健康(その26)(「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい3大原因 悩ましい「夜中のトイレ」 原因を徹底解説!、尿漏れ 頻尿 男のチョイ漏れ… 誰もが悩む尿トラブル 単なる老化現象ではない! 人には言いづらい尿の悩み、「断食」がなぜビジネスパーソンに人気?痩せるだけではない驚きの効果) [生活]
昨日に続いて、今日は、健康(その26)(「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい3大原因 悩ましい「夜中のトイレ」 原因を徹底解説!、尿漏れ 頻尿 男のチョイ漏れ… 誰もが悩む尿トラブル 単なる老化現象ではない! 人には言いづらい尿の悩み、「断食」がなぜビジネスパーソンに人気?痩せるだけではない驚きの効果)を取上げよう。
先ずは、12月30日付け日経ビジネスオンラインが掲載したライターの田村知子氏による「「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい3大原因 悩ましい「夜中のトイレ」 原因を徹底解説!」を取上げよう。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00283/091500149/
・『加齢とともにトイレが近くなってきた――そう実感している人は多いだろう。日本泌尿器科学会によると、夜間に1回以上トイレに起きる「夜間頻尿」の人は、40代以上で約4500万人。実は、国民病とされる高血圧患者よりも多いのだ。トイレのために睡眠が妨げられることで、日中の体調不良に悩む人も多い。そこで新刊書籍『尿もれ、頻尿、前立腺の本』(日経BP)の内容を基に、夜間頻尿の解決策を探っていこう』、私の「夜間頻尿」は、4~5回と酷い状態が数年続いている。ただ、トイレに行ったらすぐ寝つけるのが救いだ。
・50歳を過ぎると約6割の人が「夜中に1回以上」トイレに起きている 「夜、寝ているときにトイレに行きたくなって目覚めてしまう」「1度トイレに起きると、その後なかなか寝つけない」「就寝中に何度もトイレに起きてしまうので、熟睡できない」など、「夜中のトイレ」に関する悩みは、多くの読者にとって身近な問題ではないだろうか。 夜、寝ている間に1回以上、排尿のために起きる症状を「夜間頻尿」と呼ぶ。わが国で行われた代表的な研究(*1)によると、40代では男女ともに約4割の人に夜間頻尿があり、50代では約6割、60代では約8割、70代以上になると約9割と、年齢を重ねるごとにその割合は増えてくる。 夜中のトイレが2回以上になる夜間頻尿に限っても、60代の男性で約4割/女性で約3割、70代の男性で約6割/女性で約5割、80歳以上の男性では約8割/女性では約7割という多さだ(図1)。 *1 本間之夫ほか. 排尿に関する疫学的研究.日本排尿機能学会誌. 2003;14:266-277. (図1 夜間頻尿の頻度 はリンク先参照)』、「夜中のトイレが2回以上になる夜間頻尿」が「70代の男性で約6割」ならやむえを得ないとあきらめる他ないようだ。
・『「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい大切なこと 50代の約6割、60代では約8割。これだけ多くの人に夜間頻尿が認められると、「夜中にトイレに起きるのは、ある程度の年齢になれば仕方がない」――。そんなふうに半ばあきらめてしまっている人もいるかもしれない。 夜間頻尿は確かに、加齢に伴う生理現象の1つといえる側面もある。しかし、桜十字病院泌尿器科医長(前・国立長寿医療研究センター副院長/同センター泌尿器外科部長)の吉田正貴さんは「夜間頻尿には加齢以外にもさまざまな原因が複雑に絡み合っていることが多く、原因が1つということはまずありません」と話す。「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に、原因を探り、適切な対策を取ることで、改善する可能性は十分にあるのだ。 近年、夜間頻尿に関する知見が蓄積され、夜間頻尿の症状に効果的な新しい薬が登場したことで、2020年に「夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]」(日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会)が発行された。2009年の初版発行から11年ぶりの改訂だ。吉田さんは、この最新の診療ガイドラインの作成委員長を務めた。 ガイドラインの改訂に当たっては、泌尿器科の専門医だけでなく、一般の医師向けに診療の手順などを示した診療アルゴリズムが新たに作成されるなど、注目すべき点がいくつかある。その1つが、夜間頻尿の原因によっては、日常生活の中で実践できる具体的な行動療法(セルフケア)を重視している点だ。夜間頻尿に困っている人にとっては朗報といえるだろう(セルフケアについては第2回、第3回で詳しく紹介予定)。 こうした最新知見を上手に取り入れるためにも、まず知っておきたいのは、自分の夜間頻尿の原因だ。夜間頻尿の背景には、加齢だけでなく、前立腺肥大などの泌尿器系の病気や、不眠症など泌尿器以外の病気が影響している場合もある。自分の夜間頻尿の原因をどのように見分け、対策を取ればいいのか。吉田さんに詳しく解説していただくとともに、記事後半に掲載したセルフチェック表で、自分に当てはまる症状がないかを見ていこう』、私の場合は、「前立腺肥大」で通院していたが、状態が改善しないので、ついに医者から通院不要と言い渡された。
・『トイレに起きる回数よりも、「どれくらい困っているか」がポイント 前述したように、「夜間頻尿」は夜間の就寝中に1回以上、排尿のために起きなければいけない症状のことを言う。しかし実際には、夜中に1回トイレに起きるだけで治療を必要とするケースは少ないと、吉田さんは話す。 「最近は夜間頻尿という言葉が一般にも知られるようになり、『自分も夜中に1回はトイレに起きるから、何か問題があるのではないか』と心配して受診される人が増えました。そうした方には、それによって困っていることが特になければ、様子を見ましょうと伝えます。治療を考える目安は、トイレに起きる『回数』よりも、『どれくらい困っているか』に基づきます。『1回でもつらい』という人もいれば、『3回起きても特に問題はない』という人もいます。特にご本人が問題を感じていなければ、トイレに起きる回数が多くても、治療の対象にはなりません」(吉田さん) 就寝中に1回程度なら、まあ仕方ないと考える人も多いだろう。だがこれが2回、3回と回数が増えていき、寝不足になるなど困ることが出てくれば、何らかの対応が必要になってくる。シニア世代は特に、夜間にトイレに行くときに転倒して骨折し、寝たきりの状態につながるリスクもあると、吉田さんは指摘する。 「東北大学の研究チームの報告(*2)によれば、70歳以上の高齢者では、夜中のトイレが2回以上の人の死亡率は、1回以下の人に比べて約2倍高く、回数が増えるにつれて死亡率が高まることが分かっています」(吉田さん) シニア世代の夜間頻尿は転倒・骨折につながるリスクがある一方で、適切な対策を取れば改善する可能性が高い。また、夜間頻尿の原因によっては、セルフケアで症状が軽減する場合も多い。まずは夜間頻尿が起きている原因を考え、必要な対策を知っていこう』、「70歳以上の高齢者では、夜中のトイレが2回以上の人の死亡率は、1回以下の人に比べて約2倍高く、回数が増えるにつれて死亡率が高まる」、やはり気を付ける必要がありそうだ。
・『夜間頻尿の主な原因は「夜間多尿」「蓄尿障害」「睡眠障害」の3つ 夜間頻尿の原因は、主に3つに大別することができる。「夜間の尿の量が増える『夜間多尿』、膀胱にうまく尿がためられなくなる『蓄尿障害』、夜間によく眠れない『睡眠障害』。これらの3つの原因が重なり合って夜間頻尿を引き起こしていることが多いですね」(吉田さん) (図2 夜間頻尿の3大原因 はリンク先参照) 夜間頻尿の主な原因は、夜間多尿、蓄尿障害、睡眠障害の3つ。 これら3つの主要原因について、詳しく説明していこう』、興味深そうだ。
・『夜間多尿はホルモンの減少や水分の過剰摂取、運動不足などが影響 「夜間多尿」という言葉は耳慣れない人もいるだろう。「夜間頻尿」は夜間のトイレの頻度(回数)が基準となるが、夜間頻尿の原因の1つである「夜間多尿」は、「夜間に出る尿量が多い状態」を言う。具体的には、1日の総尿量の33%以上が就床中に出ている状態を夜間多尿と呼ぶ。つまり、本来なら昼間に出る分の尿が、夜に出てしまっているのだ。 夜間多尿は、シニア世代の夜間頻尿の原因の大部分を占めるという。なぜ、シニア世代で夜間の尿量が増えるのか。「1つには、抗利尿ホルモンと呼ばれるホルモンの減少が挙げられます。抗利尿ホルモンは通常、夜間に多く分泌されて、尿量を減らす役割を果たしています。ところがこのホルモンは、加齢とともに分泌量が少なくなるので、それに伴って、夜間に作られる尿の量が増えていくのです」(吉田さん) また、加齢や運動不足などによって下半身の筋肉が衰えたり、心臓や腎臓の機能が低下してきたりすることで血液を全身に送るポンプ機能が弱まり、血液の循環が悪くなることも、夜間の尿の量を増やす原因になる。 「血液の循環が悪くなると、下半身の血管から水分が漏れ出して、細胞の間質にたまって足がむくみます。水分がたまった状態のまま、夜になって睡眠のために横になると、重力の影響を受けなくなった水分が血管に戻ります。すると、増えた水分を減らすために尿が作られ、膀胱にたくさんたまるようになるので、尿意を感じトイレに起きやすくなります」(吉田さん)』、「加齢や運動不足などによって下半身の筋肉が衰えたり、心臓や腎臓の機能が低下してきたりすることで血液を全身に送るポンプ機能が弱まり、血液の循環が悪くなることも、夜間の尿の量を増やす原因に」、「加齢」要因ばかりはどうしようもない。
・『高血圧や糖尿病が原因で起こる夜間多尿も このほかにも、高血圧や糖尿病といった生活習慣病や、その治療薬が夜間多尿を引き起こしていたり、脳梗塞や心筋梗塞の予防のために水分を必要以上に多く飲んでいることが夜間多尿につながっていることもある。 高血圧には、塩分をため込みやすいタイプとそうでないタイプがあり、日本人は前者が多い。私たちの体には、血液中の塩分(ナトリウム)の濃度を一定に保つ機能が備わっている。そのため、塩分を多くとった場合は、尿として体外に排出される。しかし、塩分をため込みやすいタイプの高血圧の人は、塩分を多くとると、昼間に作られる尿だけでは塩分を排出しきれない。すると、残った塩分を排出するために、夜間にも尿が作られることで、夜中にトイレに起きやすくなる。 糖尿病の場合は、血液中の糖が多くなるため、体は糖を尿として排出しようとする。すると、尿の量や回数が増えて脱水状態になりやすく、のどが渇いて水分を多く飲むことで、さらに尿の量が増えてしまう。 また、高血圧の治療によく使われる「カルシウム拮抗薬」という種類の薬や、糖尿病の「SGLT2阻害薬」という種類の薬も、夜間多尿を引き起こすことがある。 高血圧や糖尿病の持病があり、夜間頻尿・夜間多尿もある場合には、まずはかかりつけ医に相談してみるといいだろう』、私の場合は「高血圧や糖尿病」は幸い該当しない。
・『夜間多尿の原因 抗利尿ホルモンの減少(夜間に作られる尿の量が増えてしまう) 心臓のポンプ機能の低下(血液の循環が悪くなり、下半身にたまった水分(むくみ)が夜間に尿として出てくる) 高血圧や糖尿病、およびその治療薬の一部 水分のとりすぎ)』、私の場合はこれも該当しない。
・『前立腺肥大症や過活動膀胱の一症状として夜間頻尿が表れる 2つ目の「蓄尿障害」は、膀胱にうまく尿がためられなくなる現象のこと。「蓄尿障害」も、加齢によって誰にでも起こり得る現象だ。腎臓で作られた尿は、膀胱にいったんためられる。加齢によって膀胱の筋肉が衰え、しなやかさが失われると、膀胱はあまり広がらなくなってしまう。その結果、ためられる尿の量が少なくなり、尿意を感じやすくなるのだ。 中高年男性に多い前立腺肥大症でも、蓄尿障害が起こる。「男性の場合は40~50代頃から前立腺が肥大してきて、尿が出にくい、尿の回数が多い、トイレに行く前に尿が漏れてしまうといった症状が出てきます。そうした症状の1つとして、夜間頻尿を訴える人がいます」(吉田さん) 夜間頻尿だけでなく、我慢できないほどの強い尿意を感じることがあったり、昼間のトイレも近かったりする場合は、過活動膀胱が原因になっている可能性もある。過活動膀胱は、膀胱や排尿に関する筋肉の衰えなどが原因で、少量の尿がたまった状態でも膀胱が過度に収縮して尿意を感じてしまう病気だ。男女ともに40代頃から起こってきて、加齢とともに増えてくる』、私は「前立腺肥大症」だ。
・『加齢や睡眠の病気で眠りが浅く、尿意で目覚めたと勘違いする 夜間頻尿の3つ目の原因が、「睡眠障害」だ。年齢を重ねてくると誰でも、睡眠はある程度、浅くなったり、短くなったりする。日中の活動量が減ったり、睡眠に関するホルモンの分泌量が低下したりするためだ。睡眠が浅いために夜中に目が覚めて、「尿意を感じて目が覚めた」と勘違いしているケースも見受けられるという。 加齢以外にも「睡眠障害」を起こす病気はあり、それらが原因で夜中に何度も目が覚め、トイレに行くことで結果として「夜間頻尿」になってしまうこともある。 「例えば、いびきをかきながら呼吸が一時的に止まってしまう『睡眠時無呼吸症候群』、脚にむずむずするような不快な感覚が生じる『むずむず脚症候群』、睡眠中に足の指や足首、膝などが勝手に動いてしまう『周期性四肢運動障害』といった病気は、夜間頻尿のリスク因子に挙げられます。これらの病気が夜間頻尿を引き起こしている場合には、その病気の治療をすることで、夜間の眠りが改善されて、夜間頻尿もよくなることがあります」(吉田さん)』、かつては『睡眠時無呼吸症候群』だったようだが、現在は自然に治っているようだ。
・『あなたの夜間頻尿はどのタイプ? 該当する項目をチェック! 夜間頻尿にはさまざまな原因があることがお分かりいただけただろうか。 ではここで、自身の夜間頻尿の原因を推測できるセルフチェックを行ってみよう。該当する項目が多いほど、その原因が夜間頻尿を引き起こしている可能性が高いと考えられる。ただし、これはあくまで原因を探るためのセルフチェックなので、夜間頻尿で仕事や生活に支障があったり、夜間頻尿以外に排尿時の痛みや不快感がある、血尿が出るといった症状があれば、まず泌尿器科を受診してほしい。 ○「夜間多尿」が原因の場合に見られることが多い症状(昼間の1回分の尿の量と、夜間の1回分の尿の量を比べてみて、昼間と同じくらいの量かそれ以上の量が出ている 夕方になると足のすねやふくらはぎがむくむ。夜間に2~3回以上トイレに行くと、朝はむくみがほとんどとれている 1日に1.5リットル以上の水分をとっている(食事に含まれる水分は除く) ○「蓄尿障害」が原因の場合に見られることが多い症状(前立腺肥大症や過活動膀胱と診断されている 男性で「尿の出が悪い」「残尿感がある」「昼夜を問わずよくトイレに行きたくなる」「尿を漏らすことがある」といった尿トラブルがある 男女ともに「突然、我慢できないほどの強い尿意が起こる」ことが週1回以上ある ○「睡眠障害」が原因の場合に見られることが多い症状(「就寝中にいびきをかいて、呼吸が一時的に止まることがある」「夕方以降に脚にむずむずするような不快な感覚がある」「睡眠中に足の指や足首、膝などが勝手に動く」のいずれかの症状がある 眠ってから3時間以内にトイレに起きる 夜、トイレに起きたあと、1時間以上眠れない (監修:吉田正貴氏)) さて、どの原因の項目に多くチェックが入っただろうか。先述した通り、夜間頻尿は複数の要因が絡み合っていることが多く、いずれも複数のチェックが入った人も多いかもしれない。その場合は、それぞれの原因に対処していく必要がある。その際は、夜間多尿と、それ以外の原因に分けて考えることが大切になる。 「夜間多尿が原因の場合は、生活習慣を見直すセルフケアで、症状の改善が期待できます。蓄尿障害や睡眠障害、それ以外の病気の影響がある場合などは、その病気の治療に加えて、夜間頻尿の症状を軽減する食事や水分のとり方をすると効果的です」(吉田さん) 次回、第2回(困った夜間頻尿 解決のカギは「夕方の足のむくみ」解消!)は「夜間多尿」にフォーカスして、夜間の尿量をより詳しく調べるための方法や、「夕方の足上げ」など、診療ガイドラインでも推奨されているセルフケアの方法を紹介する。そして、第3回(夜間頻尿を減らす「薬」「睡眠」「水分・塩分」のポイント)では、夜間頻尿を引き起こすさまざまな病気や治療の影響のほか、夜間頻尿全般に効果的な食習慣について解説していく』、「第2回(困った夜間頻尿 解決のカギは「夕方の足のむくみ」解消!)は「夜間多尿」にフォーカスして、夜間の尿量をより詳しく調べるための方法や、「夕方の足上げ」など、診療ガイドラインでも推奨されているセルフケアの方法を紹介する」、「第3回(夜間頻尿を減らす「薬」「睡眠」「水分・塩分」のポイント)では、夜間頻尿を引き起こすさまざまな病気や治療の影響のほか、夜間頻尿全般に効果的な食習慣について解説」、いずれも興味深そうだ。
次に、12月30日付け日経ビジネスオンライン「尿漏れ、頻尿、男のチョイ漏れ… 誰もが悩む尿トラブル 単なる老化現象ではない! 人には言いづらい尿の悩み」を紹介しよう。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00283/090800146/
・『しょっちゅうトイレに行きたくなる、ふとしたはずみに漏らしてしまう、夜中にトイレのために起きる…。そんな尿の悩みを、実に多くの中高年が抱えています。尿の悩みは人に相談しづらく、「ある程度の年齢になれば仕方のない」と諦めている人も少なくないでしょう。そこで、新刊書籍『尿もれ、頻尿、前立腺の本』(日経BP)の内容を基にその解決策を探っていきましょう。今回は、特に悩んでいる人が多い「頻尿」「尿漏れ」について、日本大学医学部泌尿器科学系主任教授の高橋悟さんによる解説を紹介します』、興味深そうだ。
・『尿の悩みを「単なる老化現象」で片づけてはいけない 「頻繁にトイレに行きたくなる」「急に尿意を感じて、トイレに駆け込む」「ふとしたはずみに尿が漏れてしまう」「排尿後に尿がジワッと漏れてズボンにシミができることがある」「夜中にトイレのために目が覚めてしまう」 中高年になると、こうした「頻尿」や「尿漏れ」などの尿トラブルを経験する人が増えてきます。日本排尿機能学会が2002年に40歳以上の日本人を対象に実施した調査では、日中に8回以上トイレに行く人は2人に1人、夜中に1回以上トイレに行く人は3人に2人という結果になっています(*1)。 尿にまつわる不調やトラブルはそれほど身近である一方、人にはなかなか相談しづらく、受診もためらいがちです。「ある程度の年齢になれば仕方のないこと」とあきらめてしまっている人も少なくありません。 しかし、頻尿や尿漏れは加齢が原因の一つとなってはいるものの、単なる老化現象ではありません。頻尿や尿漏れはれっきとした病気であり、症状に合わせたセルフケアや治療を行うことで改善が期待できます。 頻尿や尿漏れを放置していると、徐々に悪化していきます。尿トラブルが気になって仕事に集中できなくなったり、外出を控えるようになったりと、QOL(Quality of Life:生活の質)の低下にもつながります。また、尿トラブルの中には、膀胱(ぼうこう)がんや前立腺がんなど、命に関わるような別の病気が隠れていることもあります。頻尿や尿漏れで悩んだり困ったりしているなら、怖い病気を見つけるためにも早めに対処することが重要です。 頻尿・尿漏れといってもさまざまなタイプがあるので、まずはその種類や特徴を知っておきましょう』、興味深そうだ。
・『尿トラブルの中でも特に多い「頻尿」 頻繁にトイレに行きたくなる「頻尿」や、ふとしたはずみに尿が漏れてしまう「尿漏れ(尿失禁)」は、いずれも膀胱に尿がうまくためられなくなることで起こることから、「蓄尿症状」と呼ばれます。 頻尿と尿漏れはそれぞれ別の病態ですが、同じ蓄尿症状であることからも密接な関わりがあり、原因が絡み合っていることが多いものです。実際、尿漏れがある人の多くに、頻尿も見られます。そのため、対策の中には共通するものもあります。 頻尿は、朝起きてから就寝までの排尿が8回以上、夜間の就寝後の排尿が1回以上と定義されています。先ほども紹介した日本排尿機能学会の調査によると、40代以上で昼間頻尿がある人は約3300万人、夜間頻尿がある人は約4500万人と推測されており、ほかの尿トラブルと比べても特に多いことが分かります』、私の場合、「夜間頻尿」だけでなく、「昼間頻尿」もある。
・『「頻尿」は男女とも多いトラブル 40歳以上の男女を対象にした日本排尿機能学会の調査の結果。昼間頻尿は日中に8回以上、夜間頻尿は夜中に1回以上、トイレに行く場合。そのほかの症状は週1回以上。(出典:日本排尿機能学会誌. 2003;14(2):266-277. を基に作成) ただ、排尿の回数には個人差があり、昼間に8回以上、夜間に1回以上トイレに行くことがあっても、本人が困ったり悩んだりしていなければ、基本的には心配は要りません。もちろん、困っていなければ病院に行く必要もないでしょう。 しかし実際には、昼間に10回以上、夜間に2回以上の排尿があると、日常生活に何らかの影響が出てくることが多いようです。一方、1日の排尿回数が8回以下でも、本人が困っていれば頻尿と考えます。 夜間頻尿は40代で約4割、50代で約6割、60代で約8割、70代以上で約9割と、加齢とともに増えていきます。還暦を迎えた私自身も、週に1~2回は夜中にトイレに起きるようになりました。とはいえ、夜間頻尿の原因は加齢だけではありません。 夜間頻尿の主な原因は3つあります。1つめは夜間の尿の量が増える「夜間多尿」、2つめは膀胱に尿がうまくためられなくなる「蓄尿障害」、3つめは眠りが浅いなどの「睡眠障害」です。頻尿が夜間だけの場合は、夜間多尿や睡眠障害が原因となっていることが多く、蓄尿症状としての頻尿とは性質が異なります(参考記事「『夜間頻尿は年のせい』とあきらめる前に知っておきたい3大原因」)。 夜間頻尿だけでなく昼間の頻尿もある場合は、男女ともに「過活動膀胱」の影響も考えられます。日本排尿機能学会の調査から推測すると、過活動膀胱の人は現在では1000万人以上いると見られます。過活動膀胱は膀胱に尿を十分にためられなくなる病気で、そのために急に強い尿意を感じたり(尿意切迫感)、トイレまで我慢できずに尿が漏れてしまったり(切迫性尿失禁)、頻尿の症状が出たりします。 男性の場合は40~50代になってくると前立腺が肥大してきますが、この前立腺肥大症により尿道が圧迫されて尿が出にくくなることで、頻尿や尿漏れなどの尿トラブルが起こってきます。前立腺肥大症の約半数の人は、過活動膀胱を合併しているといわれています。 頻尿の原因にはそのほか、膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染で膀胱の知覚神経が刺激される場合や、膀胱や尿道には問題がないのに、緊張や不安などから頻繁にトイレに行ってしまう心因性の場合があります』、私の場合、「前立腺肥大症の約半数の人は、過活動膀胱を合併しているといわれています」、多分、「過活動膀胱を合併」しているのだろう。
・『「尿漏れ」は女性に多く、男性特有の「チョイ漏れ」も 尿失禁(いわゆる「尿漏れ」)は、自分の意志とは関係なく、尿が漏れてしまう状態です。尿失禁で最も多いのは「機能性尿失禁」と呼ばれるもので、排尿の機能には問題がなく、脳の認知機能や身体の運動機能の問題によって起こります。機能性尿失禁は認知症や日常生活動作(Activities of Daily Living = ADL)の低下などで介護が必要な人に見られることがほとんどです。 一方、一般の人の尿漏れは、4つのタイプに分けられます。 尿漏れの4つのタイプ(○腹圧性尿失禁 … おなかに力が入ったときに、不意に起こる尿漏れ ○切迫性尿失禁 … 尿意が我慢できずに漏らしてしまう状態 ○混合性尿失禁 … 腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の両方がある状態 ○溢流(いつりゅう)性尿失禁 … 排尿障害によって、尿意とは関係なく、尿があふれ出てくる) 「腹圧性尿失禁」は、せきやくしゃみをしたり、笑ったり、重いものを持ち上げたりしておなかに力が入ったときに、不意に起こる尿漏れです。「切迫性尿失禁」は、尿意を我慢できずに漏らしてしまう状態です。腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が合併している場合は、「混合性尿失禁」と呼ばれます。 女性に多い「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」 これら3つのタイプの尿漏れは、閉経後の50代以上の女性に多く見られます。尿漏れに悩む女性が10人いた場合、腹圧性尿失禁が5人、混合性尿失禁が3人、切迫性尿失禁が2人の割合になるといわれています。つまり、尿漏れに悩む女性の8割は、腹圧性尿失禁があることになります。 腹圧性尿失禁は、40歳以上で肥満気味の女性や、2回以上の出産(産道となる膣を経て出産する経膣分娩)の経験がある場合によく見られます。主な原因は、妊娠・出産、女性ホルモンの減少などにより、膀胱や尿道を支える骨盤底筋群が緩むことと、尿道を締める尿道括約筋の機能が低下することが挙げられます。男性で腹圧性尿失禁が起きるのは、前立腺がんの手術後など限定的です。 切迫性尿失禁は、先ほども少し触れましたが、過活動膀胱の症状の一つです。我慢できないほどの強い尿意切迫感があり、実際に尿を漏らしてしまうと、切迫性尿失禁になります。切迫性尿失禁は男女ともに加齢に従って増えてくる傾向がありますが、女性の方が尿道が短いため、女性に多く見られます。過活動膀胱の有病率に男女差はほとんどないものの、切迫性尿失禁がある割合は、女性の方が高いといわれています。 「溢流性尿失禁」は、一般にはあまりないタイプで、高度な排尿障害をともなうことが多い尿漏れです。「溢流」とは、あふれ出てくる状態を表します。排尿がしづらいために、膀胱に尿がたまって残尿が多くなり、膀胱の容量を超えた尿があふれてきます。 溢流性尿失禁では、尿意がよく分からない、残尿感がある、おなかに力を入れていきまないと尿が出ない、尿に勢いがないといった症状があります。男性の場合は前立腺肥大症、女性の場合は骨盤内にある膀胱や子宮、直腸が垂れ下がる骨盤臓器脱と呼ばれる状態などにより、尿道や膀胱の出口が詰まって膀胱に尿がたまることが原因で起こります。そのほか、骨盤内にある臓器の手術で膀胱の神経が傷ついたり、糖尿病で末梢(まっしょう)神経がまひしたりすることでも、溢流性尿失禁が起こることがあります。 このほかに、男性特有の「排尿後尿滴下」という尿漏れもあります。これはいわゆる“チョイ漏れ”と呼ばれるもので、尿を出し切ったつもりでも、そのあとすぐに、下着の中でジワッと尿が漏れてくる現象です。40代以上になると起こりやすくなってきます。 排尿後尿滴下は、厳密には排尿症状である尿失禁ではなく、「排尿後症状」に分類されます。ただ、排尿後尿滴下に悩む男性は非常に多いため、尿漏れの一種として考えて差し支えないでしょう。 このように、頻尿や尿漏れにはさまざまなタイプと特徴があることがお分かりいただけたと思います。次回は、頻尿や尿漏れの原因になる過活動膀胱や、尿漏れに関わる骨盤底筋群や尿道括約筋について詳しく解説していきます。また、男性と女性の尿トラブルの特徴についても、次回以降にご紹介します』、「男性特有の「排尿後尿滴下」という尿漏れ」は、夏など薄い色のズボンを穿いていたので、目立ってきまり悪い思いをした。
第三に、本年1月1日付けダイヤモンド・オンライン「「断食」がなぜビジネスパーソンに人気?痩せるだけではない驚きの効果」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/314001
・『近年、体調を整える手段として注目を集めつつある「断食」。食を断つという言葉からダイエットに効果があることは想像に難くないが、他にも多くのメリットがあるという。忙しい社会人でも生活に取り入れることは難しくないという断食の効果や具体的な方法について、イシハラクリニック副院長の石原新菜氏に話を聞いた』、興味深そうだ。
・『過食気味な現代人が断食で得られる効果 「食事は3食」。このような固定観念に、とらわれてはいないだろうか。時間のない現代人の食生活は、高カロリー・高タンパク・高脂肪なメニューになりがちで、血液や腸内環境の悪化や免疫力・代謝の低下といった体の不調につながってしまうことが多い。 イシハラクリニック副院長の石原新菜氏によると、食事という行為にかかる体の負担は、一般人が想像するよりもはるかに重いのだという。 「例えば、ステーキを食べるという行為一つとっても、体内では多くの器官が働いています。口内で小さく分解された肉は、胃の中で胃酸に含まれるタンパク分解酵素によってドロドロに溶けていきます。さらに十二指腸で、胆汁やすい液によって細かく消化され、ようやく小腸のひだで吸収されて血液中に運ばれるのです」 また、肉を食べると体内から排出すべきアンモニアも発生するため、消化吸収に加えて排出まで行うべく、体内の各器官がフル稼働する。 「断食を行うと、消化時に負担のかかる体内の器官を休めてメンテナンスする時間を確保できます。断食中は、血液内に残存した余分な糖や脂肪をエネルギーとして使っていくため、断食によって血糖値や中性脂肪、コレステロールの値の低下が期待できます」 さらに、断食によってデトックス効果も期待できるそうだ。 「デトックスとは、毒素や便・尿、汗といった体に必要のないものを排出すること。消化吸収に血液を稼働させる必要がなくなるため、その分排せつに関わる臓器の血流が良くなります。すると、体内にたまっていた不要なものを体の外に出して、スッキリときれいにしてくれるのです」』、「ステーキを食べるという行為一つとっても、体内では多くの器官が働いています。口内で小さく分解された肉は、胃の中で胃酸に含まれるタンパク分解酵素によってドロドロに溶けていきます。さらに十二指腸で、胆汁やすい液によって細かく消化され、ようやく小腸のひだで吸収されて血液中に運ばれるのです」 また、肉を食べると体内から排出すべきアンモニアも発生するため、消化吸収に加えて排出まで行うべく、体内の各器官がフル稼働する。 「断食を行うと、消化時に負担のかかる体内の器官を休めてメンテナンスする時間を確保できます。断食中は、血液内に残存した余分な糖や脂肪をエネルギーとして使っていくため、断食によって血糖値や中性脂肪、コレステロールの値の低下が期待できます」 さらに、断食によってデトックス効果も期待できる」、「断食」の効果が理解できた。
・『オートファジーや長寿遺伝子 最も効果的な断食の時間とは 2016年、「オートファジー」の働きを解明した大隅良典・東京工業大学栄誉教授のノーベル生理学・医学賞受賞は、断食に注目が集まる大きな契機となった。 「オートファジーは、血液中の栄養素が少なくなると細胞中のタンパク質を一度壊して再活用するという働きです。オートファジーによって全身の細胞で若返りが起こるため、認知症の予防やパーキンソン病といった神経変性疾患と呼ばれる病気に対して効果があるとされています」 オートファジーは、食事による栄養の補給を断つことで働く。また“長寿遺伝子”が活性化するには30~40%摂取カロリーの減少が必要だ、と石原氏は語る。 「2000年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が発見したサーチュイン遺伝子が、長寿遺伝子と呼ばれる遺伝子です。この遺伝子が活性化すると、老化を抑える効果が期待できるとされています」 断食には、細胞の若返りや長寿につながるなど多くのメリットがありそうだが、それでは、日常に断食を取り入れる場合、断食の時間はどのくらいの長さを目安とすれば良いのだろうか。 「男性のビジネスパーソンを想定すると、12時間以上空けられると良いでしょう。最も望ましいのは16時間近く空けることですが、仕事の付き合いなどで夜の食事を抜くのは難しいという人も多いと思います。そういう人には朝食を野菜ジュースなどに置き換えることを薦めています」 例えば、夜8時に食事を取り、朝は野菜ジュースを飲む、昼の12時にそばやうどんといった軽めの食事。そして、夜はまた普通の食事を取るという生活リズムが、最も継続しやすいのだそうだ。 「週に1度、朝食を野菜ジュースや具なしのみそ汁などに置き換えるだけでも、断食の効果は期待できます。もちろん、続けられる人は毎朝の食事を置き換えると、より効果が実感できると思いますよ」 そもそも人間の体は、空腹に対処する機能を備えているのだと石原氏は語る。 「人間の体には、血糖値を上げるホルモンが10種類以上存在しています。例えば、アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺から出るサイロキシンなどが該当します。ところが、血糖値を下げるホルモンというのは、インスリン一つしかありません。つまり、人間の体は空腹に対応する方法を知っていますが、過食に対処する術をほとんど知らないのです」 食べ過ぎに適応していない人間にとって、1日3食の食事を取る必要が本当にあるのかどうか、体にかかる負担を考慮して食事内容や回数を見直す必要が出てきているのだ。 また、断食の効果を実感してより多くの時間をかけて体のメンテナンスを行いたいと感じた場合は、断食を体験できる宿泊施設でじっくり取り組むことも可能だ。 断食コース(7泊8日プラン) 「私が副施設長を務めているヒポクラティック・サナトリウムでは、普段の食事をニンジンとリンゴのジュースやショウガ湯などに置き換えて、数日間の断食体験を行っていただいています。普段から朝の食事を置き換えている人が、年に2回、1週間ほどの断食を行うために訪れる人が多いですね。1日1日をリセットするイメージで、体のメンテナンスを楽しみながら取り組んでいますよ」 コロナ禍においても、感染対策に配慮しながら運営していたヒポクラティック・サナトリウムは、来訪者が減ることはなかったのだという。石原氏は「テレワークの普及などで生活習慣病を気にする人が増えたのではないか」と話す』、「「人間の体には、血糖値を上げるホルモンが10種類以上存在しています。例えば、アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺から出るサイロキシンなどが該当します。ところが、血糖値を下げるホルモンというのは、インスリン一つしかありません。つまり、人間の体は空腹に対応する方法を知っていますが、過食に対処する術をほとんど知らないのです」、イスラム諸国では、「断食」がカレンダー上で決まっており、「断食」には合理的な理由があるようだ。
・『断食を行う上で注意すべきこと 多くの効果を期待できる断食だが、実際に断食するに当たって注意を払うべきこともある。 注意すべきは、断食明けの回復食です。断食直後に、ラーメンやチャーハンといった重たいものを食べてしまうと、逆に体の不調を招きます。おなかがすいたからといって断食明けに消化の負担が重い食事を取れば、せっかく排出した不要なものを短時間で体に取り込んでしまうことになります」 また、断食中は血糖値が上がりにくく血圧も下がり気味になるため、もともと低血糖や貧血、冷え性の人は断食を取り入れない方がいいそうだ。 「本当に危険なのは、水断食です。食事を全く取らずに水やお茶しか飲まないと、とにかく苦しくて断食を継続する気力が続きませんし、筋肉の分解が進み過ぎて代謝が働かなくなってしまい、断食の効果が得られなくなる場合も多いです。絶対に行うべきではありません」 何の栄養も取らない極端な断食を敢行して、栄養失調で倒れてしまっては元も子もない。断食のコツは、空腹を感じたときでも、体が軽く頭がさえた最高のコンディションを維持できていると「楽しむ」ことなのだそうだ。 「『ずっと断食をしなければいけない』と、強迫観念のように断食に取り組む必要はありません。ある日友人と食事を楽しみ過ぎてしまったから他の日に断食を取り入れて整えてみよう、そういったバランスで楽しみながら取り組んでほしいです」 忙しく働くビジネスマンほど、普段一生懸命働いてくれる自身の体をいたわる「断食」の時間が必要なのかもしれない。(石原新菜氏の略歴はリンク先参照)』、「「本当に危険なのは、水断食です。食事を全く取らずに水やお茶しか飲まないと、とにかく苦しくて断食を継続する気力が続きませんし、筋肉の分解が進み過ぎて代謝が働かなくなってしまい、断食の効果が得られなくなる場合も多いです。絶対に行うべきではありません」、「断食のコツは、空腹を感じたときでも、体が軽く頭がさえた最高のコンディションを維持できていると「楽しむ」ことなのだそうだ」、なるほど。
先ずは、12月30日付け日経ビジネスオンラインが掲載したライターの田村知子氏による「「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい3大原因 悩ましい「夜中のトイレ」 原因を徹底解説!」を取上げよう。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00283/091500149/
・『加齢とともにトイレが近くなってきた――そう実感している人は多いだろう。日本泌尿器科学会によると、夜間に1回以上トイレに起きる「夜間頻尿」の人は、40代以上で約4500万人。実は、国民病とされる高血圧患者よりも多いのだ。トイレのために睡眠が妨げられることで、日中の体調不良に悩む人も多い。そこで新刊書籍『尿もれ、頻尿、前立腺の本』(日経BP)の内容を基に、夜間頻尿の解決策を探っていこう』、私の「夜間頻尿」は、4~5回と酷い状態が数年続いている。ただ、トイレに行ったらすぐ寝つけるのが救いだ。
・50歳を過ぎると約6割の人が「夜中に1回以上」トイレに起きている 「夜、寝ているときにトイレに行きたくなって目覚めてしまう」「1度トイレに起きると、その後なかなか寝つけない」「就寝中に何度もトイレに起きてしまうので、熟睡できない」など、「夜中のトイレ」に関する悩みは、多くの読者にとって身近な問題ではないだろうか。 夜、寝ている間に1回以上、排尿のために起きる症状を「夜間頻尿」と呼ぶ。わが国で行われた代表的な研究(*1)によると、40代では男女ともに約4割の人に夜間頻尿があり、50代では約6割、60代では約8割、70代以上になると約9割と、年齢を重ねるごとにその割合は増えてくる。 夜中のトイレが2回以上になる夜間頻尿に限っても、60代の男性で約4割/女性で約3割、70代の男性で約6割/女性で約5割、80歳以上の男性では約8割/女性では約7割という多さだ(図1)。 *1 本間之夫ほか. 排尿に関する疫学的研究.日本排尿機能学会誌. 2003;14:266-277. (図1 夜間頻尿の頻度 はリンク先参照)』、「夜中のトイレが2回以上になる夜間頻尿」が「70代の男性で約6割」ならやむえを得ないとあきらめる他ないようだ。
・『「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい大切なこと 50代の約6割、60代では約8割。これだけ多くの人に夜間頻尿が認められると、「夜中にトイレに起きるのは、ある程度の年齢になれば仕方がない」――。そんなふうに半ばあきらめてしまっている人もいるかもしれない。 夜間頻尿は確かに、加齢に伴う生理現象の1つといえる側面もある。しかし、桜十字病院泌尿器科医長(前・国立長寿医療研究センター副院長/同センター泌尿器外科部長)の吉田正貴さんは「夜間頻尿には加齢以外にもさまざまな原因が複雑に絡み合っていることが多く、原因が1つということはまずありません」と話す。「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に、原因を探り、適切な対策を取ることで、改善する可能性は十分にあるのだ。 近年、夜間頻尿に関する知見が蓄積され、夜間頻尿の症状に効果的な新しい薬が登場したことで、2020年に「夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]」(日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会)が発行された。2009年の初版発行から11年ぶりの改訂だ。吉田さんは、この最新の診療ガイドラインの作成委員長を務めた。 ガイドラインの改訂に当たっては、泌尿器科の専門医だけでなく、一般の医師向けに診療の手順などを示した診療アルゴリズムが新たに作成されるなど、注目すべき点がいくつかある。その1つが、夜間頻尿の原因によっては、日常生活の中で実践できる具体的な行動療法(セルフケア)を重視している点だ。夜間頻尿に困っている人にとっては朗報といえるだろう(セルフケアについては第2回、第3回で詳しく紹介予定)。 こうした最新知見を上手に取り入れるためにも、まず知っておきたいのは、自分の夜間頻尿の原因だ。夜間頻尿の背景には、加齢だけでなく、前立腺肥大などの泌尿器系の病気や、不眠症など泌尿器以外の病気が影響している場合もある。自分の夜間頻尿の原因をどのように見分け、対策を取ればいいのか。吉田さんに詳しく解説していただくとともに、記事後半に掲載したセルフチェック表で、自分に当てはまる症状がないかを見ていこう』、私の場合は、「前立腺肥大」で通院していたが、状態が改善しないので、ついに医者から通院不要と言い渡された。
・『トイレに起きる回数よりも、「どれくらい困っているか」がポイント 前述したように、「夜間頻尿」は夜間の就寝中に1回以上、排尿のために起きなければいけない症状のことを言う。しかし実際には、夜中に1回トイレに起きるだけで治療を必要とするケースは少ないと、吉田さんは話す。 「最近は夜間頻尿という言葉が一般にも知られるようになり、『自分も夜中に1回はトイレに起きるから、何か問題があるのではないか』と心配して受診される人が増えました。そうした方には、それによって困っていることが特になければ、様子を見ましょうと伝えます。治療を考える目安は、トイレに起きる『回数』よりも、『どれくらい困っているか』に基づきます。『1回でもつらい』という人もいれば、『3回起きても特に問題はない』という人もいます。特にご本人が問題を感じていなければ、トイレに起きる回数が多くても、治療の対象にはなりません」(吉田さん) 就寝中に1回程度なら、まあ仕方ないと考える人も多いだろう。だがこれが2回、3回と回数が増えていき、寝不足になるなど困ることが出てくれば、何らかの対応が必要になってくる。シニア世代は特に、夜間にトイレに行くときに転倒して骨折し、寝たきりの状態につながるリスクもあると、吉田さんは指摘する。 「東北大学の研究チームの報告(*2)によれば、70歳以上の高齢者では、夜中のトイレが2回以上の人の死亡率は、1回以下の人に比べて約2倍高く、回数が増えるにつれて死亡率が高まることが分かっています」(吉田さん) シニア世代の夜間頻尿は転倒・骨折につながるリスクがある一方で、適切な対策を取れば改善する可能性が高い。また、夜間頻尿の原因によっては、セルフケアで症状が軽減する場合も多い。まずは夜間頻尿が起きている原因を考え、必要な対策を知っていこう』、「70歳以上の高齢者では、夜中のトイレが2回以上の人の死亡率は、1回以下の人に比べて約2倍高く、回数が増えるにつれて死亡率が高まる」、やはり気を付ける必要がありそうだ。
・『夜間頻尿の主な原因は「夜間多尿」「蓄尿障害」「睡眠障害」の3つ 夜間頻尿の原因は、主に3つに大別することができる。「夜間の尿の量が増える『夜間多尿』、膀胱にうまく尿がためられなくなる『蓄尿障害』、夜間によく眠れない『睡眠障害』。これらの3つの原因が重なり合って夜間頻尿を引き起こしていることが多いですね」(吉田さん) (図2 夜間頻尿の3大原因 はリンク先参照) 夜間頻尿の主な原因は、夜間多尿、蓄尿障害、睡眠障害の3つ。 これら3つの主要原因について、詳しく説明していこう』、興味深そうだ。
・『夜間多尿はホルモンの減少や水分の過剰摂取、運動不足などが影響 「夜間多尿」という言葉は耳慣れない人もいるだろう。「夜間頻尿」は夜間のトイレの頻度(回数)が基準となるが、夜間頻尿の原因の1つである「夜間多尿」は、「夜間に出る尿量が多い状態」を言う。具体的には、1日の総尿量の33%以上が就床中に出ている状態を夜間多尿と呼ぶ。つまり、本来なら昼間に出る分の尿が、夜に出てしまっているのだ。 夜間多尿は、シニア世代の夜間頻尿の原因の大部分を占めるという。なぜ、シニア世代で夜間の尿量が増えるのか。「1つには、抗利尿ホルモンと呼ばれるホルモンの減少が挙げられます。抗利尿ホルモンは通常、夜間に多く分泌されて、尿量を減らす役割を果たしています。ところがこのホルモンは、加齢とともに分泌量が少なくなるので、それに伴って、夜間に作られる尿の量が増えていくのです」(吉田さん) また、加齢や運動不足などによって下半身の筋肉が衰えたり、心臓や腎臓の機能が低下してきたりすることで血液を全身に送るポンプ機能が弱まり、血液の循環が悪くなることも、夜間の尿の量を増やす原因になる。 「血液の循環が悪くなると、下半身の血管から水分が漏れ出して、細胞の間質にたまって足がむくみます。水分がたまった状態のまま、夜になって睡眠のために横になると、重力の影響を受けなくなった水分が血管に戻ります。すると、増えた水分を減らすために尿が作られ、膀胱にたくさんたまるようになるので、尿意を感じトイレに起きやすくなります」(吉田さん)』、「加齢や運動不足などによって下半身の筋肉が衰えたり、心臓や腎臓の機能が低下してきたりすることで血液を全身に送るポンプ機能が弱まり、血液の循環が悪くなることも、夜間の尿の量を増やす原因に」、「加齢」要因ばかりはどうしようもない。
・『高血圧や糖尿病が原因で起こる夜間多尿も このほかにも、高血圧や糖尿病といった生活習慣病や、その治療薬が夜間多尿を引き起こしていたり、脳梗塞や心筋梗塞の予防のために水分を必要以上に多く飲んでいることが夜間多尿につながっていることもある。 高血圧には、塩分をため込みやすいタイプとそうでないタイプがあり、日本人は前者が多い。私たちの体には、血液中の塩分(ナトリウム)の濃度を一定に保つ機能が備わっている。そのため、塩分を多くとった場合は、尿として体外に排出される。しかし、塩分をため込みやすいタイプの高血圧の人は、塩分を多くとると、昼間に作られる尿だけでは塩分を排出しきれない。すると、残った塩分を排出するために、夜間にも尿が作られることで、夜中にトイレに起きやすくなる。 糖尿病の場合は、血液中の糖が多くなるため、体は糖を尿として排出しようとする。すると、尿の量や回数が増えて脱水状態になりやすく、のどが渇いて水分を多く飲むことで、さらに尿の量が増えてしまう。 また、高血圧の治療によく使われる「カルシウム拮抗薬」という種類の薬や、糖尿病の「SGLT2阻害薬」という種類の薬も、夜間多尿を引き起こすことがある。 高血圧や糖尿病の持病があり、夜間頻尿・夜間多尿もある場合には、まずはかかりつけ医に相談してみるといいだろう』、私の場合は「高血圧や糖尿病」は幸い該当しない。
・『夜間多尿の原因 抗利尿ホルモンの減少(夜間に作られる尿の量が増えてしまう) 心臓のポンプ機能の低下(血液の循環が悪くなり、下半身にたまった水分(むくみ)が夜間に尿として出てくる) 高血圧や糖尿病、およびその治療薬の一部 水分のとりすぎ)』、私の場合はこれも該当しない。
・『前立腺肥大症や過活動膀胱の一症状として夜間頻尿が表れる 2つ目の「蓄尿障害」は、膀胱にうまく尿がためられなくなる現象のこと。「蓄尿障害」も、加齢によって誰にでも起こり得る現象だ。腎臓で作られた尿は、膀胱にいったんためられる。加齢によって膀胱の筋肉が衰え、しなやかさが失われると、膀胱はあまり広がらなくなってしまう。その結果、ためられる尿の量が少なくなり、尿意を感じやすくなるのだ。 中高年男性に多い前立腺肥大症でも、蓄尿障害が起こる。「男性の場合は40~50代頃から前立腺が肥大してきて、尿が出にくい、尿の回数が多い、トイレに行く前に尿が漏れてしまうといった症状が出てきます。そうした症状の1つとして、夜間頻尿を訴える人がいます」(吉田さん) 夜間頻尿だけでなく、我慢できないほどの強い尿意を感じることがあったり、昼間のトイレも近かったりする場合は、過活動膀胱が原因になっている可能性もある。過活動膀胱は、膀胱や排尿に関する筋肉の衰えなどが原因で、少量の尿がたまった状態でも膀胱が過度に収縮して尿意を感じてしまう病気だ。男女ともに40代頃から起こってきて、加齢とともに増えてくる』、私は「前立腺肥大症」だ。
・『加齢や睡眠の病気で眠りが浅く、尿意で目覚めたと勘違いする 夜間頻尿の3つ目の原因が、「睡眠障害」だ。年齢を重ねてくると誰でも、睡眠はある程度、浅くなったり、短くなったりする。日中の活動量が減ったり、睡眠に関するホルモンの分泌量が低下したりするためだ。睡眠が浅いために夜中に目が覚めて、「尿意を感じて目が覚めた」と勘違いしているケースも見受けられるという。 加齢以外にも「睡眠障害」を起こす病気はあり、それらが原因で夜中に何度も目が覚め、トイレに行くことで結果として「夜間頻尿」になってしまうこともある。 「例えば、いびきをかきながら呼吸が一時的に止まってしまう『睡眠時無呼吸症候群』、脚にむずむずするような不快な感覚が生じる『むずむず脚症候群』、睡眠中に足の指や足首、膝などが勝手に動いてしまう『周期性四肢運動障害』といった病気は、夜間頻尿のリスク因子に挙げられます。これらの病気が夜間頻尿を引き起こしている場合には、その病気の治療をすることで、夜間の眠りが改善されて、夜間頻尿もよくなることがあります」(吉田さん)』、かつては『睡眠時無呼吸症候群』だったようだが、現在は自然に治っているようだ。
・『あなたの夜間頻尿はどのタイプ? 該当する項目をチェック! 夜間頻尿にはさまざまな原因があることがお分かりいただけただろうか。 ではここで、自身の夜間頻尿の原因を推測できるセルフチェックを行ってみよう。該当する項目が多いほど、その原因が夜間頻尿を引き起こしている可能性が高いと考えられる。ただし、これはあくまで原因を探るためのセルフチェックなので、夜間頻尿で仕事や生活に支障があったり、夜間頻尿以外に排尿時の痛みや不快感がある、血尿が出るといった症状があれば、まず泌尿器科を受診してほしい。 ○「夜間多尿」が原因の場合に見られることが多い症状(昼間の1回分の尿の量と、夜間の1回分の尿の量を比べてみて、昼間と同じくらいの量かそれ以上の量が出ている 夕方になると足のすねやふくらはぎがむくむ。夜間に2~3回以上トイレに行くと、朝はむくみがほとんどとれている 1日に1.5リットル以上の水分をとっている(食事に含まれる水分は除く) ○「蓄尿障害」が原因の場合に見られることが多い症状(前立腺肥大症や過活動膀胱と診断されている 男性で「尿の出が悪い」「残尿感がある」「昼夜を問わずよくトイレに行きたくなる」「尿を漏らすことがある」といった尿トラブルがある 男女ともに「突然、我慢できないほどの強い尿意が起こる」ことが週1回以上ある ○「睡眠障害」が原因の場合に見られることが多い症状(「就寝中にいびきをかいて、呼吸が一時的に止まることがある」「夕方以降に脚にむずむずするような不快な感覚がある」「睡眠中に足の指や足首、膝などが勝手に動く」のいずれかの症状がある 眠ってから3時間以内にトイレに起きる 夜、トイレに起きたあと、1時間以上眠れない (監修:吉田正貴氏)) さて、どの原因の項目に多くチェックが入っただろうか。先述した通り、夜間頻尿は複数の要因が絡み合っていることが多く、いずれも複数のチェックが入った人も多いかもしれない。その場合は、それぞれの原因に対処していく必要がある。その際は、夜間多尿と、それ以外の原因に分けて考えることが大切になる。 「夜間多尿が原因の場合は、生活習慣を見直すセルフケアで、症状の改善が期待できます。蓄尿障害や睡眠障害、それ以外の病気の影響がある場合などは、その病気の治療に加えて、夜間頻尿の症状を軽減する食事や水分のとり方をすると効果的です」(吉田さん) 次回、第2回(困った夜間頻尿 解決のカギは「夕方の足のむくみ」解消!)は「夜間多尿」にフォーカスして、夜間の尿量をより詳しく調べるための方法や、「夕方の足上げ」など、診療ガイドラインでも推奨されているセルフケアの方法を紹介する。そして、第3回(夜間頻尿を減らす「薬」「睡眠」「水分・塩分」のポイント)では、夜間頻尿を引き起こすさまざまな病気や治療の影響のほか、夜間頻尿全般に効果的な食習慣について解説していく』、「第2回(困った夜間頻尿 解決のカギは「夕方の足のむくみ」解消!)は「夜間多尿」にフォーカスして、夜間の尿量をより詳しく調べるための方法や、「夕方の足上げ」など、診療ガイドラインでも推奨されているセルフケアの方法を紹介する」、「第3回(夜間頻尿を減らす「薬」「睡眠」「水分・塩分」のポイント)では、夜間頻尿を引き起こすさまざまな病気や治療の影響のほか、夜間頻尿全般に効果的な食習慣について解説」、いずれも興味深そうだ。
次に、12月30日付け日経ビジネスオンライン「尿漏れ、頻尿、男のチョイ漏れ… 誰もが悩む尿トラブル 単なる老化現象ではない! 人には言いづらい尿の悩み」を紹介しよう。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00283/090800146/
・『しょっちゅうトイレに行きたくなる、ふとしたはずみに漏らしてしまう、夜中にトイレのために起きる…。そんな尿の悩みを、実に多くの中高年が抱えています。尿の悩みは人に相談しづらく、「ある程度の年齢になれば仕方のない」と諦めている人も少なくないでしょう。そこで、新刊書籍『尿もれ、頻尿、前立腺の本』(日経BP)の内容を基にその解決策を探っていきましょう。今回は、特に悩んでいる人が多い「頻尿」「尿漏れ」について、日本大学医学部泌尿器科学系主任教授の高橋悟さんによる解説を紹介します』、興味深そうだ。
・『尿の悩みを「単なる老化現象」で片づけてはいけない 「頻繁にトイレに行きたくなる」「急に尿意を感じて、トイレに駆け込む」「ふとしたはずみに尿が漏れてしまう」「排尿後に尿がジワッと漏れてズボンにシミができることがある」「夜中にトイレのために目が覚めてしまう」 中高年になると、こうした「頻尿」や「尿漏れ」などの尿トラブルを経験する人が増えてきます。日本排尿機能学会が2002年に40歳以上の日本人を対象に実施した調査では、日中に8回以上トイレに行く人は2人に1人、夜中に1回以上トイレに行く人は3人に2人という結果になっています(*1)。 尿にまつわる不調やトラブルはそれほど身近である一方、人にはなかなか相談しづらく、受診もためらいがちです。「ある程度の年齢になれば仕方のないこと」とあきらめてしまっている人も少なくありません。 しかし、頻尿や尿漏れは加齢が原因の一つとなってはいるものの、単なる老化現象ではありません。頻尿や尿漏れはれっきとした病気であり、症状に合わせたセルフケアや治療を行うことで改善が期待できます。 頻尿や尿漏れを放置していると、徐々に悪化していきます。尿トラブルが気になって仕事に集中できなくなったり、外出を控えるようになったりと、QOL(Quality of Life:生活の質)の低下にもつながります。また、尿トラブルの中には、膀胱(ぼうこう)がんや前立腺がんなど、命に関わるような別の病気が隠れていることもあります。頻尿や尿漏れで悩んだり困ったりしているなら、怖い病気を見つけるためにも早めに対処することが重要です。 頻尿・尿漏れといってもさまざまなタイプがあるので、まずはその種類や特徴を知っておきましょう』、興味深そうだ。
・『尿トラブルの中でも特に多い「頻尿」 頻繁にトイレに行きたくなる「頻尿」や、ふとしたはずみに尿が漏れてしまう「尿漏れ(尿失禁)」は、いずれも膀胱に尿がうまくためられなくなることで起こることから、「蓄尿症状」と呼ばれます。 頻尿と尿漏れはそれぞれ別の病態ですが、同じ蓄尿症状であることからも密接な関わりがあり、原因が絡み合っていることが多いものです。実際、尿漏れがある人の多くに、頻尿も見られます。そのため、対策の中には共通するものもあります。 頻尿は、朝起きてから就寝までの排尿が8回以上、夜間の就寝後の排尿が1回以上と定義されています。先ほども紹介した日本排尿機能学会の調査によると、40代以上で昼間頻尿がある人は約3300万人、夜間頻尿がある人は約4500万人と推測されており、ほかの尿トラブルと比べても特に多いことが分かります』、私の場合、「夜間頻尿」だけでなく、「昼間頻尿」もある。
・『「頻尿」は男女とも多いトラブル 40歳以上の男女を対象にした日本排尿機能学会の調査の結果。昼間頻尿は日中に8回以上、夜間頻尿は夜中に1回以上、トイレに行く場合。そのほかの症状は週1回以上。(出典:日本排尿機能学会誌. 2003;14(2):266-277. を基に作成) ただ、排尿の回数には個人差があり、昼間に8回以上、夜間に1回以上トイレに行くことがあっても、本人が困ったり悩んだりしていなければ、基本的には心配は要りません。もちろん、困っていなければ病院に行く必要もないでしょう。 しかし実際には、昼間に10回以上、夜間に2回以上の排尿があると、日常生活に何らかの影響が出てくることが多いようです。一方、1日の排尿回数が8回以下でも、本人が困っていれば頻尿と考えます。 夜間頻尿は40代で約4割、50代で約6割、60代で約8割、70代以上で約9割と、加齢とともに増えていきます。還暦を迎えた私自身も、週に1~2回は夜中にトイレに起きるようになりました。とはいえ、夜間頻尿の原因は加齢だけではありません。 夜間頻尿の主な原因は3つあります。1つめは夜間の尿の量が増える「夜間多尿」、2つめは膀胱に尿がうまくためられなくなる「蓄尿障害」、3つめは眠りが浅いなどの「睡眠障害」です。頻尿が夜間だけの場合は、夜間多尿や睡眠障害が原因となっていることが多く、蓄尿症状としての頻尿とは性質が異なります(参考記事「『夜間頻尿は年のせい』とあきらめる前に知っておきたい3大原因」)。 夜間頻尿だけでなく昼間の頻尿もある場合は、男女ともに「過活動膀胱」の影響も考えられます。日本排尿機能学会の調査から推測すると、過活動膀胱の人は現在では1000万人以上いると見られます。過活動膀胱は膀胱に尿を十分にためられなくなる病気で、そのために急に強い尿意を感じたり(尿意切迫感)、トイレまで我慢できずに尿が漏れてしまったり(切迫性尿失禁)、頻尿の症状が出たりします。 男性の場合は40~50代になってくると前立腺が肥大してきますが、この前立腺肥大症により尿道が圧迫されて尿が出にくくなることで、頻尿や尿漏れなどの尿トラブルが起こってきます。前立腺肥大症の約半数の人は、過活動膀胱を合併しているといわれています。 頻尿の原因にはそのほか、膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染で膀胱の知覚神経が刺激される場合や、膀胱や尿道には問題がないのに、緊張や不安などから頻繁にトイレに行ってしまう心因性の場合があります』、私の場合、「前立腺肥大症の約半数の人は、過活動膀胱を合併しているといわれています」、多分、「過活動膀胱を合併」しているのだろう。
・『「尿漏れ」は女性に多く、男性特有の「チョイ漏れ」も 尿失禁(いわゆる「尿漏れ」)は、自分の意志とは関係なく、尿が漏れてしまう状態です。尿失禁で最も多いのは「機能性尿失禁」と呼ばれるもので、排尿の機能には問題がなく、脳の認知機能や身体の運動機能の問題によって起こります。機能性尿失禁は認知症や日常生活動作(Activities of Daily Living = ADL)の低下などで介護が必要な人に見られることがほとんどです。 一方、一般の人の尿漏れは、4つのタイプに分けられます。 尿漏れの4つのタイプ(○腹圧性尿失禁 … おなかに力が入ったときに、不意に起こる尿漏れ ○切迫性尿失禁 … 尿意が我慢できずに漏らしてしまう状態 ○混合性尿失禁 … 腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の両方がある状態 ○溢流(いつりゅう)性尿失禁 … 排尿障害によって、尿意とは関係なく、尿があふれ出てくる) 「腹圧性尿失禁」は、せきやくしゃみをしたり、笑ったり、重いものを持ち上げたりしておなかに力が入ったときに、不意に起こる尿漏れです。「切迫性尿失禁」は、尿意を我慢できずに漏らしてしまう状態です。腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が合併している場合は、「混合性尿失禁」と呼ばれます。 女性に多い「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」 これら3つのタイプの尿漏れは、閉経後の50代以上の女性に多く見られます。尿漏れに悩む女性が10人いた場合、腹圧性尿失禁が5人、混合性尿失禁が3人、切迫性尿失禁が2人の割合になるといわれています。つまり、尿漏れに悩む女性の8割は、腹圧性尿失禁があることになります。 腹圧性尿失禁は、40歳以上で肥満気味の女性や、2回以上の出産(産道となる膣を経て出産する経膣分娩)の経験がある場合によく見られます。主な原因は、妊娠・出産、女性ホルモンの減少などにより、膀胱や尿道を支える骨盤底筋群が緩むことと、尿道を締める尿道括約筋の機能が低下することが挙げられます。男性で腹圧性尿失禁が起きるのは、前立腺がんの手術後など限定的です。 切迫性尿失禁は、先ほども少し触れましたが、過活動膀胱の症状の一つです。我慢できないほどの強い尿意切迫感があり、実際に尿を漏らしてしまうと、切迫性尿失禁になります。切迫性尿失禁は男女ともに加齢に従って増えてくる傾向がありますが、女性の方が尿道が短いため、女性に多く見られます。過活動膀胱の有病率に男女差はほとんどないものの、切迫性尿失禁がある割合は、女性の方が高いといわれています。 「溢流性尿失禁」は、一般にはあまりないタイプで、高度な排尿障害をともなうことが多い尿漏れです。「溢流」とは、あふれ出てくる状態を表します。排尿がしづらいために、膀胱に尿がたまって残尿が多くなり、膀胱の容量を超えた尿があふれてきます。 溢流性尿失禁では、尿意がよく分からない、残尿感がある、おなかに力を入れていきまないと尿が出ない、尿に勢いがないといった症状があります。男性の場合は前立腺肥大症、女性の場合は骨盤内にある膀胱や子宮、直腸が垂れ下がる骨盤臓器脱と呼ばれる状態などにより、尿道や膀胱の出口が詰まって膀胱に尿がたまることが原因で起こります。そのほか、骨盤内にある臓器の手術で膀胱の神経が傷ついたり、糖尿病で末梢(まっしょう)神経がまひしたりすることでも、溢流性尿失禁が起こることがあります。 このほかに、男性特有の「排尿後尿滴下」という尿漏れもあります。これはいわゆる“チョイ漏れ”と呼ばれるもので、尿を出し切ったつもりでも、そのあとすぐに、下着の中でジワッと尿が漏れてくる現象です。40代以上になると起こりやすくなってきます。 排尿後尿滴下は、厳密には排尿症状である尿失禁ではなく、「排尿後症状」に分類されます。ただ、排尿後尿滴下に悩む男性は非常に多いため、尿漏れの一種として考えて差し支えないでしょう。 このように、頻尿や尿漏れにはさまざまなタイプと特徴があることがお分かりいただけたと思います。次回は、頻尿や尿漏れの原因になる過活動膀胱や、尿漏れに関わる骨盤底筋群や尿道括約筋について詳しく解説していきます。また、男性と女性の尿トラブルの特徴についても、次回以降にご紹介します』、「男性特有の「排尿後尿滴下」という尿漏れ」は、夏など薄い色のズボンを穿いていたので、目立ってきまり悪い思いをした。
第三に、本年1月1日付けダイヤモンド・オンライン「「断食」がなぜビジネスパーソンに人気?痩せるだけではない驚きの効果」を紹介しよう。
https://diamond.jp/articles/-/314001
・『近年、体調を整える手段として注目を集めつつある「断食」。食を断つという言葉からダイエットに効果があることは想像に難くないが、他にも多くのメリットがあるという。忙しい社会人でも生活に取り入れることは難しくないという断食の効果や具体的な方法について、イシハラクリニック副院長の石原新菜氏に話を聞いた』、興味深そうだ。
・『過食気味な現代人が断食で得られる効果 「食事は3食」。このような固定観念に、とらわれてはいないだろうか。時間のない現代人の食生活は、高カロリー・高タンパク・高脂肪なメニューになりがちで、血液や腸内環境の悪化や免疫力・代謝の低下といった体の不調につながってしまうことが多い。 イシハラクリニック副院長の石原新菜氏によると、食事という行為にかかる体の負担は、一般人が想像するよりもはるかに重いのだという。 「例えば、ステーキを食べるという行為一つとっても、体内では多くの器官が働いています。口内で小さく分解された肉は、胃の中で胃酸に含まれるタンパク分解酵素によってドロドロに溶けていきます。さらに十二指腸で、胆汁やすい液によって細かく消化され、ようやく小腸のひだで吸収されて血液中に運ばれるのです」 また、肉を食べると体内から排出すべきアンモニアも発生するため、消化吸収に加えて排出まで行うべく、体内の各器官がフル稼働する。 「断食を行うと、消化時に負担のかかる体内の器官を休めてメンテナンスする時間を確保できます。断食中は、血液内に残存した余分な糖や脂肪をエネルギーとして使っていくため、断食によって血糖値や中性脂肪、コレステロールの値の低下が期待できます」 さらに、断食によってデトックス効果も期待できるそうだ。 「デトックスとは、毒素や便・尿、汗といった体に必要のないものを排出すること。消化吸収に血液を稼働させる必要がなくなるため、その分排せつに関わる臓器の血流が良くなります。すると、体内にたまっていた不要なものを体の外に出して、スッキリときれいにしてくれるのです」』、「ステーキを食べるという行為一つとっても、体内では多くの器官が働いています。口内で小さく分解された肉は、胃の中で胃酸に含まれるタンパク分解酵素によってドロドロに溶けていきます。さらに十二指腸で、胆汁やすい液によって細かく消化され、ようやく小腸のひだで吸収されて血液中に運ばれるのです」 また、肉を食べると体内から排出すべきアンモニアも発生するため、消化吸収に加えて排出まで行うべく、体内の各器官がフル稼働する。 「断食を行うと、消化時に負担のかかる体内の器官を休めてメンテナンスする時間を確保できます。断食中は、血液内に残存した余分な糖や脂肪をエネルギーとして使っていくため、断食によって血糖値や中性脂肪、コレステロールの値の低下が期待できます」 さらに、断食によってデトックス効果も期待できる」、「断食」の効果が理解できた。
・『オートファジーや長寿遺伝子 最も効果的な断食の時間とは 2016年、「オートファジー」の働きを解明した大隅良典・東京工業大学栄誉教授のノーベル生理学・医学賞受賞は、断食に注目が集まる大きな契機となった。 「オートファジーは、血液中の栄養素が少なくなると細胞中のタンパク質を一度壊して再活用するという働きです。オートファジーによって全身の細胞で若返りが起こるため、認知症の予防やパーキンソン病といった神経変性疾患と呼ばれる病気に対して効果があるとされています」 オートファジーは、食事による栄養の補給を断つことで働く。また“長寿遺伝子”が活性化するには30~40%摂取カロリーの減少が必要だ、と石原氏は語る。 「2000年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が発見したサーチュイン遺伝子が、長寿遺伝子と呼ばれる遺伝子です。この遺伝子が活性化すると、老化を抑える効果が期待できるとされています」 断食には、細胞の若返りや長寿につながるなど多くのメリットがありそうだが、それでは、日常に断食を取り入れる場合、断食の時間はどのくらいの長さを目安とすれば良いのだろうか。 「男性のビジネスパーソンを想定すると、12時間以上空けられると良いでしょう。最も望ましいのは16時間近く空けることですが、仕事の付き合いなどで夜の食事を抜くのは難しいという人も多いと思います。そういう人には朝食を野菜ジュースなどに置き換えることを薦めています」 例えば、夜8時に食事を取り、朝は野菜ジュースを飲む、昼の12時にそばやうどんといった軽めの食事。そして、夜はまた普通の食事を取るという生活リズムが、最も継続しやすいのだそうだ。 「週に1度、朝食を野菜ジュースや具なしのみそ汁などに置き換えるだけでも、断食の効果は期待できます。もちろん、続けられる人は毎朝の食事を置き換えると、より効果が実感できると思いますよ」 そもそも人間の体は、空腹に対処する機能を備えているのだと石原氏は語る。 「人間の体には、血糖値を上げるホルモンが10種類以上存在しています。例えば、アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺から出るサイロキシンなどが該当します。ところが、血糖値を下げるホルモンというのは、インスリン一つしかありません。つまり、人間の体は空腹に対応する方法を知っていますが、過食に対処する術をほとんど知らないのです」 食べ過ぎに適応していない人間にとって、1日3食の食事を取る必要が本当にあるのかどうか、体にかかる負担を考慮して食事内容や回数を見直す必要が出てきているのだ。 また、断食の効果を実感してより多くの時間をかけて体のメンテナンスを行いたいと感じた場合は、断食を体験できる宿泊施設でじっくり取り組むことも可能だ。 断食コース(7泊8日プラン) 「私が副施設長を務めているヒポクラティック・サナトリウムでは、普段の食事をニンジンとリンゴのジュースやショウガ湯などに置き換えて、数日間の断食体験を行っていただいています。普段から朝の食事を置き換えている人が、年に2回、1週間ほどの断食を行うために訪れる人が多いですね。1日1日をリセットするイメージで、体のメンテナンスを楽しみながら取り組んでいますよ」 コロナ禍においても、感染対策に配慮しながら運営していたヒポクラティック・サナトリウムは、来訪者が減ることはなかったのだという。石原氏は「テレワークの普及などで生活習慣病を気にする人が増えたのではないか」と話す』、「「人間の体には、血糖値を上げるホルモンが10種類以上存在しています。例えば、アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺から出るサイロキシンなどが該当します。ところが、血糖値を下げるホルモンというのは、インスリン一つしかありません。つまり、人間の体は空腹に対応する方法を知っていますが、過食に対処する術をほとんど知らないのです」、イスラム諸国では、「断食」がカレンダー上で決まっており、「断食」には合理的な理由があるようだ。
・『断食を行う上で注意すべきこと 多くの効果を期待できる断食だが、実際に断食するに当たって注意を払うべきこともある。 注意すべきは、断食明けの回復食です。断食直後に、ラーメンやチャーハンといった重たいものを食べてしまうと、逆に体の不調を招きます。おなかがすいたからといって断食明けに消化の負担が重い食事を取れば、せっかく排出した不要なものを短時間で体に取り込んでしまうことになります」 また、断食中は血糖値が上がりにくく血圧も下がり気味になるため、もともと低血糖や貧血、冷え性の人は断食を取り入れない方がいいそうだ。 「本当に危険なのは、水断食です。食事を全く取らずに水やお茶しか飲まないと、とにかく苦しくて断食を継続する気力が続きませんし、筋肉の分解が進み過ぎて代謝が働かなくなってしまい、断食の効果が得られなくなる場合も多いです。絶対に行うべきではありません」 何の栄養も取らない極端な断食を敢行して、栄養失調で倒れてしまっては元も子もない。断食のコツは、空腹を感じたときでも、体が軽く頭がさえた最高のコンディションを維持できていると「楽しむ」ことなのだそうだ。 「『ずっと断食をしなければいけない』と、強迫観念のように断食に取り組む必要はありません。ある日友人と食事を楽しみ過ぎてしまったから他の日に断食を取り入れて整えてみよう、そういったバランスで楽しみながら取り組んでほしいです」 忙しく働くビジネスマンほど、普段一生懸命働いてくれる自身の体をいたわる「断食」の時間が必要なのかもしれない。(石原新菜氏の略歴はリンク先参照)』、「「本当に危険なのは、水断食です。食事を全く取らずに水やお茶しか飲まないと、とにかく苦しくて断食を継続する気力が続きませんし、筋肉の分解が進み過ぎて代謝が働かなくなってしまい、断食の効果が得られなくなる場合も多いです。絶対に行うべきではありません」、「断食のコツは、空腹を感じたときでも、体が軽く頭がさえた最高のコンディションを維持できていると「楽しむ」ことなのだそうだ」、なるほど。
タグ:私の場合はこれも該当しない。 私の場合は「高血圧や糖尿病」は幸い該当しない。 「加齢や運動不足などによって下半身の筋肉が衰えたり、心臓や腎臓の機能が低下してきたりすることで血液を全身に送るポンプ機能が弱まり、血液の循環が悪くなることも、夜間の尿の量を増やす原因に」、「加齢」要因ばかりはどうしようもない。 「70歳以上の高齢者では、夜中のトイレが2回以上の人の死亡率は、1回以下の人に比べて約2倍高く、回数が増えるにつれて死亡率が高まる」、やはり気を付ける必要がありそうだ。 私の場合は、「前立腺肥大」で通院していたが、状態が改善しないので、ついに医者から通院不要と言い渡された。 「夜中のトイレが2回以上になる夜間頻尿」が「70代の男性で約6割」ならやむえを得ないとあきらめる他ないようだ。 私の「夜間頻尿」は、4~5回と酷い状態が数年続いている。ただ、トイレに行ったらすぐ寝つけるのが救いだ。 『尿もれ、頻尿、前立腺の本』(日経BP) 田村知子氏による「「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい3大原因 悩ましい「夜中のトイレ」 原因を徹底解説!」 日経ビジネスオンライン 健康 (その26)(「夜間頻尿は年のせい」とあきらめる前に知っておきたい3大原因 悩ましい「夜中のトイレ」 原因を徹底解説!、尿漏れ 頻尿 男のチョイ漏れ… 誰もが悩む尿トラブル 単なる老化現象ではない! 人には言いづらい尿の悩み、「断食」がなぜビジネスパーソンに人気?痩せるだけではない驚きの効果) 私は「前立腺肥大症」だ。 かつては『睡眠時無呼吸症候群』だったようだが、現在は自然に治っているようだ。 「第2回(困った夜間頻尿 解決のカギは「夕方の足のむくみ」解消!)は「夜間多尿」にフォーカスして、夜間の尿量をより詳しく調べるための方法や、「夕方の足上げ」など、診療ガイドラインでも推奨されているセルフケアの方法を紹介する」、「第3回(夜間頻尿を減らす「薬」「睡眠」「水分・塩分」のポイント)では、夜間頻尿を引き起こすさまざまな病気や治療の影響のほか、夜間頻尿全般に効果的な食習慣について解説」、いずれも興味深そうだ。 日経ビジネスオンライン「尿漏れ、頻尿、男のチョイ漏れ… 誰もが悩む尿トラブル 単なる老化現象ではない! 人には言いづらい尿の悩み」 私の場合、「夜間頻尿」だけでなく、「昼間頻尿」もある。 私の場合、「前立腺肥大症の約半数の人は、過活動膀胱を合併しているといわれています」、多分、「過活動膀胱を合併」しているのだろう。 「男性特有の「排尿後尿滴下」という尿漏れ」は、夏など薄い色のズボンを穿いていたので、目立ってきまり悪い思いをした。 ダイヤモンド・オンライン「「断食」がなぜビジネスパーソンに人気?痩せるだけではない驚きの効果」 「ステーキを食べるという行為一つとっても、体内では多くの器官が働いています。口内で小さく分解された肉は、胃の中で胃酸に含まれるタンパク分解酵素によってドロドロに溶けていきます。さらに十二指腸で、胆汁やすい液によって細かく消化され、ようやく小腸のひだで吸収されて血液中に運ばれるのです」 また、肉を食べると体内から排出すべきアンモニアも発生するため、消化吸収に加えて排出まで行うべく、体内の各器官がフル稼働する。 「断食を行うと、消化時に負担のかかる体内の器官を休めてメンテナンスする時間を確保できます。断食中は、血液内に残存した余分な糖や脂肪をエネルギーとして使っていくため、断食によって血糖値や中性脂肪、コレステロールの値の低下が期待できます」 さらに、断食によってデトックス効果も期待できる」、「断食」の効果が理解できた。 「「人間の体には、血糖値を上げるホルモンが10種類以上存在しています。例えば、アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺から出るサイロキシンなどが該当します。ところが、血糖値を下げるホルモンというのは、インスリン一つしかありません。つまり、人間の体は空腹に対応する方法を知っていますが、過食に対処する術をほとんど知らないのです」、イスラム諸国では、「断食」がカレンダー上で決まっており、「断食」には合理的な理由があるようだ。 「「本当に危険なのは、水断食です。食事を全く取らずに水やお茶しか飲まないと、とにかく苦しくて断食を継続する気力が続きませんし、筋肉の分解が進み過ぎて代謝が働かなくなってしまい、断食の効果が得られなくなる場合も多いです。絶対に行うべきではありません」、「断食のコツは、空腹を感じたときでも、体が軽く頭がさえた最高のコンディションを維持できていると「楽しむ」ことなのだそうだ」、なるほど。