キシダノミクス(その9)(岸田総理が「機能停止」…!? 支持率戻らず「腑抜け状態」で側近たちもサジを投げた、意味不明 岸田内閣の「便乗値上げ」を許さない「需要創出」って何だ 「政策目的」がチグハグ過ぎる、「山際大臣」辞任の真相 岸田首相の“更迭”決断の背景に自民党内の「山際下ろし」と迫る捜査当局の動き) [国内政治]
キシダノミクスについては、9月29日に取上げた。今日は、(その9)(岸田総理が「機能停止」…!? 支持率戻らず「腑抜け状態」で側近たちもサジを投げた、意味不明 岸田内閣の「便乗値上げ」を許さない「需要創出」って何だ 「政策目的」がチグハグ過ぎる、「山際大臣」辞任の真相 岸田首相の“更迭”決断の背景に自民党内の「山際下ろし」と迫る捜査当局の動き)である。
先ずは、10月3日付け現代ビジネス「岸田総理が「機能停止」…!? 支持率戻らず「腑抜け状態」で側近たちもサジを投げた」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/100502?imp=0
・『もしかしてオレ、最強では――ほんの数ヵ月前まで、岸田は根拠なき高支持率に酔っていた。だが砂上の楼閣は崩れるのも一瞬だ。あの日、二発の銃弾が起こした風は、政権をも吹き飛ばす暴風と化した』、興味深そうだ。
・『もう何も考えられない 鉄板の上でジリジリと音を立てる肉を眺めながら、自民党政調会長の萩生田光一は苛立っていた。9月14日、六本木「ステーキハウス ハマ」。 この夜、萩生田が総理大臣・岸田文雄を呼んだのは、10月3日の臨時国会召集まで3週間を切ったというのに、岸田が何の指示も出さないためだ。 「総理、もう党内の議論の取りまとめに入らないと間に合わなくなります。前年の実績を踏まえて、補正予算は30兆円規模で行かせていただきます」 迫る萩生田に、岸田は視線を泳がせながら、力無く答えるだけだった。 「うん。うん。任せる」 当日の岸田の様子は、党内でも噂になった。 「この手詰まりの状況で、できることといえば財政出動くらいしかない。それなのに、総理は支持率暴落がよほどこたえたのか、何も考えられない腑抜けの状態だ」(自民党閣僚経験者)』、「何も考えられない腑抜けの状態」、ここまで酷い状態に陥っていたとは初めて知った。
・『岸田派研修会での「異変」 派閥の会合でも、岸田の異変に所属議員たちがざわついた。9月6日、東京プリンスホテルで開いた岸田派の研修会。ゲストの政治ジャーナリスト・後藤謙次氏が講演でこう語った。 「参院選で勝利し、岸田さんは『黄金の3年間』を手にしたと言われているが、自民党の歴史を見ると、選挙がしばらくないと安心していた政権はみな短命で終わっている。岸田政権もそうならないように願っています」 それまで頷きつつ聞いていた岸田だが、瞬間、鬼のような形相に変わった。研修に参加した岸田派の議員が言う。 「以前なら笑って受け流していたでしょうが、最近の岸田さんは余裕を失っていて、ちょっとしたことでキレてしまう。まあ、その気持ちも分からんではない。安倍さんの国葬さえやれば支持率は上がると思っていたのに、逆に2割も下がったばかりか、安倍さんの支持層は『なんで台湾の総統を呼べないんだ』とか『ダライ・ラマが来ないのは岸田が媚中派だからだ』などと逆に文句を言い出したんですから」 安倍を悼む気持ちなど、もはや吹き飛んでいた。国葬は「弔問外交」の場と開き直り、海外からの参列者と前日から会いまくる日程を組んだ。 「ヤケクソになった岸田さんは『何をやっても叩かれるんだから、得意の外交一本に絞る』と言い出した。数撃ちゃ当たる戦法で、とにかくたくさんの要人に会って手数を増やせば、批判を打ち消せると踏んだのです」(前出・岸田派所属議員)』、「国葬は「弔問外交」の場と開き直り、海外からの参列者と前日から会いまくる日程を組んだ」、のも裏目に出たようだ。「最近の岸田さんは余裕を失っていて、ちょっとしたことでキレてしまう」、かなり重症のようだ
・『もはや「政権末期」の様相 しかし、その目論見も当てが外れた。国葬の直前、起死回生の場にすべく勇んで出かけたニューヨーク・国連総会。 アメリカ大統領のバイデンは「キシダ、フー?」とばかりに岸田の前を通り過ぎていった。岸田はツイッターで、わずか数分の立ち話を「懇談」と言い張るしかなかった。 意気消沈して帰国した岸田を待っていたのは、またも悪い報せだった。国葬まであと3日となった9月24日のことだ。 「外務省から官邸へ『カナダのトルドー首相が国葬を欠席すると伝えてきた』と連絡が入った。それを聞かされた岸田総理は、ヘナヘナと椅子にへたり込んだといいます。結局、安倍さんの国葬にはG7首脳が一人も来ず、弔問外交は空振りに終わった。一番の大物がインドのモディ首相では、さすがに無理がある」(前出・自民党閣僚経験者) やることなすこと、すべてが裏目に出る。岸田のメンタルは、もはやボロボロだ。 まさに安倍が世を去るまでは「何もしないから、誰からも批判されない」という無気力戦法で、支持率は高止まりしていた。 だがあの日以来、歯車は逆回転を始め、しかもその速度はどんどん上がっている。瞬く間に、政権は「末期」の様相を呈するようになった』、「岸田のメンタルは、もはやボロボロだ」、「政権は「末期」の様相を呈するようになった」、誠に酷い状況だ。
・『努力してこなかった人 党三役も経験したある自民党重鎮は「岸田さんの空虚さが、国民にも露呈した」と手厳しい。 「ヒラ議員時代から、岸田さんが党の部会で発言しているのを見たことがなかった。部会ではバカなことは言えないからそれなりに準備するものだが、岸田さんは何の努力もしてこなかったんだ。もっとも、そういう軽い人だからこそ、このタイミングで総理になれた面もあるんだがね」 10月4日で、岸田が総理総裁となって丸1年が経つ。そもそも岸田が政権を獲ったのは、前任の菅義偉がほぼ1年で政権を投げ出したことによる「棚ぼた」のおかげだった。 どだい、難局に対応できる総理ではなかったのである。前出と別の岸田派所属議員が言う。 「岸田さんは菅さんより線が細いボンボンだから、このままでは心がポキッと折れてしまう。ある日いきなり辞めるのではないか、と側近たちもハラハラしています。情緒不安定なのは、8月にかかったコロナの後遺症もあるのかもしれない。『あなたとは違うんです』と国民に逆ギレして辞めた、福田康夫元総理に雰囲気が似てきた」』、「「ヒラ議員時代から、岸田さんが党の部会で発言しているのを見たことがなかった。部会ではバカなことは言えないからそれなりに準備するものだが、岸田さんは何の努力もしてこなかったんだ」、「努力してこなかった」ツケが出てきているのだろうか。
・『官房副長官もキレっぱなし 八方塞がりでパニックに陥っているのは、当の岸田だけではない。岸田を支えるはずの官邸幹部の面々もまた、ある者は苛立って当たり散らし、ある者はやる気を失い、ある者はこっそりと逃げる算段をつけている。 「ダメだダメだ!」 官邸の一室で、集まった官僚たちを怒鳴りつける声が響く。官房副長官の木原誠二もこのところ、岸田に負けず劣らずの「湯沸かし器」と化しているのだ。官邸に出入りする某省庁幹部が言う。 「みんな幻滅していますよ。せっかく僕らが集まって何日も議論したものを、木原さんは決まって後から『ダメ』と言い出し、根拠のよくわからない感情論でひっくり返してしまうんだから。 国家安全保障局長の秋葉(剛男)さんも、安倍政権では外務審議官として汚れ役も引き受けていたのに、岸田政権では何もしないで黙っていて、最近は天下りのことばかり考えているみたいです。見限ったんでしょう。岸田政権は、僕ら役人から見ても末期ですよ」 政権にとっても一世一代の大舞台だった安倍晋三元総理の国葬でも、岸田官邸の混乱ぶりを示す事件が発生した。その詳細は、【岸田政権、もうガタガタ…木原誠二氏ら側近はミス連発、総選挙もムリで「万事休す」】でひきつづきお伝えする』、「官房副長官の木原誠二」は、財務省出身で岸田派だが、「岸田に負けず劣らずの「湯沸かし器」と化している」、とは情けない限りだ。
次に、10月22日付け現代ビジネスが掲載した経済ジャーナリスト・千葉商科大学教授の磯山 友幸氏による「意味不明、岸田内閣の「便乗値上げ」を許さない「需要創出」って何だ 「政策目的」がチグハグ過ぎる」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/101252?imp=0。
・『一体何を言っているのだ 「便乗値上げについては、今般の需要創出支援の趣旨を逸脱するものであり認められるものではありません」 全国旅行支援が始まったタイミングでホテルの宿泊料などが値上がりしていることについて、斉藤鉄夫国土交通大臣は記者会見でそんな発言をした。意味不明である。そもそも需要と供給で価格が決まる市場経済の中で、供給が一定のところに需要を創出すれば価格は上がる。それを「便乗値上げ」とは言わない。 もっとも、「現時点で便乗値上げの報告はない」としたが、確認されれば「厳正に対処する」のだという。見ものである。国交省はどんな事例を「便乗値上げ」と認定するのか。 客室の電気代や、送迎車のガソリン代、朝食のパンの小麦粉など、価格が上昇しているものを宿泊代に上乗せするのは普通の感覚なら「便乗値上げ」とは言わないだろう。しかし、エネルギーや食料代などは、いずれも岸田内閣が価格上昇を抑えようと必死に補助金を投入しているから、それらの上昇分を転嫁すること自体が罷りならぬとでも言いたいのか。 需要が増えてホッとひと息ついたので、需要が増えて売り上げが増えた分、苦労をかけた従業員の給与を増やそうというのはどうなのだろう。これも便乗値上げとは言えないだろう。まして、岸田内閣は「賃上げ促進」と言い続けているから、賃上げのための価格引き上げは岸田内閣の「政策目的」に叶っていて、責められるはずはない。 いったいどんな値上げをすると「便乗値上げ」になるのか。かつて電力会社に課していた「総括原価主義」よろしく、国が認めた原価に「適正利潤」を上乗せした「適正価格」を計算して、それを上回る値上げについて「便乗値上げ」として「厳正に対処」するのだろうか。それとも、ホテルや旅館に「公定価格」でも導入したいのか』、「斉藤鉄夫国土交通大臣」の「便乗値上げ」発言は、そんなに深いものではなく、軽いものなのかも知れない。
・『需要が増えれば価格は上がるもの 全国旅行支援が10月11日から(東京都は10月20日から)始まり、旅行代金の40%、交通機関とセットの旅行でひとり1泊8000円まで、宿泊のみだと5000円までが補助される。さらに平日は3000円、休日は1000円の地域クーポンが付いてくる。かつて盛り上がったGoToトラベルに比べて上限金額は少ないものの、待ってましたとばかり旅行に行こうと考えた人は多い。 ところが、全国旅行支援開始のタイミングで、人気ホテルの宿泊料が上昇。「開始前よりも高くなって支援のメリットを感じない」と言った声が溢れた。それが大臣をして「便乗値上げは許さない」と言わしめた理由である。文句を言いたい人たちの気持ちも分かるし、それをなだめようとする政治家の姿勢も分かる。しかし、前述の通り、需要が増えれば価格が上がるのは仕方ないことなのだ。 ならば、全国旅行支援などやらなくても良かったではないか、という声も出て来よう。そう。その通り。無駄である。国家財政を数千億円も注ぎ込んで「需要を創出」しなくても、需要は爆発的に増えていた。何しろ2年半もの間、新型コロナで「外出自粛」を余儀なくされてきただけに、この秋こそは旅行にゆくぞ、と考えていた人は少なくない。 さらに外国人だ。新型コロナ対策を理由に外国人観光客の受け入れを大幅に制限、事実上「鎖国状態」にあったが、岸田内閣は「開国」に踏み切った。それが何と同じ10月11日からである。止めていた外国人の制限を無くすだけでも需要は急増する。そうすれば値段も間違いなく上がるわけだ。未曾有の円安だから、超割安になった日本旅行に外国人が押しかけるのは火を見るより明らかだった。 外国人需要でホテル代が急騰し、日本人が泊まれなくなるのはかわいそうだから、日本人には補助金を出してあげよう、というのなら分かる。需要増加を機にホテルや旅館はどんどん値上げをして、一気に収益力を高めて、従業員の給与を大幅に引き上げてください。今がチャンスです、というのなら、政策としては筋が通っているかもしれない。ところが、「値上げするな」と言わんばかりの大臣コメントである』、「国家財政を数千億円も注ぎ込んで「需要を創出」しなくても、需要は爆発的に増えていた」、「止めていた外国人の制限を無くすだけでも需要は急増する」、「全国旅行支援などやらなくても良かったではないか」、「大臣」発言もさることながら、不必要な需要喚起策の方がはるかに問題である。
・『もはや打っている手がチグハグ いったい岸田内閣はどんな経済政策を取ろうとしているのか。 インフレを徹底的に抑えようと言うのなら、需要を抑えれば価格は下がる。ガソリン代の補助金を石油元売り会社に出して、価格を抑えれば、需要は減らないから、価格もなかなか下がらない。補助金など出さずに価格が上昇すれば皆倹約して需要量が減り、結果価格は下がるのだ。 また、インフレ退治には金利の引き上げが常套手段だが、景気悪化を恐れてゼロ金利を維持し続けている。日米の金利差は開く一方で、円安が進み、輸入に依存するエネルギー代は一向に下がらない。もはや、打っている手がチグハグなのだ。 結局、すべての打つ手が付け焼き刃のその場凌ぎのため、全体としてはチグハグにならざるを得ないと言うことだろう。 岸田首相の「聞く力」が災いしてか、ぎゃーと言ってきた業界のためになる補助金制度を次々に導入しているとしか思えない。全国旅行支援も結局は旅行業者の声を聞いた結果ということで、国民の生活や楽しみを考えてのことではない、ということだろう』、「岸田内閣」は「経済政策」を全面的に見直して、整合的なものに修正すべきだ。
第三に、10月26日付けデイリー新潮「「山際大臣」辞任の真相 岸田首相の“更迭”決断の背景に自民党内の「山際下ろし」と迫る捜査当局の動き」を紹介しよう。
・『急転直下の交代劇の裏側には何があったのか。見えてくるのは、岸田政権の相変わらずの“場当たり主義”と“ご都合主義”の二重奏だ。「瀬戸際大臣」がついに奈落に落ちた、山際大志郎・前経済再生大臣「辞任」の真相――。 今回の突然の事態急変に一番驚いたのは、実は「山際氏本人」だと言われている。 自民党関係者の話。「事実上の更迭。岸田首相の意向を受けて昨日、木原誠二官房副長官が“引導”を渡したとの話もあるが、確かなのは山際氏が自発的に辞めたわけではないということ。政権の浮沈を懸けた26兆円規模の総合経済対策の閣議決定を28日に控え、重要法案と担当大臣のクビを秤にかけ、ギリギリのタイミングで岸田首相が“損切り”の判断をした」 すでに党内では、先週半ばから大臣交代を求める声が急速に強まっていたというが、その空気を決定づけたのが18日の予算委員会での山際氏の答弁だった。 「本人みずから“これから何か新しい事実等々が様々なことで出てくる可能性がある”と発言したことで、大臣にとどまる限り、新たなスキャンダル発覚の可能性や野党の追及もやまないことが明らかになった。これで一気に“山際は辞任させるべき”との声が広がった」(同)』、「政権の浮沈を懸けた26兆円規模の総合経済対策の閣議決定を28日に控え、重要法案と担当大臣のクビを秤にかけ、ギリギリのタイミングで岸田首相が“損切り”の判断をした」、「判断」が遅過ぎたとの批判もある。
・『岸田首相の優柔不断ぶりを露呈 当然、党内の“山際下ろし”の声は官邸にも届いており、山際氏の答弁に不安を抱いていた岸田首相もこの間、松野博一官房長官を介して本人に辞任の意向を確認するも、山際氏は「辞任の考えはない」と答えたとされる。 24日の予算委員会で、岸田首相が山際氏の交代について「そういったことは全くない」と否定した数時間後の辞任発表だったため、さまざまな憶測が飛び交ったが、交代方針は週末には決まっていたとの情報も浮上している。 「さすがに予算委員会の場で首相が“交代させます”と表明するわけにもいかないので、24日の答弁はああ言うしかなかったのでは。8月の内閣改造時、山際氏の留任を首相にネジ込んだのは“親分”の甘利明氏でした。しかし甘利の親分に当たる麻生太郎副総裁が“交代やむなし”に傾いていたこともあり、週末以降、後見人の甘利氏も岸田首相の決断に口を挟めなかったようです」(全国紙政治部デスク) 岸田首相がここまでズルズルと更迭を先延ばしにした最大の理由は“辞任ドミノ”を恐れたからとされる。 「当初、山際氏が辞めれば“なら萩生田氏も辞めるべき”といった事態になるのは不可避と見られていました。しかし萩生田氏は閣僚ではないので、野党も山際氏ほどの勢いで追及してくることはないと政権側は判断した模様です。そもそも批判の急先鋒である立憲民主党の辻元清美氏が旧統一教会関連団体の勉強会に参加していた過去が判明しており、追及が過ぎるとブーメランとして跳ね返ってきかねない弱点がある。立民を除けば、追及の構えを崩していないのは共産党だけですが、“一党なら対処可能”と考えている節があります」(同)』、「山際氏の留任を首相にネジ込んだのは“親分”の甘利明氏でした。しかし甘利の親分に当たる麻生太郎副総裁が“交代やむなし”に傾いていたこともあり、週末以降、後見人の甘利氏も岸田首相の決断に口を挟めなかったようです」、「山際氏」辞任の経緯が理解できた。
・『議員辞職を求める動きは止まず ただし、大臣を辞めたからといって山際氏への追及がやむわけではない。 10月30日から、山際氏の「議員辞職」を求める全国規模の署名運動が展開される予定だ。主催するのは山際氏の地元選挙区で辞任を求めるデモ行進を行った市民団体「神奈川18区市民の会」である。 「これまで明らかになった山際氏と旧統一教会との繋がりは異様といっていいほど深く、大臣職を辞したからといって済む話ではありません。すでに10月6日、横浜地検に対して告発状を提出済みの事務所費問題を含め、山際氏の疑惑は旧統一教会との関係のみにとどまらない。議員辞職が相当と考えています」(共同代表のひとり) 事務所費問題とは「週刊新潮」(9月8日号)が報じた疑惑で、山際氏が代表を務める自民党神奈川県第18選挙区支部と地元事務所が入居する川崎市内のマンション所有者が、山際氏の私設秘書が代表に就く会社で、かつ相場を上回る家賃が長年支払われていたというもの。所有会社の株を100%持つのは山際氏であるため“税金還流”の嫌疑も浮上しているが、同告発に対し、横浜地検は11月上旬にも受理するか否かの判断をくだすと見られている。 山際氏の本当の正念場はこれからだ』、「事務所費問題を含め、山際氏の疑惑は旧統一教会との関係のみにとどまらない。議員辞職が相当と考えています」、「山際氏の本当の正念場はこれからだ」、どうなるのか要注目だ。
先ずは、10月3日付け現代ビジネス「岸田総理が「機能停止」…!? 支持率戻らず「腑抜け状態」で側近たちもサジを投げた」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/100502?imp=0
・『もしかしてオレ、最強では――ほんの数ヵ月前まで、岸田は根拠なき高支持率に酔っていた。だが砂上の楼閣は崩れるのも一瞬だ。あの日、二発の銃弾が起こした風は、政権をも吹き飛ばす暴風と化した』、興味深そうだ。
・『もう何も考えられない 鉄板の上でジリジリと音を立てる肉を眺めながら、自民党政調会長の萩生田光一は苛立っていた。9月14日、六本木「ステーキハウス ハマ」。 この夜、萩生田が総理大臣・岸田文雄を呼んだのは、10月3日の臨時国会召集まで3週間を切ったというのに、岸田が何の指示も出さないためだ。 「総理、もう党内の議論の取りまとめに入らないと間に合わなくなります。前年の実績を踏まえて、補正予算は30兆円規模で行かせていただきます」 迫る萩生田に、岸田は視線を泳がせながら、力無く答えるだけだった。 「うん。うん。任せる」 当日の岸田の様子は、党内でも噂になった。 「この手詰まりの状況で、できることといえば財政出動くらいしかない。それなのに、総理は支持率暴落がよほどこたえたのか、何も考えられない腑抜けの状態だ」(自民党閣僚経験者)』、「何も考えられない腑抜けの状態」、ここまで酷い状態に陥っていたとは初めて知った。
・『岸田派研修会での「異変」 派閥の会合でも、岸田の異変に所属議員たちがざわついた。9月6日、東京プリンスホテルで開いた岸田派の研修会。ゲストの政治ジャーナリスト・後藤謙次氏が講演でこう語った。 「参院選で勝利し、岸田さんは『黄金の3年間』を手にしたと言われているが、自民党の歴史を見ると、選挙がしばらくないと安心していた政権はみな短命で終わっている。岸田政権もそうならないように願っています」 それまで頷きつつ聞いていた岸田だが、瞬間、鬼のような形相に変わった。研修に参加した岸田派の議員が言う。 「以前なら笑って受け流していたでしょうが、最近の岸田さんは余裕を失っていて、ちょっとしたことでキレてしまう。まあ、その気持ちも分からんではない。安倍さんの国葬さえやれば支持率は上がると思っていたのに、逆に2割も下がったばかりか、安倍さんの支持層は『なんで台湾の総統を呼べないんだ』とか『ダライ・ラマが来ないのは岸田が媚中派だからだ』などと逆に文句を言い出したんですから」 安倍を悼む気持ちなど、もはや吹き飛んでいた。国葬は「弔問外交」の場と開き直り、海外からの参列者と前日から会いまくる日程を組んだ。 「ヤケクソになった岸田さんは『何をやっても叩かれるんだから、得意の外交一本に絞る』と言い出した。数撃ちゃ当たる戦法で、とにかくたくさんの要人に会って手数を増やせば、批判を打ち消せると踏んだのです」(前出・岸田派所属議員)』、「国葬は「弔問外交」の場と開き直り、海外からの参列者と前日から会いまくる日程を組んだ」、のも裏目に出たようだ。「最近の岸田さんは余裕を失っていて、ちょっとしたことでキレてしまう」、かなり重症のようだ
・『もはや「政権末期」の様相 しかし、その目論見も当てが外れた。国葬の直前、起死回生の場にすべく勇んで出かけたニューヨーク・国連総会。 アメリカ大統領のバイデンは「キシダ、フー?」とばかりに岸田の前を通り過ぎていった。岸田はツイッターで、わずか数分の立ち話を「懇談」と言い張るしかなかった。 意気消沈して帰国した岸田を待っていたのは、またも悪い報せだった。国葬まであと3日となった9月24日のことだ。 「外務省から官邸へ『カナダのトルドー首相が国葬を欠席すると伝えてきた』と連絡が入った。それを聞かされた岸田総理は、ヘナヘナと椅子にへたり込んだといいます。結局、安倍さんの国葬にはG7首脳が一人も来ず、弔問外交は空振りに終わった。一番の大物がインドのモディ首相では、さすがに無理がある」(前出・自民党閣僚経験者) やることなすこと、すべてが裏目に出る。岸田のメンタルは、もはやボロボロだ。 まさに安倍が世を去るまでは「何もしないから、誰からも批判されない」という無気力戦法で、支持率は高止まりしていた。 だがあの日以来、歯車は逆回転を始め、しかもその速度はどんどん上がっている。瞬く間に、政権は「末期」の様相を呈するようになった』、「岸田のメンタルは、もはやボロボロだ」、「政権は「末期」の様相を呈するようになった」、誠に酷い状況だ。
・『努力してこなかった人 党三役も経験したある自民党重鎮は「岸田さんの空虚さが、国民にも露呈した」と手厳しい。 「ヒラ議員時代から、岸田さんが党の部会で発言しているのを見たことがなかった。部会ではバカなことは言えないからそれなりに準備するものだが、岸田さんは何の努力もしてこなかったんだ。もっとも、そういう軽い人だからこそ、このタイミングで総理になれた面もあるんだがね」 10月4日で、岸田が総理総裁となって丸1年が経つ。そもそも岸田が政権を獲ったのは、前任の菅義偉がほぼ1年で政権を投げ出したことによる「棚ぼた」のおかげだった。 どだい、難局に対応できる総理ではなかったのである。前出と別の岸田派所属議員が言う。 「岸田さんは菅さんより線が細いボンボンだから、このままでは心がポキッと折れてしまう。ある日いきなり辞めるのではないか、と側近たちもハラハラしています。情緒不安定なのは、8月にかかったコロナの後遺症もあるのかもしれない。『あなたとは違うんです』と国民に逆ギレして辞めた、福田康夫元総理に雰囲気が似てきた」』、「「ヒラ議員時代から、岸田さんが党の部会で発言しているのを見たことがなかった。部会ではバカなことは言えないからそれなりに準備するものだが、岸田さんは何の努力もしてこなかったんだ」、「努力してこなかった」ツケが出てきているのだろうか。
・『官房副長官もキレっぱなし 八方塞がりでパニックに陥っているのは、当の岸田だけではない。岸田を支えるはずの官邸幹部の面々もまた、ある者は苛立って当たり散らし、ある者はやる気を失い、ある者はこっそりと逃げる算段をつけている。 「ダメだダメだ!」 官邸の一室で、集まった官僚たちを怒鳴りつける声が響く。官房副長官の木原誠二もこのところ、岸田に負けず劣らずの「湯沸かし器」と化しているのだ。官邸に出入りする某省庁幹部が言う。 「みんな幻滅していますよ。せっかく僕らが集まって何日も議論したものを、木原さんは決まって後から『ダメ』と言い出し、根拠のよくわからない感情論でひっくり返してしまうんだから。 国家安全保障局長の秋葉(剛男)さんも、安倍政権では外務審議官として汚れ役も引き受けていたのに、岸田政権では何もしないで黙っていて、最近は天下りのことばかり考えているみたいです。見限ったんでしょう。岸田政権は、僕ら役人から見ても末期ですよ」 政権にとっても一世一代の大舞台だった安倍晋三元総理の国葬でも、岸田官邸の混乱ぶりを示す事件が発生した。その詳細は、【岸田政権、もうガタガタ…木原誠二氏ら側近はミス連発、総選挙もムリで「万事休す」】でひきつづきお伝えする』、「官房副長官の木原誠二」は、財務省出身で岸田派だが、「岸田に負けず劣らずの「湯沸かし器」と化している」、とは情けない限りだ。
次に、10月22日付け現代ビジネスが掲載した経済ジャーナリスト・千葉商科大学教授の磯山 友幸氏による「意味不明、岸田内閣の「便乗値上げ」を許さない「需要創出」って何だ 「政策目的」がチグハグ過ぎる」を紹介しよう。
https://gendai.media/articles/-/101252?imp=0。
・『一体何を言っているのだ 「便乗値上げについては、今般の需要創出支援の趣旨を逸脱するものであり認められるものではありません」 全国旅行支援が始まったタイミングでホテルの宿泊料などが値上がりしていることについて、斉藤鉄夫国土交通大臣は記者会見でそんな発言をした。意味不明である。そもそも需要と供給で価格が決まる市場経済の中で、供給が一定のところに需要を創出すれば価格は上がる。それを「便乗値上げ」とは言わない。 もっとも、「現時点で便乗値上げの報告はない」としたが、確認されれば「厳正に対処する」のだという。見ものである。国交省はどんな事例を「便乗値上げ」と認定するのか。 客室の電気代や、送迎車のガソリン代、朝食のパンの小麦粉など、価格が上昇しているものを宿泊代に上乗せするのは普通の感覚なら「便乗値上げ」とは言わないだろう。しかし、エネルギーや食料代などは、いずれも岸田内閣が価格上昇を抑えようと必死に補助金を投入しているから、それらの上昇分を転嫁すること自体が罷りならぬとでも言いたいのか。 需要が増えてホッとひと息ついたので、需要が増えて売り上げが増えた分、苦労をかけた従業員の給与を増やそうというのはどうなのだろう。これも便乗値上げとは言えないだろう。まして、岸田内閣は「賃上げ促進」と言い続けているから、賃上げのための価格引き上げは岸田内閣の「政策目的」に叶っていて、責められるはずはない。 いったいどんな値上げをすると「便乗値上げ」になるのか。かつて電力会社に課していた「総括原価主義」よろしく、国が認めた原価に「適正利潤」を上乗せした「適正価格」を計算して、それを上回る値上げについて「便乗値上げ」として「厳正に対処」するのだろうか。それとも、ホテルや旅館に「公定価格」でも導入したいのか』、「斉藤鉄夫国土交通大臣」の「便乗値上げ」発言は、そんなに深いものではなく、軽いものなのかも知れない。
・『需要が増えれば価格は上がるもの 全国旅行支援が10月11日から(東京都は10月20日から)始まり、旅行代金の40%、交通機関とセットの旅行でひとり1泊8000円まで、宿泊のみだと5000円までが補助される。さらに平日は3000円、休日は1000円の地域クーポンが付いてくる。かつて盛り上がったGoToトラベルに比べて上限金額は少ないものの、待ってましたとばかり旅行に行こうと考えた人は多い。 ところが、全国旅行支援開始のタイミングで、人気ホテルの宿泊料が上昇。「開始前よりも高くなって支援のメリットを感じない」と言った声が溢れた。それが大臣をして「便乗値上げは許さない」と言わしめた理由である。文句を言いたい人たちの気持ちも分かるし、それをなだめようとする政治家の姿勢も分かる。しかし、前述の通り、需要が増えれば価格が上がるのは仕方ないことなのだ。 ならば、全国旅行支援などやらなくても良かったではないか、という声も出て来よう。そう。その通り。無駄である。国家財政を数千億円も注ぎ込んで「需要を創出」しなくても、需要は爆発的に増えていた。何しろ2年半もの間、新型コロナで「外出自粛」を余儀なくされてきただけに、この秋こそは旅行にゆくぞ、と考えていた人は少なくない。 さらに外国人だ。新型コロナ対策を理由に外国人観光客の受け入れを大幅に制限、事実上「鎖国状態」にあったが、岸田内閣は「開国」に踏み切った。それが何と同じ10月11日からである。止めていた外国人の制限を無くすだけでも需要は急増する。そうすれば値段も間違いなく上がるわけだ。未曾有の円安だから、超割安になった日本旅行に外国人が押しかけるのは火を見るより明らかだった。 外国人需要でホテル代が急騰し、日本人が泊まれなくなるのはかわいそうだから、日本人には補助金を出してあげよう、というのなら分かる。需要増加を機にホテルや旅館はどんどん値上げをして、一気に収益力を高めて、従業員の給与を大幅に引き上げてください。今がチャンスです、というのなら、政策としては筋が通っているかもしれない。ところが、「値上げするな」と言わんばかりの大臣コメントである』、「国家財政を数千億円も注ぎ込んで「需要を創出」しなくても、需要は爆発的に増えていた」、「止めていた外国人の制限を無くすだけでも需要は急増する」、「全国旅行支援などやらなくても良かったではないか」、「大臣」発言もさることながら、不必要な需要喚起策の方がはるかに問題である。
・『もはや打っている手がチグハグ いったい岸田内閣はどんな経済政策を取ろうとしているのか。 インフレを徹底的に抑えようと言うのなら、需要を抑えれば価格は下がる。ガソリン代の補助金を石油元売り会社に出して、価格を抑えれば、需要は減らないから、価格もなかなか下がらない。補助金など出さずに価格が上昇すれば皆倹約して需要量が減り、結果価格は下がるのだ。 また、インフレ退治には金利の引き上げが常套手段だが、景気悪化を恐れてゼロ金利を維持し続けている。日米の金利差は開く一方で、円安が進み、輸入に依存するエネルギー代は一向に下がらない。もはや、打っている手がチグハグなのだ。 結局、すべての打つ手が付け焼き刃のその場凌ぎのため、全体としてはチグハグにならざるを得ないと言うことだろう。 岸田首相の「聞く力」が災いしてか、ぎゃーと言ってきた業界のためになる補助金制度を次々に導入しているとしか思えない。全国旅行支援も結局は旅行業者の声を聞いた結果ということで、国民の生活や楽しみを考えてのことではない、ということだろう』、「岸田内閣」は「経済政策」を全面的に見直して、整合的なものに修正すべきだ。
第三に、10月26日付けデイリー新潮「「山際大臣」辞任の真相 岸田首相の“更迭”決断の背景に自民党内の「山際下ろし」と迫る捜査当局の動き」を紹介しよう。
・『急転直下の交代劇の裏側には何があったのか。見えてくるのは、岸田政権の相変わらずの“場当たり主義”と“ご都合主義”の二重奏だ。「瀬戸際大臣」がついに奈落に落ちた、山際大志郎・前経済再生大臣「辞任」の真相――。 今回の突然の事態急変に一番驚いたのは、実は「山際氏本人」だと言われている。 自民党関係者の話。「事実上の更迭。岸田首相の意向を受けて昨日、木原誠二官房副長官が“引導”を渡したとの話もあるが、確かなのは山際氏が自発的に辞めたわけではないということ。政権の浮沈を懸けた26兆円規模の総合経済対策の閣議決定を28日に控え、重要法案と担当大臣のクビを秤にかけ、ギリギリのタイミングで岸田首相が“損切り”の判断をした」 すでに党内では、先週半ばから大臣交代を求める声が急速に強まっていたというが、その空気を決定づけたのが18日の予算委員会での山際氏の答弁だった。 「本人みずから“これから何か新しい事実等々が様々なことで出てくる可能性がある”と発言したことで、大臣にとどまる限り、新たなスキャンダル発覚の可能性や野党の追及もやまないことが明らかになった。これで一気に“山際は辞任させるべき”との声が広がった」(同)』、「政権の浮沈を懸けた26兆円規模の総合経済対策の閣議決定を28日に控え、重要法案と担当大臣のクビを秤にかけ、ギリギリのタイミングで岸田首相が“損切り”の判断をした」、「判断」が遅過ぎたとの批判もある。
・『岸田首相の優柔不断ぶりを露呈 当然、党内の“山際下ろし”の声は官邸にも届いており、山際氏の答弁に不安を抱いていた岸田首相もこの間、松野博一官房長官を介して本人に辞任の意向を確認するも、山際氏は「辞任の考えはない」と答えたとされる。 24日の予算委員会で、岸田首相が山際氏の交代について「そういったことは全くない」と否定した数時間後の辞任発表だったため、さまざまな憶測が飛び交ったが、交代方針は週末には決まっていたとの情報も浮上している。 「さすがに予算委員会の場で首相が“交代させます”と表明するわけにもいかないので、24日の答弁はああ言うしかなかったのでは。8月の内閣改造時、山際氏の留任を首相にネジ込んだのは“親分”の甘利明氏でした。しかし甘利の親分に当たる麻生太郎副総裁が“交代やむなし”に傾いていたこともあり、週末以降、後見人の甘利氏も岸田首相の決断に口を挟めなかったようです」(全国紙政治部デスク) 岸田首相がここまでズルズルと更迭を先延ばしにした最大の理由は“辞任ドミノ”を恐れたからとされる。 「当初、山際氏が辞めれば“なら萩生田氏も辞めるべき”といった事態になるのは不可避と見られていました。しかし萩生田氏は閣僚ではないので、野党も山際氏ほどの勢いで追及してくることはないと政権側は判断した模様です。そもそも批判の急先鋒である立憲民主党の辻元清美氏が旧統一教会関連団体の勉強会に参加していた過去が判明しており、追及が過ぎるとブーメランとして跳ね返ってきかねない弱点がある。立民を除けば、追及の構えを崩していないのは共産党だけですが、“一党なら対処可能”と考えている節があります」(同)』、「山際氏の留任を首相にネジ込んだのは“親分”の甘利明氏でした。しかし甘利の親分に当たる麻生太郎副総裁が“交代やむなし”に傾いていたこともあり、週末以降、後見人の甘利氏も岸田首相の決断に口を挟めなかったようです」、「山際氏」辞任の経緯が理解できた。
・『議員辞職を求める動きは止まず ただし、大臣を辞めたからといって山際氏への追及がやむわけではない。 10月30日から、山際氏の「議員辞職」を求める全国規模の署名運動が展開される予定だ。主催するのは山際氏の地元選挙区で辞任を求めるデモ行進を行った市民団体「神奈川18区市民の会」である。 「これまで明らかになった山際氏と旧統一教会との繋がりは異様といっていいほど深く、大臣職を辞したからといって済む話ではありません。すでに10月6日、横浜地検に対して告発状を提出済みの事務所費問題を含め、山際氏の疑惑は旧統一教会との関係のみにとどまらない。議員辞職が相当と考えています」(共同代表のひとり) 事務所費問題とは「週刊新潮」(9月8日号)が報じた疑惑で、山際氏が代表を務める自民党神奈川県第18選挙区支部と地元事務所が入居する川崎市内のマンション所有者が、山際氏の私設秘書が代表に就く会社で、かつ相場を上回る家賃が長年支払われていたというもの。所有会社の株を100%持つのは山際氏であるため“税金還流”の嫌疑も浮上しているが、同告発に対し、横浜地検は11月上旬にも受理するか否かの判断をくだすと見られている。 山際氏の本当の正念場はこれからだ』、「事務所費問題を含め、山際氏の疑惑は旧統一教会との関係のみにとどまらない。議員辞職が相当と考えています」、「山際氏の本当の正念場はこれからだ」、どうなるのか要注目だ。
タグ:キシダノミクス (その9)(岸田総理が「機能停止」…!? 支持率戻らず「腑抜け状態」で側近たちもサジを投げた、意味不明 岸田内閣の「便乗値上げ」を許さない「需要創出」って何だ 「政策目的」がチグハグ過ぎる、「山際大臣」辞任の真相 岸田首相の“更迭”決断の背景に自民党内の「山際下ろし」と迫る捜査当局の動き) 現代ビジネス「岸田総理が「機能停止」…!? 支持率戻らず「腑抜け状態」で側近たちもサジを投げた」 「何も考えられない腑抜けの状態」、ここまで酷い状態に陥っていたとは初めて知った。 「国葬は「弔問外交」の場と開き直り、海外からの参列者と前日から会いまくる日程を組んだ」、のも裏目に出たようだ。「最近の岸田さんは余裕を失っていて、ちょっとしたことでキレてしまう」、かなり重症のようだ 「岸田のメンタルは、もはやボロボロだ」、「政権は「末期」の様相を呈するようになった」、誠に酷い状況だ。 「「ヒラ議員時代から、岸田さんが党の部会で発言しているのを見たことがなかった。部会ではバカなことは言えないからそれなりに準備するものだが、岸田さんは何の努力もしてこなかったんだ」、「努力してこなかった」ツケが出てきているのだろうか。 「官房副長官の木原誠二」は、財務省出身で岸田派だが、「岸田に負けず劣らずの「湯沸かし器」と化している」、とは情けない限りだ。 現代ビジネス 磯山 友幸氏による「意味不明、岸田内閣の「便乗値上げ」を許さない「需要創出」って何だ 「政策目的」がチグハグ過ぎる」 「斉藤鉄夫国土交通大臣」の「便乗値上げ」発言は、そんなに深いものではなく、軽いものなのかも知れない。 「国家財政を数千億円も注ぎ込んで「需要を創出」しなくても、需要は爆発的に増えていた」、「止めていた外国人の制限を無くすだけでも需要は急増する」、「全国旅行支援などやらなくても良かったではないか」、「大臣」発言もさることながら、不必要な需要喚起策の方がはるかに問題である。 「岸田内閣」は「経済政策」を全面的に見直して、整合的なものに修正すべきだ。 デイリー新潮「「山際大臣」辞任の真相 岸田首相の“更迭”決断の背景に自民党内の「山際下ろし」と迫る捜査当局の動き」 「政権の浮沈を懸けた26兆円規模の総合経済対策の閣議決定を28日に控え、重要法案と担当大臣のクビを秤にかけ、ギリギリのタイミングで岸田首相が“損切り”の判断をした」、「判断」が遅過ぎたとの批判もある。 「山際氏の留任を首相にネジ込んだのは“親分”の甘利明氏でした。しかし甘利の親分に当たる麻生太郎副総裁が“交代やむなし”に傾いていたこともあり、週末以降、後見人の甘利氏も岸田首相の決断に口を挟めなかったようです」、「山際氏」辞任の経緯が理解できた。 「事務所費問題を含め、山際氏の疑惑は旧統一教会との関係のみにとどまらない。議員辞職が相当と考えています」、「山際氏の本当の正念場はこれからだ」、どうなるのか要注目だ。