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ウクライナ(その7)(追いつめられたプーチンが「欧州最大規模のザポリージャ原発を攻撃して破壊する」という「最悪シナリオ」、《黒海が放射性物質で汚染》《食糧危機に直結》…!追いつめられたプーチンとロシアが「ザポリージャ原発を爆破」した時に起きる「ヤすぎる事態」、プーチンの大誤算…ここにきて「プリゴジン」にかわって「ルカシェンコ」がプーチンを脅かす「危険過ぎる存在」となっている「ヤバすぎる理由」) [世界情勢]

ウクライナについては、7月4日に取上げた。今日は、(その7)(追いつめられたプーチンが「欧州最大規模のザポリージャ原発を攻撃して破壊する」という「最悪シナリオ」、《黒海が放射性物質で汚染》《食糧危機に直結》…!追いつめられたプーチンとロシアが「ザポリージャ原発を爆破」した時に起きる「ヤバすぎる事態」、プーチンの大誤算…ここにきて「プリゴジン」にかわって「ルカシェンコ」がプーチンを脅かす「危険過ぎる存在」となっている「ヤバすぎる理由」)である。

先ずは、6月27日付け現代ビジネス「追いつめられたプーチンが「欧州最大規模のザポリージャ原発を攻撃して破壊する」という「最悪シナリオ」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/111977
・『欧州最大級のザポリージャ原発は、昨年3月以降ロシア軍による実質的支配が続いている。ウクライナの反転攻勢を恐れるプーチンは、チョルノービリ、福島を超える最悪の放射能事故を起こすのか』、興味深そうだ。
・『なぜダムを破壊したか  「ダム周辺は肥沃な農業地帯で、ブドウやメロンの産地として知られていました。毎年、9月の収穫期には緑色のブドウがそこかしこで実っている本当に美しい土地だったのです。そんな果物畑が今回のダム決壊による洪水で、使い物にならなくなってしまった……。復興には10年以上かかるともいわれています。このような重大な環境破壊は、決して許されるものではありません」 6月6日、ウクライナ南部ヘルソン州の「カホフカダム」が爆破によって決壊。当日、ダム付近に滞在していたセルゲイ・コレスニチェンコ氏(41歳)は、そう怒りを露にした。 決壊によって発生した洪水は600平方kmに及び、約1万4000戸が浸水。ウクライナ当局によると、約8000人が避難し、70万人が飲料水を必要としている状況が続いているという。 ウクライナ、ロシア双方が「ダム破壊は相手の攻撃によるものである」と主張している。が、ロシア研究が専門の拓殖大学教授・名越健郎氏は「ウクライナ側がダム破壊を実行するとは思えない」と語る。 「6月4日からウクライナが反転攻勢を始め、その2日後にダム破壊が起きています。ウクライナは4つの戦線で進撃を続けていると分析されていますが、最終的には、現在ロシア軍に占領されている交通の要所・メリトポリを奪還し、補給線を寸断することが目的と見られています」 ウクライナ軍がメリトポリに到達するためには、カホフカダムがあるヘルソン州を進行せざるを得ない。そこで、ロシア軍はダムを爆破したと見られているのだ。 「ロシア側も、ウクライナの狙いは十分に理解している。ウクライナ軍をヘルソン州側から進撃させないためにダムを決壊させ、周辺部を浸水させることでメリトポリ方面の防御を固めようと考えたのでしょう」(同前) カホフカダム爆破は今後の戦局を大きく左右するだけでなく、欧州、さらには世界全体を脅かす重大なリスクもはらんでいる。 ウクライナ南部にある「ザポリージャ原発」は、6基の原子炉を備える欧州最大級の原発で、総電気出力量は600万キロワット、ピーク時にはウクライナの全電力の5分の1を供給していた。そのザポリージャ原発が冷却水を取水していたのが、爆破されたカホフカダムだったのだ』、「「カホフカダム」が爆破によって決壊」、ずいぶん荒っぽいことをするものだ。「「ロシア側も、ウクライナの狙いは十分に理解している。ウクライナ軍をヘルソン州側から進撃させないためにダムを決壊させ、周辺部を浸水させることでメリトポリ方面の防御を固めようと考えたのでしょう」、「ウクライナ南部にある「ザポリージャ原発」は、6基の原子炉を備える欧州最大級の原発で、総電気出力量は600万キロワット、ピーク時にはウクライナの全電力の5分の1を供給していた。そのザポリージャ原発が冷却水を取水していたのが、爆破されたカホフカダムだったのだ」、なるほど。
・『冷却水喪失の現実味  NPO法人「原子力資料情報室」の松久保肇事務局長が言う。 「ザポリージャ原発は昨年3月からロシア軍が実質的に支配しており、現在は稼働を停止しています。正確に言うと、6基のうち5基が冷温停止で、1基が高温停止の状態です。高温停止というのは、原子炉が200~350℃の熱を保っている状態。1基だけ高温停止にしているのは、原発内や原発近くにあるエネルゴダールという街に熱を供給するためです。日本と違い、原発からの排熱を所内や地域の熱供給に使っているのです」 稼働が止まっていても、当然、原発には冷却水が必要不可欠だ。松久保氏が続ける。 「冷温停止状態であっても燃料から熱が出ていることは間違いなく、常に冷却を続ける必要があります。ロシアもウクライナも『貯水池に十分な冷却水があるため当面は問題ない』と発表していますが、貯水池に水がなくなったときはどうなるのか。早急に代替水源を確保する必要があります」 '11年の東日本大震災の際に発生した福島第一原発事故の際も、冷却水問題は起きている。4号機の使用済み燃料プールに冷却水喪失の恐れがあり、放射性物質大量放出の危機が顕在化したのだ。 「冷却ができなくなれば、メルトダウン(炉心溶融)が起き、放射性物質が大気に放出されてしまう危険性がある。高温停止の5号機は冷却までに時間がかかるため、メルトダウンの可能性はさらに高まります。ウクライナの原子力規制当局はダム爆破後の6月8日、一刻も早く5号機を冷温停止にするよう指示しましたが、ロシア側に停止する動きは見られません」(同前) ザポリージャ原発を巡っては、さらに最悪のケースも考えられる。プーチン大統領の指示のもと、ロシア軍が自ら原発を攻撃することもありうるのだ。 
実際、ウクライナ国防省情報総局は5月26日、 「ロシア軍が制圧下にあるザポリージャ原発を自ら攻撃し、放射性物質が漏れたと国際社会に訴えてウクライナの反攻を阻止する計画を立てている」 との声明を出している。 防衛省防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄氏が「最悪のシナリオ」をこう予想する。 「ロシア軍はザポリージャ原発周辺にロケット砲部隊を配備し、原発を盾にウクライナ軍へ一方的な攻撃を続けています。これはウクライナ軍としては悩ましい問題。ロシア軍からザポリージャ原発を取り戻すために、隣接するドニプロ川から特殊部隊を潜入させる可能性はあります。その銃撃戦のなかで流れ弾が原発の建物に当たるリスクがあります。考えたくはないですが、撤退を余儀なくされたロシア軍が、重要拠点を敵に渡さぬため、原発を攻撃して破壊するという事態も起こりかねません」 後編記事『《黒海が放射性物質で汚染》《食糧危機に直結》…!追いつめられたプーチンとロシアが「ザポリージャ原発を爆破」した時に起きる「ヤバすぎる事態」』につづく』、「「冷温停止状態であっても燃料から熱が出ていることは間違いなく、常に冷却を続ける必要があります。ロシアもウクライナも『貯水池に十分な冷却水があるため当面は問題ない』と発表していますが、貯水池に水がなくなったときはどうなるのか。早急に代替水源を確保する必要があります」、「「ロシア軍はザポリージャ原発周辺にロケット砲部隊を配備し、原発を盾にウクライナ軍へ一方的な攻撃を続けています。これはウクライナ軍としては悩ましい問題。ロシア軍からザポリージャ原発を取り戻すために、隣接するドニプロ川から特殊部隊を潜入させる可能性はあります。その銃撃戦のなかで流れ弾が原発の建物に当たるリスクがあります。考えたくはないですが、撤退を余儀なくされたロシア軍が、重要拠点を敵に渡さぬため、原発を攻撃して破壊するという事態も起こりかねません」、「原発を盾にウクライナ軍へ一方的な攻撃を続けています」とは、「ロシア側」のやり方は実に汚い。「撤退を余儀なくされたロシア軍が、重要拠点を敵に渡さぬため、原発を攻撃して破壊するという事態も起こりかねません」、こんな事態にならないよう祈るしかなさそうだ。

次に、この続きを、6月27日付け現代ビジネス「《黒海が放射性物質で汚染》《食糧危機に直結》…!追いつめられたプーチンとロシアが「ザポリージャ原発を爆破」した時に起きる「ヤバすぎる事態」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/111978
・『欧州最大級のザポリージャ原発は、昨年3月以降ロシア軍による実質的支配が続いている。カホフカダムをロシアが破壊したと見られているように、ウクライナの反転攻勢を恐れるプーチンは、チョルノービリ、福島を超える最悪の放射能事故を起こすのか。 前編記事『追いつめられたプーチンが「欧州最大規模のザポリージャ原発を攻撃して破壊する」という「最悪シナリオ」』より続く』、興味深そうだ。
・『電源喪失、そのとき  歴史を振り返ってみても、ありえないと思われたことが起きるのが戦争であり、それをするのがプーチンという男だ。 昨年2月、国際社会から孤立することが明らかな状況でウクライナに侵攻を始め、11月には実際にザポリージャ原発に10発以上の砲撃を浴びせて電気設備などを破壊している。このときもロシアは「ウクライナの仕業だ」と非難していた。 ウクライナの反攻が脅威と見れば、欧州最大級の原発を自ら破壊するという「史上最悪の火遊び」に出る可能性は否定できない。 では、実際に原発が攻撃された場合、何が起きるのか。核問題の専門家であるハーバード大学ベルファ科学国際問題センターのマリアナ・ブジェリン博士が言う。 「'84年から稼働を開始したザポリージャ原発は『VVER』と呼ばれるロシア型加圧水型原子炉で、原子炉内の核燃料を守る格納容器は、鋼板ライナーという金属を内張りした鉄筋コンクリートで覆われています。 日本を含む先進国の原子炉と同水準の安全性があるとされますが、武力攻撃をされる想定では設計されていないため、仮にロシア軍からミサイル攻撃あるいは砲撃をされれば格納容器は貫通または亀裂が入るでしょう。ロシアが航空機を"意図的に"墜落させ、事故によるものだと主張することも考えられる」 原発が武力攻撃を想定していないことは、日本の国会でも明らかにされている。昨年3月の衆院経済産業委員会で質問を受けた原子力規制委員会の更田豊志委員長(当時)は、日本国内の原発がミサイル攻撃された場合、 「放射性物質がまき散らされることが懸念される。現在の設備で避けられるとは考えていない」 と発言している。) ブジェリン博士が続ける。 「とはいえ、仮に核燃料を守る格納容器が粉々に破壊されたとしても、すぐさま放射能物質の放出を引き起こすわけではありません。冷温停止されている原子炉内にある核燃料の温度が上がり、臨界点に達して放射性物質が出るまでには数週間かかる。高温停止状態の5号機については当然、メルトダウンまでの時間は短くなりますが、それでも猶予はあります」 ここで問題になるのは、ウクライナとロシアが戦時下にあるということだ。ロシアによる占領以降、ザポリージャ原発の職員は約1万人から約3000人に減っている。6基の原発に事故が起きたときに対応できる人数ではなく、修理に必要な部品の供給ができるかどうかも未知数だ。 前出の松久保氏が言う。 「格納容器が損傷するということは、いわば釜が割れているような状態になるということ。どれだけ容器に水を入れても貯めることはできず、これでは冷却ができません。 さらに恐ろしいのは、戦闘によって冷却システムを構築している電源を喪失することです。ザポリージャ原発は外部から電源をとっており、これが遮断された場合は非常用ディーゼルを使って冷却システムを動かし原発を冷やします。これらが攻撃によって機能不全に陥ると、メルトダウンの可能性が高くなります」 福島第一原発の事故でも、地震によって送電線の断線やショート、関連施設の故障が相次ぎ、外部電源を喪失。その後、太平洋から押し寄せた津波が福島第一原発を襲い、非常用電源が水没したことで重大事故を引き起こした。 「冷却システムの喪失が影響するのは、原子炉だけではありません。原発から出た使用済み燃料は、原子炉近くに敷設されている使用済み燃料プールに入れられている。使用済み燃料は取り出した直後は非常に高熱で、数年にわたりプールで冷やしておく必要があります。しかし、冷却システムが破壊されればプールの水温は上昇し、やがて蒸発する。そうなれば、使用済み燃料が露出して火災が発生し、放射性物質が放出されます。 また、冷却が終わった核燃料は『乾式貯蔵キャスク』という容器に入れられ、空気冷却、つまりは野晒し状態で置いてあります。燃料プールほどの影響はありませんが、これも放射性物質を含んでいるため、攻撃によって容器が破壊されれば周囲を汚染することになります」(同前)』、「武力攻撃をされる想定では設計されていないため、仮にロシア軍からミサイル攻撃あるいは砲撃をされれば格納容器は貫通または亀裂が入るでしょう・・・ブジェリン博士が続ける。 「とはいえ、仮に核燃料を守る格納容器が粉々に破壊されたとしても、すぐさま放射能物質の放出を引き起こすわけではありません。冷温停止されている原子炉内にある核燃料の温度が上がり、臨界点に達して放射性物質が出るまでには数週間かかる。高温停止状態の5号機については当然、メルトダウンまでの時間は短くなりますが、それでも猶予はあります」、「ロシアによる占領以降、ザポリージャ原発の職員は約1万人から約3000人に減っている。6基の原発に事故が起きたときに対応できる人数ではなく、修理に必要な部品の供給ができるかどうかも未知数だ」、「原発から出た使用済み燃料は、原子炉近くに敷設されている使用済み燃料プールに入れられている。使用済み燃料は取り出した直後は非常に高熱で、数年にわたりプールで冷やしておく必要があります。しかし、冷却システムが破壊されればプールの水温は上昇し、やがて蒸発する。そうなれば、使用済み燃料が露出して火災が発生し、放射性物質が放出されます」、なるほど。
・『汚染される黒海の魚  原発攻撃によって発生する主な放射性物質は、福島第一原発の際にも盛んに報じられた「セシウム137」だ。体内に入ると心筋細胞などに蓄積しやすく、心筋障害や不整脈といった心臓疾患、免疫機能低下などを引き起こすとも言われる。 また、放射能が弱まるまでの期間を示す「半減期」は30年と、長期にわたる汚染の原因となることでも知られている。 松久保氏が言う。 「我々の団体が昨年4月に行ったシンポジウムでは、ザポリージャ原発が攻撃を受けた際にどれほどの放射性物質が放出・拡散するかもシミュレーションしています。ザポリージャ原発1号機の炉内にあるセシウム137の総量の50%にあたる157ペタベクレルが放出、同時に使用済み燃料プール内の総量の75%にあたる590ペタベクレルが放出した場合を想定し、これらによってどれくらいの人々が避難を必要とするかを試算しました。 ちなみに、チョルノービリ原発事故でのセシウム137の放出量は約85ペタベクレル。福島第一原発事故では約7~20ペタベクレルが放出したとされています」 シミュレーションは、'21年3月の第3週と第4週、2つの気象条件のもと行われた。その結果、ウクライナやロシアだけでなく周辺諸国も汚染の危険性があることが明らかになったという。 「3週目の気象条件では、ウクライナで最大360万人、ルーマニアで最大210万人、ベラルーシで最大88万人、モルドバで最大42万人、ロシアで最大6万人が避難を強いられることになると予想されました。一方、第4週の気象条件では、ウクライナで最大160万人、トルコで最大220万人、ロシアで最大2万8000人という結果だった。風向きや天候にもよりますが、ウクライナ周辺の国々の大半が汚染される可能性があるということです。 それほど多くのセシウム137が本当に放出するのか、という疑問があるかもしれませんが、これはあくまで原発1基が攻撃された場合の試算。もし意図的な攻撃により6基すべてで放射性物質の放出が起きてしまえば、シミュレーションよりもさらに甚大な被害が広がる可能性もあるのです」 ウクライナからトルコにまでセシウム137が飛散するということは、すなわち黒海も汚染されるということだ。 松久保氏が続ける。 「福島の事故の場合、放出された放射性物質の約8割が海に落ちました。それでも、太平洋は循環しているため汚染は希釈されました。しかし黒海は内海ですから、循環しません。魚は汚染され続け、高濃度の放射性物質を含んだ魚が出てくる可能性がある。 また、ザポリージャ原発の周辺は欧州有数の穀物地帯としても知られています。汚染が広がれば耕作はできなくなり、ウクライナの穀物に依存しているアフリカ各国などで食糧危機が発生することも考えられます」』、「ザポリージャ原発1号機」が攻撃で破壊された場合の影響を「試算」したところ、「「3週目の気象条件では、ウクライナで最大360万人、ルーマニアで最大210万人、ベラルーシで最大88万人、モルドバで最大42万人、ロシアで最大6万人が避難を強いられることになると予想されました。一方、第4週の気象条件では、ウクライナで最大160万人、トルコで最大220万人、ロシアで最大2万8000人という結果だった。風向きや天候にもよりますが、ウクライナ周辺の国々の大半が汚染される可能性があるということです」、原発1基でこれだけ汚染が広がるようだ。
・『恐怖の集団パニック  日本にも影響はある。現在、日本はウクライナから穀物を輸入していないが、原発が破壊されたとなれば市場価格が高騰する可能性は極めて高い。実際、カホフカダムの決壊後には、国際市場における小麦の相場が上昇している。 また、戦時下で起きた原発事故の場合、賠償責任の所在も難しい問題となる。現在、ザポリージャ原発の所有権はあいまいだが、実際に放射性物質が発生する事態になれば互いに責任をなすりつけ合うことになるのは明らかだ。その結果、汚染された地域の住民たちが正当な賠償を受けられなくなる可能性も指摘されている。 福島大学環境放射能研究所客員教授のマーク・ジェレズニヤク氏が語る。ジェレズニヤク氏は福島第一原発事故後の'13年に福島大に着任し、放射性物質の拡散予測を専門に行ってきたウクライナ人研究者である。 「まずは、カホフカダムの決壊によって生じた洪水被害の復旧が急務です。ザポリージャ原発の冷却水を確保することももちろんですが、カホフカダムの水がなくなれば地域の農業は壊滅状態になります。 そして、一番大事なのはIAEA(国際原子力機関)の勧告に従い、高温停止状態のザポリージャ原発5号機を冷温停止にすることです。チョルノービリはもちろん福島原発の事故もウクライナ国民に広く知られてはいるものの、多くの国民が『少量の放射線でも命にかかわる』と誤解しています。そうした状況で、ロシア軍が原発を占拠し、何らかの損傷を与える危惧が継続するなか、放射性物質の漏れがたとえわずかでも発生すれば、大規模な集団パニックが起きるでしょう。ロシア軍による原発に対するテロ的な攻撃を心配しています」 原発を盾にしたテロ行為に手を染めれば、プーチンは最悪の形で歴史に名を残すことになる』、「「まずは、カホフカダムの決壊によって生じた洪水被害の復旧が急務です。ザポリージャ原発の冷却水を確保することももちろんですが、カホフカダムの水がなくなれば地域の農業は壊滅状態になります。 そして、一番大事なのはIAEA(国際原子力機関)の勧告に従い、高温停止状態のザポリージャ原発5号機を冷温停止にすることです」、主要国が「ロシア」に圧力をかける必要もありそうだ。

第三に、7月4日付け現代ビジネスが掲載した経済ジャーナリストの町田 徹氏による「プーチンの大誤算…ここにきて「プリゴジン」にかわって「ルカシェンコ」がプーチンを脅かす「危険過ぎる存在」となっている「ヤバすぎる理由」」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/112736?imp=0
・『新たな「獅子身中の虫」  たった1日で収束したものの、先月(6月)23日に、民間軍事組織ワグネルを率いるプリゴジン氏が起こした反乱は、ロシアのプーチン政権が抱える統治と安全保障体制の脆さを浮き彫りにした。そして対照的に、プリゴジン氏に矛を収めさせることによって、おおいにロシア側の陣営で株をあげたのが、ベラルーシのルカシェンコ大統領である。 ベラルーシはロシアの同盟国だ。ロシアと国境を接しており、プーチン大統領が戦術核兵器の配備を進めている国家でもある。ただ、ここに来て再び、両国の間にその扱いに関する齟齬が生じ始めている。 ベラルーシのルカシェンコ大統領は、30年近くにわたって強権的に国家を統治してきた人物だ。「ヨーロッパ最後の独裁者」と形容されてきたものの、ここ1、2年はすっかり勢いを失い、プーチン氏に依存する傾向を強めていた。しかし、今回の反乱の鎮圧によって、すっかり息を吹き返したともとれる状況になっている。 プーチン大統領は、プリゴジン氏にかわり、ルカシェンコ大統領という新たな「獅子身中の虫」を抱え込んだ可能性がある。 「彼の努力と献身で事態が平和的に決着した」――。 プーチン氏は6月26日の夜、プリゴジン氏の反乱の収束後に行った初めての演説で、ルカシェンコ氏をこう持ち上げて称賛し、感謝の意を表明した。 プーチン政権では、ペスコフ大統領報道官も翌27日、ルカシェンコ氏を「経験豊富で賢明な政治家」と礼賛したし、ロシア議会下院も同じ27日、ルカシェンコ氏に対する賛辞を贈った。 こうした称賛の嵐を見ただけでも、ルカシェンコ大統領が、今回の騒ぎで、存在感を高めたことは明らかである。今回、株を上げた人物は他にはいないと言っても過言ではない。 対照的に、これまで強固な体制で統治していると見られてきた、ロシアのプーチン大統領の威信は大きく傷ついた。象徴的だったのは、プーチン氏が現地時間の24日午前10時頃に行ったテレビでの演説だ。 この演説のタイミングは、ワグネルのプリゴジン氏が前夜、ロシア軍の空爆によって多数の戦闘員が死亡したと不満をぶちまけて「正義の行進」を始めると宣言し、翌朝になってワグネルの部隊がモスクワまでの距離が約400キロメートルのロストフ州の州都ロストフナドヌーに入り、同地のロシア軍施設を制圧したとした強調、返す刀でロシアのショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長への面会を要求した後、というものだった』、「ルカシェンコ大統領が、今回の騒ぎで、存在感を高めたことは明らかである。今回、株を上げた人物は他にはいないと言っても過言ではない。 対照的に、これまで強固な体制で統治していると見られてきた、ロシアのプーチン大統領の威信は大きく傷ついた」、その通りだ。
・『ロシア軍の中の深刻な亀裂  プーチン氏はこの演説で、「我々は反逆と裏切りに直面している」と認め、ワグネルの対応について口を極めて批判したうえで、「この反乱に参加したものは全員処罰する」と宣言した。 だが、はっきり言って、演出は拙かった。プーチン氏が、閉鎖的なオフィスから独りで演説をしたことは、その一因だ。孤立した指導者という印象を免れなかった。プーチン大統領は反乱に対して一方的に怒りを露わにしたものの、その表情は硬く、どこか脅えて自信のなさそうな風情にも映った。この演説を見たロシア国民の間では、プーチン氏がワグネルの行軍を恐れて早々にモスクワから脱出したという噂が駆け巡る始末だったという。 付言しておくと、この辺りのプーチン大統領の対応は、昨年2月のロシア軍の侵攻直後に、ウクライナのゼレンスキー大統領が見せた対応とは真逆である。 ゼレンスキー大統領は、戸惑う人々を勇気づける振る舞いで、強いリーダーというイメージを確立したからである。同大統領は、他の政府高官、つまり仲間とともに、戦禍に巻き込まれつつあったウクライナの首都キーウの街中を堂々と歩きながら「国と国の独立を守るため、我々はみんなここ(キーウ)にいる」と語りかける動画を流して、最後までウクライナ国民と一緒に戦い抜く覚悟を鮮明にしたのだった。 ゼレンスキー大統領とは正反対に、プーチン氏はプリゴジン氏の反乱に直面し、真価を発揮できなかった。それまでのこわもての絶対的な独裁者というイメージを大きく損ねてしまった。 また、ロシア軍の間には、深刻な亀裂、もしくは分断が存在するという見方も定着してしまった。主流派と目されるショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長は、繰り返し、プリゴジン氏による非難の対象となってきた。今回の反乱で、計画通りに進まないウクライナ戦争を指導した無能な責任者のレッテルを貼られた格好だ。 その一方で、プリゴジン氏の信頼が厚いとされてきた、ウクライナ軍事侵攻の副司令官を務めるセルゲイ・スロビキン氏は消息が不明になっている。先月24日の午前0時過ぎに、「隊列を停止し、戻れというロシア大統領の命令に従うことが不可欠だ」とワグネルに呼びかける映像を流したのを最後に、すでに1週間以上、表舞台に姿を現していないのだ。拘束されたとの報道も一部にあるが、真偽は確認されていない。 とはいえ、スロビキン氏は明らかにショイグ国防相らと立場を異にしていたとみられており、ロシア軍の中には深刻な亀裂があるとみなされている。 加えて、ワグネルがいとも簡単にロストフ州のロシア軍施設を制圧したり、23日からのわずか1日で780キロメートルも進軍してロシアの首都モスクワまで約200キロメートルの地に迫ったりしたことから、ロシア軍の中にワグネルに対する協力者がいたとの見方は根強い。軍の統制の回復は困難が予想される深刻な問題だ。 反乱を主導したプリゴジン氏は、ルカシェンコ大統領からプーチン氏の同意を取り付けたとして身の安全を保障され、反乱を収束させてベラルーシに受け入れられたことになっている。しかし、プリゴジン氏にとって、ベラルーシが将来的にも安住の地になるかは疑問だ。これまでのような勢いを維持できるとも考えにくい』、「ワグネルがいとも簡単にロストフ州のロシア軍施設を制圧したり、23日からのわずか1日で780キロメートルも進軍してロシアの首都モスクワまで約200キロメートルの地に迫ったりしたことから、ロシア軍の中にワグネルに対する協力者がいたとの見方は根強い」、その通りだ。
・『ルカシェンコの大きな手柄  民間軍事組織ワグネルはすでに、ロシア国内での活動を禁じられたという。兵士たちは、プーチン大統領から、ロシア国防省との契約か、ベラルーシへの移動か、故郷への帰還という3つの選択肢の中から一つを選ぶように求められている。ルカシェンコ大統領の言葉通りに、今後、ベラルーシにワグネルの駐留拠点ができたとしても、これまでの規模の兵力を維持することは難しそうだ。 そして、プリゴジン氏の財閥は、早くも解体の憂き目に直面している。メディアグループの「パトリオット」は、プーチン政権の圧力を受けたとも、プリゴジン氏自らが「解散させた」ともいわれ、その活動を停止した。 また、プーチン大統領は、軍の給食事業で巨額の収益を上げてきたとされるプリゴジン氏の関連会社「コンコルド」に対して、不正がなかったかの調査を徹底的に行う考えを表明している。 アフリカ各地の権益も、ロシアやロシア軍に接収されかねない。 こうした中で、ただひとり意気軒高なのが、ルカシェンコ大統領だ。6月27日には、ベラルーシの国営ベルタ通信など通じて、プーチン氏とプリゴジン氏の間に入って、武装蜂起を収束させた内幕を得意満面に明かしている。 それによると、プーチン氏がルカシェンコ氏に電話をかけてきたのは、24日の緊急テレビ演説を終えた直後だったという。プーチン氏はテレビ演説で「武装蜂起に参加した者を厳罰に処す」としていたが、ルカシェンコ氏は「(そうした処分を)急ぐ必要はない。私がプリゴジン氏と話そう。『悪い平和』でも、戦争よりはマシだ」となだめたとしている。 この時、プーチン氏は「無駄だ。彼(=プリゴジン氏)は電話にも出ないし、誰とも話そうとしない」と述べたが、ルカシェンコ氏はロシア連邦保安局(FSB)の協力を得て、プリゴジン氏との電話会談に漕ぎ着けた。 合計で6、7回に及んだ電話協議で、これまでのロシアの仕打ちに対する不満をぶちまけ続けるプリゴジン氏に対し、ルカシェンコ大統領は「(ロシア軍と戦えば)虫けらのように潰される」などと状況を解説し、説得に努めたというのである。 ルカシェンコ氏は最後に、プーチン大統領に電話し、ルカシェンコ大統領とプリゴジン氏が交わした言葉に対し、「約束したことはすべて実行する」との言質をとったと明かし、ワグネルの進軍の停止に応じさせたという。こうして、ルカシェンコ大統領がモスクワでの衝突を事前に回避させる大きな手柄を立てたというわけだ。) ルカシェンコ大統領は2020年の大統領選挙で6選を果たしたものの、選挙の不正を訴える大規模な抗議デモが発生。激しい弾圧によって事態を収拾したとはいえ、混乱は収まらず、ロシアからの低価格エネルギー供給などに大きく依存して政権の命脈をなんとか保ってきたのが実態だった。以来、ウクライナ侵攻を巡っても、従属ともとれる強い支持の表明を続けてきた。 今回、大いに株を上げたルカシェンコ大統領だが、プーチン大統領にとって、継続的に頼れる存在になることはあまりなさそうだ。 というのは、27日のベラルーシ国営ベルタ通信の報道に、早くも、ルカシェンコ大統領の今後の振る舞いに疑念を抱かざるを得ない情報が含まれていたからだ。ルカシェンコ大統領が国内演説で、ベラルーシに配備される予定のロシアの戦術核兵器のうち「かなりの部分」が領内に運び込まれたとしたうえで、核の使用権がロシアにあるとの欧米の見方を「でたらめだ。核はわれわれの兵器であり、われわれがそれを使えるだろう」と反論したというのである。 ロシア側はかねて、この問題について「(ベラルーシに核兵器を)譲渡するわけではない」と説明してきた。明らかな齟齬が生じ始めているのだ。 そもそも、この戦術核兵器の配備問題は、ベラルーシと国境を接するポーランドやリトアニアといった西側諸国が神経を尖らせてきた問題である。 そして、ここに来て急浮上した戦術核兵器を巡るロシアとベラルーシの見解の相違は、ウクライナ戦争での弾薬の供給不足に不満を唱えてきたプリゴジン氏のいら立ちとは深刻さがまったく違う問題として、戦術核のベラルーシへの配備を積極的に進めてきたプーチン大統領のアタマも悩ませる大きな火種になりかねない。 さらに、関連記事『プーチン絶体絶命…!プリゴジンが呼び覚した「反乱で変わるロシア」と、これからがヤバい!独裁体制「意外すぎる脆さと弱さ」』では、いま起きている“もう一つの現実”について迫っています』、「今回、大いに株を上げたルカシェンコ大統領だが、プーチン大統領にとって、継続的に頼れる存在になることはあまりなさそうだ・・・ルカシェンコ大統領が国内演説で、ベラルーシに配備される予定のロシアの戦術核兵器のうち「かなりの部分」が領内に運び込まれたとしたうえで、核の使用権がロシアにあるとの欧米の見方を「でたらめだ。核はわれわれの兵器であり、われわれがそれを使えるだろう」と反論したというのである。 ロシア側はかねて、この問題について「(ベラルーシに核兵器を)譲渡するわけではない」と説明してきた。明らかな齟齬が生じ始めているのだ。 そもそも、この戦術核兵器の配備問題は、ベラルーシと国境を接するポーランドやリトアニアといった西側諸国が神経を尖らせてきた問題である。 そして、ここに来て急浮上した戦術核兵器を巡るロシアとベラルーシの見解の相違は、ウクライナ戦争での弾薬の供給不足に不満を唱えてきたプリゴジン氏のいら立ちとは深刻さがまったく違う問題として、戦術核のベラルーシへの配備を積極的に進めてきたプーチン大統領のアタマも悩ませる大きな火種になりかねない」、確かに「戦術核兵器を巡るロシアとベラルーシの見解の相違は」、今後どう解決されるのだろう。
タグ:ロシア側はかねて、この問題について「(ベラルーシに核兵器を)譲渡するわけではない」と説明してきた。明らかな齟齬が生じ始めているのだ。 そもそも、この戦術核兵器の配備問題は、ベラルーシと国境を接するポーランドやリトアニアといった西側諸国が神経を尖らせてきた問題である。 そして、ここに来て急浮上した戦術核兵器を巡るロシアとベラルーシの見解の相違は、ウクライナ戦争での弾薬の供給不足に不満を唱えてきたプリゴジン氏のいら立ちとは深刻さがまったく違う問題として、戦術核のベラルーシへの配備を積極的に進めてきたプーチン大 (その7)(追いつめられたプーチンが「欧州最大規模のザポリージャ原発を攻撃して破壊する」という「最悪シナリオ」、《黒海が放射性物質で汚染》《食糧危機に直結》…!追いつめられたプーチンとロシアが「ザポリージャ原発を爆破」した時に起きる「ヤすぎる事態」、プーチンの大誤算…ここにきて「プリゴジン」にかわって「ルカシェンコ」がプーチンを脅かす「危険過ぎる存在」となっている「ヤバすぎる理由」) 現代ビジネス 汚染が広がるようだ。 「「まずは、カホフカダムの決壊によって生じた洪水被害の復旧が急務です。ザポリージャ原発の冷却水を確保することももちろんですが、カホフカダムの水がなくなれば地域の農業は壊滅状態になります。 そして、一番大事なのはIAEA(国際原子力機関)の勧告に従い、高温停止状態のザポリージャ原発5号機を冷温停止にすることです」、主要国が「ロシア」に圧力をかける必要もありそうだ。 「「冷温停止状態であっても燃料から熱が出ていることは間違いなく、常に冷却を続ける必要があります。ロシアもウクライナも『貯水池に十分な冷却水があるため当面は問題ない』と発表していますが、貯水池に水がなくなったときはどうなるのか。早急に代替水源を確保する必要があります」、 出されます」、なるほど。 現代ビジネス「追いつめられたプーチンが「欧州最大規模のザポリージャ原発を攻撃して破壊する」という「最悪シナリオ」」 町田 徹氏による「プーチンの大誤算…ここにきて「プリゴジン」にかわって「ルカシェンコ」がプーチンを脅かす「危険過ぎる存在」となっている「ヤバすぎる理由」」 統領のアタマも悩ませる大きな火種になりかねない」、確かに「戦術核兵器を巡るロシアとベラルーシの見解の相違は」、今後どう解決されるのだろう。 「ロシアによる占領以降、ザポリージャ原発の職員は約1万人から約3000人に減っている。6基の原発に事故が起きたときに対応できる人数ではなく、修理に必要な部品の供給ができるかどうかも未知数だ」、「原発から出た使用済み燃料は、原子炉近くに敷設されている使用済み燃料プールに入れられている。使用済み燃料は取り出した直後は非常に高熱で、数年にわたりプールで冷やしておく必要があります。しかし、冷却システムが破壊されればプールの水温は上昇し、やがて蒸発する。そうなれば、使用済み燃料が露出して火災が発生し、放射性物質が放 「ルカシェンコ大統領が、今回の騒ぎで、存在感を高めたことは明らかである。今回、株を上げた人物は他にはいないと言っても過言ではない。 対照的に、これまで強固な体制で統治していると見られてきた、ロシアのプーチン大統領の威信は大きく傷ついた」、その通りだ。 「ワグネルがいとも簡単にロストフ州のロシア軍施設を制圧したり、23日からのわずか1日で780キロメートルも進軍してロシアの首都モスクワまで約200キロメートルの地に迫ったりしたことから、ロシア軍の中にワグネルに対する協力者がいたとの見方は根強い」、その通りだ。 「今回、大いに株を上げたルカシェンコ大統領だが、プーチン大統領にとって、継続的に頼れる存在になることはあまりなさそうだ・・・ルカシェンコ大統領が国内演説で、ベラルーシに配備される予定のロシアの戦術核兵器のうち「かなりの部分」が領内に運び込まれたとしたうえで、核の使用権がロシアにあるとの欧米の見方を「でたらめだ。核はわれわれの兵器であり、われわれがそれを使えるだろう」と反論したというのである。 「武力攻撃をされる想定では設計されていないため、仮にロシア軍からミサイル攻撃あるいは砲撃をされれば格納容器は貫通または亀裂が入るでしょう・・・ブジェリン博士が続ける。 「とはいえ、仮に核燃料を守る格納容器が粉々に破壊されたとしても、すぐさま放射能物質の放出を引き起こすわけではありません。冷温停止されている原子炉内にある核燃料の温度が上がり、臨界点に達して放射性物質が出るまでには数週間かかる。高温停止状態の5号機については当然、メルトダウンまでの時間は短くなりますが、それでも猶予はあります」、 「「カホフカダム」が爆破によって決壊」、ずいぶん荒っぽいことをするものだ。「「ロシア側も、ウクライナの狙いは十分に理解している。ウクライナ軍をヘルソン州側から進撃させないためにダムを決壊させ、周辺部を浸水させることでメリトポリ方面の防御を固めようと考えたのでしょう」、 現代ビジネス「《黒海が放射性物質で汚染》《食糧危機に直結》…!追いつめられたプーチンとロシアが「ザポリージャ原発を爆破」した時に起きる「ヤバすぎる事態」」 「「ロシア軍はザポリージャ原発周辺にロケット砲部隊を配備し、原発を盾にウクライナ軍へ一方的な攻撃を続けています。これはウクライナ軍としては悩ましい問題。ロシア軍からザポリージャ原発を取り戻すために、隣接するドニプロ川から特殊部隊を潜入させる可能性はあります。その銃撃戦のなかで流れ弾が原発の建物に当たるリスクがあります。考えたくはないですが、撤退を余儀なくされたロシア軍が、重要拠点を敵に渡さぬため、原発を攻撃して破壊するという事態も起こりかねません」、 「原発を盾にウクライナ軍へ一方的な攻撃を続けています」とは、「ロシア側」のやり方は実に汚い。「撤退を余儀なくされたロシア軍が、重要拠点を敵に渡さぬため、原発を攻撃して破壊するという事態も起こりかねません」、こんな事態にならないよう祈るしかなさそうだ。 「ウクライナ南部にある「ザポリージャ原発」は、6基の原子炉を備える欧州最大級の原発で、総電気出力量は600万キロワット、ピーク時にはウクライナの全電力の5分の1を供給していた。そのザポリージャ原発が冷却水を取水していたのが、爆破されたカホフカダムだったのだ」、なるほど。 「ザポリージャ原発1号機」が攻撃で破壊された場合の影響を「試算」したところ、「「3週目の気象条件では、ウクライナで最大360万人、ルーマニアで最大210万人、ベラルーシで最大88万人、モルドバで最大42万人、ロシアで最大6万人が避難を強いられることになると予想されました。一方、第4週の気象条件では、ウクライナで最大160万人、トルコで最大220万人、ロシアで最大2万8000人という結果だった。風向きや天候にもよりますが、ウクライナ周辺の国々の大半が汚染される可能性があるということです」、原発1基でこれだけ ウクライナ
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