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JR一般(その2)(「とんでもない変節漢で人間のクズ」…JR東海・葛西敬之が ここまで「誹謗中傷」された理由【牧久×森功対談】、「JR東日本・松田昌士の孫が誘拐されて高速道路の中央分離帯に置かれた」…読売新聞社会部の記者が流したウワサの真実【牧久×森功対談】、東海道新幹線があるのに、本当にリニアが必要なのか? JR東海の天皇・葛西敬之なき今だからこそすべき議論【牧久×森功対談】、JR東日本 “列車内へ持ち込み禁止の危険物 改めて周知”) [産業動向]

JR一般については、昨年4月24日に取上げた。今日は、(その2)(「とんでもない変節漢で人間のクズ」…JR東海・葛西敬之が ここまで「誹謗中傷」された理由【牧久×森功対談】、「JR東日本・松田昌士の孫が誘拐されて高速道路の中央分離帯に置かれた」…読売新聞社会部の記者が流したウワサの真実【牧久×森功対談】、東海道新幹線があるのに、本当にリニアが必要なのか? JR東海の天皇・葛西敬之なき今だからこそすべき議論【牧久×森功対談】、JR東日本 “列車内へ持ち込み禁止の危険物 改めて周知”)である。

先ずは、本年2月6日付け現代ビジネスが掲載したジャーナリストの森 功氏と牧久氏の対談「「とんでもない変節漢で人間のクズ」…JR東海・葛西敬之が、ここまで「誹謗中傷」された理由」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/105635?imp=0
・『「国商」という耳慣れない言葉がいま話題になっている。ジャーナリスト森功氏の最新刊『国商 最後のフィクサー葛西敬之』に由来する言葉だ。 日本有数とはいえ、一企業のトップにすぎない葛西氏がなぜ、フィクサーとして長きにわたり安倍政権を裏で操ることができたのか。『国商』はその理由を膨大な取材とともに精緻に描き出している。同書にも出てくるが、葛西氏がJR内で大きな力を持てた源泉は、「国鉄分割民営化」を先頭に立って進めたことにある。「国鉄改革三人組」と呼ばれた男たちがいる。葛西氏、JR東日本元会長・社長の松田昌士氏、JR西日本元会長・社長の井手正敬氏の三人だ。 「国鉄改革」は、当時組合の第二勢力だった「動労」の協力なくしては果たせなかった。動労とはすなわち革マル勢力であり、そのトップが松崎明だった。 松崎と改革三人組の関係は、これまでも様々に論じられてきた。だが、本当のところはいまひとつよくわからない。 今回、森氏と、『暴君 新左翼・松崎明に支配されたJR秘史』著者の牧久氏が、松崎と三人組の「本当の関係」についてとことん語り合う。 前回記事【ばら撒かれた不倫写真…「革マル」松崎明が、自分を裏切ったJR東海・葛西敬之への復讐と、「国鉄改革三人組」との本当の関係 牧久×森功対談】』、興味深そうだ。
・『松崎は葛西をどうしても許せなかった  牧 葛西氏はね、国鉄改革の際に、あまりにもいいように松崎を使ってしまったんです。それがあったから、裏切ったあとの反動も大きかった。 森 労使共同宣言ですね。国鉄改革のときに葛西たちが松崎に協力を仰ぎ、動労が分割民営化賛成に回った。それは労働界を牛耳りたい松崎にとって最大勢力の労働組合だった国労が邪魔だったという裏返しなのでしょうね。 牧 はい。とにかく最大労組の国労を潰すためには、それ以外の労組と手を組まなければならない。そこで、国労に対する意地悪な動きを全部やるわけです。国労が分裂するように持っていくんだね。その総仕上げとも言えるのが、労使共同宣言です。 森 松崎は「膨大な余剰人員の雇用をどう確保するのか。まず労使の決意を示し、世間にお願いするほかない。雇用確保のためなら、蛇といわれ仏といわれようが、この姿勢は貫く」と声明を出し、労使共同宣言に調印します』、「国鉄改革のときに葛西たちが松崎に協力を仰ぎ、動労が分割民営化賛成に回った。それは労働界を牛耳りたい松崎にとって最大勢力の労働組合だった国労が邪魔だったという裏返しなのでしょうね。 牧 はい。とにかく最大労組の国労を潰すためには、それ以外の労組と手を組まなければならない。そこで、国労に対する意地悪な動きを全部やるわけです。国労が分裂するように持っていくんだね。その総仕上げとも言えるのが、労使共同宣言です」、「動労」がライバル「国労」を潰すため、「分割民営化賛成に回った」というのは労働者への裏切りもいいところだ。
・『JR東の初代社長はこうして革マルに絡めとられた  牧 葛西氏は当時、職員局次長という立場でしたが、あれは見事でした。国労を含め動労、鉄労、全施労など主要組合の委員長を国鉄総裁室まで呼び入れて、「労使共同宣言にお前、ハンコつけ」って迫ったわけです。 森 労使共同宣言は、「これからはもうストやりません」という内容だったわけで、国労には呑めないですよね。 牧 葛西氏がうまかったのは、国労にも分裂する要素があったんです。いくつかの派閥に分かれていて、労使共同宣言に調印すべき、という穏健派もあった。しかし、共産党系や、社会党系のなかでも向坂派と呼ばれる強硬派は反対だった。 森 そういう背景をわかっていたからこそ、「ハンコをつけ」と無理やり迫ったら、国労が分裂することも読めていたんですね。当時、葛西氏は40そこそこだったことを考えると、相当の策謀家だと認めざるをえない。 牧 策謀は過激派の専売特許ですから、葛西にいいように利用され操られた挙げ句、裏切られたとなっては、松崎としても革マル内での立場を失う。そこで、「葛西はとんでもない変節漢で人間のクズのような男である」と言いふらし、嫌がらせを始めたというわけです。 森 井手さんは松崎を最初から最後まで信用していなくて、葛西はおそらく、一度は本気で手を組んだけど、手に負えなくて裏切った。これまでの話を総合するとそういうことになりますが、では、JR東日本(元会長・社長)の松田昌士さんはどうだったのでしょう。 牧 かつて週刊文春が「JR東日本に巣食う革マル」というキャンペーンをやってキオスクから排除されたり、その後もジャーナリストの西岡研介氏が『マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』という本を出版し、革マルにいちばんやられたのはJR東日本、というイメージが一般的にはあります。しかし私は、改革三人組の中で松田氏こそが、松崎と本当に人間として付き合い、最後まで一定の信頼関係を築いていた人だったと思うのです。 森 ほう、それは非常に興味深い。松田さんと松崎の関係については、巷間伝えられるほど単純ではない気がしてなりません。古手のJR東日本元役員たちに取材すると、「松崎に抱き込まれたというのは東海の葛西が意図的に流しているだけだ」と口をそろえて言いました。そこは不明な点が今も多い。 牧 松田さんの話に入る前に、まずはJR東日本初代社長の住田正二氏の話をしなければなりません。) 森 国鉄改革を進めた中曽根康弘に非常に近く、旧運輸省の元事務次官として、JR東日本の初代社長に収まった住田氏ですね。 牧 そもそも住田氏が運輸次官として国鉄分割民営化にあそこまで協力したのは、国鉄官僚たちが嫌いだったからです。運輸省から国鉄が公共事業体として分かれた時に、優秀な官僚はみんな国鉄に行ったと言われた。そこで運輸省に残された住田氏には、国鉄官僚に対する強烈なコンプレックスがあったんです。 森 なるほど、それもあって、中曽根は住田氏を分割民営化に利用したわけですね。そしてJR東の初代社長となった住田氏は、まんまと松崎に籠絡されてしまう。最初に松崎と関係を築いたのは松田ではなく住田だったわけですね。 牧 そうです。松崎は組合大会に住田氏を呼ぶんです。そうして、これからの労使関係はどうあるべきかということを、松崎がぶつわけです。労使はある意味対等だ、「ニアリーイコールだ」とね。 森 対決ではなくニアリーイコールだ、というのは、労使関係を曖昧にする松崎のうまい戦略です。 牧 組合員の前で、「それでよろしいですね、住田さん」とまず先にやられて、住田氏は「その通りだ」と言っちゃって、後戻りができなくなるわけです。 「JR東日本・松田昌士の孫が誘拐されて高速道路の中央分離帯に置かれた」…読売新聞社会部の記者が流したウワサの真実【牧久×森功対談】に続きます』、「労使共同宣言は、「これからはもうストやりません」という内容だったわけで、国労には呑めないですよね。 牧 葛西氏がうまかったのは、国労にも分裂する要素があったんです。いくつかの派閥に分かれていて、労使共同宣言に調印すべき、という穏健派もあった。しかし、共産党系や、社会党系のなかでも向坂派と呼ばれる強硬派は反対だった。 森 そういう背景をわかっていたからこそ、「ハンコをつけ」と無理やり迫ったら、国労が分裂することも読めていたんですね。当時、葛西氏は40そこそこだったことを考えると、相当の策謀家だと認めざるをえない」、なるほど。「運輸省から国鉄が公共事業体として分かれた時に、優秀な官僚はみんな国鉄に行ったと言われた。そこで運輸省に残された住田氏には、国鉄官僚に対する強烈なコンプレックスがあったんです。 森 なるほど、それもあって、中曽根は住田氏を分割民営化に利用したわけですね。そしてJR東の初代社長となった住田氏は、まんまと松崎に籠絡されてしまう」、「運輸省に残された住田氏には、国鉄官僚に対する強烈なコンプレックスがあった」、初めて知った。

次に、この続きを、2月6日付け現代ビジネスが掲載したジャーナリストの森 功氏と牧久氏の対談「JR東日本・松田昌士の孫が誘拐されて高速道路の中央分離帯に置かれた」…読売新聞社会部の記者が流したウワサの真実【牧久×森功対談】」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/105636?imp=0
・『・・・前回記事【「とんでもない変節漢で人間のクズ」…JR東海・葛西敬之が、ここまで「誹謗中傷」された理由 牧久×森功対談】 森 松田さんに近い元JR東日本の役員たちを取材すると、北海道出身で北海道大卒でもある松田さんは分割民営化されたあとはJR北海道の赴任を希望していたそうです。あまり野心のない人だったといいます。その後、松田さんがJR東日本の社長になって否応なく松崎と対峙しなければならなくなったわけですが、住田前社長時代にズブズブだった松崎との関係を、松田さんは清算しようとしなかったんですか? 牧 そもそも、松田さんは最初、鉄労と手を組もうとしていました。しかし、途中から松崎率いる総連とベッタリになる。その時に何があったんだ、というのは、当時からいろんな憶測が流れました。その中でやはり世間の耳目を引いたのは、「松田が革マルに脅された」という説です。 森 松田さんが日経新聞に書いた「私の履歴書」も話題になりましたね。孫が水を怖がるようになって、理由を聞いたら、プールの監視員に頭を押さえつけれた、と……。 牧 でもあれは、よく読むと、明らかに「犯人は国労の組合員じゃないか」ということを松田さんは匂わせていました。) 森 そうですね。私が松田さんの元秘書に聞いた時も、「あれは国労の話ですよ」とハッキリ言っていました。ただし、嫌がらせの時期が不明なので、犯人が国労なのか、動労なのか、よくわからない書き方をしています。なのでJR東海の幹部は「あれはあからさまに動労に脅されたとか書けないから、松田さんが曖昧にしたのではないか」とも話していました。 牧 たしかに国労の仕業と断定はしていない。そしてもう一つ、強烈な情報が流れます。松田さんの孫が誘拐されて、高速道路の中央分離帯に置かれていた、というのです。 森 私も、話としては小耳に挟んだことはあります。そういうことが、本当にあったんですか。 牧 そういう情報が流れたのは事実です。一生懸命流していたのは、読売新聞社会部の某記者でした。当時、我々社会部(註・牧氏は当時、日経新聞社会部の国鉄担当)は当然、裏取りに奔走しました。 森 さすがに、孫が誘拐されて高速道路の真ん中に置かれたりしたら、警察に言わないわけはない。裏取りは警察筋ということになりますね。 牧 そうです。警察にさんざん裏取りをした結果、その情報はガセだと、私たち担当記者は判断しました。でもこの話は情報としてかなり広まったから、井手さんなんかも最初は事実だと信じちゃっていました。その意味では、情報を流した人間が「松田は革マルの脅しに屈した」と広めるのが目的だったとしたら、その目的はある程度果たされたことになります。 森 「松田が松崎の脅しに屈して、JR東日本は革マルに支配された」という情報が流れて得をする人間は誰か。もちろん、葛西氏の性格からしてデタラメな情報を自ら流すということはあり得ないですが、得をするという意味では、葛西氏も当てはまりますね。 牧 そうですね、自分もさんざん脅されて恥をかいたから、そのことを払拭したいという思いを葛西氏は当時、抱いていたのは間違いない。 森 JR東海関係者の中には、JR東日本が革マルにめちゃめちゃにされている、という話を嬉々として語る人が結構います。天皇・葛西氏好みの話だからかもしれませんね。 東海道新幹線があるのに、本当にリニアが必要なのか? R東海の天皇・葛西敬之なき今だからこそすべき議論【牧久×森功対談】に続きます』、「松田さんの孫が誘拐されて、高速道路の中央分離帯に置かれていた、というのです・・・警察にさんざん裏取りをした結果、その情報はガセだと、私たち担当記者は判断しました・・・自分もさんざん脅されて恥をかいたから、そのことを払拭したいという思いを葛西氏は当時、抱いていたのは間違いない」、「ガセ」までが流れるとは泥沼の争いだったようだ。

第三に、この続きを、2月6日付け現代ビジネスが掲載したジャーナリストの森 功氏と牧久氏の対談「東海道新幹線があるのに、本当にリニアが必要なのか? JR東海の天皇・葛西敬之なき今だからこそすべき議論」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/105637?imp=0
・『・・・松田昌士が死の間際に残した証言  牧 話が少し逸れましたが、それで肝心の、松田さんの話です。僕が『暴君 新左翼・松崎明に支配されたJR秘史』を書いていたとき、松田さんはもうかなり身体を悪くしていました。だから、これが最後の取材になるかも、という思いでハッキリと聞いたんです。 「結局、松崎とあなたの関係は、いつからどうだったんですか。みんな、あなたが脅されていたと言うけれど、本当のところはどうだったんですか」と。 森 ほう、それに松田さんは答えたのでしょうか。 牧 彼は、鉄労の志摩委員長を裏切ったあとに、松崎明と二人きりで酒を酌み交わした、と明かしてから、こんな話をしました。 「松崎に革マル疑惑を単刀直入に問い質したら、『自分は今でも革マル派である』と率直に告白をした。そのうえで、『あなたは住田のあと社長になるんだ。社長になった時に、我々(革マル)はあなたに迷惑は一切かけない。ストもやらない。あなたに協力する。だからあなたも我々の言うことを聞いてくれ』と言うから、お互いに協力し合おうということで手を結んだんだ。 だから、俺が社長のときに、彼らが俺に大きな迷惑をかけるような大闘争をやったこともないし、俺が聞いてくれって言ったら聞いてくれるところもたくさんあった。だから、俺はそれから松崎を信用して、手を結んだんだ。松崎が死んだときには、俺は花束を持ってたった一人で松崎の墓参りに行ってきたんだ」) 森 それはすごい証言です。牧さんの本にも、そこまでは書いてませんでしたね。 牧 あのときは松田さんは存命だったからここまで詳しくは書けなかったけれども、松崎を人間として信頼していたという肝になる部分を文章にして、松田さんに持って行って、確認までしているんです。「松田さん、こう書きますけどよろしいですか」って。そうすると松田さんは「この通りだ。これはこの通りだから。俺はあそこでお互いに信用して、手を結んだんだ」と。 森 死の間際にそこまで言うのなら、真実味があります。 牧 改革三人組の、松崎に対するスタンスの違いを見てもわかるように、葛西氏は「謀略家」の側面があり、権力欲が非常に強く、森さんの「国商」という表現はとても的を射ていると思う。彼がこれまでやってきたことは礼讃されるばかりではなく、きちんと検証されなければなりません。 森 そうですね、本人も『未完の国鉄改革』という本を書いていますが、国鉄分割民営化はあくまで「組合潰し」を目的にやったことで、経営を突き詰めて考えてやったわけじゃない。その歪が、JR本州3社以外の経営の逼迫に如実に表れています。 牧 もう一つの問題が、リニア(中央新幹線)です。葛西氏がいなくなった今、リニア本当にやるんですかって話にまでいくんじゃないかと思ってますけどね。 森 そうですね、これから人口も減って、リモートワークも当たり前になる中で、東海道新幹線のほかにリニアが必要ですか、という声が上がるのは当然です。葛西さんはリニアのような国家プロジェクトは俺がやらなければ他にできない、とまで言ってきた自信家でした。 その葛西氏が「国商」として最後に見ていた夢が、リニアでした。彼が天皇として君臨していた間にはできなかった本質的な議論を、いまこそすべきでしょうし、今年はリニアの検証元年になる気がします。 連載第1回【安倍晋三を裏で操った「最後のフィクサー」JR東海・葛西敬之の知られざる正体…安倍が「国士」と称えた男が最期に抱えていた“爆弾”】から読む)』、「「松崎に革マル疑惑を単刀直入に問い質したら、『自分は今でも革マル派である』と率直に告白をした。そのうえで、『あなたは住田のあと社長になるんだ。社長になった時に、我々(革マル)はあなたに迷惑は一切かけない。ストもやらない。あなたに協力する。だからあなたも我々の言うことを聞いてくれ』と言うから、お互いに協力し合おうということで手を結んだんだ。 だから、俺が社長のときに、彼らが俺に大きな迷惑をかけるような大闘争をやったこともないし、俺が聞いてくれって言ったら聞いてくれるところもたくさんあった。だから、俺はそれから松崎を信用して、手を結んだんだ」、なるほど。「これから人口も減って、リモートワークも当たり前になる中で、東海道新幹線のほかにリニアが必要ですか、という声が上がるのは当然です。葛西さんはリニアのような国家プロジェクトは俺がやらなければ他にできない、とまで言ってきた自信家でした。 その葛西氏が「国商」として最後に見ていた夢が、リニアでした。彼が天皇として君臨していた間にはできなかった本質的な議論を、いまこそすべきでしょうし、今年はリニアの検証元年になる気がします」、私も「リニア」不要論である。

第四に、10月10日付けNHK「JR東日本 “列車内へ持ち込み禁止の危険物 改めて周知”」を紹介しよう。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231010/k10014220901000.html
・『9日に、東北新幹線の車内で乗客のかばんから薬品が漏れて6人が病院に搬送されたトラブルを受け、JR東日本の深澤社長は、列車内への持ち込みが禁止されている危険物について、改めてポスターや構内放送を通じて周知していく考えを示しました。 9日に仙台駅付近を走行していた東北新幹線の車内で、乗客のかばんから薬品が漏れ、5歳の子どもら4人がやけどをしたほか、2人が体調不良を訴えて病院に搬送されました。 薬品は、乗客の会社員が仕事に使うため、ペットボトルのような容器に入れて持ち込んだもので、現場で調べたところ、硫酸の可能性がある成分が検出されたことが消防への取材でわかっています。 当時の対応について、JR東日本の深澤祐二社長は10日の定例会見で「今後、検証したいが、まず現場に駆けつけた車掌からの情報が、運転士や指令に共有され、駅に停車したあと速やかに対応できたと思う」と述べました。 JR東日本は、列車内への危険物の持ち込みについて規則を設けていて、硫酸などは密閉した容器に入れ、破損するおそれのないようにした500ミリリットル以内のもの以外は禁止しています。 これについて深澤社長は「飛行機のような全員への手荷物検査は難しい」としたうえで、ポスターや構内放送を通じて改めて周知していくほか、今後、警備犬の配置なども検討する考えを示しました』、「硫酸などは密閉した容器に入れ、破損するおそれのないようにした500ミリリットル以内のもの以外は禁止」、今回のは「ペットボトルのような容器に入れて持ち込んだ」、というのでは、ルール違反になるのではなかろうか。
・『専門家「持ち込み禁止の危険物 改めて発信を」  鉄道の安全対策に詳しい関西大学の安部誠治 名誉教授は「走行中の新幹線の中で持ち込んでいた薬品が漏れて複数の乗客が負傷したケースは非常に珍しい。仕事として薬品を運ぶ場合は多くの人が利用する新幹線ではなく、自社の車や専用車などで運ぶことが適当だ。今回、漏れた原因を調べ、新幹線に持ち込むべきでない危険なものであれば、同じような会社などに対しても持ち込まないことなどルールを守るよう改めて呼びかける必要がある」と指摘しています。 また、同様のトラブルを防ぐための安全対策について、新幹線で手荷物検査を行うことはコストや運行への影響の面で現実的ではないとしたうえで「鉄道事業者も持ち込みを禁止している危険物について駅構内にわかりやすく掲示するなど広報を強化するほか、利用する側も安全に利用するため自分の手荷物が持ち込んでいいものかどうかしっかり確認する必要がある」と話しています』、今回は地質調査会社の社員が職務上の必要性で持ち込んだようだ。いずれにしても、ルールを明確化し、周知させる必要がありそうだ。
タグ:だから、俺が社長のときに、彼らが俺に大きな迷惑をかけるような大闘争をやったこともないし、俺が聞いてくれって言ったら聞いてくれるところもたくさんあった。だから、俺はそれから松崎を信用して、手を結んだんだ」、なるほど。「これから人口も減って、リモートワークも当たり前になる中で、東海道新幹線のほかにリニアが必要ですか、という声が上がるのは当然です。葛西さんはリニアのような国家プロジェクトは俺がやらなければ他にできない、とまで言ってきた自信家でした。 その葛西氏が「国商」として最後に見ていた夢が、リニアでした。彼が天皇として君臨していた間にはできなかった本質的な議論を、いまこそすべきでしょうし、今年はリニアの検証元年になる気がします」、私も「リニア」不要論である。 JR一般 「労使共同宣言は、「これからはもうストやりません」という内容だったわけで、国労には呑めないですよね。 牧 葛西氏がうまかったのは、国労にも分裂する要素があったんです。いくつかの派閥に分かれていて、労使共同宣言に調印すべき、という穏健派もあった。しかし、共産党系や、社会党系のなかでも向坂派と呼ばれる強硬派は反対だった。 「動労」がライバル「国労」を潰すため、「分割民営化賛成に回った」というのは労働者への裏切りもいいところだ。 森 功氏と牧久氏の対談「東海道新幹線があるのに、本当にリニアが必要なのか? JR東海の天皇・葛西敬之なき今だからこそすべき議論」 (その2)(「とんでもない変節漢で人間のクズ」…JR東海・葛西敬之が ここまで「誹謗中傷」された理由【牧久×森功対談】、「JR東日本・松田昌士の孫が誘拐されて高速道路の中央分離帯に置かれた」…読売新聞社会部の記者が流したウワサの真実【牧久×森功対談】、東海道新幹線があるのに、本当にリニアが必要なのか? JR東海の天皇・葛西敬之なき今だからこそすべき議論【牧久×森功対談】、JR東日本 “列車内へ持ち込み禁止の危険物 改めて周知”) 「国鉄改革のときに葛西たちが松崎に協力を仰ぎ、動労が分割民営化賛成に回った。それは労働界を牛耳りたい松崎にとって最大勢力の労働組合だった国労が邪魔だったという裏返しなのでしょうね。 牧 はい。とにかく最大労組の国労を潰すためには、それ以外の労組と手を組まなければならない。そこで、国労に対する意地悪な動きを全部やるわけです。国労が分裂するように持っていくんだね。その総仕上げとも言えるのが、労使共同宣言です」、 「松田さんの孫が誘拐されて、高速道路の中央分離帯に置かれていた、というのです・・・警察にさんざん裏取りをした結果、その情報はガセだと、私たち担当記者は判断しました・・・自分もさんざん脅されて恥をかいたから、そのことを払拭したいという思いを葛西氏は当時、抱いていたのは間違いない」、「ガセ」までが流れるとは泥沼の争いだったようだ。 森 功氏と牧久氏の対談「JR東日本・松田昌士の孫が誘拐されて高速道路の中央分離帯に置かれた」…読売新聞社会部の記者が流したウワサの真実【牧久×森功対談】」 森 なるほど、それもあって、中曽根は住田氏を分割民営化に利用したわけですね。そしてJR東の初代社長となった住田氏は、まんまと松崎に籠絡されてしまう」、「運輸省に残された住田氏には、国鉄官僚に対する強烈なコンプレックスがあった」、初めて知った。 「「とんでもない変節漢で人間のクズ」…JR東海・葛西敬之が、ここまで「誹謗中傷」された理由」 森 そういう背景をわかっていたからこそ、「ハンコをつけ」と無理やり迫ったら、国労が分裂することも読めていたんですね。当時、葛西氏は40そこそこだったことを考えると、相当の策謀家だと認めざるをえない」、なるほど。「運輸省から国鉄が公共事業体として分かれた時に、優秀な官僚はみんな国鉄に行ったと言われた。そこで運輸省に残された住田氏には、国鉄官僚に対する強烈なコンプレックスがあったんです。 「硫酸などは密閉した容器に入れ、破損するおそれのないようにした500ミリリットル以内のもの以外は禁止」、今回のは「ペットボトルのような容器に入れて持ち込んだ」、というのでは、ルール違反になるのではなかろうか。 今回は地質調査会社の社員が職務上の必要性で持ち込んだようだ。いずれにしても、ルールを明確化し、周知させる必要がありそうだ。 NHK「JR東日本 “列車内へ持ち込み禁止の危険物 改めて周知”」 「「松崎に革マル疑惑を単刀直入に問い質したら、『自分は今でも革マル派である』と率直に告白をした。そのうえで、『あなたは住田のあと社長になるんだ。社長になった時に、我々(革マル)はあなたに迷惑は一切かけない。ストもやらない。あなたに協力する。だからあなたも我々の言うことを聞いてくれ』と言うから、お互いに協力し合おうということで手を結んだんだ。 現代ビジネス
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