さまざまな薬をもって渡米しました。ところが到着すると症状はさらに悪化し、咳が止まらないどころか、数十秒、呼吸まで止まってしまったのです。 呼吸ができない時間はとてつもなく長く感じました。「大丈夫、すぐに戻る」と自分に言い聞かせながら、なんとか平静を保とうとするものの、「死」という文字が脳裏に浮かびました。 現在は適切な治療によって症状は落ち着きましたが、思いがけず死にかけたことで「ただ呼吸できること」がいかに幸せなことか、ひしひしと感じました。 肺炎などで呼吸器が病気になると、筆舌しがたい苦しみを味わうことになります。肺の機能の衰えは自覚症状が少ないため、「思いがけず病気になる」人がほとんどです。 とくにいまは新型コロナウイルス感染症の流行で、肺はこれまで以上のリスクを抱えています。 呼吸ができない苦しみを味わわないためにも、拙著『最高の体調を引き出す 超肺活』内で紹介している「肺活トレーニング」を通して、いまのうちからしっかりと肺をメンテナンスしていってください』、「肺活トレーニング」を毎日実行することにしたい。  
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